仙北市議会 > 2018-11-30 >
11月30日-01号

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  1. 仙北市議会 2018-11-30
    11月30日-01号


    取得元: 仙北市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-02
    平成30年 12月 定例会                             仙北市告示第158号平成30年第7回仙北市議会定例会を、平成30年11月30日仙北市役所田沢湖庁舎に招集する。平成30年11月21日                           秋田県仙北市長 門脇光浩          平成30年第7回仙北市議会定例会会議録議事日程(第1号)                平成30年11月30日(金曜日)午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告   市政報告   教育行政報告   議会動静報告   監査報告第4 報告第17号 専決処分の報告について第5 議案第96号 仙北市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について第6 議案第97号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について第7 議案第98号 仙北市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について第8 議案第99号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について第9 議案第100号 平成30年度仙北市一般会計補正予算(第7号)第10 議案第101号 仙北市手数料条例の一部を改正する条例制定について第11 議案第102号 平成30年度仙北市一般会計補正予算(第8号)第12 議案第103号 平成30年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第2号)第13 議案第104号 平成30年度仙北市下水道事業特別会計補正予算(第1号)第14 議案第105号 平成30年度仙北市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)第15 議案第106号 平成30年度仙北市浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)第16 議案第107号 平成30年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)第17 議案第108号 平成30年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第1号)第18 議案第109号 平成30年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第2号)第19 議案第110号 平成30年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第1号)第20 議案第111号 平成30年度仙北市水道事業会計補正予算(第2号)第21 議案第112号 秋田県市町村総合事務組合規約の一部変更について第22 議案第113号 公の施設の指定管理者の指定について第23 議案第114号 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて---------------------------------------出席議員(18名)      1番 門脇晃幸君       2番 武藤義彦君      3番 高橋輝彦君       4番 小木田 隆君      5番 高橋 豪君       6番 熊谷一夫君      7番 平岡裕子君       8番 田口寿宜君      9番 阿部則比古君     10番 黒沢龍己君     11番 荒木田俊一君     12番 小林幸悦君     13番 伊藤邦彦君      14番 真崎寿浩君     15番 八柳良太郎君     16番 高久昭二君     17番 稲田 修君      18番 青柳宗五郎---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長        門脇光浩君     副市長       倉橋典夫君  教育長       熊谷 徹君     病院事業管理者   進藤英樹君  代表監査委員    戸澤正隆君     総務部長      阿部慶太君  地方創生・               市民福祉部長兼            小田野直光君              中村和彦君  総合戦略統括監             福祉事務所長  観光商工部長    高橋和宏君     農林部長      浅利芳宏君  建設部長      吉田 稔君     会計管理者     伊藤一彦君                      医療局長兼  教育部長      戸澤 浩君               高橋信次君                      医療連携政策監  総務部次長兼            大山肇浩君     危機管理監     加古信夫君  企画政策課長  田沢湖地域センター所長         角館地域センター所長            石川一幸君               長松谷 光君  西木地域センター所長          総務課長兼            佐藤人志君               朝水勝巳君                      事務事業移転室長  総務部財政課長   草なぎ郁太郎君   市民福祉部次長   浅利和磨君---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長    三浦清人君     書記        藤岡 純君  書記        堀川貴吉君--------------------------------------- △開会の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) ただいまから平成30年11月21日付招集の平成30年第7回仙北市議会定例会を開会します。 開議の前に申し上げます。 本市議会は、インターネットによるライブ配信を行っていますので、傍聴される皆様及び参与の皆様にはあらかじめ御了承のほど、お願いいたします。 本定例会からペーパーレス議会に向けた取り組みとしてタブレット端末を併用しています。議案等は、タブレット端末からもごらんになれます。議会のペーパーレス化に向けた完全移行は、来年の9月定例会を目標としていますので念のため申し上げます。--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) ただいまの出席議員は18名で会議の定足数に達していますので、本日の会議を開きます。 広報及び報道関係者の撮影を許可します。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。                             (午前10時00分)---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、11番、荒木田俊一君、12番、小林幸悦君を指名します。 17番、稲田修君から一般質問の変更の申し出がありますので、協議のため議会運営委員会を開催します。 暫時休憩します。                             (午前10時01分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前10時33分)--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第2、会期の決定を議題とします。 休憩中の協議結果もあわせて議会運営委員長の報告を求めます。11番、荒木田俊一君。 ◆11番(荒木田俊一君) おはようございます。大変お待たせして申しわけございませんでした。 平成30年第7回仙北市議会定例会にあたり、11月22日、仙北市役所田沢湖庁舎第4・5会議室において議会運営委員会を開催しましたので、その経過と結果について御報告いたします。 出席委員は、7名全員でありました。 職務出席として青柳議長、委員外議員として黒沢副議長、オブザーバーとして平岡議員、熊谷議員が出席しております。 説明のための参与として、倉橋副市長、阿部総務部長大山総務部次長企画政策課長朝水総務課長草なぎ財政課長が出席しております。 書記には、議会事務局、藤岡参事を任命し、職務のための出席は三浦議会事務局長であります。 議会運営委員会では、本定例会の会期日程について協議いたしました。 第7回定例会に当局より提案される案件は、報告関係1件、条例関係5件、予算関係11件、指定管理者関係1件、人事関係1件、その他1件の計20件であります。 これらの提出案件について、市当局より概要説明を受け、慎重に協議した結果、本定例会の会期を、本日から12月21日までの22日間と決定いたしました。 会議の日程については、お手元に配付のとおり、会期1日目となる本日は、諸般の報告ののち、本定例会に提案される議案上程、説明を行います。 上程される議案のうち、当局より初日採決の依頼を受けた議案は、支給基準日が12月1日である人事院勧告に伴う給与関係条例の議案第96号から99号までの4議案及び伝建群保存整備に係る基盤強化事業補助金の追加補正に伴う議案第100号で、これらの議案については、先例により、委員会付託を省略し、本日、採決まで行うことを確認しております。 また、人事関係の議案第114号についても運用例第12の1により、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決を行うことを確認しております。 会期2日目から10日目までを休会とし、会期11日目の12月10日と会期12日目の12月11日の2日間を一般質問とし、質問者は両日とも4名を予定しております。 また、先ほど議長より要請がありました一般質問変更の申し出に伴う議会運営委員会の経過については、さきに配付済みのとおりといたします。 会期13日目となる12月12日は、議案に対する質疑及び委員会付託を行い、本会議終了後に予算常任委員会を開催します。この予算常任委員会には、平成30年度一般会計補正予算第8号が付託されますので、その議案に対する質疑を行い、その後に分科会を設置し、各分科会への分担を行います。 会期14日目から21日目までを休会としますが、休会中の12月13日及14日の2日間で総務文教、市民福祉、産業建設の各常任委員会及び予算常任委員会の各分科会審査を行います。 会期19日目の12月18日には、予算常任委員会を再開し、各分科会審査報告、報告に対する質疑、会派質疑を行い、会期20日目の12月19日には、一般会計補正予算に対する討論、採決を行います。 最終日の12月21日は、各常任委員会委員長報告委員長報告に対する質疑を行い、討論、採決を行う日程であります。 また、陳情等に基づく「意見書提出」に係る議員提出議案が追加提案された場合及び当局から議案等の追加提案があった場合には、あらかじめ最終日の議事日程に組み入れることを議会運営委員会で確認しております。 本定例会の会期は22日間で、うち本会議5日間、休会17日となり、休会のうち4日間は、各常任委員会となる日程であります。 また、当局より、現在予定している最終日の追加案件として、総合給食センター工事請負契約議案と、市内小・中学校エアコン設置工事費及び花葉館宿泊棟冷温水発生機改修工事費の補正予算案を予定している旨の報告がありました。 次に、その他の協議についてであります。 議会改革推進協議会の座長より、お手元に配付のとおり、議長宛てに中間答申書が提出されており、その報告を受けております。 議会運営委員会では、この答申の1の(1)から(5)までは、引き続き協議、または継続していくこと。 1の(6)政策提言については、各常任委員会は、任期中の2年間での政策提言を目標に、委員会協議会を積極的に開催すること。 2 政務活動費の公開については、本市議会でもホームページへ公開することとし、掲載は収支報告書までとすること。 3 その他では、議員に対して各団体からの出席案内があるが、議員の参加率が低下している。最低でも自己の所管委員会に関係する団体への会合等には出席すべきであること。 議会運営委員会では、以上の中間答申について確認を行いました。 先ほどの一般質問の件については、まだまだ議論する余地があるということで、今後、議会改革推進協議会の中でも協議していくことを確認しております。 以上、議事運営につきましては、特段のご協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の報告といたします。 以上であります。 ○議長(青柳宗五郎君) お諮りします。今定例会の会期は、ただいま議会運営委員長報告の・・・16番。 ◆16番(高久昭二君) 荒木田委員長のただいま議運報告いただきまして、2点だけちょっと御質問させていただきます。 最初の1点目は、報告にもございます議案第114号 教育委員の選任につきましては、きょう直ちに本会議で採決するということでございましたけれども、討論、議論を行わずというふうなお言葉使われましたが、質問はできないということなんでしょうか。 