新宮市議会 > 2022-12-14 >
12月14日-03号

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  1. 新宮市議会 2022-12-14
    12月14日-03号


    取得元: 新宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    令和 4年 12月 定例会          令和4年12月新宮市議会定例会会議録             第3日(令和4年12月14日)---------------------------------------議員定数15名、現在員13名、出席議員13名、氏名は次のとおり。                             1番  大西 強君                             2番  大坂一彦君                             3番  大石元則君                             5番  岡崎俊樹君                             6番  三栗章史君                             7番  濱田雅美君                             8番  東原伸也君                             9番  久保智敬君                            10番  榎本鉄也君                            11番  竹内弥生君                            13番  松本光生君                            14番  屋敷満雄君                            15番  福田 讓君---------------------------------------欠席議員 なし。---------------------------------------議事日程 令和4年12月14日 午前10時開議 日程1 一般質問      別冊 一般質問通告表 番号(5)から---------------------------------------会議に付した事件 日程1 一般質問      別冊 一般質問通告表 番号(5)から(7)まで---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者               市長               田岡実千年君               副市長              向井雅男君               企画政策部               部長               新谷嘉敏君               企画調整課長           峪中直樹君               商工観光課長           津越紀宏君               総務部               部長               稗田 明君               次長兼秘書課長          南  守君               参事兼防災対策課長        竹田和之君               総務課長             赤木博伯君               税務課長             安井正典君               市民生活部               部長               西山和視君               市民窓口課長           南 拓也君               生活環境課長           竹田和博君               健康福祉部               部長兼福祉事務所長        福本良英君               保健センター長          西 洋一君               新型コロナワクチン接種推進室長  小内洋二君               建設農林部               部長               木村雅洋君               農林水産課長農業委員会事務局長 生駒貴男君               熊野川行政局               局長               下路 拓君               住民生活課長           勢古口千賀子君               医療センター               事務長              奥  靖君               庶務課長             岡本真治君               水道事業所               所長               望月敬之君               消防本部               消防長              垣内一男君               庶務課長             中家茂樹君               教育委員会               教育長              速水盛康君               教育部               部長               尾崎正幸君               教育政策課企画員         富田英之君               文化振興課長           栗林圭一君---------------------------------------本会議の事務局職員               局長               岸谷輝実               次長兼庶務係長          辻坂有美               庶務係主任            中尾 愛               次長補佐兼議事調査係長      岡崎友哉               議事調査係主任          大居佑介             第3日(令和4年12月14日)--------------------------------------- △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(榎本鉄也君)  おはようございます。 ただいまの出席議員は13名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、別紙にて配付いたしたとおりであります。御了承願います。--------------------------------------- △日程1 一般質問 ○議長(榎本鉄也君)  それでは、日程に入ります。 日程1、一般質問を行います。 別冊、一般質問通告表の番号5から順次発言を許可いたします。--------------------------------------- △大西強君 ○議長(榎本鉄也君)  1番、大西議員。 ◆1番(大西強君) (質問席) 質問を行います。 質問の趣旨は通告しているとおりですが、質問の趣旨は、市長、教育長の理念、その中で基本的な理念、行政の公平性の確保について。 なぜこれを趣旨にするか。行政あるいは我々議会は、新宮市民が住んでいて幸せだと思えるまちをつくるために我々が活動する。私は昭和19年生まれですので、太平洋戦争の真っただ中で生まれた。生まれたときは、旧帝国憲法、そして昭和20年に敗戦を迎えて、戦争の惨禍から、帝国主義から脱却して現在の日本国憲法、平和、自由、平等。私は現在78歳ですが、ですから、ほとんどこの自由、平等の社会で恩恵を受けてきたわけです。 そこで、私が子供のとき、生まれたときは、同級生、友達なんかも、お父さんが戦死して親のない友達も多くいたわけです。幸い私は、私の父親が目が不自由だったもんで、戦争に行けない。その代わり、大砲を造るために、私の父は鉱山で働いていたわけです。ですから、私は、戦争中、山陰の島根県の三瓶山というところの鉱山で腹へ入って、母親の、生まれたのが東北、仙台の鉱山で生まれた。そして、1年後に敗戦して、父も母も三輪崎の人ですから、三輪崎へ帰ってきた。それから中学校を出るまで十数年間、みんなが貧しかった。公平ということや。ですから、そこに住んでいて我々が幸せを感じるというのは、平等だということなんや。その時分、自動車を持っている家庭なんかなかった。私の家の裏すぐ、田岡市長のところから出たところのあそこは県道だった。国道は一番海岸側。私が中学生のときに、私の家の裏の通りが国道になったんです。しかし、舗装はされていなかったんや。ですから、そこにバスが通りますから、土煙がもうもうでね。だから、大きな農家でも、トラックを持っている農家なんてほとんどなかった。リヤカー、リヤカーいうたら自動車みたいなやつやけれどもね。車輪のついた車へ箱を乗せて、それを人力で引っ張る。リヤカーでみんな農作業をしていたんですよ。ですから、みんな貧しかった。 そのときから考えると、今、夢みたいな生活ですね。しかし、幸せを感じるかというたら、不満いっぱいでしょう。なぜか。格差があるから。ですから、人間が幸せを感じるのは、貧しくてもみんな貧しい、そうすると不満を持っていないから、そのときそのとき楽しい思い出がいっぱいあるんです。ですから、人は公平に扱われるということが一番幸せ。ですから、差別のない公平な、我々は、行政は、市民に対して公平な行政を提供するということは一番大事。それが行政の基本だと思います。 そこで、そこへ列挙している事柄は、人事評価制度の弊害、これは、新宮市が行っている人事評価は、差別制度ではないか。公平公正に評価ができるんか。損害賠償請求事件、この事件の取扱いに、これは議員間の争いです。それに対する市長の対応が公平か。新宮市政治倫理条例、何のために新宮市政治倫理条例が設置されたのか。行政の公平性を確保するために設置したんです。その設置したコンセプトは、行政の公平性の確保を目的として設置したんやね。 その中で、13名の議員の中で、市長が大石元則議員を人権擁護委員に推挙したことは公平であるか。公有財産無償貸付契約、新宮市が三輪崎区に対して、新宮市の用地を無償で貸与したときに、その条件として建物は建ててはならないと、市当局の許可がなくては建物を建ててはいけないという契約がありながら、現在、三十数件建物が建っている。40年にわたって特定の人がこれを借りとる。借りたときは、用地だけという条件で借りている。それが建物を建てても地賃は上がっていない。これが公平か。 それで、項目をそれだけ上げているけれども、なぜ上げたか。一つ一つの項目を質問するためじゃないんです。行政の公平性の確保についてどこへ飛ぶか分からん、話が。総務部長、そのときに、通告していないと、通告内容から逸脱しているからいうて議長に発言止められるんでね。どこへ飛んでもええように、それだけ列挙している。だから、今言うたように、ここへ通告しているのは、一つ一つ行政の公平性が確保されているのかと。例として、教材としてそこへ上げている。 そこで、この新聞、新聞社というのは民間企業で市民なんです。しかし、みんな頭入れておいてもらわなあかん。市民や、だから新聞社を批判したりすることは我々は問題があるんです。しかし、人が人を評価する。これ人事評価制度のことですよ。人が人を評価するときに公平に評価できるのか。みんなそれぞれ、その人を好きだと、好きな人には、欠点も長所に見える。嫌いな人には、長所も欠点に見えるでしょう。そこで、教育長、韓非子の愛憎之変のフレーズを一つ書いている、そういうことです。 ですから、我々一般人は、他人を侮辱したり、他人の名誉を毀損することは法律で禁止されているんや。事実の有無にかかわらずや。本当のことであっても。例えば、僕は高校時代退学処分を食らっている。それは私自分から言うているんです。自分から言うのは構んのや。だけど、僕が言わんうちに、人が、これ選挙前でしょう、一般の人が、あの大西、悪で、高校時代退学処分を食ろうたんやと、そういうことを言うたら、これ名誉毀損罪なんや、それは事実であっても。ところが、我々議員、あるいは新聞社はそれが事実だったら構ん。名誉毀損の不法行為は免除される。ですから、新聞社というのは一般人じゃない。だから、我々、先に言うとかんとね、訴え出てきたりする。 なぜ言うかいうたら、新聞社というのは権力者なんです。そうでしょう。「The pen is mightier than the sword」や。新聞社というのは権力者。議員の殺傷与奪の権力持つわけ。だから、我々議員は市長を監督するんや、これ。監督しているんや。新聞社も、我々市長も議員も監督しているんや、これ。それで、大西のやった行為の事実を、悪い事実を大きく報道しようと、いい事実、手柄を小さく報道するのも自由なんや、これ。だから、政治家というのは、新聞社に対してなかなか苦情は言えないんです。 だから、今、ああいうインターネットで悪いうわさを流されて自殺したりする人も出ているじゃないですか。ですから、この侮辱罪も、罪を重くするように法改正もなった。そこで、この新聞社を批判するんじゃないですよ。人事評価のこと言やんやで。人が人を評価するときに、評価するほうが正しいのか。公平に評価しているか。その教材に言うんやで。なぜか。議員の中でも何度も言うているのにね、新聞がこう報道するんや。議員の中にも、セクハラ問題をいつまでもやっていると。議員間の争いを議会でやるべきでないという意見があるて、意見あるやろ、言うとるやろ。ずっとこれ。大西に関する報道。名前書いてないやろ、これ。名前書いてなかっても、これは大西のことやいうのみんな知っとんるや。だから、我々市議会議員は選挙に立つときに、顔写真もポスターも、大西強と大きく名前を書いて貼っとるんやから、大西のことを報道するときは名前を書いてくれと、かまんさかい。名前書いてくれたあたら反論できるんや。名前書いていないから、名誉毀損にならんのや。事実やないことですよ。新聞社でも事実やないことで、人の名誉を傷つけることを報道したらあかんで。ほいたら名前を書いたあたら事実やないということをば主張できるけれども、名前、書いてないやないか、これ。 いいですか。私は、昭和50年、今から48年前に市議会議員になって、その前は新宮の警察官やったんや、新宮署の。新宮市政に50年関わってきとるんやだ。その間、この新聞はこう書いとる。新宮市議会では、長年にわたり議員同士の個人的な争いにより、本来すべき住民のための議論の時間が潰されているのが実情で、これを異常な議会と称されても反論はできないだろう。これ一番新しいやつや。コロナ禍で大変なときに、また無駄な議員同士の争いで、無駄な税金を支出すると。全て、これはずっと報道されているが、全部大西や。いいですか。長年議員同士の個人的な争いにより、この48年間、議員同士の個人的な争いで、大西を抜きにした争い、大西とは関係なくて、この後ろにおる議員同士が争いらした覚えは、思い出そう思うてもないの。議員同士やで。議員同士の争いが起こって議会が紛糾する。必ず相手は大西や。大西の相手は変わりますよ。だから、大西を批判しているんや、これ。 それはええわ。議員同士の争いで、住民のための議論の時間が潰されているのが実情で、これを異常な議会と称されても反論はできないだろう。反論するんや、今から。大西や、常に。議員同士の争いがどうして市民のためじゃないんですか。現在争っているのは、大西と屋敷満雄議員や。何が無駄な争いですか。田岡市長が、新宮港埠頭株式会社と新宮市と港の土地の売買契約、これが結ばれてたんや。10年後に買い戻す、11億円で。それを市長が5億円ぐらいまけたると言い出したんや。それで、議会が反対したら、それは元なんや、5億円まけたるということ話しやったんやだ。そんなことは許さんぞと言うたら、時間がたってきたんで、一応、その支払い期限を先に延ばすいう議案を市長は上げてきたんや。そうでしょう。それで、大西は反対したんや。そしたら、採決で同点になったんや。そのときも榎本議長は、同点になったから、議長裁決したんや。議長が裁決して契約どおり履行せえということで否決したんや、市長の提案を。そしたら、市長が、強兄いやん覚えとけよと言うのは分かるわだ。市長が提案してきた議案を大西が潰したんやから。その5億円誰が払うんないうて。市民に損害かけることやろ。反対したんや。ほいたら、屋敷議員が覚えとけよ言うんや。覚えとけいうことは報復するということや。報復されやんや、今。 その覚えとけよ言いやるところへ、元のこの女性議員が大西にセクハラされたいうて訴えてったんや。それで、これ紛争になっとるんや。港の土地を5億円まけるまけんの個人間の議員同士の争いが、何の市民に関係ないことや。全て大西と議員とするが大変な問題のときばっかりや。そうでしょう。屋敷議員が、今、三輪崎区長。その三輪崎区長と新宮市と、あそこへ建物建てたらあかんという契約があるんや。その区長自らあそこへ建物を建てとるやろう。それはどうなと言うてるわけや。何が議員間の争いが市民のためにならんのな。重大なことしか言わん、50年近く。 不正を、三輪崎の港へ議会の承認も受けんと何億もの土砂を無断で入れて、業者から金もろうて、それを大西が追及するのは、議員としての当たり前のことと違うか。そしたら、争い起こるんや。証拠もないのに、議場で何言やんな、侮辱した、名誉毀損やって訴えてくるんや。裁判したら、ちゃんと裁判所へ汚職があったこと、証拠渡しとるわ。それが市民のためにならんのか。 これ見てよ。オリンピックの問題、佐川元理財局長の賠償問題、これはどこの市な、新法救済法から、市議会議員が焼却場の、ここと違うで、よそやで、業者から7,000万円もろうて、市の焼却場の建設事業を特定の業者にやらせて汚職で捕まっとるやないか。違うか。そしたら、時間がたってくから、この50年間の間に大西が不正を、要するに個人間の争いをやめたことあるんや。個人間の争いが市民に関係ないと言うんやったら、大西だけや、榎本議長は二十数年見てきたある、議会で議員同士がもめるのを。片一方は常に大西や。相手側はいろいろ変わるんや。 だから、市民の皆さんに聞いといてもらわな。こうやで。僕が当局提案に反対していたんや。そしたら、議員全部、大西、反対せなあかん。あんなん通したらあかん、やれやれ。おだてられて反対しとったんや。それで採決になったんや。そのときはもう30人ぐらいおるんや。