中津市議会 > 2022-12-23 >
12月23日-08号

ツイート シェア
  1. 中津市議会 2022-12-23
    12月23日-08号


    取得元: 中津市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-03
    令和 4年12月定例会(第4回)令和4年12月23日 午前10時00分招集出席議員 (24名) 1番 小住利子    2番 恒賀愼太郎   3番 中村詔治    4番 荒木ひろ子 5番 川内八千代   6番 三上英範    7番 松葉民雄    8番 山影智一 9番 本田哲也   10番 相良卓紀   11番 木ノ下素信  12番 大内直樹13番 三重野玉江  14番 林秀明    15番 角祥臣    16番 髙野良信17番 藤野英司   18番 中西伸之   19番 吉村尚久   20番 大塚正俊21番 千木良孝之  22番 須賀要子   23番 古江信一   24番 草野修一欠席議員 (なし)地方自治法第121条による出席者(23名)市長        奥塚正典     副市長         前田良猛教育長       粟田英代     病院・診療所事業管理者 是永大輔参与        滝口定義     三光支所長       柳友彦本耶馬渓支所長   屋形義晴     耶馬溪支所長      髙田悟総務部長      榎本厚      企画観光部長      松尾邦洋福祉部長      上家しのぶ    生活保健部長      勝見明洋商工農林水産部長  大下洋志     建設部長        松垣勇上下水道部長    小川泰且     消防本部消防長     佐藤哲市民病院事務部長  秋吉勝治     会計管理者       横尾律子教育委員会教育次長 黒永俊弘     秘書広報課長      藤田泰吉総務部総務課長   門脇隆二     財政課長        那須幸人総合政策課長    高尾良香出席した議会事務局職員(3名)局長        神礼次郎     次長          榎本常志議事係主幹(総括) 徳永憲二議事日程 第1.委員長報告 第2.委員長報告に対する質疑 第3.討論 第4.採決 第5.追加議案上程    議第95号 中津市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について    以上、1件上程~提案理由説明~質疑~委員会付託省略~討論~採決    意見書第11号 小児・若年世代への在宅療養等支援助成を早期に求める意見書    意見書第12号 第9期介護保険制度改正に関する意見書    意見書第13号 消費税インボイス制度の実施延期を求める意見書    以上、3件一括上程~提案理由説明~質疑~委員会付託省略~討論~採決本日の会議に付した事件 議事日程に同じ ─────────────────────────────────────────────── ○議長(中西伸之)  ただいまより、第4回中津市議会定例会を再開し、本日の会議を開きます。午前10時00分 日程第1、委員長報告に入ります。 議第77号から議第87号まで及び議第94号の12件、及び請願第2号から請願第4号の3件、並びに閉会中の継続審査として各常任委員会に付託していました議第52号から議第63号までの決算議案12件、計27件を一括議題として各委員長の審査結果の報告を求めます。 まず、総務企画消防委員長にお願いいたします。 ◎総務企画消防委員長(大内直樹)  皆さん、おはようございます。 総務企画消防委員会の審査の結果を御報告申し上げます。 本定例会において、当委員会に付託されました各案件につきましては、12月15日に委員会を開催し、審査の結果、お手元に配付してあります委員会審査結果表のとおり決定いたしました。 なお、審査の過程で質疑並びに意見等がありましたので、その概略を併せて御報告申し上げます。 議第77号 令和4年度中津市一般会計補正予算(第5号)、歳出、第2款 総務費、第1項 総務管理費、第9目 企画費について、バス運行事業費について、昨年よりも増額している要因はとの質疑に対し、利用者数が大幅に増えたわけではありませんが、通勤に利用されている方などがおり、利用便数が増えたことが要因となっていますとの答弁がありました。 決算審査では、デマンドバスの1便当たりの経費は2,500円ほどだと伺ったが、契約の仕方について考える必要があるのではないかとの質疑に対し、デマンドという形での初めての契約だったことに加え、事業者やタクシー会社側も通常の運行業務の中で行うにはどうすればよいかなどを含め、協議をしながら進めてきました。今後の契約の在り方については検討をしてまいりますとの答弁がありました。 次に、第3条、第3表、債務負担行為補正のうち、中津市土地開発公社が行う米山公園用地取得造成事業の借入金及び利子に対する債務保証について、令和9年まで延長した理由と事業計画などを含めた今後の展望についてはとの質疑に対し、米山公園用地の債務保証期間が今年度までとなっているため、9年度まで延長します。公社が管理している土地は、もともとは公園用地として取得したものですが、その後、計画の変更があり、今後については、有用な利用法がないかについて協議、検討しているところですとの答弁がありました。 次に、議第87号 中津市職員の給与に関する条例等の一部改正について、職員の給与については労働組合の方と協議の上での決定だということで了解をしておりますが、特別職の期末手当については、きちんと議会で審議ができるように、別立てにしていただきたいがいかがかとの質疑に対し、改定の根拠については、共通している部分であるため、今回職員の給与等関係条例として一括して提案しています。大分県においても一括で提案をしていますので、御理解いただければと思いますとの答弁がありました。 これに対して委員より、特別職は特別職で別立てにしたほうがよいと思う。中津市ではいつも職員に準ずるという扱いになっているが、特別職職員の給与に関する条例があるのだから、きちんと別にしていただきたい。年金も引き下げられ、高齢者医療の保険料は引き上げられ、皆さん大変苦労しています。職員の給与については賛成しますが、今の社会情勢を鑑みて、この段階で特別職の期末手当を上げるというのは不適切だと思いますとの意見に対し、今回の特別職の期末手当の改定につきましては、国の特別職の改定状況や一般職の改定幅を勘案して決定しております。従いまして、民間準拠の客観的な妥当性は担保されているものと思いますとの答弁がありました。 請願第4号 消費税インボイス制度の実施延期を求める意見書を国に提出することを求める請願書について、まず、本請願の審議にあたり、12月9日に委員会を開催し、岡雅一税理士を参考人として招致し、制度についての詳しい説明を受け、インボイス制度の内容を確認しました。当日の請願審査では、冒頭、紹介議員より補足説明を求めたところ、この請願は、日本商工会議所などいろんな団体が中止や延期、見直しなどの意見が出されておりますので、中津市議会からインボイス制度の延期という意見書を出していただきたいという請願ですとの説明がありました。 それに対して委員からは、請願の内容については十分確認できたとの意見がありました。 次に、採決にあたり討論を求めましたところ、討論はなく、全員異議なく、原案可決及び採択と決しました。 続いて、先の第3回定例会におきまして、当委員会に閉会中の継続審査として付託されました議第52号 令和3年度中津市一般会計決算の認定の一部について、議第57号 令和3年度中津市サイクリングターミナル事業特別会計決算の認定について、議第59号 令和3年度中津市ケーブルネットワーク事業特別会計決算の認定について、以上、決算認定案件計3件につきましては、去る10月3日に委員会を開催し、審査の結果、お手元に配付してあります委員会審査結果表のとおり決定いたしました。 なお、審査の過程で質疑及び意見等がありましたので、その概略を併せて御報告申し上げます。 議第52号 令和3年度中津市一般会計決算の認定の一部について、歳出、第9款 消防費、第1項 消防費、第2目 非常備消防費について、中津市の消防団員1人当たりの報酬額は幾らか、また、国が示した団員報酬は幾らか、ほかの市町村と比較すると中津市の報酬額は低いと言われているが、現在はどうかとの質疑に対し、中津市消防団団員の階級の年額報酬は2万200円で、国が策定した消防団員報酬等の基準は3万6,500円という額になっています。県下では、条例改正をしてその基準に合わせた市もありますとの答弁がありました。 これに対し委員より、他市は国基準の3万6,500円付近の報酬を出しているにもかかわらず、中津市は2万200円といった数字を出しているのを見ると、中津市は消防団員を必要としていないように見えてしまう。日頃から訓練を受けた人が地域にいてくださるというのは、住民にとっても心強いことであります。積極的に団員を増やす、訓練を十分に受けていただくという姿勢で報酬や手当のことも積極的に取り組んでいただきたいとの意見がありました。 次に、歳出、第2款 総務費、第1項 総務管理費、第9目 企画費について、公共交通会議では路線バスについて話し合うと聞いているが、路線バスを今後どのように位置づけるのか。具体的にどのように協議が行われるのかとの質疑に対し、会議では、路線バスやコミュニティバス、デマンドバスなど公共交通に関わる内容を協議しています。先日の議会の決議を受けて、全庁的にも移動手段に関わる担当部署で集まって、各課が所管する、所有する移動手段についてニーズなどの情報を持ち寄って、情報共有をしながらどういった形の移動手段を確保しているのかということを検討していこうと思っていますとの答弁がありました。 これに対して委員より、市民の皆さんが口をそろえて交通手段を整備してほしいとおっしゃっていますので、広範囲の人々の意見を取り入れて迅速に整備してほしいとの意見がありました。 デマンドバス、コミュニティバス、路線バスの1人当たりの輸送費、負担についてそれぞれの金額はとの質疑に対し、デマンドバスは3,655.5円、コミュニティバスは2,008.7円、路線バスは201.6円となっていますとの答弁がありました。 また、デマンドバスを運行することを検討しているにもかかわらず、踏み切れない理由はとの質疑に対し、地域によって若干事情は違いますが、三光を除く本耶馬渓、耶馬溪、山国地区のような人口の少ない地域では、運転手や車が不足していることから、定期運行のほうが効率的だということ、また、乗車の呼び出しを受けた後、どこを走ってもらうかといったルート設定等システムを含めて事業者に委託するとなると難しい部分があることなどが理由として上げられます。今の中津の状況を考えたときにどのように解決していけばよいか、事業者を含め、話し合いを進めているとことですとの答弁がありました。 これに対しほかの委員より、利用者が増加していない理由は、普段自家用車に乗る人たちしか住んでいない場所にバスを走らせて、必要な人が住んでいる場所に走らせていないからではないか。徹底的に調査をして、どこを走らせるかについてきちんと考えていかないといけないと思うとの意見がありました。 なお、監査委員からの決算審査意見書に「審査の結果、令和3年度の決算は適正に実施されていることを認めた」と記載されているが、審査後に発覚した下水道使用料の徴収誤りやコミュニティバスの不適切運行などについては監査の権限外なのかとの質疑に対し、監査委員事務局より、今回の件につきましては、令和4年度決算に反映するものだと思いますので、令和4年度の決算審査内では内容についてしっかり検討していきたいと思いますとの答弁がありました。 次に、採決に当たり討論を求めましたところ、議第52号 令和3年度中津市一般会計決算の認定の一部について、軽自動車の重課について、令和3年度の決算では9,069台、27.4パーセントの軽自動車が重課の対象となっています。中津市は郡部も含め、生活には車が必要不可欠な場所であります。郡部では、特に農業などを営む仕事には、軽トラック等がなければ関わることもできない。そういう方々が高齢になっても地域を守り頑張ってくださっているのに、重課という罰金をかけるというのは考えられないということを国にも伝えてほしい。