それから2つ目のさっき最後にお話ございました今後、議運でも検討する余地があるということでございますけれども、稲田議員が一般質問の順番でしたが、ほかの議員の方に交代して、トータルして最終的にその4月に改選されてから配付された会派以外のですね方々は何月議会、それから何月議会ということで、トータルがあわせればそれはできないというふうに議運長は判断なさるのかどうか、その点を確認したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 議会運営委員長。 ◆11番(荒木田俊一君) さきの質問は、さきの人事案件と同じような取り扱いで行うということでの報告です。 あともう1点は、一般質問についてでございますけども、今回は、もう議運で日程も確認してあり、当局にも通知してある案件なので、それは変更することができないということでございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 最初のですね114号は、これまでと同じような人事案件の選任と同じような扱いということでございましたけども、とりわけ教育委員については、やはり非常に、どの職も重要な職務なんですけども、どういうふうな教育に対する抱負、意見、特に小・中学校のいじめ問題とか不登校、それにはいろんな今、社会問題となっていることについては、どのような御所見、抱負をお持ちなのかということを披露してもらうことは、私は決して本人に傷つけるものでないし、人格を損なうものじゃないと私は思っていますけども、それらも聞くのをはばかるといいますか、聞かないようにしてほしいというふうに理解したほうがよろしいのでしょうか。 それから2つ目はですね、これは今後、議運でさらにもんでいただきたいんですが、市長初め幹部職員、そして我々議員も人間でありますから、やっぱり病気をしないという保証はないわけです。これから4年間の間に。そういうときはどうしても病欠なり、また、不幸が起きた場合は欠席ということもあるので、たまたまぶつかって一般質問の順番であったけどもできないということもあり得るかもしれないので、そういう場合もやはりそれは、そのときは本人なしと。次はやられないというふうなことで、最終的にはマイナス1回というふうなことで考えるというふうなことになるもんでしょうか。その点を御説明願いたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 運営委員長。 ◆11番(荒木田俊一君) 人事案件につきましてですけれども、それはいわゆる提案者である当局から、いわゆる選考の過程でどのような人物であって、どのようなお考えであるかということは報告があろうかと思います。 あと、一般質問の取り扱いでは、高久議員の言うとおり生身の人間ですのでいろんなことが考えられます。私の記憶する限りは、過去において通告して質問事項を出した中で、どうしても病気のため質問が残念ながらできなかったという事例はあります。ただ、この一般質問は我々議員に与えられた最大のというか、非常にそれぞれ議員がテーマを持って議員になっているので、それを十分に尊重しながら生かしていただきたい。ですから、その絶対とかという言葉はないんですけども、その議員としての職務を果たしていただきたいということでございます。まだいろんな整理しなければいけないことがありますので、議会改革のほうで議論しながら、また議運でも協議しながら整理を図ってまいりたいということでございます。 以上でございます。 ○議長(青柳宗五郎君) お諮りします。本定例会の会期は、ただいま議会運営委員長報告のとおり本日から12月21日までの22日間としたいと思います。御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり)
    ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、会期は本日から12月21日までの22日間と決定いたしました。 お諮りします。会期中の休会は、ただいま議会運営委員長報告のとおりとすることに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、会期中の休会は議会運営委員長報告のとおりとすることに決定をいたしました。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第3、諸般の報告を行います。 地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めた者は、門脇市長、倉橋副市長、熊谷教育長、進藤病院事業管理者戸澤正隆代表監査委員阿部総務部長小田野地方創生総合戦略統括監中村市民福祉部長伊藤会計管理者戸澤浩教育部長高橋信次医療局長浅利農林部長高橋和宏観光商工部長吉田建設部長加古危機管理監石川田沢湖地域センター所長長松谷角館地域センター所長佐藤西木地域センター所長大山総務部次長企画政策課長朝水総務課長草なぎ財政課長です。 以外につきましては、必要に応じて出席を求めることにします。 会議の書記には、藤岡、堀川の2名を任命します。 職務のための出席は、三浦議会事務局長です。--------------------------------------- △市政報告 ○議長(青柳宗五郎君) 次に、市政報告を行います。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) おはようございます。 平成30年第7回仙北市議会定例会の開会にあたり、主要事項について御報告を申し上げます。 初めに、平成30年秋の叙勲受章者についてであります。 元仙北市消防団分団長の黒坂源助さん、元仙北市消防団副団長の鈴木重藏さんが、それぞれ消防功労により瑞宝単光章を受章されました。このたびの受章は、永年にわたる職務の精励や功績・功労が認められたものであります。市民の皆様と共に御労苦に感謝をし、心からお祝いを申し上げます。 次に、一般会計補正予算(第7号)についてであります。 補正額は397万4,000円で、補正後の額は202億3,819万6,000円であります。補正事業は、伝建群防災施設整備事業費重要伝統的建造物群保存地区保存整備事業費であります。 次に、一般会計補正予算(第8号)についてであります。 補正額は2億7,055万2,000円の追加で、補正後の額は205億874万8,000円となります。主な事業は、公共施設等総合管理基金積立金ふるさと納税ふるさと便事業費ふるさと仙北応援基金積立金地域振興事業費臨時福祉給付金給付事業費母子生活支援施設等入所措置費負担金、予防事業費、し尿処理場管理運営費ごみ処理場管理運営費花葉館施設整備事業費道路維持補修費、冬期交通対策費、児童派遣費補助金生徒派遣費補助金などであります。地方債補正は変更であります。 次に、平成31年度の財政見通しについてであります。 総務省の平成31年度概算要求では、経済財政運営と改革の基本方針2018で示された新経済・財政再生計画を踏まえ、一般財源の総額について、平成30年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保するとしておりますけれども、地方交付税が前年度の国の当初予算額と比べて0.5%減となっているなど、地方財政計画を注視せざるを得ない状況であります。 市では、歳入面で景気の緩やかな回復により、市税が増加傾向にはあるものの、一般会計の歳入総額の約40%を占める地方交付税が平成28年度から段階的に合併算定替による増し分の縮減が開始されているため、引き続き厳しい財政運営となることが予想されます。 歳出においては、物件費、社会保障費、繰出金の増加、来年10月からの消費増税による影響も見込まれます。 平成31年度当初予算では、第2次仙北市総合計画の4年目、仙北市総合戦略の最終年度として、基本目標の達成とともにKPIの検証を適切に行い、具体的な施策の推進に資するものに重点を置いて配分をし、総合的かつ計画的なまちづくりに取り組み、将来像の実現を目指します。 予算編成にあたっては、歳入では市税等各種収入金の徹底した収納率向上に努め、積極的な遊休資産の処分等、自主財源のさらなる確保を図り、実施事業に対するあらゆる財源の洗い出しと調達にも全力を尽くします。 歳出では、ゼロベースでの事務事業の徹底検証と聖域なき見直しを行い、必要な財源を確保し、真に必要な施策と事業を厳選し実施をします。同時に、懸案となっている大規模事業の実施、仙北市の将来を確かなものとする人材育成や教育、福祉、産業振興、災害を繰り返さないまちづくりにも果敢に取り組み、「あるべきまちのすがた」「将来に持続可能な仙北市」に向けて最大限の努力を払い、挑戦する姿をしっかりとお示ししたいと考えております。 それでは、各部局等の主要事項並びに諸般の状況を報告します。 総務部であります。 庁舎等における受動喫煙防止対策についてであります。 健康増進法の一部を改正する法律が今年7月18日に成立をし、学校、病院、児童福祉施設、行政機関については、来年秋ごろの政令で定める日から屋内は完全禁煙、敷地内も基本的には禁煙となります。 秋田県庁では、10月から全面敷地内禁煙と職員の勤務時間内禁煙を実施しております。県内市町村にも同様の取り組みを求めております。 仙北市では、受動喫煙防止対策について、関係部署による会議、衛生委員会部長等会議等で協議を重ね、県と同様に全面敷地内禁煙を来年4月1日から実施することとしました。この後は、仙北市受動喫煙防止対策ガイドライン、仮称であります、を策定し、市広報やホームページなどで市内公共施設の全面禁煙についての周知、行政機関以外の施設への受動喫煙防止対策実施の啓発等を行い、受動喫煙防止に取り組むこととなります。 来年度に向けての組織再編についてであります。 農業振興課所属機関の農山村体験デザイン室について、その事務を精査し、農業振興に関する事務は農林部へ、観光振興に関する事務は観光商工部へ統合します。また、環境保全センターについては、来年度から一般廃棄物処理施設の設置及び管理運営に関する事務が大曲仙北広域市町村圏組合へ移行します。これに伴い、同組合へ移行しない事務を行うため、市民生活課に環境保全係を新設します。 また、現在、文化財指定されている桜の管理は、教育委員会文化財課の桜係が担当しておりますけれども、市内には文化財に指定されていない桜も多数あり、それぞれの所管で対応がまちまちとなっておりました。そこで、今後さらなる桜振興を図るため、観光課に担当係を設置したいと考えております。 ところで、「文化財保護法及び地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案」が、今年6月に成立・公布となり、来年4月から施行されることになりました。この改正は、これまで価値付けが明確でなかった未指定を含め、文化財をまちづくりに積極的に活用しつつ、地域社会が総がかりでその継承に取り組むことを強く要請しております。文化財を活用したまちづくりの推進力になる法律改正でありますが、私はこれを機会に、文化財課の位置付けや役割を再検討する必要があると考えております。この後の総合教育会議で議論したいと思っております。 新角館庁舎整備関係事業の進捗についてであります。 8月末から調査を行ってきた地中熱採熱調査は、11月5日をもって調査業務が終了しました。調査は、地中100メートルに直径30ミリの高密度ポリエチレン製熱交換器を挿入し、専用の機器により地中の熱データを採取しました。調査結果は、概ね当初想定していた数値が得られております。現在、この結果を基に新角館庁舎での冷暖房、融雪に地中熱を利用するための概算事業費の算定を進めております。概算工事費とともにランニングコストをシミュレーションした資料等もお示し、御審議をお願いしたいと考えております。 また、10月16日、角館交流センターを会場に、車両の通行や騒音など工事の影響について工事説明会を開催しました。説明会では、東小学校プール跡地及び落合球場裏へ運搬予定の残土についての要望があり、今後の工事計画に反映させることとしております。 11月12日、角館樺細工伝承館において、都市計画法で定める第1種住居地域内に3,000平米を超える庁舎施設を建設することについて、建設基準法第48条ただし書きに基づき、利害関係者や関係行政機関の意見を聴取する公聴会が、県建築住宅課の主催により開催されました。 利害関係者からは、角館こども園出入り口のスムーズな運用について要望が出されたほか、仙北警察署、角館消防署などから関係法令に基づく留意事項などが示されております。新角館庁舎の建設に関して反対意見はなく、26日に開催された秋田県建築審査会で審査が行われています。許可がおり次第、建築確認申請書提出の準備を進めます。実施設計の完了期限は12月26日となっております。その後、内容について検査・確認を行い、庁舎建設費関連予算を提案したいと考えております。時期的には、年明け後の1月下旬前後を予定しています。どうかよろしくお願い申し上げます。 秋田新幹線防災対策トンネル整備促進期成同盟会要望活動についてであります。 11月14日、老松大仙市長、柴田盛岡市副市長とともに、2回目の要望活動を行っています。訪問先は財務副大臣、国土交通大臣のほか、秋田・岩手選出国会議員で、早期の事業実施を要望しております。 国家戦略特区についてであります。 10月27日、片山さつき内閣府特命担当大臣が仙北市を訪問し、特区事業について視察をいただきました。片山大臣からは、国家戦略特区をさらに推進していくために、内閣府と仙北市で特区共同事務局を設置してはどうかという御提案をいただきました。現在、内閣府と共同事務局の設置に向け、調整をしております。 地域おこし協力隊についてであります。 地域おこし協力隊の袴田誠さんが、本日、地域おこし協力隊としての任期満了を迎え、先ほど感謝状の贈呈を行いました。今年度は袴田さんを含め2人の隊員が任期を終えることとなりました。 今後は平成31年4月採用に向け、新たにグリーンツーリズム関係や移住定住関係などで募集を予定しております。 仙北市の持続可能な開発目標SDGsの取り組みについてであります。 