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令和 4年第4回定例会 (第1号12月 5日)

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  1. 高野町議会 2022-12-05
    令和 4年第4回定例会 (第1号12月 5日)


    取得元: 高野町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-15
    令和 4年第4回定例会 (第1号12月 5日)                令和4年         第4回高野町議会定例会会議録(第1号)        第1日(令和4年12月5日 月曜日)          午前10時04分 開会     第 1 会議録署名議員の指名について     第 2 会期の決定について     第 3 諸般の報告     ***町長行政報告並びに提案理由説明*** 2 出席議員(9名)    1番 松 谷 順 功         2番 大 谷 保 幸    3番 大 上 浩 志         4番 菊 谷   元    5番 新 谷 英一郎         6番 中 迫 義 弘    7番 中 前 好 史         8番 大 西 正 人   10番 﨑 山 文 雄 3 欠席議員(1名)    9番 負 門 俊 篤
    4 事務局職員出席者   事務局長  中 西   健   書記    倉 本 文 和 5 説明のため出席した者の職氏名   町長        平 野 嘉 也   副町長       西 上 邦 雄   教育長       西 岡   敬   会計課長      辻 本 寛 美   企画公室長     辻 本 和 也   総務課長補佐    倉垣内 弘 晃   観光振興課長    茶 原 敏 輝   福祉保健課長    尾 家 和 代   建設課長      苗 代   勝   生活環境課長    小 西 敏 嗣   診療所事務長    苗 代 千 春   消防長       井 上 哲 也   教育次長      田 中 宏 人   富貴支所長     岡 本 哲 明                午前10時04分 開会 ○議長(松谷順功) 皆さん、おはようございます。  開会に先立ちまして、今定例会の運営について申し上げます。今定例会におきましても、新型コロナウイルス感染予防のため、マスクを着用することといたします。また、発言については、町長並びに教育長は登壇の上、発言をお願いしますが、その他執行部及び議員は、原則、自席にて発言することといたします。後日、録画配信を視聴される皆様には御迷惑をおかけすることになりますが、御理解いただきますようお願い申し上げます。  それでは、ただいまから令和4年第4回高野町議会定例会を開会します。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録の署名議員は、会議規則第126条の規定により、議長において、8番大西君、10番﨑山君を指名します。  日程第2、会期の決定についてを議題とします。  本定例会の会期は、本日から12月16日までの12日間としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  よって、会期は本日から12月16日までの12日間と決定いたしました。  お諮りします。議事の都合により、12月6日、7日、8日、9日、12日は本会議を休会としたいと思います。これに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  したがって、12月6日、7日、8日、9日、12日は本会議を休会とすることに決定しました。  日程第3、諸般の報告を行います。  地方自治法第121条の規定により、本定例会の説明のため出席を求めた者は、町長並びに教育長であります。  高野町監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納監査報告については、お手元に配付の報告書をもって報告とします。  当局からの報告事項はありませんか。  西上副町長。 ○副町長(西上邦雄) おはようございます。  本日の定例会に、総務課長の古倉ですが、所用のため欠席をさせていただいておりまして、代理としまして総務課長補佐倉垣内弘晃が出席しておりますので、報告申し上げます。 ○総務課長補佐倉垣内弘晃) お願いします。 ○議長(松谷順功) ほかに当局からの報告事項はありませんか。 〇当局(「なし」) ○議長(松谷順功) なしと認めます。  これをもって諸般の報告を終わります。  平野町長に、行政報告並びに提案理由の説明を求めます。  平野町長。 ○町長(平野嘉也) 皆様、おはようございます。  