いの町議会 > 2015-12-17 >
12月17日-05号

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  1. いの町議会 2015-12-17
    12月17日-05号


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    いの町議会 平成27年第4回(12月)定例会           平成27年第4回いの町定例会会議録招集年月日  平成27年12月17日(木曜日)場   所  い の 町 議 事 堂出席議員議席番号氏     名議席番号氏     名1 番高  橋  幸 十 郎10番山  岡     勉2 番森  田  千 鶴 子12番尾  崎  敏  明3 番森     幹  夫13番森  木  昭  雄4 番片  岡  聖  盛14番筒  井  公  二5 番大  原  孝  弘15番岡  田  竜  平6 番森  本  節  子16番土  居  豊  榮7 番池  沢  紀  子17番久  武  啓  士8 番伊  東  尚  毅18番筒  井  一  水9 番山  崎  き  よ20番井  上  敏  雄欠席議員議席番号氏     名議席番号氏     名                                                                                                事務局職員出席者事務局長山  中  貴  恵書記山  崎  康  正説明のため出席した者町  長塩  田     始副 町 長筒  井  正  典教 育 長藤  岡  孝  雄吾北総合支所長高  橋  正  代産業経済課長川  崎  信  一本川総合支所長市  川  賢  仁環境課長久  松  隆  雄会計管理者壬  生  憲  一上下水道課長川  村  敏  之吾北総合支所次長和  田  耕  明町民課長中  嶋  隆  司本川総合支所次長山  中  靖  一ほけん福祉課長筒  井  誠  人総務課長山  崎  豊  久森林政策課長野  村  考  宏管財契約課長西  村  正  信国土調査課長岡  林  將  夫土木課長濵  田  孝  男偕楽荘所長吉  良  高  秀教育次長山  崎  泰  代仁淀病院事務長岡  林  正  憲        平成27年第4回定例会議事日程(第5号)        平成27年12月17日(木曜日)午前10時開議        第 1 一般質問               8番  伊  東  尚  毅                15番  岡  田  竜  平           第 2 議案第96号から議案第123号まで                  委員長報告                  討   論                  採   決        第 3 発議第15号 森林・林業政策の推進を求める意見書               第 4 発議第16号 伊方原発3号機の再稼働に反対する意見書        第 5 発議第17号 TPPの合意を撤回し、調印・批准を行わないこと                   を求める意見書        第 6 発議第18号 安全保障関連2法(国際平和支援法平和安全法整                   備法)の廃止を求める意見書        第 7 議員派遣の件        第 8 各常任委員会水資源対策特別委員会高知西バイパス整備促進対            策特別委員会仁淀病院運営特別委員会議会広報特別委員会、議            会改革特別委員会移住推進特別委員会、並びに議会運営委員会閉            会中審査、事務調査の件      開議 10時0分 ○議長(井上敏雄君) おはようございます。 これから本日の会議を開きます。 ご報告します。 18番、筒井一水議員から本日遅刻の届け出がありました。 日程に入ります前にお知らせします。 昨日議員より意見書議案の提出があり、その写しをそれぞれお手元にお配りしてありますので、議員各位にはご確認を願います。 これより日程に入ります。           ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上敏雄君) 日程第1、一般質問を行います。 順番に発言を許します。8番、伊東尚毅君。      〔8番 伊東尚毅君登壇〕 ◆8番(伊東尚毅君) おはようございます。 通告に従いまして、一般質問を行います。 まず、質問主題ですが、観光行政について。質問要点、北の玄関口である道の駅「木の香」の今後についてということで、1点、質問いたします。 過日の行政報告では、平成28年5月31日をもって、オリエントホテル高知指定管理者の取り消しのお願い文書が提出をされております。現在、新たな指定管理者を指定するため、公募を行う準備を進めていると、そういった内容の行政報告がございました。振り返れば、平成11年4月新寒風山トンネルが開通し、その翌年4月に道の駅「木の香」がオープンをいたしました。本川の住民にとって、新寒風山トンネル、道の駅「木の香」は地域振興の起爆剤と期待する悲願の施設でございました。 私は、これまでに何度か、北の玄関口の観光及び、その拠点である道の駅「木の香」に関する質問をしてまいりました。道の駅「木の香」につきましては、町長から利用者のアンケートで宿泊施設の利便性など改善要望が多いため、関連施設、資源、人材など全体を見通した活性化整備計画を検討するなどの答弁をいただいたところでございます。また、最近では、いの町まち・ひと・しごと創生総合戦略として、「地産外商による安定した雇用を創出する」のうち観光振興の中で山岳資源を利用した交流人口の拡大が位置づけられております。これは道の駅「木の香」や山荘しらさ、町道瓶ケ森線など本川エリアの資源を指していると思います。町長の意気込みを強く感じるところでございます。 そして、近い将来南海トラフ地震が発生することも予想されます。その際、状況によっては新寒風山トンネル及び道の駅「木の香」は、支援のための人や物資の大事な役割を担うかもしれません。今回の指定管理者撤退については、周辺住民を初め地域住民にとってショックと不安は大きいものがあります。今まで観光面や地域の行事など、その拠点とした道の駅「木の香」の役割がこれからも果たせるのかといった声が多くあります。そこで、北の玄関口のこれからについての考え、道の駅「木の香」の位置づけについて改めてお伺いをするものでございます。 以上で、1回目の質問を終わります。 ○議長(井上敏雄君) 塩田町長。      〔町長 塩田 始君登壇〕 暫時休憩します。      休憩 10時6分      開議 10時8分 ○議長(井上敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 答弁を求めます。 ◎町長(塩田始君) 8番、伊東議員のご質問にお答えをいたします。 北の玄関口である道の駅「木の香」の今後についてのご質問でございました。 山岳、水資源、里山、清流など町の自然、和紙の歴史、食や人のすばらしさなどを発信するため、いの町観光協会を立ち上げ10年目を迎えました。議員のおっしゃるとおり、いの町まち・ひと・しごと総合戦略観光振興の中に、山岳資源を活用した交流人口の拡大を位置づけているところでございます。道の駅「木の香」の北側には、愛媛や岡山、広島など瀬戸内圏の約150万人のお客様が住んでいます。これからも観光協会を支援しながら、県内外への情報発信、山岳観光の振興などによって、「豊かな自然と心に出会えるまち・いの」の実現のため、観光客や交流人口の増加を目指した施策展開を図ってまいります。 一方、その道の駅「木の香」につきましては、施設完成当初から管理運営をしていただきました指定管理者が撤退するということを重く受けとめ、新たな指定管理者の公募と並行して、宿泊施設利用満足度の低さや、そのほかどのような原因や課題があったのかを精査し、地域への経済効果につながるような必要な計画を議論してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(井上敏雄君) 8番、伊東尚毅君。      〔8番 伊東尚毅君登壇〕 ◆8番(伊東尚毅君) 2回目の質問を行います。 公募につきましてですが、準備を進めているということも行政報告でございましたけれども、公募するには30日間といった期間が必要であります。この年明けの、いつからいつまでの期間で公募されるのか、わかっている範囲でお尋ねをいたしたいと思います。 また、今回の指定管理者の撤退の理由の中に、経済環境の変化や事業継続に向けた新たな活路を見出すことができなかったといった事柄がございます。募集期間中に公募者がもし、いない場合は、どのようにされるかお伺いをしたいと思います。そして、6月から平常どおり営業ができるのか、あわせてお伺いをするものでございます。 以上で、2回目の質問を終わります。 ○議長(井上敏雄君) 塩田町長。      〔町長 塩田 始君登壇〕 ◎町長(塩田始君) 伊東議員の2回目のご質問にお答えいたします。 公募の時期とのご質問がございました。その中で地域経済の変化といったお尋ねもございました。 実は毎年決算状況を報告をしていただいておりますが、私どもでカットする、要するに歳出を、これは必要はないという歳出をカットした中でも年間平均200万円ぐらいの赤字経営でございました。ただ、あそこにおかれましても、まきボイラーという燃料の削減といった課題もございました。ただ、本川地区を考えてみますとガソリンスタンドが1店これのみでございます。そこにまきボイラーを導入しますとガソリン店の経営を圧迫するという懸念もございました。つまり本川地区の住民の皆様方の車の燃料、そういったことも行政として考えていかなくてはなりません。そういった意味で赤字の削減といったものに、いの町としてよう踏み切らなかったという課題もございます。 そうした中で、今撤退ということになったわけでございますので、公募について今1月上旬をめどに、公募の準備を進めているところでございます。そしてその際、その公募に応じなかった場合、そういった危険性、懸念ということも議員は心配されていると思いますが、そのときにおきましても再度議論して再公募、要するに施設が継続できるように努力をしてまいる所存でございます。 