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03月09日-02号

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  1. いの町議会 2018-03-09
    03月09日-02号


    取得元: いの町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    いの町議会 平成30年第1回( 3月)定例会          平成30年第1回いの町定例会会議録招集年月日  平成30年3月9日(金曜日)場   所  い の 町 議 事 堂出席議員議席番号氏     名議席番号氏     名1番伊  東  尚  毅10番森  田  千 鶴 子2番久  武  啓  士11番岡  田  竜  平3番井  上  敏  雄12番山  崎  き  よ4番井  上  正  臣13番山  岡     勉5番藤  崎  憲  裕14番筒  井  公  二6番土  居  豊  榮15番浜  田  孝  男7番池  沢  紀  子16番森  本  節  子8番市  川  賢  仁17番筒  井  一  水9番森     幹  夫18番高  橋  幸 十 郎欠席議員議席番号氏     名議席番号氏     名                                                                                                事務局職員出席者事務局長山  崎  豊  久書記山  崎  康  正説明のため出席した者町長池  田  牧  子副町長久  松  隆  雄教育長藤  岡  孝  雄吾北総合支所長和  田  耕  明産業経済課長川  崎  信  一本川総合支所長天  野  浩  志環境課長田  岡  重  雄会計管理者山  中  貴  恵上下水道課長川  村  敏  之吾北総合支所次長門  脇  忠  久町民課長中  嶋  隆  司本川総合支所次長野  田  幸  稔ほけん福祉課長澁  谷  幸  代総務課長筒  井  誠  人森林政策課長野  村  考  宏管財契約課長岡  村  寛  水国土調査課長岡  林  將  夫土木課長水  田  正  孝偕楽荘所長吉  良  高  秀教育次長山  崎  泰  代仁淀病院事務長補佐池  田  俊  二        平成30年第1回定例会議事日程(第2号)        平成30年3月9日(金曜日)午前10時開議        第1 議案第1号から議案第41号まで質疑        第2 議案の付託           (一般質問通告要点の訂正・削除は議事日程終了後5分以内)      開議 10時3分 ○議長(高橋幸十郎君) これから本日の会議を開きます。 6番、土居豊榮議員から本日遅刻の届け出がありました。 次に、議案第3号について訂正の申し出があっております。執行部の説明を求めます。筒井総務課長。 ◎総務課長(筒井誠人君) おはようございます。 議案第3号いの町職員特殊勤務手当の支給等に関する条例及びいの町一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例議案について、訂正をお願いをいたします。 条例案本文のほうをお願いいたします。本文の条例名の題名のところでございますが、一番最後に条例議案となっておりますが、この議案が不要でありますので、この2文字の削除をお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で議案第3号に係る訂正説明は終わりました。 お諮りします。議案第3号については、ただいまの訂正説明のとおり訂正することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第3号は、ただいまの訂正説明のとおり訂正することに決定しました。 暫時休憩します。      休憩 10時5分      開議 10時16分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程に入ります。 日程第1、議案第1号から議案第41号までを一括議題とします。 質疑を行います。 議案第1号いの町防災対策基金条例議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで議案第1号の質疑を終わります。 議案第2号いの町指定居宅介護支援事業者の指定に関し必要な事項並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。7番、池沢紀子君。 ◆7番(池沢紀子君) この条例を定めることによりまして、県から町へ居宅介護支援事業所の指定と指導、監査、勧告、命令、指定の取り消し、指定の効力停止の権限が移譲されるということですが、住民、介護サービス利用者のメリットとデメリットをお伺いします。また、県から町への権限移譲により町の事務量がふえるのではないかと心配されますが、そういったことへの対応といいますか、どんなになっていますか、お尋ねします。 ○議長(高橋幸十郎君) 澁谷ほけん福祉課長。 ◎ほけん福祉課長澁谷幸代君) 7番、池沢議員のご質問にお答えいたします。 まず1点目、県から町に権限移譲されることによる住民の方のメリット、デメリットという点がございました。デメリットにつきましては、特に思い当たるところはございません。メリットにつきましては、権限移譲によりまして町が事業者の指定から指定取り消しなどの権限を総合的に行うことができることになれば、より近い存在、身近で情報を把握できることからきめ細かい指導等によりサービスの確保につながるものと考えております。 2点目の事務量に対する懸念のご質問がございました。確かに、これまで県が行ってきた居宅介護支援事業者に係る指定や更新、指定内容の変更届や体制届の受理等の事務、行政処分等の権限が町に移譲されますので、一定の事務量はふえると見込んでおります。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。13番、山岡勉君。 ◆13番(山岡勉君) 何点かお伺いします。 今回、介護保険に関係する条例の改正議案が5件出ておるわけですけど、これは昨年5月の介護保険法の改正、それが今度地方の条例改正という形で具体化するということだと思うんですけど、そこでこの議案第2号について少しお伺いします。 この条例の第3章の第3条に、指定居宅介護支援の事業は要介護状態になった場合においてもその利用者が可能な限りその居宅においてその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるように配慮して行われるものでなければならない、このようにあるわけですけど、これは要介護者の実態、そういったものから少し目をそらすような、いわゆる自立強要とか、このようにも読み取れるわけですけど、その点についてはいかがでしょうか。 それから、これについてはかなりの量の条例の改正ですから参考資料にわかりやすくまとめてくれておるわけですけど、この基本方針第3条の上から2番目、事業の運営に当たっては市町村、地域包括支援センター障害福祉制度の相談支援の専門員等との連携に努めなければならないということで、介護と障害者福祉との連携、非常に条文では優しい文言になっておるんですけど、これ専門性という観点からいえばやはり効率性重視になっておりまして、きめ細かい的確なサービスが確保されるのか、そこら辺の少し懸念をするところですが、それについてはいかがでしょうか。 それから、3点目です。条例本文に返りまして2ページの第3条の第2項、その中に多様な事業者から総合的かつ効率的に提供されるようという文言があるわけですけど、多様な事業者から総合的かつ効率的に提供されるようというこの部分が、サービスの利用者にとって効率的であればいいわけですけど、これは非常に見方によっては保険財政上の効率を前面に出すようなそういう内容になってないのか、少し懸念をするところですが、その点についてはいかがでしょうか。 それから、3ページの第6条の2項指定居宅介護支援事業者は云々とあるわけですが、後段です、利用者は複数の指定居宅サービス事業者等を紹介するよう求めることができること等につき説明を行い理解を得なければならないと、こうあるわけですけど、これは昨年のこの介護保険法改正そのものが非常に財政効率的な面に重点が置かれておったということを考えますと、この6条の2項は基準緩和サービス、これを総合事業類似サービスを本体給付に組み込んで基準緩和型のサービスのいわゆる浸透、推進を目指すようなもんになっていないのか、その点についてお伺いします。 ○議長(高橋幸十郎君) 澁谷ほけん福祉課長。 ◎ほけん福祉課長澁谷幸代君) 13番、山岡議員のご質問にお答えいたします。 順を追って説明させていただきます。 まず、1点目です。条例の1ページの第3条についてでございますが、この文言の中で要介護状態となった場合においてもその利用者が可能な限りその居宅においてその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう配慮して行われるものでなければならないというところが、少しどちらかというと要介護者の実態に目をそらしたような自立を強要しているのではないかというような趣旨のご質問でありましたが、そうではなくて自立というのはその方お一人お一人に合ったサービスを提供するということで、随分それに目標を持って今までやってまいりましたし、今回町の指定となることからサービス事業者様、利用者様とも距離が近くなりますので、事業者のことも十分理解した上でその方に合った事業者の情報をお伝えをして適正なサービスに努めていきたいと思っております。1点目については、そういうふうに理解しております。 続きまして、2点目の参考資料の基本方針の3条のとこですけれども、この3行目のところで事業の運営に当たっては市町村、地域包括支援センター障害福祉制度相談支援専門員等との連携に努めなければならないといったところでご質問がありまして、障害福祉制度相談支援専門員との連携というところで効率性に重視するのではないだろうかというところで、きめ細やかなサービスがこれで大丈夫ですかといったような視点のご質問がありましたが、これはどちらかというと新しく今回の制度の改正のポイントになっておるところでして、障害福祉制度相談支援専門員との密接な連携という視点の改正でございますので、共生型社会を目指すというところで少し合同審査でもご説明をさせていただきましたが、介護と障害とのサービスの連携といった点で、実際障害サービスを受けておった方が介護保険を使うときにスムーズな連携をとるためにもという視点がございますので、そういった点で障害のケアマネと介護のケアマネも連携をとりながらサービスを受ける方が困らないような形で連携をしていくということも大きな柱の一つですので、そういった意味で捉えております。 続きまして、3点目の2ページの3条の2項でございます。この中での表現で多様な事業者からという表現について、どっちかというとこちらも財政効率的な視点ではないかという懸念のご質問だったと思いますけれども、これもその方に応じたサービスを提供するという意味でさまざまな事業者の特徴といいますか、その事業者が力を入れてるようなサービスがその方に合うかとかどうかといったことをお知らせさせていただきたいですので、利用者の方にもその事業者の特徴もお伝えをして選んでいただくとかという意味での多様な事業者という意味で条例を制定しております。 最後に、4点目です。3ページの6条の2項ですけれども、利用者は複数の指定居宅サービス事業者等を紹介するよう求めること等につき説明を行い理解を得なければならないということですけれども、こちらのほうも基準を緩和するサービスですとか総合事業に類似するサービスをここに重ねていくというわけではなくて、介護保険で認められているサービスを適正に給付をするために適正な情報を利用者様にお伝えをするという、そういう観点での条例となります。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。12番、山崎きよ君。 ◆12番(山崎きよ君) 先ほどの説明で、参考資料のほうの基本方針第3条の中で障害福祉制度との連携の説明があって障害者と介護との連携っていうお話があったんですけれども、障害を持つ人が要介護状態になるということもあると思うんですけれども、そういう場合はどういう移行の仕方をするんでしょう。 ○議長(高橋幸十郎君) 澁谷ほけん福祉課長。 ◎ほけん福祉課長澁谷幸代君) 12番、山崎議員のご質問にお答えいたします。 ご承知のとおり65歳からは介護保険サービスへ移行しますので、それまで身体に障害のあった方が身体障害者サービスを受けられていて、それから年齢に達したときに介護保険に移行するということになりますので、ただ障害サービスと介護では若干サービスの性質も違いますので、そういった点も懸念されているのでいきなりあしたから介護保険ということではなかなか利用者様のご負担があろうかと思いますので、そういったところを事前に障害のケアマネと介護のケアマネが連携をとりながら今その介護保険の中で障害サービスを重ねるということが今後認められていきますので、そういった点でスムーズな移行ができる、そういった意味での改正でございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。13番、山岡勉君。
    ◆13番(山岡勉君) 先ほどほけん福祉課長答弁されたんですけど、いわゆる障害者福祉と介護の連携、それからあと後段で出てくる第11号議案なんかは医療と介護の連携、こういうもんはいわゆる医療、介護、障害者福祉グランドデザイン、この一環で推進していくものであると、このように理解してよろしいんですか。 ○議長(高橋幸十郎君) 澁谷ほけん福祉課長。 ◎ほけん福祉課長澁谷幸代君) 13番、山岡議員のご質問にお答えいたします。 グランドデザインという言葉が、私申しわけございません、少し勉強不足で頭に入ってはないんですけれども、いろいろな意味で共生型サービスというところでそれぞれのサービスは介護、障害を大事にしながら補い合えるといいますか、そういった先ほど合同審査でも説明させていただきましたとおり少し介護保険の事業者のほうで障害福祉サービスといいますか、放課後のデイサービスですとか、夏休みの子どもの預かりが余裕があればできるようになったりですとか、そういう膨らみも出ておりますので、トータルで考えていくというような動きがございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで議案第2号の質疑を終わります。 議案第3号いの町職員特殊勤務手当の支給等に関する条例及びいの町一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで議案第3号の質疑を終わります。 議案第4号いの町男女共同参画推進条例の一部を改正する条例議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで議案第4号の質疑を終わります。 議案第5号いの町振興計画審議会条例の一部を改正する条例議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで議案第5号の質疑を終わります。 議案第6号いの町本川国民健康保険診療所勤務医師給与支給条例の一部を改正する条例議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで議案第6号の質疑を終わります。 議案第7号いの町国民健康保険税条例の一部を改正する条例議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。11番、岡田竜平君。 ◆11番(岡田竜平君) 当議案では国保事業が県に移管されることに伴っての町内の1世帯当たりの国保税額が下がるという試算、4方式が3方式になりまして税率等が変更されてるということですが、今までの国保運営を見てましたら、近年は財政調整基金を取り崩しての運営、基金がなくなったら税率を上げるというふうなものだったんですが、今後ますます国保運営は難しくなるとお聞きをしております。 そうなると、今回試算では下がるというふうなものとなっておりますが、下げた場合将来上げなければならないときが来ると。例えばですが、当議案のように国保税額を下げるのではなくほぼ同額になるようにいたしまして、来るべきときのために基金としてためておくというような選択もあると思います。ご説明の中で激変緩和措置のお話もございましたけども、そのほうが激変緩和にもつながると思います。さらにですけども、県にも確認をとらさせていただきました。