箕面市議会 > 2014-02-25 >
02月25日-01号

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  1. 箕面市議会 2014-02-25
    02月25日-01号


    取得元: 箕面市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-21
    平成26年  2月 定例会(第1回)          第1回箕面市議会定例会会議録2月25日(火曜日)◯出席議員    1番  増田京子君          13番  尾上克雅君    2番  北川照子君          14番  武智秀生君    3番  田中真由美君         15番  二石博昭君    4番  名手宏樹君          16番  内海辰郷君    5番  中西智子君          17番  西田隆一君    6番  中嶋三四郎君         18番  牧野芳治君    7番  川上加津子君         19番  林 恒男君    8番  岡沢 聡君          20番  上田春雄君    9番  原田 亮君          21番  稲野一三君   10番  中井博幸君          22番  神代繁近君   11番  永田義和君          23番  印藤文雄君   12番  神田隆生君◯欠席議員   なし◯説明のため出席した者の職氏名  市長        倉田哲郎君   みどりまちづくり部長                              中井浩己君  副市長       奥山 勉君   会計管理者     谷口あや子君  副市長       伊藤哲夫君   教育長       具田利男君  市長政策室長    稲野公一君   公営企業管理者   出水善博君  総務部長      浅井晃夫君   病院事業管理者   重松 剛君  競艇事業部長    栢本貴男君   監査委員事務局長(併任)                    公平委員会事務局長 吉田譲二君  市民部長      千葉亜紀子君  農業委員会事務局長 吉田卓司君  地域創造部長    広瀬幸平君   選挙管理委員会事務局長                              印藤公裕君  地域創造部鉄道延伸まちづくり   子ども未来創造局長 大橋修二君  政策統括監     柿谷武志君  健康福祉部長    小野啓輔君   子ども未来創造局子育て政策統括監                              木村 均君  生涯学習部長(併任)         上下水道局長    武藤晴弘君  人権文化部長    浜田徳美君  消防長       室留圭二君   市立病院事務局長  宇治野清隆◯出席事務局職員  事務局長      竹内正夫君   議事課担当主査   森 貴美君  議事課長      三浦 竜君   議事課主事     吉田一規君  議事課担当主査   山根貴之君◯議事日程(第1号)  平成26年2月25日 午前10時開議  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期決定の件  日程第3 平成26年度施政及び予算編成方針  日程第4 第1号議案 平成26年度箕面市一般会計予算  日程第5 第2号議案 平成26年度箕面市特別会計財産事業費予算  日程第6 第3号議案 平成26年度箕面市特別会計公共用地先行取得事業費予算  日程第7 第4号議案 平成26年度箕面市競艇事業会計予算  日程第8 第5号議案 平成26年度箕面市特別会計国民健康保険事業費予算  日程第9 第6号議案 平成26年度箕面市特別会計介護保険事業費予算  日程第10 第7号議案 平成26年度箕面市特別会計後期高齢者医療事業費予算  日程第11 第8号議案 平成26年度箕面市病院事業会計予算  日程第12 第9号議案 平成26年度箕面市水道事業会計予算  日程第13 第10号議案 平成26年度箕面市公共下水道事業会計予算-----------------------------------     (午前10時 開会) ○議長(内海辰郷君) 皆さん、おはようございます。 ただいまより平成26年第1回箕面市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 この際、諸般の報告をさせます。事務局長 竹内正夫君 ◎事務局長竹内正夫君) まず、議員の出席状況をご報告申し上げます。 本日は全員出席でございます。したがいまして、本日の出席議員は23名で、地方自治法第113条の規定により会議は成立いたしました。 次に、本定例市議会に付議される事件の説明員をご報告申し上げます。   (以下報告) ○議長(内海辰郷君) それでは、日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において7番 川上加津子君及び15番 二石博昭君を指名いたします。 次に、日程第2、「会期決定の件」を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月27日までの31日間といたしたいと存じます。これに異議ありませんか。   (“異議なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) 異議なしと認めます。 よって、会期は2月25日から3月27日までの31日間と決定いたしました。 次に、日程第3、「平成26年度施政及び予算編成方針」を議題といたします。 これより、市長から施政及び予算編成についての方針を承ります。市長 倉田哲郎君 ◎市長(倉田哲郎君) おはようございます。 本日ここに、平成26年度における予算案及び関連諸議案を提案し、ご審議をいただくに当たり、新年度における市政の運営方針と予算の概要を申し上げ、市議会議員並びに市民の皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。 2期目の市政運営をスタートさせて1年半。市民の皆さまからご信託をいただき、箕面の施政をお預かりしてから早いもので5年半の歳月が過ぎようとしています。 振り返れば、初めて市長に就任をさせていただいた当時、最も危機感を覚えたのは、本市の逼迫した財政事情でした。就任前年の平成19年度一般会計決算は、市制施行以来、初めての赤字決算という極めて厳しい状況に陥っていました。 こうした財政危機を打開するため、就任後直ちに、抜本的な行財政改革に着手をし、職員給与の削減や事務事業の大胆な見直しなど徹底的な改革に取り組んでまいりました。その一方で、緊縮財政一辺倒ではなく、「安心・支えあい最優先」「子育てしやすさ日本一」「緑・住みやすさ最先端」の政策の三本柱を据え、国の緊急経済対策などを最大限に活用しながら、未来への投資も積極的に行ってきました。全小・中学校の耐震化や彩都の丘学園の整備など教育環境の充実、小野原地域における図書館を併設した多文化交流センター子育て世代からご高齢の皆さままで幅広い世代の活動の場となる多世代交流センターをはじめとする公共施設の整備などが、その一例です。 そして、1期目の最終年度となる平成24年度の一般会計決算において、臨時財政対策債を除いてもなお経常収支比率が100%を切る、10年ぶりの完全黒字を達成することができました。 これらはひとえに市議会議員並びに市民の皆さまのご理解とご協力があってこそなし得たものであり、ここに改めて、心から感謝を申し上げる次第でございます。 私は、2期目の所信表明において、この4年間で確実に変化をもたらしたいテーマとして「教育改革」「北大阪急行線の延伸と関連のまちづくり」「公務員制度改革」の3つをお示ししました。 中でも特に、「北大阪急行線の延伸と関連のまちづくり」につきましては、この間、市議会議員並びに市民の皆さまの力強いご支援をいただきながら、大きなハードルを一つ一つ乗り越え、ついに本年は、いよいよ延伸実現への歴史的な一歩を踏み出す1年となります。したがいまして、それぞれのテーマはございますが、この場では、「北大阪急行線の延伸と関連のまちづくり」を中心に、新年度における市政の重点運営方針を申し上げ、「安心・支えあい最優先」「子育てしやすさ日本一」「緑・住みやすさ最先端」の3本柱に係る主要施策の詳細につきましては、議会提出資料の「予算概要」にお示しをさせていただきます。 平成26年度も、安全で住みよい、将来にわたって輝き続ける箕面をめざし、議員の皆さま並びに市民の皆さまのお力添えをいただきながら、強い信念を持ってぶれることなく、本市の未来をしっかりと見据えた市政運営を推し進めてまいりますことを、ここにお誓いを申し上げます。 箕面の最大の魅力は、「みどりと住みやすさ」にあります。 箕面市は古くから落ちつきのある低層住宅を中心に良好なまちなみが形成され、市街地には農家の方々の努力によって残されたかけがえのない農地が貴重な緑の空間を創出しています。 また、市街地を優しく包む北摂山系の山々は、四季折々に鮮やかな彩りを見せます。大阪都心部から20分も車を走らせれば、本市のシンボルである緑の屏風が視界いっぱいに広がりを見せ、帰宅する市民や箕面を訪れる多くの人々に安らぎと潤いを与えてくれています。 市の西部では、阪急箕面駅前が平成24年春に全面リニューアルを果たし、川床の復活など箕面大滝へ続く滝道と駅周辺が一体となって活性化に取り組んでいます。 駅前の市営駐車場・駐輪場の再整備では、PFI事業手法により利用者の安全性と利便性を最優先にしつつ、周辺道路の美装化など回遊性を創出する魅力あるまちづくりを進めております。 桜井地区では、「歩いて暮らせるまちづくり」をコンセプトに自治会、商店会、まちづくり団体の方々と駅周辺の将来像を描きながら、官民協働による再整備への歩みを進めています。 