能代市議会 > 2022-12-20 >
12月20日-05号

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  1. 能代市議会 2022-12-20
    12月20日-05号


    取得元: 能代市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-19
    令和 4年 12月 定例会        令和4年12月能代市議会定例会会議録令和4年12月20日(火曜日)-----------------------------------◯議事日程第18号                    令和4年12月20日(火曜日)                    午前10時 開議(総務企画委員会に付託した案件) 日程第1 議案第78号能代市職員の定年等に関する条例の一部改正について 日程第2 議案第79号地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備について 日程第3 議案第80号能代市職員の高齢者部分休業に関する条例の制定について 日程第4 議案第81号能代市職員の給与に関する条例及び能代市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について 日程第5 議案第82号能代市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について 日程第6 議案第83号議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について 日程第7 議案第85号能代市消防団条例の一部改正について 日程第8 議案第86号能代市道駅ふたつい指定管理者の指定について 日程第9 総務企画委員会に付託した陳情1件(文教民生委員会に付託した案件) 日程第10 議案第84号能代市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について 日程第11 議案第87号能代市印鑑条例の一部改正について 日程第12 議案第88号物品の取得について 日程第13 議案第89号能代市保坂福祉会館指定管理者の指定について 日程第14 議案第90号能代市養護老人ホーム、能代市老人デイサービスセンター及び能代市認知症老人グループホーム指定管理者の指定について 日程第15 議案第91号能代市老人デイサービスセンター指定管理者の指定について 日程第16 議案第103号令和4年度能代市介護保険特別会計補正予算 日程第17 文教民生委員会に付託した陳情4件(産業建設委員会に付託した案件) 日程第18 議案第92号能代市技術開発センター及び能代市木の学校の指定管理者の指定について 日程第19 議案第93号能代市浄化槽の整備に関する条例の一部改正について 日程第20 議案第94号能代市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について 日程第21 議案第95号能代市簡易水道事業地方公営企業法を適用する条例の制定について 日程第22 議案第96号秋田県及び能代市における生活排水処理事業の運営に係る連携協約の締結に関する協議について 日程第23 議案第97号能代市簡易水道指定管理者の指定について 日程第24 議案第98号能代市簡易水道指定管理者の指定について 日程第25 議案第99号能代市簡易水道事業特別会計への繰入額の変更について 日程第26 議案第101号令和4年度能代市簡易水道事業特別会計補正予算 日程第27 議案第102号令和4年度能代市浄化槽整備事業特別会計補正予算 日程第28 議案第104号令和4年度能代市水道事業会計補正予算 日程第29 議案第105号令和4年度能代市下水道事業会計補正予算 日程第30 産業建設委員会に付託した陳情2件(予算委員会に付託した案件) 日程第31 議案第100号令和4年度能代市一般会計補正予算 日程第32 議会議案第8号安全・安心の医療・介護実現のため人員増と処遇改善のための意見書提出について 日程第33 議会議案第9号医療・介護・保育・福祉などの職場で働く全ての労働者の大幅賃上げのための意見書提出について 日程第34 議会議案第10号学校部活動の地域移行に関する意見書提出について 日程第35 議会議案第11号介護保険制度の改善を求める意見書提出について-----------------------------------◯本日の会議に付した事件(総務企画委員会に付託した案件) 日程第1 議案第78号能代市職員の定年等に関する条例の一部改正について 日程第2 議案第79号地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備について 日程第3 議案第80号能代市職員の高齢者部分休業に関する条例の制定について 日程第4 議案第81号能代市職員の給与に関する条例及び能代市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について 日程第5 議案第82号能代市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について 日程第6 議案第83号議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について 日程第7 議案第85号能代市消防団条例の一部改正について 日程第8 議案第86号能代市道駅ふたつい指定管理者の指定について 日程第9 総務企画委員会に付託した陳情1件(文教民生委員会に付託した案件) 