激変緩和措置としての約8,000万円の納付額の減額というのは、いの町の国保税が上がらないようにするためのものでありまして、下げるためのものではないといった回答がございました。 ですので、今回は町は下げるという選択をされたようですけども、なぜこの現状維持というような形、もしくは下げるということを選べたと思うんですけども、下げる選択をされたのはどうしてなのかという部分をご説明をお願いいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 中嶋町民課長。 ◎町民課長(中嶋隆司君) 11番、岡田議員のご質問にお答えします。 国保税を下げるという選択または同額になるという選択があったけど、そこのあたりの検討はということでというふうなご質問やったと思います。 議員もご心配されているように、また議員の質問と同じような質問が先日の国保運営協議会がありまして、議員の中にも苦労して税率改正をし引き上げたのに、今回引き下げては大丈夫かと、今度引き上げるときが大変ではないかというふうなご意見もいただいたのは事実でございます。 先ほど、岡田議員が今までもいの町は上げてきた経緯があるということの話がありました。平成23年度、26年度、29年度について引き上げております。平成23年度については、その時点で30%引き上げなければいけないものを半分の15%にして、残りを基金でやりました。平成26年度は残りの15%のうちの7.5%を基金で、残りを税収で引き上げた。それから、29年度については基金額が枯渇する状況にもあって大変厳しいであろうということで、議員の皆様のご理解をいただきまして改正をしたところでございます。その改正の資料につきましては、私どもは精査した数字をもって回答しております。国保の財政の元となるものは難しいことではございますが、1年間が収支がプラ・マイ・ゼロになるということを基本にしております。 そういうことでございまして、今回は平成30年、ご存じのように2月14日に高知県から標準税率を示されました。この標準税率は、当然この税率の基礎となる部分についていの町の事業をどれぐらいやってるかということを高知県のほうにお返しして、高知県で試算して高知県は高知県の標準税率を決める。いの町の場合、この税率をもとに勘案しながら税率を考えていったところで今回この改正になったものでございます。 新制度に移行するに当たって県下の医療費は推計され、いの町の納付金が決定し、これを賄う保険料が示されております。この税率で平成30年度の納付金とい町保険事業等の単独事業について賄えるといった見込みが立ったにもかかわらず税率を見直さないということは、この制度の趣旨に反するだけではなく、被保険者の皆様にもいわゆる高知県が示してその勘案した税率をいの町はどうして採用しないのか、それで賄えるんではないかというふうな被保険者の意見の皆様に対してもそれは説明がつきにくいのではないかということに思っております。 また、確かにおっしゃるように医療関係からいったら税率は下がるというか、むしろ上がる傾向になると思います。それと、6年間の激変緩和措置が6年は保証されてますが、それ以降についてはまだわからないという不確定な部分がございます。仮に税率が上がるということになりましても、私たちは誠心誠意ご説明申し上げまして、客観的な数字を皆様と条例等で議論いただきまして、しかるべき議員の皆様の賛同が得られるというふうに私は考えております。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。12番、山崎きよ君。 ◆12番(山崎きよ君) 先ほど、激変緩和のお話があったんですけども、激変緩和の意味で税率が上がるのを抑える役割をするということだったんですけれども、今回下がってる世帯もあるんですけど上がる世帯もあるということで、上がる世帯がどれぐらいあるかということがわかりましたらお願いします。 それと、ほかの自治体の話を聞きましたら、この激変緩和を資産割を大体なくしてるんですけども、資産割をなくした影響で税率が上がる世帯をなくすために激変緩和を使うというやり方をしているところがあるそうです。いの町はそうではなくって、全体に激変緩和を使っているということで、どうしてその方法をとったのかっていうことをお聞かせを願いたいと思います。 それと、応益割と応能割と応益割のうちの平等割、均等割ですよね。県が示してきたパーセントがあるんですけれども、それは各市町村で勝手に決めることはできないんです、普通に。もう県下全域統一ということでしょうか。 それと、私12月議会で減免制度について聞いたとき、県として今統一のものを考えているというお話やったんですけども、それはもうそれも各市町村でということでよろしいでしょうか。 あと、納付金については県が示すと思うんですけど、これは毎年変わってくるものということでしょうか。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 中嶋町民課長。 ◎町民課長(中嶋隆司君) 12番、山崎きよ議員のご質問にお答えします。 ちょっと書き抜かりがあるかもしれませんので、済みません。 まず、この税率の改正によりまして上がる世帯が幾つあるんですかという、これについてはどれぐらい上がる世帯があるかということについては、済みません、かっちりしたことは数字的なものはわかりません。ただ、応能割がない世帯の方、その世帯については確実に上がりますので、その世帯が今のところ世帯数が去年の29年度の課税時3,931世帯うち1,060世帯、27.1%の世帯がこれは応益割が増えますので、この世帯は上がります。それ以外の残りの、その世帯が大体27.1ですので残りの73%の世帯については上がったりするかもしれませんけど、下がったりする可能性も十分にある。全体的にはそれは下がる。 次に、激変緩和を一律に、どうしてある一定のターゲットに絞ってやらなかったということです。これ、激変緩和の計算が世帯とか被保険者一人一人について幾らというふうな試算になっておりますので、それにつきまして全体でやっぱりそれはもらったのですので、全体で返すというふうな形をとってると思います。これ、いの町だけかどうかはわかりませんけんど、私どもはそういうふうに考えております。 均等割と平等割については、これは国のほうがまず示された応能と応益の割合がございまして、それがいの町の場合は43対57です。57のうちの30%が世帯割で、残りのパーセントが平等割ということになってます。これは、県のほうも納付金を計算するのに当たって市町村にもこの数字で計算していく、市町村によっては違います、43対57にならないような場合もございます。それは高知県の所得水準が全国に比べて0.75ですので、0.75対1という割合を100分率で戻すと43対57になりますんで、高知県の平均より低いところにつきましては、いわゆる応能割が低くなって応益割が高くなるということになっております。それについて、これはあくまでも示されたものですので、条例につきましては市町村で決定するものでございますので、それについてその率を市町村によって決定するということになりますので、ただいわゆる今までいった計算で県の方が納付金を出してくる以上は、それについてそれ以外のことで計算してやるという選択肢はいの町のほうにはなかったというふうに思っております。 続きまして、減免制度についてです。減免制度は、当然税条例は市町村でつくりますので減免は市町村の条例ということになりますが、12月議会で僕がお答えしたのは、全県一になるのでそういう減免条例案みたいなのを市町村のほうに提示してやるような機会があるんやったら、それについてどういうものなのかということの協議に参加してみたいということを言ったようなつもりでございます。ということで、条例で決めるので市町村で決めれるということになります。 納付金につきましては、納付金、特に医療の部分の納付金につきましては、医療費が伸びれば納付金が上がるという制度になっておりますので、毎年納付金それと介護と後期の部分も3つがたしか納付金の中にあったんです。それについては毎年変わります。低くなったりする可能性もあるし、高くなったりする可能性もございますので、だから毎年こういう形で3月議会ぐらいになると思うんですけど、こういう条例の改正が出るということも十分に考えられます。介護につきましては3年に1回の保険料、後期につきましては2年に1回の保険料見直しということになってます。これ、法律で決まっております。国保につきましては、法律ではそういう規定はないんですけど、医療費の伸びというのがかなり上下するということもありますので、毎年の見直しが必要だということになっております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで議案第7号の質疑を終わります。 議案第8号いの町介護保険条例の一部を改正する条例議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。12番、山崎きよ君。 ◆12番(山崎きよ君) 平成29年度の滞納者の数をお願いします。 それと、支払い方法の変更の人数と減免の申請数をお願いします。 ○議長(高橋幸十郎君) 中嶋町民課長。 ◎町民課長(中嶋隆司君) 12番、山崎きよ議員のご質問にお答えします。 まず、滞納者の数ですが、28年度の介護保険料を滞納して29年度に滞納繰り越した方が49名おいでます。現時点というか、3月8日時点で今のところその49名のうち19名しか滞納になってませんので、30名がその間に滞納がなくなったということです。 次に、介護保険料の支払い方法につきましては、多分おっしゃるのは普通徴収とか特別徴収の話やと思いますけど、基本的に特別徴収になるんですけど、普通徴収、特別徴収があるんですけど、特別徴収から普通徴収へ行く、普通徴収から特別徴収へ行くというのがあることはありますけど、本人の自由によって選択するということができませんので、これはどういうふうにお答えしたらいいかちょっとわからんのですけど、要は国保とか後期とかは選択もあるんですけど、その選択がないので、そういうことですので変更がないと言えばないということになります。 その次に、29年度の減免の申請者は現在のところございません。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 12番、山崎きよ君。 ◆12番(山崎きよ君) 済いません、私の問い方が悪くって、支払い方法の変更というのは条例の中にたしか滞納が長引くと支払い方法を変更するというものがあったのではないかと思いまして、それについて聞いたんですけれども、1年以上とか2年ぐらい、済いません、なかったら構いません。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 中嶋町民課長。 ◎町民課長(中嶋隆司君) 12番、山崎議員のご質問にお答えします。 基本的に普通徴収とそれから特別徴収の二通りになっておりますので、それはないんじゃないかというふうに思ってます。また、詳しく読んでないですので申しわけないです、恐らくないというふうに思ってます。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで議案第8号の質疑を終わります。 議案第9号いの町立都市公園条例の一部を改正する条例議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。7番、池沢紀子君。 ◆7番(池沢紀子君) お尋ねしたいんですが、運動施設率というのはどういうことですか。100分の50という規制をかけるということになると思いますが、町内の施設でその率を超えるような場合はどうなるのか、お尋ねします。 ○議長(高橋幸十郎君) 岡村管財契約課長。 ◎管財契約課長(岡村寛水君) 7番、池沢議員からのご質問にお答えをいたします。 運動施設率とはというご質問でございますが、1つの都市公園内にある運動施設の敷地面積の総計をその都市公園全体の敷地面積で除した割合が運動施設率でございます。今回の改正は、国で規定されていたものを市町村条例で定めることとなったための改正でございまして、現状であれば従来と変更はあるものではございません。今後につきましては、例えば運動施設の増設等が行われる場合、面積等の精査をし、この100分の50の運動施設率を上回る場合につきましては条例等を改正する手続が必要になってくるといったところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで議案第9号の質疑を終わります。 暫時休憩します。11時15分に再開します。      休憩 11時0分      開議 11時15分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第10号いの町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで議案第10号の質疑を終わります。 議案第11号いの町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。13番、山岡勉君。 ◆13番(山岡勉君) 議案第11号ですね。 ○議長(高橋幸十郎君) はい。 ◆13番(山岡勉君) 済いません、少し質問をさせていただきます。 この議案第11号からこの第13号までは介護保険法に基づく省令の改正に伴い条例改正するものですよね。そこで、この議案第11号の8条第2項中の12号に介護医療院が新設をされますよね。この介護医療院というのは、生活の場としての機能を兼ね備えて、2点目に日常的に医療ケアが必要な重介護者の受け入れを行うと、それから3点目がみとり対応もするという、そういうポジションなんですけど、これは2023年に全国6万1,000床の介護療養型施設が全廃をされることに伴い、その受け皿として恐らくこれ準備しゆうがやと思うんですよ。それで、やっぱりここでも少し私が懸念するのは、医療、介護の連携というのは非常に聞こえはいいわけですよ。ただ、その専門性という観点から考えたときに、果たして介護医療院が介護療養病床の受け皿に真になり得るのかどうか、そこら辺で非常に懸念するところなんですけど、やはり医療、介護というのはそれぞれ専門性があるわけですので、そこら辺でサービス利用者にとってサービスが低下するような方向に行けば、利用者にとっては余りよろしくない方向に行ってしまうんじゃないかと、このように思うわけですが、その点についてはいかがでしょうか。 ○議長(高橋幸十郎君) 澁谷ほけん福祉課長。 ◎ほけん福祉課長澁谷幸代君) 13番、山岡議員のご質問にお答えいたします。 直接この内容に左右はされませんけれども、新しく新設される介護医療院についてのご質問がございました。議員おっしゃられるように35年度末に廃止されるということで、介護療養型医療施設と医療療養型病床の転換先として新たな介護保険施設である介護医療院が新設されるということをお聞きしております。 介護医療院は、日常的な医学管理が必要な重介護者の受け入れと、先ほど議員がおっしゃられてましたようにみとり、終末ケアまでの機能と生活施設としての機能を備える施設とお聞きしておりまして、病院または診療所から転換した場合は転換前の病院または診療所の名称が引き継がれていくとかということも今お聞きしてるところではございますけれども、タイプが内包型の施設サービスですとか、それから施設サービス、1とか2とかに分かれるということもお聞きしているところですので、内包型につきましては利用者様が重篤な身体疾患を有する者ですとか、身体合併症を有する認知症高齢者等を想定して、医療内包型施設サービス2につきましては施設サービス1よりも比較的様態が安定した方を想定しているようです。ただ、まだいろんな情報が不確定なところもありますので、町としましては県の指定でもありますので、県から情報提供もいただきながら議員がおっしゃられてましたように利用者様がお困りにならないようにしっかりとつなげていけるような町内の医療機関のほうとも情報をいただきながら円滑にできるような形で進めていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで議案第11号の質疑を終わります。 議案第12号いの町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで議案第12号の質疑を終わります。 議案第13号いの町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで議案第13号の質疑を終わります。 議案第14号いの町地方公営企業法適用施設整備基金条例を廃止する条例議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで議案第14号の質疑を終わります。 