このたび令和4年第4回高野町定例会の御案内を申し上げましたところ、議員の皆様におかれまして御出席賜りまして、誠にありがとうございます。後ほど説明させていただきますが、今回の案件は、承認1件、議案18件、人事諮問1件であります。どうぞよろしくお願い申し上げます。  ただいま210回臨時国会が、10月3日招集、69日間の会期となって開会されております。今国会では、電気・ガス料金などの物価高への対応を柱とする総合経済対策を盛り込んだ2022年度第2次補正予算の成立の見込みとなっております。ウクライナ危機による世界的なエネルギーの価格の高騰、またインバウンド訪日旅行客)の需要復活のための観光支援や、出産・子育て支援なども大きく盛り込まれております。本町としましては、これらの施策をしっかり注視した中で進めていきたい、そういう所存でございます。  また、11月10日告示の和歌山県知事選挙の全体の投票率は、県全体での39.86%に対し、高野町では65.08%、県内の中では上位5位というような高い投票率をいただくことになりました。全体では投票率が年々低下している中ではございますが、本町におきましては3回連続ですね、12年かかっておりますけど、県知事選挙の投票率は上昇し続けております。これも町民の皆様の県政に対する関心の高さ、また町内の皆様による、役場でいえば選挙の広報とか、また町の皆さんでは選挙にしっかり行かなければならないという意識の高さが表れているのかなというふうにも思いますので、今後、岸本県政と様々な課題について連携してまいりたいというふうに考えています。  さて、10月11日から、海外からのお客様の入国制限も解除されて、高野町でも海外からのお客様も増えているように見受けられます。今後は、徐々にではありますが、コロナ前の状況に戻るのではないかと期待しておるところでございます。  今までコロナ対策を担当していた西村経済再生担当大臣山際経済再生担当大臣に、町のほうから、私のほうから要望させていただいた案件の中で、緊急承認を活用すること、また感染症法上での分類分け、2類から5類にするなど、そういった積極的な出口戦略を出してほしいという要望をたびたび出してきております。今回、改正感染症法の中の附則で、分類を検討するというような文言が盛り込まれていることにより、この2類から5類へという議論が本格化してくるものだというふうに思います。また、緊急承認の制度を使って塩野義製薬のお薬も認められて、今後の対応がさらに進んでいくものなのかなというふうにも思っております。引き続き、政府等には出口戦略をしっかり示すように求めてまいりたいというふうに思います。  その中、しかしながら全国では感染者が増加傾向というようなことであり、第8波の警戒も引き続きしていかなければなりません。新型コロナウイルス感染症対策は引き続き多くの皆様には徹底していただいて、町民の皆様にも啓発するのは当然のことではございますが、お越しいただくお客様を安心して、安全にお迎えできるように取り組んでまいりたいというふうに思っております。  このようなことも踏まえて、本町では5回目のワクチンの接種も始まっておりまして、迅速に対応すべく、関係機関と連携を密にし取り組んでいる最中でございます。  また、今現在、本町では新年度に向けた予算編成の真っ最中でございます。予算編成方針に当たり、4月の町長選挙の公約が反映されているか、それを最優先に考えて、学びの交流拠点整備事業を中心に、各事業を展開できるように考えてまいりたいというふうに思います。年明けには各課から出された予算要求書の査定が始まりますが、新規事業継続事業を含め、検討や見直しを進め、町民の皆様に必要な事業を精査し、3月の議会に予算案を提案したいというふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  次に、10月から12月の主な取組事項を報告させていただきます。  行政報告会は9月の27日から開始させていただきまして、周辺集落周辺地区には9地区、11月に入って高野山地区で3回実施させていただきました。今年もオンラインの開催ということで、感染に配慮した対応をしておるところでございます。集落と役所の中でいろいろな課題もいただきました。また、いろいろな情報交換もさせていただきました。満額回答というものはなかなかしづらいところもございますが、今後の町施策の中に生かしていきたいというふうに思っておるところでございます。  続いて、中国福建省福州市鼓楼区との交流については、令和4年の12月23日の日に締結式を目指して様々な交流を実施しておるところでございます。その関連で、12月2日には花坂小学校とのオンライン交流会、鼓楼区と花坂小学校とのオンライン交流会をして、また来年の1月から2月中に高野山小学校とのオンライン交流会を実施していく予定でございます。  