11月24日、角館交流センターを会場に「仙北市SDGs未来都市宣言・ミニシンポジウム」を開催しました。当日は、西明寺小学校5年生のロボットプログラミング学習の取り組み発表や、吉本興業所属の「大学の先生芸人黒ラブ教授」によるライブのほか、全ての人が尊厳をもって幸せに生きることができる社会の実現のため、仙北市SDGs未来都市宣言を行いました。 御参加いただいた議員の皆様、また、企業や市民の皆様、本当にありがとうございました。SDGsの取り組みをさらに深めたいと思います。 市税等の滞納繰越分収納率等についてであります。 10月末現在の市税等の滞納繰越分収納率は、前年同月比で普通税が10.4%増の14.8%、国民健康保険税が9.7%増の20.7%、後期高齢者医療保険料が7.7%増の25.2%であります。また、コンビニ収納実績は、10月末での納付件数が1万4,823件、納付金額が1億5,760万円、うち電子マネー決済が68件で88万円であります。クレジットカード納付実績は、納付件数が109件、納付金額が169万円であります。引き続き、収納率の向上に全力で取り組みます。 旧角館総合病院の窃盗事件についてであります。 9月5日、病院職員が用務のため旧病院内へ入館した際、屋外出入口ドアなど数カ所の解錠状態、内部の電気配線の切断とトイレ内のバルブ等が取り外されていることを確認し、不法侵入・窃盗事件として仙北警察署に通報をしました。発覚後、仙北警察署に相談し防犯カメラ数台を設置、病院職員がほぼ毎日施錠とモニターの映像確認を行っておりました。そんな中で10月22日に防犯カメラ1台の盗難を確認し、さらに仙北警察署に被害届を提出をしました。しかし、ほかに設置していた防犯カメラの映像分析で、前日の10月21日に2人の男性の犯行場面が写っていたため、これを基に10月31日、2人の男性を特定し、11月2日には「防犯カメラ窃盗容疑」で逮捕したと仙北警察署から報告を受けました。 今回の事件は、9月5日に事案が確認された段階で仙北警察署から再犯の可能性が考えられるため、市及び病院からの公表・広報は控えてほしいという要請があり、これまで公表を控えておりました。 なお、警察からは、男性2人が蛇口60個、約9,000円相当分の窃盗容疑で再逮捕したと連絡を受けております。 市民福祉部であります。 児童扶養手当の支給停止についてであります。 今月11月13日、秋田県健康福祉部の指導監査により、児童扶養手当を受給されている方268人のうち、遺族年金を受給している15人については、児童扶養手当支給を停止すべきとの指摘を受けました。遺族年金については、これまで遺族補償であると判断していましたが、このたびの指導監査では公的年金に当たるとの解釈であります。 そこで、遺族年金受給者への支給が開始された平成27年4月期支払いから平成30年8月期支払いについて調査をしたところ、4年間で21人の対象者があり、これまでの支給額は1,116万3,120円でありました。これらのことから、本年8月の児童扶養手当現況届調査により、10月17日付児童扶養手当一部支給停止決定通知を送付したうち、全部支給停止となる対象者14人、一部支給停止となる対象者1人の方々については、11月20日付で通知の内容に変更がある旨、御家庭を訪問するなどしておわびをしました。 なお、既に交付を受けている国庫負担金については、平成30年度の実績報告後、平成31年度中に返還の予定であります。財源対応については、現在県と協議をしております。 今後は、制度の理解やチェック機能を強化し、適切な事務処理に努めます。 仙北市遺族連合会「青年部」の結成についてであります。 10月29日、仙北市遺族会「青年部」の結成式が行われました。戦没者遺族会会員の高齢化と減少に伴い、世代交代、後継者の育成を目的として、戦没者の孫やひ孫等を中心とした青年部の組織づくりを進め、実現したものであります。30歳代から70歳代の15人で結成され、県内では4例目の結成となります。戦後73年が経過し、戦争の記憶が風化されつつある中、戦争の悲惨さと平和の尊さを後世代へしっかりと伝え遺していくため、青年部の活動を見守りたいと思います。 にしき園の今後の運営についてであります。 介護老人保健施設「にしき園」の民営化について、市内で老人福祉施設を運営する3つの社会福祉法人に個別に意向を確認し、その中で1法人が前向きな検討を進めておりましたけれども、介護職員の確保や医師の配置等の課題があり、現状では引き受けることが困難であるとの報告を受けました。 このため、当初目標としていた平成32年度からの民営化は、一旦凍結をし見直しをすることにしました。当面は、引き続き市直営の運営となります。今後は、年次計画による施設の改修や介護職員等の確保のための処遇改善を進め、将来的には介護老人保健施設から特別養護老人ホームへの移行も視野に入れて検討したいと思っています。 なお、今回の方針変更については、にしき園の管理者並びに職員に対する説明会を開催し、理解と協力をお願いしています。 証明書コンビニ交付サービスについてであります。 住民票の写し、印鑑登録証明書及び戸籍証明書を全国約5万店舗で受け取ることができる仙北市証明書コンビニ交付サービスを来年1月4日開始に向け準備を進めております。なお、サービス開始後は、土日等もマイナンバーカードをお持ちの方はコンビニ設置のキオスク端末で証明書の交付を受けることができることから、学習資料館で行っている証明書発行業務は今年度末で終了する予定であります。 観光商工部であります。 抱返り紅葉祭についてであります。 61回目となる「抱返り渓谷紅葉祭」が、10月10日から11月10日の32日間にわたり開催されました。期間中には、安全祈願祭、芸能披露、渓谷散策の集いなどのイベントや、各種協賛行事が行われました。ことしは色づきが遅く、紅葉祭の終盤まで見ごろが続いたことから、昨年比1万人増の7万7,000人が錦秋の渓谷を楽しむことができました。また、期間中に角館駅と抱返り渓谷の駐車場を結ぶシャトルバスは、前年比123%増の約5,000人の利用があり好評をいただきました。 「秋彩こみちinかくのだて」についてであります。 10月13日、14日の両日「秋彩こみちinかくのだて」が角館落合運動公園で開催されました。県内外からクラフト作家や飲食など90組の店舗が集まりました。2日間とも好天に恵まれ、昨年比3,000人増の1万2,000人の来場者をいただくことができました。 アセアン交流促進事業についてであります。 11月8日から11日まで、秋田県知事を団長としたアセアン交流促進事業が開催され、タイからの観光客誘致や交流を目的に、タイで秋田県トップセールスに参加をしました。 期間中、仙北市の独自業務では、タイ北部のコムローイ祭りと、上桧木内の紙風船上げとの連携について、コムローイ祭りを主催する現地財団と協議を行い、交流の約束を結ぶことができました。 また、ワチュラウッド王立学校と仙北市は、教育旅行に際して業務提携することで合意をし、佐竹知事立ち会いのもと、趣意書を取り交わしました。 農林部であります。 米の作柄状況及び経営所得安定対策についてであります。 平成30年産の米の作柄状況は、96で昨年に引き続きやや不良との結果となり、収穫量は昨年よりさらに10キロ程度の収量減との予想であります。しかし、一部農家からは、60キロ以上落ち込みがあるとのお話も聞くなど、大変心配をしております。移植後の低温の時期があったことや、8月下旬以降の断続的な降雨や日照不足等が影響したものと考えております。 生産数量目標の配分が廃止となったことしは、過剰な作付けを心配しておりましたけれども、仙北市地域農業再生協議会やJA等の各方針作成者から農家の皆さんに提示した面積2,727ヘクタールに対して2,649.45ヘクタールの作付けとなりました。目安よりも、さらに78ヘクタール多く米以外の作物への転換が図られたこととなります。農家の皆さんの需要に応じた米生産という高い意識が結果に表れたと推察をしております。 主食用米以外の作物へ取り組まれた991戸には、経営所得安定対策の交付金約5億1,100万円が交付される予定であります。現在、12月中の交付ができるよう、対象となる方々から提出された書類の確認作業を行っております。 基盤整備事業の進捗状況についてであります。 田沢湖生保内南地区での事業を進めている農地集積加速化基盤整備事業は、昨年から面工事を実施しておりますけれども、本年度分70.5ヘクタールについて、ほぼ工事は完成しております。面工事が完成したことで1区画が30アール以上のほ場が34.1ヘクタール、50アール以上のほ場52.2ヘクタール、1ヘクタール以上のほ場14.2ヘクタールとなります。来春からは、新たなほ場で作物栽培が実施されます。中山間地域のモデル農村として大変期待を寄せております。 なお、生保内南地区では、この後に暗渠排水工が始まり、予定では2021年の換地で事業終了となる計画で進めております。現在の進捗率は、事業費ベースで81%であります。 また、本年度事業採択となった神代地区は、来年度に国館地区から面工事を開始するため、実施設計と調査測量を行っております。 「五感楽農」仙北市体験ツアーについてであります。 11月17日、18日の両日、「五感楽農」仙北市体験最終ツアーが実施されました。今回のツアーは、春に植え付けした秋田の伝統野菜「田沢ながいも」と、ハウスで育てられた新鮮季節野菜の収穫を体験をし、それらを食材とした昼食も大変好評でありました。参加者は、農家民宿や農体験に興味があったという方が多く、中には移住をしてみたいという方もおりました。 今後もJR秋田支社と連携し、通年旅行企画商品として定着できるよう取り組みを継続します。 建設部であります。 道路整備促進フォーラム開催についてであります。 11月6日、「盛岡秋田道路・大曲鷹巣道路整備促進フォーラム」を開催しました。フォーラムには、秋田、岩手両県の行政、商工、観光関係者、草峠地区期成同盟会など約250人の参加をいただきました。改めて御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。 フォーラムは、元国土交通省東北地方整備局長で現日本みち研究所専務理事の川瀧弘之さんの基調講演、また、沿線の声として、わらび座社長の山川龍巳さん、秋田内陸縦貫鉄道社長の吉田裕幸さん、船川港通運業務部長の佐藤敦さんの3人から貴重な意見発表がありました。また、新たに創設された「重要物流道路」に確実に指定されるように国へ求めることを決議し、地域高規格道路として国道46号、105号の早期整備を働きかけることを確認しました。 また、同フォーラムを踏まえ、11月12日には、秋田県及び秋田河川国道事務所、13日には岩手河川国道事務所、20日、21日には東北地方整備局、国土交通省、財務省、地元国会議員などへの要望活動を実施しております。 以上、主要事項並びに諸般の報告を申し上げました。 本定例会に提案している案件は、報告関係1件、条例関係5件、予算関係11件、指定管理者関係1件、人事関係1件、その他1件の計20件であります。慎重審議の上、御可決を賜りますようお願いを申し上げ市政報告といたします。 ○議長(青柳宗五郎君) これで市政報告を終わります。 11時30分まで暫時休憩します。                             (午前11時19分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前11時30分)---------------------------------------教育行政報告 ○議長(青柳宗五郎君) これより、教育行政報告を行います。熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷徹君) おはようございます。 平成30年第7回仙北市議会定例会の開会にあたり、主な事項について御報告させていただきます。 教育総務課であります。 台湾台北市立北投国民中学訪問について。 11月4日から6日まで、佐々木生保内中学校長と私、2人で台北市立北投国民中学を訪問してまいりました。 今回の渡航は、世界で2カ所だけにしかない「北投石」を有し、姉妹温泉となっている玉川温泉と北投温泉を持つ地域として、生保内中学校と北投国民中学との姉妹校提携に関する意思確認及び交流内容についての協議を目的とするものでした。 この学校は、台湾内で優秀校に選出されている中学で、子どもたちの活発な文化・スポーツ活動とともに、郷土に結びついた積極的な実践活動に取り組んでいる全校生徒1,100人の学校であります。 校長先生から、来年の桜の時期に是非訪日し、学校訪問をしたいとの意向を伺っております。 今後、交流内容等について、両校で英語担当教諭を窓口として協議をしてまいりたいと考えております。 学校適正配置に関する意見交換会について。 11月13日から西明寺地区、角館地区、桧木内・上桧木内地区、中川地区において、学校適正配置に関する意見交換会を開催しました。 11月13日の西明寺地区意見交換会と11月16日の角館地区意見交換会では、これまでの経緯や桧木内・上桧木内地区、中川地区における意見交換会の状況を説明し、「子どもたちのよりよい教育環境は、どうあればよいか」をテーマに意見交換を行いました。 11月22日の桧木内・上桧木内地区意見交換会と11月28日の中川地区意見交換会では、今後の方向性等について意見交換を行いました。 桧木内・上桧木内地区では、通学時間の問題、健康面への不安、生徒や保護者の負担の大きさ、不公平感及び地域の衰退への危惧等の観点から、性急な適正配置を行わず、意見交換を継続していくこととしました。 また、少人数のデメリットを軽減していくために学校間交流を積極的に行っていくことも確認し合いました。 中川地区では、今後適正配置に向けて、具体的なスケジュール等について協議を進めていくこととしました。 この後、西明寺地区、角館地区の保護者、住民にも桧木内・上桧木内地区や中川地区の状況を説明し、理解と協力を得ていきたいと考えております。 