議案第15号平成29年度いの町一般会計補正予算(第6号)議定に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。8番、市川賢仁君。 ◆8番(市川賢仁君) 補正予算書の7ページ、第2表繰越明許費補正の中で山荘しらさ大規模改修工事設計委託業務1,150万1,000円が繰り越しとなっております。町長の行政報告の中でもありましたけども、平成31年度の再開予定が平成32年度になるものと見込まれるとのことでしたけれども、この山荘しらさの指定管理者の募集はいつごろを予定されているのか、わかっていればお聞きをします。 ○議長(高橋幸十郎君) 天野本川総合支所長。 ◎本川総合支所長(天野浩志君) 8番、市川議員のご質問にお答えします。 町長の行政報告でもありましたけど、32年度以降のオープンの見込みになるというふうにお答えをしております。ただ、指定管理者の公募につきましては、施設ができる前の施設の改修内容がある程度形になって絵として示せるような段階になった時点で公募をかけていきたいと考えております。ホームページ、広報だけでなく、ほかの新聞であるとか、そういう媒体の協力も得てきたいと考えております。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。7番、池沢紀子君。 ◆7番(池沢紀子君) そしたら、引き続いて同じことの質問になりますけれども、山荘しらさ大規模改修工事設計委託業務に関連しまして8番議員が質問されました。その中で、絵として示されるころと言われましたけれども、いろんな事業を行っていくためには、このしらさ山荘大規模改修の目的地点は指定管理の公募を行って応募してくださる方がいらっしゃって、それでオープンにこぎつけるというのが目的地点やと思いますけれども、そうなった場合に大体どのぐらいの時期、平成何年何月ごろからの公募をするというような予定か、具体をお尋ねしているわけなんですから、具体をお尋ねをいたします。 それと、何点か質問します。 同じく7ページで農林水産業費、北浦地区かんがい対策水源調査委託業務が繰り越しをされようとしておりますが、12月議会でもこのことにつきましてはお尋ねをしましたが、3カ月近く過ぎましたので、お尋ねをします。 どのような現状か、ボーリング調査開始されましたでしょうか、どういった状況でしょうか、お尋ねをいたします。 次に、説明書の14ページ、合同審査でもちらっとお尋ねをいたしましたが、14ページの上、節区分の15、工事請負費の60万4,000円、平成30年度から新しい課、総合政策課が新設されるための新設工事ということで、本庁におきましては総合政策課の新設工事ですが3階と2階に総合政策課が分かれるというような答弁ではなかったかと思いますけれども、具体にこの総合政策課新設工事、どういった工事をされるのか、またその配置について3階へは何人配置で場所はどのあたり、場所は決まってるからこの新設工事ということになってると思いますので、そして下の2階はどのあたりか、お尋ねをいたします。 次に、21ページに商工費の中の観光費の中、工事請負費があって合同審査でもお尋ねしましたけれども、この減額の274万2,000円、源流橋トイレ新設工事が減額になっておりますけれども、これについては総務省のほうが対象工事ではないということやったということですけれども、財源についてこれから考えるということでしたが、もっと先先と考えておくべきではなかったのか、緊急度が低いというように町としては判断をされていたのでしょうか、これまでの経過と今後の計画について、財源の獲得に当たっての方法についてお尋ねをいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 天野本川総合支所長。 ◎本川総合支所長(天野浩志君) 7番、池沢議員のご質問にお答えします。 指定管理者の公募の時期はいつごろなのか、具体的にというご質問にお答えします。 現在、設計業者との協議の中で冬季閉鎖で現地のほうに入れない状況にありますので、現地調査に入りまして3カ月、4カ月の設計期間をいただきたいというお話をいただいております。そうしますと、3月下旬か4月上旬に現地のほうに入れると考えておりますので、7月ぐらいを設計図書の完成の時期と今は見込んでおります。その時期にあわせてのまず公募の募集をしたいと、ある程度の期間をとっての募集としたいと考えております。 それから、観光費の源流橋のトイレの新設工事の減額についてですが、合同審査でもご指摘がありましたように国の補助の対象にならなかった時点でどういう対応をするのかというとこまで考えておくべきじゃないかとご指摘がありましたが、ご指摘のとおりだと思います。この件につきましては、緊急度はそれほど高くないとは言えませんけど、この分につきましての財源を確保してこの施設につきましては整備をしていきたいと考えております。また、県のほうへも相談をするようにいたしております。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 水田土木課長。 ◎土木課長(水田正孝君) 7番、池沢議員のご質問にお答えいたします。 繰り越しの明許費の7ページのところなんですが、北浦地区のかんがい対策水源調査委託業務につきましての状況というお話でございました。若干の経過と状況をお話ししたいというふうに思います、お答えしたいと思います。 12月補正をいただきまして入札を2月に行いまして、契約を2月16日に行っております。そして、受注者は株式会社相愛というふうになりまして契約金額は313万2,000円ということです。 状況でございます、現地のほう、地元の方と立会打ち合わせを2月21日に行いまして、2月末、27日にボーリングをスタートさせております。そして、今現在わかっている分ですが、岩を一応確認できまして、17メートル50のところに岩があるということまでは現在のところ確認をしております。その後の予定なんですが、ボーリングの中を精査して、坑内洗浄しまして揚水試験を3月中旬、水質試験も引き続いて行いながら3月中にほぼ成果がわかるというふうに思っておりますが、資料の取りまとめ、報告書等がありますので繰り越しという形でさせていただいてます。4月には仕上がるというふうに予定しております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 筒井総務課長。 ◎総務課長(筒井誠人君) 7番、池沢議員のご質問にお答えします。 予算説明書14ページの一番上の総合政策課の新設工事の内容でございますが、場所は3階につきましては現在総務課の企画係がいる島がありますけれども、そちらを予定をしております。それと、2階につきましては産業経済課の移住支援員が座っている島、その列を予定をしております。工事内容は、その移動に伴います電話とかLANとかハブの工事といったことでございます。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに。筒井総務課長。 ◎総務課長(筒井誠人君) 失礼しました。 人数は、正職員が七、八名を予定をしておりまして、臨時職員が移住と空き家の関係で3名を予定をしております。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。7番、池沢紀子君。 ◆7番(池沢紀子君) 2回目の質問をいたします。 この予算書の7ページの山荘しらさにつきましては、山岳観光とかそれと石鎚山連携ですか、そういったところでも大切な拠点となる施設ではなかろうかと思います。なかなか改修といいますか、再オープンに向けての業務が大変重要だと思います。計画性を持ってスピード感を持って計画的に行われる必要があると、議会でのやりとりを聞いて思っております。ある程度の期間をとっての募集、ある程度とはどのぐらいの期間でしょうか。 抽象的なご答弁じゃなくて具体的なことをお尋ねしておりますので、そういったところをご配慮してお答えをいただきたいと思います。 次に、21ページの同じく本川地区のことなんですけれども、源流橋トイレ新設工事の予算が財源がつかなかったということで減額ということですけれども、天野本川総合支所長は県にも相談にというようなお話でした。それで、国、総務省の対象に入らなかったということなんですけれども、国、県、要望を町長はたびたびされてます。そういった要望においてその財源、予算、お金を取ってくるのは町長の仕事でもありますが、町長としてこの件についてどのように考えられて、ご自分としてどのように動きをこれまでしてきて、これからされるのかをお尋ねをいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 天野本川総合支所長。 ◎本川総合支所長(天野浩志君) 7番、池沢議員の2回目のご質問にお答えします。 公募の期間のある程度の期間とはどのぐらいなのか、具体的にというご質問やったと思います。 設計書等ができますのが7月ごろと見込んでおりますので、それから予算の上程から高知県の環境部門との協議、そういったものが入ってきますので、7月ごろをめどに公募をかけて、その間に工事が発注できて、工事ができるまでに指定管理者を決めたいと考えております。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。 ◎町長(池田牧子君) 7番、池沢議員のご質問にお答えいたします。 源流橋トイレのことにつきまして総務省(後段で「内閣府」との訂正あり)の対象にならなかったということで、今後どのような財源確保について要望を行っていくのかというご質問がございました。 まず、財源を確保するために県、国へ要望を行っていかなければならないところですが、これまでこの源流橋トイレに特化したというものではございませんでした。これは、やはり石鎚山系の連携事業の中での話でございましたので、そこは既に動いてるところですので、今後この源流橋トイレにつきましては要望書というものをきちんと作成した上で順を踏んで要望していかなければならないところでございますので、そういったことについて書類等整えて県とも相談しながら国へも要望をかけていきたいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。7番、池沢紀子君。 ◆7番(池沢紀子君) そしたら、町長にお尋ねいたします。 源流橋トイレの新設工事については石鎚山系の連携事業やったということで、この源流橋トイレの新設工事はそれには入らなかった。そしたら、当初予算で上がってきておりますにこ淵の遊歩道が石鎚山連携事業に入ったということで予算計上されておりますが、石鎚山連携事業としてはちょっと位置関係がわからないんですけれども、吾北と本川ですけれども、なぜにこ淵が石鎚山系のほうに入って、この源流橋トイレのほうが入らなかったか、そこはどういうふうに理解したらよろしいですか。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。 ◎町長(池田牧子君) 7番、池沢議員のご質問にお答えいたします。 源流橋トイレのほうは県費案に乗らないというところで、ここがそこに採択されなかったというところです。にこ淵につきましては、人の流れの中で山岳観光振興という中で非常に重要な観光の拠点、観光スポットであるというところから、にこ淵の遊歩道がその中で採択された(後段で「現在申請中」との訂正あり)というふうに私は認識しております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 天野本川総合支所長。 ◎本川総合支所長(天野浩志君) 町長のお答えに補足させていただきます。 にこ淵がなぜ石鎚山系の事業に乗ったかということですが、この分につきましてはにこ淵もいの町の中にある、いの町としては仁淀ブルーという仁淀川、石鎚を源としておりますので、仁淀川も石鎚山系とつながっておるということで、その中でいの町としての集客施設としてにこ淵は大変重要な施設だということで、集客能力がある施設やということで要望のほうで上げて認めていただいております。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。5番、藤崎憲裕君。 ◆5番(藤崎憲裕君) 済いません、総合政策課の3階、2階に事務所を分けて置くことは、何かわけがあってそういうふうにしてるんでしょうか。 ○議長(高橋幸十郎君) 筒井総務課長。 ◎総務課長(筒井誠人君) 5番、藤崎議員のご質問にお答えします。 総合政策課を分けてる理由ですけども、1つはスペース的な問題もございます。移住そして空き家のほうにつきましては、お客さんが結構見えるということで、窓口対応といったことで3階まで上がってきていただくよりは2階のほうでといったこともございますし、これまでの産業経済課の中での連携といったこともございますので、そういった配置とさせていただいております。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 5番、藤崎憲裕君。 ◆5番(藤崎憲裕君) ということになれば、窓口ということになれば、1階のスペース、会議室とかありますけども、その一室を使った部分で総合政策課を新設すれば費用的な面も浮いてくるんじゃないでしょうか。 ○議長(高橋幸十郎君) 筒井総務課長。 ◎総務課長(筒井誠人君) 5番、藤崎議員のご質問にお答えします。 1階の会議室ということでございますが、1階部分につきましては防災ということで課、室を置かないということにしておりますので、そういった観点からも2階ということで考えております。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで議案第15号の質疑を終わります。 議案第16号平成29年度いの町水資源対策特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで議案第16号の質疑を終わります。 議案第17号平成29年度いの町墓地公園事業特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで議案第17号の質疑を終わります。 議案第18号平成29年度いの町国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2号)議定に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで議案第18号の質疑を終わります。 議案第19号平成29年度いの町国民健康保険特別会計(直診勘定)補正予算(第2号)議定に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで議案第19号の質疑を終わります。 議案第20号平成29年度いの町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで議案第20号の質疑を終わります。 議案第21号平成29年度いの町介護保険特別会計補正予算(第4号)議定に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで議案第21号の質疑を終わります。 議案第22号平成29年度いの町特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。7番、池沢紀子君。 ◆7番(池沢紀子君) 予算説明書の5ページをお願いします。 給料の減額の122万2,000円についてお尋ねをいたします。 合同審査の中では介護職員が2人退職したためと説明がありました。これまで、臨時介護職員の募集をしても応募がない状態が続いているということでした。現時点で介護職員の数は国の定める配置基準を満たしているのか、具体的な説明をお願いします。 また2点目に、6ページの介護員110万円の減額がありますが、この減額の理由の説明もお願いをいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 吉良偕楽荘所長。 ◎偕楽荘所長(吉良高秀君) 7番、池沢議員の質問にお答えします。 5ページの職員の給料の減について国の基準を満たしているかというご質問についてでございますが、現在介護職員は30名おりまして、入所者が3月1日現在81名ですので、国の基準については満たしている状態でございます。 また、6ページの110万円の減額については、済いません、今手元にございませんので、また後ほど説明をさせていただきます。以後させていただきます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで議案第22号の質疑を終わります。 議案第23号平成29年度いの町下水道事業特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで議案第23号の質疑を終わります。 