以上でございます。 ○議長(井上敏雄君) 以上で、8番、伊東尚毅君の一般質問を終わります。 次に、15番、岡田竜平君の一般質問の発言を許可します。 15番、岡田竜平君。      〔15番 岡田竜平君登壇〕 ◆15番(岡田竜平君) おはようございます。 今12月定例会では一般質問登壇者が13議員、私が13番目、やっと順番が回ってきました。執行部の皆様、最後の一般質問となりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、通告に従いまして、一般質問に移りたいと思います。 通告主題1、教育・保育現場にICTの積極活用を。 既にご存じのかたも多いでしょうが、ICTとは、Information and Communication Technology。日本語にすると情報通信技術の略となっています。ちょっと前までは、IT革命とかITバブルとか言っていたので、ITという言い方が一般的だと思っていたのですが、いつの間にかICTという表現になっていたので、ここでもICTという言葉を使わせていただきます。私の正面上段には傍聴席がありまして、本日も傍聴に直接いらっしゃってる方もおいでます。でも、今議会からはインターネット中継が始まりました。家にいながらパソコンの画面で、または外出先でも、アイフォン以外にはなりますが、スマートフォンを使って議会を傍聴できるようになりました。これは議会へのICTの導入ということになります。身の回りでは、どんどんICT化が進んでいます。それを教育現場でも活用しましょうという、提案型の質問をさせていただきます。 まず、順番が前後しますが、質問要点イの、教員・保育士の負担軽減から質問させていただきます。 教育・保育の現場では、事務的な仕事が多い状況が続いているようですが、その改善には現場任せでなく、教育委員会主導で業務の効率化を推進する必要があると考えています。そこで言いたいのは、パソコンを上手に使って事務負担を減らし、できるだけ子どもと向き合う時間を確保しましょうというものです。保育園では、保護者の方が忙しく子育てできないから、お子さんを預けます。預けた先の保育士が忙しいようでは、ちゃんと見てもらえるか心配になります。忙しさに追われた中で、よい仕事ができるとは思いません。幼稚園、小中学校の先生でも同じです。できることなら、子どもたちにはゆとりある労働環境で働く大人の中で、健やかに成長してほしいと願うものです。実際に教育・保育の職員にICTを導入した自治体の検証結果があります。その結果では、多くの時間が確保されたそうです。そして、その効率化された時間を授業準備や子どもと触れ合う時間、子どもの作品やノートを見る時間、部活動の指導に当たる時間をふやすといったことに使いたいという声が上がっているそうです。 以前から、教育長も事務負担軽減に関しICTの活用に前向きなように私は感じていますので、ぜひとも、教育・保育の現場にもICTの積極的な活用はいかがなもんでしょうか。 続きまして、質問要点ア、少人数クラスでの教育の質の維持。 伊野地区の市街地以外、いわゆる生徒数が少ない小中学校の保護者の心配事の1つに、学力があるようです。決して、今が低いというわけではありません。本来、生徒数が少ないような場所は自然が豊かで子育てに最適な場所とも言われますが、人数が少ないことで多様な意見が交わせなかったり、同学年の競争相手が少ない、学習塾がないことでの子どもの学力への心配をされるようです。中には競争の激しい大規模校へ、わざわざ進学させるという保護者もいらっしゃいます。子どもたちを勉強勉強で追い込むこともどうかと思いますが、せめて市街地エリア子どもたちと同等の教育環境の確保が望まれるのではないでしょうか。そこで提案したいのは、小規模クラス同士テレビ画面でつなぎ同時に授業を行う遠隔合同授業の実施です。皆さんご存じだと思いますが、追手前高校吾北分校では遠隔授業の研究がスタートいたしました。その吾北分校で行われている遠隔授業では、教員のみがテレビに映し出されています。 ここでの提案は、離れた場所の生徒児童同士テレビ画面に映し出されるものです。ここでは生徒・児童同士の会話も可能です。こうすることで小規模クラスであっても、多様な意見に触れることも競争相手になることも可能になります。いの町教育委員会では、先生の質を重要視されていると感じています。もちろん先生の質は大事です。でも、先生の質だけでは大規模校と同等の、子ども同士の多様な意見の交換や競争という部分では、どうしても賄えないところがあります。現在、町内小中学校で10人以下のクラスは21学級、さらに2人以下のクラスは8学級あります。そこで、小規模クラスでのインターネット中継を活用した合同授業の実施は検討できないかお伺いをいたします。 続きまして、質問要点ウタブレット端末の導入に関して質問させていただきます。こちらの質問は質問要点エインターネットに関する道徳教育とあわせての質問とさせていただきます。 主体的で共同的な学習として、アクティブラーニングというのがあるのはご存じだと思いますが、その実施ツールとして、タブレット端末の活用が今注目をされています。教員主導の一斉教授型の授業スタイルから、簡単に言いますと児童生徒の出番が多い授業スタイルへというものです。タブレット端末を導入した学校では、生徒が授業に向かう意欲の高まりがある、生徒からも抵抗感が全然ない、大賛成の意見が多数のようです。 いの町教育委員会は、主体的で共同的な授業の実施を目指しているということをお聞きしていますので、ぜひ、そのツールにパソコンの中でも手軽なタブレット端末を生徒数分準備し、学習の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。 インターネット道徳教育の場合も同様です。インターネット使い方1つで悪いものになってしまいます。いじめのツールにもなるし、犯罪への入り口にもなり得ます。タブレット端末を学習の場に取り入れていれば、インターネット道徳教育も密にわかりやすく指導が行えると考えますが、いかがでしょうか。 続きまして、質問要点オ、海外との交流学習。 異文化に触れるということは、狭い価値観を脱ぎ捨て多様性のある人格形成には有効な手段だと考えています。海外とのインターネットでの交流学習について、以前教育長から可能性があればぜひ、実施に向けて探りたいという発言があり、私はわくわくしているところです。インターネットを利用すれば、手軽に国際交流が可能ですので、ぜひとも積極的に可能性を探れないものでしょうか。 通告主題1では、以上の提案に関して、お伺いをさせていただきます。 通告主題2、選挙での投票率アップへ。質問要点ア、期日前投票所の増設もしくは移設。質問要点イの、現在の対策の状況とあわせて、質問をいたします。 ここで言う選挙とは、いの町選挙管理委員会がかかわる選挙のことを言うのですが、全国的な問題となっている投票率の低下。私の記憶する限りでは、いの町で投票率40%台というのは割に聞く数字です。ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、50年ほど前は投票率70%台が当たり前、40%台なんて想像もできなかったとお聞きします。そこには議員への期待感が薄れての結果もあるでしょう。もちろん、私自身の活動をもっと積極的に行い、投票率の向上に努めなければならないところですが、町の選挙管理委員会にもご協力をいただけないものか、お聞きをいたします。 国政選挙も含め、全国的に全投票数に占める期日前投票の割合が増加傾向にあるようです。例えば、ご高齢者の場合は乗り合わせで投票に行くというのが多いようですが、その場合、運転手の都合をわざわざ日曜に指定する必要がなかったり、若い方では、働き方の多様化で、日曜が休みとも限らなかったりするのも要因になっているようです。理由はさまざまでしょうが、結果県内には期日前投票のほうが当日投票を上回る自治体すらあるようです。総務省も期日前投票は投票率を上げる制度と申しています。期日前投票所の存在意義はなかなか大きいようです。現在町内20代の方の人口は、60台の方の人口の大体3分の1ほどです。そこへ来て、若年層は投票率が低い。そうなれば、若い世代の住民の声は選挙に反映はされません。今のままでは、理想的な町民の意見の反映ができているとは言えません。 高知市の話にはなるんですが、高知市選挙管理委員会、何とか投票率を上げようと高知大学朝倉キャンパスイオンモールに投票箱を設置し、結果は上々だったとおっしゃってました。期日前投票所の増設に関しては、予算も必要だが必要なものだともおっしゃっていました。皆さんご存じのとおり、せっかく18歳まで投票権が引き下げられるのです。ぜひ、いの町でも若年層の投票率向上へ対策をとりませんか。町内には人の多く集まる商業施設もあります。乗り合わせで投票に行くご高齢の方にも、商業施設に買い物に行くついでとなると便利がよいのではないでしょうか。 来年には、参院選、町長選、議員補欠選挙がございます。ぜひ、いの町でも投票率アップのために、人の多く集まる商業施設への期日前投票所の移設、もしくは増設の検討ができないでしょうか。現在いの町選挙管理委員会が実施している投票率アップに向けた対策もあわせてお聞きをいたします。 続きまして、通告主題3、有害鳥獣被害対策質問要点ア報償金対象鳥獣の拡充。 町内では有害鳥獣として指定されている、イノシシ、鹿、猿、カラス、全てが現時点で捕獲頭数が前年比を上回っているとの報告が産業経済課からありました。猟友会の方のご努力で増しただけではなく、実際に数がふえていると考えられます。猟友会と連携して捕獲者の確保や、わな猟免許の取得に係る補助、電気柵、トタン等の設置に係る補助を現在されていますが、やっぱり有害鳥獣に対する報償金というのは有効な手段となり得ます。現在は、県からイノシシ、鹿、町からはイノシシ、鹿に加え、猿、カラスにも報償金が支払われています。ですが、それ以外の畑を荒らす鳥獣がいるのが実情ですが、今のところ、それらに報償金はありません。 お隣の仁淀川町にお伺いしたのですが、いの町では対象となっていない有害鳥獣の狸、キジバト、鷺などが報奨金の対象となっており、例えばこの3種類の有害鳥獣だけで、昨年度に257匹の捕獲実績があったそうです。既に、伊野地区でも狸や鷺での被害も出ています。