日程第10 議案第84号能代市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について 日程第11 議案第87号能代市印鑑条例の一部改正について 日程第12 議案第88号物品の取得について 日程第13 議案第89号能代市保坂福祉会館指定管理者の指定について 日程第14 議案第90号能代市養護老人ホーム、能代市老人デイサービスセンター及び能代市認知症老人グループホーム指定管理者の指定について 日程第15 議案第91号能代市老人デイサービスセンター指定管理者の指定について 日程第16 議案第103号令和4年度能代市介護保険特別会計補正予算 日程第17 文教民生委員会に付託した陳情4件(産業建設委員会に付託した案件) 日程第18 議案第92号能代市技術開発センター及び能代市木の学校の指定管理者の指定について 日程第19 議案第93号能代市浄化槽の整備に関する条例の一部改正について 日程第20 議案第94号能代市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について 日程第21 議案第95号能代市簡易水道事業地方公営企業法を適用する条例の制定について 日程第22 議案第96号秋田県及び能代市における生活排水処理事業の運営に係る連携協約の締結に関する協議について 日程第23 議案第97号能代市簡易水道指定管理者の指定について 日程第24 議案第98号能代市簡易水道指定管理者の指定について 日程第25 議案第99号能代市簡易水道事業特別会計への繰入額の変更について 日程第26 議案第101号令和4年度能代市簡易水道事業特別会計補正予算 日程第27 議案第102号令和4年度能代市浄化槽整備事業特別会計補正予算 日程第28 議案第104号令和4年度能代市水道事業会計補正予算 日程第29 議案第105号令和4年度能代市下水道事業会計補正予算 日程第30 産業建設委員会に付託した陳情2件(予算委員会に付託した案件) 日程第31 議案第100号令和4年度能代市一般会計補正予算 日程第32 議会議案第8号安全・安心の医療・介護実現のため人員増と処遇改善のための意見書提出について 日程第33 議会議案第9号医療・介護・保育・福祉などの職場で働く全ての労働者の大幅賃上げのための意見書提出について 日程第34 議会議案第10号学校部活動の地域移行に関する意見書提出について 日程第35 議会議案第11号介護保険制度の改善を求める意見書提出について 追加日程 議会改革調査特別委員会の設置について-----------------------------------◯出席議員(20名)     1番  安井英章        2番  相場未来子     3番  菊地時子        4番  鍋谷 暁     5番  大高 翔        6番  今野孝嶺     7番  菅原隆文        8番  藤田拓翔     9番  阿部 誠       10番  渡邊正人    11番  藤田克美       12番  畠 貞一郎    13番  小野 立       14番  安井和則    15番  安岡明雄       16番  武田正廣    17番  落合範良       18番  針金勝彦    19番  渡辺優子       20番  後藤 健-----------------------------------◯欠席議員(なし)-----------------------------------◯説明のため出席した者  市長       齊藤滋宣    副市長      小野正博  監査委員     畠山一仁    総務部長     吉岡康隆  企画部長     畠中 徹    市民福祉部長   有山 勇  環境産業部長   宮野弘幸    農林水産部長   佐藤清吾  都市整備部長   小林繁光    二ツ井地域局長  大山位代子  総務部次長    今野朋実    財政課長     加賀谷 覚  教育長      高橋誠也    教育部長     伊藤 勉-----------------------------------◯事務局職員出席者  事務局長     菊池和臣    事務次長     加賀政樹  局長補佐     荒川幸代    主査       原田洋誠  主査       水木順仁    主査       佐々木美奈子-----------------------------------                        午前10時00分 開議 ○議長(安井和則君) おはようございます。ただいまより令和4年12月能代市議会定例会継続会議を開きます。 本日の出席議員は20名であります。 本日の議事日程は、日程表第18号のとおり定めました。 あらかじめ申し上げますが、新型コロナウイルス感染症防止策として、今定例会の会議中、発言する際は指定の場合を除き、議員は質問席で、当局は演壇で行い、その場所以外ではマスクを着用するようお願いするとともに、換気等において通常と異なる対応を取っておりますので、御理解くださるようお願いいたします。