秋田県都市教育長協議会教育長・関係課長会議について。 11月20日、グランデールガーデンにおいて、仙北市では初めての全県都市教育長・関係課長会議が開催されました。前半の仙北市教育活動の紹介では、「小さな国際文化都市の一員」にふさわしい特色ある教育として、ドローンを使用したプログラミング学習、田沢湖クニマス未来館を活用しての環境教育、台湾恵文高級中学や北投国民中学との交流などについて発表しました。後半の意見交換会では、「登下校時等の安全確保に向けた取り組み」「情報モラル教育の充実に向けた取り組み」について、活発な討議を行い、有意義な意見交換となりました。 各種研究大会について。 10月24日、角館小学校、角館中学校を会場に「伝え合う力を高める国語教育」をテーマに大曲仙北国語教育研究会が開催されました。どちらの会場でも、言葉を通して思いや考えを適切に表現し、生き生きと伝え合う子どもの姿が見られました。 11月2日、生保内小学校、仙北市民会館を会場に、第25回東北小学校生活科・総合的な学習研究協議会秋田大会並びに第14回秋田県小学校生活科・総合的な学習教育研究協議会仙北大会が開催されました。 「つなげるんだ!ひろげるんだ!たかめるんだ!」を大会主題に、全学年の授業が公開され、自ら課題を持ち、互いにかかわり合いながら意欲的に学びを深めていく子どもの姿が見られました。 遠くは静岡県からの参加者を含め320人余りの参加者がありました。 当日は、仙北市教育研究会研究大会と兼ねて生保内中学校でも授業を公開し、市内小・中学校の教職員や、こども園・保育園の職員も参加し、授業参観や熱心な研究協議が行われました。 また、文部科学省初等中等局渋谷一典教科調査官、文教大学嶋野道弘元教授、國學院大學田村学教授、秋田大学濱田純客員教授からの御指導もいただき、生保内小学校の実践に高い評価をいただきました。 児童生徒の活躍について。 11月8日、秋田市文化会館で第68回“社会を明るくする運動”作文コンテストの表彰式が行われ、西明寺中学校2年猪本玲奈さんの作文、「『団結力』の提案」が中学生の部で優秀賞に入賞しました。 11月10日から中学校全県新人駅伝大会が開催されました。 駅伝では、男子の部で角館中学校Aチームが第2位、女子の部でも角館中学校Aチームが第3位という素晴らしい成績を収めました。柔道では、個人の部、男子60キロ級で角館中学校2年小玉穰二さんが第3位、同じく81キロ級で生保内中学校2年田口俊斗さんが第3位、同じく90キロ級で角館中学校2年蒲生純翔さんが第3位となりました。 台湾台中市立恵文高級中学来訪について。 12月3日から3日間の日程で、台湾台中市立恵文高級中学一行40人、生徒34人、引率6人が教育旅行で仙北市を訪れ、12月5日には、角館中学校との姉妹校提携調印式を予定しております。 仙北市内の中学校が外国の中学校と姉妹校提携をするのは、初めてのことであります。異文化に触れ、新たな視点を持ち、国際感覚を養うことが、これからの人材育成につながっていくものと期待しております。 総合給食センター(仮称)新築工事及び厨房設備工事について。 さきの議会臨時会において御可決いただきました総合給食センター(仮称)の建築工事及び厨房設備工事の入札が執行され、11月26日落札業者が決定いたしました。建築工事が小松・瀧神・寺沢特定建設工事共同企業体、厨房設備工事は富士開発・万景・アクサム特定建設工事共同企業体が落札しております。 現在、契約手続を進めており、今定例会に請負工事契約の締結議案を追加提案させていただきたいと考えております。 公民館であります。 仙北市文化祭について。 仙北市の文化祭が各地区において盛大に開催されました。角館地区は10月13日、14日の両日角館交流センターにおいて、田沢湖地区は10月27日、28日の両日生保内市民体育館において、西木地区は11月4日に西木温泉クリオンと、隣接する西木林業者等健康増進施設を会場に、各地区文化祭実行委員会や芸術文化団体、学校等が一丸となって開催されました。 各地区それぞれ特色があり、作品展示、芸能発表など日ごろの芸術文化活動の成果が多数披露され、3地区で延べ1,200人ほどの来場者の方々に芸術文化に親しんでいただきました。 学習資料館・イベント交流館であります。 仙北市感謝状贈呈式について。 11月3日、角館樺細工伝承館を会場に、約200名の皆様に御参加いただき、仙北市感謝状贈呈式を執り行いました。贈呈式では、大正11年から4万1,000点を超える図書の寄贈を続けている株式会社新潮社佐藤隆信代表取締役社長、昭和39年から引き続き文化講演会を主催し、児童書の寄贈を続けている角館図書館後援会石黒直次会長、読書感想文コンクールを通じて子どもの読書活動を推進した故西宮陽助さんに、市長から感謝状が贈られました。 新潮社創業者佐藤義亮生誕140年記念式典について。 11月3日、感謝状贈呈式に続き同会場において、仙北市出身の佐藤義亮の偉大な功績を顕彰する「新潮社創業者佐藤義亮生誕140年記念式典」を開催いたしました。 式典では、株式会社新潮社と角館図書館後援会等の地元団体と、仙北市との関わりを広く紹介するとともに、互いの良好な関係を未来へと引き継ぎ、読書活動を積極的に推進して行くことを誓い合いました。 式典の後には、角館図書館後援会主催の記念事業第58回文化講演会が開催され、作家の梨木香歩さんが「内なる旅をいくこと」について講演をされました。 「高井有一展」と新たな寄贈について。 7月14日から11月4日まで、新潮社記念文学館で開催しましたアンコール企画展「高井有一展」は、1,417人のお客様から御観覧いただき、好評のうちに終了いたしました。 このたびの展示品には、ことし、奥様の中村輝子さんから寄贈された高井有一「帰還」100枚の原稿のうち冒頭部分の生原稿や早稲田大学卒業論文も含まれ、新しく展示した多くの写真とともに、先生のお人柄が偲ばれる展覧会となりました。 最終日の11月4日には、中村さんより長編小説「高らかな挽歌」703枚の原稿を新たに寄贈いただきました。 今後も寄贈いただいた貴重な品々を大切に役立ててまいります。 「佐竹北家日記にみる天文現象展」について。 11月10日から来年3月29日まで、企画展「佐竹北家日記にみる天文現象展」を開催しています。江戸から明治まで220年間綴られた佐竹北家日記から日食・月食・彗星の出現についての記録を抜粋し、古文書に触れたことのない方にもわかりやすい画像を添えた展覧会であります。 会期中は、大正9年に角館町白岩地区で発見された「白岩隕石」や明治期の錦絵集のパネルほか、貴重な資料を併せて展示します。多くの方々に御観覧いただきたいと思います。 文化財課であります。 伝建群防災施設整備事業Cブロックの完成と防災訓練の実施について。 10月29日、今年度の伝統的建造物群保存地区防災施設整備事業(国庫補助事業)のCブロック工事(河原田家・小田野家周辺)が完成いたしました。この施設整備により、全自動エンジンポンプ、屋外消火栓、遠隔操作盤の更新等を行い、伝建群の防火対策施設が、さらに充実しました。 11月18日、この防災設備工事の完成にあわせて角館北地域自主防災会20人と文化財課職員で、防災設備の説明と放水銃を実際に使った操作訓練等を行いました。 平福記念美術館であります。 「開館30年記念平福穂庵・百穂父子展」について。 10月2日から11月18日まで「開館30年記念平福穂庵・百穂父子展」を開催いたしました。開館30年を記念して、仙北市が誇る日本画家、平福穂庵・百穂父子の力作を、今回初めて出品された作品も含めて58点を展示し好評を博しました。紅葉シーズンとも重なったことから、期間中の入館者は2,066人と多くの皆様に御来館いただきました。 「児童生徒県南美術展」について。 12月1日から来年1月27日まで、「第41回児童生徒県南美術展」を開催いたします。この美術展は、子どもたちの美術を通しての表現力や発想力の向上、芸術に対する興味や関心を引き出すことを目的に昭和53年より実施しているものです。ことしで第41回を迎えるこの美術展は、冬の児童生徒県南美術展として恒例となっており、県南の参加校、小学校58校中学校23校からも好評を得ております。 子どもたちが一生懸命描いた力作を多数展示しておりますので、ぜひ御観覧いただきたいと思います。 以上、教育行政に関する報告を申し上げましたが、本定例会に提案しております教育関係議案につきまして、慎重審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、教育行政報告とさせていただきます。 ○議長(青柳宗五郎君) これで教育行政報告を終わります。 議会動静報告及び監査報告は、お手元に配付のとおりであります。 13時まで昼食のため休憩いたします。                             (午前11時45分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後0時59分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 本日、説明のため出席を求めた者のうち、中村市民福祉部長は午後から公務出張していますので、そのため、改めて説明のため、浅利和磨市民福祉部次長の出席を求めています。よろしくお願い申し上げます。--------------------------------------- △報告第17号の上程、報告 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第4、報告第17号 専決処分の報告を行います。阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) それでは、議案綴りの4ページをお開きください。 報告第17号について説明いたします。 専決処分の報告について 地方自治法第180条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定に基づき報告するものです。 次のページをごらんください。 専決処分第15号 専決処分書 自動車事故に係る和解及び損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、次のとおり専決処分したものです。 専決処分の期日は、平成30年10月23日です。 事故内容につきましては、スマイルバスの中川線での交通事故です。平成30年8月10日午後0時05分ころ、仙北市角館川原若神子77番地地先の市道を時速50キロくらいでスマイルバスが走行中、交差点に差しかかったところ、相手方が左右の確認及び一時停止を怠り、スマイルバス後部側面に衝突したものです。 事故の責任割合ですが、スマイルバスも走行中であったことから、1対9となっております。 和解及び損害賠償の相手方は記載のとおりです。 和解に至る経過は、事故発生後、相手方と損害賠償について交渉した結果、和解したものです。 和解の内容は、仙北市は相手方に対し、損害賠償金として1万6,820円を支払うものです。今後、いかなる事情が発生しても、双方とも異議の申し立てをしないという確約をしております。 なお、バスには8人の乗客がおりましたが、けが等はございませんでした。 以上で報告を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) これで日程第4、報告第17号 専決処分の報告を終わります。 △議案第96号~議案第100号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第5、議案第96号 仙北市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定についてから日程第9、議案第100号 平成30年度仙北市一般会計補正予算(第7号)についてまでの各案を一括して議題とします。 各案の説明を求めます。阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) 議案第96号の提案理由を説明いたします。 議案綴りの6ページをごらんください。 議案第96号 仙北市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について 仙北市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものです。 改正条文は次のページですが、別に配付してあります給与条例等に関する説明資料の2ページをごらんください。 今、発信しましたので御確認ください。いきましたでしょうか。必要に応じて見ていただければ大変ありがたいです。 平成30年10月11日に秋田県人事委員会から県議会議長及び県知事に対して職員の給与等に関する報告及び勧告がありました。この勧告では、一般職の職員の期末勤勉手当のうち、勤勉手当を0.10月分に引き上げるものです。この改定にあわせて市議会議員の期末手当の支給率を引き上げるものです。改定の率は、説明資料の7ページ上段の表をごらんください。平成30年度は12月の期末手当を現行の「100分の150」を100分の10引き上げて「100分の160」とするものです。平成31年度以降は、6月の期末手当を現行の「100分の150」を100分の5引き上げて「100分の155」とし、改正後の12月の期末手当「100分の160」を100分の5引き下げて「100分の155」とするものです。 この条例は、平成30年12月1日から施行するものです。ただし、平成31年度以降分に関する規定は、平成31年4月1日から施行するものです。 次に、議案第97号の提案理由を御説明いたします。 議案綴りの8ページになります。 議案第97号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものです。 改正条文は9ページですが、先ほどの説明資料の3ページをごらんください。 改正理由は、前議案と同様となります。 改正内容は、7ページ下段の表をごらんください。 