また、耐震性やバリアフリーに課題を抱える西南公民館についても、周辺に広がる公共施設群と一連のものとしてさらに力を発揮できるよう、建てかえをも視野に入れた基本構想の検討を進めようとしております。 東部の小野原地区では、広い歩道沿いにおしゃれな店舗が立ち並び、長年の課題であった図書館を併設をした「多文化交流センター」がオープンをし、国際色豊かな地域特性を発揮しながら、多くの人たちでにぎわいを見せています。 まちの形が整いつつある彩都地区では、小中一貫校「彩都の丘学園」から聞こえる子どもたちのにぎやかな声に包まれながら、市内最大規模の「国文都市6号公園」や幹線道路となる「国文都市4号線」の工事が着々と進行し、緑あふれる魅力的な住環境を背景に、急加速で人口の定着が進んでいます。 中部のかやの中央地区では、親水空間や公園、ゆったりとした道路空間などグレードの高いオープンスペースと、年間1,000万人の集客を誇る大型商業施設(みのおキューズモール)を拠点とするまちづくりが成果を上げ、外縁部に広がるのどかな田園風景や住宅地と見事に共存をしながら、箕面らしい都市核を形成しています。 箕面グリーンロードにより南部市街地と直結をした北部地域では、箕面森町に小中一貫校や保育所など、教育・子育て環境が整い、さらなる地域の活性化が期待される4年制大学((仮称)履正社大学)の開校に向けた準備が進められています。 市全体を見渡してみると、近年は毎年1,000人以上の規模で人口が増加をし、各地の学校で教室が足りなくなるほどに子どもたちもふえ続けています。長年にわたり先を見通してきた箕面市政の成果として、また官民を問わず重ねられてきた努力により、全域にわたって、それぞれの地域が強い個性を持って姿をあらわしてきているのが、現在の箕面市です。 そして今、本市まちづくりの総仕上げであり、これら個性のあるまちを大きくつなぐ結節点ともなり得る北大阪急行線の延伸構想が最終局面を迎えようとしています。 本市の都市骨格の背骨をなす鉄軌道「北大阪急行線の延伸」。箕面の都市インフラに残された最後の重要課題であるとの認識のもと、鉄道整備では全国初となる社会資本整備総合交付金を活用した枠組みを構築し、幾度にも及ぶ大阪府や鉄道事業者との協議や国への要望など、私みずからが先頭に立ち、市役所一丸となって持てる力を全て注ぎ込んでまいりました。 これらの努力の積み重ねにより「北大阪急行線延伸整備」に関して、ようやく事業化合意に向けた最終調整が整い、過日、大阪府が「戦略本部会議」にて、また、阪急電鉄株式会社北大阪急行電鉄株式会社においても、それぞれ意思決定手続がとり行われたところです。これを受けていよいよ来月、大阪府、阪急電鉄株式会社北大阪急行電鉄株式会社、そして箕面市の4者による「合意書」の調印に臨みます。 箕面市最後のビッグプロジェクトとも言えるこの北大阪急行線の延伸は、私が生まれる以前、昭和43年に策定をされた箕面市総合計画にその構想が書き起こされてから、既に約45年間の歳月が経過をしております。私が先頭に立って取り組んできたのはわずかそのうちの5年半。それでも、遠く長く感じた道のりであり、本当に「ようやく」というのが正直な気持ちです。 今、北大阪急行線の延伸が、実現に向け2本のレールの上を動き出そうとしています。これも、歴代の市長をはじめ諸先輩方の長きにわたるご努力と、市議会議員並びに市民の皆さまのご理解とご協力のたまものであり、改めて心からの感謝を申し上げます。 鉄道延伸に係る事業費については、昨年完了した鉄道基本設計をもとに大阪府、箕面市、鉄道事業者が共同で算出をするとともに、本市負担を軽減するべく交渉を積み重ねた結果、総事業費は650億円、このうち本市の負担額はおおむね185億円と見込んでいます。今定例会における市議会の了承を経て、この春からは、鉄軌道の詳細設計、事業許認可に向けた各種手続を進め、おおむね5年程度の工事の後、平成32年度(2020年度)の開業を目標として、鋭意進めてまいる所存です。 また、鉄軌道に合わせて、新駅の周辺整備も構想していくことになりますが、まちづくりは、人為的に特徴を生み出すのでなく、その立地特性がもともと持つ強みを伸ばし育てていくべきというのが、私の持論です。まちの中心的な役割を担う核がしっかりと存在をし、それが立地特性に沿うものならば、必要な機能の集積がおのずと始まり、まちそのものが放射状に広がり融合し合い強い力となっていくと考えています。 現在、既に都市核を持つ(仮称)新箕面駅については、アクセス性を強化する都市計画道路萱野東西線の整備に向けて実施設計、用地交渉などとあわせ、駅前広場の整備検討に着手をしています。また、かやの中央の魅力を一層引き出すため、子育て支援を中心とする公共施設整備や民間施設の誘致策の検討なども進めていきます。 (仮称)箕面船場駅については、市内で唯一高層ビルが許容されるエリア特性と、大阪都心部や新大阪への強力なアクセス優位性を最大限に生かし、大阪船場繊維卸商団地協同組合と連携をして、まちづくりの核となる施設の検討を進めています。その一つが複合的な機能を持つ公共ホール実現可能性の検証です。グリーンホールは、建設から半世紀近くが経過をし、施設の老朽化による維持・改修費の増大や、アクセス面の弱さなどの課題を抱えています。市内だけでなく、市外からも強力なアクセス優位性を持つ駅前ホールは、人の流れの核となり、船場地区のポテンシャルを最大限に生かす起爆剤となり得ます。 これら新駅周辺のまちづくりは検討をスタートさせた段階であり、いずれも一つの選択肢です。引き続き、あらゆる可能性を排除せず、民間の資金や経営能力、技術力を活用したPFIやPPPなどの整備手法も視野に入れ、持続的に発展する未来となるよう検討を深めてまいります。 北大阪急行線の延伸については、めどがついたとはいえ、ようやく、スタート地点に立ったにすぎません。事業推進に向け組織体制の強化を図りながら、しっかりと先を見据え、強力に進めていく決意でございますので、市議会議員並びに市民の皆さまの力強いご支援を賜りますよう、お願いを申し上げます。 次に、予算編成概要についてご説明を申し上げます。 一般会計予算規模は、410億4,000万円で、前年度から18億8,000万円の増となりました。 歳入の根幹である市税収入は、前年度から約6億円増の約224億円となる見込みです。 歳出では、扶助費など社会保障関係費において、約6億円の増となる見込みです。 基金については、必要最小限度の取り崩しにとどめる一方で、競艇事業企業会計移行に伴う25億円の積み立てや、定額運用基金の機能再編など平成25年度の補正予算を含め、基金残高は約228億円と、前年度当初から約63億円の増。平成20年度水準と比較して、基金残高は約81億円の増となり、基金に頼ることのない予算編成に加え、将来に備えた財政余力を格段にアップさせています。 市債につきましては、新年度も発行を極力抑えた結果、市債残高は、前年度から約9億円減の約288億円となり、健全な財政運営を実現しています。 なお、当初予算における経常収支比率は94.6%となり、6年連続で安定的に経常黒字を達成。臨時財政対策債を除いた経常収支比率においても99.8%と、平成13年度以来、実に13年ぶりの完全経常黒字を達成した予算となりました。 競艇事業収入は、これまで下水道の全市整備やNOx規制に伴う消防車両の集中更新など、その時代に応じて必要となる臨時的なプロジェクトへの投資に活用をしてきました。新年度から競艇事業企業会計への移行を果たしますが、移行に伴う25億円の一般会計への一括繰り入れのほか、引き続き新年度からも6億円の一般会計繰り入れをめざしていきます。なお、企業会計への移行に伴い、他場主催の場外発売については、その収益分のみを計上する仕組みに変わることから、競艇事業予算規模は、旧会計方式の前年度と比べると681億円の大幅減という数字になっております。 病院事業会計につきましては、地方公営企業会計制度の改正に伴い、新年度予算は一時的に見た目上の赤字となりますが、年度末時点では剰余金の振りかえによる相殺効果のほうが上回るため、累積赤字が4億円規模で減少する見通しです。会計制度の改正の影響を除いた実質的な収支差は、前年度予算と比較して約1億900万円の収支改善となっており、完全黒字化に向けた着実な改革が進んでいます。 水道事業会計につきましては、約1,600万円の黒字を、また公共下水道事業会計におきましては、約1億6,800万円の黒字を見込んでおり、引き続き、「箕面市上下水道経営改革プラン」に基づき着実な経営改革を進めてまいります。 以上、新年度の一般会計特別会計企業会計を加えた全会計の予算総額は1,227億8,000万円で、主に競艇事業企業会計移行により、前年度から633億2,000万円の大幅減となっております。 新年度における予算は、厳しく精査をしながらも、箕面の魅力をさらにアップし、これから先も箕面がずっと活気あるまちであるために勇気を持って投資をするめり張りのあるものに仕上げております。 平成26年度の主な施策については、主要施策の概要にお示しをしておりますが、特に力を入れて取り組むものとして、新年度からの「箕面市農業公社」の本格稼働です。農業を成立させ、市内各地に残る農地を保全するとともに、中学校給食への地場産物の活用をはじめ地産地消率を向上させるべくスタートをしたものですが、これをより確かなものにするため一般社団法人化し、独立採算をめざして運営をしてまいります。 また、市の貴重な財産である豊かな緑を将来にわたって維持・保全していくための安定的な財源の確保策として、有識者等の意見を踏まえながら、宅地開発の事業者等を対象とした新たな「緑化負担」のための税制度の検討を進めていきます。 箕面の子どもたちの健やかな成長と輝かしい未来を切り開く一助となるべく、子どもたちの成長を中心に据えて進めているのが「教育改革」です。