----------------------------------- △総務企画委員長報告 ○議長(安井和則君) 日程第1、議案第78号能代市職員の定年等に関する条例の一部改正について、日程第2、議案第79号地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備について、日程第3、議案第80号能代市職員の高齢者部分休業に関する条例の制定について、日程第4、議案第81号能代市職員の給与に関する条例及び能代市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について、日程第5、議案第82号能代市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について、日程第6、議案第83号議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、日程第7、議案第85号能代市消防団条例の一部改正について、日程第8、議案第86号能代市道駅ふたつい指定管理者の指定について、日程第9、総務企画委員会に付託した陳情1件、整理番号第10号、以上を議題といたします。総務企画委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。総務企画委員長 針金勝彦さん。     (総務企画委員長 針金勝彦君 登壇)(拍手) ◆18番(針金勝彦君) ただいま議題となりました案件に対する総務企画委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、議案第78号能代市職員の定年等に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴い、職員の定年の引上げ等をしようとするものであります。 審査の過程において、再任用職員との違いについて質疑があり、当局から、現行の再任用職員は60歳に達した年度で一旦退職し、再度の任用をするものであるが、定年引上げ対象職員は60歳に達した翌年度以降も当該職員の引上げ後の定年まで職員としての身分を有したままとなるほか、原則として管理監督職に就くことはできず、給料月額は60歳に達した年度の7割を支給することとなる、との答弁があったのでありますが、これに対し、再任用職員と給与の面で差が生じることについてどう考えるか、との質疑があり、当局から、定年引上げ対象職員の給料月額は、再任用職員との比較では上回るものの、異なる制度であり、給与体系において一致させる必要はないとする考えが国から示されている、との答弁があったのであります。 また、定年引上げに伴う人件費への影響額について質疑があり、当局から、年度によって対象職員数等が異なることから、正確な額は算定できないが、人件費としては年間でおおよそ5,000万円の増加になると見込んでいる、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第79号地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備についてでありますが、本案は、地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴い、関係条例の整備をしようとするものであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第80号能代市職員の高齢者部分休業に関する条例の制定についてでありますが、本案は、高齢者部分休業制度を導入しようとするものであります。 審査の過程において、取得できる期間について質疑があり、当局から、基本的には期間についての定めはなく、また休業を終了してフルタイムへの復帰も可能である、との答弁があったのであります。 また、制度導入に当たっての環境整備について質疑があり、当局から、本制度を浸透させ、職員本人の意思、意向に基づいて取得しやすい環境となるよう整備していきたい、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第81号能代市職員の給与に関する条例及び能代市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、職員の給料月額及び勤勉手当等の支給割合を改定しようとするものであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第82号能代市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、特別職の職員の期末手当の支給割合を改定しようとするものであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第83号議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、議会の議員の期末手当の支給割合を改定しようとするものであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第85号能代市消防団条例の一部改正についてでありますが、本案は、消防団員の定員を見直すとともに、報酬及び費用弁償の額を引き上げようとするものであります。 審査の過程において、報酬額の設定根拠について質疑があり、当局から、普通交付税措置額として示されている報酬単価を参考に、当該単価と同額で設定した、との答弁があったのであります。 また、任命している現職団員のうち、普段から実動状況にある団員はどのくらいか、との質疑があり、当局から、実動に関する数値は把握していないが、サラリーマン化率が4年10月1日現在で76.5%となっており、災害時における即時活動への参加が難しい団員がいることは把握している。引き続き団員の確保や活動しやすい環境づくりに取り組んでいきたい、との答弁があったのであります。 また、改正に伴う影響額について質疑があり、当局から、報酬額の引上げに伴うものとして、5年度当初予算の歳出においては約1,000万円の増加で、このうち普通交付税として約800万円が措置されるものと試算している。