いの町内での、これら鳥獣の捕獲統計はないでしょうが、特に山間部では、仁淀川町と同等の数が見込まれると推測できます。砕けた言い方にはなりますが、やっぱり報償金が出ていれば、とる人も頑張れるのではないでしょうか。町内では、小規模に農業を営んでいる方も多くいらっしゃいますし、被害に遭われた方は本当に肩を落とされています。そこで、ぜひ有害鳥獣被害の有効な対策として、報償金対象鳥獣の拡充はできないものか、お伺いをいたします。 続きまして、通告主題4、人口減対策質問要点ア空き家調査の進捗。 今年度、吾北、本川を対象とした空き家調査がスタートし、伊野地区でも昨月から調査を始めたとお聞きしていますので、その進捗状況をお伺いいたします。さらに、町としては現段階では空き家の基礎調査ということですが、町民の中には空き家を撤去する場合には積極的な行政の関与が必要という意見もございます。では、町は空き家の基礎調査の結果を生かし、今後空き家となった一般住宅をどうしようとしているのか、お伺いをいたします。 質問要点イ、県外からだけでなく、町外から。 現在のところ、東京、大阪での移住説明会に参加したりして移住推進を図る、そういう予定とお聞きしています。これらは高知県からのサポートがあってのことで、県内の町外からの視点でという話にはならないのでしょうが、もし、本気でいの町が人口減少を食いとめたいのであれば必要なことのはずです。さすがに、人口減少中の近隣市町村からの移住を推し進めるのはどうかといった考えもあろうと思いますが、少なくとも、人口が集中している高知市からの移住は促してよしとすべきです。これは総務省の現在実施している、地域おこし協力隊のケースと同様ではないでしょうか。都市部の人材を地方へ、高知市に集中している人材をいの町へ。できると思います。 高知西バイパスが延伸することにより、ベッドタウンとして町へのアクセスは、ますますよくなります。高知市の友人に国道33号の渋滞の苦情を私はよく言われるのですが、それも予定ではなくなります。それはいの町在住で高知市にお勤め方の場合、通勤時間が短縮されるということにもなります。これは町外から引っ越してこられる方がふえるタイミングではないでしょうか。そこで、何も手を打たないというのはないでしょう。最近では高知市から南国市、香美市への移住者がどんどん増加しているとのことですので、いの町が本気で人口減対策をとるのであれば、手おくれにならないよう対策をとっていただきたいと思います。お考えをお聞かせください。 質問要点ウ人口減少後のいの町。 人口減少後のいの町の展望、人口が減った後のいの町がどうなると考えているのかという質問です。人口減対策を幾らしても、いの町の人口は減るには減るという予想のようですが、であれば、人口が減らないようにする、ふやす対策を講じると同時に、将来人口が少ない状況用の対策を検討しておく必要がありますが、その点をどのように捉えているのか、ご所見をお伺いいたします。 以上で、1回目の質問を終わります。 ○議長(井上敏雄君) 藤岡教育長。      〔教育長 藤岡孝雄君登壇〕 ◎教育長(藤岡孝雄君) 岡田議員通告主題1、教育・保育現場にICTの積極活用をの要点ア、少人数クラスでの教育の質の維持から順次お答えをさせていただきます。 ICTを活用した、先進的な事例といたしましては議員ご指摘の追手前高校吾北分校で実施されておりますテレビ会議システムを活用した授業は、文部科学省研究指定事業の一環として、吾北分校に配置されていない教科の授業を履修するために実施されております。そのため、専用カメラや大型ディスプレイなどの備品配備も進んでいるとお聞きしております。町内全校の普通教室、いの町の場合でございますが普通教室にはLANが整備されておりますので、小中学校でもテレビ会議システムを活用した授業の実施は可能であると考えております。 しかし、大人数の学級の児童生徒の様子を詳細に映し出すモニターなどがなく、十分な効果があるかを検証しなくてはならないとも考えております。また、授業もイベント的なものにならないように継続して実施することで、両校の児童・生徒の学力向上につながるように実施方法なども検討していかなくてはなりません。ご質問の教育の質の維持につきましては、現在、小規模学校同士で実施しております合同合宿や修学旅行などの小小連携合同行事の事前学習などにおきまして、学校間の交流を行い、互いに刺激を受けたり、同じ町でも環境などによる文化の違いを学び合ったり、感じ合ったりしながら、コミュニケーション能力や、いい意味での競争心も培われるようキャリア教育の視点も含めた学習が効果的に実施できるように、教育委員会と学校が一緒にこれからも検討していきたいと考えております。 続きまして、要点のイ、教員・保育士の負担軽減についてお答えをいたします。 現在、町内の学校におきましては、教職員には1人1台ずつパソコンは配備しております。しかし、保育園の保育士、あるいは幼稚園の教員につきましては、1人1台までは配備をいたしておりません。また、業務の際のスケジュール管理などを行うための公務支援ソフトも導入していないために、先生方の日程管理等も紙媒体などのアナログ方式で現在、行っているところでございます。しかし、いの町では一昨年度から成績処理や文書作成などにおいて、パソコンを活用し、公務の簡略化を進めております。学校によっては職員会を不必要な書類管理が生じないようペーパーレス化し、パソコン画面を見ながら実施もいたしております。教育委員会としましては必要な環境整備を進めていき、教員や保育士の負担軽減を図り、結果として子どもに向き合う時間の確保に努めてまいりたいと考えております。 続きまして、要点のウ、タブレット端末の導入と、エ、インターネットに関する道徳教育につきましては、まとめてお答えをさせていただきます。 タブレット端末は特別支援教育において、特に視覚的な支援が有用な場合に効果的だと言われております。現在いの町で導入している学校では、特別支援学級の児童生徒用として活用している場面が多い状況でございます。タブレット端末は汎用性が高い教育機器でありますが、最近導入されたばかりであり、効果的な活用方法が研究されておるところでございます。ですが、家庭ではタブレット端末スマートフォンの所有率が高くなり、ライン、ツイッターなどのインターネット上でのいじめ問題や人権侵害などが毎日報道されております。ネット問題は、日々、新しい問題や事例が発生しております。そのため小中学校においては、警察、人権啓発センター、総務省の事業などを活用した学習を実施したり、保育・幼稚園では、保護者と保育士を対象にネット問題についての学習会を実施したりしております。教育委員会としまして、今後も保育・幼稚園、各学校で継続して、実施していくように働きかけてまいります。また、タブレット端末の導入につきましては、端末の種類によって価格、それからソフトなどについて総合的に判断をし、効果的に導入、活用できる方法をこれから研究、実践を生かしながら検討してまいりたいと考えております。 次に、要点のオ、海外との交流学習についてお答えをいたします。 現在、学校に整備されていますインターネット環境は、高知県内の学校間であれば容易に実施できるように設定をされているところでございます。これは、高知県内に限定した環境設定をし、セキュリティー上の問題を回避するために、県教育委員会が設定したものでございます。しかし、これからのグローバル社会においてはインターネットを活用した時間も場所も選ばない環境での学びも必要であるため、一定の手続を行うことで海外とのテレビ電話会議なども実施できるようになっております。テレビ会議システムによる交流学習は、目標、目的をしっかりと設定した上で、効果的な交流学習を実践できるように検討していくべきものでございますが、児童・生徒が外国語で会話ができないと、その授業の意味を深めていくことができないものとも考えております。現在グローバル化社会に対応できる人材の育成のために、英語教科の充実が求められていることは町としても認識をいたしております。また、町の振興計画でも国際感覚豊かな人材育成をも掲げておるところでございます。 まずは、学校でのALTを交えた授業や日々の対話などによりまして、さらに児童・生徒の語学力を高め、将来、画像を通じた海外との交流学習が可能となった場合も、単に楽しむ、あるいは親しむだけではなく、より効果的な学習として向き合えるようにするための基礎づくりに取り組んでまいりたいと考えております。 教育委員会からは、以上でございます。 ○議長(井上敏雄君) 山崎総務課長。      〔総務課長 山崎豊久君登壇〕 ◎総務課長(山崎豊久君) 15番、岡田議員の、選挙での投票率のアップへについてお答えいたします。 まず、期日前投票は現在すこやかセンター、吾北総合支所、本川総合支所の3カ所で行っており、町民の方々には一定周知されております。 期日前投票所を増設、もしくは移設させることの課題といたしましては、投票所スペースの継続的な確保、投票管理者や立会人の選任や経費と投票者数の伸びとのバランスなどが考えられます。また、期日前投票所として商業施設などを利用する場合には、さまざまな課題も生じると考えていますので、今後、選挙管理委員会の中で慎重に検討してまいりたいと考えております。 次に、現在の投票率アップとしての対策として、選挙啓発冊子の配布、広報誌、投票日前日や当日の防災行政無線での広報などにより、啓発に努めているところでございます。また、来年7月の参議院議員選挙では、選挙権が18歳に引き下げられることに伴い、伊野商業高等学校で県主催による県内の高校生を対象とした、出前授業を開催することが決定しております。授業の中では選挙制度の説明や実際に模擬投票を行い、選挙を身近に感じてもらえるような内容であるとお聞きいたしております。また、長期的な視点として県の啓発事業を活用した、未来の有権者としての小学生を対象とした、出前授業も計画していきたいと考えております。 次に、人口減対策についてのご質問がございました。 まず、空き家調査の進捗についてでございますが、現在、町内全域を対象として調査を行っております。今回の調査は、地域への調査実施の回覧文書をお回しし、家屋の目視による調査及び聞き取り調査にて実施しているもので、あくまで基礎的な調査でございます。今後は、今回の調査をもとに所有者の意思確認等の追跡調査を実施し、移住促進に向けた対策などに活用していきたいと考えております。