二十何人おるんや。採決になったんやだ。そのとき共産党の議員が2人おったんや。決を採って、賛成の方は起立願いますと言ったらみんな立って、反対したのは共産党2人と大西だけや。 それで、議員になったけれども、政治の汚さにあきれて、議員は採決が一番大事や。委員会でぐたぐた言うても何にもならん。採決が大事やになったんで、一般質問をやめたんや。1年、2年、一般質問せなんだ時期がある。そしたら、委員会で、また別のことやで。1年、2年たった後、また別の件でもめたときに、僕が反対のことをがんがん言うたんや。そしたら、その先輩議員が、大西、おまえ、一般質問らしたことない、おまえの一般質問聞いたことない。一般質問せんとやね、陰でこそこそ言うなとどなりつけてきたんや。それで、何を言いやるんや、俺は新宮市政のことで知らんことは何にもないんや。知り尽くしたある。知ったあるのに何で質問せんならんのやと言うたんや。そしたら、おまえ、ああ言うたらこう言うて、へ理屈ばかりこねてと言われたんや。ああ、そうか。じゃ、知ったあることでも質問したらええんやの。するわいうて。 それで、一般質問を通告して、総務部長に、あの土地、あの二束三文の使い物にならん土地、誰から買うたんや。何するのに買うたんないうて始めたんや。あんな道のない土地を買ういうて、何に使うんなと。誰に頼まれて買うたんなと追及を始めたんや。ほいたら、総務部長何いうて答弁した。道はあります。道、どこにあると言うたら、あぜ道や。ここで言う道というのは、建築業法でいく3メーター以上の道のことや、車の入る道路を言うんや。あぜ道らあったって、何の仕事にも使えんやろう。そんな答弁するんやで、当局が。 そしたら、議長が、休憩。休憩して連れ出されて、やめよと。質問をやめよ、こらえたってくれ。何言やんないうて。ほいたら、そのときそれを追及するのを後援会長を呼んだあた。後援会長は夫婦で2階から見やる。始まって間なしに休憩を取って、半日ぐらい、俺はやる言うし、向こうは止めるし、そして結局説得されてやめたんや。やめたということは議員個人間の紛争は収まったんや。そしたら、後援会長が怒ってや。もうおまえみたいなやつは応援したらんいうて。それからずっと応援してくれへん、情けない。 なぜか。議長をするときに、その議員の力を借りなんだら、その人を議長にできなんだ。選挙したら1票差でなったけれどもね。だから、その人に頼んだんや、俺を議長にしてくれいうて。だから、その義理があるんで、その追及をやめたんや。ええことですか。個人間の紛争は収まったんや。違うでしょう。そういう不正なことを市民に知らせるのが仕事じゃないん。誰ができるんないうんやで。 だから、今、言うたように、1回、そういう義理で市民の紛争を止めたけれども、それは悪いことやと思うで。違いますか。そこで、そういうことなんや。そこで、それは榎本議長が議員になる直前やから、榎本議長は知らんのや。知っているのは、今言うたように、この間辞めた議員や。分かってるやろ。真実というものは、大西がやったことを誰も知らんやろう。市長、あんた、縁の下の力持ちという言葉知ったあるか。知ったあるの。人には長所と欠点があるんや。物事には必ず表と裏がある。そうやろ。そこの立木の葉っぱでも、表と裏があるんや。表はピカピカ光っとる。裏はがさがさや。必ずこの紙でも表と裏がある。物事には必ず表と裏がある。この新宮市政の50年来の表も裏も知り尽くしたのは大西しかないんや。 いいですか、市長。あんたを大西がおらなんだら、あんたは市長になってないやろうと言うたんや。それをビデオで見たんや。そしたら、後ろで、あんたを応援した議員は2人だけやった。今、3人やけれどもね。議員やで。現職の議員であんたを応援したのは2人だけやった。そしたら、それを言うたら、あそこからビデオを撮っとる。ほいで見たら、その議員がこうしている。あんたが、何でか言うたら、縁の下の力持ちやから。縁の下で支えているのが見えない。分かるやろ。表で運動していることは見えるんや。だから、田岡市長は、大西がどんな苦労して田岡市長を市長にしたか知らんのや。本人は知らん。表に出えへん、縁の下におるから誰も知らん。あんたを表で応援しやるのは、こっちは陰で見やるから知ったあるで。今、彼は元県議会議員の弟と熊野川町を回りやる。皆、知ったあるで、こっちは。どう応援しているか。本人は大西が応援しているのは知らんのに。知らんさか、誰のおかげで市長になったんなと言う。 だから、真実をみんな知ってるんかやで。どうしてあんたを市長に、大西がいなかったら市長になっていないと言うたときに、それを新宮市民でそのとおりやというのは、榎本議長一人だけやないですか。そうでしょう。知っているのは。縁の下、こうやって見やるで。縁の下で見やったのは榎本議長一人や。違いますか。 この新聞、このコロナ禍で大変なときに、裁判で議員同士の争いで無駄な税金使ういうて批判されとるわ。のう市長、あんたもやで。あんたもこの間やで。元女性議員に負けて33万円損害出したと。この損害は、33万円は大西議員が責任あるから、そやから大西議員に33万円請求する言うたやん。言うのにや、大西議員、33万円は少ない金額や言うけれども、大事な税金やから、大西議員に請求すると言うたんやで、あんた。そんなこと言うたか。教育長。その一つだけ触れるんや。そう言ったん違うで。この33万円は民主主義を守るためのコストや言うたんや。民主主義を守るためのコストとしては少ない金額やと言うたんや。そこだけ取るな。そうやろう。 今度、議員2人減らせいうて出てきたやろう。そしたらあかん、減らしたらあかんいうて、減らせというのは否決されたやろう。民主主義を守るのはこの2人やで。2人議員減らしたって構んのちゃうんか。2人減らしたら、1,200万円予算浮いてくるんや。減らすなと言うたのは、民主主義のコストからしたら1,200万円ぐらい安いいうことや。そやろ。そういうことやないか。 市民の意見をあんたに、市長が立派で何も欠点がなかったら、13人も要らんのや。一人も要らんのや、あんただけに任しといたらええんや。だけど、権力者というのは何をするか分からんから、主権者である市民は我々代表入れてあんたを監督しやるんや。そやから、人、皆、ここの議員も、職員も、市民も、大西が33万円損害をかけたいうて、人事評価のことを言いやるんやで、教育長。そしたら、その前に大西が一般企業から新宮市に対する協力金2億円取ってきたやろう。2億円やで。大西の能力と業績を誰も知らんげ。報道らされたことない。違うんか。大西がいなかったら、あの2億円は入ってないんや。大西は市民に2億円もうけさせたんや。ほんでこれ33万円損かけたんや。教育長、2億円取ってきて100点かいねと思うたら、まあ33万円と弁護士費用を入れたら100万円や。ほったらこれ0.5%やで。おまえ、全部合うたあるけれども、一つだけ間違うたある。99点。99点いうたらエースと違うか。2億円もうけさせて33万円損かけたさかいうて、33万円損をかけたのを新聞でたたきまくられてやで。だから、大西の能力と業績は全然市民に報道されんのや。ちょっとした微々たる失敗を報道されまくる。こんな評価あるか。 あそこの蜂伏の新宮南インターチェンジ、あれは金額に換算できんけれども、要った工事費だけで7億円や。大西がつけたんや。大西の能力がなかったら、あれはついてない。みんな市長がすること。我々は市民に利益のあることはせなあかんで、倫理的に。そやけど、我々は、当局の監視監督しやるんやで。行政は、市長が責任や、第一義的にはね。そやけど、市長ができんから、大西の力を貸してくれ、強兄やんの力貸してくれ言うから、俺の能力を貸したって、それでつけたんや。だから、大西がなかったらついていない。ほいたら、大西は市民に7億円もうけさせとるんや。それは誰も報道してくれん。誰も知らんのや。それも知ったあるのは榎本議長だけや。議長連れてったさか。 合併もそうやろ。誰も知らんのや。だから、インターチェンジもテープカットしやるのは、上野のときつけたんやで。テープカットには、次の佐藤さんや。ほんで建設部長や。俺、全然行ってない。合併のときも行っていない。大西がどれだけのことをしたあると思う。大西の能力と業績ら、ただの一度も報道してくれていない。していないところへ、33万円損かけたいうてたたかれるんや。だから、何で榎本議長は大西をかばうかと。裏を知っとるからや。見えんところを知っているから、何で怒りやるか、何でそういうことをしたか知っているからや。知っているのはほかに誰もおらん。 副市長の家庭のことを言うと悪いけれども、この前もちょっと言うたから。副市長のお父さんは僕の恩人や。言いやるやろう。副市長のお父さんは、どえらい厳格で、大西がセクハラしたら、本当やったら玄関へも入れてくれんで。どえらい怖い人やった。だから、恩になった、なったけれども、大西は評判も悪い、そやけど約束したことはきちっと守ったあるから、信用あったんや。信用してくれたあたから、かわいがってくれたんや。僕は恩を受けたけれども、あだで返したあたら、何もかばってくれるはずないやないですか。だから、新宮港埠頭、新宮方式を完成させたで、大西は。どういうことな。したけど、副市長とこのお父さんがなかったらできていない。お金なかったらできへん。そういう恩。 そやから、みんな、何か榎本議長、何しても大西の味方やと言うけれども、違うと思うで。榎本議長と俺は何の利害関係もないんや。利害関係ないというの違う、党派も違うもん。この間も定数減、久保議員ら反対したけれども、俺は賛成した。全然主義も違うし、違うけれども、何で大西を擁護するかというたら、裏を知っているからや。 大西が縁の下で一生懸命に頑張っていることをみんな知らんから、ここへ出てきて偉そうなこと言うて、どうもならんて。あんな品のない、落とせと書いたあるで、これ。この新聞やで。1票の責任。政策や人柄重視。今度の選挙ね、この新聞は人柄で選べ言うたんや。人柄で選ばれたら、俺が上がるわけないやないかい。違うか。むちゃくちゃやで。あの大西みたいに、ここで偉そうによ、あれやこれや、俺やったんや、俺やったんやと自慢こきまくりやるのは、あんな人間大嫌いや、僕はね。人柄が悪い。裏を知り尽くしたあるんや。 そやけど、教育長、コノテガシワという木があるんや。何でコノテガシワいうかいうたら、コノテガシワの葉っぱは裏も表もぴかぴかしている。裏表がない。だから、子供の手、赤子の手は甲も手のひらも同じ色や。わがら年いってきたら、こっちは黒うて、こっちは白い。年いってきたら裏表が出てくるんや。子供の手は純真や。当たり前や、利害がないから。だから、大西は子供の手のように裏表のない人生を歩もうと決心しとるから、裏を出すんや、これ。裏表ないんや。そやけど、裏を隠して表を飾っている人は、人から見たらええように見えるから。にこにこしてよ。 だから、議会というのはもともと議員同士の争いでしょう。来年の4月に議員同士で争うんや。ほいて、ここへ来て賛成、反対、議員同士や。いいですか。だから、なぜか。45年前に大西は県議会議員に立ったんや。そして、選挙の間際になったら市長が議員の中から擁立してきたんや。その議員はこの間の選挙で最下位やって、ほんで引退表明したあたんや。引退表明。それとやったんや。ほいたら、当時4人立ったんや。4人立って、もう一人は県議会議長やで。もう一人は社会党の委員長やで。4人立ったらこの議員がトップ当選や。市長が後ろ盾。そこで、ここでや、市長、タヌキや言うたった。ほたら、休憩と言われて、表へ引っ張り出されて、大西、市長は新宮市のお父さんや。親に向かってタヌキとは何事な、訂正せいと怒られたんや。それで、僕は、何を言いやるんや、新宮市のお父さんやったら、4人の子供を公平にせんかい。その人も新人やったけれども、年は一番上やったんや。お父さんが長男ばかりかわいがって、俺、一番あかんやん。長男ばかりかわいがったら、弟の息子はぐれるのは当たり前なんや。分かるか。おやじもくそもあるか言うてやりまくったってん。そんなんやで。そやのに、ちゃう、ほいたらトップ当選や。そやから、そういう経験で公平にせなあかんのかいうて。ほいで、結局、それをやったんで、2人おったから、片一方は実力者や、県議会の。ほいで、1人でやって、市長は自分の子分やな、県議会へ行かしておるから、県は新宮市のことをいっこもしてくれん。してくれなんだ。ええんか言やんやで。新宮市の選出の県議会議員は新宮市民が選ぶんやから、市長は公平にせいと。市長が肩入れしたら、そしたら市長に協力するはずなんや。そうじゃなしに、市長は公平にして、みんなの力でせなんだら。 だから、大西は表に出ることないんや。この新宮市政の必ず裏表、なぜあの人が市長になったか、なぜあの人が落選したか、あの問題はどうなったか、それを必ずこの20年来、榎本議長に言うんや。それは、先に言うていくことは分析しやる。これはこうなるぞと。なんで、あんたを市長に応援した。対抗馬は同級生で同じクラスや。なんでか。45年前に港へ反社会勢力の荷役業者を連れてきたからや。同級生でクラスメイトやっても、僕はあかん。 それで、純粋なあんたを擁立した。だから、40年前のその出来事がずっと大西を引っ張っていくんやで。とにかく公平やなきゃあかん、行政いうのは。正義を通すんやだ。それで、あんたを、純粋やから。そしたら、大西、あんた無責任やと。あんな行政も政治もやったことない者して、片一方は大物やろう。自民党県連の幹事長や。それを、素人を市長にして言うて攻撃を受けたのは俺やのに。そのあんたが4期目やで。あんな無責任やいうて、大西を攻撃しまくってや、そのした人が、今あんたを応援しやるんやで。ほいたらこれどうなるんや。4期しやるんや。 そこで怒るのは、これからこの項目も言うけれども、別に大西に応援してもろうたさかいうて、大西のポリシーを全部聞けら言いない。聞いてくれんでも構んよと。そやけど、大西が意見を言うたら、御意見伺いましたと、検討しますと言うてくれたらそれでええんや。一々一々恥をかかせてや、人事評価は地方公務員法で義務づけられたあるんやとか、それはもうクリアした。義務規定やないで。何でそれに8年もかけたかというたら、義務規定やったら、あんたはS、Aの給料を上げると言うたから。義務規定やったら、その成績を給与に反映しなければならないと書いたあるから、あんたが提案してきたときに、この議員らが義務規定や思ったあたら議案通っていくやないか。だから、義務規定やないんやで。やっとみんな全員が義務規定やないのを理解したんや。8年。8年かかってやっと義務規定やない。 ほんで、あんたは人事評価は民間では当たり前や。民間では当たり前や言うたんやで。誰もそんなこと聞きない。民間は人事評価やりやるのは知っとる。僕は公務員に対して、公共に対してこんな査定基準が曖昧な人事評価をやったら差別制度と違うかということをずっと説きやる、市長。だから、あんたは、人事評価は民間で当たり前と言うてるんや。民間やったら、あんた、市長に座ってられん。民間の常識を言うんやったら。のう、市長。あんたはここの株式会社の社長や。そうでしょう。市民は株主や。株主総会で社長を選ぶときは半数の株主の出席で、そのまた半数の信任得なんだら、社長になれんのや、民間は。ここに2万7,000人や、有権者。違うんか、人口、どんなけな。今、有権者、何人ぐらいなんですか。2万1,000人か2万2,000人ぐらいあるんかな。あるやろう。とにかく、この間のあんたの市長選挙、過半数の市民は投票したんや。そのうちの過半数が7,500や。7,500取ったか、あんた。取っていないやろう。民間の常識やったら社長になれんのや。そういうこっちは聞きないのに、民間では当たり前やと。市長、そやから、民間は、成績は売上高とか契約やとか、そういうものである程度数値化できるけれども、市役所の職員の能力・業績らをどうしてできるんなと。 ○議長(榎本鉄也君)  会議中ですが、10分程度休憩いたします。 △休憩 午前11時02分--------------------------------------- △再開 午前11時16分 ○議長(榎本鉄也君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 1番、大西議員。 ◆1番(大西強君) (質問席) 質問を続けます。 教育長、市民から大西さんの質問は難しくて分からん、市民にちょっと分かるような質問をしてくれと言われたんで。僕は市民に質問しやるんと違う。僕は教育長に質問しやるんやで。教育長が分かったらいいんや。そうでしょう。僕は若いときから、31歳で議員になっとるから、子供の保育所の保護者会長とか議員は持たされるでしょう。演芸会や学芸会で挨拶させられるときに、来てる父兄に挨拶してええんか、子供に分かるように挨拶してええんか悩むんや。難しいで。そやから僕に任せてくれと。それで、教育長に質問しやるんで、教育長は国語の先生やから、教育長が分かったらええんや。 市長は政治家や。だから、市長は選挙を考えんならん。教育長は選挙を考えんでもええんでね。だから、社会福祉協議会は人事評価をやめたんや。市長の人事権が及ばん。あなたも基本的には独立執行機関やから、教育委員会の人事評価、やめられるんや。いいですか。だから、市長が教育長を指名して、我々が選んだんや、市民の代理で選んだんや。それで、そこへ座ったあるんや。だから、教育長は、例えばこの人事評価は職員管理に有効や思ってしやるんかも分からんけれども、これはまずいなと思っても、市長に指名されとるんで、市長がやっている以上、同調せなあかんと、市長に義理感でしやるかも分からん。そうでしょう。市長に指名されたからや。だから、市長に気を遣うんや。 市長が大石元則議員を人権擁護委員に指名したんや。ほいだら、大石元則議員は田岡市長に人権擁護委員にしてもろたんや。こっちは田岡市長を監視・監督せんなん。田岡市長の義理になったら、言いたいこと言えんやろう。それで、法的に議員から出さなあかんやつについては、あくまでも市長が指名せなあかんのやで。そやけども、そうなってくると、議員がポスト欲しさに議長にごますりやったら、監視・監督できんやないか。だから、どうしても行かんならんやつは、議長の推薦がなかったらあかんで。 それで、議会やで、議員が出る場合、議長は各会派に3人やったら3人の委員を出さんならん、各会派から推薦してくれ言うて。そして、慣例として、市長に言うて、市長が指名しとるから、監査委員も行きやるやろう、都市計画審議会も行きやるん違うか。まだちょっとはある。それは何でか言うたら、市長の義理にならんように。市長にポストを与えてもろたら、市長の顔色見るやろ。