また、令和3年度は多くの人が苦しんで、生活も地域の営業や飲食も、努力に努力を重ねて何とか乗り切っているという状況の中で、中津市にも新型コロナウイルス感染症対応地域創生臨時交付金が7億円出ました。そのお金は、市民の方々からすると、もっと中津市の実情に合った使い道を考えてもらいたいという声が寄せられています。他市の状況からも学んで、同じところに何回もお金を使うのではなくて、より広いところで支援、政策をしてほしいという声が上がっています。以上のことから、この議第52号に反対という討論がありました。 よって、反対討論のありました議第52号については、挙手採決の結果、賛成多数につき認定することと決しました。 その他の案件については、討論はなく、全員異議なく認定することと決しました。以上、総務企画消防委員会の審査の経過と結果の御報告といたします。 △(別紙) ・総務企画消防委員会審査結果表┌───────────────────────────────────────────┐│議案番号    件名                             審査結果│├───────────────────────────────────────────┤│議第 77号  令和4年度中津市一般会計補正予算(第5号)の一部       原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 79号  中津市個人情報保護条例の全部改正について           原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 80号  中津市職員の定年等に関する条例等の一部改正について      原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 82号  公の施設の指定管理者の指定について(中津市耶馬トピア施設)  原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 86号  令和4年度中津市一般会計補正予算(第6号)          原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 87号  中津市職員の給与に関する条例等の一部改正について       原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 94号  令和4年度中津市一般会計補正予算(第7号)の一部       原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│請願第 4号  消費税インボイス制度の実施延期を求める意見書を国に提出する  採  択││        ことを求める請願                           │└───────────────────────────────────────────┘・閉会中継続審査のもの ┌───────────────────────────────────────────┐│議案番号    件名                             審査結果│├───────────────────────────────────────────┤│議第 52号  令和3年度中津市一般会計決算の認定の一部について       認定する│├───────────────────────────────────────────┤│議第 57号  令和3年度中津市サイクリングターミナル事業特別会計決算の認定 認定する││        について                               │├───────────────────────────────────────────┤│議第 59号  令和3年度中津市ケーブルネットワーク事業特別会計決算の認定  認定する││        について                               │└───────────────────────────────────────────┘ ○議長(中西伸之)  次に、教育産業建設委員長にお願いいたします。 ◎教育産業建設委員長(三重野玉江)  皆さん、おはようございます。 教育産業建設委員会の審査の結果を御報告申し上げます。 本定例会において、当委員会に付託されました各案件につきましては、12月16日に委員会を開催し、審査の結果、お手元に配付してあります委員会審査結果表のとおり決定いたしました。 なお、審査の過程で、質疑並びに意見がありましたので、その概略を併せて御報告申し上げます。 議第85号 工事請負契約の締結(北小工第1号 北部小学校校舎新増築工事)について、病気等で車椅子を利用している児童もいると思うが、新校舎へのエレベーターの設置は検討されなかったのかとの質疑に対し、設置の検討はしましたが、敷地内に必要なスペースが取れないなど、設置は困難な状況となっていますとの答弁がありました。 それに対して委員より、学校からの強い要望等があった場合は、現校舎への設置の可能性も含めて、ぜひ検討をお願いしたいとの意見がありました。 校舎の周辺は狭い道路や一方通行の道路が多く、工事車両等の出入りにより、子どもたちの通学等に影響が出ないか心配です。危険を回避するためにどのような対策を取られるのか、また、警察との協議の状況はとの質疑に対し、警察とは通学路にある横断歩道の場所を変更できないか協議しましたが、条件が合わず、変更はかないませんでした。通学路の安全対策としては、児童クラブの駐車場を通路として児童が通ることができるよう計画をしていますとの答弁がありました。 それに対して委員より、今後、工事が進む中で子どもたちに危険が及ぶ状況が出てきた際には、学校からも要望があると思うが、教育委員会として、関係機関と十分に協議をし、事故のないような安全対策を取ってもらいたいとの意見がありました。 次に、請願第3号 小中学校給食費の無償を求める請願書について、請願の審査にあたり、冒頭、紹介議員より補足説明を求めました。 それに対して複数の委員より、学校給食は、食育を行う時間として教育課程に位置づけられており、義務教育は無償とするという考え方には賛同できますが、その財源をどこから持ってくるのかということを考えると慎重であるべきだと思います。まずは目先の課題として、現在中津市も、物価高騰の中で保護者の負担が増加しないように補填をしているところであり、今後、この状況が長引いたときに、来年度以降も給食の質を落とさないように強く求めていくことが重要であると考えます。また、義務教育として無償化を求めていくのであれば、中津市だけでなく、国の責任として実施されるよう、学校給食法第11条の改正や予算の確保を国に働きかけていくことが第一だと思いますとの意見がありました。 次に、採決にあたり討論を求めたところ、請願第3号 小中学校給食費の無償を求める請願書について、今、全国的にも学校給食費の無償化が、コロナ禍そして物価高騰を契機に進んでおり、私の調べたところでは、全国254の自治体で実施され、大分県下でも豊後高田市をはじめ、部分的であれ宇佐市、豊後大野市等で実施されています。確かに、議論はあったように財源の問題と、今後さらに検討を要する中身もあると思いますが、中津市は暮らし満足No.1、まさに児童生徒こそ、その一番の恩恵を受けるべきだと私は考えます。よって、この請願第3号に賛成との討論がありました。 請願第3号については、挙手採決の結果、賛成少数につき不採択と決しました。 その他の案件については、討論はなく、全員異議なく、原案可決と決しました。 次に、先の第3回定例会におきまして、当委員会に閉会中の継続審査として付託されました議第52号 令和3年度中津市一般会計決算の認定の一部について、議第54号 令和3年度中津市農業集落排水事業特別会計決算の認定について、議第56号 令和3年度中津市小規模集合排水事業特別会計決算の認定について、議第62号 令和3年度中津市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、議第63号 令和3年度中津市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、以上、決算認定案件計5件につきましては、去る10月4日に委員会を開催し、審査の結果、お手元に配付してあります委員会審査結果表のとおり決定いたしました。 なお、審査の過程で、質疑及び意見等がありましたので、その概略を併せて御報告申し上げます。 議第52号 令和3年度中津市一般会計決算の認定の一部について、歳出、第5款 労働費、第1項 労働諸費、第1目 労働諸費のうち、女性起業家支援事業委託料に関して、事業を開始した平成30年度からの参加延べ人数283名に対して、実際に起業されたのは5名とのことだが、事業の効果に対する評価はとの質疑に対し、本事業は、起業を目指している方だけでなく、既に起業していて、新しい分野での活躍を目指す方や事業を引き継ぎたいと考えている方などに対しても幅広く支援を行っています。起業に至ったのが5名というのは少なく感じられるかもしれませんが、実際に起業までつながるのは非常に難しいことですので、年に1名は起業されているということは、ある程度は評価ができるのではないかと思っていますとの答弁がありました。 これまで延べ参加数と起業した数を見ると、セミナーの受講に関しては、大分県の女性起業家支援事業や中津市にも他の起業家支援セミナ―があるので、それらを活用して、起業する際に助成金を交付したほうが女性も起業しやすくなるのではないかと思うが考えはとの質疑に対し、この事業のセミナーを受講することで、起業する際に必要となる証明書の取得手数料が免除される制度があります。まずは、補助よりも現在の制度の活用を優先していただいて、中津市において女性起業への意識づけをしていったほうがよいのではないかと考えていますとの答弁がありました。 次に、歳出、第6款 農林水産業費、第2項 林業費、第2目 林業振興費のうち、鳥獣被害対策関係事業に関して、事業の効果と令和3年度の被害状況の把握はとの質疑に対し、被害額については、県の報告資料では若干の減少傾向となっています。有害鳥獣の捕獲に関しては、地区ごとの捕獲量はかなり増えていますが、捕ってはいるけどなかなか数が減っていかないというのが現実ですとの答弁がありました。 鳥獣害対策に事業費はかけているが、効果が上がっていないように思う。地域でも人が少ない中で対策はしているが、マンパワーが足りず厳しい状況があるので、行政として何か支援をしてもらいたい。令和4年度以降に向けて、アドバイザーや事業の効果を上げる研修、あるいは、現場での指導など、地域の身になってやってもらいたいとの意見に対し、捕獲や防護柵など補助事業については、住民の方の声を聞きながら手厚くしていければと思っています。また、今年度は新型コロナウイルスが段々と収まりつつあり、アドバイザー研修等もかなり実施されているようになっていますので、アドバイザー事業の紹介も含めて、地域に根差した鳥獣害対策について、支所と連携して対策を練っていきたいと考えていますとの答弁がありました。 それに対して委員より、横の連携をしっかり取って、支所や困り事サポートの職員が実際に現場を見るなどして、本当に効果が上がるように研究をしてもらいたい。わなを仕掛けてもかからないという声もあるので、県からの講習カリキュラムだけではなく、捕獲のうまい人に講習をやってもらうなど、現場でどのようにするのがよいのかを研究してやってもらいたいとの要望がありました。 次に、歳出、第6款 農林水産業費、第1項 農業費、第2目 農業総務費のうち、農業総務事業費(下水道)の農業集落排水事業特別会計繰出金及び第8款 土木費、第5項 都市計画費、第1目 都市計画総務費のうち、都市計画総務事業費(下水道)の下水道事業会計負担金並びに補助金に関して、一般会計からの繰出金の算出根拠はとの質疑に対し、総務省から公営企業会計等の繰出基準について毎年通知がありますので、それに沿って当初予算で要求をしています。