改定しない場合の普通交付税は、年々減額される見込みであり、これにより算定した8年度時点での実質的な影響額は、30万円程度に収まるものと見込んでいる、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第86号能代市道駅ふたつい指定管理者の指定についてでありますが、本案は、道の駅ふたつい指定管理者を指定しようとするもので、指定しようとする団体は、能代市二ツ井町小繋字泉51番地、株式会社道駅ふたつい 代表取締役 高橋 剛、指定の期間は令和5年4月1日から令和10年3月31日までであります。 審査の過程において、選定に当たり、公募によらないとした理由について質疑があり、当局から、能代市公の施設の指定管理者指定手続等に関する条例において、施設の設置目的や経緯等を考慮して適当と判断されるときは公募によらないことができると規定されている。道の駅ふたついは、市の観光、歴史、文化等の情報発信の要として、また、地場産品の販売等を通じて交流人口の増加を図るほか、二ツ井地域まちづくりとも連携し、地域振興を図るために設置された施設であり、この施設を効果的に管理運営するには、二ツ井地域の状況を把握し、精通していることが不可欠と考えている。現在の指定管理者である株式会社道駅ふたついは、二ツ井地域振興のために地元関係者によって結成された運営組織であり、これまでの指定管理期間中、コロナ禍等の大きな環境変化の中にあっても、入り込み客数は県内トップクラスを維持するなど、おおむね安定した業績を維持している。地域の特性を生かした管理運営が見られ、施設の設置目的を正確に把握するとともに、地域におけるネットワーク力を生かした活性化への貢献度は計り知れないものがある。こうしたことから、公募によらず、引き続き同社を指定しようとするものである、との答弁があったのであります。 以上で質疑の概要を終わり、次に討論について申し上げます。 本案は認めがたいとの意見として、2003年9月より施行された指定管理者制度も年数を経るにしたがって問題点も発生している。税金で設置された施設が、一管理者によって私物化されることがあるとの懸念である。2010年には総務省自治行政局長より次のような通知がなされている。指定管理者の指定の申請に当たっては、住民サービスを効果的、効率的に提供するため、サービスの提供者を民間事業者等から幅広く求めることに意義があり、複数の申請者に事業計画書を提出させることが望ましいと通知している。当議案は多額の税金を投じられた施設の指定であり、広く公募することなく、一者に指定することは著しく公平性を欠くことになる。また、地域事情に合わせ、その地域事業者に限定した管理者にする場合は、第三セクターの方法もある。第三セクター方式による運営がなされている施設を調べると、大きな売上げと利益を出している道の駅がある。売上げは地元業者の利益になり、管理者の利益は市の収入となる。それは公平性を維持し、市の財政にもよい結果をもたらしている。他の例を見ても、道の駅ふたついを競争もなく一者に管理させることは間違いである。よって本案は認めがたく、反対する、との意見があったのであります。 審査の結果、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、陳情について申し上げます。 整理番号第10号消費税インボイス制度の実施延期を求める意見書提出についての陳情は、まず、願意を妥当と認め、採択すべきである、との意見があったのであります。 次に、不採択とすべきであるとの意見として、平成28年度の税制改正において、インボイス制度の導入が決定しており、周知期間並びに準備期間は十分にあったと考える。また、激変緩和の観点から、実施後6年間の仕入れ税額相当額の一定割合を控除可能とする経過措置期間も設けられている。よって、実施が直前に迫っている現在、政府に延期を求めることは適当ではないと考える、との意見があったのであります。 また、同じく不採択とすべきであるとの意見として、同制度は適格請求書等保存方式であり、売手は正確な適用税率や消費税額を買手に伝えられる仕組みである。社会保障の財源の消費税の正確な対応のためには必要な方法であり、予定どおり実施すべき内容である、との意見があったのであります。 審査の結果、本件は多数をもって不採択とすべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手) ○議長(安井和則君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安井和則君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告がありますので、発言を許します。3番菊地時子さん。 ◆3番(菊地時子君) 議案第82号能代市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について、反対の討論を行います。本条例の改正は、特別職の職員の期末手当の支給割合を改定しようとするものです。改定は期末手当の引上げです。今、コロナ禍や物価高の折、地域経済が疲弊しています。市民の多くは年金の引下げ、実質賃金の低下、地域経済の低迷による営業不振、基幹産業である農業経営の衰退など、厳しい暮らしと将来への不安を抱えています。 人事院勧告に準じての引上げと考えますが、人事院勧告は、一般職員についてはストライキなど労働基本権が制約されていることから、尊重されるべきと考えますが、市民から選出される市長や議員などは人事院勧告に準ずることがどうなのか疑問に思うところです。市民の暮らしが厳しくなっている中で、期末手当の引上げは市民からの理解が得られるものでないと考えます。 