議案第24号平成29年度いの町天王地区汚水処理施設事業特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで議案第24号の質疑を終わります。 議案第25号平成29年度いの町水道事業会計補正予算(第3号)議定に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで議案第25号の質疑を終わります。 議案第26号平成29年度いの町病院事業会計補正予算(第3号)議定に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。7番、池沢紀子君。 ◆7番(池沢紀子君) 議案第26号平成29年度いの町病院事業会計補正予算(第3号)議定に関する議案についてお尋ねをいたします。 合同審査で聞きましたけれども、説明書の24ページの事務員賃金の21万9,000円について、いの町社会福祉協議会が行っております居宅介護支援事業所ごほくで介護支援専門員が、ケアマネ不足といいますか、社協がケアマネを構えられないというような事情で、吾北、本川地区の介護難民を出さないために居宅介護支援事業所によどが臨時的に受け持つための予算計上であるとの説明でした。 合同審査でもお尋ねをいたしましたが、吾北、本川地区のことで吾北総合支所、本川総合支所、いの町社会福祉協議会の居宅介護支援事業所ごほくが一丸となって地域を守るために頑張っていこうという、そういった熱意がもっとあってもよかったのではないか、余り感じられないような感じがいたしました。とりあえず、仁淀病院で対応をするのが手っ取り早い、ちょっと言葉が悪いかもしれませんけれども仁淀病院での対応までにもう少し連携をとって熱意を持って対応すべきではなかったかというのが、私の考えです。安易なものであってはならないと思います。当初予算にも同様にケアマネの1年間の予算が上がってきております。一日でも早く仁淀病院で対応する必要がなくなるようにすべきと考えております。吾北、本川地区のことですので、町長、副町長にそのことについてお尋ねをいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。 ◎町長(池田牧子君) 7番、池沢議員のご質問にお答えいたします。 合同審査でもお答えをいたしましたように、社会福祉協議会のほうからまずヘルパーステーション、それからケアマネのことにつきましての相談を9月ごろだったと思いますけれども受けました。そのときに、まだその時点ではこのケアマネがいなくなるということではございませんでした。それから、年明けるか明けないかぐらいのときに、そういった事態になってきたということでほけん福祉課長からの相談も受け、ほけん福祉課としても吾北、本川両総合支所とも相談しながら受け入れてくれる事業所を探して、何とかこの窮状をしのがなければならないというところで動いていたところでございます。そういったところに対しての報告も受けながら、結局居宅介護の指定を受けているによどにお願いするということに至ったわけです。 やはり、介護難民を出してはならないという、また中山間地域という地域性がございますので、そういったところでなかなか町の中から行くには非常に時間がかかるというところから、そういったところをカバーしなければならないという思いは強く持っておるところでございます。そういったところから、やはりこれからも吾北、本川地域と連携をとりながら、総合支所との連携をとりながら、そしてそういった介護難民を出さないための施策を早急に取り組んでいかなければならないということは十分に皆共通して理解しているところで、動いていかなければならないと思っているところでございます。 今後につきましては、によどのほうで対応していただきながらどういった方法がいいのか、これは吾北、本川、両総合支所及びほけん福祉課、また関係機関、それから民間業者との意向も踏まえながら考えていきたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 久松副町長。 ◎副町長(久松隆雄君) 7番、池沢議員からのご質問にお答えをいたします。 経緯につきましては、町長から今説明をさせていただいたところでございます。随時、担当課から報告も受けてまいりましたけれども、今後とも情報共有を図りながら町としてもどういった方向がいいのかということを積極的に考えていかなければならないというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで議案第26号の質疑を終わります。 暫時休憩します。昼食のため午後1時に再開します。      休憩 11時57分      開議 12時59分
    ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 池田町長より議案第15号の7番、池沢議員の質問に対する発言の訂正の申し出がありましたので、これを許可します。池田町長。 ◎町長(池田牧子君) 議案第15号で7番、池沢議員のご質問にお答えしました中で、私にこ淵の説明の発言の中で総務省と申しましたが、これは内閣府が正しいところでございます。それともう一つ、にこ淵の事業採択という発言をいたしましたが、これは現在申請中ということでございますので、その2点を訂正させていただきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) ただいまの訂正説明のとおり訂正することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。ただいまの訂正説明のとおり訂正することに決定しました。 次に、議案第22号の7番、池沢議員の質問に対し留保していた執行部の答弁を求めます。吉良偕楽荘所長。 ◎偕楽荘所長(吉良高秀君) 議案第22号で7番議員、池沢議員からの質問で留保しておりました臨時介護員の賃金110万円の減額の内訳につきまして説明いたします。 4名募集しておりました介護職員のうち2名が10月から雇用ができておったため、11月から1月までの間において雇用できておりませんでした臨時介護員2名分の賃金に相当する金額ということでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑を続けます。 議案第27号平成30年度いの町一般会計予算議定に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。2番、久武啓士君。 ◆2番(久武啓士君) 一般会計、また特会への繰り出し、また企業会計への繰り出しも含めてお伺いをいたします。 昨日の合同審査でお聞きしまして、仁淀病院のほうで議員との貸借契約があると、またけさの合同審査で教育委員長からの報告でも1件の契約があるという説明を受けました。一般会計の中でほかに議員との契約がないか、お聞きします。 ○議長(高橋幸十郎君) 筒井総務課長。 ◎総務課長(筒井誠人君) 2番、久武議員のご質問にお答えします。 一般会計で議員との賃貸借契約ということでございますが、総務費の中で1件ございます。教育長が答弁したもの、病院で答弁したものを除いてあと総務費で1件ございます。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 2番、久武啓士君。 ◆2番(久武啓士君) それでは、総務課長のほうからもう一件あるということで合計3件の契約があるということが判明しました。 そしたら、お聞きをいたしますが、いつから誰と金額は幾らなのか、どこの場所なのか、答弁をお願いいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 筒井総務課長。 ◎総務課長(筒井誠人君) 2番、久武議員のご質問にお答えします。 総務課分につきましては、平成29年度分を調査をいたしております。相手方につきましては、個人情報でございますのでお答えを控えさせていただきます。金額につきましては、総務課のほうにつきましては3,460円、年間です、場所は勝賀瀬地区のほうになります。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 藤岡教育長。 ◎教育長(藤岡孝雄君) 2番議員のご質問にお答えします。 教育委員会関係の予算ですが、予算書の116ページ、小学校費の14、使用料及び賃借料の土地借り上げ料の中に1件。いつからでございますが、これが平成28年4月1日よりの議員個人との契約になっております。それと、お名前は先ほど総務課長がお答えしたとおりでございますので、ご承知おき願います。金額のほうが年間で8,048円、場所につきましては、吾北地区内の旧の小学校跡地の道路敷地の借り上げとなっております。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 3番、井上敏雄君。 ◆3番(井上敏雄君) 町との土地の賃貸しにつきましては馬路村の事件もございます。それについて新聞、マスコミ報道もございます。高知新聞並びに読売新聞の報道によりますと、地方自治法では議会運営の公平性などを確保するため地方公共団体の議会議員による当該自治体に対する個人請負などを禁止していると、これには土地の賃貸しなどの請負を一部の例外を除いて地方公共団体の議員が個人としてその自治体と行うことを禁止していると。また、高知県市町村振興課によりますと、経済的、営利的な取引で継続性や反復性があるものが請負に該当すると。しかし、一般的に請負には解釈の余地があると、事実関係をしっかりと把握し、判例などを調べないと現時点では何とも言えないと述べるにとどめると。総会制度に詳しい田中孝男九州大学行政法学の教授は、典型的な請負とは言えないが、抵触し得るとの見方も示しています。 次に、公職選挙法の規定では、当選前の個人としての土地の賃貸しは問題なかったけれど、当選の告知を受けた日から5日以内に兼業を開始しなければ失職となると。禁止規定考えにつきましては、こうした問題がこれから顕在してくる懸念があるため、解釈に幅があるぶれの部分も整理すれば心配が取り除かれるので、議員のなり手対策の効果はあると指摘をしています。また、どの場合がひっかかるのか、個別の仕様などをなるべく示し、情報公開をセットで進めることが大事だと強調されています。また、今議会に土地の賃貸しについては予算も計上されておりますので、議会運営委員会を開催していただいて、この件につきましては議会としての態度を決めて安心をして町との取引ができるとか、いろんな方法があるかと思いますので、議運の開催を要請いたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 暫時休憩します。      休憩 13時8分      開議 14時8分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩中に開催されました議会運営委員会の協議結果の報告を求めます。議会運営委員長、森幹夫君。      〔議会運営委員長 森 幹夫君登壇〕 ◎議会運営委員長(森幹夫君) それでは、先ほど開催されました議会運営委員会での協議結果を報告をいたします。 個人情報といえども議員にかかわることなので、町政並びに町民に混乱を来さないように執行部に名前の公表を求めるといった結論に達しました。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑を続けます。7番、池沢紀子君。 ◆7番(池沢紀子君) 2番議員から質疑がありまして、議運の委員長からも報告がありましたけれども、町と土地賃貸契約がなされている分で議員に対して3件あるというような答えで個人情報保護ということでお答えがなかったんですけれども、議運の報告を受けて、また執行部のほうからの再度の答弁を求めます。 それと、ちょっと多いですので通告をしてありますので、通告に従いまして議案第27号の質問をさせていただきます。 参考資料として平成30年度の一般会計所属別当初予算の特徴、主要施策の概要というのが配られました。それについてお伺いをいたします。 平成30年度は池田町長が12月議会提案により始まる注目の総合政策課があります。それに対して町民の期待や関心が注がれております。なぜ、主要施策に総合政策課の表記が初めなかったのか、お伺いをいたします。 それと次に、この参考資料に賃金の算出一覧がついておりますけれども、一般会計の中で賃金単価が変わった、安くなったり高くなったりするものがあれば、その説明を求めます。 次に、区長連合会に対する補助についてですが、平成29年度90万円、30年度は20万円となっております。その説明をお願いします。 次に、池田町長にお伺いをいたします。 町単独補助金につきましては、町長は予算査定時に財源確保の一つの手段、方法としてその見直しを行うと12月議会で答弁されましたが、どのように見直されたのか、お伺いをいたします。 そして、31ページの2-1-1-7、賃金事務補助員とあります。1,936万円が上げられておりますけれども、その内訳として総合政策課も含めこの一般会計におきましてどこの課へ何人どれだけ賃金が支払われるのか、臨時的職員、雇用についてお伺いをいたします。 その次に、予算全体としまして地方交付税のここ5年間の推移額と、通告してありましたので、財政調整基金繰入金の5年間の推移額、減債基金繰入金の5年間の推移額、地方債のここ5年間の発行額、町税のここ5年間の推移と平成30年度減額の主な理由をお伺いをいたします。 そして、23ページに基金繰り入れにおきまして減債基金繰入金が1億5,200万円上がっておりますが、その理由もお伺いをいたします。 そして、99ページ、8-3-3-15、2,500万円の内訳と、平成29年度当初は5,600万円でしたが減額した理由を、通告してありますので理由をお伺いをいたします。 次に、101ページの8-4-4-13で委託料、浸水対策事業2,689万2,000円の具体の内容の説明と東浦ポンプ場整備事業並びに通告のとおりしてありますポンプ場改築事業等、また15の7億7,338万8,000円の各事業の内訳、具体の内容の説明をお願いします。 次に、長いですが通告してありますのでよろしくお願いします。104、105ページに978万7,000円ということで全国消防操法大会枝川分団が出場ということで978万7,000円が上がっておりますが、この内訳についてお尋ねをいたします。 その次に、114ページ、10-1-6-15、給食配送先小・中学校改修工事474万6,000円の内訳をお尋ねします。 そして、117ページの10-2-5-15、枝川小学校耐震補強改修工事の具体の工事内容、説明を求めます。これによりまして、小学校の耐震補強等が終了するというような説明だったかと思いますが、枝川小学校新聞記事にもなったかな、すごく関心が高いので、説明をお願いします。 そして、1つ抜かっておりました、ごめんなさい、64ページの川内保育園改築工事1億7,804万9,000円がありますけれども、ここにつきましては工事着工予定日と川内保育園での保育再開予定日についてお伺いをいたします。 そして、最後になりますが121ページ、吾北分校支援について予算計上がありますけれども、この吾北分校支援について協議が行われたと思います。20人とか、今は実際20人ですけれども定員といいますか、吾北分校の存続につく新しい支援策、予算を伴う支援策についてどのように協議が行われ、また今回の予算計上になったのか、その具体の支援策についてどのような提案がなされ、どのようになってこの予算計上に至ったのか、お伺いをいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。 ◎町長(池田牧子君) 7番、池沢議員のご質問にお答えいたします。 私からは、総合政策課の特徴、主要施策の概要等の表記がなかったのはなぜかということでございました。今回、訂正させていただきましたのはそういうご指摘を受けて訂正させていただきましたんですけれども、当初はこれまでの経過の中でまだできていない課でありましたために、総務課それから産業経済課にまたがる予算ということでその中で包括して計上させていただきました。今回の訂正しましたように、総合政策課という課名ではなくその中でこれが総合政策課の予算であるという表記を最初にしておればよかったということで、今後そういったことのないように気をつけてまいりたいと考えているところでございます。 また次に、町単独補助金のことについてでございます。町単独補助金につきましては、当初予算査定時になくすということも一応検討は、どの補助金が不要になっているかというようなことも考えてはみましたけれども、しかしどこも現在その補助金で動いているという事業があり、これはその中の実績見合いということでそういった補助金の減額または増額しているものもございますけれども、その実績に沿った額の見直しということで現在計上させていただいているところでございます。