だから、公平性がない。全部、大西が議長のときにやってきたんや。それで今、誰も行っていない。そやのに、今度、大石元則議員を人権擁護委員に推薦したんや。 田岡市長、これ来てから10年余り。新宮市議会で人権啓発の大切さを活動してきたのは、大西より活動しやる人、大石誠之助、名誉市民にするときからずっと、なぜ大石誠之助を名誉市民にせんならんかずっと説いてきやる。だから、人権思想を啓蒙した大石誠之助を名誉市民にすることによって、人権の大切さをみんな学ぶことになると、ずっとやってきたんや。大石議員がそんな人権のことを言いやるの聞いたこともないし。 それで、なぜ大石誠之助を名誉市民にするか。いいですか。田岡市長を市長に押し上げた貢献者やろう、大西は。そしたら、大石誠之助を名誉市民にしてほしいと言うてた、研究している先生らは田岡市長を応援していない。違う人を応援したある。だから、頼みに行ったら市長に蹴られたんや。そしたら、彼らは大西さんに頼んだら、田岡市長は大西さんの言うことを聞くやろうと僕のところに来るんや。そやけど、その政策が僕は嫌やったら蹴りますよ、僕は人に頼まれたって。第一、僕をば応援してくれたわけじゃない。違うのを応援しやるんやから。 だから、ええことやと、大賛成やと。そやけれども、俺が田岡市長に頼んで、田岡市長がオーケーしても議会は否決されるでと、俺が動いたら。だから、影響力がある相手側に頼みに行ってこいと、向こうへ行かせた。それで、僕は裏や。一般質問もしたし、賛成討論もするで。するけれども、俺、あっち表出せと。そうせなんだら議会が通らん。それで、案の定、否決されたんや。粘って粘って7年後にしたんや。そういうことなんやで。 だから、田岡市長を応援したばかりに頼まれるんや。僕は人にものを頼まれたら、嫌やいうてよう断らんのや。だから、この人事評価も、医療センターの看護師さんに、田岡頼むぞ、頼むぞ言うたんや。ほいたら、田岡に投票してくれたんやろうな。そしたら、人事評価する言うたんで、僕のところに来るんや。やめさせてくれいうて。何でか田岡を応援したから来るんや。これやめてくれ言うたら、あかん。やめんのや。分かるやろう。物すごいつらいで、応援したばっかりに。そういうことなんです。 合併のときは、市長は上野市長やったんや。上野市長を応援したのは大西一人、議員で。だから、合併対策委員長は、上野は絶対判を押さんのやから。上野に判を押さそうと思ったら大西に頼まなあかんて、僕のところに来るやろう。それで、大西と上野と。だから、裏は皆知らんのや。ほいだら、大西は上野や。強兄やんはどんな協力もすると言っておいて裏切ったいうて。相手方いったというて。何を言やんないうて。おまえがあかんて言うんやったら、あかんて議会で言え言やんのに、やりますと言ってやっておいて、判をつくようになってから嫌やいうて通るかてなったんやだ。そんなことは通らんぞというて。こうせえ言ってもあかん。 そしたら、違うんや。後援会長が来たんや、僕のところへ。合併して、強君、上野が再選されるかね言うから、無理やろのと言うたった。そんなんやったら辞めるわ言う。自分の選挙で上がるか上がらんかで許せんのや、そんなもん。裏がそうなんや。知っとるのは榎本議長や。裏を知ったあるんや。だから、大西やなかったら、合併はできていないんや。大西が自分のした実績ら自慢らするのは大嫌いや。そやさかい、合併の言うてないやろう。だから、説明したりやるやないか。あんな連中おるから。分かるね。新聞でよ。こういう信用がないようになったら、大西の意見は。 教育長、この教員のセクハラ問題、平成27年に僕は一般質問しとるんや。分かるの。とにかく後ろでよ。許せんで。誰も自慢したないんや。大西の信用がなくなったら、大西の意見を初めから聞いてくれんのやから、仕方なしに言うとるんや。だから、この教員のセクハラ問題、平成27年言やるんやで。そのときセクハラで処分を受けたのは207人やったんや。今、280人超えてきたあるんや。どんどん増えてきやる。セクハラ問題を問題にして質問している大西が、セクハラしたというて、誰が聞いてくれるんや、意見。そうやろう。後ろでよ。ほんまにくずが。それで説明しやるんや。裏、だから人事評価のこと言いやるんや。表と裏あって、縁の下の力持ち、縁の下で一生懸命やりやる人の功績は、それがあって物事は成功するんやけれども、縁の下でやりやる人は、その業績は評価されんのや。大西は構んのや、されんでも。それが信念やから。 ところが、こんなにしてこのセクハラのぬれぎぬを着せられて、そうやろう。セクハラは人権侵害やいうて、子供にも人権あるんやいうて、こんなこと許さんと言いやる大西が自分がセクハラしやったいうて、誰が意見を聞いてくれるんな。それをまだ言うとるんや。あんたとこの裁判でよ、いいかげんにせなあかんで。新宮市の弁護士は新宮市の代理人や。屋敷の代理人と違うんや。公平に言わんかい。どういうことな。 この間この説明したやろう。これ、侮辱発言やない言うんや。名誉毀損に当たらない言うんやで、ここの弁護士は。だから、教育長、国語の先生や。「原因は何か言うたら、誰が見てもお手々なんや。お尻を触ったお手々なんや。それがセクハラになったあるやないかいうて書かれとるやないか、判決で」いうて。女の子の尻を触るのは痴漢やろう。痴漢と違う言うんや。痴漢と同義やない言うんや。大西はセクハラで痴漢や言われとるけれども、セクハラと痴漢は同義やない。新宮市の弁護士やで。屋敷の弁護士が言うんやったら、まだ話は分かる。両方とも市民の代理人やから、新宮市の弁護士は偏ったらあかんやろう。弁護士は、皆、弁護士偉い思たある、何を言うとるんな。 昨日、がんの検査を受けてきたんや。3か所や。食道は消化器外科、のどは頭頸部外科、乳がんは乳腺科、三つ分かれたあるんやで。医者言うたら医者やけれども、全部専門があるんや。ええか。あんたところの弁護士は行政法にはたけたあるか知らんけれども、名誉毀損もセクハラも刑法犯罪や。俺、元和歌山県警の刑事や。刑事主任や。刑法は俺の専門。専門家の意見聞かんとや。セクハラあったいうて判決下りてないやないか。これ、教育長、そこへ韓非子の書いとるけれども、市長、矛盾という言葉知ったあるやろう。盾と矛、これも韓非子の故事や。ええか。 科学は実験するんや。理論立てて実験するんや。ほいで、実験で理論が正しいかどうかの実験をする。政治、倫理は実験できんやろう。どうするんな。歴史から学ぶんや。そうでしょう。こういう事件があった、その結果、どうなった。今、歴史や。ロシアがウクライナに攻め込んどるんや。今、最中や。評価できへん。この結果、プーチンが勝つんか、プーチンが失脚するんか、これ見やる。まだ終わっていない。それで、歴史から学ぶやろう。 だから、我々は何が正しいかは分からん。市長の価値観と大西の価値観は違うんや。だから、大西はこの人事評価はあかんと、公正に評価できない。なぜか。孔子、こういう思想家の理論、そういうものをやる、あるいは自分が、これ、今、セクハラ問題、ぬれぎぬを着せられたある。それで、当局、すると、当局はことごとく市長は大西に不利な発言をする。そやけれども、真実を知っているのは大西しかないんや。分かるでしょう。 みんな、優秀な人やから、冷静に聞いてくれよ、後ろも。市議会議員でもしようか思いやるんやから。だから、冷静に聞いたらええんや。大西が局の職員と話しやった。そしたら、彼女が、「委員長、旅行日程できました」「ああ、そうか」言うて、「これでどうですか」と言うてここへ来たんや。「どらよ」言うたんや。言うたとき、手はこうや。それが当たったんやね。そしたら、彼女はセクハラされたと思ったんや。思ったらセクハラされたんや。思うのは自由や。ところが、大西は何の関心もない。「どら」言うたときに偶然当たったんや。そやから、ここでや、裁判になったら、大西はその女の子の尻をば関心を持って触ったのに、俺は知らんと当たったんや言いやるから、本当に大西の言うとおり、何も知らんのかどっちか。知っとんのは大西一人や。違うか。誰も知らんの、そやろう。その大西が、私は本当に知らんのや、何の関心もない、「どらよ」とこうしたんや、それだけのことやで。 そやけど、彼女は女性やから、不意に大西の手が尻に当たったときに、当たったと、セクハラされたと感じたんや。そやから、大西は何の関心もないし、触る気もないし。それが本当なんや。それは本当なんやと言うても信用してくれんのや。関係ないのが、触ったんやと。触ったらセクハラやないかいいうて。 そこでや、そこへ通告しとる韓非子の故事。市長、彼女がそのちょっとした接触をセクハラされたと感じたということは、大西を信用していないからや。そのとき、その女性議員と会派を組んだあたのは、その会派組んだあたのも、うちへ招待して御飯食べに行くということは一緒に招待しとるんや。その会派を組んでいるその男性議員がもしそういう状態で彼女の尻へちょっと当たっても、彼女はセクハラされたと思うかな。それが、仲良く毎日議会が始まったらしょっちゅう一緒に食事をしやった子がなぜ変わったか。それは前の西側駐車場の払下げ問題や。なぜ分かるかいうたら、そのときに彼女だけ来なんだんや。それで聞いたんや。どうしたんや、彼女、何で来なんだんやと聞いたら、その払下げの反対派の議員と、キャプテンと一緒に御飯を食べに行きやったと言うてた。僕は賛成派の急先鋒やろう。そこで彼女は変わったんや。ほいたら大西を信用できんようになった。 そこで、もう時間ないんで、最後にそれを説明しておきます。その韓非子の、そこへ載せてる。いいですか。今、僕が説明したことやで。「故に主に愛有れば、則ち智当たりて親を加え、主に憎有れば、則ち智当たらず、罪せられて疏を加ふ」市長、その「主」というのは市長のこと。王様のこと。人事評価のことを言やんやで。人事評価がいかに。 この故事です。教育長、弥子瑕という家来、ここで言うたら総務部長や。弥子瑕は衛の国、新宮の市長に仕えていたんや。この韓非子というのは法治主義者なんです。僕は好きじゃない。ないんで、そやけれども、この韓非子の主張や。ほいだら、その王様は、無断で王様の車へ乗ったら足を斬り落とすぞという規則をつくった。ほいだら、その家来、弥子瑕という家来を王様は物すごく寵愛していたんや。ほいだら、その家来の母親が倒れたと。病気で死にそうやという連絡が入ったんで、守衛に王様の許可を得たあるからいうて、王様の車で駆けつけたんや。そしたら、その王様は弥子瑕は偉いやつやと。足を斬り落とされるのを覚悟で俺の車で母親を見にいったと。親孝行や。褒めて褒美を取らしたんや。そう書いたある。 そのときは、家来は優秀やと評価したんや。ところが、この王様はこの家来を信用できなくなったんや。嫌いになったんや。なったら、あの弥子瑕はうそを言うて、俺の車を無断で乗って行ったと。それで罰を与えたんや。この家来は、やっていることは同じことやのに、王様がその家来を好きか嫌いかで、好きなときは褒美を取らせて、嫌いになったらそれを理由で処刑する。それで、この韓非子は、だから、王様の、君主の、市長の進言するときは、市長の顔色を見いもうてせなあかんでと書いたある。そうやの。分かる。だから、王様に、市長に評価されようと思ったら、人間、どうしても市長に好かれなんだらあかんということや。ごまをすらなあかんということや。 その故事、こういう2,000年も続いているこういう成句は真理の一つでもあるんやで。この間、性悪説を言うたけれども、そういう人間の出来事をこういう思想家が判断するんやね。だから、この間言うた性悪説の荀子は、法律らで縛ったって、教員みたいにどんどんセクハラする不正な教員が増えてくると、やっぱり倫理を教えなあかんというのは、荀子の説。孟子もね。だから、この韓非子は、そんなこと言いやったらまとまらんから、徹底的に法律で規制して、破る者は徹底的に処分せえと。それが国を平和に統一できることやという主義なんや。法治絶対主義なんや。法律で縛れと。そういうふうに政策にはあるんや。 だから、これを読んでいたら、この韓非子の主張は今の中国の習主席のやり方とよく似てるんやね。だから、オミクロン株で中国はもめているのに、物すごい規制が厳しいやろう。それで問題が起こっているわね。だから、ああいうのを見て、ところが2,000年たった今になったら、大体評価されるのは、荀子や孟子のやっぱり倫理を教育で子供のときに教えとかなんだら、法律ではなかなか取り締まりできんというのが、そっちのほうが評価されとる。この韓非子の法治主義は、なかなか普及せんというか、評価されてないんで。そういうことで、こういうふうに、幹部が、権力者が部下を評価するということは、どうしても権力者の感情が入る。だから、侮辱発言やとなってん。 横道へそれたんで、あんなことぐたぐた言うとるから、また次の機会に港のことも三輪崎区のことも言います。 終わります。 ○議長(榎本鉄也君)  会議中ですが、午後1時まで休憩いたします。 △休憩 午前11時48分--------------------------------------- △再開 午後1時00分 ○議長(榎本鉄也君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続行いたします。--------------------------------------- △大坂一彦君 ○議長(榎本鉄也君)  2番、大坂議員。
    ◆2番(大坂一彦君) (質問席) マスク、御無礼します。 それでは、よろしくお願いいたします。 本定例会、12月定例会の初日に議員定数削減の議決を求められ、私は、将来の新宮市をも見据え、そのためには、今は現状の定数を確保しておくべきとの自分の考えで、信念を持って反対の討論をさせてもらったんですが、その様子を有り難くも私を御支援くださっている方がネットで見ておられたようで、その晩にお電話をいただきました。「丁寧にしゃべろうとしているのはよう分かったけれども、俺に説明してくれたときに言うていた言葉がなかったけれども、あれはどうしたんな」とのことでありました。討論の際に書き留めておいた文言が抜けておったんです。「あんたの考えは、俺はこうやって聞けるから理解もできるし、意見もできるけれども、ただ単に賛成、反対や、あかんで。市民に丁寧に説明をちゃんとせんと分かってもらいにくいで」と助言くださったのが、この方であります。 そこで、反対の討論の際に抜けてしまった言葉を、恐縮ながらこの一般質問の冒頭の時間を拝借し、お伝えさせてください。 あのとき抜けたのは、「身を切る改革について」の部分で、「私の考えとしての身を切る改革は、定数を減らして議員の考え方や発言の機会、また頭数を減らすようなことはせず、定数はそのままにして、我々議員の報酬を下げるという考え方でどうであろうというのが私の考えであります。私の中の身を切る改革ではないか。ただ、それについて、また動議を重ねるのではなく、そこは議員同士でしっかり議論し合って決めていくことではないかと思っています」という部分であります。この件に関しては、一応の決着を見ました。さらに今ここで、それについて足したり引いたりはいたしません。抜けてしまった部分だけをお伝えさせてもらって、今回の一般質問へと進ませていただきます。よろしくお願いします。 それでは、今回も市民の皆さんと同じ目線を大切にしながら、一般質問をさせていただきます。 初めに、毎回この件についてはお聞きしてまいりました。今回もお尋ねいたします。 まずは、新型コロナウイルスについてであります。 飲み薬が承認されたり、重症化リスクが低くなってきたことで、以前より多少悲壮感は薄くなりつつも、最近の県から発表される新規感染者数は、また4桁近く数える日もある昨今、さらには、年明けには第8波の到来かとも報道がなされております。市民は年末年始を迎えるに当たり、いまだ不安な毎日であります。このような状況で、3年もの長きにわたり大変な御苦労をいただいて日々の診療や業務に携わってくださっている医療従事者の方々へ、まずもって心より感謝申し上げます。本当に御苦労さまでございます。 そんな中の医療センターに、まずはお聞きします。 少し前、医療センターでクラスター発生とのことを聞きました。その後から現在まで、医療センターの状況はいかがでしょうか。また、このコロナがために他の診療科の受診に支障を来すようなことはないでしょうか。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  医療センター庶務課、岡本より答弁させていただきます。 11月の初旬と中旬に病棟や医局内でクラスターが発生し、外来診療や救急で受入れ制限をかけることになりましたが、11月25日に通常どおり復旧しております。 それ以降、特に診療科の受診に支障を来すような事例は確認されておりません。 ◆2番(大坂一彦君)  ありがとうございます。 医師、看護師の方々の仕事も様々な御苦労はおありだと思いますが、今は混乱することなく通常診療されておられる。安心して受診いただけると考えてよろしいですね。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  現時点では特に混乱することなく通常診療を行っておりますので、安心して受診いただければと思います。 ◆2番(大坂一彦君)  安心しました。 改めまして、先生方、看護師さんをはじめ、事務作業をされる方々を含む医療に従事しておられる方々に心から敬意を表しますとともに、引き続き、市民の安心・安全のために御尽力賜りますよう心よりお願い申し上げます。 続けます。 これは保健センターにお尋ねします。 前回の9月議会で、感染者の全数把握の見直しと同じく感染者の自宅療養期間の短縮、療養中の外出に関する見直し案が発表された旨、御答弁いただきました。その後、新たに発表されたり、市民が押さえておいたほうがいいような情報はありませんでしょうか。 ◎保健センター長(西洋一君)  保健センター、西より答弁させていただきます。 9月議会で答弁させていただきましたとおり、感染者の全数把握、感染者の自宅療養期間の変更はございません。自宅療養期間は、感染者は7日間、濃厚接触者は5日間の自宅療養となっております。 市民の方にお願いしておきたいのは、年末年始、帰省される方も多くいらっしゃると思われ、会食される機会も多くなると思われますが、感染予防の基本でありますマスクの着用、手指消毒、お部屋の換気等を行っていただき、感染リスクを減らしていただきたいと思っております。 ◆2番(大坂一彦君)  それでは、前回お聞きしたとおり、感染者の自宅での療養期間は、症状がある方は7日間、無症状の方も基本7日間だが5日目に抗原検査等で陰性の場合は、翌日に自宅療養が解除となるということでしたよね。 そして、療養中の外出については、症状のある方は症状が軽快してさらに24時間を経過してから、マスク着用などの感染対策をしっかり取って公共交通機関を使わず、食料品等生活に必要なものの購入に限り外出できるという認識で、今日現在はよろしいですね。 ◎保健センター長(西洋一君)  今日現在も議員がおっしゃるとおり、感染者の自宅での療養期間は、症状がある方は7日間、無症状の方は7日間だが5日目の抗原検査等で陰性の場合は、翌日に自宅療養が解除となります。 また、療養中の外出については、症状のある方は、症状が軽快してさらに24時間を経過してから、マスク着用などの感染対策を取って公共交通機関を使わず、食料品等生活に必要なものの購入に限り外出ができるものとなっております。9月議会で答弁させていただきましたとおり変更はございません。 ◆2番(大坂一彦君)  御丁寧に恐縮です。了解です。 3年余りが経過し、このコロナ禍のフェーズは変わってきたとはいえ、市民はいつ誰が感染してもおかしくない現状への不安、そのときにどう対処、対応したらいいのか分からないという不安はいまだに持っておられます。どうか、そんな不安な市民の受皿であっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎保健センター長(西洋一君)  全国的に感染者が増大しております。新型コロナウイルス感染症につきましては、和歌山県が主体となって対応していただいておりますが、市民の方の不安等の相談など、いろいろあると思われます。 保健センターとしましても、いつでも御相談に対応できるように準備はしております。相談内容によっては、再度、県の担当にお電話していただくことになることもあると思われますが、その点は御理解いただいた上で、少しでも安心していただけるよう対応してまいります。 ◆2番(大坂一彦君)  何とも心強い御答弁ありがとうございます。 引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 続きます。 新型コロナワクチン接種推進室にお尋ねします。 現在、早い方では5回目の接種を推進されていますが、現在の接種状況はどのような状況ですか。 ◎新型コロナワクチン接種推進室長(小内洋二君)  新型コロナワクチン接種推進室、小内より答弁させていただきます。 現在の接種状況についてですが、本市におきましては、10月3日以降、オミクロン株対応ワクチンをメインに接種を進めているところでございます。 当初、市内の医療機関での個別接種により実施しておりましたが、その後、3回目以降のワクチンの接種間隔が5か月から3か月に短縮されたことで対象者が短期間に増加し、医療機関の負担が大きくなることから集団接種も実施しているところでございます。 なお、12月11日時点でのオミクロン株対応ワクチンの3回目から5回目までの合計接種率は27.26%となってございます。 ◆2番(大坂一彦君)  ありがとうございます。 なるほど、このワクチン接種ですが、3回目を済まされて4回目への接種に戸惑いを持たれている方が結構おられるようなんですが、そのあたり、どのようにお感じでしょうか。 ◎新型コロナワクチン接種推進室長(小内洋二君)  オミクロン株が主流となり、従来株に比べ重症化率や致死率が低くなっていることなどから、感染症への危機感が薄らいでいることも大きな理由の一つと考えております。全国的に感染者が増加する中、これから年末年始を迎え人との接触機会も多くなることから、オミクロン株対応ワクチンの有効性を理解していただき、早期にワクチンを接種することを検討していただきたいと考えております。 ◆2番(大坂一彦君)  そういうことですよね。 前回の御答弁で、4回目接種は重症化予防を目的として実施されていますといただいています。今も同じスタンスで市民に接種をお勧めしているんですよね。 ◎新型コロナワクチン接種推進室長(小内洋二君)  議員御指摘のとおり、4回目の従来型ワクチンの接種につきましては重症化予防を目的として実施しておりましたが、オミクロン株対応ワクチンの接種が始まってからは、現在流行しているオミクロン株に対して、従来型ワクチンを上回る重症化予防効果や短い期間である可能性はあるものの感染予防効果や発症予防効果に加え、今後の変異株に対しても有効である可能性が高いとして接種を推奨しているところでございます。 ◆2番(大坂一彦君)  そうなんですよね。 そんな中、先日の報道で、感染法上の位置づけを今の2類からインフルエンザ相当の5類へ引下げかなどと予測めいたことが報じられておりました。また、先週土曜日のオンラインの読売新聞の記事で、コロナワクチンの無料接種見直し議論へ検討を進めるとも書かれていたのですが、これらの話が進んでくると、ワクチン接種はもちろん治療費も自己負担となり、なかなか接種が難しくなるのであったり、いわゆる受診控えが増えるのではとも懸念されますが、推進室へそのような情報は入っていませんか。 ◎新型コロナワクチン接種推進室長(小内洋二君)  新型コロナ感染症の治療費と新型コロナワクチン接種の接種費用につきましては、それぞれ感染症法と予防接種法上の位置づけに基づき費用負担が決められているところですが、12月2日に感染症法と予防接種法の一部が改正されました。感染症法の改正につきましては、附則に新型コロナ感染症の位置づけについて速やかに検討する規定が追加されたことで、今後、現在の2類相当とする位置づけの見直しに向けた議論が加速するものと考えております。 また、予防接種法の改正につきましては、コロナワクチンの位置づけについて、これまで同法附則第7条において特例臨時接種としていたものを、改正後は、同法第6条第3項の臨時接種として見直すもので、接種に係る費用について、現時点では、令和5年3月31日まで国が引き続き全額負担することとなってございます。今後も国の動向を注視し、情報収集に努めてまいります。 ◆2番(大坂一彦君)  今、御答弁の新しい資料もいただきました。また、昨日のちょうどこれをプリントアウト終わった後、何げにネットのニュースを見たときに新たな動きもあったようであります。いろいろ日々刻々と変わっているような状況だと思っております。どうか、どうぞしっかりと情報収集いただきまして、また我々市民への情報提供をくれぐれもよろしくお願いしたいと思います。 また、前回の9月議会の折には、ワクチン接種後の副反応のことをお聞きしましたが、先日、耳にしたのが、これも実は報道なんですが、コロナに感染したが軽症で安心していたのもつかの間、その後のひどい後遺症に悩まされているという話。推進室や保健センターにこのような相談や情報は届いていませんか。 ◎保健センター長(西洋一君)  保健センター、西より御答弁させていただきます。 保健センターにおいて、今のところ感染後の後遺症に関する相談や情報については受けておりません。また、ワクチン接種推進室並びに新宮保健所にも確認しましたが、感染後の後遺症に関する相談や情報については受けていないということです。 ◆2番(大坂一彦君)  ありがとうございます。安心しました。 いずれにしても、今しばらくはやはり適切なワクチン接種と自分自身で感染対策をしっかり施し、予防していかなければなりません。そして、これも毎回申しておりますが、接種をお願いする側として、市民の不安や情報をしっかり踏まえた上で、今後とも、どうぞ市民に適切な御指導をお願いします。 続きまして、これも毎回お聞きしています。コロナ禍における経済についてお尋ねいたします。 先日、新型コロナウイルス感染症や物価高騰などで影響を受ける市民生活の支援と地域経済の活性化に寄与することを目的に、全市民に1万円の商品券を交付という市地域応援商品券交付事業がなされましたが、利用状況など把握されておられますか。 ◎総務課長(赤木博伯君)  総務課、赤木より答弁させていただきます。 現在の利用状況でございますが、昨日12月13日までに各店舗事業所様からは1億3,631万7,500円の御請求をいただきました。予算額に対しましては約50.5%が既に御利用いただいたということとなっております。 ◆2番(大坂一彦君)  それは、8月1日現在、新宮市に住民票を有している人に1万円分の商品券を世帯主宛てに世帯全員分を郵送されたんですよね。 この到着にかなりの差があって、うちにはまだ届かへんのやけれどもなど何件か御連絡をいただきました。早かったところと遅かったところでは約一月の差があったとか、市民からそんな声は届きましたか。 ◎総務課長(赤木博伯君)  今回、商品券の交付に当たり、引換方式にするのか、また郵送方式にするのか、あるいはそれを組み合わせた方式にするのか検討を行いましたが、市民の方の手間や引取りに来られるのが難しい方への対応、全世帯を考えた中での配布期間など総合的に勘案し、ゆうパックによる郵送方式とさせていただきました。 議員御指摘の点につきましては、約1万5,000世帯を郵便局員さんが1軒1軒訪問の上で配布するということもありまして、限られた人員の中、地域ごとで遅い早いがございました。確かに、1回目の訪問で受け取りいただいた方と、1回目の訪問時は不在で2回目の訪問時に受け取りになられた方ではかなりの差が出ており、御迷惑をおかけしたところでございます。 市民の方からは、配布の期間中、市役所にも確認のお電話もかなりいただきまして、その際には、配布状況を確認したり、事情を御説明するなどして御理解や御容赦をいただきながら対応してまいったところでございます。 ◆2番(大坂一彦君)  市民の手間や取りに行けない方々への配慮としてゆうパックを採用された。いろいろお気遣いいただいた上、御苦労もあったようです。 でも課長、市民の気持ちになって考えると、1か月の差となるとやっぱり心配しますよね。それに、遅く届いた方は利用できる日がその分短くもなります。その点、議論の余地があるとして、それ以外、皆さん、年末年始を前におおむね喜んでおられたと私は思っております。ありがとうございます。 それと、これに関連してではありますが、前回も少し気になりお尋ねしたんですが、これより先に販売していたプレミアム付商品券のほうは、その後、どうでしょうか。9月議会での御答弁では、8月末時点で販売冊数は2万8,376冊、購入率52.4%、金額にしますと1億9,863万2,000円の販売額とのことでした。これと比較して、現況はどうでしょうか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  商工観光課、津越より答弁させていただきます。 プレミアム付商品券の販売状況でございますが、直近11月末時点の数字でございますが、販売冊数は3万4,283冊、購入率といたしまして63.3%でございます。金額にしますと2億3,998万1,000円の販売額でございます。 ちなみに、昨年の11月末の数字でございますが、購入率が62.7%でございましたので、昨年と比べまして0.6%ほど増加しております。 ◆2番(大坂一彦君)  なるほど、昨年比よりは微増といいますか増えてはいるんですね。落ち込みがなくて本当よかったと思います。 さらにですけれども、前回、市役所の職員さん方にも、この施策の広報役、いわゆる宣伝マンになっていただくべく、このプレミアム付商品券の購入を勧めさせてもらったんですが、職員さん向けに、その後、追加の広報はいただけましたでしょうか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  職員向けには、庁内にて広報は行っております。 なお、年末年始を控えまして販売、使用期間も残り1か月半となりましたので、さらに職員向けにも広報したいと考えております。 ◆2番(大坂一彦君)  誠にもって恐縮なんですけれども、どうぞよろしくお願いいたします。 長期にわたる、このコロナ禍にウクライナ情勢なども加わっての燃油高、さらに円安なども絡んでの物価高などなど、これから寒さも増してくる時期に市民生活において大変な苦しみでもあります。また、商売人にとっては、相変わらず売れない、売りにくいの大変厳しい状況です。さきに販売を開始したプレミアム付商品券の購入、利用できる期間も大分押し迫ってきましたが、市内事業者の痛みや苦しみを少しでも緩和できるよう、また一般の市民の方にも喜んでいただける施策となりますよう、さらなる御尽力をぜひお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  プレミアム付商品券の販売、使用期間も、先ほど御説明したとおり残り1か月半となっておりますので、引き続きプレミアム付商品券の販売促進につきましては、あらゆる手段を使いましてしっかり広報していきたいと考えております。 ◆2番(大坂一彦君)  コロナ禍で苦しむ市民、市内業者のために、今後もぜひの御尽力をお願いいたします。そして、この項を閉じます。 項目2であります。 インボイス制度についてでありますが、来年10月から始まるこのインボイス制度、適格請求書等保存方式だそうで、これ言葉はよろしくないかもしれませんが少々厄介な感じですよね。国税庁の行うこの施策、市役所としては直接関係ないかとは思いますが、この制度について関係される課で、少しできれば分かりやすく御説明いただけませんか。 ◎税務課長(安井正典君)  税務課、安井が答弁させていただきます。 適格請求書等保存方式のことを一般にインボイス制度と呼んでいますが、このインボイス制度について説明します。 なお、インボイス制度とは、消費税における軽減税率など複数税率に対応させるために定められたもので、御承知のとおり所管は国、税務署になります。 インボイス制度が導入されることで、主な改正点は、第1に、請求書、領収書の表示明細が変わること、第2に、税務署への登録が必要になるが、これは事業主の任意でよいということです。 第1の請求書の表示明細が変わることについては、税率ごとに区分して合計した対価の額、つまり税率8%の税抜きの売上額、税率10%の税抜きの売上額を新たに記載することです。 第2の登録が必要になるが事業主の任意でよいについてですが、まず消費税の仕組みについて簡単に説明します。改正後も基本的には変わりません。事業者は物を仕入れて販売する場合、仕入れたときに仕入先に消費税を払い、販売したときに販売先から消費税をもらいます。払った消費税ともらった消費税の差額を当該事業主の消費税として税務署に納付することになります。改正後は、当該事業主は、仕入先がインボイス登録をしていない場合、仕入先に払った消費税を相殺できず、販売先からもらった消費税をそのまま税務署に納めることになります。また、現在は、年間売上げ1,000万円以下の事業主は免税事業者として申告及び納税は不要となっていますが、改正後、登録を行った場合、売上げ1,000万円以下でも申告及び納付が必要になります。そのほか、販売先が全て消費者の場合、インボイスの請求を求められることもないので登録する必要がないようにも思われます。このように登録について事業主の任意になっているのは、事業の規模、取引先等、様々な条件で登録するかしないかは、事業主各自が自己責任で判断してもらうためと考えます。 なお、登録期限は令和5年3月31日、制度施行は令和5年10月1日でございます。 ◆2番(大坂一彦君)  御丁寧な説明ありがとうございます。 ただ課長、今のように丁寧に御説明いただいても、100%理解するのってなかなかこれ難しいと思われます。 今の御説明にもありましたが、市内の事業所においては、現コロナ禍で従来のように売上げが伸ばせず、残念ながら消費税の免税事業者になってしまったところとかもあります。また、元より免税事業者ではあったけれども、取引先には、やはりこの制度にのっとった請求書等を求められるため、その他のメリットはあまり感じられないが登録しなければならないと思っているなどなど、実に様々であります。特に、個人事業主の割合が多い我がまちでは、このような思いを抱えておられる方が少なくないのではないかとも思います。 商工会議所では、来るべきその日に向けて様々なセミナー、勉強会を開催されてもおられます。ただ、そこに属さず聞きに行けない方とか、行きたいけれども日程が合わずなかなか行けずにいる市内業者さんもあろうかと思うんです。かといって税務署には聞きに行きにくいしなどなど、何らかの動きを起こそうにもちゅうちょしてしまっている事業所、お店も結構あるのではと思います。 そこで、市役所として、そんな事業所さんや店舗さんの相談の窓口や手助けをできるようなことは考えておられませんでしょうか。 ◎税務課長(安井正典君)  国税の制度に係ることもあり、直接の窓口が税務署ということもございますので、市としてできることには限界もあるところではございますが、市の窓口に関連するパンフレット等も置いてありますので、それを配布させていただいたり、市の窓口に相談に来られた事業者さんに対しては、登録の判断や手続がスムーズに行えるよう、可能な範囲において制度の概要の説明や助言等もさせていただけたらと考えているところでございます。 ◆2番(大坂一彦君)  ありがとうございます。 今の御答弁の特に後半の部分は、今回一番いただきたいお答えでありました。ぜひ、この件で相談に来られた方々には、でき得る限りで結構だと思います、でき得る限り助言やサポートをお願いします。 今回、これを取り上げさせてもらうにあたり、御課へ最初に相談に行ったときに、この2枚組の説明書を見つけて頂いてきました。これ私なりに勉強というか調べたところの資料よりかみ砕いた説明がなされ、比較的分かりやすく書かれているように思いました。 そこで、例えば、この中にあるようなインボイス制度が始まりますという、この中にあるような説明を、相談に行った折に教えていただけるようになればと思っておりました。ふだんの窓口業務に加え、さらなる業務の追加となって職員さんの負担は少し大きくしてしまうかも分かりません。そこは大変恐縮なんですが、市内の中小の事業者にとってこの制度は結構悩み深い問題であろうと思います。 また、このインボイス制度の導入で弱い者をさらに弱くしてしまう。いや、企業側が免税事業者やフリーランスとの取引を敬遠する懸念もあるなど少々心配な面も見え隠れいたしております。 ただ私は、この制度をやめてしまえと論ずるために今回取り上げたのではありません。