また、引上げは慎重に検討されるべきであり、今回の提案は見送るべきと考えます。以上のことから、本議案は反対とします。 次に、議案第83号議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてでありますが、これについても議案第82号と同じですが、本条例の改正は、特別職の職員の期末手当の支給割合を改定しようとするものです。改定は期末手当の引上げです。今、コロナ禍や物価高の折、地域経済が疲弊しています。市民の多くは年金の引下げ、実質賃金の低下、地域経済の低迷による営業不振、基幹産業である農業経営の衰退など、厳しい暮らしと将来への不安を抱えています。 人事院勧告に準じての引上げと考えますが、人事院勧告は、一般職員についてはストライキなど労働基本権が制約されていることから、尊重されるべきと考えますが、市民から選出される市長や議員は人事院勧告に準ずることがどうなのか疑問に思うところです。市民の暮らしが厳しくなっている中で、期末手当の引上げは市民からの理解が得られるものではないと考えます。 引上げは慎重に検討されるべきであり、今回の提案は見送るべきと考えます。以上のことから、本議案には反対とします。 次に、陳情整理番号第10号消費税インボイス制度の実施延期を求める意見書を政府に送付することを求める陳情書について、賛成の立場から討論します。コロナ禍、物価上昇の折、また、ウクライナ危機の経済への影響が国民の暮らしや営業を脅かしています。こういった中で、来年10月からインボイス制度が実施されれば、地域の経済を担う業者などに消費税負担が重くのしかかることになります。ひいてはその負担は消費者へかかってくることにもなります。多くの団体、業者、税理士などから延期、中止が寄せられております。 以上のことから、インボイス制度の実施延期を国に求めることは当然の要望であり、早急に延期を求めるべきであると思い、本陳情の趣旨に賛成の立場からの討論とします。 ○議長(安井和則君) 以上で通告による討論は終わりました。これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。ただいま委員長報告の議案第82号、第83号、第86号及び陳情整理番号第10号について、御異議がありますので、順次採決いたします。 まず、議案第82号能代市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(安井和則君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第83号議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(安井和則君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第86号能代市道駅ふたつい指定管理者の指定について、起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(安井和則君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。 次に、陳情整理番号第10号消費税インボイス制度の実施延期を求める意見書提出について、起立により採決いたします。本件に対する委員長の報告は、不採択であります。本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(安井和則君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり決しました。 ただいま決しました案件を除き、他の各案件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安井和則君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案件は委員長報告のとおり決しました。----------------------------------- △文教民生委員長報告 ○議長(安井和則君) 日程第10、議案第84号能代市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について、日程第11、議案第87号能代市印鑑条例の一部改正について、日程第12、議案第88号物品の取得について、日程第13、議案第89号能代市保坂福祉会館指定管理者の指定について、日程第14、議案第90号能代市養護老人ホーム、能代市老人デイサービスセンター及び能代市認知症老人グループホーム指定管理者の指定について、日程第15、議案第91号能代市老人デイサービスセンター指定管理者の指定について、日程第16、議案第103号令和4年度能代市介護保険特別会計補正予算、日程第17、文教民生委員会に付託した陳情4件、整理番号第6号、第7号、第8号及び第9号、以上を議題といたします。文教民生委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。文教民生委員長 大高 翔さん。     (文教民生委員長 大高 翔君 登壇)(拍手) ◆5番(大高翔君) ただいま議題となりました案件に対する文教民生委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、議案第84号能代市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、教育長の期末手当の支給割合を改定しようとするものであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第87号能代市印鑑条例の一部改正についてでありますが、本案は、印鑑登録証明書について、コンビニエンスストア等に設置されている端末機による交付サービスを開始しようとするものであります。 