今回、平成30年度でスクラップというところには至らなかった、これはやはり現在このように補助金で動いている事業があるというところで、そこはそういった皆さんの動かれていることを考慮してのことでございます。 今後におきましては、また精査をしてまいらなければならないところでございますので、そういったところでスクラップもあるかもしれないですがビルドもあるというようなところで、今後もまたそういった観点から補助金のことについては検討してまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 筒井総務課長。 ◎総務課長(筒井誠人君) 7番、池沢議員のご質問の中で、まず議員との賃貸借契約の関係でございますが、個人情報保護条例によりましてということで答弁1回させていただきましたけれども、その該当者の方より公開して構わないという申し入れがありましたので、個人情報保護条例の規定によりまして申し上げます。 まず、総務費の分でございますが予算説明書の43ページ、こちらが企画費の中になりますけれども、使用料及び賃借料の真ん中よりちょっと下のところの土地の借り上げ料50万円とありますが、このうちの先ほど申しました額でございますが、これの契約の相手方が浜田孝男氏となっております。 続きまして、賃金単価の上下したものということでお尋ねがございました。たくさんございますが、まず事務補助員の日額につきまして7,000円が7,100円。国土調査補助員日額8,500円が8,700円。保育士、幼稚園講師が、これが実務経験5年以上の者ですが、有資格者で日額8,600円が8,700円。保育士、幼稚園講師で有資格者、こちらは5年未満の者になっておりますが、こちらは移動がございません。保育士、幼稚園講師、その他でございますが、7,800円が7,900円。保育士、幼稚園講師の無資格者7,000円が7,100円。保健師、社会福祉士、管理栄養士、看護師、機能訓練指導員、助産師、介護支援専門員が日額10,400円が10,500円。栄養士7,800円が7,900円。言語聴覚士15,000円が15,100円。理学療法士、作業療法士15,000円が15,100円。非常勤館長、こちらは月額16万725円が16万1,100円。学校図書支援員7,000円が7,100円。のぞみ教室講師11,000円が11,100円。留守家庭児童会7,000円が7,100円。介護員有資格者8,900円が9,000円。介護員無資格者8,500円が8,600円。技術補助員、主任道路工夫12,500円が12,600円、同じく技術補助員の道路工夫3年目以降が12,100円が12,200円、同じく技術補助員道路工夫の2年目1万1,000円が1万1,200円、同じく技術補助員道路工夫1年目1万円が1万200円。あと、一時金が6月支払い分6カ月以上で5万円が6万円、6カ月未満5カ月以上4万円が5万円、5カ月未満4カ月以上3万円が4万円、4カ月未満3カ月以上2万円が3万円。同じく一時金の12月支払い6カ月以上が7万円が8万円、6カ月未満5カ月以上5万6,000円が6万4,000円、5カ月未満4カ月以上が4万2,000円が4万8,000円、4カ月未満3カ月以上が2万8,000円が3万2,000円、賃金の変更の分は以上です。 そして、区長連合会の補助金29年度が90万円、30年度は20万円ということでございますが、これは29年度が視察研修の補助の分が入っておりますので、そういった金額となっております。 続きまして、予算説明書の31ページ、一般管理費の賃金の事務補助員1,936万9,000円の内訳でございます。予算資料の賃金の一覧表をごらんいただけたらと、12ページです。賃金算出一覧の総務費の一般管理費のところですが、説明欄の事務補助員916万7,000円、これが総務課分で6人分でございます。上の段の2人というのが総務課の一般的な事務補助でございまして、その次の2段目の2人につきましては、いわゆる障害枠の方になります。3段目の916円掛けるという分の2人の計算の分が総合案内の分でございます。そして、その下の点、ぽちですが事務補助員で200万2,000円、こちらが管財契約課の1人になります。その下の事務補助員435万5,000円、これが吾北総合支所住民福祉課の3人でございます。その下のぽちの事務補助員199万1,000円、これは本川総合支所住民福祉課分の1人、その下の事務補助員、簡易郵便局185万4,000円、これも所管が本川総合支所住民福祉課で下に出ております1と2人、1人、2人ということで3人分ということで1,936万9,000円の内訳でございます。 続きまして、次が交付税の動きでございます。30年度までの5年間の当初予算額の動きですが、地方交付税につきまして平成26年度が48億5,500万円、27年度が48億3,000万円、28年度が47億5,000万円、29年度が46億5,000万円、そして30年度が45億5,000万円です。 次に、財政調整基金ですが、平成26年度が1億円、平成27年度も1億円、28年度が2億円、29年度も2億円、30年度も2億円。 次に、減債基金、26年度が5億5,670万円、27年度が2億4,200万円、28年度が3億8,370万円、29年度が4億5,020万円、そして30年度が6億240万円。 次に、町債でございます。26年度が16億1,310万円、27年度が12億7,890万円、28年度が26億1,490万円、29年度が21億3,230万円、そして30年度が24億1,680万円。 町税は町民課のほうから後ほど。 それで、歳入のほうの23ページ、減債基金の繰入額1億5,220万円の増加の原因でございますが、これにつきましては30年度が保育園の改築事業でありますとか、西浦、東浦のポンプ場の建設、伊野小学校の改築等の普通建設事業の伸びがございまして、補助金とか地方債も充てましたけれども一般財源が不足しておりまして、財政調整基金と減債基金を合わせて8億円余りの取り崩しとなっております。 次に、104ページ、105ページの消防費、枝川分団の全国消防操法大会の経費978万7,000円の内訳でございます。 まず、104ページ、非常備消防費の旅費でございます。研修旅費505万5,000円のうち、枝川分団15名分の大会本番に係る旅費、これが187万5,000円。そして、枝川分団選手の、富山で大会が開かれますが、現地練習に係る2回分の旅費、これが229万4,800円。いの町消防団幹部の大会時の応援の旅費、これが10名分で87万円。 次に、同じく旅費の予算説明書の消防団員1,860万円とありますが、このうちに費用弁償としまして枝川分団の30年度の本番までの訓練に係る費用弁償としまして300万円。そして、枝川分団選手の本大会に係る費用弁償として30万円。そして、枝川分団の現地練習に係る費用弁償としまして30万円。 次に、105ページの真ん中ほどの委託料、説明の運搬48万6,000円、これにつきましては現地富山までの消防ポンプ自動車の運搬費でございます。その2段下の備品購入費、消防団備品の335万円のうち消防操法に係りますホースの購入費18本分でございますが、これが66万960円、ここまで合わせまして978万7,000円となっております。 私のほうからは以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 中嶋町民課長。 ◎町民課長(中嶋隆司君) 7番、池沢議員のご質問にお答えします。 町税ここ5年間の推移をまず申し上げます。 26年から30年ということで、26年度から28年度までは決算になっておりますので決算のほうで、29、30は予算額ということで1,000円単位で言わせていただきます。まず、26年度は25億7,400万8,000円、27年度25億2,400万9,000円、次28年度25億4,136万2,000円、続きまして29年度につきましては先ほど申しましたように予算額ということで25億5,000円です、続きまして30年度24億6,600。 続きまして30年度の減額されている主な要因はということでございます。主な要因というか、税目でいえば固定資産税でございまして、まず土地につきましては緩やかに下落してますので約500万円の減であろうと、家屋につきましては3年に1回の評価がえがございますので、それにおきまして2,600万円ぐらいの減であると、あと償却資産、これは毎年償却していきますが、それが1,800万円ぐらいということで合計が4,900万円ぐらいの減ということでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 川村上下水道課長。 ◎上下水道課長(川村敏之君) 7番、池沢議員からのご質問にお答えをします。 予算説明書の101ページをお願いします。 目4、その中の13委託料、それと14使用料及び賃借料、次に15工事請負費について説明をさせていただきます。 まず、委託料の一番上の浸水対策事業でございますが、これは枝川地区浸水対策のポンプ場建屋建築工事を除いた工事の積算と施工管理を高知県技術公社に委託しようとするものでございます。次に、東浦ポンプ場の建屋建築工事につきましては、建築士の資格を有した者に施工管理を委託しようとするものでございます。次、一番下のポンプ場改築事業でございます。これは、平成27年度に策定をしました長寿命化計画に基づきまして、老朽化をしました枝川雨水ポンプ場沈渣値設備の改築工事を日本下水道事業団に委託しようとするものでございます。 次に、14節使用料及び賃借料でございます。西浦ポンプ場建築工事や北浦地区の水路改修工事の際に必要となります作業ヤード、資材置き場等に使用します借地料としまして計上をしております。 次に、15節の7億7,338万8,000円について説明をさせていただきます。 まず、一番上の枝川第1雨水渠整備についてでございますが、これは西浦4の1、5、9区の宇治川左岸地区の雨水渠設置工事と東浦天神ヶ谷川左岸地区の雨水渠の設置、マンホールポンプ設置工事の予算となっております。 次に、枝川第2雨水渠整備は、北浦地区の水路改修工事の予算となっております。 西浦ポンプ場整備事業は土木でございまして、躯体工事とポンプ本体の製作、ポンプを動かすための電気設備の製作を行う予算となっております。 一番下でございます。東浦ポンプ場整備事業は土木躯体工事と電気棟の建築工事の予算となっております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 水田土木課長。 ◎土木課長(水田正孝君) 7番、池沢議員のご質問にお答えをします。 99ページになります。下のほうになっておりますが、崖崩れ住家防災対策事業費の工事請負費2,500万円の計上をさせていただいておりますが、平成29年度は昨年度は5,600万円の計上でございました。減額した理由を求めるということでございます。 毎年、この崖崩れ住家防災対策事業につきましては、年度当初に施工確定箇所の金額をまず算出いたしまして、それプラス当該年度に想定される見込み額を1,500万円を想定いたしまして加えまして計上させていただいてるところでございます。30年度につきましては2件、高薮と枝川地区にありまして、その2件で1,000万円の想定されておりますので、1,500万円の年度内に発生するであろうと、想定ですけど、そういうことで2,500万円を計上させていただいてます。なお、年度途中に1,500万円を超えるような住居の災害等ありましたら、補正対応ということでまたよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 藤岡教育長。 ◎教育長(藤岡孝雄君) 7番議員よりご質問のありました議員個人に賃借料を支払っている土地借り上げについてお答えをいたします。 予算書116ページ、教育費、小学校費の学校管理費の14使用料及び賃借料の土地借り上げ料527万9,000円のうちの1件でございまして、その内容といたしましては開始時期は平成28年4月1日から、そして場所の件については吾北地区の休校となりました小学校の土地借り上げで、通路部分の借り上げとなっております。金額については年間8,048円、契約相手については委員会のほうにおきましても公開の申し出を受けましてお名前を公表いたしますが、契約の相手が筒井公二氏でございます。 以下の質問につきましては、次長のほうからお答えをさせていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 山崎教育次長。 ◎教育次長(山崎泰代君) 7番、池沢議員のご質問に、ご質問の順番にお答えさせていただきます。 まず、114ページの給食配送先の小・中学校の改修工事の474万6,000円の内訳のご質問がございました。伊野中学校が352万5,120円、伊野南中学校が95万3,640円、伊野南小学校が、屋外部分ですが26万6,760円でございます。 続いて、117ページの枝川小学校の耐震補強改修工事の具体の工事内訳と内容説明ということでのご質問でございました。枝川小学校の耐震に係る補強及び改修工事といたしまして金額が2,032万6,680円でございまして、工事の内容でございますが枝川小学校昇降棟、それから給食室の耐震補強としまして、昇降棟及び給食室の屋根面のブレースの取りかえ、昇降棟のサッシの取りかえ、給食室の照明器具の工事に伴う一時撤去そして再取りつけ、それから北渡り廊下棟の改修でございますが、エキスパンションジョイント部分のクリアランス幅を拡幅及び金物の取りかえ、それから屋上防水の改修がございます。そして、給食室のほうですけれども工事のためにダクトフードの一部撤去と再取りつけがございます。これらに伴う内装仕上げの撤去、新設がございます。 そしてもう一つ、給食配送車の受け入れ口の改修がございます。それが419万7,960円でございます。工事の内容としましては、車寄せの部分のひさしをつくること、そしてプラットフォーム整備、そして外部通路の舗装のやりかえがございます。 続いて、ページ64の保育所費のほうでございますが、川内保育園の改築工事の工事着工予定日と川内保育園での保育再開予定日のご質問がございました。工事着工予定は平成30年9月の予定でございます。川内保育園での保育再開ができる予定としましては、平成31年7月中旬に工事が完了しまして、8月上旬から中旬にかけて再開できるように努めてまいりたいと考えております。 それから、121ページの吾北分校の支援について予算計上までにどのような協議が行われて、支援策についてどのような提案を受けたのかというご質問がございました。平成29年度においては町職員に吾北分校の存続に向けた提案の募集を行いました。それに対しまして学力向上に向けた取り組みの実施や寄宿舎の設置のことなどの意見をいただきました。これ以外に町職員独自の提案で、魅力ある学校づくりのため新たな学科の開設などの意見もあり、提案者を交えて教育委員会と吾北分校とで協議を深めていく中で、教育委員会からは吾北分校に対して魅力ある学校づくりのために新たな独自性のあるスポーツクラブの開設の提案も校長先生、教頭先生同席の上で提案させていただき、ご意見をお伺いしたりもいたしております。 また、いの町の未来を考える会においても寄宿舎や通学の便を考えてほしいというようなご提案もいただき、県立学校再編計画に向けた町職員、学校、地域関係者による協議等においても検討したところでございます。寄宿舎の整備や通学の便の確保につきましては今後も引き続き検討してまいりますが、吾北分校に対する町の財政的支援については継続し、学校から新たな取り組みに対する支援の要望があった場合には可能な限り協力する方向でということでお話をさせていただいております。 吾北分校の魅力や町支援策の情報発信についてのご意見もございました。平成30年度は情報発信のツールとしてDVD作成の費用計上を少額ではございますが需用費のほうにさせていただいております。これについては、吾北分校と協議を行い30年度の早期完成、情報発信の活用に向けて生徒とともにチームを組んで、町と学校がチームとなって分校存続への思いを込めながら作成に向けて現在取り組んでおります。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田仁淀病院事務長補佐。 ◎仁淀病院事務長補佐(池田俊二君) 7番、池沢議員より議員との賃貸借契約につきましてご質問がございましたが、これも名前の公表をご本人から申し出がございました。議案第39号病院事業会計の予算書の30ページをお開きください。 30ページの中段に13賃借料、備考欄、駐車場98万3,000円とございますが、この契約の相手方は土居豊榮氏でございます。 以上になります。