平成30年度は12月の期末手当を現行の「100分の152.5」を100分の10引き上げて「100分の162.5」とするものです。平成31年度以降は、6月の期末手当を現行の「100分の152.5」を100分の5引き上げて「100分の157.5」とし、改正後の12月の期末手当「100分の162.5」を100分の5引き下げて「100分の157.5」とするものです。 この条例は、平成30年12月1日から施行するものです。ただし、平成31年度以降分に関する規定は、平成31年4月1日から施行するものです。 次に、議案第98号の提案理由を御説明いたします。 議案第98号 仙北市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について 仙北市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものです。 改正条文は11ページになりますが、先ほどの説明資料の4ページをごらんください。 改正理由、改正内容、施行期日等は先ほど説明しました議案第97号と同様の改正をするものです。 次に、議案第99号の提案理由を御説明いたします。 議案綴りの12ページをごらんください。 議案第99号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について 仙北市一般職の職員の給料に関する条例等の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものです。 議案第96号の提案理由でも御説明しましたが、平成30年10月11日に秋田県人事委員会から県議会議長及び県知事に対して、職員の給与等に対する報告及び勧告がありました。この勧告に基づいて改正するものです。 13ページから改正条文ですが、先ほどの説明資料の5ページをごらんください。 改正内容は、給料、宿日直手当、期末勤勉手当に関しての勧告となっております。 給料につきましては、若年層に重点を置いて引き上げるものとなっており、4月にさかのぼって1級1号で923円、7級61号で136円引き上げるもので、この改定により給料分は174万9,000円の追加となります。 宿日直手当につきましては、一般の宿日直勤務について「4,200円」を「4,400円」に改正、また、勤務時間が通常の2分の1の日などの宿直勤務の場合は「6,300円」を「6,600円」に改正、特殊な業務を行う宿日直勤務については「5,900円」を「7,400円」に改正、また、勤務時間が通常の2分の1の日などの宿直勤務の場合は「8,850円」を「1万1,100円」に改正するものです。 期末勤勉手当については、一般職が勤勉手当を0.10月分引き上げて年間支給月数を4.25月、再任用職員が0.05月分引き上げて2.25月とするものです。 8ページをごらんください。 一般の職員について、平成30年度は12月の勤勉手当を現行の「100分の82.5」を100分の10引き上げて「100分の92.5」に改めるものです。平成31年度以降分は、6月の期末手当を現行の「100分の117.5」を「100分の125」に、勤勉手当を現行の「100分の82.5」を「100分の87.5」に、12月の期末手当を現行の「100分の132.5」を「100分の125」に、勤勉手当を現行の「100分の82.5」を「100分の87.5」とするものです。 9ページをごらんください。 再任用職員について、平成30年度は12月の勤勉手当を現行の「100分の40」を0.05月引き上げて「100分の45」に改めるものです。平成31年度以降分は、6月の期末手当を現行の「100分の62.5」を「100分の70」に、勤勉手当を現行の「100分の40」を「100分の42.5」に、12月の期末手当を現行の「100分の77.5」を「100分の70」に、勤勉手当を現行の「100分の40」を「100分の42.5」とするものです。 特定任期付職員については、期末手当を0.10月分引き上げて年間支給月数を3.20月とするものです。 平成30年度は12月の期末手当を現行の「100分の155」を100分の10引き上げて「100分の165」と改め、平成31年度以降分は、6月の期末手当を「100分の160」とし、12月の期末手当を「100分の160」とするものです。 この条例は、平成30年度分は条例公布の日から、平成31年度以降分は、平成31年4月1日から施行するものです。 以上で議案第96号から議案第99号の説明を終わります。 次に、議案第100号の提案理由を御説明いたします。 平成30年11月30日付、平成30年度仙北市一般会計補正予算綴りの1ページをごらんください。資料は薄いほうになります。 議案第100号 平成30年度仙北市一般会計補正予算(第7号) 平成30年度仙北市の一般会計補正予算(第7号)は次に定めるところによるものです。 第1条、歳入歳出の予算の補正は歳入歳出それぞれ397万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を202億3,819万6,000円とするものです。これは重要伝統的建造物群保存地区保存整備にかかわるもので、現在工事中の河原田家の保存整備事業への追加補正分です。 補正内容については、4ページをごらんください。 歳入は、13款2項6目教育費国庫補助金が253万6,000円の追加、17款1項3目ふるさと仙北応援基金繰入金は40万円の減額、18款1項1目繰越金が183万8,000円の追加となります。 歳出は、10款5項4目文化財保護費397万4,000円の追加で、保存整備事業費の総額は4,228万5,000円から4,725万7,000円となり、497万2,000円の増額となります。また、武家屋敷内に設置している防災施設整備工事の完了に伴う事業費99万8,000円を減額しております。 武家屋敷河原田家は、文化庁の伝建群基盤強化事業補助金を受け、平成29年度から4カ年計画で内外装の修理工事を行っております。 昨年度行われた文化庁とのヒアリングで、今年度の補正配分が減少し、今年度予定していた既存建具等の改修を平成31年度へ先送りすることとしておりましたが、文化庁との調整で先送りとなった事業分の補助金をいただけることとなり、追加補正をお願いするものです。 また文化庁から完成検査及び工事費支払いは年度内に済ませるよう指示を受けております。年度内の支払いに間に合わせるためには、2月末の完成が必要となります。今回の変更内容には、既存建具等の改修、家具類の雑工事などを組み込む予定で、今後の各種作業工程を精査したところ、12月議会終了後では平成30年度内の支払いに間に合わない恐れがあり、初日の議決をお願いするものです。 以上で議案第100号の説明を終わります。 御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 説明が終わりました。 これから質疑を行います。 初めに、議案第96号に対する質疑ございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第97号に対する質疑ございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第98号に対する質疑ございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第99号に対する質疑ございませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) 議長から御指名いただきましたので若干質問させていただきます。 初めに、先ほど阿部総務部長から御説明ございましたけども、仙北市の市の職員で構成している職員組合がございまして、そこと当然この今回の県の人事委員会勧告に基づき、今回のベースアップについては、お話、労使協議がなされたと思いますけども、その結果はまずどうであったのかということが第1点、それから2つ目には、仙北市の職員の平均給与ですね、年間でもいいですけども、全県、秋田県全体の中での特に市のですねランクの方々の位置はどの辺にあるのかということ、具体的にはラスパイレス計数はいくらの数字になっているのか。 それから3点目はですね、先ほども若干触れておりますけども、今回、非正規職員、また、パート職員は特に触れてございませんけども、これらの方々具体的には、例えばにしき園にはパート職員の方々も多数見受けられます。そういう方々には、恐らく期末勤勉手当等が支給対象になっておらないのかなというふうに想像するんですが、それらも含めて若干の待遇、処遇をお考えになるのか、これは市独自でやるやらないを決めることは私はできると思いますので、その点について御質問したいと思います。 それから、また若干答弁次第により質問させていただきます。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁を求めます。阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) 初めに、組合との交渉でございますけれども、今回の引き上げをするということで組合のほうから御了承をいただいたところでございます。 また、ラスパイレスについてですけれども、平成30年度はまだ出てきておりません。平成29年4月1日現在で、秋田県市町村平均ラスパイレス指数が96.5、市の平均は96.9となっております。仙北市は96.3で、25市町村中、上から数えますと同率の7番目となっております。ほぼ県内の平均値に近く、同率が能代市と東成瀬村となってございました。 非常勤職員の給与についてでございますけれども、この10月1日に最低賃金の改正が行われておりまして、それに基づき市の給与も改正したところでございました。先ほど、この方々にはボーナスも出ないんだろうというお話でございますけれども、現在は出てございません。ただ、今、国・県のほうから説明をいただいておりますけども、平成32年度からは会計年度任用職員という形になってございまして、給与改正、また、この方々にはある程度の手当を出すという形で現在進めてございます。現在進めておるところでございますけれども、来年のできれば9月ころの定例会のほうに条例の改正を出していきたいというような進みぐあいでございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) ただいま阿部総務部長が答弁で触れておられますけれども、ラスパイレス計数は、数字、今説明いただいてわかりましたけども、市の規模はもちろん人口も含めて違うわけでございますが、お隣の北秋田市、また、隣の大仙市はいくらぐらいのラスパイレス計数になっておられるかということと、その点、それから2つ目は、先ほど答弁ございました会計年度の任期付職員、パート職員について、総務部長は民間でお働きになった経験はないかもしれませんけども、民間ではですね会社の経営が頑張っていただいて非常に好成績であった場合は、やはり若干のですねボーナスというか、やっぱりいろいろ頑張っていただいたということで出しているケースもあるわけですが、そういうことはやはり仙北市、市であるから、それは全くできないというふうになるもんでしょうか。全て条例規則に縛られているんで、そういうのは、お気持ちはあってもそれは口に出しても、物品で提供するということはできないというふうになるもんでしょうか。そこをもう一回確認しておきたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) 初めに、非常勤職員についてでございますけども、やはり私たち規定がなければ支払うことはできないという形になります。そのため、先ほど申し上げましたように会計年度職員というものが平成32年度から進めることになりますので、その際は手当がいくらかでも出せるような形になろうかと思います。 近隣のラスパイレスの状況でございますけれども、北秋田市で言いますと97.1、それから大仙市は96となっております。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 実はですねにしき園に先ほど申し上げました会計年度の任期付職員、つまりパート職員が多数おられるわけですが、今現在は何名おって、というのは、同じ仕事をやっておるわけですよ。正職員と同じ、現場職員ですよ。現場職員のことを言ってるんですよ。事務職員でなく。そういう同じ仕事をやってても、もちろんそれは働いているんだから嫌なら辞めていけばいいといえばそれまでですけども、同じ仕事をやってて、給与は非常に安いし、なおかつ皆さんがいただいているときにいただけないと。誰でももらえば、顔や表情に出るんですよね。そういうとき、黙って下向いているしかないということを、前に私、倉橋副市長にも個人的に申し上げた機会あって、忘れておられるかもしれませんけども、何とかそれを少しでも是正できるように来年からでも、来年のあれですか9月ですか、その辺に改善できることであれば少しでも改善なされるように、もう一回確認させていただきます。 ○議長(青柳宗五郎君) 倉橋副市長。 ◎副市長(倉橋典夫君) 今、にしき園の方の臨時パート職員の処遇についての御質問でしたけども、経験年数、あるいは資格の有無によって月々の給与に配慮はさせていただいております。ただ、手当に関しては、先ほど総務部長が申し上げたとおり、制度として仙北市でございませんので、それは平成32年度からの新しい制度の中で取り組みたいと思います。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかにありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 次に、議案第100号に対する質疑ございませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) 若干御質問させていただきたいと思います。 