続いて、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金についてでございますが、9月下旬に各世帯主様宛てに郵送した生活支援緊急対策助成金の振込が10月より開始しております。まだこの事業に関しての振込の届ける申請は非常にまだまだ少ないと聞いております。期限は2月28日まででございますので、どうぞ御利用していただきたいなというふうに思っておるところでございます。  新型コロナウイルスワクチン接種につきましては、10月の12日からオミクロン対応の2価ワクチンの接種を開始しております。最も多い方でもう5回目の案内も行っている状況となっております。感染対策を考える中で、ぜひワクチンの接種を進めていきたいというふうに考えております。  観光関連で行った内容としまして、交通実証事業を開催させていただきました。10月29日、30の2日間。国の補助金も活用して、大門南駐車場防災ヘリポートを活用し、繁忙期の駐車場不足、また渋滞解消を目的とした交通実証実験をさせていただきました。今後は、2034年の弘法大師御入定1200年の御遠忌に向けて、まちを挙げて検討するきっかけになったのではないのかなというふうにも思っております。詳細は担当のほうからまた報告があると思います。  交流広場も3年ぶりに開催することができました。11月3日、コロナ感染症の蔓延を受けて3年ぶりに実施しましたが、天候にも恵まれ、紅葉の中、多くの方が訪れましたが、コロナ関連もありまして、飲食ブースの出店などを少し抑えたような中での開催でございました。  また、広島県世羅町との交流推進についてでございますが、11月の20日に広島県世羅町で行われた、今高野山開基1200年記念「紅葉大田庄まつり」に参加してまいりました。大田庄と高野山の関係はもう皆様御存じのとおりでございますので割愛させていただきますが、今後も歴史を通じて世羅町との連携を少しずつ行っていければいいなというふうにも考えておるところでございます。  農業遺産のPRについては、9月28日、29日、東京ビッグサイトで行われたフードスタイル2022に出展させていただきました。聖地高野山有田川上流域を結ぶ持続的農林業システムのPRというふうなことで、引き続き、精力的に有田川町とかつらぎ町、高野町の3町でしっかりと進めてまいりたいというふうに思っております。  関西大阪万博に向けた取組は、2025当該万博地域未来社会を創造する首長連合に参加しております。オンラインで開催されたキックオフイベント、またワーキングセッション等に参加しておりますので、2025年の開催に向けて、高野町として積極的に関与してまいりたいというふうに思います。  教育委員会関連でございますが、第4回の高野町民親睦大運動会を開催させていただきました。参加者は230名来ていただきまして、コロナ対策もしながら多くの方々に来ていただき、また多くの機関の方にお手伝いいただき、無事開催することができました。また、町民ゴルフ大会も開催させていただいております。また、文化祭も開催されております。今年の文化賞は東山様、また文化功労賞は村木様、文化奨励賞は井戸様が受賞されております。引き続きの活躍を御祈念申し上げております。  総合診療所の関係では、高野山中学校の2年生を対象に出前講座「命の授業」の実施を毎年しております。高野山中学校2年生を対象とした事業でありまして、学校で学ぶべきがん教育について、医師からの説明や、及びがん患者家族からの体験メッセージ、それらを生徒同士で共有して、診療の模擬体験を行ったり、また家族、友達の命と絆、検診の大切さを事業として行っております。これは毎年、中学2年生を対象にして行っておるものでございます。  それでは、本定例会において御審議いただく議案等について御説明させていただきます。  承認は1件でございます。承認第13号、専決処分の承認を求めることについて。これは昨年の電力・ガス・食料品等の価格高騰による国民の負担増を踏まえ、特に家計への影響が大きい所得世帯に対し、1世帯当たりの5万円給付をするものでございます。政府の物価賃金生活総合対策本部において決定したことを受けて、本町においても速やかに対象者へ給付を行うため、全額国費を財源として、必要経費に対する専決処分の承認を求めるものでございます。  議案は18件でございます。  議案第59号、地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について。これは地方公務員法の一部が改正されるため、地方公務員法定年引上げによる定年前再任用短時間勤務制の導入及び役職定年制の導入に伴うものでございます。  議案第60号、職員の高齢者部分休業に関する条例の制定についてでございます。地方公務員法の一部が改正されるため、定年が引き上げられることにより高齢者部分休業に関する条例を新規制定するものでございます。  議案第61号、高野町職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。