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。7番、池沢紀子君。 ◆7番(池沢紀子君) 2回目の質疑を行います。 まず、町長のほうからご答弁いただきました。その参考資料についてなんですけれども、これまでの経過の中で、今時点において総合政策課ができてないからこれまでのやり方に従って総合政策課の一文字も入れてなかったんだけれども、米印をつけて訂正をしましたという答弁でした。この参考資料、こういったものは以前、かなり前ですけれどもついてませんでした。それが議会の提案によりましてつくようになってから何年も経過をしております。それで、町行政の住民に対する情報公開、事業、施策の説明責任は果たしつつあり、また住民にとってもより身近なものと感じられるようになってきているのではないかと思います。 さて、この参考資料の、町長が言われましたものは様式は決まっておりません、県のほうに問い合わせをしました。それで、町長の判断としまして総合政策課、平成30年度一般会計所属別当初予算の特徴、主要施策の概要を目次の中へ議会事務局、監査委員事務局、総務課。総務課の上か下かはわかりませんけれども、総合政策課って入れてそれで目次に入れて、次の1ページからずっとあるわけですけれども、ここに総合政策課としての予算の特徴とか主要施策の概要といったものを町長の判断でできますので、様式決まってないわけですから、判断でできたんです。そういったこともせっかく総合政策課30年度からするわけですから、これ平成30年度の事業の一般会計所属別の当初予算の特徴、主要施策の概要ですから、こういったことは町長の判断でできました。そういったことについてもスピード感を持ってやるべきだったと考えます。 それで、町長の見解もお尋ねをしておきます。そして、これまでに従来どおりとかというのもありますけれども、よりよくするためにはいろんなことに気づかれて改善、改正していくことは、やっぱり今の町政に求められていることではないかと思います。 そして次に、区長連合会の補助90万円は29年度は視察研修に行ったのでっていうことですが、総務課長にお尋ねをいたします。 この区長連合会につきましては、この区長連合会に入ってない区長の集団、そういったところもあります。それにつきまして、区長連合会に入ってない区長の方たちも区長にかわりありません。そういった方たちについてこの研修は29年度行われたのか、もし行われていないとしたら、やはり公平性の面からして区長連合会に入ってなかったとしても何らかの配慮が必要ではないだろうかと私は考えますが、いかがでしょうか。 それと次に、町単独補助金について町長からお答えをいただきありがとうございました。その中で、町長はスクラップはなかなか困難やったと、それでこれからはスクラップもあるかもしれないがビルドもあると、こう言われました。それで、町単独補助金につきましては平成30年度一般会計当初予算上の町単独補助金一覧表9ページから11ページにありますが、実は29年度と30年度を比べましたら減額の88万7,000円、さほど大きな差は合計としては上がってきてないんですが、町長も言われましたように補助金額が上がったり下がったりしましたという報告がありました。 では、その中でいの町商工会について前年度比267万4,000円の減、いの町観光協会には245万3,000円の増となっております。その説明を、この増減の説明を求めます。また、町民祭仁淀川まつり実行委員会につきましては70万円増、前年度比較です。それで、ほのほの王国もみじまつり実行委員会に対しましては120万円の減、また有害鳥獣被害対象事業が減額の50万円となっております。なかなかこの有害鳥獣被害がふえていると住民の方からも聞いておりますが、これ減額の50万円となっております。これについての説明をお願いをいたします。 そして、121ページの吾北分校支援について教育次長のほうからご答弁をいただきありがとうございました。それで、その支援についてですけれども、通学支援についてバス代とかいろんなので通学の援助がなされておりますが、この通学支援について援助額の増についてのご検討はなされなかったのか、あわせてお尋ねをいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。 ◎町長(池田牧子君) 7番、池沢議員の2回目のご質問にお答えいたします。 私からは、当初予算の特徴、主要施策の概要について様式が決まっていないからできたのではないか、よりよくするための改善が必要であるというご質問をいただきました。これは確かに様式が決まっておりませんので、この中で総合政策課を入れるかどうかというところは管財契約課ができたときにもそういったものが、管財契約課それから土木課等ができたときも当初予算のほうに書いていなかったという流れの中で今回この総務課それから産業経済課の中に組み込まれているというところで今回このようにさせていただいたところでご指摘をいただきました中で、管財契約課等ができたときの中ではそういったお話がなかったということでしたのでこのままで行かさせていただいたという経緯でございますので、今回こういったご指摘をいただいた中で次回に向けて改善できるところをしていきたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 筒井総務課長。 ◎総務課長(筒井誠人君) 7番、池沢議員の区長連合会補助の件でご質問がございました。視察補助、平成29年度の分についてですが、連合会に入っていないところについて公平性の面でどうかといったご質問であったと思います。この連合会への補助につきましては、対象は連合会となっておりますので、現行の要綱ではその他の団体については難しいかと思いますけども、そういった実情そして課題があることは承知をいたしておりますので、今後検討させていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 川崎産業経済課長。 ◎産業経済課長(川崎信一君) 7番、池沢議員のご質問にお答えいたします。 私のほうからは、町単独補助の10ページのところで、まず鳥獣費の50万円の減額ですが、これ有害鳥獣被害対象事業としてますが、これは電気柵の補助金でありまして結構もう何年もやってましてある程度行き渡っているので、最近はちょっと少なくなっているので減額させていただいてます。 そして、いの町商工会の減額ですが、これは主なもの、庁舎の南にあります暮らしのかけ橋なないろ、そこの運営に関して出してましたので、その分はそこへ観光協会が4月1日から行くことになってますので、その運営費の分をカットしてます。 そして、観光協会の増額につきましては、まずそこへ来ることによって家賃とか光熱費が発生しますので、約100万円ぐらいの増額を見込んでます。そして、残りにつきましては今までふるさと納税の手数料が結構ありましたけど、ここ数年で減額してきてますので、今まで繰越金で一定やってましたけどそれもなくなってきて運営が厳しくなっているので、ふるさと納税の減額を見込んでの増額となってます。 そして、いの町民祭仁淀川まつり実行委員会の70万円の増額ですけど、ご存じのように大きいところの寄附が見込めないところが1点、申しますと、いのにありましたパチンコ屋さんです。そこがかなり大口がありましたが、そこの減額が見込まれます。そして、今まで若干寄附金で対応してましたけど、去年は豪雨によりまして電柱と草刈りが二重に張らないかんようになった関係でほとんど繰越金がないので、今回70万円の増額をしております。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 和田吾北総合支所長。 ◎吾北総合支所長(和田耕明君) 私からは、同じく10ページのほのほの王国もみじまつり実行委員会の減額120万円の件でございます。このことは実行委員会ともお話をしまして、これまで往年の歌手といいますか、そういう方を呼んで歌を歌うとかそういうことをやってまいりましたが、やはり入場者について少し頭打ちでもあるといったことで、ここは見直してもう少しよりよいお祭りにしようじゃないかというところで、そこの部分をちょっと削って新しいお祭りをつくり上げたいというところで減額をしております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 山崎教育次長。 ◎教育次長(山崎泰代君) 7番、池沢議員のご質問にお答えいたします。 追手前吾北分校の生徒の通学費の補助金について、121ページでございます、申しわけございません、121ページの追手前吾北分校の通学費の補助金について見直しを行わなかったのかということでございますが、この制度は平成24年度から始めたものでございますが、平成24年の当時は2分の1の補助でございました。そして、平成27年に3分の2に上げさせていただいておりまして、平成30年度についてはその見直しは行っておりません。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。7番、池沢紀子君。 ◆7番(池沢紀子君) 和田吾北総合支所長からほのほの王国もみじまつり実行委員会に対する町単独補助金が120万円減になっていると、前年度比、それの理由が入場者が頭打ちでそういったお祭りを見直すために予算を削ったというような回答ではなかったかと思いますけれども、そういう歌手を呼んでたのをそれをやめたと、そしたら新しいまた企画を打ち出して予算をつけてすると、そういったものをやめて予算を削るんじゃなくて、イベント特に吾北、本川両地区の活性化のためにもこういったイベントが大事ではなかろうかと思いますので、新しい企画っていうのができてきて、それで120万円削るんじゃなくて120万円置いといて歌手を呼んできてという、それにかわるものを企画提案してこられたらよりよかったのではなかろうかと思いますが、いかがなものでしょうか。 それと、3回目ですので説明を求めますところが、議員の兼業規定で馬路村の村議が失職という新聞記事が出てから何日かたっての質問がありましたが、個人名が個人情報の保護、本人の申し立てにより公表ということでこの議会で明らかになり、契約年月日と個人名とそれと金額が提示されましたが、そのおのおの3点について契約に至るまでの経緯、始まりがどうあって今現在にそういった契約が続いているということについての説明を求めます。 ○議長(高橋幸十郎君) 和田吾北総合支所長。 ◎吾北総合支所長(和田耕明君) 7番、池沢議員からもみじまつりの件についてご質問がございました。もみじまつりについては、ご存じのとおりグリーンパークほどので開催をしておりまして、1日だけの開催となっております。やはりグリーンパークほどのに人をもっと呼び込んでいきたいという思いもございまして、少しこの単独事業で減った分といいますか、その分を活用して例えば魅力あるバンガローづくりとか、そういったものにもっと企画を出していきたいということで、そこら辺の部分に充てたいというふうに考えております。 それから、減ったということでございますが、減ったなりのよりよい企画をもっと実行委員会と出していきたいと考えております。それで町民の皆様にも喜んでいただけるようなイベントにしたいと考えておりますので、歌手といいますか、そこの部分で今まで本当にそこは使い過ぎてたのかなという思いもございますので、そこは改めていきたいというふうに考えてこういう予算にしました。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 筒井総務課長。 ◎総務課長(筒井誠人君) 7番、池沢議員から議員の土地の借り上げの問題についてご質問がございました。借り上げの内容につきましては携帯電話の伝送路の電柱の敷地料ということでございますが、経緯につきましてはそこまでの了承を得ているかどうかといったところを確認をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(高橋幸十郎君) 藤岡教育長。 ◎教育長(藤岡孝雄君) 7番の議員の3回目のご質問ですが、教育委員会の土地借り上げについてもいま一度確認をさせていただいて、後ほどお答えをさせていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田仁淀病院事務長補佐。 ◎仁淀病院事務長補佐(池田俊二君) 7番、池沢議員の3回目のご質問にお答えいたします。 これ契約は平成8年4月1日からになっておりまして、その当時旧の一部事務組合、日高村等の、病院も古い前の病院でございまして、駐車場がもういっぱいで手狭になって病院一部事務組合のほうから申し出で貸してくれということで、当時まだご本人も議員にはなられてなかったようで、そういう経緯で賃貸借契約を結ばれたということでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 暫時休憩します。午後3時35分に再開します。      休憩 15時20分      開議 15時35分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第27号の質疑を続けます。質疑はありませんか。答弁か。筒井総務課長。 ◎総務課長(筒井誠人君) 議案第27号の中で電柱の借り上げの関係の答弁を保留していた分をお答えさせていただきます。 経緯といたしましては、平成22年に町のほうが携帯電話の伝送路を引きたいということで、その電柱を立てる場所の所有者の方に了解を得て契約をいたしております。その後、平成26年度にその方が亡くなりまして、相続人であります議員に名義変更をお願いして契約したという経緯でございます。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 藤岡教育長。 ◎教育長(藤岡孝雄君) 7番議員に保留しておりました答弁をさせていただきます。 ご本人の承諾を得ましたのでお答えしますが、まず当初契約は昭和45年4月1日からでございます。名義人が死亡のために、お答えしたとおり平成28年4月1日名義変更届によりまして筒井議員に変更となった経緯でございます。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。8番、市川賢仁君。 ◆8番(市川賢仁君) 95ページ、土木管理費の中で備品購入に32万4,000円のドローンというのが計上されておりますけども、これは何機どこに配備されるのでしょうか。 ○議長(高橋幸十郎君) 水田土木課長。 ◎土木課長(水田正孝君) 8番、市川議員のほうからご質問のありました95ページ備品購入費のドローンですが、1台ということで当面配備の予定をしております。配備の予定はまず本庁ということで、本来3台を予定したいところなのですが、災害の事務費等でまた発生して事務費が対応できるようになれば各支所、総合支所間、本庁ということで3台を進めてまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 8番、市川賢仁君。 ◆8番(市川賢仁君) 土木課長より災害があれば配備をということでお答えをいただきました。町長、8月29日に本川の未来を考える会が開かれております。その越裏門地区で災害が発生したときに道路が通れなくなったらドローンでその先の状況がわかるんでという要望があったと思います。そのときに、町長は災害が起これば計上するというふうにお答えをいただきました。その後、9月には農林災、公共災合わせて8,000万円ぐらいの予算が計上されております。また、12月には農林災合わせて6,000万円程度が計上されておりますが、ここではドローンを購入する考えはなかったのか、お伺いをいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。 ◎町長(池田牧子君) 8番、市川議員のご質問にお答えいたします。 その災害が発生したときに検討いたしました。そのときの土木課初め両総合支所との検討の中でまず車の購入ということになりまして、それは車のほうを購入いたしました。ということで、今回土木課長が答弁いたしましたとおり、やはり3台必要であるというところから、今後そういったことに対して災害が起こりましたときの事務費で対応していきたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質問はありませんか。11番、岡田竜平君。 ◆11番(岡田竜平君) 64ページ、お願いします。 民生費の中の委託料、一番上の設計600万円に関してなんですけども、この600万円の設計の費用は八田保育園改築工事に係る設計とお聞きしております。八田保育園の今後の改築工事の際にも川内保育園の改築のときと同様に別の園に子どもを預けなければなりませんので、近隣の保育所の協力を得ながらの工事になると思うのですけども、実際その際の対象となるような園が決まっているようなものなのか、さらにそしてそこに送迎バスのようなものが運行されるのか、そのようなところを教えていただいても構いませんか。