昨年4月から切実感と緊迫感を持つ保護者中心の委員構成でスタートをした新教育委員会では、実際に何度も学校に足を運び、全国学力・学習状況調査トップ水準を誇る秋田県由利本荘市の小・中学校を訪問されるなど、精力的に活動をされています。 教育委員会と学校現場の意思疎通をさらに深めるため、新年度は初めて中学校で行政職員を校長・副校長へ登用するとともに、秋田県由利本荘市への教員の長期派遣や教員採用選考の豊能地区での単独実施など、教育改革の実現に向けてきめ細やかな取り組みを継続していきます。 また、グローバル化高度情報化社会に対応するため、小学校1年生からの毎日の英語教育の試行を開始するとともに、全ての教室への電子黒板の整備など、時代を先取りした教育環境づくりを進めてまいります。 これらの施策のほか、高齢者から子どもまで、公園など身近なフィールドを利用したラジオ体操ウオーキングイベントを通じた市民の健康づくり。真の待機児童ゼロをめざして、桜井地区、市立病院敷地、彩都地区に新たな保育所の開設。キッズスペースや屋外テラス整備など親子連れで利用しやすく、ゆっくりくつろげる中央図書館リニューアル。市民の皆さまにわかりやすく利用しやすい本庁舎の窓口レイアウト変更など各種取り組みを進め、この美しく便利なまち箕面に住みたい、箕面に住んでいてよかった、箕面にずっと住み続けたい、そう感じていただけるよう、引き続き積極的な事業展開を図ってまいります。 冒頭に申し上げたとおり、私は希望あふれる未来への積極的な投資を行う一方で、抜本的な改革に一貫して取り組み、将来の世代に負担を先送りしない行財政運営にこだわり続けてまいりました。また、市民の皆さまからの信頼を得るため、市役所を身近に感じてもらうこと、市役所に新しい風を取り入れることに主眼を置いて「市役所改革」に取り組んでまいりました。特に、企業などの経験者採用や、人事交流の導入などに注力をした結果、就任当時と比べると職員の意識は格段に変化をしていると感じています。 その結果、平成24年度一般会計決算で10年ぶりに完全黒字を達成。今回の予算案においても完全黒字を達成し、極めて健全性の高い予算編成を実現することができました。これらは、全ての職員、全てのセクションが一丸となって妥協を許さない改革の断行に取り組み、みずからを変化させてきたあかしでもあります。就任以来、こだわり続けてようやくなし得た健全な行財政体質を、これから先も崩すことは絶対に許されません。そこで、これまでの成果を一時的なもので終わらせず、将来にわたって健全で活気ある行財政運営を継続させる大きな仕掛けとして、今議会や新年度の議会において2つの提案をさせていただきます。 1つ目の提案は、財政運営全体の基本ルールを定める「財政運営基本条例」です。これは1期目の就任直後に発足をさせた改革特命チーム「ゼロ」が掲げた「子どもたちの未来に負担を先送りしない」という理念、いわば今を生きる大人としての当然の責務を具現化したものです。施策実施に当たっての財源確保や市債発行等のルールを定めるとともに、中長期的な財政見通しの策定や財政状況の公表など財源運営の計画性と透明性を確保し、収入に合わせて支出を組むという組織本来の姿を改めて制度化をして、将来にわたって健全な財政規律を確保する仕組みとしています。 また、健全な財政規律を堅持するための縛りは、大規模なプロジェクトについても例外ではなく、本条例では特に将来にわたり財政支出を伴う事業を「特定事業」と位置づけ、長期財政試算の上、条例で財政支出ルールを定めることとしています。 なお、直近では北大阪急行線延伸事業が「特定事業」の対象となり、収支計画の公表、進捗状況や財政運営に与える影響額の議会への報告義務だけでなく、鉄道延伸本市負担185億円の取り扱いについて、歴代市政が貯蓄をしてきた延伸基金65億円を充てるほかは、残り全てを競艇事業収入によって賄う財政支出ルールを条例内に定めております。将来にわたり、市民の皆さまからお預かりをする貴重な税金による財政運営に影響を及ぼさないことを制度により担保するものでございます。 もう一つの提案は、人事・給与制度構造改革です。これは、2期目の就任直後に発足をさせた改革特命チーム「ゼロⅡ」が「頑張る職員には報い、頑張らない職員には「一切」報いない制度」をめざして取りまとめた「人事・給与制度構造改革プラン(たたき台)」を具現化したものです。これまでの市役所の人事・給与制度は、頑張りが評価をされにくく、頑張っても頑張らなくても同じというものでした。このまま、ともすると起こりやすい上司と部下の給与の逆転現象を放置し、昇進しても仕事がふえるだけの現状を容認し続けることは、意欲ある多くの職員のモチベーションをそぎ、せっかく高まった箕面市の組織活力を長期的に減衰させていきます。 そこで、本人・周囲の双方にとって納得性の高い人事評価の導入とあわせて、年功序列を廃し、頑張った職員が相応に報われる制度として、平成27年4月実施に向け、新年度に「一般職の職員の給与に関する条例」ほか関係条例の改正を行う予定です。これは、人材が育ち、生かされ、将来にわたり箕面市役所が行動する組織であり続けるために必須の仕組みだと確信をしております。そして、公務員制度としては新しいかもしれないけれど、いわば世間では当たり前の人事・給与制度でもあり、今後全国の地方公共団体のモデルになっていくものと考えております。 5年半に及ぶ行財政改革につきましては、皆さまのご理解とご協力により一定の成果を導くことができました。ここに重ねて心からの感謝を申し上げます。この成果を2つの仕組みにより持続をさせ、これから先も市議会議員並びに市民の皆さまのご意見を柔軟に受けとめ、職員一丸となって未来を見通した行財政運営に尽力をしていく所存でございます。 さて、1910年に箕面有馬電気軌道として開業をした阪急箕面線、これは箕面のまちを大きく開き、箕面の発展の礎となり、開通100年を経過した今もなお、当たり前に箕面のまちや人々の暮らしを支え続けています。4年前の施政方針でも申し上げましたが、果たして開通当時の人々は、100年後の今のこのすばらしい箕面をどこまで想像することができたでしょうか。この問いは、これから鉄道を延伸しようとする今の私たちにも、いつか未来の誰かが問いかけてくれるかもしれません。まさに箕面が1世紀という時間軸で経験してきたとおり、鉄軌道は時を超えてまちを支え続けるスーパーインフラです。 一方、視点を空に飛ばし、上空から関西一円を俯瞰して見れば、南北に細長い大阪の地勢上、実は、北大阪地域は東西に展開をする日本の国土軸に大阪がタッチをする唯一の交点です。いわば、北大阪は全国と大阪都心部をT字状に結びつける陸路の要衝であり、新幹線をはじめ名神高速道路、中国自動車道など国土軸の主要幹線が北大阪に集中しているのは、いわば地勢上の必然と言えます。そして、平成28年度の新名神高速道路の開通により、箕面市はこれら国土軸の「主要幹線の束」の内側に位置し、さらなる要衝性を増すことになります。 大阪都心部から箕面グリーンロードまで貫く新御堂筋は、大阪においてこれらの国土軸の主要幹線を縦に束ねて縛る力強いロープのような役割を果たしており、その新御堂筋の終着点を市域の中央に擁する箕面市は、いわば国土軸の結び目のようなものです。私たちの住む箕面市は、そんな好立地に恵まれた住宅都市です。 北大阪急行線の延伸は、「みどり豊かな住宅都市」という本市最大の特性に、国土軸と大阪都心部へのさらなる強力なアクセス性、利便性を加え、市全域にわたって次世代にわたり住宅都市としての価値を大きく高めていきます。 また、北大阪急行線の延伸の効用は、新駅を結節点とするバス路線網の再編にも及ぶため、積年の課題である市内東西交通の不便さを抜本的に解消することとなります。そしてもちろん、現在は駅が少なく、そのほとんどをバス圏のみのエリアに覆われる箕面市において、2つの新駅は駅からの徒歩圏・自転車圏のカバー率を圧倒的に拡張をさせます。 北大阪急行線が延伸した六、七年後のまちを見渡せば、北に連なる山なみを背に、両翼に展開する緑豊かな田園の広がりの中、その中央で濃厚ににぎわう(仮称)新箕面駅があることでしょう。 駅前広場の周縁からは東西南北に広い道路が伸び、市全域とバス網を通わせるとともに、まちからまちへと人々を小刻みにつなぐオレンジゆずるバスが元気に走り回っています。バスに乗ると、活気ある市街地の景色の中にも時折穏やかな緑が目に入り、子どもたちの給食になる野菜たちが日々大きく葉をつける姿が気を引くことでしょう。もしかすると背中に「農業公社」と書かれた作業着姿も見えるかもしれません。 駅からビル群が広がるだけのまちであるならば、箕面に住んでいただく意味などはありません。鉄軌道の利便性、駅周辺の商業集積や、円滑で安全な道路交通と、都心部にはない穏やかな田園風景との共存。この共存が箕面の希少価値を高め、箕面を象徴し、未来においてもきっと市外から羨望の的となっていることを確信しています。 (仮称)箕面船場駅から地上に上がると、新御堂筋を東西にまたぐ見晴らしのよいデッキにたくさんの人々が行き交う姿を目にし、そこから駅東側には健康機能や文化機能など産・官・学が連携をした拠点を仰ぎ見ることができます。デッキから視線を少し下に向ければ、駅前の緑の広場で一休みを終えたビジネスパーソンたちが、屹立する周辺のオフィスビルに元気に入っていく様子が映ることでしょう。新幹線の時間を気にしながら急いで駅に駆け込んでいく出張とおぼしき姿や、授業のためか周辺どこかのキャンパスに移動するのんびりした大学生たちの姿も目に入るかもしれません。 美しい山々を背に、至るところに残る緑豊かな自然。これら恵まれた住環境を魅力の核に、誰からも愛され、元気で便利で活気のあるまち、これこそが箕面というキャンバスに描かれた未来予想図です。 昨年9月、2020年夏季オリンピック・パラリンピックの開催地に東京が選ばれました。実に半世紀ぶりとなる東京での開催決定が、日本の全国民に大きな喜びを与えたことは記憶に新しいところです。