先ほど阿部総務部長からの詳しい丁寧な説明もあったわけでありますけれども、1つはですね、この完成を目指している、つまり工事のこの工期がもちろん定められておるわけですけども、この年度内に完成するために今回の補正をやって、きょうの11月30日の初会の日に議決していただきたいということなんですけども、河原田家はですね、あそこの門のところに行ってみればわかるんですけども、貼り紙がしておりましてですね、武家屋敷の河原田家の公開はただいま中止しておると。そしてこれは、平成31年4月上旬まで中止なさるというふうな貼り紙してあるんですよ。文化財課のほうで書いて。これ、何とか頑張って2月まで工期を何とか完成させたいというふうなことでの今回の予算措置でありますから、やっぱり完成したら早めにですね公開できるように、冬なれば観光客、寒くてとても来ないというかもしれませんけども、岩橋家の冬語りが12月1日から3月末までまたやられる予定なんで、多くの方は来ないかもしれないけども一定の方は昨年同様に私来られると思うし、そのときにですねお隣の小田野家同様に河原田家もやっぱり公開なさるというふうなことで、もう少し行政も柔軟に、教育行政のほうの対応できないものかなというふうに私思ってきたんですけども、その点第1点。 それから、2つ目はですね、この河原田家は持ち主がもちろんおられるわけです。私、角館の人間なんでよくわかっていますけども、その方の意向としては、今回はお隣の小田野家同様のような形で無料公開をなさるというふうなことで考えておられるのか、恐らく意思確認なさっておると思いますので、これだけ全面的な改修を行うとすれば、その持ち主の方が有料公開を考えておられるのか、その点ももし有無をお聞きになっているとすればお尋ねしたいと思います。 それからもう一つはですね、細かいことで失礼ですけども、補正予算の4ページにございますけども、この建具関係ですね。さっき、家具とかという言葉を使われておりますけども、具体的に家具というのはどのようなものがあって、そしてそれが改修、つまり修理をしないといけないものなのか、まるっきり新しいピカピカした新しいものと入れかえるのか、それも元請けであります小松建設さんが全てをなさるのか、その点を確認したいと思います。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁求めます。阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) 河原田家につきましては、平成32年度に改修が終わりまして、平成33年度から公開を行うつもりでございます。その際、文化庁、県、所有者との協議の上、公開時期の検討を行い、また、有料公開ということもお話していきたいと考えてございます。 また、改修建具工事の中身でございますけども、雨戸や障子、戸の改修、約70カ所、また、お話しておりませんでした襖絵の改修もございます。襖絵は5カ所の修復が必要となってございます。あと、雑工事の内容については、すのこ、下足入れ、消火器スタンドなど、また、痕跡が見つかったいろりの復元等も含まれてございます。 不足については、教育部長のほうからお話していただきますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 戸澤教育部長。 ◎教育部長(戸澤浩君) 1点目の早く完成して公開していただきたいというお話でしたけども、河原田家の事業については平成32年度まで予定してございます。平成33年度になろうかと思いますけど、先ほど無料公開でという所有者とのお話ということでしたけども、うちのほうでも所有者、また、伝建群の審議会、そうした知見のある方々と協議いたしまして、当然有料となると条例整備も必要ですので、その際は議員の皆様と審査していただきたいと思います。 それで、今年度、今1月31日までの工期なんですけれども、もし予算をお認めいただいた場合は1カ月工期を延ばして2月いっぱいとなります。ただ、いつも毎年、河原田家は1月いっぱいで公開をやめておりますので、来年すぐに工事に入るとなると、なかなかすぐには公開できないのかなと思ってございます。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 私、ときどきですね角館の人間だもんですから、ちょこちょこあの辺を通るんですけども、観光客はですね隣の小田野家をよく見てですね、おやっこっちはやってないなと、貼り紙を見ていくんですよ。不審そうな顔してるって言えばちょっと大げさなんですけども、やっぱりせっかく来たからには見たいという気持ちがあるんじゃないかなと思うんですね。よそから来た方は。遠くからお金をかけてくるわけですので。それで工期がですね看板に書いてあるとおり、小松建設さんのほうで1月31日までなっているわけですけども、本来であれば工期内に普通、業者さんは特別のふぐあいなり、また、資金繰りなりいろいろな問題が発生しない限りは、私は工期内完成を目指すことが原則ではないんでしょうか。原則ですよ、例外もあるんですけども、地震とか災害とか何か起こった場合はまた別ですけども、そういうのとは全く関係なく平成32年までの工期に延長するということなんですか。 それから3点目は、河原田家の有料公開というふうな意味のこと、ちょこっと触れましたけども、それも内々に今、持ち主の方とお話し合いなさっているんでしょうか、その点を確認したいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁、戸澤教育部長。 ◎教育部長(戸澤浩君) 平成32年度というのは、事業期間が平成32年度ということでございまして、今年度の工期は1月31日までとなっております。今の工事は当然1月末まで実施しなければいけませんけれども、この補正を認めていただいた場合は、その分やっぱり工期延長しなければ実施できないということで、2月28日までにしたいということでございます。 あと、無料公開とか有料のほうについては、これからの、先ほどもお話しましたとおり所有者等と協議を進めていきたいと思ってございます。今、全て結果を出しているということではございません。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番。 ◆16番(高久昭二君) 私もときどき角館な人間なもんで、時間とひまを持て余していますのでときどき行ってるんですが、小田野家を見てもですね中には入らないんですよ。入れないんですよ、原則として。冬語りやっている場合は別ですから、あそこは、冬語りやっているところはもちろん別ですけど、特別なことがない限り、やはり足を踏み入れないようなちゃんとあれあるんですよ、札が立っているんです。ですから、そういうふうな形で雨戸とかある程度そういうのを直したらですね、中まで何とか見せてくれという方は恐らくおらないし、文化庁からでも来て、調査に来た場合はまた別ですけども、そういうことでやっぱり柔軟に対応してですね、早めに見せたほうが市のためにもなるし教育委員会の教育学習上のためにもなるし、伝建群のためにも私なるんじゃないかなと思うんですが、その点はいかがなもんでしょうか。 ○議長(青柳宗五郎君) 教育部長。 ◎教育部長(戸澤浩君) 工事完成後ならまだしも、工事内となると、やはり現場内の安全、観光客の安全を確保できないところで、その場合は遠くから見ることはできるかもしれませんけど、中にはやはり入れないようにしていきたいと思います。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 他にございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第96号から議案第100号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第96号から議案第100号については、委員会への付託を省略することに決定をいたしました。 これから討論を行います。 初めに、議案第96号に対する討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 次に、議案第97号に対する討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 次に、議案第98号に対する討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 次に、議案第99号に対する討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 次に、議案第100号に対する討論ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) どうも御苦労さまでございます。 それでは、今回のこの議案第100号 平成30年度仙北市一般会計補正予算(第7号)に対して、賛成の立場から、また、一言御意見を申し上げて賛成して討論したいと思います。 河原田家は御承知のとおり、これは大火があった際にも類焼を免れた非常に貴重な伝建群でございますし、当家の河原田家でも非常に頑張ってこられたわけでございますので、私はそういう点で改修は非常に大賛成でございますけれども、ただしやっぱり武家屋敷を代表する表町のほうは、御承知のとおり石黒家、そして青柳家、そして東勝楽町のほうがさっき言いました小田野家と、あと小野崎家、そういうふうなことでは非常に代表的な伝建群でございまして、また、指定もいただいて、角館町時代から指定をいただいておるわけでございますので、やっぱりこれらを修復することは当然やぶさかではございませんけれども、やはり市民の方々に、そして県外から、またはインバウンドで外国から来られる方々にも、一日も早く公開できるように業者さんとよく話し合ってですね、公開できない部分については、ロープを張ってですねここから入れませんということはいくらでもできるわけでございますので、やる気であればですよ、そういう点でやっぱり公開して、武家屋敷観光にもプラスさせていただくことを強く要望いたしまして本案に賛成いたします。 以上をもって討論を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の討論を終わります。 ほかに討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) これで討論を終わります。 これから採決を行います。 日程第5、議案第96号 仙北市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第6、議案第97号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第7、議案第98号 仙北市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第8、議案第99号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第9、議案第100号 平成30年度仙北市一般会計補正予算(第7号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第101~議案第113号の上程、説明 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第10、議案第101号 仙北市手数料条例の一部を改正する条例制定についてから日程第22、議案第113号 公の施設の指定管理者の指定についてまでの各案を一括して議題とします。 それぞれの提案理由の説明を求めます。 議案第101号について、浅利次長。 ◎市民福祉部次長(浅利和磨君) よろしくお願いいたします。 議案第101号 仙北市手数料条例の一部を改正する条例制定について、提案理由を御説明いたします。 議案綴りの36ページをごらんください。 仙北市手数料条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 次ページ、37ページが改正条例の条文となっております。 今回の条例改正は、住民票の写し等の証明書コンビニ交付サービスを平成31年1月4日から全国のコンビニエンスストア約5万店舗において開始することとなっておりますが、住民票の写しの帳票について世帯票方式か個人票方式のいずれかを選択しなければならず、全国的多数の個人票方式を選択してございます。現在、仙北市の住民票の帳票は5人までを1枚に記載する世帯票様式と1人の場合の個人票様式の2種類で運用してございます。かかる手数料は1枚につき200円ですので、現行手数料条例に当てはめますと、コンビニで全世帯の写しを個人票方式で取得した場合、世帯人数×200円となってしまうことから、利便性向上のため、窓口交付、コンビニ交付にかかわらず、交付単位を「1枚につき」から「1件につき」に改め、住民票の写しを全て200円に統一するための一部改正でございます。 以上、簡単ですが説明を終わらせていただきます。 御審議賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第102号及び議案第103号について、阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) 議案第102号の御説明をいたします。 平成30年11月30日付、仙北市一般会計補正予算綴りの1ページをごらんください。 議案第102号 平成30年度仙北市一般会計補正予算(第8号) 平成30年度仙北市一般会計補正予算(第8号)は次に定めるところによるものです。 第1条、歳入歳出予算の補正は歳入歳出それぞれ2億7,055万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を205億874万8,000円とするものです。 