審査の過程において、本庁舎及び二ツ井町庁舎への利用者操作用端末機の設置により、どのような効果を見込んでいるか、との質疑があり、当局から、待機時間の短縮により、市民の利便性が向上すると考えている、との答弁があったのであります。 また、コンビニエンスストアでの交付におけるセキュリティー対策について質疑があり、当局から、店舗に防犯カメラが設置されているほか、交付サービスに関する規約において、各設置事業者が遵守するセキュリティー対策等について規定している、との答弁があったのであります。 また、端末機による交付サービスの実施について、市民へどのように周知するのか、との質疑があり、当局から、市ホームページ、広報のほか、コンビニエンスストア店舗でもPRしたいと考えている、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第88号物品の取得についてでありますが、本案は、胸部X線撮影装置の画像管理装置、判定装置等を更新しようとするものであります。 審査の過程において、更新に至った経緯について質疑があり、当局から、胸部X線撮影装置の周辺機器であるパソコン等について、メーカーサポートによる部品供給が5年度以降できなくなることから、更新しようとするものである、との答弁があったのでありますが、これに対し、入札に当たり、特別な参加資格要件は設けたのか、との質疑があり、当局から、高度管理医療機器等の販売業の許可を有していることを入札参加の要件に加えた、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第89号能代市保坂福祉会館指定管理者の指定についてでありますが、本案は、保坂福祉会館松寿園の指定管理者を指定しようとするもので、指定しようとする団体は、能代市追分町4番26号、能代市老人クラブ連合会 会長 小林一成、指定の期間は令和5年4月1日から令和10年3月31日までであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第90号能代市養護老人ホーム、能代市老人デイサービスセンター及び能代市認知症老人グループホーム指定管理者の指定についてでありますが、本案は、松籟荘、能代市緑町デイサービスセンター及び能代市緑町グループホームの指定管理者を指定しようとするもので、指定しようとする団体は、能代市上町12番32号、社会福祉法人能代市社会福祉協議会 会長 田村重由、指定の期間は令和5年4月1日から令和10年3月31日までであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第91号能代市老人デイサービスセンター指定管理者の指定についてでありますが、本案は、能代ふれあいデイサービスセンターの指定管理者を指定しようとするもので、指定しようとする団体は、能代市上町12番32号、社会福祉法人能代市社会福祉協議会 会長 田村重由、指定の期間は令和5年4月1日から令和10年3月31日までであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第103号令和4年度能代市介護保険特別会計補正予算は、保険事業勘定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ3万5000円を追加しようとするものであります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、陳情について申し上げます。 初めに、整理番号第6号安全・安心の医療・介護実現のため人員増と処遇改善のための意見書提出についての陳情は、まず、採択すべきであるとの意見として、医療・介護を安心して受けられるために厳しい実情を緩和したいという願意は妥当と考えることから採択すべきである、との意見があったのであります。 また、同じく採択すべきであるとの意見として、医療現場、介護現場の人手不足と言われている所で働くケア労働者の方々を増やしていくこと、処遇改善していくことが急務だと考えることから、採択すべきであるとの意見があったのであります。 審査の結果、本件は全会一致で採択すべきものと決定いたしました。 次に、整理番号第7号医療・介護・保育・福祉などの職場で働く全ての労働者の大幅賃上げのための意見書提出についての陳情は、まず、採択すべきであるとの意見として、医療・介護・保育・福祉の職場環境を改善させようとする願意は妥当と考え、採択すべきであるとの意見があったのであります。 また、同じく採択すべきであるとの意見として、国が賃上げを行うことを進めているが、現実の実態に即すような水準ではないことが明らかになっていることから、採択すべきである、との意見があったのであります。 審査の結果、本件は全会一致で採択すべきものと決定いたしました。 次に、整理番号第8号学校部活動の地域移行に関する意見書提出についての陳情は、まず、採択すべきであるとの意見として、学校部活動の地域移行に向けて様々な課題があり、子供たち、学校、地域に戸惑いの声も多く聞かれることから、本陳情事項は的を射ていると認められることから採択すべきである、との意見があったのであります。 また、同じく採択すべきであるとの意見として、昨今、部活動について地域移行の考え方が出てきているが、当事者である生徒、保護者、教員、地域関係者の意見を反映させるべきであり、教職員の負担軽減につなげるためにも採択すべきである、との意見があったのであります。 