そして、それが保護者に周知がどうなっているのかも一緒にお願いします。 ○議長(高橋幸十郎君) 山崎教育次長。 ◎教育次長(山崎泰代君) 11番、岡田議員のご質問にお答えいたします。 八田保育園の設計委託料のところで、川内保育園と同様に八田保育園も他の園に預けなければならなくなるということで、その対象となる園が決まっているのかということでございますが、この園につきましては保護者様に選んでいただくようにはなりますが、その時点では川内保育園のほうが耐震の事業が終わっているということですので、より安全な施設としてもお選びいただけるのではないかと考えております。 送迎バスが運行されるのかというところでございますけれども、それは川内保育園のときと同様に保護者様のご意見をお聞きしながら検討してまいりたいと考えております。この八田保育園のこれからの設計それから工事については、平成29年5月17日に保護者様にはご説明させていただき、ご了承いただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 11番、岡田竜平君。 ◆11番(岡田竜平君) 同じ設計に関する別の質問をさせていただこうと思うんですけども、議会にもたびたび設計の図面ができ上がると平面図が資料として配られておりますけども、実際この図面を見て利便性云々とか、もろもろのことつかみにくいところが非常に多いなというのを最初のころから思っておりまして、実際に建築の途中に具合が悪いところが見つかったりして、実際に工事請負契約の一部変更がなされたりしてるんでしょうけども、その変更を少しでもなくすことにもつながるようにと思いまして、設計のこの600万円の中で立体模型の製作の依頼というのができんもんかなと思いまして、もしそれが実現すれば後々に残すこともできますし、そのようなことができれば事前に議員のほうも見ることができたり、利用者も見てここ具合が悪いんじゃないかというような一般の視点でもわかるんじゃないかなと思いましての提案です。よろしくお願いします。 ○議長(高橋幸十郎君) 山崎教育次長。 ◎教育次長(山崎泰代君) 11番、岡田議員のご質問にお答えいたします。 でき上がりのイメージをすることによって変更とかも少なく抑え、また議員の皆様そして利用者の皆様にイメージできてよりよいのではないかというご意見がございました。そういうイメージするものには立体模型という方法もございましょうし、それから今3Dのアイビューというものもあるということございます。このことにつきましては、管財契約課長のほうからお答えさせていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 岡村管財契約課長。 ◎管財契約課長(岡村寛水君) ご指名でございますので、経験上の話と管財契約課の立場としてのご答弁をさせていただきます。 本庁舎建設の際に立体模型を使いまして各住民説明会でありますとか、議員皆さんへの説明会とかっていったところで活用して、説明をさせていただきました。イメージ的には非常にわかりやすいと思われます。ただ、詳細の部分でいいますとかなり模型が当然小さくなるわけでございますので、詳細なところまでわかるのかといえば、使い勝手の所まで行けるかどうかっていうのはちょっと疑問、それぞれの皆様の経験値でありますとか、図面を見たことがあって模型を見たことがある、例えば自分のおうちを建てたことがあって、そういう模型を活用していろいろ経験があるとかといった差によりまして個人個人によって理解度が変わってくるのかなということは経験値として感じました。 それで、先ほど教育次長のほうから最近のパソコンの利用もできると、宅建メーカーのほうがよくやられてるのが、こういうイメージになりますよというような立体画像を使って、自分の目線によって360度見たイメージをこんな形になりますとかといったようなことが今の技術的にいうと可能な図面もあるとお聞きしております。そういうようなことも踏まえていろんな説明資料の作成っていうのは設計事業者とご検討される、発注者側と検討されてそういう資料づくりにというところが一番ベストではないのかなと思います。 それと、管財契約課の立場からいいますと、仕様書、設計業者との契約は当然出てくるわけでございますので、そういったところに関してましてその模型づくりでありますとか、仕様書なりにそこを記載した上での積算、積み上げといったところが必要になってこようと思われます。 それと、国が示しております設計に関する積算基準というものがございますけれども、そこの分野でいいますと、標準業務の中には入っていなくて追加業務の中に模型等というところが記載されております。つまり、そういう業務を行うと仕様書に書きますと設計金額が上がっていくというところにコストの面でも非常に影響がありますので、そういったことは今のサービスでできる、技術的にできる部分と模型をつくったものとどちらがいいのか検討されて仕様書を作成し発注するということが一番スムーズな流れになるのではないかと私は考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。13番、山岡勉君。 ◆13番(山岡勉君) 1点だけどうしてもお伺いをしておきたいと思います。 予算全般のことなんですけど、2018年の地方税財政計画、これに照らして町の今回提案された予算について少しお伺いします。 国の地方財政計画では地方税3,631億円、また地方譲与税3,900億円、これは4,000億円ぐらいの増収を国のほうは見込んでおるわけですけど、いわゆる地方税収と地方交付税はパッケージやと、こういうふうによく言われるわけで、今回地方交付税は3,213億円の減となっております。やっぱり、自治体が自由に使えるとされるこの一般財源は2017年に比べても18年度はそれを上回るような一般財源を確保したと、国のほうはこう言いゆうわけですけど、実際しかし本予算書では町税が5,879万4,000円の減額となっております。主たる理由は固定資産税の評価がえによる4,900万円の減とか、町民税の減額見込みということなんですけど、要するに国の見解と地方の実態というのは随分現在はまだ乖離をしておると、このように言わなければならないと思うんですが、ここら辺について執行部の皆さんの見解はどうなんでしょうか。 それともう一点は、この地方交付税というのは当町なんかにすれば年間の歳入の約42%占めておるわけですけど、今回の45億5,000万円の計上については、これは対前年度比1億円の減なんですけど、今回45億5,000万円としたその根拠についてお伺いをいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 筒井総務課長。 ◎総務課長(筒井誠人君) 13番、山岡議員のご質問にお答えします。 国のほうでは一定の景気回復等を見込んで確保してるというようなことでございますが、地方財政計画上も交付税もマイナスとなっておりまして、町としましても過大な見込みはできないということで地方財政計画のマイナス幅、そして合併算定がえから一本算定のほうへの縮減というものもありますので、それらを見込みまして適切な額を見込まなければならないということでこういった計上としております、交付税につきましては。 それで、地方と中央との経済的な乖離があるんではないかといったところですが、それはあると思います。今、非常に地方財政は厳しい状況が続いておりますので、その中で適切な運営をしていかなければならない、財源の確保も何とかしていかないかんというような思いはございます。それと、交付税の1億円減というのはそういった見込み方をしておりますということでございます。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 13番、山岡勉君。 ◆13番(山岡勉君) そこで、地方交付税の計上に当たっては、算定する根拠というか計算式がこれはあるのはもう先刻ご承知やと思うんですけど、今回1億円減としたのは、例えば地方財政計画による減額分をどれぐらい見込んで、合併算定がえの割り増し終了によると減額分についてはことしは割り増し分の50%まで減額する年に当たるわけです。そこら辺の1億円の減の中で本体分の減額をどれぐらい見込んで、合併算定がえによる割り増し分の減額をどれくらい見込んでいるかというのを、それぐらいの計算は当然されてるんですかね。 ○議長(高橋幸十郎君) 筒井総務課長。 ◎総務課長(筒井誠人君) 13番、山岡議員のご質問にお答えします。 地財計画のマイナスにつきましてはマイナス2%ということでございますので、そのマイナス分として合併算定がえによる縮減分をあわせて勘案しまして、これまでの予算を立てる上での経験も踏まえましてこういった数値といたしております。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑ありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで議案第27号の質疑を終わります。 議案第28号平成30年度いの町水資源対策特別会計予算議定に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで議案第28号の質疑を終わります。 議案第29号平成30年度いの町墓地公園事業特別会計予算議定に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで議案第29号の質疑を終わります。 議案第30号平成30年度いの町国民健康保険特別会計(事業勘定)予算議定に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで議案第30号の質疑を終わります。 議案第31号平成30年度いの町国民健康保険特別会計(直診勘定)予算議定に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで議案第31号の質疑を終わります。 議案第32号平成30年度いの町後期高齢者医療特別会計予算議定に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで議案第32号の質疑を終わります。 議案第33号平成30年度いの町介護保険特別会計予算議定に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。12番、山崎きよ君。 ◆12番(山崎きよ君) 現在、利用料についてはある一定の所得があれば2割負担ということになっていて、平成30年度からは3割負担の利用者が出てくるということで、どれぐらいの人数になるのかということと、それが利用の抑制につながるということにはならないかということをお聞きします。 ○議長(高橋幸十郎君) 澁谷ほけん福祉課長
    ◎ほけん福祉課長澁谷幸代君) 12番、山崎議員のご質問にお答えいたします。 議員おっしゃられるように、30年度から3割負担の方がふえるようになっております。平成30年3月8日現在で想定して人数を出しております。判定有効者数が1,521人です。そのうち1割負担の方1,429人おられまして、現在の2割負担の方は92人というとこでございます。この92名の中から3割に想定される方は25名想定されます。あくまでも想定の人数となります。利用量の抑制といったところには直接はつながらないと思っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。13番、山岡勉君。 ◆13番(山岡勉君) 説明書の16ページで1つだけお伺いしときます。 3款の地域支援事業費、これが前年度893万3,000円、本年度1,891万2,000円、997万9,000円の増額になっておるんですけど、これはいわゆる総合事業の完全実施ということでこの分が予算がふえてるというふうに理解してよろしいですか。 それからもう一点、その下の一般介護予防事業費、これが前年度1,919万円に対して本年955万円、この一般介護予防事業費事業というのは何か一次事業、二次事業というふうになったんですかね、たしか。これは対前年度ほぼ半額の予算計上なんですが、もしかしたら平成29年度の決算見込みでこういう計上になっているんでしょうか、お伺いします。 ○議長(高橋幸十郎君) 澁谷ほけん福祉課長。 ◎ほけん福祉課長澁谷幸代君) 13番、山岡議員のご質問にお答えいたします。 先ほど山岡議員がおっしゃられましたとおり、新しい総合事業の訪問型サービス、通所型サービスのほうが完全移行ができまして、30年度は1年間の予算となっておりますので完全に移行ができたというふうな予算編成となっております。これをもちまして訪問型、通所型のサービスはこちらに移行しております。こちらのほうが要支援1、2の方へのサービスでございますので、こちらの2目の一般介護予防事業のほうには特に給付費は見込んで今おりませんので、実際要支援1、2の方はこの1目のこの事業と、そして手前のページに戻りまして11ページでございますけれども、保険給付費の1目の介護予防サービス給付費のほうでその他の事業が組まれております。このそしてあと一般介護予防事業の減額につきましては、17ページの分ですけれども、るんるん若ガエル体操のDVDを29年度作成しましたので、その分がもう30年度はありませんので減ってるということでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑ありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで議案第33号の質疑を終わります。 議案第34号平成30年度いの町特別養護老人ホーム特別会計予算議定に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで議案第34号の質疑を終わります。 議案第35号平成30年度いの町下水道事業特別会計予算議定に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。11番、岡田竜平君。 ◆11番(岡田竜平君) 説明書の8ページ、お願いします。 款1下水道費、項2下水道施設費、目1下水道建設費、節13の委託費8,756万円の設計、その中に1,188万円がストックマネジメントに係る施設台帳整理の費用ということでご説明をいただきました。これは、特別会計から公営企業会計への移行準備のためと考えてよろしいでしょうか。もしくは全然別の理由でこの施設台帳の整理をしようとするものなのか、お願いします。 ○議長(高橋幸十郎君) 川村上下水道課長。 ◎上下水道課長(川村敏之君) 8ページの委託料の8,756万円の中のこと、ストックマネジメントのことについて説明をさせていただきます。 まず、これまで実施をしてきました長寿命計画は、下水道施設の一部を対象として策定をしておりました。ストックマネジメント計画は、下水道施設全体を一体的に捉えて策定をしていくものでございます。処理場、ポンプ場、管渠等全ての施設を対象に策定する必要がございます。 そこで、公営企業への準備かということなんですが、現在国からの資料としましては、3万人以上の団体については平成31年度までに公営企業会計の適用について要請がなされております。平成32年以降につきまして3万人以下の団体についても公営企業会計への適用を行うことが求められてくると考えております。 そこで、現在この計画を策定することで将来的に企業会計に移行するかしないかということも検討することができると思っております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 11番、岡田竜平君。 ◆11番(岡田竜平君) 今の答弁では、今のところは公営企業会計に移行する前提ではなく、台帳をつくる中で移行にしようかどうしようか考えるようなお答えだったはずですけども、ちょっとおかしいんじゃないですか。今の段階でそこが決まってないのに施設台帳の整理をするっていうのは、ストックマネジメントの考え方っていうのが浸透してないっていうことじゃないです。とりあえずやらないかんき、長寿命化計画から全体的なストックマネジメントで施設全体を管理するというところに移った、それだけでしょ。その先が何にもなしで始めるっていうのは、余りにも下水道事業を甘く見ているんじゃないです。 一般質問でも以前たくさん言わせていただいたので、事細かなところはもうここでは言いませんけども、ストックマネジメントの手法を取り入れること、そして施設台帳の整理をすること、一般質問のときに課長のほうからも下水道事業が健全経営の状態ではないという自覚はあるようなご答弁もいただいてます。実際、総務省のほうから公営企業会計の強制的な移行というような形の話は来てませんけども、進めるべきだというような通達は来てます。