くしくも同じ2020年度、本市にとって長年の悲願である北大阪急行線が延伸をされ、開業を迎えます。50年後、100年後も持続的に発展する箕面の未来を描きながら、これからも「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」、これを座右の銘とし、「変えるべきは断固として変え、伸ばすべきは思い切って伸ばす」の姿勢を貫き、信念を持って強力に箕面市政を進めていく決意でございます。市議会議員並びに市民の皆さまのご理解とご協力を重ねてお願いを申し上げ、新年度の施政及び予算編成方針とさせていただきます。 なお、ご提案申し上げました予算案及び関連諸議案につきましては、それぞれご上程の都度、関係職員から説明をさせていただきますのでよろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(内海辰郷君) 次に、日程第4、第1号議案「平成26年度箕面市一般会計予算」から日程第13、第10号議案「平成26年度箕面市公共下水道事業会計予算」まで、以上10件を一括議題といたします。 以上10件に対して、それぞれ提案理由の説明を求めます。 まず、第1号議案について、総務部長に説明を求めます。総務部長 浅井晃夫君 ◎総務部長(浅井晃夫君) ただいまご上程になりました第1号議案「平成26年度箕面市一般会計予算」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 本予算は、平成26年度に係る事務事業に要する経費で、まず歳入歳出予算からご説明いたします。 歳入歳出予算の総額は、第1条にありますとおり410億4,000万円の計上で、前年度と比較いたしまして18億8,000万円、4.8%の増となっております。 次に、その内容について、歳出予算から款を追ってご説明いたします。 まず、第1款議会費、第1項議会費において4億2,375万6,000円の計上でございます。 次に、第2款総務費において48億4,955万3,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項総務管理費において公共施設の管理等に要する経費39億6,682万円の計上、第2項徴税費において3億3,034万7,000円の計上、第3項戸籍住民基本台帳費において戸籍住民台帳、印鑑登録事務等に要する経費4億2,190万2,000円の計上、第4項選挙費において大阪府議会議員選挙等に要する経費7,408万8,000円の計上、第5項統計調査費において経済センサス基礎調査・商業統計調査等に要する経費3,233万2,000円の計上、第6項監査委員費において2,406万4,000円の計上でございます。 次に、第3款民生費において171億9,517万4,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項社会福祉費において障害者への介護給付等に要する経費45億6,835万3,000円の計上、第2項児童福祉費において児童手当の給付等に要する経費68億9,096万3,000円の計上、第3項生活保護費において21億8,725万4,000円の計上、第4項国民健康保険費において9億9,671万3,000円の計上、第5項介護保険費において13億3,822万3,000円の計上、第6項後期高齢者医療費において12億1,366万8,000円の計上でございます。 次に、第4款衛生費において39億5,885万1,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項保健衛生費においてがん検診等に要する経費10億4,368万7,000円の計上、第2項清掃費において塵芥処理等に要する経費21億1,316万8,000円の計上、第3項市民医療総合施設対策費において病院事業会計への繰り出し等に要する経費7億9,971万4,000円の計上、第4項上水道費において228万2,000円の計上でございます。 次に、第5款労働費、第1項労働諸費においてシルバー人材センターの助成等に要する経費1億546万9,000円の計上でございます。 次に、第6款農林水産業費において1億4,576万3,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項農業費において農業公社の支援等に要する経費1億3,093万2,000円の計上、第2項林業費において明治の森箕面国定公園施設維持受託等に要する経費1,483万1,000円の計上でございます。 次に、第7款商工費において1億9,550万6,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項商工費において止々呂美ふるさと自然館改修等に要する経費1億6,803万2,000円の計上、第2項消費対策費において消費生活センター運営等に要する経費1,948万3,000円の計上、第3項観光費において799万1,000円の計上でございます。 次に、第8款土木費において39億4,866万3,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項土木管理費において特別会計公共用地先行取得事業費への繰り出し等に要する経費8億4,717万9,000円の計上、第2項道路橋りょう費において道路安全対策等に要する経費8億9,017万3,000円の計上、第3項河川費において1,026万2,000円の計上、第4項都市計画費において北大阪急行線延伸の詳細設計等に要する経費14億1,674万9,000円の計上、第5項住宅費において市営住宅の管理運営等に要する経費4億4,709万3,000円の計上、第6項公共下水道費において3億3,720万7,000円の計上でございます。 次に、第9款消防費、第1項消防費において消防庁舎の補修等に要する経費11億5,736万1,000円の計上でございます。 次に、第10款教育費において61億8,503万2,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項教育総務費において私立幼稚園の振興助成等に要する経費23億9,175万4,000円の計上、第2項小学校費において10億9,788万3,000円の計上、第3項中学校費において6億5,789万7,000円の計上、第4項幼稚園費において3億6,005万5,000円の計上、第5項社会教育費において図書館の管理運営等に要する経費10億2,141万4,000円の計上、第6項保健体育費において小・中学校の給食実施等に要する経費6億5,602万9,000円の計上でございます。 次に、第11款災害復旧費、第1項災害応急対策費において2,000万円の計上でございます。 次に、第12款公債費、第1項公債費において市債の元利償還に要する経費28億412万2,000円の計上でございます。 次に、第13款諸支出金、第1項諸費において災害見舞金等の支給に要する経費75万円の計上でございます。 次に、第14款予備費、第1項予備費において5,000万円の計上でございます。 以上で、歳出予算総額は410億4,000万円と相なるものでございます。 次に、歳入予算についてご説明いたします。 歳出予算総額410億4,000万円の財源措置といたしまして、まず第1款市税において224億900万円の計上で、この内訳といたしまして、第1項市民税において108億600万円の計上、第2項固定資産税において85億9,200万円の計上、第3項軽自動車税において9,500万円の計上、第4項市たばこ税において8億2,600万円の計上、第5項入湯税において2,500万円の計上、第6項都市計画税において20億6,500万円の計上でございます。 次に、第2款地方譲与税において2億2,700万円の計上で、この内訳といたしまして、第1項地方揮発油譲与税において7,000万円の計上、第2項自動車重量譲与税において1億5,700万円の計上でございます。 次に、第3款利子割交付金、第1項利子割交付金において1億200万円の計上でございます。 次に、第4款配当割交付金、第1項配当割交付金において1億1,600万円の計上でございます。 次に、第5款株式等譲渡所得割交付金、第1項株式等譲渡所得割交付金において2,400万円の計上でございます。 次に、第6款地方消費税交付金、第1項地方消費税交付金において17億500万円の計上でございます。 次に、第7款ゴルフ場利用税交付金、第1項ゴルフ場利用税交付金において200万円の計上でございます。 次に、第8款自動車取得税交付金、第1項自動車取得税交付金において7,000万円の計上でございます。 次に、第9款地方特例交付金、第1項地方特例交付金において1億2,200万円の計上でございます。 次に、第10款地方交付税、第1項地方交付税において10億円の計上でございます。 次に、第11款交通安全対策特別交付金、第1項交通安全対策特別交付金において2,500万円の計上でございます。 次に、第12款分担金及び負担金、第1項負担金において保育料等6億2,948万2,000円の計上でございます。 次に、第13款使用料及び手数料において6億4,717万6,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項使用料において道路占用料等3億2,940万8,000円の計上、第2項手数料において一般廃棄物処理手数料等3億1,776万8,000円の計上でございます。 次に、第14款国庫支出金において59億7,901万円の計上で、この内訳といたしまして、第1項国庫負担金において児童手当費負担金等47億5,420万2,000円の計上、第2項国庫補助金において臨時福祉給付金給付事業費補助金等7億7,523万5,000円の計上、第3項国庫委託金において国民年金事務費委託金等2,918万2,000円の計上、第4項国庫交付金において社会資本整備総合交付金等4億2,039万1,000円の計上でございます。 