ただし、簡易水道事業については、今の金額では経営ができないため、一般会計と協議の上、元利償還金基準内である6割の残りの4割を基準外として約4,000万円を繰り入れていますとの答弁がありました。 基準外の繰入れをすることでペナルティはないのかとの質疑に対し、ペナルティはありませんとの答弁がありました。 次に、歳出、第10款 教育費、第5項 社会教育費、第4目 文化財保護費のうち、長者屋敷官衙遺跡整備事業費に関して、行財政改革により整備が大幅に縮小された経緯があるが、令和5年度までに完了するとされている一期工事の方向性についてはどのように考えているのかとの質疑に対し、一期工事では、まず遺跡を保護するために盛り土や排水設備の整備を行っています。また、公園として利用ができるように芝張りやベンチの設置、木陰をつくるために樹木を植える計画となっており、遺跡の平面図と簡単な説明文を表示するところまでが一期工事の内容となっています。今後の課題としては、国史跡指定地内には駐車場やトイレをつくることができないため、周辺施設等の活用など、どのように対応していくのかを検討する必要があります。今年度は市民の方の声を聞くため、周辺の古代ゾーンを併せた活用を一緒に考えてもらうイベントを企画しました。利用していただいた皆さんの意見を聞きつつ、二期工事についても方針を検討していかなければならないと思っていますとの答弁がありました。 それに対して委員より、この遺跡を価値あるものと捉えて評価していくのであれば、令和5年度までの一期工事、その後の二期工事の方向性をしっかりと検討してもらいたい。今後は教育委員会だけではなく、市民の方の声や有識者等の意見を聞きながら、改めて整備検討委員会や、官衙遺跡を中心とした史跡公園なども含めて、ぜひ検討してもらいたいとの意見がありました。 次に、採決にあたり討論を求めましたところ、議第52号 令和3年度中津市一般会計決算の認定の一部について、決算審査の審議における収入未済額に関しての執行部の答弁についてです。 令和3年度収入未済額9,742万9,820円のうち、元市職員による補助金不正受給に関わる収入未済額は、総合型地域スポーツクラブ活動支援補助金に係る返還金1,015万2,829円及び、市損害に伴う賠償金等1,480万8,829円並びに当該元市職員に求めた退職金返還1,973万4,213円が計上されています。 議論の中で、債権として管理しているのであれば、債務者の氏名・住所等を明らかにするよう求めましたが、個人情報を理由に明らかにされませんでした。また、本年11月29日に裁判の結審を迎えるという中にあっても、その対応についても明らかにされませんでした。具体的には、裁判後の対応について、幾つか考えられる仮設の話に基づき質問しましたが、「このたび結審し、判決日が確定しましたので、判決を待ちたいと思います」との回答のみでした。これらが曖昧なまま決算の認定はできませんので、この議第52号に反対という討論がありました。 また、議第62号 令和3年度中津市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、当中津市の水道料金が現在、県下で2番目に高いこと、また、何より問題なのは、今の時期に他自治体では水道料金の減免等を取り組んでいる中で、執行部は将来の在り方を心配しています。今のこの緊急・困窮した事態に直面する市民を、本来ならその負担を軽減することを第一にするべきところを、そのようなことを一切考えておらず、将来の備えとして積立金等に積立てしているという姿勢が、議論の中で明らかになりましたので、この議第62号についても認定できません。よって、この議第62号に反対という討論がありました。 よって、反対討論のありました議第52号及び議第62号については、挙手採決の結果、賛成多数につき認定することと決しました。 その他の案件につきましては、討論はなく、全員異議なく認定することと決しました。以上、教育産業建設委員会の審査の経過と結果の御報告といたします。 △(別紙) ・教育産業建設委員会審査結果表┌───────────────────────────────────────────┐│議案番号    件名                             審査結果│├───────────────────────────────────────────┤│議第 77号  令和4年度中津市一般会計補正予算(第5号)の一部       原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 81号  中津市体育施設条例の一部改正について             原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 83号  公の施設の指定管理者の指定について(南部まちなみ交流館)   原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 84号  公の施設の指定管理者の指定について(中津市総合体育館外5   原案可決││        施設)                                │├───────────────────────────────────────────┤│議第 85号  工事請負契約の締結について(北小工第1号 北部小学校校舎新  原案可決││        増築工事)                              │├───────────────────────────────────────────┤│議第 94号  令和4年度中津市一般会計補正予算(第7号)の一部       原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│請願第 3号  小中学校給食費の無償を求める請願書              不採択 │└───────────────────────────────────────────┘・閉会中継続審査のもの ┌───────────────────────────────────────────┐│議案番号    件名                             審査結果│├───────────────────────────────────────────┤│議第 52号  令和3年度中津市一般会計決算の認定の一部について       認定する│├───────────────────────────────────────────┤│議第 54号  令和3年度中津市農業集落排水事業特別会計決算の認定について  認定する│├───────────────────────────────────────────┤│議第 56号  令和3年度中津市小規模集合排水事業特別会計決算の認定について 認定する│├───────────────────────────────────────────┤│議第 62号  令和3年度中津市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定に   認定する││        ついて                                │├───────────────────────────────────────────┤│議第 63号  令和3年度中津市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定   認定する││        について                               │└───────────────────────────────────────────┘ ○議長(中西伸之)  次に、厚生環境委員長にお願いいたします。 ◎厚生環境委員長(小住利子)  皆さん、おはようございます。 厚生環境委員会の審査の結果を御報告申し上げます。 本定例会において、当委員会に付託されました各案件につきましては、12月14日に委員会を開催し、審査の結果、お手元に配付してあります委員会審査結果表のとおり決定いたしました。 なお、審査の過程で質疑並びに意見がありましたので、その概略を併せて御報告申し上げます。 議第77号 令和4年度中津市一般会計補正予算(第5号)、歳出、第3款 民生費、第2項 児童福祉費、第5目 障がい児福祉費の障がい児援護事業費について、障がい児通所給付費が5,300万円ほど増額になっているがこの内容はとの質疑に対し、この事業の主なものは、未就学の方が使われる児童発達支援と、6歳から18歳までの方が使われる放課後等デイサービスへの給付となりますが、施設の月平均利用者数が令和3年度の208名から、今年度は242名と増加しています。また、福祉・介護職員の処遇改善に伴うベースアップ等支援加算による扶助費の増加が見込まれるものですとの答弁がありました。 今年度の利用者数242名の障がい種別の内訳と、給付対象について18歳も含まれるのかとの質疑に対し、内訳については、おおよそになりますが、身体障がい者手帳をお持ちの方が約15名、療育手帳が約100名、精神障がい者保健福祉手帳が約5名、そのほか、発達の遅れなど断書等にて給付決定をしている方が約130名となっています。また、18歳も給付対象かについてですが、高校3年生で18歳の年齢に到達しますが、高校卒業までは放課後等デイサービスは利用できますとの答弁がありました。 今年度で利用者数が増えているが、学校、福祉現場、保護者などが情報提供できる場所を設けて、必要な方に情報が届き、漏れのないようこの制度を利用してもらうための連携の取組みについてはとの質疑に対し、通所施設、教育委員会が参加する障がい者自立支援協議会子ども部会を設けており、この中で教育委員会の先生や通所施設の方に参加いただき、課題について協議しています。個別ケースについては、学校のスクールソーシャルワーカーから相談を受けるなど連携を取っていますとの答弁がありました。 これに対し委員より、部会の中だけで協議するのではなく、日頃から相談しやすい体制を整えることも大事と思われるため、行政としてしっかりと周知に努めてほしいとの意見がありました。 次に、第3表、債務負担行為補正のうち、プラスチック資源化処理委託料について、来年4月から製品プラスチックの分別回収も開始されるが、その準備は整っているのかとの質疑に対し、今回の補正予算を可決いただいた後、1月からチラシ作成、ミニ集会の開催、早朝啓発活動、広報車の運行、市報・ごみカレンダーへの掲載を進めていく予定であり、ミニ集会についてはチラシと併せて周知を図りますとの答弁がありました。 また、製品プラスチック分別はどのような種類が対象になるのかとの質疑に対し、例えばコンビニのスプーンやフォークといった、プラスチックでできている製品が対象となります。分別回収したプラスチックはRPF、いわゆる固形燃料化するため、製品に影響が出るカッパやホースなどの塩化ビニール製品、金属が含まれるものなどは対象外となりますとの答弁がありました。 次に、同じく第3表、債務負担行為補正のうち、不法投棄監視委託料について、パトロールの具体的な内容はとの質疑に対し、パトライトつきの軽トラックで不法投棄の通報が多い場所を重点的に市道・県道・国道関係なく巡回しています。不法投棄があった場合は写真撮影し、道路管理者へ報告していますとの答弁がありました。 これに対し委員より、中津日田高規格道路の伊藤田インターチェンジ付近は、不法投棄が多発しているが全く改善されていない。不法投棄が酷い箇所については道路管理者に報告するだけでなく、きちんと管理するよう指導してほしいとの意見がありました。 次に、採択にあたり討論を求めたところ、請願第2号 家庭ゴミ無料収集の復活を求める請願書について、反対討論として、この請願書について、ごみ減量意識のある方々にお伺いしたところ、今回のごみ袋有料化をきっかけに3歳の子どもに改めて分別について教えたところ、ごみを捨てるたびに「これはプラ?紙?」と子どもがその都度、ごみ分別の意識を持つようになったとの意見や、ごみ袋が今までの10円から40円になり、値段の違いを小学4年生の子どもに教えたところ、分別の意識を持ち、仕分けの徹底をするようになった。