来年3月には制度への登録も締め切られます。もう間もなくです。コロナ禍で売上げは落ちるわ、またこのような難解な消費税の仕組みができてきたわ、ただでさえ、頭の痛い状況に中小の個人事業主の割合が高いこの地元の役所として、これに対して何らかのサポートをお願いしたく、またこの制度に関係する事業所さんの何らかの気づきになればと、今回取り上げてみました。担当課としてはいかがでしょうか。 ◎税務課長(安井正典君)  議員おっしゃいますとおり、今回のインボイス制度により影響を強く受けるのは、これまで免税事業者であった中小の事業者さんや個人事業主の方々であるという側面がございます。 担当課といたしましても、そうした業者さんがスムーズに制度に対応していただけるよう、できる限り相談の受付や制度の周知に努めてまいりたいと考えております。 ◆2番(大坂一彦君)  ぜひ、よろしくお願いいたします。 先般、政府もこのインボイス制度に沿って新たに消費税を納めることを選んだ事業者に対しては、税負担を和らげる激変緩和措置の導入も検討しているとの記事も見られました。このような情報もしっかりキャッチいただいて、相談に来られた市内業者さんにお知らせいただければありがたいと思います。ぜひよろしくお願いします。 そして、項目3に移ります。 自身の4年間を振り返り、総括と再確認であります。 私、こちらに来させてもらうようになって早いもので3年半、まさにコロナ禍に見舞われた日々でありました。もちろんコロナ関連だけではなく、その他の様々な案件をこの一般質問の場や各種委員会、はたまた直接その課の窓口へ相談に行かせてももらいました。まだまだ歴の浅い私の問いかけにも、その都度、真剣に御対応いただき大変ありがたかったです。ありがとうございます。 そこで、ここからは、以前に問うてきたことなどを項目別に分け、幾つかピックアップして再度お尋ねし、その後どうなっているかなどを再確認させてもらいたいと思います。3年半にわたる内容ですし多岐にわたりますので、今日、それをさらに深くとはなかなかまいりませんが、もし、御答弁の中、さらに深くお聞きしたいようなことになれば、その担当課へ、また行かせてもらいますので、その際に少々詰めさせていただければとも思います。よろしくお願いします。 まずは、無駄を省いて稼げる自治体へ関連ですが、私はこの3年半、基本、これをベースにしてきました。小さな経費の削減が重要で、事務用品や消耗品に対するコスト意識を持っていただきたく、無駄を省いて稼げる自治体へとよく言わせてもらってきました。 初めて登壇させてもらった令和元年9月の一般質問で、窓口封筒に広告を募集してはと提案しました。ありがたいことに、これはすぐに実行され、今でも続けていただいています。この窓口封筒の現在の状況を教えてください。 ◎市民窓口課長(南拓也君)  市民窓口課、南より答弁させていただきます。 窓口封筒への広告募集につきましては、大坂議員からの御質問、御提案を契機といたしまして、令和元年から封筒の無償提供を受けるという形で毎年実施しており、コスト面の効果としましては、それまで予算がかかっていました封筒作成費の抑制につながっているところでございます。 ◆2番(大坂一彦君)  恐縮です。でも課長、早々に取り組んでもらった上に今も続けてくれているんで大変ありがたいんですが、正直申しますと、私のイメージとはちょっと違うんです。その封筒の無償提供を受ける1社を募るのではなくて、市民が各課窓口に来られ、必要な書類を持って帰られるときの封筒なので、窓口に来られた市民のニーズに合った業者さん、五、六社、それぞれに広告をお願いして載せてもらうことで、窓口に来てそれを見た市民は必要な知識を得て、それに携わり広告をしてくださる業者さんも我が仕事をアピールできて、その上、役所は広告収入を得られるという、まさに市民、業者、役所がウィン・ウィン・ウィンになれるシステムだと考えております。 ぜひ、その辺をもう少し詰めにまた御課へ行かせていただきたいと思いますので、その際にはどうぞよろしくお願いします。 また、これは前回の9月議会にお伝えだけしたんですが、堺市に住む私の友人が送ってくれた堺市の広報紙をお渡しして、それはタブロイド判サイズのカラーの新聞形式ということで、新宮市の広報紙よりサイズも大きめで、タブロイド判の新聞紙なので、文字も少し大きく見やすくなっているようにも思え、また紙質も、あの手のほうがともすれば安価に済むのではないかと思い課長にお預けしました。その後、お調べいただけましたでしょうか。 ◎総務部次長兼秘書課長(南守君)  秘書課、南より答弁させていただきます。 まずは、大坂議員におかれましては、情報提供いただき誠にありがとうございました。いただいた情報を基に、現在、単価等につきましては確認させていただいております。 今後は、経費比較、メリット、デメリットも含めまして調査研究を行ってまいりたいと考えております。 ◆2番(大坂一彦君)  課長、私は、新宮市の広報紙を決して否定しているわけではありません。議会だよりを含め新宮市の広報紙は、よそに負けない自慢できるものだと思っております。 ただ、今回のように他の自治体のものを見て、市民が少しでも見やすく、それが今より安価に作れるんならと調査研究の御提案をしてみたので、そこのところはぜひ御理解ください。 抑えられる経費は極力抑える、その努力はし続けてやっと効果が現れてくるものです。どうぞ引き続き調査研究をお願いします。最終的な結果、結論が出ましたらまた教えてください。お願いします。 続きまして、稼げる自治体へということで、ふるさと納税についてもよく触れさせていただきました。 昨日、岡崎議員も聞いておられましたが、いま一度、担当課にお聞きします。 ふるさと納税の現況はいかがでしょうか。 ◎企画調整課長(峪中直樹君)  企画調整課、峪中より答弁をさせていただきます。 これまで、中間事業者と連携しまして魅力ある返礼品づくりや寄附をしていたいただくポータルサイトの追加など納税額の増加に向け取組を行ってまいっております。 寄附額につきましては、一昨日、1億円を突破してございまして、昨日現在で約1億500万円となってございます。 ◆2番(大坂一彦君)  そうなんですってね。岡崎議員がこれについて最初に問われたとき、いわゆるふるさと納税に最初に問われたときの額が1,000万円余りで返礼品の数も55件程度、それが今は1億円を超え、今の課長の御答弁にもありましたが、1億円を超え返礼品の数も1,000件を超える、サイトの内容もすばらしくなっていると、昨日、岡崎議員、報告されておられました。 確かに大幅なアップであります。これは、先ほどの御答弁のようにポータルサイトを2社から8社に増やしたことや、中間業者に業務委託したことなどが功を奏してアップしたとのこと。また、昨日の岡崎議員への市長の御答弁では、これからも2億円、3億円を目指していきたいと力強い意気込みも聞かれました。 ただ、現状の1億円から2億円、3億円というのは、そんなに容易じゃないと思うんです。ポータルサイトってもうそんなに増やせないでしょうし、私は、これまで幾度となく新宮市と同規模の市町や近隣町村の好事例を紹介し、それらを参考にしながら、またかでありますが、ふるさと納税に特化した部署の設置をその都度都度に申してまいりました。 先ほどの御答弁がごとく、役所としてポータルサイトを増やしたり、業務を委託したりして数字は確かに伸びてきてはおりますが、それにとどまらず、専属の部署でふるさと納税についてもっと調べ上げ、意見交換し合い、いかにしたら新宮市のふるさと納税をもっと伸ばせるかをぜひ議論してもらいたいと思います。 また、例えば、市民に、新宮市のふるさと納税どうしたらいいと思いますかと率直に問うてみるのもありじゃないかとも思います。そうしたら、他地域にふるさと納税をされた方々の経験上、あそこはどうだった、こうだったとの明るいお知恵もいただけるかもしれません。 ただ、過去に、専門の部署を設けるには人手が足りない旨の御答弁もいただいておりますが、大きな組織じゃなくてもいいんです。それを真剣に話し合える少数精鋭の部署で活発な議論の下、さらなる飛躍を望みたいと思っております。 また、返礼品のヒントとなればと、令和2年6月には、交流人口を増やすためにも、ふるさとを離れ遠方に住まわれている方々が帰省する際に使える宿泊券やレンタカー券、帰ってこれない方々のためにお墓の草刈り券などの提案もいたしました。その他、もっともっとユニークで実用的で喜ばれる返礼品って皆さんのお知恵で作れると思います。再度、ぜひの御検討をお願いいたします。 それとです。これは無駄を省く云々ではないんですが、前回9月議会に取り上げたマイナンバーカードの件をいま一度ここでお聞きしたいと思います。その後どうでしょうか。 ◎市民窓口課長(南拓也君)  市民窓口課、南より答弁させていただきます。 先般、各課に依頼しまして、マイナンバーカードに係る事業調査を行い、取りまとめを行ったところでございます。 現在は、市民サービスにつなげられるようよりよい制度設計を行うため、他の自治体などの状況把握や情報収集に努めているところでございます。まずは来年度、コンビニ交付事業実施に向けて進めているところでございます。 ◆2番(大坂一彦君)  ありがとうございます。 各課に依頼した事業調査の取りまとめが全てなされ、何らかの方向性や答えが出ましたら、ぜひまた教えてください。よろしくお願いします。 このマイナンバー制度、市民皆さんの生活においては本事業をうまく利用いただいて、1万5,000ポイント、いわゆる1万5,000円や2万ポイント、2万円を受け取っていただき、役所においては、これはさきの教育民生委員会の折にも申しましたが、これはただ単に登録者数を増やすだけではなく、いかに新宮市独自のサービスを各課連携の下につくれるかがこの事業の肝だと考えます。そして、最終的には、ぜひ市民に喜ばれる制度として確立いただきたいと思います。引き続き、よろしくお願いいたします。 この項目中では、まだまだ申してきたことがあるんですが、令和3年12月議会では、市指定のごみ袋への広告募集できないかや、令和4年6月には図書館における雑誌のスポンサー制度など、その他、何かしらで市民サービスの向上とともに稼げる自治体となるべく、どうぞ今後も調査研究をいただきたいとお伝えして、次に移らせていただきます。 続いて、教育についてであります。 令和3年3月の一般質問で、当地方から大学入試共通テストを受験するには、どうしても慣れないホテルに前泊しなければならなくて、多くが、それが大変ハンディキャップになるのではとお伝えさせていただきました。もちろんすぐにどうこうできる問題ではないと思いますが、この時期が近づいてくると、どうしてもその思いが増してきます。紀北の子たちは自宅から通えるというか、受験に行けるんです。紀南に住む者は、基本ですけれども、前日バスや電車に乗ってホテルに泊まり、翌朝自分で起きて、知らぬ土地で、また電車かバスを使って試験会場入りしたりするわけですよね。これはハンデ以外の何ものでもないように思います。不公平なような気がします。紀南の子たちも、せめて朝、自宅を出て間に合うようなところで試験を受けさせてあげられないでしょうか。ぜひ、いま一度、関係機関へさらなる働きかけをお願いします。 また、令和4年3月には、県庁の国際課へ行って話を聞き、国際課が行っていた青少年交流事業などを活用して、オンラインで生の外国語に触れる機会を増やす取組をしてはどうかと提案させてもらいました。そのときの県庁の国際課課長は、どうぞぜひ県を利用してくれればとまで言ってくれていたと記憶しています。子供たちのために使えるコネクションやらパイプや方法を有効に利用させてもらえばいいと思うんです。 この件に関して、担当課でその後、何らかの話合いはありましたでしょうか。 ◎教育政策課企画員(富田英之君)  教育政策課、富田より答弁させていただきます。 現時点におきまして、県教育委員会のほうからは、交流事業についての案内は届いておりません。ただ、令和5年度に和歌山県人会の世界大会が開催されるということで、後日、関係される方々がその説明に来庁されることになっております。詳細が分かってくる中で、学校の教育活動の一環としてお手伝いできることがございましたら、また協力していきたいと考えておるところです。 ◆2番(大坂一彦君)  GIGAスクール構想などで環境は整ってきていると思います。児童生徒が貴重な体験をできるいい機会になればありがたいと思います。ぜひ積極的に情報をつかみに行ってほしいです。よろしくお願いします。 また、このとき、同じときですが、私の拙い陸上競技の経験を基に、小学生、中学生の子供たちが机の上での勉強だけではなく運動で頑張る経験も貴く、その頑張りを応援する保護者たちの姿がまちの活性化につながるはずともお伝えしました。決して遠くないであろう中学校の再編問題も、その辺のところも御考慮いただき、様々な角度から検証いただいて、子供たちを中心でお進めいただきたいと思います。これに関しても、担当課の御答弁をいただきたいと思います。 ◎教育政策課企画員(富田英之君)  学校で行われている学習活動につきましては、机上で行う学習以外にも、運動部活動などの体育的な学び、また美術や音楽などの文化的な学び、自分たちの生活をよりよくしていくための自主的な学びなど多岐にわたっております。それらのバランスをしっかりと取りながら教育活動を続けていくことが子供たちの健やかな成長につながり、それが学校の活性化、果ては地域の活性化にもつながっていくのではないかと考えておるところです。 現在検討中の中学校の再編でも、子供たちの健全な成長にとってどのような学びの場が適しているのか、その点をしっかりと考えながら進めていくことになろうかと考えております。 ◆2番(大坂一彦君)  全くおっしゃるとおりだと思います。 未来ある子供たちのために、ぜひ慎重審議を重ねてお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 そして、この項目の最後として、丹鶴ホールについてお聞きします。 先般、丹鶴ホールを御利用いただいた方々にアンケート調査をされましたよね。その内容を別の機会でいいですので、ぜひ教えてください。お願いします。 それと、丹鶴ホール関連で、歴史と文化の薫るまち新宮市の文化複合施設、丹鶴ホールができてはや1年余りが過ぎ、先月11月には様々な文化行事や展示がなされておりました。私も何度か足を運ばせてもらったり、お手伝いもさせてもらったりもしました。 そのとき、遠方から展示に来られた方、この方は絵の先生だったのですが、こんなすばらしいきれいなホールで展示できて本当にうれしいですと大変喜んでおられ、後にお礼のお手紙まで送ってくれていました。 そんな丹鶴ホール、11月23日には第76回和歌山県美術展覧会として、県展、ジュニア展の新宮会場として開催され、大変多くの方々の入場があったと聞いております。これは、この後、上富田町、橋本市と会場を変え開催されたのですが、その地元関係者から、ぜひ来年もこちらで開催してほしいとの御意見を預かりました。 この方の「こちらで」には、よくよく聞いてみると少し含みがありまして、願わくばここで、いわゆる丹鶴ホールで。もし、それがかなわなければ、ぜひ新宮の地でということでありました。その方は地方展開催に当たり、いわゆる新宮市でやるに当たり、割当て金のことなどを心配されてのこの言葉だったと思いますが、新宮市が誇る文化を発信する場の丹鶴ホール、その他の行事などの兼ね合いもあろうかとは思いますが、協力できることはぜひしてあげてほしいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎文化振興課長(栗林圭一君)  文化振興課、栗林から答弁させていただきます。 和歌山県展、ジュニア展につきましては、丹鶴ホール開館前から毎年開催しており、多くの方に御来場いただいております。本年11月には会期5日間で731人の御来場をいただき、丹鶴ホール開館直後開催の昨年を上回る御来場をいただきました。 担当課といたしましては、来年も11月に開催する方向で、県の担当者と調整させていただいております。 ◆2番(大坂一彦君)  大変前向きな御答弁、想定していたのより前向きな御答弁、本当にありがとうございます。その方にもその旨お伝えさせてもらいます。ぜひ、実現できますようお願いして、次に移ります。 ○議長(榎本鉄也君)  会議中ですが、10分程度休憩いたします。 △休憩 午後1時57分--------------------------------------- △再開 午後2時10分 ○副議長(東原伸也君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 2番、大坂議員。 ◆2番(大坂一彦君) (質問席) それでは、続けます。 続いて、医療についてであります。 令和3年12月議会において、今はおかげと解消されておりますが、医療センターの産婦人科の医師不足問題に触れ、また引き続き令和4年3月定例会の一般質問で、婦人科の仕事に長く携わってこられた方のお話を紹介し、来る2024医師、看護師にも及ぶ働き方改革への早期対応を求めました。そのあたりをまたお聞きしたいと思います。 産婦人科のみならず、他の診療科の医師の確保は大丈夫ですか。また、あのときの産婦人科みたいなことはないですよね。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  医療センター庶務課、岡本より答弁させていただきます。 和医大等に積極的に医師派遣の要望を行っておりますが、診療科によっては医師確保が難しい科もございます。内科医師については、当院に限らず全国的に不足しており、特に地方においてはその状況が顕著に表れているようです。当院も継続的に医師派遣の要望を行っている中、何とか最低限の医師数を派遣していただいている状況です。ただ、和医大側も当院が地域の2次医療機関として重要視していただいており、その点については配慮していただいております。 ◆2番(大坂一彦君)  全国的にも大変厳しい状況であることは理解しております。引き続き、よろしくお願いいたします。 また、重ねてのお尋ねになりますが、働き方改革への対応は大丈夫でしょうか。現段階で、どのような対応を準備しておられますか。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  働き方改革により、再来年度から医師にも時間外休日労働の上限規制が施行されます。 