次に、第15款府支出金において28億4,438万1,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項府負担金において障害者自立支援給付費等負担金等15億9,956万5,000円の計上、第2項府補助金において安心こども基金特別対策事業費補助金等9億352万3,000円の計上、第3項府委託金において大阪府議会議員選挙委託金等4,145万3,000円の計上、第4項府交付金において府民税徴収取扱費交付金等2億9,984万円の計上でございます。 次に、第16款財産収入において4億7,564万4,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項財産運用収入において市有地貸付料等1億1,972万3,000円の計上、第2項財産売払収入において市有地売払収入等3億5,592万1,000円の計上でございます。 次に、第17款寄附金、第1項寄附金においてふるさと寄附金1,000円の計上でございます。 次に、第18款繰入金において20億354万6,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項基金繰入金において都市施設整備基金繰入金等19億1,094万4,000円の計上、第2項他会計繰入金において特別会計財産区事業費繰入金9,260万2,000円の計上でございます。 次に、第19款繰越金、第1項繰越金において前年度繰越金100万円の計上でございます。 次に、第20款諸収入において11億4,576万円の計上で、この内訳といたしまして、第1項延滞金加算金及び過料において諸税滞納延滞金等1,702万1,000円の計上、第2項市預金利子において金融機関預金利子81万3,000円の計上、第3項貸付金元利収入において水道事業会計貸付金収入等4,683万6,000円の計上、第4項収益事業収入において競艇事業会計繰入金6億円の計上、第5項雑入において老人保健施設管理費収入等4億8,109万円の計上でございます。 次に、第21款市債、第1項市債において臨時財政対策債等15億1,200円の計上でございます。 以上で、歳入予算総額は410億4,000万円と相なるものでございます。 次に、第2条継続費につきましてご説明いたします。 これは、第2表にありますとおり、ごみ処理施設基幹改良・長期包括運営準備事業(継続費)外3件についてそれぞれの総額及び年割額をもってお願いいたすものでございます。 次に、第3条債務負担行為につきましてご説明いたします。 これは、第3表にありますとおり、総合行政ネットワーク管理運営事業外11件についてそれぞれの期間及び限度額をもってお願いいたすものでございます。 次に、第4条地方債につきましてご説明いたします。 これは、第4表にありますとおり、北大阪急行線延伸整備事業外3件についてそれぞれの限度額等をもって発行いたしたくお願いいたすものでございます。 次に、第5条一時借入金についてご説明いたします。 これは、平成26年度における一時借入金の最高額を15億円といたしたく、お願いいたすものでございます。 次に、第6条歳出予算の流用につきましてご説明いたします。 これは、各項の給料、職員手当等及び共済費に係る予算額に過不足が生じた場合、同一款内での流用ができる旨を定めたく、お願いいたすものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第1号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願いいたします。 ○議長(内海辰郷君) 次に、第2号議案及び第3号議案、以上2件について、地域創造部長に説明を求めます。地域創造部長 広瀬幸平君 ◎地域創造部長(広瀬幸平君) ただいまご上程になりました第2号議案「平成26年度箕面市特別会計財産事業費予算」及び第3号議案「平成26年度箕面市特別会計公共用地先行取得事業費予算」につきまして、一括して提案理由とその内容をご説明いたします。 まず初めに、「平成26年度箕面市特別会計財産事業費予算」につきましてご説明いたします。 本予算は、平成26年度に係る財産区の事務事業に要する経費で、歳入歳出予算の総額は、第1条にございますとおり20億7,609万6,000円の計上で、前年度と比較いたしまして1,766万6,000円の減となっております。 次に、その内容につきまして、歳出予算からご説明いたします。 第1款財産費におきまして20億7,609万6,000円の計上で、その内訳といたしまして、第1項財産費におきまして地元公共事業費等の積立金等に要する経費16億5,788万3,000円の計上、第2項旧財産区財産費におきまして地元公共事業費の積立金等に要する経費4億1,821万3,000円の計上でございます。 以上で、歳出予算総額は20億7,609万6,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明いたします。 歳出予算総額20億7,609万6,000円の財源措置といたしまして、第1款財産区収入におきまして20億7,609万6,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項財産区収入におきまして前年度繰越金等16億5,788万3,000円の計上、第2項旧財産区収入におきまして前年度繰越金等4億1,821万3,000円の計上でございます。 以上で、歳入予算の総額は20億7,609万6,000円と相なるものでございます。 続きまして、第3号議案「平成26年度箕面市特別会計公共用地先行取得事業費予算」につきましてご説明いたします。 本予算は、土地開発公社経営健全化に伴います公共用地先行取得事業の執行に要する経費で、歳入歳出予算の総額は第1条にございますとおり7,034万5,000円の計上で、前年度と比較いたしまして2億5,419万3,000円、約78.3%の減額となっております。 次に、その内容につきまして、歳出予算からご説明いたします。 まず、第1款公債費、第1項公債費におきまして7,034万5,000円の計上で、これは借入金償還金及び借入金に対する利子でございます。 次に、歳入予算につきましてご説明いたします。 歳出予算総額7,034万5,000円の財源措置といたしまして、まず、第1款使用料及び手数料、第1項使用料におきまして1,435万4,000円の計上で、これは先行取得用地の貸し付けに伴う使用料でございます。 次に、第2款繰入金、第1項他会計繰入金におきまして5,598万9,000円の計上で、これは一般会計からの繰入金でございます。 次に、第3款繰越金、第1項繰越金におきまして1,000円の計上で、これは前年度からの繰越金でございます。 次に、第4款諸収入、第1項市預金利子におきまして1,000円の計上で、これは金融機関の預金利子でございます。 以上で、歳入予算の総額は7,034万5,000円と相なるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第2号議案及び第3号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(内海辰郷君) 次に、第4号議案について、競艇事業部長に説明を求めます。競艇事業部長 栢本貴男君 ◎競艇事業部長(栢本貴男君) ただいまご上程になりました第4号議案「平成26年度箕面市競艇事業会計予算」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 本予算は、平成26年度におけるGⅠ高松宮記念特別競走の開催をはじめとする市営モーターボート競走の執行、専用場外における受託発売、場間場外の受託発売に要する経費でございます。 次に、その内容につきましてご説明いたします。 まず、第2条業務の予定量につきまして、年間開催日数78日、1日平均売上金額3億6,666万7,000円、年間入場者数29万1,000人、専用場外発売日数252日、場間場外発売日数156日を予定しております。 次に、第3条収益的収入及び支出の予定額につきまして、収入356億2,399万6,000円、支出355億6,227万1,000円の計上で、その内容につきまして支出からご説明いたします。 まず、第1款競艇事業費用におきまして355億6,227万1,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項営業費用におきまして開催費、委託費、専用場外受託事業費等349億2,335万円の計上、第2項営業外費用におきまして一般会計繰出金等6億1,608万2,000円の計上、第3項特別損失におきまして賞与引当金繰入額1,283万9,000円の計上、第4項予備費におきまして1,000万円の計上でございます。 続きまして、収入につきましてご説明いたします。 支出355億6,227万1,000円の財源措置といたしまして、まず第1款競艇事業収益におきまして356億2,399万6,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項営業収益におきまして開催収益、専用場外受託事業収益等356億2,285万4,000円の計上、第2項営業外収益におきまして雑収益等114万2,000円の計上でございます。 以上、収益的収入及び支出の予定額により、収支差し引き6,172万5,000円と相なるものでございます。 次に、第4条資本的収入及び支出の予定額につきまして、収入はございません。支出は1億4,447万2,000円の計上で、その内容につきましてご説明いたします。 