第2条、地方債の変更は7ページ、第2表、地方債補正をごらんください。 農業用施設整備事業費の限度額を5,560万円から610万円に減額、過疎対策事業費の限度額を8億9,160万円から9億7,660万円に引き上げるものです。 10ページをごらんください。 主な補正内容について、事項別明細書により説明いたします。 初めに歳入です。 13款1項1目の説明欄、母子生活支援施設入所措置費負担金177万7,000円は、入所世帯の増加見込みによる追加です。 14款1項2目の説明欄、母子生活支援施設入所措置費負担金88万8,000円も、入所世帯の増加見込みによる追加です。 11ページをごらんください。 16款1項2目の説明欄、ふるさと仙北応援寄附金1億406万4,000円は、ふるさと納税寄附額見込みによる追加です。今年度、ふるさと納税寄附額をふやすため、会員数が1億人で県南自治体の加盟が少ない楽天ふるさと納税に新たに加入するとともに、返戻品の魅力アップに取り組んだところ、その直後から納税額がふえ、楽天からの寄附だけでも約1,600万円となっています。また、10月末からは、ふるさと納税に新規参入する携帯電話のauを運営している大手電気通信事業者KDDIとも契約し、現在、8つのポータルサイトでPRしているところです。そのような状況の中、寄附額が10月末時点で前年比189%増の約4,300万円、月別に見ても9月から前年の3倍前後の実績となっていることもあり、試算した結果、歳入に1億406万4,000円を追加し、ふるさと納税の見込み額を2億406万4,000円とするものです。 17款2項2目の説明欄、田沢財産区特別会計繰入金285万円の追加は、田沢地区水路のり面復旧工事に伴うものです。 18款1項1目の説明欄、前年度繰越金1億2,656万4,000円は、補正財源です。 12ページをごらんください。 20款1項市債3,550万円の追加は、農地集積加速化基盤整備事業費の地方債を公共事業債から過疎対策債に変更する分で、4目の農業用施設整備事業債を4,950万円減額し、11目の過疎対策債を5,500万円追加し、公共施設等総合管理基金積立金分で過疎対策債3,000万円の追加と合わせ8,500万円の追加とするものです。 次に、歳出の主なものを御説明いたします。 13ページをごらんください。 2款1項5目の説明欄、公共施設等総合管理基金積立金3,000万8,000円は、過疎対策債の本年度発行の上限を勘案した積立金の追加です。 2款1項6目の説明欄、ふるさと納税ふるさと便事業費4,844万5,000円は、ふるさと納税寄附金の増額に伴う返戻品、ポータルサイト委託料等、同じくふるさと仙北応援基金積立金1億407万3,000円は、ふるさと納税寄附額見込み額の増額に伴う追加です。 また、9月に国の指導があった返戻品割合を3割以下とすることについては、10月31日までに全ての品目について3割以下への変更が終了しております。 2款1項7目の説明欄、地域振興事業費285万円は、田沢財産区からの繰入金により実施する田沢地区水路のり面復旧工事費の追加です。 16ページをごらんください。 3款1項1目の説明欄、臨時福祉給付金給付事業費142万5,000円は、平成28年度及び平成29年度の臨時福祉給付金事業の実績確定に伴う国庫補助金返還分です。 3款2項2目の説明欄、母子生活支援施設等入所措置費負担金357万7,000円は、児童福祉法に基づく母子生活支援施設入所に係る措置費負担金等の入所世帯増加見込みによる追加です。 17ページをごらんください。 4款1項2目の説明欄、予防事業費173万6,000円は、本年度から拡充する中学生、高校生、妊婦へのインフルエンザ予防接種費用助成の追加です。 4款4項3目の説明欄、し尿処理場管理運営費113万9,000円の追加及びごみ処理場管理運営費252万4,000円の追加は、ともに管理運営にかかわる燃料費の追加です。 18ページをごらんください。 6款1項6目の説明欄、花葉館施設整備事業費130万8,000円は、館内非常放送設備のふぐあいに伴うもので、消防設備の定期検査により指摘を受けたことによる修繕工事費の追加です。 8款2項2目の説明欄、道路維持補修費385万4,000円は、融雪時期に想定される道路維持補修に係る工事費の追加、同じく冬期交通対策費1,000万円は、除雪車リース料単価の上昇、不測の大雪等に備えた通常経費以外の追加です。 20ページと21ページにまたがります。 10款2項2目の説明欄、児童派遣費補助金101万9,000円は、小学生の東北大会等への派遣費補助金に不足が見込まれることによる追加です。 10款3項2目の説明欄、生徒派遣費補助金169万6,000円は、中学校冬季体育大会等への派遣費補助金に不足が見込まれることによる追加になります。 また、今回の補正では、各款項目で職員給与費の増減等があります。これは秋田県人事委員会からの勧告による給与改定及び人事異動等によるものでございます。 以上で議案第102号の説明を終わります。 次に、議案第103号の提案理由について御説明いたします。 平成30年11月30日付、仙北市特別会計補正予算綴りの1ページをごらんください。 議案第103号 平成30年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第2号) 平成30年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第2号)は次に定めるところによるものです。 第1条、歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ4,491万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を36億479万9,000円とするものです。 補正内容については、4ページの事項別明細書で説明いたします。 歳入歳出とも2款の集合支払関係の補正です。 説明欄の職員給与費4,491万8,000円の追加のうち、このたびの改正による給与分が174万9,000円、期末勤勉手当分が1,419万9,000円、宿日直手当分が14万5,000円となります。それ以外は職員の異動等による人件費の精算見込みによる補正となります。 以上で議案第103号の説明を終わります。 御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第104号から議案第106号までについて、吉田建設部長。 ◎建設部長(吉田稔君) それでは、議案第104号の提案理由を御説明申し上げます。 同じく特別会計補正予算書の13ページをお開き願います。 議案第104号 平成30年度仙北市下水道事業特別会計補正予算(第1号) 平成30年度仙北市の下水道事業特別会計補正予算(第1号)は次に定めるところによるものでございます。 第1条、歳入歳出の補正でございます。歳入歳出の総額に歳入歳出それぞれ8万8,000円を追加し、歳入歳出それぞれ7億5,883万2,000円とするものでございます。 16ページをお開き願います。事項別明細書で説明いたします。 初めに歳入でございます。 6款1項1目繰越金、補正額8万8,000円、前年度繰越金でございます。 次に歳出でございます。 1款1項1目一般管理費323万9,000円の減額は、職員給与費の減額補正でございます。同じく2目浄化センター費19万9,000円の減額も職員給与費の補正となってございます。 4款1項1目でございます。予備費は職員給与費の調整額となってございます。 以上で議案第104号の提案理由を終わります。 次に、23ページをお開き願います。 議案第105号の提案理由を御説明申し上げます。 平成30年度仙北市集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 平成30年度仙北市の集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は次に定めるところによるものでございます。 第1条、歳入歳出の補正でございます。歳入歳出の総額に歳入歳出それぞれ8万6,000円を追加し、歳入歳出それぞれ3億8,517万8,000円とするものでございます。 26ページをお開き願います。事項別明細書で説明いたします。 初めに歳入でございます。 6款1項1目繰越金、補正額8万6,000円、前年度繰越金でございます。 次に歳出でございます。 1款1項1目一般管理費12万5,000円の減額は、職員給与費の減額補正でございます。 4款1項1目予備費は、職員給与費の調整額となってございます。 以上で議案第105号の提案理由を終わります。 次に、同じく33ページをお開き願います。 議案第106号の提案理由を御説明申し上げます。 平成30年度仙北市浄化槽事業特別会計補正予算(第1号) 平成30年度仙北市の浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)は次に定めるところによるものでございます。 第1条、歳入歳出の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5万4,000円を追加し、歳入歳出それぞれ1億156万5,000円とするものでございます。 36ページをお開き願います。事項別明細書で説明いたします。 初めに歳入でございます。 4款1項1目繰越金、補正額5万4,000円、前年度繰越金でございます。 次に歳出でございます。 1款1項1目、説明欄、一般管理費151万4,000円の減額は、27節公課費、これは消費税確定に伴う減額となってございます。職員給与費は113万円の補正で、合計38万4,000円の減額となってございます。 4款1項1目予備費は、職員給与費の調整額となってございます。 以上、議案第104号から議案第106号までの提案理由の説明を終わります。 よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) 次に、議案第107号及び議案第108号について、浅利市民福祉部次長。 ◎市民福祉部次長(浅利和磨君) それでは、議案第107号 平成30年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明いたします。 平成30年度仙北市特別会計補正予算説明書の43ページをお開きください。 平成30年度仙北市の国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は次に定めるところによる。 第1条、事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,285万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ30億3,999万円とするものでございます。 2、田沢診療施設勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ739万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,572万円とするものでございます。 3、神代診療施設勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ248万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9,275万3,000円とするものでございます。 歳入歳出補正予算事項別明細書の46ページ、47ページをお開き願います。 歳入の内訳としまして、4款1項1目保険給付費等交付金特別交付金の1,184万7,000円の減でございます。こちらは、保険給付費等交付金特別交付金の確定によるもので保険者努力支援分と特別調整交付金がそれぞれ266万3,000円と26万4,000円の増額、特別交付金の都道府県繰入金と特別健康診査等負担金がそれぞれ1,383万1,000円と94万3,000円の減となったことから減額補正によるものでございます。 続きまして、8款2項6目療養給付費等交付金過年度分でございます。こちらは平成29年度社会保険診療報酬基金より概算交付された退職者医療療養費給付費等交付金が確定清算により追加交付されることによる2,470万2,000円の増額補正でございます。 続きまして、歳出の主な内訳としましては、2款2項の高額療養費の支出増に伴う補正となります。当初予算額より一般高額療養費で1,464万4,000円、退職高額療養費で77万1,000円、高額介護合算療養費で20万1,000円の増額となっております。高額医療費の伸び率が多くなっていることによります。 歳出における特別交付金の減、退職者医療療養費給付費等交付金の増、歳出の高額療養費の増に対応するため、48ページの9款1項1目予備費を276万1,000円の減としてございます。 次に、50ページ、51ページをお開き願います。 田沢診療施設勘定でございます。 歳入歳出それぞれ739万2,000円の減額補正でございます。これは職員減によるものです。 次に、58ページ、59ページをお開き願います。 神代診療所施設勘定でございます。 歳入歳出それぞれ248万6,000円の追加補正でございます。これは職員の異動に伴う職員給与費の減額と医師1人分の増額による賃金増でございます。 議案第107号については以上でございます。 引き続きまして、議案第108号 平成30年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明いたします。 平成30年度仙北市特別会計補正予算説明書の67ページをお開きください。 平成30年度仙北市の介護保険特別会計補正予算(第1号)は次に定めるところによる。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ37万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億4,503万2,000円とするものでございます。 