当院としては、和歌山県病院協会や県医務課、和歌山県医療勤務環境改善支援センターまたは新宮労働基準監督署にアドバイスをいただきながら、また医師の勤務状況や内容の把握を行っているところであり、その後の進捗についても適切に行ってまいります。 ◆2番(大坂一彦君)  こちらもまた大変難しいかじ取りだと思います。市民の命を守る医療のために、ぜひの御尽力をお願いいたします。 さきの教育民生委員会の質疑でもありましたが、医療センターで看護師数が足りないということなどはないでしょうか。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  看護師の不足についても、以前から全国的に問題となっており、当院においても、採用試験を増やし、また看護補助者としてナースエイドを多く雇用して、看護師の増加や業務の軽減を図っておりますが、まだまだ不足している状況です。 今後は、奨学金の貸付枠を拡充するなどにより、さらなる看護師の確保に向け取り組んでまいります。 ◆2番(大坂一彦君)  もう本当、御苦労に痛み入ります。 先ほども申しましたが、市民が安心・安全の医療を受けられますよう、これからも引き続き、さらなる御尽力をお願いしまして、次に移ります。 続きます。 防災についてであります。 令和2年6月議会にて、旧西道、神倉、磐盾地区の住民の避難所が市役所前の福祉センターか橋本の隣保館であることに触れて、高齢者には遠くて不便であることを伝え、神倉小学校や県立新宮高校を避難所にできないかを問うたのですが、その後、その辺のさらなる御検討はいただけましたでしょうか。 ◎総務部参事兼防災対策課長(竹田和之君)  防災対策課、竹田より御答弁させていただきます。 台風など風水害の際の避難所につきましては、新設の文化複合施設の1か所が増え、23か所の避難所を優先して開設することにしております。市広報に掲載するなどして市民の皆様にお知らせしているところでございます。 これらの避難所につきましては、危険な地域から避難をしていただきたい、また避難所自体が被害を受ける懸念のあるような施設は開設をしないといった観点から選定しておりまして、どうしても避難所まで遠くなってしまう地域がございます。市民の皆様には御不便をおかけしていると思いますが、御理解のほどをお願いしたいと思います。 また、新たに避難所で避難者が密にならないように多様な避難先を選択していただけるよう、親戚知人宅や旅館、ホテルへの避難についての推奨も行っており、旅館、ホテルへの宿泊避難につきましては補助も実施しております。 なお、台風など事前に降雨などが見込める場合につきましては、雨風が強くなって避難が困難な状態になる前に避難をしていただきたいという考えの下、雨や風が強くなる前、しかもできるだけ暗くなる前に高齢者等避難レベル3を発令し、早く安全に避難場所まで避難をしていただけるよう努めているところでございます。余裕を持って、早めに避難先まで移動していただけますようお願いしたいと思っております。 ◆2番(大坂一彦君)  御答弁の内容、よく分かります。よく分かるんですが、風雨がひどくなることを見込んで早めに避難する。これがなかなか難しいらしいんです。特に御高齢の方は、一度でも経験された方は比較的動けるそうなんですが、何せ初めてという方はどうしても二の足を踏んでしまうそうで、この初動の遅れが懸念されます。 また、令和2年12月議会で、毎回、大雨のときの冠水被害に悩む市民の悲痛な声を伝え、冠水しやすい場所への対応と配慮、そのような特別冠水しやすい場所には止水板などを配布できないかを検討も求めました。このときには、簡易な水土のうの作り方を出水期前に広報紙で紹介したいとの御答弁でありました。 ただ、大雨のときには、ほとんど毎回冠水を覚悟されるのってどれだけつらいか。やはり、それは経験された方々にしか分からないと思うんです。さらに、この方とは別の地区の方からも、道路からあふれてくる水で困っているお話を先日聞きました。ただ、この方には詳しいところをまだ聞きに伺えていないので、お話を伺ってから、また御課に相談に参ります。その際にはよろしくお願いします。 いつ何どき起こるか分からない天災地変、様々な角度からの研究検討をここでまた改めてお願いして、次に移ります。 観光についてです。 今年の6月議会において、残念ながら赤字路線との発表があったJR紀勢線、新宮白浜間について沿線の各自治体が危機感を共有し、胸襟を開いて真剣に議論する必要性を訴えました。 そのときにも申したのですが、これってやっぱり新宮単独で動いてもなかなか解決する問題ではなく、沿線の各自治体一つ一つがまずは点として考え、意見を出し合い、さらには、その一つ一つを結んで文字どおり線となって初めて効果が現れてくるものだと考えます。 その後、この点において、何らかの協議は行われましたでしょうか。 ◎企画調整課長(峪中直樹君)  企画調整課、峪中より答弁をさせていただきます。 和歌山市から新宮市までの紀勢本線沿線の市町村24自治体で構成します紀勢本線活性化促進協議会におきまして、今年10月14日に、新宮白浜間の路線の維持に向けた地域活性化や利用促進等の諸問題を議論すべく新宮白浜部会というものを設置いたしまして、白浜以南の沿線自治体8自治体になりますが、それと和歌山県、JR等が一体となりまして議論を始めたところでございます。 ◆2番(大坂一彦君)  ありがとうございます。 JR沿線の新宮から白浜間の自治体の部会ができて、議論しようとしてくれているのが分かりました。 6月にこれに触れた際、市長の御答弁にも、廃線はあり得ません、しっかり協議を進めていくとの力強い言葉ももらっております。先ほども申しましたが、新宮市単独でどうこうできる問題ではないと思いますが、やっぱりそこは我が新宮市がイニシアチブを取って、先頭になってお進めいただきたいと思います。ぜひよろしくお願いします。 また、これも今年の6月議会、9月議会と2回にわたり、この春から運航を開始した瀞峡への川舟の件ですが、これは、私自身の乗船体験を基に新宮市の新たな観光の起爆剤ともなり得ると思ったのですが、玉置口乗船場まで公共交通がないことや、車で訪れる観光客に対して道中、看板が少な過ぎて分かりにくいことを指摘させてもらいました。それらはその後どうなりましたでしょうか。 ◎熊野川行政局住民生活課長勢古口千賀子君)  熊野川行政局住民生活課、勢古口より答弁させていただきます。 川舟センターから玉置口乗船場までの送迎の件につきましては、公社理事会にて協議を重ねております。 また、看板につきまして、宮井大橋付近の大型看板につきましては、県観光振興課に設置を依頼し協議を進めております。また、ガードレール上の小型看板につきましては、設置に向けまして協議しているところであります。 ◆2番(大坂一彦君)  ありがとうございます。 宮井大橋付近の今御答弁にありました県の観光振興課に設置を依頼して協議中、実現できればと思っております。 今の御答弁と、昨日、課長との話の中で、ガードレール状の、宮井大橋を新宮方面から来て宮井大橋を右折して入っていって、いわゆる玉置口に向かう道々、道中の案内が不足している旨、6月、9月で申して、そのときに北山村、おくとろ温泉という小さい看板がガードレール上にありますよと。国定公園であるがためにそういう看板がすごく難しいというふうな御答弁もいただいてはおったんですけれども、北山村さんがそのように明示されておられるので、あのような形のものやったら何とかできんかなというふうなことを重ねてお伝えしてまいりました。 先ほどに戻るんですが、昨日の課長とのやり取りであったり、今の御答弁、すごく前向きにできるんじゃないかなぐらいの勢いで思っております。実現に向けて、大変ありがたく思っております。すごく前向きな姿勢が見れたので、ありがたいと思いました。 とにかく観光客目線で、たとえガードレール上の小さな看板でも、しっかり分かりやすく標示して道中を導いてあげることが、今後、さらなる飛躍になるとも考えます。関係各方面へさらに働きかけいただいて、実現に向けて、ぜひお力をお貸しください。お願いします。 そして、これは直接観光には関係ないんですが、熊野川町の関連として、運行から1年余り経過したデマンドタクシーについて、熊野川町内の各地で様々な声を聞いたので、今年の6月議会に、地域の課題の洗い出しのため各地区で意見交換会の場を設けてはと提案したところ、秋を前に一度計画してくださったのですが、コロナが再度猛威を振るい始めて断念したこともありました。ただ、先月11月21日の昼間と夜の2回、熊野川総合開発センターにて開催いただきました。ありがとうございます。 私的には、ぜひ両方とも行かせてもらいたかったのですが、昼間は常任委員会の日程と重なり出席できず、夜の部に行かせてもらいましたが、これまた残念なことに地元からの出席者が夜はなく、お流れとなってしまいました。ただ、昼の部には何人か出席された旨、聞いております。どのような御意見がありましたでしょうか。 ◎企画調整課長(峪中直樹君)  企画調整課、峪中より答弁をさせていただきます。 御参加いただいた住民の皆様からの御意見といたしましては、便数の追加ですとか、運行ダイヤの見直し、そして田辺市本宮町や北山村など熊野川町域外への運行、診療所におきます診察後の待ち時間への対応などというものがございました。 意見交換会には、私ども企画調整課と熊野川行政局で出席をしてございますので、いただいた御意見は今後の運行の検討材料とさせていただきたいというふうに考えております。 ◆2番(大坂一彦君)  6月議会でもお伝えいたしましたが、私が個々にお聞きしたときにも実に様々な声がありました。お一人の方ですが「子供たちに勧められて免許を返したので、このデマンドタクシーはありがたいし頼りにしている。でも少し使い勝手がね」などです。もちろん、それら全てを実現させることは難しいとは思います。ただ、それらは、そこに暮らしておられる方々の生の声であります。実現可能なことはぜひいち早くお進めいただいて、難しいと思われることでも何かしらの工夫によって、御要望近くなりませんかね。今後も、このような市民に寄り添う取組をぜひ続けていただければありがたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 あと、観光関連で高田について、もう一つ。 先日、ある団体のウオーキングイベント、桑ノ木の滝、出合の滝を巡る企画ですが、これかみさんと参加させてもらったんですが、最初の桑ノ木の滝へはまずまず整備もされていたんですが、二つ目の出合の滝へ向かう道中なんですが、そこへ至るまでのいわゆる山道は、少々というか随分荒れてしまっていて、川に架かっている途中の橋、ルートとしてこの橋を渡って、向こう岸からまた山へ登るようになっているんですが、その橋が途中で崩落して渡れなかったり、少し岩場を登るために補助となるロープやくいの類いがところどころ緩んでいたりしたんです。あれは危ない。それで、翌日早々に商工観光課へ行って、写真に収めてきたその現状を見てもらいながら説明したところ、近いうちに現場見てきますとのことだったので、「もし行くなら、僕も一緒に行かせてほしいよ」とお願いし、予定いただきました。一度は雨で流れたものの2度目の11月15日は天気も晴れ、津越課長、商工観光課の松平さん、役所OBの中前さんと私の4人で、出合の滝へ向かう道中の現状を確認しに行ってまいりました。 世の中は、低登山ブームであったり、そこそこの山道をウオークするのが盛んなんだとか。そんな中、あの山道を歩き登りに来てくれたよその人たちが、渡らなければならない橋が崩落していたり、安全のためのロープやくいが緩んでいて、それでけがなどされたらとんでもないので、そんなことになる前に手を施す必要があると思いました。 津越課長、その際にはありがとうございました。その後、あの道へ至る道の件はどうなりましたでしょうか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  商工観光課、津越より答弁させていただきます。 先日の現場への調査、御同行ありがとうございました。 高田地区におきましては、日本の滝百選であります桑ノ木の滝をはじめ、風光明媚な滝は数多くございます。遊歩道につきましては、今回御指摘いただきました件を含めまして、優先順位をつけながら整備していくよう庁内でも検討しているところでございます。 ◆2番(大坂一彦君)  あの辺りを内鹿野渓谷と言うそうなんですね。これ枚数が少なくなって、すごく貴重なイラストマップと聞いています。ここにも渡る橋のことが出ているんです。これはもう当然、流される前のしっかりした絵になっておるんですが、内鹿野渓谷、一枚岩があったり、ズリ石と呼ばれる岩があったりで、ウオーカーやハイカーには大変喜ばれると思います。健脚な方で片道1時間弱、慣れない私などは1時間半ほどかかる、いわゆる遊歩道というよりは、低登山道だと思うんですが、その道中の景色はとてもすばらしく、これはちゃんと整備して、もっと多くの方に知ってもらいたいと思いました。そして、高田に泊まってもらって温泉に入ってもらいましょうよ。このように、磨けば光る観光素材の原石が新宮市にはまだまだたくさんあると思います。 御答弁にもありましたが、優先順位をつけるならなるべく早くつけてもらって、整備するところはきっちり整備いただいて、その上でどんどんPRして、高田に、新宮に、もっともっと多くの方においでいただきましょうとしまして、この項目を閉じます。 最後の項目であります。 エコ広場について。 この件に関しても、何度か一般質問で取り上げさせてもらいました。 これに関しては遡る前に、まず新設された常設エコ広場についてお尋ねいたします。 新規開設後、どうでしょうか。その他、既存のエコ広場の会場のごみが減ったとか、何らかの変化は見られますでしょうか。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  生活環境課、竹田より答弁をさせていただきます。 10月より開設させていただきました常設エコ広場の利用状況ですけれども、10月は、1回1日当たり平均110人、11月は150人と増加傾向にあります。また、休日明けの利用が多い状況であります。 現在、分別状況や排出量、混雑状況、また周辺の安全状況等を分析調査をしておりますが、大きな混乱はなく、市民からは「利用しやすくなった」、「大変便利になった」、「ありがたい」、そういったお言葉をいただいております。 常設エコ広場開設後、まだ2か月で、利用状況や排出量の調査分析を進めている段階ではありますが、従来のエコ広場の利用が減った等、大きな変化はございません。日曜エコ広場につきましては、利用者の若干の減少傾向というのが今、見られているところでございます。 ◆2番(大坂一彦君)  ありがとうございます。 私がこのエコ広場について最初に触れたのは、令和元年12月の一般質問で、当時で開始からもう16年余りが経過しており、ごみを出す側、それを支える運営員さんの高齢化や社会状況の変化等も考えると、制度にひずみが出てきていないかと問うたのが最初でありました。 あれからもう3年余りがたっております。今回、またこの件に触れるに当たり、市内3か所の運営員さんにお話を伺いました。そのうちのお一人は「委任状を見ると、最初にもろたのが平成17年6月1日になったあるわ。それこそ、俺その頃はまだ50代やったさかの、そりゃ無理も利かんようになってきたあるよ」。それでも今、その方は頑張っておられます。また、別の方は「6人でやってきていたのに、今は4人やで。2人減ったらやっぱり回るもんも回らんわよ」とのお話。私の地元も、今朝も行ってきたわけですが、4人体制でしたが、お一人、体を悪くされて、今は3人でしのいでくれています。そして、その意見を聞いた3人の皆さんがくしくもおっしゃったのは、「常設できたけれども、うちのごみは減ってないで」であります。 もちろん、既存のエコ広場のごみを減らすために常設を開始したのではないことは十分分かっております。ただ、申し上げたいのは、3年前にも申し上げたとおり、このすばらしいシステムにもひずみができているということです。その上、あれからさらに3年が過ぎました。全国に誇れるすばらしいシステムではありますが、開始から20年余りが過ぎて、何らかの次のシステムを急ぎ検討すべきだと思います。担当課としてはどのようにお考えでしょうか。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  エコ広場方式につきましては、運営開始から20年余り経過しており、高齢化等の影響により当時とは状況が変わってきている、異なっているというふうに感じております。また、エコ広場運営員につきましても、高齢化により新たな人材の確保が難しくなってきている状況にあるというのも事実でございます。 令和4年10月から常設エコ広場の運用を開始し、多くの市民の皆様に御利用いただいているところであり、今後の資源物の収集につきましては、従来のエコ広場、また常設エコ広場、日曜エコ広場、ふれ愛収集事業等、総合的に検討していく必要があると感じております。 ◆2番(大坂一彦君)  そうですよね。 ごみの問題は、市民生活において切っても切れない大きな問題です。少しでも前に進めておいたほうがよいと考えます。御検討のほどよろしくお願いします。 また、前回の9月議会において、運営員さんの報酬1分17円をせめて20円にできないかとお願いさせてもらいました。運営員さん、寒い日も暑い日も雨でも雪でも降っても照っても、コロナなどという訳の分からぬものが蔓延しだしたときにも、ただ捨てればごみとなってしまうものを資源とするべく頑張ってくれています。この御尽力のための報酬です。モチベーション向上にもつながると思われ、これは私、無駄になるとは思いません。これについてもどうぞさらなる御検討をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 結びとなりますが、市長をはじめとする市当局、職員の皆さんにおかれましては、どうぞ今後とも新宮市民のために御尽力いただきますようお願いいたします。また、私でありますが、今後も市民の皆さんのためにお役に立てるべく、皆さんと一緒に汗をかかせてもらいたいとも思っております。