第1款資本的支出、第1項建設改良費におきまして1億4,447万2,000円の計上でございます。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億4,447万2,000円は引継現金等で補填をいたします。 次に、第4条の2特例的収入及び支出につきまして、これは本年4月1日から競艇事業に地方公営企業法を全部適用することに伴いまして、同法施行令第4条第4項の規定により、法の適用日の会計年度より前に発生した債権債務に係る未収金、未払金の予定額をそれぞれ8,125万2,000円、4億8,329万円と定め、平成26年度の債権債務として整理するものでございます。 次に、第5条一時借入金につきまして、これは一時借入金の最高限度額を3億円と定めるものでございます。 次に、第6条議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきまして、これは議会の議決を経なければ流用することができない経費として職員給与費2億1,293万9,000円、交際費25万円と定めるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第4号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願いいたします。 ○議長(内海辰郷君) 次に、第5号議案から第7号議案まで、以上3件について、市民部長に説明を求めます。市民部長 千葉亜紀子君 ◎市民部長(千葉亜紀子君) ただいまご上程になりました第5号議案「平成26年度箕面市特別会計国民健康保険事業費予算」、第6号議案「平成26年度箕面市特別会計介護保険事業費予算」、第7号議案「平成26年度箕面市特別会計後期高齢者医療事業費予算」につきまして、一括して提案理由とその内容をご説明いたします。 まず最初に、第5号議案「平成26年度箕面市特別会計国民健康保険事業費予算」につきましてご説明いたします。 本予算は、平成26年度に係る箕面市国民健康保険事業の運営に要する経費であり、まず歳入歳出予算からご説明いたします。 歳入歳出予算の総額は、第1条にございますとおり137億1,143万9,000円で、前年度と比較いたしまして12億5,538万1,000円、8.4%の減額となっております。 次に、その内容について、歳出予算から款を追ってご説明いたします。 まず、第1款総務費におきまして1億8,755万8,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項総務管理費におきまして1億5,707万7,000円の計上、第2項徴収費におきまして2,991万1,000円の計上、第3項運営協議会費におきまして57万円の計上でございます。 次に、第2款保険給付費におきまして91億7,178万5,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項療養諸費におきまして81億398万7,000円の計上、第2項高額療養費におきまして9億7,538万9,000円の計上、第3項移送費におきまして20万円の計上、第4項出産育児諸費におきまして7,059万6,000円の計上、第5項葬祭諸費におきまして570万円の計上、第6項精神・結核医療給付費におきまして1,591万3,000円の計上でございます。 次に、第3款後期高齢者支援金等、第1項後期高齢者支援金等におきまして16億8,622万6,000円の計上でございます。 次に、第4款前期高齢者納付金等、第1項前期高齢者納付金等におきまして139万9,000円の計上でございます。 次に、第5款老人保健拠出金、第1項老人保健拠出金におきまして120万円の計上でございます。 次に、第6款介護納付金、第1項介護納付金におきまして7億7,935万4,000円の計上でございます。 次に、第7款共同事業拠出金、第1項共同事業拠出金におきまして17億2,529万5,000円の計上でございます。 次に、第8款保健事業費におきまして1億4,252万円の計上で、この内訳といたしまして、第1項保健事業費におきまして3,206万4,000円の計上、第2項特定健康診査等事業費1億1,045万6,000円の計上でございます。 次に、第9款基金積立金、第1項基金積立金におきまして1,000円の計上でございます。 次に、第10款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金におきまして1,410万1,000円の計上でございます。 次に、第11款予備費、第1項予備費におきまして200万円の計上でございます。 以上で、歳出予算の総額は137億1,143万9,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算についてご説明いたします。 歳出予算の総額の財源措置として、まず第1款国民健康保険料、第1項国民健康保険料におきまして38億5,283万4,000円の計上でございます。 次に、第2款使用料及び手数料、第1項手数料におきまして81万5,000円の計上でございます。 次に、第3款国庫支出金におきまして26億9,838万1,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項国庫負担金におきまして23億8,250万8,000円、第2項国庫補助金におきまして財政調整交付金3億1,587万3,000円の計上でございます。 次に、第4款療養給付費等交付金、第1項療養給付費等交付金におきまして3億9,932万3,000円の計上でございます。 次に、第5款前期高齢者交付金、第1項前期高齢者交付金におきまして36億5,625万6,000円の計上でございます。 次に、第6款府支出金におきまして7億8,666万6,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項府負担金におきまして1億156万5,000円、第2項府補助金におきまして6億8,510万1,000円の計上でございます。 次に、第7款共同事業交付金、第1項共同事業交付金におきまして13億1,411万3,000円の計上でございます。 次に、第8款財産収入、第1項財産運用収入におきまして1,000円の計上でございます。 次に、第9款繰入金、第1項他会計繰入金におきまして9億9,671万3,000円の計上でございます。 次に、第10款諸収入、第1項雑入におきまして633万7,000円の計上でございます。 以上で、歳入予算の総額は137億1,143万9,000円と相なるものでございます。 次に、第2条歳出予算の流用についてご説明いたします。 これは、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足が生じた場合、同一款内での流用ができる旨を定めたく、お願いするものでございます。 続きまして、第6号議案「平成26年度箕面市特別会計介護保険事業費予算」につきましてご説明いたします。 本予算は、平成26年度に係る箕面市介護保険事業の運営に要する経費であり、まず歳入歳出予算からご説明いたします。 歳入歳出予算の総額は、第1条にございますとおり87億1,484万9,000円で、前年度と比較しまして4億6,024万7,000円、5.6%の増額となっております。 次に、その内容について、歳出予算から款を追ってご説明いたします。 まず、第1款総務費におきまして2億6,956万2,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項総務管理費におきまして1億7,352万2,000円の計上、第2項徴収費におきまして713万2,000円の計上、第3項介護認定審査会費におきまして8,890万8,000円の計上でございます。 次に、第2款保険給付費におきまして82億3,488万7,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項介護サービス等諸費におきまして72億903万1,000円の計上、第2項介護予防サービス等諸費におきまして6億2,292万2,000円の計上、第3項高額介護サービス等費におきまして1億5,125万8,000円の計上、第4項特定入所者介護サービス等費におきまして2億1,942万4,000円の計上、第5項高額医療合算介護サービス等費におきまして2,462万3,000円の計上、第6項その他諸費におきまして762万9,000円の計上でございます。 次に、第3款地域支援事業費におきまして2億568万1,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項介護予防事業費におきまして4,252万9,000円の計上、第2項包括的支援事業及び任意事業費におきまして1億6,315万2,000円の計上でございます。 次に、第4款基金積立金、第1項基金積立金におきまして1,000円の計上でございます。 次に、第5款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金におきまして271万8,000円の計上でございます。 次に、第6款予備費、第1項予備費におきまして200万円の計上でございます。 以上で、歳出予算の総額は87億1,484万9,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算についてご説明いたします。 歳出予算の総額の財源措置といたしまして、まず第1款保険料、第1項介護保険料におきまして18億7,858万円の計上でございます。 次に、第2款使用料及び手数料、第1項手数料におきまして12万1,000円の計上でございます。 