中津市のこれからを背負う子どもたちの意識改革につながり有料化にしてよかった、子どもとごみ減量・分別について向き合って話ができてよかったとの意見がありました。高齢者の方についても、プラごみを徹底して小さく切って出したり、生ごみキエーロを自作したりと工夫されているようで、議会で決めたことを後戻りするようなことはすべきではないとも言われました。きちんと工夫すれば、ごみ袋有料化に関してはそれほど生活に大きく影響するようには思われませんとの討論、他市のごみ袋有料化の状況を見ると、中津市よりも高い金額で導入している自治体もあり、ごみ減量・環境対策に向けて取組みが進んできていると認識しています。中津市も有料化が始まったたばかりで、これを見直すには時期が早いのではないでしょうか。また、身近な方に話を聞くと、45リットルから20リットル、10リットルと小さく収まるよう生ごみを乾燥させるなど工夫することが面白くなってきたという方もいます。目指すところは同じごみ減量だと思いますので、この請願には反対との討論、説明会にもっと力を入れるべきだと意見陳述にありましたが、参加者を集めるのは相当難しいことであり、一生懸命していただいていると思います。旧下毛地区では担当課が分別についての説明もケーブルテレビで放映されています。まだ始まったばかりの事業ですので、ごみ減量については今後検証すればよいのではとの討論、生ごみキエーロなどの施策を一体的に進めるという点はもっと頑張るべきですが、伝えるのは大変難しいことです。宇佐市では早い時期から有料化を進めており、現在の物価高の中で減免措置が取られていますが、中津市でもお試し袋を配布するといった対策を講じています。厳しい状況ではありますが、ごみ減量を取り組むきっかけになるのではないかと思いますのでこの請願に反対と、以上4名の委員より反対討論がありました。 次に、賛成討論として、今年9月からごみ袋の有料化が実施されましたが、ごみ減量をこれから先も進める上で、市民の皆さんの理解、協力が必要ではないかと思います。そのためにも市民に対する十分な説明や生ごみキエーロの普及など、一体的な取組みができてから有料化すべきではないかと思います。この請願に書かれた趣旨はそのとおりのことだと思いますので、この内容に賛同しますとの賛成討論がありました。 よって、反対討論のありました請願第2号については、挙手採決の結果、賛成少数につき不採択と決しました。 その他の案件につきましては、討論なく、全員異議なく、原案可決と決しました。 次に、先の第3回定例会におきまして、当委員会に閉会中の継続審査として付託されました議第52号 令和3年度中津市一般会計決算の認定の一部について、議第53号 令和3年度中津市国民健康保険事業特別会計決算の認定について、議第55号 令和3年度中津市介護保険事業特別会計決算の認定について、議第58号 令和3年度中津市後期高齢者医療特別会計決算の認定について、議第60号 令和3年度中津市病院事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、議第61号 令和3年度中津市診療所事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、以上、決算認定案件計6件につきましては、去る10月5日及び10月7日に委員会を開催し、審査の結果、お手元に配付してあります委員会審査結果表のとおり決定いたしました。 なお、審査の過程で質疑及び意見がありましたので、その概略を併せて御報告申し上げます。 議第52号 令和3年度中津市一般会計決算の認定の一部について、歳入、第15款 国庫支出金、第1項 国庫負担金、第2目 衛生費国庫負担金のうち、新型コロナウイルス予防接種健康被害給付費負担金について、給付金の内容と件数はとの質疑に対し、新型コロナウイルス対応ワクチン接種により健康被害が生じた方について、申請があった場合に、診療録に基づく審査内容を市から県を通じて国に送付し、認定が出れば、給付の種類に応じて、給付額が国の全額補助で支給されるものです。昨年度認定された方は2名おり、ワクチン接種後に即時型アナフィラキシーでじんましんや吐き気を発症し、治療を要する健康被害が生じたということで認定されていますとの答弁がありました。 次に、歳出、第3款 民生費、第1項 社会福祉費、第1目 社会福祉総務費について、3年前にも当委員会で民生委員のなり手不足について議論し、受け持ち世帯数や報酬の是正という課題が取り上げられたが、今年度民生委員の改選を迎えるにあたっての課題への対応はとの質疑に対し、改選を迎えるにあたって、県に定数の増員を要望したところ、5人の定数枠の増加が認められました。また、一般の民生・児童委員報酬も以前は5万9,000円だったのが6万200円に増額になり、僅かですが改善されました。ただし、元気な高齢者が退職後に第二就職でまた仕事に就くといったように、社会構造の変化などからなり手が不足しており、民生委員の枠が増えても純増とはなっていないのが現状ですとの答弁がありました。 高齢者も年金収入は減り、働き口を探さないといけない状況になっており、全てがボランティアではなく、活動に見合った手当を検討しなければ、ますますなり手不足が加速するのではないかとの意見に対し、民生委員はボランティア精神が強く、報酬も活動費としてしかお支払いできないため、活動に対する報酬も見直さないといけないとは思っています。市としても日頃から民生委員とコミュニケーションを取り、その中で任務の重大性をお話ししてモチベーションを維持したり、機会あるごとに国・県への待遇改善の要望をしていきたいと思いますとの答弁がありました。 民生委員は地域に顔がつながっており、要支援者の支援など防災活動と親和性がよいと思われるため、任意で防災士になっていただくことで、地域により一層目が行き届き、防災意識も高まってよいのではないかとの意見に対し、現在、民生委員のうち18人が防災士の資格を持っており、業務的にも似たような部分やお互いに協力体制が必要な部分もありますので、これまで以上に呼びかけを行っていきたいと思いますとの答弁がありました。 次に、同項、第3目 老人福祉費の福祉的交通弱者支援事業について、タクシー券の交付者数と利用者数の差から、利用しなかった人が260人ほどいるが、その理由は、との質疑に対し、アンケートの結果から、主な理由としては、家族が移動支援をしている、安心感のためお守りとして持っているが挙げられます。 なお、家族が付添いで連れていく場合もタクシー券の利用対象となりますが、それが対象外だと思われている高齢者の方が多いとアンケートの中で把握できましたので、チラシ等で家族の付添いも利用者対象であることを周知するなど、改善を図っていますが、今後も利用促進に努めていきたいと考えています、との答弁がありました。 また、6月議会でも、地域における移動手段の確保を求める決議が決議されており、交通弱者に対するコミュニティバス等の課題を市一体で関わってもらい、福祉分野からも意見を伝えてほしいが、その状況は、との質疑に対し、福祉部も企画観光部の公共交通担当課等と連携簡保で議論を進めています。そのほか、先日、日田市における交通弱者に配慮した交通体系等の先進事例の学習会も開催したところであり、そのような事例や議会の決議も踏まえて、地域の実情に沿って今後も議論を深めていきたいと思います、との答弁がありました。 次に、第4款 衛生費、第2項 清掃費、第1目 ごみ処理費及び第3目 リサイクル推進費について、資源回収推進団体と各小学校区に設置している古紙エコステーションでは、同じ紙類を回収しているようだが、資源回収に関する事業の実施経過は、との質疑に対し、古紙エコステーションについては、市民から、各校区にいつでも古紙を持っていける場所があれば、という声があり始まったもので、今年の8月から公共施設に回収ステーションを設置し、古紙をいつでも出せるようにしています。市の計画としては年に二、三か所ずつ設置し、市内全域に広げていきたいと考えています。また、管理については、地域の資源回収推進団体にお願いしており、エコステーションで回収した資源を1キロ当たり5円の報奨金の対象となります、との答弁がありました。 次に、議第60号 令和3年度中津市病院事業会計剰余金の処分及び決算の認定について。医療スタッフの不足が以前から問題となっており、監査意見書でも指摘されているが、医療スタッフ確保における課題や市に対する要望は、との質疑に対し、喫緊の課題は薬剤師不足です。就職サイトでの募集、薬科大学への訪問などの活動も行っていますが、大分県内の大学に薬学部がなく、県外からも博多・小倉など都市部での就職を希望される方が多く、確保には苦慮しています。 市に対しては、子どもがいて夜勤ができないといった医療スタッフも多く、夜間保育ができる施設をつくることで、看護師や薬剤師に対して有効なアピールともなると思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。また、UIJターン就職の方法などに、医療スタッフについても記載もしていただくといった広報面でも協力していただければと思っています、との答弁がありました。 次に、採決にあたり討論を求めましたところ、議第52号 令和3年度中津市一般会計決算の認定の一部について、一つ目に、廃棄物の減量化の取組みについて、プラごみの分別、ごみ袋の有料化、ごみ持込み料金の値上げ、ごみ袋有料化制度の市民説明会、生ごみキエーロの普及といった施策を一体的に進めるということでした。その中で、プラごみの分別は市民の協力により減量に大変貢献していますが、市民説明会の累計参加者数は963人と、8万人を超える人口に対しわずかな数ではないか。また、生ごみキエーロの普及台数も169台と、4万を超える世帯に対し1パーセントにも満たないという意見がありました。これらの施策は緒についたばかりですが、ごみ袋有料化とごみ持込み料金の値上げを実行するという一体的でないやり方となっています。 さらに、コロナ禍が収束していない中で、ロシアによるウクライナ侵略、アベノミクスによる円安、原油高騰による電気料金の値上げをはじめ、ありとあらゆる物価が上昇している中で、無料だったごみ袋がいきなり大分県下で一番高い料金で有料化を強行したことは、認められません。 二つ目に、子ども医療費について、小中学生の通院に1回500円の自己負担となっていますが、2,500万円の財源があれば完全無料にできることが分かりました。近隣でも、豊後高田市、宇佐市が高校生まで無料となっており、臼杵市でも小中学生の医療費無料化を始めていますので、中津市でも近隣と同程度の施策をしなければ移住・定住も望めないと思われますので、子ども医療費の完全無料化を実施すべきです。 以上の2点から、この議第52号に反対という討論がありました。 次に、議第53号 令和3年度中津市国民健康保険事業特別会計決算の認定について、国保税は社保の2倍以上の負担になっており、市民からは高過ぎるという声が上がっています。滞納者も約16パーセントいる中で、令和3年度は黒字が3億円超え、基金が10億円超えということで、生活が大変な中、安心して納税できる国保税を引き下げるべきとの考えから、この議第53号に反対という討論がありました。 次に、議第55号 令和3年度中津市介護保険事業特別会計決算の認定について、2年前に介護保険料が引上げられ、年金が下がっている中、年金生活者は大変な思いをされています。その中で、基金合計額が3億円を超えていますが、基金の取崩しをしなくても黒字を維持しているほどの高い介護保険料となっているということです。この負担が市民にのしかかっていると考えた場合、介護保険料の引下げをすべきではないかという思いから、この議第55号に反対という討論がありました。 次に、議第58号 令和3年度中津市後期高齢者医療特別会計決算の認定について、均等割が4万7,000円から5万3,600円に、所得割が9.06パーセントから10.32パーセントに引き上げられたという説明があり、しかも今年の10月1日から、一部の方について自己負担が倍になっています。これは長い間働いてこられた高齢者の方々にとって、病院が遠のくことになり、高齢者支援と逆行するため、この議第58号に反対という討論がありました。 