このような状態で、きょうびいの町のような状態で下水道事業の中で施設台帳整理をする場合に公営企業会計への移行が前提じゃなくやるというのは全然理解ができません。もう少しご説明をお願いします。 ○議長(高橋幸十郎君) 川村上下水道課長。 ◎上下水道課長(川村敏之君) 11番、岡田議員のご質問にお答えをしたいと思います。 まず、長寿命計画が平成32年度で長寿命計画による事業の推進というものが終わります。そのかわりにストックマネジメント計画へ移行をする必要があります。ですので、本年度資産台帳の整備を行うようにしております。 そういうことで、町としましては公営企業会計に移行する移行しないにかかわらず、またこの台帳の整備を進めたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質問はありませんか。10番、森田千鶴子君。 ◆10番(森田千鶴子君) 勉強不足で私も少しわかりませんから単純な質問になるかもしれませんけれども、汚水処理事業包括的民間委託で債務負担行為を1億6,704万3,000円にして27年度から平成29年度までで汚水処理事業包括的民間委託、平成30年度に6,543万6,000円を民間委託に対する債務負担行為でお金を出されておりますが、この汚水処理事業包括的民間委託とはどのようなものなんでしょうか、お伺いします。 ○議長(高橋幸十郎君) 川村上下水道課長。 ◎上下水道課長(川村敏之君) 10番、森田議員のご質問にお答えをします。 いの町の下水道事業、伊野浄水苑の維持管理の委託をしております、これが3年契約、28、29、30と契約をしておりまして30年度で切れるわけですけど、通常の維持管理に加えまして電気代とか薬品代とかというものをプラスした金額で3年間の予算を決めております。3年の契約をするわけですので、債務負担行為をとって契約をしてもらっているものでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質問はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで議案第35号の質疑を終わります。 議案第36号平成30年度いの町農業集落排水事業特別会計予算議定に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。3番、井上敏雄君。 ◆3番(井上敏雄君) 3ページ、款2使用料及び手数料で節の1農業集落排水施設利用料652万円ということで収入の割には費用が多額にかかっている状況なんですが、前回この質問をする中で八代地区に限って申しますと計画人口が520人と、それで当初開始時には254人が今319人と、あと201人の余裕があるわけなんですが、そうするとその八代地区に限ってですが企業の進出等も予想されておりますが、これらに対しての町から働きかけができるものか、集落排水加入が働きかけができるものか、あるいは企業だから農業集落排水には入らないかどうか、その辺もお伺いいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 川村上下水道課長。 ◎上下水道課長(川村敏之君) 3番、井上議員からのご質問にお答えをします。 八代の農業集落に余裕があるということで企業の勧誘ができないかっていうご質問であったかと思います。今現在、企業のほうから農業集落排水処理施設の利用ができないかっていう問い合わせがございます。それは、八代地区の処理組合というか、そちらのほうとも協議をした上で了解が得られるんであれば、町としては処理施設へ入れることに対して異議があるものではございません。そういうことでよろしいでしょうか。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで議案第36号の質疑を終わります。 次に、議案第37号平成30年度いの町天王地区汚水処理施設事業特別会計予算議定に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。10番、森田千鶴子君。 ◆10番(森田千鶴子君) この天王の汚水処理施設ですけれども、大型合併処理槽でこれに関する維持管理費は1,000万円足らず、収入は四、五千万円入る、加入者の割合で大変維持管理費が天王は安いですけれども、これをこちらの公共下水のほうへ入れたら1,000万円くらい費用が少なく削減されるということで今一緒にする計画を立てられている中で、この天王の汚水処理施設の建設の下水道事業債を2,590万円、事業債を借るようにしております。この2,590万円、これが汚水処理施設費2,590万円、この汚水処理施設費というのは何の費用なのでしょうか。それとも、2,590万円下水道事業債ですけれども、これは2,590万円交付税措置のある事業債なのでしょうか、それと借入利子は幾らなんでしょうか、お伺いをいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 川村上下水道課長。 ◎上下水道課長(川村敏之君) 10番、森田議員からのご質問にお答えをします。 質疑メモでいただいておりました下水道の2,590万円の利子は幾らかということでございますが、下水道事業債2,590万円に対しまして利子を試算しますと277万9,338円となります。 この汚水処理施設費でございますが。 ○議長(高橋幸十郎君) 大きな声でお願いします。 ◎上下水道課長(川村敏之君) 汚水処理施設費でございますが、これは管渠及び施設の改良実施設計をする経費と、それと天王の既設の施設の既設管の調査をする費用を見ております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 10番、森田千鶴子君。 ◆10番(森田千鶴子君) この天王地区の汚水処理施設に対しましては、これの施設の改廃とかいろいろするために4億六、七千万円の基金がございます。私は、借金をして、またそれに利子を払うよりはその基金を使われたほうがいいのではないかと思いますけど、いかがでしょうか。 ○議長(高橋幸十郎君) 川村上下水道課長。 ◎上下水道課長(川村敏之君) 済いません、先ほどの最初の質問の中で交付税措置はという質問の答弁が抜かっておりました。下水道事業の算定式に当てはめますと42%の交付税措置がございます。 それと、借金をするより基金を使ったほうがいいのではというご質問でございましたが、2,590万円借り入れた場合に交付税措置が1,087万8,000円と試算をしております。起債の利子277万9,338円を差し引きますと、809万8,662円が有利になるものではないかと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで議案第37号の質疑を終わります。 議案第38号平成30年度いの町水道事業会計予算議定に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。7番、池沢紀子君。 ◆7番(池沢紀子君) 町長にお伺いをいたします。 簡水の特別会計との統合によりまして最初の当初予算ですけれども、それに見える今後の課題、水道料金値上げについて町長行政報告でも触れておりますけれども、この予算の12ページ、29年度いの町水道事業予定損益計算書の中の当年度純損失2,480万8,000円と17ページの経常損失金額当年度純損失で3,785万6,000円、統合により1,304万8,000円の赤字が増額したと理解、読み取ることができますが、それで行政報告によりますと本年度は適切なアセットマネジメントと財務の健全性確保の両立を目指し、計画期間を平成29年度から平成38年度の10年間とした中・長期的な投資財政計画を踏まえた経営戦略を策定しました。今後の収支見通しは赤字が継続し、現状のままでは将来にわたり持続可能な水道事業の継続が困難となることが明らかになりました。このため時期を失せず早急に赤字を解消し、経営健全化へ向けた取り組みを進めていく必要があることから、平成30年度には適正な料金水準について審議していただく水道経営審議会を設置し、財源確保の方向性を示していきたいと考えておりますとあります。 さて、町長におきましては統合前から水道料金の値上げについては議論をされてきているところですが、この水道経営審議会を平成30年度に設置しますが、この結論をいつごろに見出して水道料金の値上がりについての方向性、財源確保の方向性も示して、目的の年度、これから何年後ぐらいに町長として考えてられるのか、お尋ねをいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。 ◎町長(池田牧子君) 7番、池沢議員のご質問にお答えいたします。 簡水特会との統合による最初の事業年度であります本年度にアセットマネジメントを行い更新計画と経営戦略を策定しました。議員おっしゃられたとおり、私も行政報告いたしました来年度純損失が継続し、経営状況が厳しくなるという見通しが出てきましたので、取り組みを進めていかなければならないという状況でございます。30年度に経営審議会を設置し、適正な料金水準について審議しなければならないと考えているところでございます。 いつというところでございますけれども、30年度に審議をいたしまして、31年度、32年度からの料金改定というところに進んでいかなければならないと考えているところでございますが、まず適正な料金の水準を審議してということになりますので、その後ということになってまいります。お配りしております投資財政計画の中にもどういった支出の経緯になっているのかというところでお示ししているとおりで、そういったところから適正な料金水準について審議して、それからということになると考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。7番、池沢紀子君。 ◆7番(池沢紀子君) 適正な料金を審議するところで2年、3年かけて審議するのか、それとも1年でとかという、そういう目的到達地点をまず設定しないと審議内容についても充実したものが図られないんじゃないかと考えられますが、町長は平成31年度から平成32年度ぐらいの料金改定に向けて進んでいくということでよろしいでしょうか。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。 ◎町長(池田牧子君) 池沢議員のご質問にお答えいたします。 30年度に適正化業務の審議会を行って、6月以降に年4回開催する予定をしているところでございまして、30年度4回開催後というふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに。10番、森田千鶴子君。 ◆10番(森田千鶴子君) 水道事業ですけれども、今までの水道事業と簡易水道と分かれておったとき、そのときには簡易水道に対して法定外と法定内と合わせて1億1,198万1,000円、これは27年度ですが、27、28年度とそれだけの1億1,000万円くらいの法定内、法定外の繰り出しをしておったわけです。 それが簡易水道とそれからこちらの上水道と一つになって水道事業になって、それで29年度が補助金が6,710万6,000円で今までより4,000万円くらい少なくなって赤字になって、そして30年は一般会計の補助金が7,793万9,000円となっておりますので、前からもし一緒やったらこれだけの赤字やったと、簡易水道へ行っていた補助金が少なくなった、水道会計自体の赤字は今までなかったわけです。法定内の繰り入れだけで水道会計は済んでおったわけですけれども、簡易水道と一緒にして今まで7,000万円くらいの基準外の繰り出しを簡易水道はしておったけれども、一緒に会計をして基準外の繰り出しが7,793万9,000円の中でどれだけが基準内か、どれだけが基準外かはわかりませんけれども、この繰出金が少なくなって29年度から赤字になったというわけで、本来ならば水道料金はもっと早くに値上げて、余りにも長い間水道料金を上げなかったので急にこういうことになって赤字になったというふうに私は思いますが、これに対してのどのようなお考えなのか、お伺いをいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 川村上下水道課長。 ◎上下水道課長(川村敏之君) 10番、森田議員のご質問にお答えをしたいと思います。 経営戦略、それと町長の行政報告にも赤字が続くということで報告をしました。そうなりましたので、こういった状況が続かないように今も町長が言うたように30年度には基礎となる資料をつくりまして、これを皆さんに説明できるような資料をつくって、こうだから値上げが必要だよっていう説明をさせていただきまして、同意や答申をし、答申が得られるものであれば赤字経営に続かんような水道の経営に進めていきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。7番、池沢紀子君。 ◆7番(池沢紀子君) 私が1回目かな、2回目かな、質疑で以前から水道料金は値上げについて議論があったと言いましたけれども、私の記憶ではそういう議論があったときに例えば水源のことがありまして、水道が濁ったような時期がありまして、そういったところでの水源の移転とかというのもあっていろいろ議論される中で現在に至ってるんではなかろうかと思います。今回、簡水と水道料金が統合するという一つの機会として捉えて、町長の行政報告がありましたように水道料金の値上げについて期間を区切って水道経営審議会を設置してやっていこうという、こういった前向きな行政としての姿勢でなかろうかと思いますが、そういうふうに理解してよろしいですか、町長。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。 ◎町長(池田牧子君) 7番、池沢議員のご質問にお答えいたします。 議員おっしゃられるように、そういったこの機会を捉えて経営戦略を立てた上で議論をしていくと、やはり元となるものがなければなりませんので、そういった戦略を立てさせていただいてこれから議論に入っていくというところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで議案第38号の質疑を終わります。 議案第39号平成30年度いの町病院事業会計予算議定に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで議案第39号の質疑を終わります。 議案第40号平成29年度西浦ポンプ場建設工事(建築)の請負契約の締結に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで議案第40号の質疑を終わります。 議案第41号町道の路線認定に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで議案第41号の質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第2、議案の付託を議題とします。 ただいま議題となっております議案のうち、議案第1号、議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第7号、議案第9号、議案第14号を総務文教常任委員会に、議案第2号、議案第6号、議案第8号、議案第10号、議案第11号、議案第12号、議案第13号を民生環境常任委員会にそれぞれ付託することにしたいと思います。ご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第1号、議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第7号、議案第9号、議案第14号を総務文教常任委員会に、議案第2号、議案第6号、議案第8号、議案第10号、議案第11号、議案第12号、議案第13号を民生環境常任委員会にそれぞれ付託することに決定しました。 各常任委員会は3月13日までに審査を終わるようお願いします。 以上で本日の日程は全部終了しました。 お諮りします。3月10日、3月11日は休日のため、3月12日、3月13日は一般質問準備のため休会とし、3月14日午前10時に再開することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、3月10日から3月13日まで休会とし、3月14日午前10時に再開することに決定しました。 ただいまの時刻は4時38分です。一般質問通告要点に関する訂正、削除はこれより5分以内になっています。 この後、議会運営委員会を401会議室で5時10分から行いますので、委員の皆様はご出席願います。 本日はこれで散会します。      散会 16時38分...