また、移住相談員において吾北・本川地区、を対象に聞き取り調査を実施し、一定の意思確認のとれている物件で移住相談等により紹介できる家屋が9件ほどある状況でございます。 次に、県外からだけではなく、町外からといったご質問でございますが、町といたしましては県外にこだわっているわけではなく、議員よりお話のありました高知市などの町外からも受け入れていきたいと考えております。しかし、県内での人の動きとなり、県全体の人口がふえるわけではございませんので、県政の浮上をといったことで、できるだけ県外よりの移住者の確保に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 最後に、人口減少後のいの町についてのご質問でございますが、人口減少により町に与える影響といたしましては、財政面で地方交付税のうち普通交付税の算定に当たっては、国勢調査の人口が多くの項目で基礎数値として使われておりますので、町の歳入としての一般財源が減少していくことになります。このことにより、これまで実施してきた道路や河川整備事業などに充当する一般財源が減少するため、インフラ整備等、住民の皆様方より要望のある事項について一定制限が出てくるものと考えておりますので、このような不測の事態に備えて、将来のため基金もある一定積み立てているところでございます。 以上でございます。 ○議長(井上敏雄君) 川崎産業経済課長。      〔産業経済課長 川崎信一君登壇〕 ◎産業経済課長(川崎信一君) 15番、岡田竜平議員のご質問にお答えいたします。 有害鳥獣被害対策質問要点報償金対象鳥獣の拡充ということで、現在、議員が言われましたように、報償金の交付対象鳥獣は、イノシシ、猿、鹿、カラスの4種類となっておりますが、ハクビシンやアナグマによる、ブドウやイチジクなど農作物への被害報告や、住宅街で目撃され捕獲要望が増加しております。ハクビシンやアナグマは、捕獲報償金の交付対象になっていないため、捕獲に関する詳細な情報は得られていませんが、通報に基づく現場での聞き取りや、猟友会狩猟者からの情報によると広範囲で被害が出ていることが確認できています。猟友会との協議の中で自費で餌を購入して捕獲している状況なので、報償金対象鳥獣をふやしてほしいとの要望もあることから、今後関係機関や財政とも協議し、拡充に向けて取り組んでまいりたいと考えています。 以上です。 ○議長(井上敏雄君) 15番、岡田竜平君。      〔15番 岡田竜平君登壇〕
    ◆15番(岡田竜平君) それでは、2回目の質問をさせていただきます。 まず、済みません、通告主題4、人口減対策の中で質問要点アの中でお伺いしてました、その基礎調査の結果を生かして今後、空き家となった一般住宅をどうしようとしているのかという部分、ちょっと僕がうまく聞き取れなかったので、その部分を改めてお願いします。 そして、通告主題1、教育・保育現場にICTの積極活用をというものですが、タブレット端末に関しては、私は前向きな答弁だなと。大変なことだなと思ってるんですが、前向きなご答弁をいただいたと思っています。小規模クラス同士インターネットを使った合同授業というのは、予算が必要なんだなというのを思ったんですが、私は以前の一般質問では、森林環境教育の重要性の話をさせていただいたんですけども、今回は先端技術のICTの話をさせていただきました。 私が言いたいのは、昔から大事とされているものは継続すべきだと思いますし、でもそれだけでなく、有効だと思うものは、新しいものがあれば積極的に取り入れて、変な言い方かもしれませんが、懐かしい未来というものへ、いの町が進んでいければええなと私自身は思っています。今回言うICTというのは、見る見る身近なものになっていて、スマホを持っている小中学生もいるようになっています。私たちが学生のころは教室でオーバーヘッドを使ってスライドを見ていたんですが、今の児童生徒というのはパソコンと電子黒板、プロジェクターを使って見ています。ある県内の高校では、ネットショッピングのノウハウを実践的に学ぶ授業を行ったりしています。今回、お話させていただいたようなことは、どこもやったことがないというようなものを言ったつもりはありません。教育長のほうからも、すごくいいお返事がいただけたと思っているのですが、中には先ほどお話しさせていただいた、予算が必要なものもあるなというところなんですが、先日の一般質問の中で、塩田町政の中でのご答弁というのがあって、こういう予算が必要だなというものの中には、町長の政治判断というのも必要になってくるのではないかと思うんですが、その先日の一般質問の答弁の中では、森林環境教育等の言葉は教育行政の中での今後というものの中に聞こえてきたのですが、ICTの活用というのは僕は聞こえてこなかったというか、言ってなかったように思っています。 そこで、町長にお伺いしたいのは、町長自身は、この教育現場へICTの活用というものをどのように考えていらっしゃるのかお伺いしまして、2回目の質問を終わります。 ○議長(井上敏雄君) 塩田町長。      〔町長 塩田 始君登壇〕 ◎町長(塩田始君) 岡田議員の2回目のご質問にお答えいたします。 教育長のほうから、かなり前向きの答弁をさせていただいたつもりでございますが、私自身もICT、これは本当に今の時代に合った有効な施策であるというふうに認識をしておるところでございます。ただ、私の報告等の中でICTが聞こえなかったといったお尋ねがございました。実は教育現場の中からは電子黒板等々、今やっておりますが、そういった中で、いろんな学校間の授業であるとかそういった声じゃなくして、まずは、みずからの学校のそういった設備をふやしてほしいという声が聞こえてきているところでございます。私自身、ICTの中でタブレットとかパソコンとか、ああいったもので授業をやる、確かに競争、知識、学力、こういったものには私は非常に有効であると考えておりますが、一方、いじめであるとか道徳であるとか、これはやはり人の心でございますので、先生方と子どもがお互いに向き合って教育をする、ここが基本ではないかと考えているところでございます。 実は、小学校の卒業式に行きますと、相手を思いやる心を出せば、自分も思いやっていただける、そういった卒業時の言葉が本当に多くの子どもから聞こえてまいります。つまり、これはタブレットであるとかパソコンであるとかネットであるとか、そういうのでなくして、やはり、先生方が心と心を触れ合ってやる授業、これも大切だと思っておりますし、議員の1回目の質問の中で、教員だけではなく子どもの顔が見える、子ども同士がお話ができるといった内容の質問がありましたが、確かに、少人数学校にとっては、非常に有効な方法であると考えておりますので、最終的には教育委員会、そして学校現場と話をしながら、いの町の子どもが将来、いの町を担っていただける人材に育てるように、町長部局としても頑張っていきたいと思っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(井上敏雄君) 山崎総務課長。      〔総務課長 山崎豊久君登壇〕 ◎総務課長(山崎豊久君) 15番、岡田議員の2回目のご質問にお答えをいたします。 議員から、今後空き家をどのように活用するのかといったようなお尋ねがございました。 1回目の答弁の中で、今後は今回の調査をもとに所有者の意思確認等の追跡調査を実施し、移住促進に向けた対策などに活用してまいりたいと考えていますといったお答えをいたしましたが、少し、ぼやけておるかもしれませんので、もっと具体的に申し上げますと、所有者などの追跡調査を行いまして、所有者と相談の上、売買もしくは賃貸借などによりまして、移住者のための移住促進住宅、このようなものに活用していきたいと、このように考えております。 以上でございます。 ○議長(井上敏雄君) 以上で、15番、岡田竜平君の一般質問を終わります。 これで一般質問を終わります。 暫時休憩をします。11時20分に再開します。      休憩 11時5分      開議 11時20分 ○議長(井上敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。           ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上敏雄君) 日程第2、議案第96号から議案第123号までを議題とします。 議案第97号、議案第98号、議案第99号、議案第100号について委員長の報告を求めます。総務文教常任委員会委員長、筒井一水君。      〔総務文教常任委員長 筒井一水君登壇〕 ◎総務文教常任委員長(筒井一水君) 平成27年第4回いの町定例議会において、総務文教常任委員会に付託されました議案の審査結果、並びに経過につきましてご報告いたします。 当常任委員会に付託されました議案は、議案第97号いの町個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例議案ほか3議案でございまして、12月11日金曜日、議案の説明員として、議案に係る所管課長等の出席を求め、付託議案に対する委員会審査を行いました。 また、今回の委員会審査におきまして付託された議案は、委員会付託までに議案に対する趣旨説明は十分執行部から行われたものと全委員が判断し、議案趣旨説明を省略して直ちに委員会質疑に入りました。 それでは、審査結果並びに経過を報告させていただきます。 付託議案1件目、議案第97号いの町個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例議案でございます。 議案審査では、委員からは関連質問として、住民票に係る代理申請で取得の可否について、また、情報提供ネットワークやマイナポータルの開始時期がただされ、説明員からの答弁を了として、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、賛成多数によりまして、執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 続きまして、付託議案2件目、議案第98号いの町税条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例議案でございます。 