よって、反対討論のありました議第52号、議第53号、議第55号、議第58号については、挙手採決の結果、賛成多数につき認定することと決しました。 ほかの案件については、討論はなく、全員異議なく認定することと決しました。以上、厚生環境委員会の審査の経過と結果の御報告といたします。 △(別紙) ・厚生環境委員会審査結果表┌───────────────────────────────────────────┐│議案番号    件名                             審査結果│├───────────────────────────────────────────┤│議第 77号  令和4年度中津市一般会計補正予算(第5号)の一部       原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 78号  令和4年度中津市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)   原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 94号  令和4年度中津市一般会計補正予算(第7号)の一部       原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│請願第 2号  家庭ゴミ無料収集の復活を求める請願書             不採択 │└───────────────────────────────────────────┘・閉会中継続審査のもの ┌───────────────────────────────────────────┐│議案番号    件名                             審査結果│├───────────────────────────────────────────┤│議第 52号  令和3年度中津市一般会計決算の認定の一部について       認定する│├───────────────────────────────────────────┤│議第 53号  令和3年度中津市国民健康保険事業特別会計決算の認定について  認定する│├───────────────────────────────────────────┤│議第 55号  令和3年度中津市介護保険事業特別会計決算の認定について    認定する│├───────────────────────────────────────────┤│議第 58号  令和3年度中津市後期高齢者医療特別会計決算の認定について   認定する│├───────────────────────────────────────────┤│議第 60号  令和3年度中津市病院事業会計剰余金の処分及び決算の認定に   認定する││        ついて                                │├───────────────────────────────────────────┤│議第 61号  令和3年度中津市診療所事業会計剰余金の処分及び決算の認定に  認定する││        ついて                                │└───────────────────────────────────────────┘ ○議長(中西伸之)  以上で、委員長報告を終わります。 日程第2、委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 川内八千代議員。 ◆5番(川内八千代)  教育産業建設委員長にお尋ねいたします。 議第77号の審査の中で、急傾斜地崩壊対策事業について、物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策のメニューを活用することについての検討の有無についてはどういった議論がありましたでしょうか。お願いいたします。 ○議長(中西伸之)  教育産業建設委員長。 ◎教育産業建設委員長(三重野玉江)  川内議員の質問にお答えいたします。 審査の中で委員から、国の物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策の中には、防災・減災、国土強靱化の推進や自然災害からの復旧・復興の加速といったメニューがあるが、急傾斜地崩壊対策事業について、これらのメニューに該当するのか検討されましたか、との質疑がありました。 これに対して、執行部より、市町村営急傾斜地崩壊対策事業については、国土強靱化計画の既存メニューとして計上されており、起債に対する交付税措置も優遇されているところですが、再度確認していきたいと思います、との答弁がありました。 ○議長(中西伸之)  ほかにありませんか。(「なし」と言う声あり) これで、委員長報告に対する質疑を終わります。 日程第3、討論に入ります。 各委員長が報告いたしました議案24件及び請願3件、計27件を一括議題といたします。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 荒木ひろ子君。 ◎4番(荒木ひろ子)  日本共産党の荒木ひろ子です。会派を代表して討論を行います。 まず、議第52号 令和3年度中津市一般会計決算認定についての反対の討論です。 軽自動車税の重課の対象が9,069台、27.4パーセントに達しています。買い換えることもできず、大切に使い続けられる台数は年々増え続けています。中津市民の状況を見ると、生活には車が欠かせません。公共交通の不十分な地域で生活やなりわいに頑張っています。旧郡部では特に、農業の方々は、軽トラックがなければ携わることもできません。そういう方々が高齢者になっても地域を守り頑張ってくださっているのに重課という罰金をかける姿勢は許すことができません。国に対しても地域の実態を伝えて改善されることを求めます。 令和3年度は、多くの人が苦しんで生活も、地域の営業や飲食業も努力に努力を重ねて何とか乗り切ろうとしています。中津市には新型コロナウイルス感染症対応地域創生臨時交付金7億円が出されました。中津市は支援対策を実施しましたが、市民の方々からは、中津は何もしないとの声が多く寄せられる状況です。中津市の支援の在り方が問われていると思います。もっと市民に寄り添い、幅広い市民に支援の手を差し伸べるべきだと思います。 令和3年度、元市職員による補助金不正受給に関わる収入未済額は、総合型地域スポーツクラブ活動支援補助金等に係る返還金1,015万2,829円、市損害に伴う賠償金等は1,480万8,829円並びに元市職員に払った退職金返還1,973万4,213円は、1円の解決もまだ見ておりません。市民の貴重な税金の管理ができず長年にわたって不正を見過ごしてきた市政執行の責任者の、市民に対する誠実な姿勢を求めます。 ごみ有料化に向けた取組みにあたって、市民説明会の参加者は、人口8万人に対して963人、私も6回ほど参加をしましたが、取組み不足ではないでしょうか。なぜか、それは有料化ありきから出発しているのではないでしょうか。まず、ごみ処理の在り方とか現状のための取組み方、環境問題等について大いに市民と市で話し合う機会にすべきだったと思います。不十分な取組みのまま有料化は譲れないという姿勢では市民の協力は得られないのだと思います。 有料化にしたからといって自動的にごみ減量につながるわけではありません。さらなるごみ減量には市民の協力が不可欠です。令和3年度はコロナ禍で、全ての市民が生きることについて不安を抱えながら頑張ってきました。この時期に、市民に新たなごみ袋の有料化、値上げを迫ることは認めることはできません。コロナ第8波の感染拡大、これから9,000品目にも及ぶ値上げの発表もありました。市民生活のことを考えれば、有料化見直しも検討すべき状況だと考えます。 子ども医療費の助成では、小中学生の通院に1回500円の自己負担があります。年間2,500万円の財源があれば完全無料にできます。妊娠からの切れ目のない子育て支援を誇っている中津市です。県内他自治体に比べても、この点では後れを取っているのではないでしょうか。他自治体並みに18歳までの無料化を求めて、1回500円の自己負担には反対いたします。 令和3年度は、市民も市当局も、コロナ禍、またロシアによるウクライナ侵略で原油価格の高騰から始まり、地域経済と市民生活を守り、支えるために大変な力を注いでまいりました。本当に御苦労さまでした。まだまだ力の集中が必要とされますが、市民から預かった貴重な税金の使い方については、私どもしっかりチェックをさせていただきました。以上、議第52号 令和3年度中津市一般会計決算の認定についての反対討論といたします。 次に、議第62号 令和3年度中津市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、反対の立場で討論いたします。 コロナ禍、物価高で市民生活や営業は支援を必要とし、中津市はその対策を取ってまいりました。ところが、水道料金は大分県で一番高く、旧郡部の簡易水道の方々はその大分県一高い水道料金に合わせるために値上げが行われてまいりました。県下では、今の経済情勢から、水道料金の軽減を図る自治体もあります。水道は欠かすことのできないライフラインです。誰もが安価で安全な水を利用することができなければなりません。水道当局もそのために全力を尽くしております。 公営企業だからこそ営利を目的とせず、このコロナ禍に積立金と剰余金を活用し、広く市民に負担軽減の支援を考えるときではないでしょうか。 簡易水道の値上げと剰余金の積立てに反対し、討論といたします。 ○議長(中西伸之)  川内八千代君。 ◎5番(川内八千代)  皆さん、こんにちは。日本共産党の川内八千代です。私は、議第53号、議第55号、議第58号、この三つについて、反対の討論を行います。 まず、議第53号 令和3年度中津市国民健康保険事業特別会計決算の認定について、反対の立場から討論を行います。 国民健康保険税は、社会保険料の本人負担と比較いたしますと2倍以上の負担となっています。だから、市民から、高過ぎて払えないという声が多く聞かれます。だから滞納者も約15パーセントとなっている。そうした中でも、令和3年度は剰余金が3億円以上出ておりまして、基金はこの令和3年度の剰余金3億円を入れずに10億2,800万円に上っております。国保加入世帯1世帯当たりで計算いたしますと、この基金は8億円を超えております。 国保加入世帯の厳しい経済状況の中ですから、この国保税を引き下げて、安心して納められる税金にすべきだと考えますし、それは十分できる状態にあると考えますので、この決算には反対いたします。 次に、議第55号 令和3年度中津市介護保険事業特別会計決算の認定について、反対の討論を行います。 2年前に介護保険料が引き上げられました。介護保険料はほとんどの場合、年金から天引きとなっていますが、その年金が引き下げられておりまして、介護保険料がその引き下げられた年金から天引きされているということで、さらにその年金そのものが、可処分所得が下がっていて、年金生活者は本当に不安な思いの中にあります。 そうした中で、この介護保険会計についても基金額が3億円を超えておりまして、保険料の引上げのときに言っておりました、基金の取崩しを言っておりましたけれども、その基金を取崩ししなくてもこの会計では剰余金が出るぐらいの負担となっております。介護保険料の引下げもできますし、市民の引下げの要望も強いので、この決算には反対いたします。 次に、議第58号 令和3年度中津市後期高齢者医療特別会計決算の認定について、反対の立場で討論いたします。 先ほどの委員長報告にもありましたけれども、この年度で高齢者の負担が均等割で4万7,000円から5万3,600円に引上げ、所得割で9.06パーセントだったものが10.32パーセントと大幅に引き上げられているという実態があります。しかも、今年の10月から一部の所得の人たちは医療費の窓口負担が2倍となりました。長い間働いて社会に貢献してきた高齢者の方たちにとって本当に不安なことではないでしょうか。高齢者支援とは逆行することになります。そして、医療を受けにくくなっていきます。 こうしたことから、この決算には反対をいたします。以上、討論といたします。 ○議長(中西伸之)  三上英範君。 ◎6番(三上英範)  こんにちは。日本共産党の三上英範です。私は、議第79号 中津市個人情報保護条例の全部改正については反対の立場で、家庭ゴミ減量分別資源化を考える会の請願第2号 家庭ゴミ無料収集の復活を求める請願及び新日本婦人の会中津支部の請願第3号 小中学校給食費の無償化を求める請願については賛成の立場で討論します。 まず、個人情報保護条例の改正に反対する理由の第1は、いわゆる自治体デジタル化推進にあたって危惧されているのは、地方自治体の事務、裁量権が制限され、国、総務省により画一化、集権化されていくのではないかという点です。今回の個人情報保護条例の改正もその一環ではないかと私は考えるからです。 それは、現行の条例では、目的を定めた第1条、「この条例は、個人情報の適正な扱いの確保に関し必要な事項を定めるとともに、実施機関が保有する個人情報の開示、訂正及び利用停止等を求める権利を明らかにすることにより、個人の権利利益の保護を図り、もって基本的人権の擁護と公正で信頼される市政の推進に資することを目的とする」と定められています。 提案された改正案では、「この条例は個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号)の施行に関し、必要な事項を定める」となっているからです。 反対の理由の第2は、個人情報の保護をはじめ、自治体のデジタル化に対する中津市の姿勢は、その経費のほぼ100パーセントが国が負担するからなのか、あるいはデジタル化という新しい専門性のためなのかは分かりませんが、あまりに国の施策に忠実過ぎるからです。ポイント付与が2月まで延期になったマイナンバーカードの推進、ポイントの付与で駄目なら強権的な国民健康保険の廃止とマイナンバーカードなど、こうした施策について、やり方については国の担当大臣でさえ邪道と言っています。 また、これまでの議論の中で、デジタル化で合理化できた市の人員は、直接市民と対応できるような部署に回すとのことでしたが、近所のコンビニでキャッシュレス、現金投入型のレジになっており、店員さんに、便利で楽になりますねと言ったら、そのうち私たちは要らないと言われるのではないかと心配する、と返されました。 市も、少なくともそのような影響、市の行政に対する影響、あるいは市民の個人情報をはじめとする利便性、利便性には必ずコストがつきものです。そういう点を含めて、私は検討がまだまだ不十分なために今回のような提案になったのではないかと考え、議第79号に反対するものです。 次に、請願第2号 家庭ゴミ無料収集の復活を求める請願についてです。 この請願は、本当にこれまでごみ減量に取り組んでこられた市民の方からの請願です。9月からの実施にあたっても、具体的な問題でも指摘されております。高過ぎるのではないか、40リットルの問題点あるいは拡大生産者責任への言及など、本当に多岐にわたった、ごみを減量したい、そういう願いが込められた請願と考えます。 そして、何よりもこの間も議論してきましたように、中津市のごみ減量目標、令和3年度から令和7年度までの5年間の目標は、市民1人当たり173グラム減らすことです。そして、令和7年度の到達目標435グラムです。 令和3年度のごみ袋が有料化されていない時点でのごみ減量の実績は70グラムでした。それを考えると、175グラムの減量と令和7年度目標達成435グラム、有料化しなくても実現できる可能性を含んでおります。 仮に令和4年度、昨年度の半分、35グラムの減量にとどまったとしても、残り令和5年、6年、7年の3年間で68グラム、令和3年度1年間で減量した目標以下の目標でこれらの目標は達成できる可能性があります。 こう言いますと、執行部からは、435グラムは到達点で最終的な目標ではないとの趣旨のことが言われます。しかし、そうでしょうか。令和7年度までの目標は435グラムです。これは国の目標よりも5グラム多い目標設定です。最終目標なら最終目標は幾らなのかきちんと市民に示して、令和7年度までは、少なくとも有料化を行うべきではないのではないでしょうか。今の時点で有料化をしてしまうと今年度の減量は何で減ったのか、いよいよその原因は分からなくなってしまいます。 また、この減量化をめぐっていろいろな議論があります。そんなに負担が大きくないのではないか。私はとんでもないことだと思います。市民全体でこのごみ袋有料化、持込み料の値上げによって負担する金額は1億6,000万円に上ります。そして、行政の在り方としても、市民にこれだけの負担を課さないとごみの減量ができない。行政の在り方としては最もやってはならないことではないでしょうか。ごみ減量の意味、この気候温暖化の中でなぜ必要なのか、しっかり議論することによってやるべきではないでしょうか。 そして、ごみ減量にあたっては、デポジット制や、この請願書にあるように、市民にばかり負担させないで製造者の責任、いわゆる拡大生産者責任なども含めて具体化していく、そのことが求められていると考えます。 さらに、中津市にとってこのごみ袋有料化の持つ意味について考えてみたいと思います。市長は、暮らし満足No.1、まさにこのごみ袋無料化であったときこそ暮らし満足No.1ではなかったでしょうか。まさに、中津市政始まって以来の初めての有料化です。このコロナ禍で苦しむ市民、こういう中で有料化していく。どこに妥当性があるのでしょうか。 また、旧市内にとっては、私調べてみました。合併によって旧郡部は様々な優遇者措置がなくなりました。この平成17年3月議会の議論です。旧郡部の議員が、子どもの医療費の後退、保育料の値上げ、あるいはあんま、宿泊券、紙おむつの支給の廃止、こういうものを取り上げた折に、当時の市長はこのように答弁しております。過去、合併して旧下毛地域のサービスがよくなったものもあるわけでございます。例えば、ごみ袋の無料化、また粗大ごみ収集手数料の低料金化、こうしたものを今この時期に放棄する。まさに暮らし満足No.1に逆行する措置だと思います。そして、それを市民の立場から、そうしない、無料化を求めるこの請願について、ある意味、ごみを本当に減らす方向性を示すものとして、私は賛成します。 次に、請願第3号 小中学校給食費の無償化を求める請願書についてです。 この請願書も、今の市民の状況、それから憲法の保障する権利としてこの学校給食の無償化を請願されております。 財源問題でありましたが、これまでの議論の中で、完全に無料化してあと市の必要な予算は3億円とのことでした。私はかねがね1億、2億は現中津市の財政から見ると誤差の範囲だということを主張してまいりましたが、3億円、確かに大変な金額ですが、市全体の予算から見ると1パーセントにも満たない金額です。私は、市長の判断で実現できる可能性のある課題だと考えます。 そして、全国的には今の国の助成制度を利用しての学校給食の無償化なり行政としての支援は1,491自治体、これは今年の9月9日、文科省の発表した数字です。全自治体の83.2パーセントに及びます。委員長報告にもありましたように、全国では254の自治体が無償化を進めております。この大分県下でも既に議論してきたとおり、実施をしている自治体があります。そしてまた……。
    ○議長(中西伸之)  三上議員、完結にお願いできませんか。 ◎6番(三上英範)   はい、分かりました。 あと2点だけ述べさせていただきます。 この請願を支持するにあたってさまざまな低所得者への助成制度があるからいいという議論もあります。が、それでもなお私が調べたところでは、今年度3月31日現在、5月出納閉鎖の時点で学校給食の滞納者168名です。ぜひ今こそこの無償化に踏み切ってこそ、暮らし満足No.1、それを標榜する市政に値する。そのことを述べて、請願第3号に対する賛成討論とします。 ○議長(中西伸之)  これで、討論を終わります。 日程第4、採決に入ります。 念のため、採決の方法を申し上げます。 初めに各委員長が報告いたしました議案及び請願のうち、反対討論のありました案件及び不採択となりました案件については起立採決の方法により採決いたします。続いて、反対討論のなかった案件については、簡易採決の方法により、一括して採決いたします。 これより採決を行います。 まず、議第52号を採決いたします。 本件に対する各委員長の報告は認定するであります。本件は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 起立のまましばらくお待ちください。(起立多数) 着席ください。 起立多数であります。 よって、議第52号は原案のとおり認定されました。 次に、議第53号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定するであります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。(起立多数) 着席ください。 起立多数であります。 よって、議第53号は原案のとおり認定されました。 次に、議第55号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定するであります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。(起立多数) 着席ください。 起立多数であります。 よって、議第55号は原案のとおり認定されました。 次に、議第58号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定するであります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。(起立多数) 着席ください。 起立多数であります。 よって、議第58号は原案のとおり認定いたします。 次に、議第62号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定するであります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。(起立多数) 着席ください。 起立多数であります。 よって、議第62号は原案のとおり認定されました。 次に、議第79号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。(起立多数) 着席ください。 起立多数であります。 よって、議第79号は原案のとおり可決されました。 次に、請願第2号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。 本件は原案のとおり採決することに賛成の諸君の起立を求めます。(起立少数) 着席ください。 起立少数であります。 よって、請願第2号は不採択と決しました。 次に、請願第3号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。 本件は原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。(起立少数) 着席ください。 起立少数であります。 よって、請願第3号は不採択と決しました。 次に、議第54号、議第56号、議第57号及び議第59号から議第61号まで及び議第63号の決算議案7件及び議第77号、議第80号から議第87号まで及び議第94号の11件及び請願第4号の計19件を一括して採決いたします。 以上19件については、各委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 異議なしと認めます。 よって、以上19件については、各委員長の報告のとおり決しました。 次に、11月28日上程、質疑を終えています議第88号及び議第90号から議第93号の計5件について、委員会付託省略、採決に入ります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっています議第88号及び議第90号から議第93号の計5件については、中津市議会会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 異議なしと認めます。 