地方公務員法の一部が改正されるため、地方公務員法の定年について、国家公務員の定年と同様に、令和5年度から2年に1歳ずつ段階的な引上げの実施を行うものでございます。  議案第62号、高野町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について。これは人事院勧告に伴う改正で、初任給及び若年層の俸給月額の引上げと、賞与の0.1月分の引上げを行うものでございます。  続いて、議案第63号、高野町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について。これは人事院勧告に伴う改正で、俸給月額の引上げを行うものでございます。会計年度任用職員給料表について職員の給料表に基づいて定めているためでございます。  議案第64号、高野町印鑑条例の一部を改正する条例についてでございます。これは印鑑証明コンビニ等外部機関で交付するための改正でございます。  議案第65号、高野町立こども園設置条例の一部を改正する条例についてでございます。令和5年度から高野山こども園が新園舎に移転します。併せて子育て支援センターこども園に併設し、こども園と一体的な運営をすることに伴い、高野町立高野山こども園設置条例の一部改正で、新園舎移転に伴い、高野山こども園の所在地を高野山26番地の5から26番地の2に変更し、こども園支援センターを併設し、子育て支援拠点の集約化と一体的な運営の実施に関すること、また子育て支援センターにおいて新たに取り組む一時預かり事業に関する事項を定めるものでございます。  議案第66号、高野町簡易水道事業の設置に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。下水道事業及び富貴簡易水道事業地方公営企業法の適用に伴い関係条例の一部を改正するもので、健全な経営を推進するための取組として、地方公営企業法を適用し、企業会計へ移行し、既に地方公営企業法を適用している高野町簡易水道事業の条例を共有するため、所要の改正を行うものでございます。  議案第67号、令和4年度高野町一般会計補正予算(6号)につきましてでございます。歳入歳出それぞれ2,660万円の増額となり、予算総額は57億5,170万円となりました。  歳出で主なものとしましては、地籍調査事業委託事業費確定による減額1,544万2,000円でございます。公共交通利用者の減少に伴う運賃収入の落ち込みが深刻化している状況において、燃料価格高騰に起因する経費増でさらなる負担が強いられる公共交通事業者を支援するための所要額289万5,000円。また、原油価格物価高騰の影響によるサービスの縮小や利用者負担の増加を抑えるため、社会福祉事業者事業継続支援に対する550万円。また、生活に車を使用することが必須の本町において、町内の店舗において購入した低燃費タイヤなどの購入を助成するための補助金400万円。灯油などの販売価格が大幅に引き上げられたことにより、これらの冬季に使用できる無料引換券を配布するための所要額855万円であります。また、今冬は寒気の影響を受けやすく、降雪量が多くなる予報となっておるため、町道除雪委託料400万円と融雪剤購入費200万円の増額などを計上させております。  議案第68号から議案第74号につきましては、令和4年度高野町国民健康保険特別会計補正予算(3号)など、7特別会計補正予算でございます。  議案第75号、公の施設の指定管理者の指定について。これは令和5年3月31日をもって満了を迎える高野山こども園指定管理について、令和5年4月から令和10年3月までの5年間の指定管理者候補選定委員会で選定したので、議会の承認を求めるものでございます。令和5年4月、新園舎への移転を契機に子育て支援センターこども園に併設し、こども園と併せて指定管理制度を導入するためのものでございます。  議案第76号、高野町学びの交流拠点整備事業設計施工一括契約の変更について。これは物価スライド条項による契約変更を行うためのもので、高野町学びの交流拠点整備事業契約書第52条に基づく物価水準の変動による施工費の額の変更請求があり、対応するためのものでございます。  人事諮問は1件でございます。諮問第2号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、任期更新に伴い意見を求めるものでございます。  議案については以上でございます。  各議案等の詳細につきましては担当課長より説明をさせますので、どうぞ慎重審議を賜りまして、御同意いただきますようお願い申し上げ、開会に当たりの提案説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(松谷順功) 以上で、本日の日程は全て終了しました。  本日はこれで散会します。御苦労さまでした。               午前10時28分 散会...