議案審査では、委員からは、納付書及び納入書について個人番号等を記載しない理由がただされ、説明員からの答弁を了として、全委員確認了承の上、採決を行った結果、全委員一致によりまして、執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 続きまして、付託議案3件目、議案第99号いの町固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例議案でございます。 議案審査では、委員からは、固定資産税の課税免除の期間についてただされ、説明員からの答弁を了として、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致によりまして、執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 最後の付託議案であります、4件目、議案第100号いの町立公民館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例議案でございます。 議案審査では、委員からは、新しく設置される生涯学習室の無償使用の可否について、また関連質問として、これから生涯学習室を利用して実施が予定されている子どもの学びの場と放課後児童会との関係がただされ、説明員からの答弁を了として、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致によりまして、執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 以上、総務文教常任委員会に付託されました議案は、いずれの議案も、お手元に配付されております報告書のとおり、原案のとおり可決すべきものと決定したことを申し添えまして、総務文教常任委員会の審査結果報告といたします。よろしくご審議のほど、お願いいたします。 ○議長(井上敏雄君) これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 議案第97号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第97号の討論を終わります。 議案第97号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。議案第97号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」「異議あり」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議がありますので、起立によって採決します。 念のため申し上げます。この採決は本案に賛成の方の起立を求め、起立されない方については反対とみなしますので、ご了承願います。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第97号を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(井上敏雄君) 起立多数です。したがって、議案第97号いの町個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第98号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第98号の討論を終わります。 議案第98号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。議案第98号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第98号いの町税条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案99号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第99号の討論を終わります。 議案第99号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。議案第99号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第99号いの町固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第100号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第100号の討論を終わります。 議案第100号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。議案第100号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第100号いの町立公民館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第96号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論あり」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論がありますので、まず、原案に反対者の発言を許します。2番、森田千鶴子君。      〔2番 森田千鶴子君登壇〕 ◆2番(森田千鶴子君) 議案第96号いの町長及び副町長の給料の減額に関する条例の専決処分の報告及び承認に関する議案に反対の立場で討論をいたします。 この議案につきましては、去る12月10日の質疑の中での町長の答弁では、管理職が職員の運転免許証の提示を求め確認することについては、ある課長からプライバシーの侵害に当たるおそれがあるとの意見で、確認を怠っていたとのことでありましたけれども、これは町長の雇用者責任者としての判断を大きく誤っている、常識では考えられない、これは大きな判断誤りであったと思います。そのため、今回ある職員が役場入りして以来、約4年6カ月間もの間、交通三悪の1つである無免許運転で再三公用車を運転して、町内の工場、現場や災害現場など出向いていたということがわかりました。しかも、その発覚は役場への通勤途中において交差点での安全確認を怠ったため、土佐署員に停止を求められ、無免許運転が発覚したということであります。このとき警察官にとめられなければ過去の事例から、まだまだ無免許運転が続いていたということになると思います。 交通三悪の1つであります未熟な無免許運転で、もし、人身事故を起こし、重傷あるいは死亡事故等を起こしていた場合、町長や副町長の減額ではおさまらない事態になっていたと考えられます。今では、自転車でも、死亡事故や重大な人身事故での損害賠償や慰謝料での判決では1億円を超える事例もあります。このようなことからも、相手に対しても、町民の皆様に対しても、本当に申し開きができないおそれがありましたけれども、幸いにも事故も起こしていなかったということが、せめてもの救いでありましたけれども、公僕として公務員倫理にもとる、そら恐ろしい事件であったと考えられます。今回の事件とは違い、職員が町長や副町長、各管理職による命令に違反した行為や、あるいは職員が自分の車等で勝手に行ったことであれば、町長答弁であったように責任を問われないということにも一理があるかもしれませんけれども。しかし、今回の事件は、それらとは違い、当然管理職として公用車の運転者に対しては、運転免許証を確認する責務がありますことは質疑で事例を挙げて申し上げてあります。 今後におきましては、民間会社などに見習い、公用車のキーの確実な保管と運転者に対しキーを渡すときには運転免許証の確認までする必要があると思います。このことからも、今回職員による重大な不祥事に対する、町長、副町長の監督責任者としての責務に対し、1カ月の給料減額処理は何ら減額に対し審議をする場もなく、みずからが決定をしたことであるということで、到底納得できませんので議案第96号については反対をいたします。 ○議長(井上敏雄君) 暫時休憩します。      休憩 11時35分      開議 13時30分 ○議長(井上敏雄君) それでは、会議を開きます。 次に、原案に賛成者の発言を許します。 討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) これで議案第96号の討論を終わります。 議案第96号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」「異議あり」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議がありますので、起立によって採決します。 念のため申し上げます。この採決は本案を承認することに賛成の方の起立を求め、起立されない方については反対とみなしますので、ご了承願います。 本案を承認することに賛成の方は起立を願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(井上敏雄君) 起立多数です。したがって、議案第96号いの町長及び副町長の給料の減額に関する条例の専決処分の報告及び承認に関する議案は、原案のとおり承認されました。 議案第101号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第101号の討論を終わります。 議案第101号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第101号いの町介護保険条例の一部を改正する条例議案は、原案のとおり可決されました。 議案第102号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第102号の討論を終わります。 議案第102号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第102号いの町都市計画審議会条例の一部を改正する条例議案は、原案のとおり可決されました。 議案第103号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第103号の討論を終わります。 