よって、議第88号及び議第90号から議第93号の計5件については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより議第88号を採決いたします。 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 異議なしと認めます。 よって、議第88号はこれに同意することに決しました。 これより、議第90号を採決いたします。 本件は、これに異議ない旨、答申することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 異議なしと認めます。 よって、議第90号は、これに異議ない旨、答申することに決しました。 これより、議第91号を採決いたします。 本件は、これに異議ない旨、答申することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 異議なしと認めます。 よって、議第91号は、これに異議ない旨、答申することに決しました。 これより、議第92号を採決いたします。 本件は、これに異議ない旨、答申することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 異議なしと認めます。 よって、議第92号は、これに異議ない旨、答申することに決しました。 これより、議第93号を採決いたします。 本件は、これに異議ない旨、答申することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 異議なしと認めます。 よって、議第93号は、これに異議ない旨、答申することに決しました。 暫時休憩いたします。午前11時39分 ○議長(中西伸之)  再開いたします。午前11時42分 日程第5、追加議案上程に入ります。 議第95号を上程いたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。 相良卓紀君。 ◎10番(相良卓紀)  提案者を代表して、提案理由の説明を申し上げます。 議第95号 中津市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正につきましては、大分県人事委員会の勧告並びに中津市職員の給与に関する条例の一部改正等に鑑み、議会運営委員会での審議を踏まえ、議員の期末手当を見直す必要があるため、お手元に配付していますよう提案申し上げます。 何とぞ慎重に御審議の上、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(中西伸之)  これより議第95号を議題として、質疑に入ります。 質疑の通告はありませんので、これで質疑を終わります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっています議第95号については、中津市議会会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 異議なしと認めます。 よって、議第95号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより議第95号を議題として、討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 川内八千代君。 ◎5番(川内八千代)  日本共産党の川内八千代です。会派を代表いたしまして、私は議第95号 中津市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、反対の立場で討論を行います。 中津市職員の給与改定に伴って議員の期末手当を見直す必要があると説明されておりますが、職員給与改定は、元はと言えば、人事院勧告によっております。報酬というのは人事院勧告の対象となっておりません。 加えて、市民の経済状況というのは今なお厳しく、コロナ禍に加えて電気・ガス・燃料・輸送費・食料品など、本当にありとあらゆるものが値上げされている中、高齢者の年金が減らされ、働く人たちの賃金は上がらず、商売されている人たちも今なお支援を必要としている中、議員の報酬──期末手当、率先して上げていくということになれば、市民生活から見ても市民感情からしても、納得は得られないと思いますので、反対いたします。以上で討論といたします。 ○議長(中西伸之)  これで討論を終わります。 これより採決に入ります。 議第95号を採決いたします。 本件は、反対討論がありましたので、起立採決の方法により採決いたします。 本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。(起立多数) 着席ください。 起立多数であります。 よって、議第95号は可決されました。 休憩いたします。午前11時49分 ○議長(中西伸之)  再開いたします。午後 1時11分 意見書第11号から意見書第13号までの3件を一括上程いたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。 相良卓紀君。 ◎10番(相良卓紀)  提案者を代表して、意見書第11号 小児・若年世代への在宅療養等支援助成を早期に求める意見書について、提案理由の説明を申し上げます。 国の第3期がん対策基本計画では、「個々のAYA世代のがん患者の状況に応じた多様なニーズに対応できるよう、情報提供、支援体制及び診療体制の整備等が求められている」とあり、各都道府県で、妊孕制温存治療、医療用ウィッグ購入費用、在宅医療支援等、独自の助成が行われています。 大分県は、第7次医療計画の令和3年中間見直しで、がん診療・緩和ケアの今後の施策として、小児・AYA世代のライフステージに応じた切れ目のない相談支援体制の整備や、AYA世代の多様なニーズに応じた情報提供を推進するとしています。 医学的見地に基づき、回復の見込みのない状態に至ったと診断された若年者のがん患者が、住み慣れた自宅で最後まで自分らしく安心して日常生活が送れるよう、在宅における生活を支援し、全ての大分県民が最後まで自分らしく生きることができるように、40歳未満の若年がん患者への在宅療養支援助成事業の早期実現を強く求めるため、お手元に配付してありますよう御提案申し上げます。 何とぞ慎重に御審議の上、賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中西伸之)  小住利子君。 ◎1番(小住利子)  意見書の提出にあたりまして、厚生環境委員会で協議したところ、全会一致で本意見書を提出することと決しましたので、提案者を代表して、意見書第12号 第9期介護保険制度改正に関する意見書について、提案理由の御説明を申し上げます。 介護保険制度は、介護を必要とする本人だけでなく、介護を担う家族や支援者にとって欠かせない制度となっていますが、11月28日の厚生労働省社会保障審議会介護保険部会におきまして、2024年度より始まる介護保険制度第9期の法改正に向けて審議が行われ、この中で介護保険サービス利用料の自己負担を原則2割にする、要介護1及び2の人の訪問介護及び通所介護を地域支援事業に移行することなどが提示されました。これは、介護保険制度の根幹に関わる制度変更であり、長期化するコロナ禍で生活が不安定な中、介護保険利用の負担増は利用者にとって過重なものになることは明らかです。 また、介護保険利用者だけでなく、受け皿となる自治体の財政上の負担も軽視できないものと思われます。 中津市におきましても、令和4年10月31日時点における要支援・要介護認定を受けている方の総数は4,995人です。そのうち4,135人の方に、何らかの認知症の症状があるとされています。認知症の人にとって、要介護1、2は利用者が最も多いようです。 直接介護をされている方の家族の声をお聞きしましたが、精神的負担を抱えていることを感じました。介護保険制度は、介護を必要とする本人ばかりでなく、介護を担う家族や支援者にとって欠くことのできないものとなっています。 以上により、国に対して介護保険制度改正について、介護保険サービス利用料の原則1割負担の維持、要介護1及び2の介護サービスの地域支援事業への移行は行わないことなどの項目を要望するため、お手元に配付してありますように、御提案申し上げます。 何とぞ慎重に御審議くださいまして、御賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(中西伸之)  荒木ひろ子君。 ◎4番(荒木ひろ子)  意見書第13号 消費税インボイス制度の実施延期を求める意見書提出にあたって、提案理由の説明をさせていただきます。 先の本会議で皆様の御賛同をいただきまして、請願書が採択をされました。2023年10月1日からの消費税のインボイス制度実施に合わせて、2023年3月31日からインボイス発行事業者を期限として登録をされることになっていますが、この登録にあたりまして、市内の中小企業者、小規模事業者は、この登録をすることによって税の負担と事務負担の二重の負担を負うことになります。 さらに、シルバー人材センターの働く皆さん方は高齢ですけれども、そういう方々にもこういう事務が課せられることになります。 今、新型コロナ禍で資材・物価の高騰、ロシアのウクライナ侵略戦争の影響など、景気回復が見通せない中、小規模企業、農林漁業者、自営業者、フリーランスなどの事業者は、インボイス制度に対応できる状況ではありません。 この状況を鑑みて、インボイス制度の延期を求めて提案したいと思います。日本商工会議所や全国商工団体連合会、それから税理士団体等からも凍結、延期、見直し、中止を求める声が上がっていることを参考にして、意見書の提出に御賛同くださいますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(中西伸之)  暫時休憩します。午後1時22分 ○議長(中西伸之)  再開します。午後1時44分 これより、意見書第11号から意見書第13号までの3件を一括議題として質疑に入ります。 質疑の通告はありませんので、これで質疑を終わります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっています意見書第11号から意見書第13号までの3件については、中津市議会会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御意義ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 異議なしと認めます。 よって、意見書第11号から意見書第13号までの3件については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより、意見書第11号から意見書第13号までの3件を一括議題として討論に入ります。 討論の通告がありませんので、これで討論を終わります。 これより採決に入ります。 念のため採決の方法を申し上げます。 はじめに、反対討論のなかった意見書第11号については、簡易採決の方法により採決いたします。続いて、意見書第12号及び意見書第13号については、意見書の提出要項の規定に基づき、起立採決の方法により採決いたします。 まず、意見書第11号を採決いたします。 意見書第11号については、原案のとおり意見書を提出することに御意義ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 異議なしと認めます。 よって、意見書第11号については、原案のとおり意見書を提出することに決しました。 次に、意見書第12号を採決いたします。 意見書第12号は、原案のとおり意見書を提出することに賛成諸君の起立を求めます。(起立多数) 着席ください。 起立多数であります。 よって、意見書第12号は可決されました。 次に、意見書第13号を採決いたします。 意見書第13号は、原案のとおり意見書を提出することに賛成諸君の起立を求めます。(起立多数) 御着席ください。 起立多数であります。 よって、意見書第13号は可決されました。 以上で、本定例会の全日程を終了いたしました。 これで、令和4年第4回定例会を閉会いたします。