歳入歳出補正予算事項別明細書の70ページをお開き願います。 歳入歳出それぞれ37万7,000円の追加補正でございます。こちらは繰越金確定と人事異動等に伴う職員給与費の増額と利用者サービス事業費の利用者減少による減額補正でございます。 以上でございます。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 14時20分まで暫時休憩します。                              (午後2時09分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後2時20分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 議案第109号及び議案第110号ついて、石川田沢湖地域センター所長。 ◎田沢湖地域センター所長(石川一幸君) 議案第109号の提案理由を説明いたします。 特別会計補正予算書綴りの77ページをごらんください。 議案第109号 平成30年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第2号)は次に定めるものです。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,709万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9,697万7,000円とするものでございます。 79ページから事項別明細書です。 歳入は、分収林組合の間伐事業による樹木売り払いの収入金と基金の繰入金です。 歳出についは、分収林組合の間伐事業による売払金の分収割合が2対8となっておりますので、8割が分収林組合への交付金となっており、残額は予備費計上しております。 また、農林業振興資金預託金として1,000万円を計上しております。 続きまして、議案第110号の提案理由を説明いたします。 特別会計補正予算書綴りの89ページをごらんください。 議案第110号 平成30年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第1号)は次に定めるものです。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ886万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4,398万9,000円とするものです。 91ページから事項別明細書です。 歳入は、森林整備センター受託造林事業保育費及び基金繰入金です。基金繰入金については、田沢財産区敷地内にある水路ののり面復旧等に係る設計委託費及び工事請負費を一般会計に繰り出すための財源です。 歳出については、大深第1造林地の搬出間伐及び作業道新設事業の業務委託及び一般会計繰出金となっております。 以上で説明を終わります。 御審議よろしくお願いします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第111号について、吉田建設部長。 ◎建設部長(吉田稔君) 議案第111号の提案理由を御説明いたします。 補正予算水道事業会計をお開きください。 平成30年度仙北市水道事業会計補正予算(第2号) 1ページ目でございます。 第1条、平成30年度仙北市水道事業会計補正予算(第2号)は次に定めるところによるものでございます。 第2条、収益的収入及び支出でございます。 1款1項営業費用ですけれども、給与改定及び人事異動に伴います職員給与費104万4,000円の追加補正でございます。 次に、1款4項予備費の減額は、職員給与費の調整額となっております。 第3条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、予算第8条に定めた経費の予算額額を次のとおり補正するものです。職員給与費に104万4,000円を追加し、4,502万1,000円とするものでございます。 5ページからは職員給与費の明細書が記載されておりますので、後でごらんください。 以上で議案第111号の提案理由の説明を終わります。 御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第112号について、阿部総務部長。 ◎総務部長(阿部慶太君) それでは、議案第112号の提案理由を御説明いたします。 議案綴りの38ページをごらんください。 議案第112号 秋田県市町村総合事務組合規約の一部変更について 地方自治法第286条第1項の規定により、関係地方公共団体で協議の上、秋田県市町村総合事務組合規約の一部を別紙のとおり変更することについて、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものです。 次のページをごらんください。 これは大仙美郷環境事業組合の解散に伴い、秋田県市町村総合事務組合の構成団体の数を減少させることなどの規約変更手続と規定整備を行うものです。 第12条の削除については、学校医等の校務災害補償事務を実施していることから、規約において教育委員会の設置を規定していますが、教育委員会の設置については地方教育行政の組織及び運営に関する法律第2条に規定されているため、これを削るものです。 財産区議会の議員及び財産区管理委員の追加については、財産区は総合事務組合の構成団体ではありませんが、財産区の議会議員及び管理委員は、市町村の非常勤職員として総合事務組合の非常勤職員公務災害補償の対象であるため、協働する事務の欄にその旨を明記するものでございます。 附則の左横書きについては、現在の規約が縦書きとなっていることから、条例、規則と同様に左横書きに改めるものです。 また、この規約は知事の許可を受け、平成31年4月1日から施行するものです。 説明は以上となります。 御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 次に、議案第113号について、浅利農林部長。 ◎農林部長(浅利芳宏君) 議案第113号の提案理由を説明いたします。 議案綴りの40ページをごらんください。 議案第113号 公の施設の指定管理者の指定についてであります。 仙北市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第6条の規定により、次の団体を仙北市活性化施設、これはかたくり館のことであります、の指定管理者として指定するもので、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。 指定管理者に委任する団体は、仙北市西木町小山田字八津189番地、北小山田常会、会長八柳茂さんです。 指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年ですけれども、2024年3月31日までの5年間です。 指定の理由につきましては、平成30年10月22日付で仙北市公の施設指定管理候補者選定委員会から選定結果報告書が提出され、その内容は、施設の設置目的を、より効果的・効率的に達成するための創意工夫や経費節減の取り組み等の成果が期待できるとして指定管理者候補として選定されたこと、また、当団体はこれまでも指定管理者として施設の管理運営を行っており、一定の成果を上げていることなどから、当団体を指定するものでございます。 以上、簡単ですが、提案理由の説明を終わります。 慎重審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) これで、日程第10、議案第101号 仙北市手数料条例の一部を改正する条例制定についてから日程第22、議案第113号 公の施設の指定管理者の指定についてまでの各案の提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第114号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第23、議案第114号 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題とします。 説明を求めます。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 議案第114号の提案理由を御説明申し上げます。 議案書綴りの41ページをごらんいただきたいと思います。 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、次の者を仙北市教育委員会委員に任命をしたいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により議会の同意を求めるものであります。 御提案をさせていただいた任命案件は、お手元の資料にありますように、住所が田沢湖小松字二枚橋97番地1の細川伸也さんであります。昭和50年12月7日生まれの現在42歳の男性であります。 議案綴りの42ページをごらんいただきたいと思いますが、細川伸也さんの御経歴を少し申し上げたいと思います。平成6年3月、大曲農業高等学校を卒業した後、秋田日産自動車販売株式会社に入社をし、平成11年に退職をした後、現在は細川自動車販売に勤務をしております。今回の教育委員の任命にあたっては、保護者の意見を教育行政に反映したいという思いを強く持っておりました。細川さんは、小学校にお子さんが在籍中でありまして、また、神代小学校のPTAの副会長も務めているという現役であります。子育て世代の真っ最中の細川さんでありますけれども、多くの御意見がその同年代の方々から、また、多くの関係の方々、お勤めでありますので、からもお話をお聞きできるのかなという強い期待も持っております。どうか御同意をいただけますように、よろしくお願い申し上げます。 以上であります。 ○議長(青柳宗五郎君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。16番。 ◆16番(高久昭二君) 開会後のときも議運長にも御質問させていただきましたが、今回この細川伸也さん、適任者だと私も思うわけでございますけども、PTA副会長として、また、学校内のいろんな保護者の立場で学校長なり教育委員会とお話し合う機会があったと思うわけでございますけれども、どういう何といいますか学校行政に対する何といいますか提言なり希望なりお持ちになっているのか、そういうことを聞いたもし機会がありましたら、一部でもご披露願えれば幸いでございます。どうか私、地元の人間でないので大変甚だ失礼ですが、面識がないもんですから、ひとつできる範囲内での答弁で結構ですので、よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 先ほど少しお話をさせていただきましたけれども、保護者の立場から、また、子どもたちを見守る父兄の一人という立場から、地域の若い方々の意見が何とか教育委員会の中に引用したいという思いがありまして、地域の方々にいろいろ実はお聞き回りしてみました。その中で複数のお名前が挙がりましたけれども、その複数のお名前を挙げていただいた方々に再度またいろんなお話をお聞きして、というのは、人事案件でありますので、この人にお話したけれどもこの人に断られたから今度この人っていうわけにいかない案件でありますので、最後まで自分の中ではいろいろとお話をお聞きして、そしてまず御本人にお会いさせてもらいました。本人もなぜ自分がという実は最初会ったときはそういう御質問もいただきました。ですが、学校関係者、また、父兄の方々、それからPTAの方々からのお話を少しさせてもらいました。とても熱心に、会社は確かにお勤めですので、そんなに自由に時間が使えるわけではないけども、きたときにはみんな真剣に話をするような場づくりをよくしてくれるという話もお聞きしておりましたので、その活動でいいですということで、直接ストレートにその現場の声をぜひ教育委員会の中で話をしてほしいというお話をお願いさせてもらいました。その後、数日考える時間がほしいということでしたので待ちました。御同意いただけるという話を伺ったので、大変ありがたく思っております。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、いいですか。 ◆16番(高久昭二君) はい。 ○議長(青柳宗五郎君) 16番、高久昭二君の質疑を終わります。 ほかに質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっています議案第114号については、会議規則第39条第3項の規定及び運用例第12の1により、委員会への付託を省略し、直ちに採決したいと思いますが、御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第114号については、委員会への付託を省略し、直ちに採決することに決定しました。 日程第23、議案第114号 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり同意することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり同意されました。---------------------------------------
    △散会の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) これで、本日の日程は全部終了をいたしました。 本日の会議を閉じ、散会をいたします。 御苦労さまです。                              (午後2時38分)...