議案第103号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第103号平成27年度いの町一般会計補正予算(第4号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第104号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第104号の討論を終わります。 議案第104号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第104号平成27年度いの町国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第1号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第105号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第105号の討論を終わります。 議案第105号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第105号平成27年度いの町国民健康保険特別会計(直診勘定)補正予算(第1号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第106号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第106号の討論を終わります。 議案第106号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第106号平成27年度いの町介護保険特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第107号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第107号の討論を終わります。 議案第107号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第107号平成27年度いの町特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第108号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第108号の討論を終わります。 議案第108号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第108号平成27年度いの町簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第109号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第109号の討論を終わります。 議案第109号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第109号平成27年度いの町水道事業会計補正予算(第2号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第110号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第110号の討論を終わります。 議案第110号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第110号平成27年度いの町病院事業会計補正予算(第2号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第111号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第111号の討論を終わります。 議案第111号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第111号吾北山村開発センターに係る指定管理者の指定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第112号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第112号の討論を終わります。 議案第112号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第112号七彩館食材供給施設に係る指定管理者の指定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第113号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第113号の討論を終わります。 議案第113号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第113号七彩館直販所に係る指定管理者の指定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第114号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第114号の討論を終わります。 議案第114号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第114号いの町本川地区畜産物等飼育処理加工施設に係る指定管理者の指定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第115号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第115号の討論を終わります。 議案第115号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第115号吾北デイサービスセンターに係る指定管理者の指定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第116号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第116号の討論を終わります。 議案第116号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第116号土佐和紙工芸村滞在型農園施設・薬湯風呂施設・地域食材供給施設・伝統家屋移築施設(田植邸)・ふれあい農園・農林漁業体験実習館(炭焼き体験実習館)に係る指定管理者の指定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第117号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第117号の討論を終わります。 議案第117号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第117号いの町生活支援ハウスに係る指定管理者の指定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第118号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第118号の討論を終わります。 議案第118号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第118号いの町本川直販所に係る指定管理者の指定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第119号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第119号の討論を終わります。 議案第119号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第119号土佐市といの町との間の資源物の処理に関する事務の委託についての協議に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第120号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第120号の討論を終わります。 議案第120号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第120号嶺北広域行政事務組合規約の一部変更に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第121号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第121号の討論を終わります。 議案第121号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第121号仁淀川中央清掃事務組合規約の一部変更に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第122号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第122号の討論を終わります。 議案第122号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第122号財産の処分に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第123号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第123号の討論を終わります。 議案第123号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第123号平成27年度伊野小学校改築工事の請負契約の締結に関する議案は、原案のとおり可決されました。      ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上敏雄君) 日程第3、発議第15号を議題とします。 お諮りします。発議第15号については、提案理由の説明、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、発議第15号は提案理由の説明、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定しました。 これから発議第15号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、発議第15号森林・林業政策の推進を求める意見書は、原案のとおり可決されました。      ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上敏雄君) 日程第4、発議第16号伊方原発3号機の再稼働に反対する意見書を議題とします。 なお、補足説明いたしますと、本発議議案は所定の要件を調えて昨日議長に提出されたものでございます。 本件について、提案理由の説明を求めます。10番、山岡勉君。      〔10番 山岡 勉君登壇〕 ◆10番(山岡勉君) それでは、発議第16号について提案理由の説明をさせていただきます。 件名につきましては、伊方原発3号機の再稼働に反対する意見書でございます。 続いて提案理由。住民合意もなく、再稼働に突き進むことは、到底容認できない。伊方原発で事故が起これば、風向きや気象条件によって、いの町も甚大な被害を受けることになる。福島第1原発事故の教訓に学び、再稼働に反対するものでございます。 以上、提案理由とさせていただきます。 ○議長(井上敏雄君) これから発議第16号の提出者に対する質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 質疑なしと認めます。これで発議第16号の質疑を終わります。 発議第16号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論あり」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論がありますので、まず原案に反対者の発言を許します。 次に、原案に賛成者の発言を許します。2番、森田千鶴子君。      〔2番 森田千鶴子君登壇〕 ◆2番(森田千鶴子君) 発議第16号伊方原発3号機の再稼働に反対する意見書に、反対の討論がありませんので、皆さん賛成のことのようでありますけれども、あえて討論をさせていただきます。 東日本大震災による、福島第1原発事故が発生してから4年9カ月がたちましたが、福島県及び隣接県では、大量に放出された放射能物質によって、命への脅威、子どもたちを初め住民の健康への不安を感じながらの生活を強いられております。また、第1次産業を初め、事業活動ができない多くの方たちも過酷な状況に置かれています。進まない汚染賠償問題、帰還困難地域の再生の見通しも立たず、被災地では、今なお過酷な避難生活を余儀なくされている方が大勢おいでます。 再稼働が予定されております、この伊方原発の沖合には中央構造線という、日本最大級の活断層があり、地震の専門家によりますと、大地震による激しい揺れが予測をされております。また3号機では、プルトニウムを燃料とするプルサーマル発電が行われておりまして、MOX燃料自体の強毒性や制御棒が効きにくいなどの、安全上の不利な特性があり、さらに、高燃焼度燃料であるステップ2燃料が使用されるこの3号機は、この2つが併用されることで双方の危険性が重複されるという他の原発にも増して危険性が指摘をされております。さらに、原子炉格納容器内に窒素を注入していない関係から、格納容器内で水素爆発が起こる可能性もあるなどと指摘をされています。 私たちの暮らしているいの町は、吉野川の源流、そして仁淀ブルーに象徴される清流仁淀川の流域であり、悠久の歴史の中で、豊かな自然と協調し、共生を図ってきた先人の教えを守り、後世に引き継ぐ責務があります。伊方原発で重大事故が発生した場合には、瀬戸内地域にとどまらず、四国はもとより、九州や中国地方、さらには関西地方にまで放射能汚染が拡大し、放射能被害が拡大し、福島原発事故を上回ることが予測されますし、季節風の強い冬季に事故が起こった場合は、伊方原発から100キロ圏内ぐらいの圏域に属しておりますこのいの町も、甚大な被害をこうむる可能性があるということは、過日の新聞にも報道されておりました。 生まれ育ったふるさとが、より安全で安心して生活ができる町であることを願うのは、誰しも同じでありまして、これから先も将来にわたっても同じであります。多くの命と財産を一瞬にして失ったこの3.11東日本大震災、それに続く原発事故を教訓として、これ以上、貴い命や財産を失うことがないように、また同時に、今、育っている子どもたち、これから生まれようとする未来の子どもたちのために、豊かな自然を守るため、再生可能エネルギー社会の歩みを進めるために、原発依存から脱する機会は今しかないと考え、以上のような理由でこの意見書に賛成をいたします。 以上です。 ○議長(井上敏雄君) ほかに討論はありませんか。     〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) これで発議第16号の討論を終わります。 これから発議第16号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」「異議あり」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議がありますので、起立によって採決します。 念のため申し上げます。この採決は本案に賛成の方の起立を求め、起立されない方については反対とみなしますので、ご了承願います。 本案に賛成の方は起立願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(井上敏雄君) 起立少数です。したがって、発議第16号伊方原発3号機の再稼働に反対する意見書は、否決されました。      ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上敏雄君) 日程第5、発議第17号TPPの合意を撤回し、調印・批准を行わないことを求める意見書を議題とします。 なお、補足説明いたしますと、本発議議案は所定の要件を調えて昨日議長に提出をされたものでございます。 本件について、提案理由の説明を求めます。9番、山崎きよ君。      〔9番 山崎きよ君登壇〕 ◆9番(山崎きよ君) 発議第17号について提案理由の説明をいたします。 政府が大筋合意したとするTPP交渉の内容は、農林水産物の分野で大幅に譲歩しており、明らかに国会決議に違反しています。農林水産物の関税撤廃や輸入拡大は、関連する人々の意欲を奪い、農山漁村を一層衰退させることになります。また、農業分野だけでなく、医療、建設などさまざまな分野に、否定的な影響を及ぼしていきます。TPP交渉中は、協定の内容を一切明らかにせず、大筋合意した後、明らかにし始めていますが、それも小出しです。全容を公開させるとともに、協定書の作成作業から政府を撤退させ、調印を中止させることが急務であることで、提出をいたします。 以上です。 ○議長(井上敏雄君) これで、提案理由の説明を終わります。 これから発議第17号の提出者に対する質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 質疑なしと認めます。これで発議第17号の質疑を終わります。 発議第17号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで発議第17号の討論を終わります。 これから発議第17号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」「異議あり」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議がありますので、起立によって採決します。 念のため申し上げます。この採決は本案に賛成の方の起立を求め、起立されない方については反対とみなしますので、ご了承願います。 本案に賛成の方は起立願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(井上敏雄君) 起立少数です。したがって、発議第17号TPPの合意を撤回し、調印・批准を行わないことを求める意見書は、否決されました。      ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上敏雄君) 日程第6、発議第18号安全保障関連2法(国際平和支援法平和安全法整備法)の廃止を求める意見書を議題とします。 なお、補足説明いたしますと、本発議議案は所定の要件を調えて昨日議長に提出をされたものでございます。 本件について、提案理由の説明を求めます。2番、森田千鶴子君。      〔2番 森田千鶴子君登壇〕 ◆2番(森田千鶴子君) 発議第18号の意見書の提案理由の説明を行います。 立憲主義を破壊し、反対する国民の声を無視し、強引な国会運営で可決させた憲法違反の法律をこのまま放置することは絶対にできません。昨年7月の集団的自衛権行使容認の閣議決定を撤回し、戦闘地域での武器や燃料を補給する兵たん活動、戦争状態の残る地域での治安維持活動を含む安全保障関連2法の廃止を求めます。 以上でございます。 ○議長(井上敏雄君) これで、提案理由の説明を終わります。 これから発議第18号の提出者に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 ○議長(井上敏雄君) 12番、尾崎敏明君。      〔12番 尾崎敏明君登壇〕 ◆12番(尾崎敏明君) 意見書の中で、憲法上できないとしてきた集団的自衛権の行使とありますが、国際法上、憲法上、自衛権、集団的自衛権は認められてるかとは思うんですが、安保条約とかそういうのも否定するということなんでしょうか。そのあたり、自衛隊自身のことについてもどうお考えなのか、この集団的自衛権全てのことが含まれてるのかどうか、そのあたりちょっとはっきりしないんで、お答え願います。 ○議長(井上敏雄君) 2番、森田千鶴子君。 ◆2番(森田千鶴子君) 憲法では憲法9条で、2度と戦争はしない、そして武力は持たないということを規定してあります。自衛隊が個別的の、もし国内で何かあったときは、自衛隊が個別的な自衛力は持っておりますけれども、この集団的自衛権の行使は、これは歴代の内閣の中でも集団的自衛権の行使は認められないとしてきて、これは違憲か合憲かということで言われましたけど、ほとんどの憲法学者も違憲と断じておるもので集団的自衛権は行使できないと思います。