午後1時48分上記、会議の経過を記録して、事実と相違ないことを証するため、ここに署名する。 中津市議会議長  中 西 伸 之 署 名 議 員  小 住 利 子 署 名 議 員  三重野 玉 江 ・令和4年第4回中津市議会定例会提出案件議決結果表┌───────────────────────────────────────────┐│議案番号   件名                              議決結果│├───────────────────────────────────────────┤│議第 77号  令和4年度中津市一般会計補正予算(第5号)          原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 78号  令和4年度中津市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)   原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 79号  中津市個人情報保護条例の全部改正について           原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 80号  中津市職員の定年等に関する条例等の一部改正について      原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 81号  中津市体育施設条例の一部改正について             原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 82号  公の施設の指定管理者の指定について(中津市耶馬トピア施設)  原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 83号  公の施設の指定管理者の指定について(南部まちなみ交流館)   原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 84号  公の施設の指定管理者の指定について(中津市総合体育館外5施設)原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 85号  工事請負契約の締結について(北小工第1号 北部小学校校舎新  原案可決││        増築工事)                              │├───────────────────────────────────────────┤│議第 86号  令和4年度中津市一般会計補正予算(第6号)          原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 87号  中津市職員の給与に関する条例等の一部改正について       原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 88号  中津市公平委員会委員の選任について              同意する│├───────────────────────────────────────────┤│議第 89号  中津市教育委員会委員の任命について              同意する│├───────────────────────────────────────────┤│議第 90号  人権擁護委員候補者の推薦について               異議ない││                                       旨答申す││                                       る   │├───────────────────────────────────────────┤│議第 91号  人権擁護委員候補者の推薦について               異議ない││                                       旨答申す││                                       る   │├───────────────────────────────────────────┤│議第 92号  人権擁護委員候補者の推薦について               異議ない││                                       旨答申す││                                       る   │├───────────────────────────────────────────┤│議第 93号  人権擁護委員候補者の推薦について               異議ない││                                       旨答申す││                                       る   │├───────────────────────────────────────────┤│議第 94号  令和4年度中津市一般会計補正予算(第7号)          原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 95号  中津市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部  原案可決││        改正について                             │├───────────────────────────────────────────┤│報告第31号  専決処分報告について(和解及び損害賠償の額の決定)          │├───────────────────────────────────────────┤│請願第 2号  家庭ゴミ無料収集の復活を求める請願書             不採択 │├───────────────────────────────────────────┤│請願第 3号  小中学校給食費の無償を求める請願書              不採択 │├───────────────────────────────────────────┤│請願第 4号  消費税インボイス制度の実施延期を求める意見書を国に提出する  採  択││        ことを求める請願                           │├───────────────────────────────────────────┤│意見書第11号 小児・若年世代への在宅療養等支援助成を早期に求める意見書   原案通り││                                       決定  │├───────────────────────────────────────────┤│意見書第12号 第9期介護保険制度改正に関する意見書             原案通り││                                       決定  │├───────────────────────────────────────────┤│意見書第13号 消費税インボイス制度の実施延期を求める意見書         原案通り││                                       決定  │└───────────────────────────────────────────┘・閉会中継続審査のもの┌───────────────────────────────────────────┐│議案番号   件名                              議決結果│├───────────────────────────────────────────┤│議第 52号  令和3年度中津市一般会計決算の認定について          認定する│├───────────────────────────────────────────┤│議第 53号  令和3年度中津市国民健康保険事業特別会計決算の認定について  認定する│├───────────────────────────────────────────┤│議第 54号  令和3年度中津市農業集落排水事業特別会計決算の認定について  認定する│├───────────────────────────────────────────┤│議第 55号  令和3年度中津市介護保険事業特別会計決算の認定について    認定する│├───────────────────────────────────────────┤│議第 56号  令和3年度中津市小規模集合排水事業特別会計決算の認定について 認定する│├───────────────────────────────────────────┤│議第 57号  令和3年度中津市サイクリングターミナル事業特別会計決算の認定 認定する││        について                               │├───────────────────────────────────────────┤│議第 58号  令和3年度中津市後期高齢者医療特別会計決算の認定について   認定する│├───────────────────────────────────────────┤│議第 59号  令和3年度中津市ケーブルネットワーク事業特別会計決算の認定  認定する││        について                               │├───────────────────────────────────────────┤│議第 60号  令和3年度中津市病院事業会計剰余金の処分及び決算の認定に   認定する││        ついて                                │├───────────────────────────────────────────┤│議第 61号  令和3年度中津市診療所事業会計剰余金の処分及び決算の認定に  認定する││        ついて                                │├───────────────────────────────────────────┤│議第 62号  令和3年度中津市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定に   認定する││        ついて                                │├───────────────────────────────────────────┤│議第 63号  令和3年度中津市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定に  認定する││        ついて                                │└───────────────────────────────────────────┘┌───────────────────────────────────────────┐│以上37件  原案可決(議案)                         13件││       認定する                             12件││       同意する                              2件││       異議ない旨答申する                         4件││       採択(請願)                            1件││       不採択(請願)                           2件││       原案通り決定(意見書)                       3件│└───────────────────────────────────────────┘...