どうぞ何なりお声がけくださいとお伝えいたしまして、私の今年の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。--------------------------------------- △大石元則君 ○副議長(東原伸也君)  一般質問を続けます。 3番、大石議員。 ◆3番(大石元則君) (質問席) こんにちは。これより、議長の許可を得て一般質問を始める前に一言おわびいたします。 私、不意にも体調を崩し、昨日本会議を欠席することになり、皆様に御心配、大変申し訳なく思っております。昨日、完全休養させていただいたおかげで体調も回復し、一般質問をさせていただけることに心からの感謝を申し上げます。コロナ禍の中でありますので、検査も陰性であり、かかりつけ医の判断をいただいた上での登壇であることを報告いたします。念のためマスク着用の発言といたします。 それでは、一般質問を始めます。 まずは、本日12月14日にお生まれの方々をお祝いしたいと思います。 市長、今日の誕生花とその花言葉を御存じでしたら教えていただけないでしょうか。 ◎市長(田岡実千年君)  調べてまいりました。 私が調べたサイトによりますと、本日12月14日の誕生花はナンテンでございます。花言葉は「よい家庭」とのことであります。 ◆3番(大石元則君)  ありがとうございます。皆さんと共に、本日誕生日を迎えられた皆様をお祝いし、今日の日が幸せに満ちた日になることを祈念いたします。 私も今日の日に感謝している一人であります。家庭が幸せであること、これほどありがたいことはないと思います。そのために我々、公務をあずかっている者がその職責を全うしてこそ、新宮市民の幸せは守られていくものと思えてきました。私たちは今、歴史と文化の都市、新宮市の住民であります。率先して住みよいまち新宮、住み心地のよい新宮を目指すべき立場にあると私は考えますが、市長のお考えを聞かせてください。 ◎市長(田岡実千年君)  全く議員おっしゃるとおりだと思います。 新宮市に住んでよかった、新宮市に住んで幸せだと市民の皆さんが実感いただけるよう、また議会、行政、両輪で頑張りたいと思います。 ◆3番(大石元則君)  よろしくお願いします。 私、現在、市民の負託を受けて市議会議員として働いております。常々少しでも市政に貢献できないかと苦心してまいりました。ようやく皆さんと協力しながら住み心地のよい新宮市を目指そうと決意するに至りました。そのために全身全霊でもって取り組みたいと思います。 今回の一般質問から、皆さんと共に身近なところから考え、時々は大きなことも考えながら課題解決に当たっていきたいと考えますので、適切なる対応をお願いしておきます。 私は、学生時代の4年と社会人になっての3年、計7年だけ郷里を離れただけで、人生の大半を農業の現場で生かされてきました。 今年の和歌山県知事選挙において、農林水産業の振興に尽力すると力強く公約された岸本さんが当選されました。今こそ自然の宝庫である和歌山県にあって、新宮市においても農林水産業の振興に力を注ぐべきときが来たように、私には感じることができます。 田岡市長の見解を求めます。 ◎市長(田岡実千年君)  おっしゃるとおり、今回の知事選挙において当選された岸本周平新知事の演説、新宮市においても告示後、早い時期に個人演説会が行われましたが、その際も、この農林水産業、第1次産業にしっかり力を入れて取り組みたいと大変ありがたいことを表明していただいて、うれしく思ってございます。市と県と一緒になってしっかりと一次産業を支えたいと思います。 ◆3番(大石元則君)  ありがとうございます。私も現場を預かる一人として励んでまいりたいと思います。 それでは、担当課に質問します。 我が国の森林は、戦中戦後の大量伐採により大きく荒廃してしまいました。しかし、先人の様々な努力により造成された結果がようやく実り、現在、その約半数が建材用材や木質バイオマスなどとして利用可能な状況に達しており、伐採する時期を迎えております。このことは資源として需要期を迎えた立木の伐採及び販売により林業をなりわいとして収益を上げることが可能になったことを意味するものであります。しかし、その一方で、若い林齢の森林が少ないなどの偏りもあります。今の時期に再造林が適切に行われないと、将来的な林業の維持や森林の自然界への多面的機能の発揮が確保されなくなるという危険性を有しております。 そこで、担当課である農林水産課において、今のこの問題をどう捉えているのでしょうか。 ◎農林水産課長農業委員会事務局長(生駒貴男君)  農林水産課、生駒より回答させていただきます。 議員おっしゃるとおり、本市の森林の多くが伐期を迎えておりますので、今後の林業政策の展開に当たっては、適時に伐採、造林及び間伐等の保育を実施することによって、切って使って植えるという森林の循環的な利用を促進することが喫緊の課題であると捉えています。 ◆3番(大石元則君)  私も切って使って植えるといった森林のサイクルの保持が、一番大切であると考えております。森林は、このサイクルの中で林産物の生産や山崩れなどを防ぐ保全、洪水を防いだり水を蓄えて時間をかけて流出させる水源の涵養、はたまた二酸化炭素吸収による地球温暖化の防止など多くの環境保全に貢献しております。風が吹けばおけ屋がもうかるということわざがあります。一見関係のないように見える物事が、実は因果関係でつながっているという昔からのことわざでございます。このことは森と海の関係にも言えるのではないでしょうか。 さて、魚つき林という言葉を御存じなのでしょうか。農林水産課長、いかがでしょうか。 ◎農林水産課長農業委員会事務局長(生駒貴男君)  昔から漁業を営む地域では、沿岸部の森林を保護する習慣のあるところが多く、それらの森が魚つき林と呼ばれており、森林に降った雨が海に栄養分を供給し、プランクトンが増え、魚が豊富になると言われています。魚つき保安林として森林法で指定される保安林の一つとなっています。 ◆3番(大石元則君)  確かにそうです。生態系と言われる言葉が生まれるはるか昔の江戸時代、森と海のつながりは経験的に理解されていたのであります。今では沿岸部の森林だけではなく、海から距離のある川の上流の森林生態系と海の生態系がつながっていることも明らかにされております。海と山は川によってつながっているのです。私たちが食する海の資源も、その多くが沿岸漁業によるもので、山からつながる川からの栄養分で支えられていると言えます。このように森林の環境保全は、林産物はもとより海産物にもよい影響を与え、私たちの食を支え続けてくれていると言えます。 では、山からつながる海の話になりますが、新宮市において漁業の中心となる貝類の生産状況の現況をお聞かせください。 ◎農林水産課長農業委員会事務局長(生駒貴男君)  数年前までは三輪崎海岸周辺には豊富な海藻が自生しており、アワビ類やイセエビの生育場所や漁場となっていましたが、現在、当地方においても海水温の上昇を背景とした著しい磯焼けの進行により、自生していた海藻が消滅し、アワビ類やイセエビの水揚げ量が減少しております。 本課では、令和4年1月より高水温適正海藻を用いた藻場の再生に取り組んでおり、現在、夏期の海水温の上昇や波の影響が少ないと思われる生育場所が確定したことから、年次的な高水温適正海藻の生育と、一定期間成長させた海藻を漁場に繁殖させ、従来に近い漁場を取り戻すための取組を進めているところです。 水産部門としましては、まず海藻類が枯渇してしまった漁場を復旧する取組を継続することが将来的な漁場環境の改善、保全につながり、その結果、市場に少しでも多くの地元海産物が流通すれば、議員御質問の市民の食への貢献の一助になるのではないかと考えています。 ◆3番(大石元則君)  ありがとうございます。魚つき林について、既に理解された上での取組に感謝を申し上げます。 我々を取り巻く環境は刻々と変化しております。そういった環境に対応するための取組は常に不可欠であると思います。これは長期的な取組になるとは思いますが、地道な取組が近い将来、実を結ぶように私には思えてなりません。ぜひ今後とも続けていただきたいものと思います。 ここで、市民の食という言葉が出ましたので、先日開催された農林産物品評会について少しお話ししたいと思います。 コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となりました。この品評会も今回で71回を迎えることになりました。これまで地元の農林産物がたくさん集まり、にぎわいを見せてきましたが、これまで私も出品させてもらっております。毎回楽しみにしているわけでございますが、今年も気候的には恵まれた条件にあったとは言えませんでした。それにもかかわらず、大変すばらしい産物が集まっていたように思います。関係者の働きかけが功を奏したと、私には思えました。実際、何点ほど集まったのでしょうか。 ◎農林水産課長農業委員会事務局長(生駒貴男君)  今回は201点の品物が集まりました。 ◆3番(大石元則君)  これまでと比べて、点数的にはどうだったんでしょうか。 ◎農林水産課長農業委員会事務局長(生駒貴男君)  前回は235点でしたので数は少し少なくなっています。 3年ぶりということで、周知の部分でうまく連絡が行えていない等、改善点も見受けられましたので、次回はより多くの品物を出品していただけるよう、例えば、新規の方に参加を呼びかけ出品者を増やす取組などを考えていきたいと思っています。 ◆3番(大石元則君)  既に改善されるべき点を把握されているということは、次回に向けての準備が始まっていると、私にはそう思われてなりませんので、次回の開催を楽しみにしたいと思います。 さて、全国的に言えることでありますが、担い手不足による耕作放棄地が増加している中、農業を取り巻く環境も大変厳しいと思います。特に、新宮市にあっては限られた耕地面積、大消費地から遠く離れた交通の不便等々、紀北筋において条件がかなり悪くございます。そんな中で、本市では新規就農者の相談が増えてきていると伺っております。これからの希望の星であろうと思います。 さて、先ほどの農林産物品評会でありますが、この品評会を開催していただくことは、農家の皆さんや家庭菜園で作っている方々の目標や動機づけにもなり得ます。農業者や新規就農者の皆さん方への支援も含め、こういった品評会を今後も継続して発展させていただくことをお願いしておきます。 それでは、改めてお聞きします。 和歌山県においては全面積の7割余りが森林であります。新宮市にあっては、9割は森林となっていると聞いております。 では、新宮市の森林の面積と新宮市が管理している市有林の面積を教えていただきたいと思います。 ◎農林水産課長農業委員会事務局長(生駒貴男君)  新宮市の森林の面積は約2万3,000ヘクタールです。そのうち、市有林につきましては約2,000ヘクタールとなっています。 ◆3番(大石元則君)  2,000ヘクタールもの森林を市が所有されているということであります。 ところで市長、新宮市にあってはバイオマス発電が始まっております。既に市有林においても伐採が進んでいると聞いております。効率を重視して間伐だけではなく皆伐が推奨されています。切って使うめどはついてきたように、私には思われます。 次に、植えることが大切になってくるのではないでしょうか。山を活性化するチャンスでもありますが、植栽がうまくいかないとはげ山となります。バイオマス発電は、山の保全が担保されてこそ生かされるものと考えます。もろ刃のやいばとも言えます。市有林は率先してお手本となる立場にあると私は考えます。市長の責任は重大であろうと思います。自然が守られてこその農林水産業の振興であると、改めて思っております。市長の考えをお伺いしたいと思います。 ◎市長(田岡実千年君)  先ほど来、議員も担当課も言っていましたように、切って使って植える、そういう循環をしっかりと行っていくということだと思います。 ◆3番(大石元則君)  獣害対策を十分にされることとは思いますが、今後の対応に注視してまいりたいと思います。 あと、森林環境税については、次回に取り上げさせていただくこととして、この項は終わらせていただきます。 次に、市民の健康を維持するためには、ふだんの健康管理が大切になってきます。私は失敗してしまいましたが、今回。行政の立場で市民の皆様に何を提供できてきているのか、それをお聞かせください。 ◎保健センター長(西洋一君)  保健センター、西より答弁させていただきます。 保健センターといたしましては、健康づくりとしまして市民ウオークを開催しております。本年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催となり、約100名の方の参加をいただいております。 次に、健康教育事業としまして、健康増進法の保健事業の一環で、心身の健康について意識を高め健康に関する知識の普及啓発のため講演会等を開催しております。また、令和3年度は、リフレッシュ体操を年間63回開催し、延べ959名の方の参加をいただいております。 次に、健康診査事業としましては、がん検診や特定健診を行っております。病気の早期発見、早期治療を目的とした各種がん検診を受診することにより、自分の健康を守るための動機づけとなるように行っています。
    ◆3番(大石元則君)  ありがとうございます。 担当課にあっては、ふだんから新宮市民の健康について心がけられ、健康増進事業や健康診査事業を推進されてきていることは理解できます。職員の皆さん、お一人お一人の市民への健康への不断の働きかけの努力が新宮市の住み心地のよさにつながっていると、私には確信されます。 ここで一点だけ、医療センター事務長にお伺いしたいと思います。よろしいでしょうか。 コロナ対応で大変多忙な中、恐縮なんでありますが、医療センターも健康診断に関わってくれております。特にがん検診については、市民の皆さんの健康を保持する上で取り組まれていると思います。 胃がん検診についてでありますが、バリウムを飲む胃のエックス線検査は実施されているようでありますが、直接胃カメラを使っての胃がん検診は、この健康診断票には、検査内容について医療センターにおいては丸印がついていないんですが、この点についてどうなっているんでしょうか。 ◎医療センター事務長(奥靖君)  今の検診のことですけれども、基本的には、まずバリウムのほうを優先でやっていると思います。それで異常が発見されれば、胃カメラということになると思います。 ◆3番(大石元則君)  ということは、バリウム検査によって異常が発見されたら、医療センターでも即、胃カメラを使った検診がなされるという理解でよろしいでしょうか。 ◎医療センター事務長(奥靖君)  検診というよりも、まずバリウムで異常が発見されれば、今度は診療という検査項目になっていくと思いますので、検診という意味での胃カメラではなくなっていくと思います。 まずはバリウムで検診して、それでちょっと異常がある場合は、再度、今度カメラを飲んで見ていくというようなことになると思います。 ◆3番(大石元則君)  あえてここで質問させていただきましたのは、バリウム検査の場合、得手不得手がありまして、バリウムを飲んで一時辛抱しないといけないと。げっぷをしてはいけないと。こういう実態があります。だったら胃カメラを直接飲んで検査していただいたほうがいい場合もあると思うんですけれども、この場合においてどう考えておられますか。 ◎医療センター事務長(奥靖君)  カメラを苦手な方、もちろんバリウムを苦手な方、両方いると思います。そこは先生の判断でなると思いますので、その点につきましては、この段階で胃カメラ優先、バリウム優先というのがなかなか答えにくいと思いますけれども、基本的に僕はカメラを飲みます。カメラのほうがすっと見ていただけるので。ただ、やはり基本最初は何でもそうですけれども、胃がん検診の場合は、まずバリウムからというのが基本かなというふうに思っています。 ◆3番(大石元則君)  よく分かりました。どうもありがとうございます。 さて、あえてここで質問しておきたい事項が、保健センター長にあります。 私の最近の健康管理の実態として、市民の皆様が健康を目指して、ラジオ体操はもちろんでございますが、前の議会でも質問させていただいたんですけれども、ウオーキングやランニングでもって健康増進を図られている方が目につくようになったと思います。担当課ではどのように把握されているんでしょうか。 ◎保健センター長(西洋一君)  先ほど御答弁させていただきましたとおり、3年ぶりに市民ウオークを開催させていただきました。予想より確かに多くの方、100名の方の参加いただいておりますので、市民の方もやっぱりそういうように、ウオーキングについて興味を持っていただいて、健康意識を持っていただいてあると思っております。 ◆3番(大石元則君)  最近とみに人数が増えているように実感しているんですが、その点についてはどうでしょうか。 ◎保健センター長(西洋一君)  3年ぶりに開催させていただきましたが、以前、3年前は100名ちょっと切るぐらいの参加をいただいておりました。 ◆3番(大石元則君)  そこで、市民の皆さんがウオーキングなりランニングを通じて、トレーニングいうか、健康増進のために歩かれよう、走られようとするときに、どうしても散策コース以外に市道とか、特に農道とか、自然の道を生かした従来型の、これは都市建設課の担当に当たると思うんですけれども、よく歩かれているのを見かけます。 特に、前にも申しましたように、木ノ川地区では風光明媚で車の量も少のうございます。そういった中で、担当課として都市建設課に、担当が違ったとしても、歩く人たちや走る人たちの健康のために保健センター長の立場で整備していただく、要は草がぼうぼうになっていたら、歩く人、走る人のためによくないんで、どうか整備していただけませんかというようなお声がけをした経緯はこれまでございますか。 ◎保健センター長(西洋一君)  大変申し訳ありませんが、今年、保健センター長にならせていただきまして、今のところ、そういうような要望をしたときはございません。 ◆3番(大石元則君)  ありがとうございます。多分そうだろうと思って、後の質問に生かしたいので、今の御返事本当にありがとうございます。 以上です。 ○副議長(東原伸也君)  会議中でありますが、10分間程度休憩いたします。 △休憩 午後3時07分--------------------------------------- △再開 午後3時19分 ○副議長(東原伸也君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 3番、大石議員。 ◆3番(大石元則君) (質問席) それでは、一般質問を続けさせていただきます。 次の項に移ります。 その前に、私は、ふだんであれば、この場にいないものと思っておりました。市議会議員になるきっかけをいただいたのは11年前になりますが、被災してからであります。あのときの反省を深く肝に銘じて、市議会議員にならせてもらっております。 と申しますのは、新宮市においても、紀伊半島大水害、豪雨の記録が新宮市のほうから発行されております。この20ページの中に被災した我が家がございます。あのとき周辺では、お隣も、さらにその下のお隣も、皆さん避難されておりました。我が家だけ、なぜか避難することができませんでした。 その当時、今でもそうですが、消防団活動をして、12時に取りあえず解散が指示されたので、朝の搾乳のために家に帰りました。その帰る途中も木ノ川の様子を確認しながら帰って、少し雨がきつくなったと思って帰ったところ、夕食も取らずに現場へ駆けつけましたので、搾乳の後。次の日のことを考えて夕食を手短に取ってぐっすりと眠っておりました。そのときに、朝、普通だったらもう少しゆっくり起きるのですが、胸騒ぎして起きたら、家の周りが川になっておりまして、家の中の居間が、家の中そのものが川となって流れておりました。一番心配だったのは、一番奥にいた母親の部屋でありまして、これは絶体絶命の場所でございました。私どもは、辛うじて増築した家屋の2階におりましたので、浸水は免れました。家もろとも流されても不思議じゃなかったんですが、奇跡が起きました。これは、ただの奇跡ではございません。三つの要素があります。 大水害が起こる前に河川の氾濫があって、家につながる堤防を越えてきましたので、堤防の壁を補強していただいて壁を造っておりました。その壁があったおかげで、それ以上、流木が流れ込まずに済みました。 それで、あと一つは、自分たちの家が父親の代からの強固なものでありましたので、下のほうはもぬけの殻でしたが、屋根一つで残ることができました。川の流れが変わったのもあります。堆積した土砂が流出して川の流れが変わったのです。 ただし、母親はその範疇になかったので、多分駄目だったと思うんですが、母の備えがよかったんですね。過去50年前に、昭和29年の6月23日に被災しておりましたので、事前に布団の上に両手に荷物を持って夜を明けるのを待っていたそうなんです。でも、部屋に川の水が流れ込んできたせいで流されました。その後は、無残な部屋の様子でした。流されたおかげで一命を取り留めることができました。一旦の雨で終わったので、熊野川町のような大きな浸水被害はございませんでした。ただし、全壊です。 この三つの奇跡が重なり、そして今、自分がこうしております。ただ1点、悔やまれるのは、なぜ周りの人たちが逃げていたのに、自分たちだけが逃げられなかったのか、いまだに悔やんでおります。この教訓を下に、今回質問させていただきたいと思います。 さて、11年前は大水害でした。同じ年の3月11日、東北では大震災がありました。神戸大震災から16年、さらに、また東北の大震災から16年目も迫ってまいります。これは奇遇ではないかもしれませんが、次は、関東地方での直下型か、南海トラフ地震に代表されるような日本列島周辺における震源とする地震があっても不思議はございません。 あと一つ列記しておきたいことがございます。参考までに。1854年12月23日、安政元年、安政の東海地震、マグニチュード8.4と推定されております。昭和の東南海地震は1944年、昭和19年12月7日、マグニチュード7.9、午後1時35分頃の地震発生であります。さらに、昭和の南海地震は1946年12月21日、午前4時19分マグニチュード8.0とあります。期せずして、12月に地震が起こっております。 災害は、このように市民の生活を奪ってしまうものであります。これから起こるであろう大きな災害を目前にして、日々の準備が市民の皆さんには必要であろうと思います。行政の立場で取り組まなくてはならないと思います。かけがえのない命を守るために、私たちに、今、何ができるのでしょうか。担当課の所見をお聞きいたします。 ◎総務部参事兼防災対策課長(竹田和之君)  防災対策課、竹田より答弁させていただきます。 新宮市の地震対策につきましては、揺れ対策と津波対策があります。 昭和21年の南海地震において、住宅の倒壊により火災の被害が甚大であった状況から、揺れ対策に重点を置き、住宅の耐震診断、耐震改修、ブロック塀の改修改善と家具転倒防止器具の取付けに力を入れ、耐震性の向上を図っております。この揺れ対策を進めていく上で、周知を図るため市広報や出前講座、また家具転倒防止器具の取付けで訪問した折に、ハザードマップの解説により、自宅におけるリスクの認識や耐震性向上の必要性を説明し理解を促した上で、住宅の耐震化やブロック塀の改修改善の補助の利用に結びつけております。 また、津波対策につきましては、東京大学大学院片田特任教授よりアドバイスをいただき、逃げる防災を推進しております。 取組としましては、揺れ対策と同様に出前講座などでハザードマップの周知を行い、自宅のリスクや避難先の把握をしていただき、適切な避難に結びつけるようにしております。 以上です。 ◆3番(大石元則君)  ありがとうございます。 明確なる答弁に感謝いたします。引き続きの御尽力をお願いするものであります。 次に、この巨大地震の発生が危惧されております中、当地域においても、常に防災対策課と連携されていると思いますが、消防本部や消防団の活動が重要になると思っております。 そこで、お尋ねいたします。 巨大地震が発生した場合、消防職員や消防団員の方は、どのように活動することになっているのでしょうか。 ◎消防本部庶務課長(中家茂樹君)  消防本部庶務課、中家より答弁させていただきます。 平成23年に東日本大震災を経験しまして、改めて地震の恐ろしさを再認識いたしました。また、議員がおっしゃるとおり、当地域におきましても、南海トラフ巨大地震の発生が危惧されているところでございます。 消防職員、消防団員につきましては、まず消防本部地震警備計画や地震発生時の消防団員活動マニュアルなど事前計画をしておりますので、これに基づき活動することになってございます。 また、今年11月に実施しました秋の火災予防運動消防団総合訓練におきましても、地震発生を想定した中継送水訓練を実施しましたし、消防職員もそうなのですが、消防団員の方々も日頃から訓練を積んでいただいております。そうして、いざというときに備えております。 ◆3番(大石元則君)  ありがとうございます。 一致団結して事に当たることができる準備を、今後とも続けていただきたいと思います。 そこで、市民の皆さんにお願いしたいと思います。 津波も心配でありますが、まず揺れに対応していただくこと、特に今の説明をいただいた中にも耐震補強の事業がございます。様々な角度から行政の立場で取り組まれてきている経緯が、今の説明で市民の皆様にも分かったと思います。具体的に行動していくこと、大きな災害を前に、でき得る限りの準備をしていくこと、これが私たちに残された生きる手だての一つとなると思います。今後とも、市民の皆さんへの働きかけが必須不可欠と思います。 そういった中で、私は今、大事なときに来ていると思います。東北の大震災から復興が行われて11年、かなり復興も進んできて、大きな被災の跡形も限られてきているようにあります。 だが、現実のものとして、ここに全記録の冊子がございます。この冊子は、東北地方の東北新聞社の作品であります。この中には、被災、津波の現況が克明に写されております。特筆すべきは、被災に遭った人の中で、最後まで避難を呼びかけた職員の方のお話も載っております。被災の経験が薄れていく中、ロシアにおけるウクライナ侵攻やコロナ禍にあって、災害が身近にありながら遠のいているような気がいたします。ぜひ、この機会に当時の実体験された方々の証言なり、市民の皆さんが今どのように災害に対して意識を持たれているのか、実態調査をされるいい機会でもあると思います。市民の皆様に準備していただくために、いま一度、準備を促すための施策を考えていただきたいものと思いますが、担当課としては、どのようにお考えでしょうか。 ◎総務部参事兼防災対策課長(竹田和之君)  私も先々月、姉妹都市である名取市のほうに視察に行ってまいりました。復興のほうは大分進んでおりますが、近辺の状況、陸前高田市であるとかも視察に行ってまいりましたけれども、当時の状況が、まだ鮮明に残っているところもあります。そういった中で、そういう経験をされた方の講演会などを行うというのは大変貴重なことだと思いますので、また課に持ち帰って、ちょっと計画等を協議していきたいと思います。 ◆3番(大石元則君)  ありがとうございます。 直接的な防災への意識向上に努めることにより、一人でも多くの方々の市民の命が守られるものと確信しております。今後の取組に期待いたしたいと思います。 次の項に移ります。 企画調整課の業務内容についてであります。 ふだん、企画調整課にあっては、どのような業務に携われているのでしょうか。 ◎企画調整課長(峪中直樹君)  企画調整課、峪中より答弁をさせていただきます。 企画調整課の業務内容につきましては、市の事務分掌規程により定められておりますが、主なものといたしましては、総合計画の策定及び推進に関すること、重要施策の調整及び推進に関すること、特命に関すること、ふるさと納税に関することなどがありますが、市における重要施策の企画、立案、調整をつかさどる部署が企画調整課であるというふうに考えてございます。 ◆3番(大石元則君)  ふだんの業務の多忙さがうかがえるようでありますが、企画調整課にお願いしたいことが大なり小なりございます。 と申しますのは、健康づくりに関しても都市建設課の方に御意見を伺いたいと思っております。身近にある問題から大きな問題まで、横串を刺して、各担当課の連携を取っていただくのが企画調整であろうかと思います。その中にあって、先ほど健康増進のために歩く人のため、ランニングする人のために、市道や農道の保全管理が必要になってきていると思います。本来なら都市建設課にや、農林水産課にお願いするところではありますが、各課においては、道路の維持目的のために、各地域において予算が限られてきております。 そこで、企画調整課の担当の方にお願いしたいのでありますが、健康増進するために各担当課、農林水産課、農道整備、都市建設課、市道、歩く人や走っている人のために整備を促進していただけるようお願いしていただくことができないものなのでしょうか。特に、木ノ川地区においては高齢化が進んでおります。その中にあって、限られた予算で年1回、せめて予算づけをしていただいて、今は大丈夫なんです。冬のときなので、市道に繁茂する草木も限られております。でも、最盛期に年1回は道路整備をお願いしたいと思っております。いかがでしょうか。 ◎企画調整課長(峪中直樹君)  市道の管理等は都市建設課のほうで行っていただいております。 先ほど保健センターのところでの御質問にもありましたことではございますけれども、基本的にはその事業をされている課から、このことについては直接所管というものがございますので、都市建設課のほうに言っていただくのが一番スムーズに進むのかなというふうには考えてございます。 また、健康増進のほうで言いますと、今、保険会社等とも包括連携協定というのを結んでおります。その中で、市と包括連携の協定先と連携して、今より、よりよい市民サービスを合わせた事業というのは展開できる。そういうところでは、企画調整課も連携をしてやっていきたいというふうに考えております。 ◆3番(大石元則君)  ありがとうございます。 もちろん地元の方々も率先して整備に取り組んでくれている上でのお願いであることを申し添えさせていただきます。今後の各課の取組に期待したいと思います。 では、時間がかかり、一朝一夕ではいけない議案でありますが、可能性が出てきた新宮市にとって活性化案があります。それは、高田地区から三佐木蜂伏地区へのトンネル工事です。トンネルを抜くことにより、高田地区が活性化されるとともに、三佐木地区はもちろん、旧市街ともつながり一周することができます。 直近では、企画調整課の御尽力により、新たな交通網体系が整備されております。ただ一つ残念なのは、行って帰ってくるルートのように思います。今回トンネルを抜くことができれば、新宮市街から高田へ、三佐木蜂伏地区へ、そして新宮市街へ。逆に、新宮市街、旧市街から三佐木蜂伏、そしてトンネルを抜けて高田地区へ。さらに、旧市街へと巡ることができます。東京都内においては山手線がございます。右回り、左回り、十二分に活用ができると思います。担当課の御意見をお聞かせください。 ◎企画調整課長(峪中直樹君)  今、議員おっしゃられました県道高田線の整備になるかと思いますが、こちらにつきましては県道となりますけれども、これまで毎年4月に和歌山県のほうに、新宮市として予算編成に向けた要望というのを行ってございます。その中におきましても、例年、国道168号を補完するルートとしても、県道高田相賀線の延長の早期事業化を求めておるところでございます。 ◆3番(大石元則君)  ありがとうございます。 部長、どうぞ。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  この事業の内容は、課長が説明したとおりでございます。 ただ、議員言われますとおり、これはかねてからの地元の悲願でもございます。ただ、残念ながら事業化に至っていない現状がございます。 次年度の要望につきましても、来年度に向けた事務作業が、これから開始されるところでございます。その点につきまして、先ほど御指摘いただいた企画調整課の役割についてでございますが、原課、担当課というのは、それぞれが担当していただいているわけですけれども、企画調整課においては、その事業の進め方、また要望内容等について補完的な役割を十分これまで以上に果たしていきたい、そのように考えてございます。 ◆3番(大石元則君)  これからのお仕事ぶりに、希望を持って静観させていただきたいと思います。どうか、新谷企画政策部長がおられるうちに事業化がなされれば、とてもありがたいと思いますが、向井副市長、めどはどうなんでしょうか。元企画政策部長としての立場もございます。 ◎副市長(向井雅男君)  これまで何度か高田蜂伏線の道路については、県のほうに要望させていただいたとおりです。調査費の関係で、県も少し動いていただいておりますが、今回、新知事の体制が取られましたので、改めて、先ほど新谷部長のほうからありましたとおり、新年度に向けて少し手法を考えながら、もう一度要望させていただきたいというふうに思っております。 ◆3番(大石元則君)  大いに希望の持てた御返答だったので、そこで田岡市長、いよいよ田岡市長の出番が来たと思います。 と申しますのは、私、木ノ川生まれですが、過去において、町道から笠丸山の下をトンネルで抜いて、それまでは、塩見峠をあくせくしながら通われた時代の話です。その当時から、トンネルを抜いて高田とつながろうじゃないかと。海と山の幸をお互いに交流しようじゃないかという意識がありました。ただ、時代が時代だったので、夢物語で終わってしまっております。今こそ、田岡市長のリーダーシップの下、トンネルを抜いていただけたらと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎市長(田岡実千年君)  このことについては、ずっと要望を続けておりますが、なかなか市だけといいますか、これは県の事業でございますので、事業化していただくためには、県が行っていただくわけでありまして、私のリーダーシップの下と言われましたが、しっかりと要望したいと思っております。 この道路、11年前に高田地区が孤立したわけでありますが、やはり第一番目には災害に強い道になりますし、もちろんふだんの生活道路でもありますし、何よりも観光、またグリーンランドに合宿で宿泊している方々が、このトンネルが抜ければ、くろしおスタジアムややたがらすサッカー場までもランニングで行けるような、そういった本当に一石何鳥にもなる道路だと思っております。 なかなか予算的なことを考えると簡単には事業化にならないのかなという、今まだそういった感覚でございますが、しっかりと市長として熱意を持って頑張ってまいりたいと思います。 ◆3番(大石元則君)  ありがとうございます。 私も、任期が許す限り地元の方々と協力しながら要望を上げてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上で、私の質問したいことは以上なのでございますが、若干、病み上がりのせいもあり、担当課の方々には大変御迷惑をかけた結果になった点については、深くおわびいたします。至らなかった点について、再度、3月議会にてフォローさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 今後とも、市長を筆頭とする行政と議会を代表される議長の下、議会と行政との両輪でもって、市民生活の向上に向けてお互いに切磋琢磨してまいりたいと思います。 今日の誕生花はナンテンでありました。ナンテンは困難を転じて福となしてくれると思います。そう聞いております。ぜひ、今日の日を幸福への道へつながるスタートラインとさせていただきたいと思います。 これからの御協力に期待するとともに、本日、皆様に御答弁いただいたこと、深く感謝して、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。--------------------------------------- △延会の宣告 ○副議長(東原伸也君)  お諮りいたします。 本日は、この程度をもって延会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(東原伸也君)  御異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって延会とすることに決定いたしました。 本日はこれにて延会いたします。 △延会 午後3時49分...