    ○議長(井上敏雄君) ほかに、質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) これで発議第18号の質疑を終わります。 発議第18号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論あり」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論がありますので、まず原案に反対者の発言を許します。 次に、原案に賛成者の発言を許します。10番、山岡勉君。      〔10番 山岡 勉君登壇〕 ◆10番(山岡勉君) それでは、安全保障関連2法(国際平和支援法平和安全法整備法)の廃止を求める意見書に賛成の立場から、議員の皆さんにわかりやすく訴えてみたいと思います。 この安保法案は5月15日に、安倍政権により国会に提出をされました。この法案に対しては、当初より大多数の憲法学者から集団的自衛権行使を可能とすることは、憲法違反との声が上がりました。そして、6月4日の憲法審査会では自民党推薦の憲法学者を含め、3名の憲法学者が出席をされましたが、自民党推薦を含む3名全員が憲法違反を表明いたしました。その後、元内閣法制局長官2人もそろって憲法違反との見解を示しました。 このような声に焦った、この法案を中心的に進めてきた自民党の高村副総裁は、違憲か合憲かは憲法学者の判断ではない、最高裁が判断すべきと強弁を付してきたところでございます。しかしながら、9月3日には、山口元最高裁長官が、違憲と断じたところでございます。憲法違反は明白となりました。 一方、安倍政権は集団的自衛権の具体的事例として、邦人輸送中の米艦防衛と、ホルムズ海峡での機雷掃海を挙げておりましたが、9月11日の参議院審議で、日本人が乗っていれば船は守るが、ゼロだったら守らないというわけではない、日本人が乗っていない船も守り得ると表明いたしまして、親子が乗っているとしたパネルまで掲げて行ってきた説明が、でたらめだったことを認めました。 また、ホルムズ海峡の機雷掃海についても、9月14日の参議院審議で、今の国際情勢に照らせば、現実の問題として発生することを、具体的に想定しているものではないと、安倍首相みずからが、この法案の必要性について説明してきた具体的な事例を、否定したところでございます。これにより、立法事実が破綻をいたしました。憲法違反が明白な立法事実が破綻していた法律は、これは廃止するしかございません。 以上の理由により、本意見書に賛成するものでございます。 ○議長(井上敏雄君) ほかに討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) これで発議第18号の討論を終わります。 これから発議第18号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」「異議あり」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議がありますので、起立によって採決します。 念のため申し上げます。この採決は本案に賛成の方の起立を求め、起立されない方については反対とみなしますので、ご了承願います。 本案に賛成の方は起立願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(井上敏雄君) 起立少数です。したがって、発議第18号安全保障関連2法(国際平和支援法平和安全法整備法)の廃止を求める意見書は否決されました。      ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上敏雄君) 日程第7、議員派遣の件を議題とします。 お諮りします。議員派遣の件につきましては、会議規則第128条第1項の規定によって、お手元に配付のとおり、議員を派遣したいと思います。これにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議員派遣の件については、お手元に配付のとおり、議員を派遣することに決定しました。 お諮りします。ただいまの議員派遣の件に関し、変更がありました場合の措置については、議長に委任願いたいと思います。これにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、ただいまの議員派遣の件に関し、変更がありました場合の措置については、議長に委任することに決定しました。      ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上敏雄君) 日程第8、各常任委員会、各特別委員会の閉会中審査、事務調査の件、並びに議会運営委員会の次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項の件を議題とします。 お諮りします。各常任委員会は、閉会中もそれぞれの所管部門の事務調査を、各特別委員会は、閉会中もそれぞれの審査、事務調査を、議会運営委員会は、閉会中も次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について審査を行うことにしたいと思います。これに、ご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、各常任委員会は、閉会中もそれぞれの所管部門についての事務調査を、水資源対策特別委員会高知西バイパス整備促進策特別委員会仁淀病院運営特別委員会議会広報特別委員会、議会改革特別委員会移住推進特別委員会は、閉会中もそれぞれの審査、事務調査を、議会運営委員会は、閉会中も次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について審査を行うことに決定しました。 以上で本日の日程は全部終了しました。 町長よりご挨拶を受けます。塩田町長。      〔町長 塩田 始君登壇〕 ◎町長(塩田始君) 平成27年第4回定例会を閉会するに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 去る12月7日に開会されました今定例会は、いの町長及び副町長の給与の減額に関する条例の専決処分の報告及び承認に関する議案など追加議案を含め28議案の重要案件につきまして、開会以来慎重にご審議を賜り、いずれも原案のとおりご決定をいただき、本日閉会となりましたことに改めまして感謝を申し上げます。 今議会では、一般質問にも13名の議員が登壇し、地方創生総合戦略、中山間地域の振興対策、教育行政や地域で抱える諸問題などについて幅広くご意見を賜りました。議員の皆様から賜りました町政に対しますご意見、ご提言等につきましては、十分これを尊重し、今後の町政の運営に生かしてまいる所存でございます。 師走もあと十日余りとなり、年末は何かとお忙しいことと思いますが、お体をご自愛なされて健やかに新しい年をお迎えできますよう、ご祈念いたしております。 また、議員の皆様には、町政に対し、なお一層のご指導、ご協力を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。どうもありがとうございました。 ○議長(井上敏雄君) 平成27年度第4回定例会の閉会に当たり、大変高いところから恐縮でございますが、一言ご挨拶を申し上げます。 本定例会は、12月7日開会、本日までの11日間にわたりとり行われました。提案をされました議案の結果については、町長のご挨拶のとおりでございます。一般質問には13人の議員が登壇をされ、町政発展、住民増進のために、教育や財政問題、少子高齢化、人口減対策、地方創生など、多岐にわたり提言をされ、大所高所から熱心に議論を交わされました。 また、今議会では、議会改革の一環として、定例会の情報公開のため、高知県町村議会の先陣を切って、ライブ中継も行いました。その評価につきましては、いずれ、視聴されました方から、ご指摘やご意見等が議会に寄せられるのではないかと思います。ご指摘や意見等が寄せられたときにおきましては、よき議会になるよう、お互いに切磋琢磨していこうではありませんか。 さて、本年は戦後70年という節目の年でもあり、かつ、日本の平和の日々が70年続いたということでもあります。しかし、隣国によります南シナ海問題や、我が国の領土であります尖閣諸島に対する頻繁な領海侵犯で緊迫した情勢も続いておりますが、どうか今後もこの平和な日々がいつまでも続いていくことができますよう、祈らずにはいられません。また、国際社会におきましては、内戦やテロ行為、報復攻撃などで凄惨な犠牲者が後を絶ちません。また、地球温暖化による、甚大な災害等にも明け暮れました1年でもありました。迎える平成28年の干支はさるでございます。猿は困難や不幸が去るという、縁起のいい動物でもございます。この縁起のいい干支のさる年に、世界の平和が1日でも早く到来するように、お祈りをするところでございます。 結びに当たり、我がいの町のますますのご発展と、町民の皆様方はもちろんのこと、議員各位、執行部各位、そして職員の皆様方にとりまして、新しい年が希望にあふれ輝く年でありますようにと、あわせて今後、さらなるご活躍とご健康、ご多幸をご祈念申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。ありがとうございました。 会議を閉じます。平成27年第4回いの町議会定例会を閉会します。お疲れさまでした。      閉会14時18分 上記会議の顛末を記載してその相違ないことを証するためにここに署名する。        議  長        署名議員        署名議員...