次に、第3款国庫支出金におきまして17億1,834万円の計上で、この内訳といたしまして、第1項国庫負担金におきまして14億8,289万3,000円の計上、第2項国庫補助金におきまして2億3,544万7,000円の計上でございます。 次に、第4款支払基金交付金、第1項支払基金交付金におきまして24億20万7,000円の計上でございます。 次に、第5款府支出金におきまして12億3,171万5,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項府負担金におきまして11億9,344万4,000円の計上、第2項府補助金におきまして3,743万3,000円の計上、第3項府交付金におきまして83万8,000円の計上でございます。 次に、第6款財産収入、第1項財産運用収入におきまして1,000円の計上でございます。 次に、第7款繰入金におきまして14億8,569万8,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項他会計繰入金におきまして13億3,804万9,000円の計上、第2項基金繰入金におきまして1億4,764万9,000円の計上でございます。 次に、第8款繰越金、第1項繰越金におきまして1,000円の計上でございます。 次に、第9款諸収入におきまして18万6,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項延滞金加算金及び過料におきまして1,000円の計上、第2項市預金利子におきまして1,000円の計上、第3項雑入におきまして18万4,000円の計上でございます。 以上で、歳入予算の総額は87億1,484万9,000円と相なるものでございます。 次に、第2条歳出予算の流用についてご説明いたします。 これは、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足が生じた場合、同一款内での流用ができる旨を定めたく、お願いするものでございます。 続きまして、第7号議案「平成26年度箕面市特別会計後期高齢者医療事業費予算」につきましてご説明いたします。 本予算は、平成26年度に係る後期高齢者医療事業の運営に要する経費で、まず歳入歳出予算からご説明いたします。 歳入歳出予算の総額は、第1条にございますとおり20億2,104万円で、前年度と比較いたしまして3億538万3,000円、17.8%の増額となっております。 次に、その内容につきまして、歳出予算から款を追ってご説明いたします。 まず、第1款総務費におきまして3,867万4,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項総務管理費におきまして2,869万円の計上、第2項徴収費におきまして998万4,000円の計上でございます。 次に、第2款後期高齢者医療広域連合納付金、第1項後期高齢者医療広域連合納付金におきまして19億7,986万6,000円の計上でございます。 次に、第3款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金におきまして200万円の計上でございます。 次に、第4款予備費、第1項予備費におきまして50万円の計上でございます。 以上で、歳出予算の総額は20億2,104万円と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明いたします。 歳出予算の総額20億2,104万円の財源措置といたしまして、まず第1款後期高齢者医療保険料、第1項後期高齢者医療保険料におきまして17億7,544万4,000円の計上でございます。 次に、第2款使用料及び手数料、第1項手数料におきまして8万1,000円の計上でございます。 次に、第3款繰入金、第1項他会計繰入金におきまして2億4,351万1,000円の計上でございます。 次に、第4款繰越金、第1項繰越金におきまして1,000円の計上でございます。 次に、第5款諸収入におきまして200万3,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項延滞金加算金及び過料におきまして1,000円の計上、第2項償還金及び還付加算金におきまして200万円の計上、第3項市預金利子におきまして1,000円の計上、第4項雑入におきまして1,000円の計上でございます。 以上で、歳入予算の総額は20億2,104万円と相なるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第5号議案、第6号議案及び第7号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(内海辰郷君) 次に、第8号議案について、市立病院事務局長に説明を求めます。市立病院事務局長 宇治野清隆君 ◎市立病院事務局長宇治野清隆君) ただいまご上程になりました第8号議案「平成26年度箕面市病院事業会計予算」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 まず、予算第2条で定めます業務の予定量ですが、病床数317床、年間患者数、入院10万9,919人、外来17万6,900人、1日平均患者数、入院301人、外来725人を予定し、主要な建設改良事業として非常用発電機設備及び手術室空調設備ほかの改修に1億3,580万7,000円を計上するものです。 次に、第3条に定めます収益的収入及び支出の予定額について、収入87億8,227万円、支出110億7,301万4,000円の計上で、その内容につきまして、支出予定額からご説明いたします。 第1款病院事業費用、第1項医業費用において86億3,945万2,000円の計上で、これは職員の給与費、診療に要する材料費、病院の維持管理に要する経費等でございます。 次に、第2項医業外費用において1億9,122万1,000円の計上で、これは消費税関係調整額等の雑支出に要する経費でございます。 次に、第3項介護サービス事業費用において2,235万6,000円の計上で、これは訪問リハビリテーションに係る職員の給与費及び事業に要する経費でございます。 次に、第4項特別損失において21億9,998万5,000円の計上で、これは地方公営企業会計制度の変更に伴い、平成25年度末までの退職給付費等を一括で引き当てるための経費でございます。 なお、会計制度の変更に伴い、退職給付費のほかに平成25年度末までの賞与引当金、貸倒引当金を特別損失として計上しており、いずれも会計制度変更に伴う本年度限りの計上でございます。 次に、第5項予備費において2,000万円の計上でございます。 以上、これら支出予定額に対しまして、収入予定額についてご説明いたします。 第1款病院事業収益、第1項医業収益において85億6,195万9,000円の計上で、これは入院収益、外来収益、室料差額等に係る収入でございます。 次に、第2項医業外収益において1億8,583万1,000円の計上で、これは一般会計からの負担金及び長期前受金戻入等でございます。 なお、長期前受金戻入については、会計制度の変更に伴う新規計上でございます。 次に、第3項介護サービス事業収益において3,448万円の計上で、これは訪問リハビリテーションに係る事業収益でございます。 以上、収益的収入及び支出において、差し引き22億9,074万4,000円の収支欠損と相なるものでございます。 次に、第4条に定めます資本的収入及び支出の予定額について、収入4億1,870万5,000円、支出10億952万1,000円の計上で、この内容につきまして、支出予定額からご説明いたします。 第1款資本的支出、第1項建設改良費において6億219万7,000円の計上で、これは設備改修等の工事及び高額医療機器・情報システム用機器等の固定資産購入に要する経費でございます。 次に、第2項企業債償還金において3億9,862万4,000円の計上で、これは企業債発行に係る本年度分の償還元金でございます。 次に、第3項貸付金において820万円の計上で、これは看護学生等に対する修学資金貸付金でございます。 次に、第4項予備費において50万円の計上でございます。 以上、これら支出予定額に対しまして、収入予定額をご説明いたします。 第1款資本的収入、第1項出資金において4億1,870万3,000円の計上で、これは企業債償還元金及び医療機器等の整備に係る一般会計出資金でございます。 次に、第2項固定資産売却代金において1,000円の計上でございます。 次に、第3項諸収入において1,000円の計上でございます。 以上、資本的収入及び支出において、差し引き不足額5億9,081万6,000円は、過年度分の損益勘定留保資金をもって補填しようとするものです。 次に、第5条において一時借入金の限度額を3億円と定めるものでございます。 次に、第6条において、予定支出の各項の経費の金額の流用について、各項に計上した職員給与費に係る予算額に過不足が生じた場合において、それぞれ流用することができることを定めるものでございます。 次に、第7条において、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費70億9,250万9,000円、交際費14万5,000円をそれぞれ定めるものでございます。 次に、第8条において、たな卸資産購入限度額を16億63万9,000円と定めるものでございます。 次に、第9条において、重要な資産の取得といたしまして、エックス線画像撮影装置及びマルチカラーレーザー光凝固装置の整備を予定するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第8号議案「平成26年度箕面市病院事業会計予算」の提案理由とその内容のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願いいたします。 ○議長(内海辰郷君) 次に、第9号議案及び第10号議案、以上2件について、上下水道局長に説明を求めます。上下水道局長 武藤晴弘君 ◎上下水道局長(武藤晴弘君) ただいまご上程になりました第9号議案「平成26年度箕面市水道事業会計予算」及び第10号議案「平成26年度箕面市公共下水道事業会計予算」につきまして、一括して提案理由とその内容をご説明いたします。 最初に、第9号議案「平成26年度箕面市水道事業会計予算」につきましてご説明いたします。 まず、予算第2条業務の予定量について、給水戸数6万5,114戸、年間総配水量1,465万7,361立方メートル、1日平均配水量4万157立方メートルを予定し、主要な建設改良事業として、拡張事業に4億8,566万1,000円、改良事業に3億6,619万8,000円をそれぞれ計上しております。 次に、第3条収益的収入及び支出の予定額について、収入30億4,457万円、支出30億2,892万2,000円の計上で、その内容につきまして、支出からご説明いたします。 第1款水道事業費用、第1項営業費用27億3,522万9,000円の計上は、水道事業に係る受水費、動力費、施設の維持管理費、職員給与費、給・配水管整備等の工事費及び固定資産の減価償却費等でございます。 次に、第2項営業外費用1億4,158万2,000円の計上は、企業債の支払利息並びに消費税及び地方消費税等でございます。 次に、第3項特別損失1億4,211万1,000円の計上は、固定資産の所管がえに係る固定資産譲渡損、固定資産売却に係る固定資産売却損及び会計制度変更に伴う賞与引当金繰入額等でございます。 次に、第4項予備費1,000万円の計上でございます。 以上、これら支出に対する財源措置として、収入についてご説明いたします。 第1款水道事業収益、第1項営業収益26億5,395万5,000円の計上は、水道事業に係る料金等の給水収益、受託工事に係る受託工事収益及び手数料等でございます。 次に、第2項営業外収益3億9,061万5,000円の計上は、会計制度変更に伴う長期前受金戻入、口径別納付金及び預金利息等でございます。 以上、収益的収入及び支出の予定額により、収支差し引き1,564万8,000円と相なるものでございます。 次に、第4条資本的収入及び支出の予定額について、収入5億2,225万1,000円、支出12億2,576万8,000円の計上で、その内容につきまして、支出からご説明いたします。 第1款資本的支出、第1項建設改良費8億8,699万5,000円の計上は、第5次拡張事業及び改良事業に係る各配水管布設工事費、負担金工事費、職員給与費並びにメーター等の固定資産購入費等でございます。 次に、第2項企業債償還金3億1,256万8,000円の計上は、水道事業に係る企業債の当年度分償還元金でございます。 次に、第3項他会計借入金償還金2,142万円、第4項他会計繰入金返還金378万5,000円は、北部水道の水源確保のために一般会計から借り入れ及び繰り入れました償還金及び返還金でございます。 次に、第5項予備費100万円の計上でございます。 以上、これら支出に対する財源措置として、収入についてご説明いたします。 第1款資本的収入、第1項企業債1億円の計上は、第5次拡張事業に係る企業債でございます。 次に、第2項工事負担金4億1,886万3,000円の計上は、開発者などからの依頼により本市が施工する配水管布設等に伴う工事負担金でございます。 次に、第3項負担金200万1,000円の計上は、上下水道局庁舎改修等に係る公共下水道会計等からの負担金でございます。 次に、第4項固定資産売却代金138万7,000円の計上は、固定資産の売却代金でございます。 以上、資本的収入及び支出の予定額により、収支差し引き7億351万7,000円の不足と相なりますが、この不足額につきましては当年度分損益勘定留保資金等をもって補填するものでございます。 次に、第5条におきまして、第5次拡張事業に係る企業債の起債限度額及び条件等を定めるものでございます。 次に、第6条におきまして、平成26年度における一時借入金の最高限度額を1億円と定めるものでございます。 次に、第7条におきまして、議会の議決を得なければ流用することのできない経費として職員給与費4億4,992万6,000円及び交際費5万円を定めるものでございます。 次に、第8条におきまして、たな卸資産の購入限度額を3,444万4,000円と定めるものでございます。 以上、第9号議案「平成26年度箕面市水道事業会計予算」のご説明といたします。 続きまして、第10号議案「平成26年度箕面市公共下水道事業会計予算」につきましてご説明いたします。 まず、予算第2条業務の予定量について、汚水整備人口13万5,405人、水洗化人口13万5,265人、年間汚水量1,420万5,571立方メートルを予定し、主要な建設改良事業として、汚水建設改良事業に1億4,314万1,000円、雨水建設改良事業に2,914万3,000円、流域下水道建設負担事業に9,538万9,000円をそれぞれ計上しております。 次に、第3条収益的収入及び支出の予定額について、収入26億341万4,000円、支出24億3,485万8,000円の計上で、その内容につきまして、支出からご説明いたします。 第1款下水道事業費用、第1項営業費用22億928万8,000円の計上は、下水道施設の維持管理費、流域下水道維持管理負担金、職員給与費、管渠整備等工事費及び固定資産の減価償却費等でございます。 次に、第2項営業外費用2億777万9,000円の計上は、企業債の支払利息並びに消費税及び地方消費税等でございます。 次に、第3項特別損失779万1,000円の計上は、漏水減免等に係る過年度損益修正損、会計制度変更に伴う賞与引当金繰入額等でございます。 次に、第4項予備費1,000万円の計上でございます。 以上、これら支出に対する財源措置として、収入についてご説明いたします。 第1款下水道事業収益、第1項営業収益18億4,023万6,000円の計上は、下水道使用料、一般会計からの負担金及び手数料でございます。 次に、第2項営業外収益7億6,317万8,000円の計上は、会計制度変更に伴う長期前受金戻入、預金利息等でございます。 以上、収益的収入及び支出の予定額により、収支差し引き1億6,855万6,000円と相なるものでございます。 次に、第4条資本的収入及び支出の予定額について、収入2億6,870万5,000円、支出6億7,112万6,000円の計上で、その内容につきまして、支出からご説明いたします。 第1款資本的支出、第1項建設改良費2億6,803万7,000円の計上は、汚水及び雨水の建設改良事業に係る管渠築造工事費、職員給与費並びに流域下水道の建設負担金等でございます。 次に、第2項企業債償還金4億208万9,000円の計上は、下水道事業に係る企業債の当年度分償還元金でございます。 次に、第3項予備費100万円の計上でございます。 以上、これら支出に対する財源措置として、収入についてご説明いたします。 第1款資本的収入、第1項企業債1億4,220万円の計上は、公共下水道事業及び流域下水道事業に係る企業債でございます。 次に、第2項国庫補助金5,491万5,000円の計上は、下水道施設の耐震化整備事業及び長寿命化対策事業に係る補助金でございます。 次に、第3項負担金7,159万円の計上は、一般会計からの負担金及び受益者負担金等でございます。 以上、資本的収入及び支出の予定額により、収支差し引き4億242万1,000円の不足と相なりますが、この不足額につきましては過年度分損益勘定留保資金等をもって補填するものでございます。 次に、第5条におきまして、公共下水道事業外1件に係る企業債の起債限度額及び条件等を定めるものでございます。 次に、第6条におきまして、平成26年度における一時借入金の最高限度額を1億5,000万円と定めるものでございます。 次に、第7条におきまして、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費1億502万8,000円を定めるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第9号議案「平成26年度箕面市水道事業会計予算」及び第10号議案「平成26年度箕面市公共下水道事業会計予算」の提案理由とその内容のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(内海辰郷君) ただいま議題となっております議案10件につきましては、本日は提案理由の説明のみとし、3月7日の本会議(第3日)において取り扱うことといたします。 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。本日はこれをもって散会し、明2月26日から3月5日まで8日間、議案調査のため休会し、3月6日午前10時より本会議を再開いたしたいと存じますが、これに異議ありませんか。   (“異議なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) 異議なしと認めます。 よって、明2月26日から3月5日まで8日間休会し、3月6日午前10時より本会議を再開することに決しました。 本日はこれをもって散会いたします。    (午前11時38分 散会)----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                箕面市議会議長   内海辰郷                箕面市議会議員   川上加津子                箕面市議会議員   二石博昭...