審査の結果、本件は全会一致で採択すべきものと決定いたしました。 次に、整理番号第9号介護保険制度の改善を求める意見書提出についての陳情は、採択すべきであるとの意見として、介護保険制度が施行されて22年経過した中で、利用者の方から不安の声が上がっているような状況が続いている。今後もコロナ禍も含めて、住民の暮らしが疲弊していく中で、さらなる負担の押しつけは看過できないことから、採択すべきである、との意見があったのであります。 審査の結果、本件は全会一致で採択すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手) ○議長(安井和則君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安井和則君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。3番菊地時子さん。 ◆3番(菊地時子君) 議案第84号能代市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について、反対の討論を行います。 本条例の改正は、教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正についてでありますが、期末手当の引上げでございます。今、コロナ禍や物価高の折、地域経済が疲弊しています。市民の多くは年金の引下げ、実質賃金の低下、地域経済の低迷による営業不振、基幹産業である農業経営の衰退など厳しい暮らしと将来への不安を抱えています。職員については人事院勧告に従って引き上げておりますが、教育長については、市長や議員と同様、これに準じてこの引上げを行うことではなく、市民の暮らしが厳しくなっている中で、市民からの理解が得られるものではないと考えます。 また、引上げは慎重に検討されるべきであり、今回の提案は見送るべきと考えることから、本議案には反対とします。
    ○議長(安井和則君) 以上で通告による討論は終わりました。これをもって討論を終結いたします。     (2番 相場 未来子君 退席) ○議長(安井和則君) これより採決いたします。ただいま委員長報告の議案第84号能代市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について、御異議がありますので、起立により、採決いたします。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(安井和則君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。     (2番 相場 未来子君 着席) ○議長(安井和則君) ただいま決しました案件を除き、他の各案件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安井和則君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案件は委員長報告のとおり決しました。----------------------------------- △産業建設委員長報告 ○議長(安井和則君) 日程第18、議案第92号能代市技術開発センター及び能代市木の学校の指定管理者の指定について、日程第19、議案第93号能代市浄化槽の整備に関する条例の一部改正について、日程第20、議案第94号能代市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について、日程第21、議案第95号能代市簡易水道事業地方公営企業法を適用する条例の制定について、日程第22、議案第96号秋田県及び能代市における生活排水処理事業の運営に係る連携協約の締結に関する協議について、日程第23、議案第97号能代市簡易水道指定管理者の指定について、日程第24、議案第98号能代市簡易水道指定管理者の指定について、日程第25、議案第99号能代市簡易水道事業特別会計への繰入額の変更について、日程第26、議案第101号令和4年度能代市簡易水道事業特別会計補正予算、日程第27、議案第102号令和4年度能代市浄化槽整備事業特別会計補正予算、日程第28、議案第104号令和4年度能代市水道事業会計補正予算、日程第29、議案第105号令和4年度能代市下水道事業会計補正予算、日程第30、産業建設委員会に付託した陳情2件、整理番号第11号及び第12号、以上を議題といたします。産業建設委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。産業建設委員長 落合範良さん。     (産業建設委員長 落合範良君 登壇)(拍手) ◆17番(落合範良君) ただいま議題となりました案件に対する産業建設委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、議案第92号能代市技術開発センター及び能代市木の学校の指定管理者の指定についてでありますが、本案は、能代市技術開発センター及び能代市木の学校の指定管理者を指定しようとするもので、指定しようとする団体は、能代市河戸川字上西山63番地6、能代木材産業連合会 会長 越後春彦、指定の期間は令和5年4月1日から令和10年3月31日までであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第93号能代市浄化槽の整備に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、能代市浄化槽整備事業における浄化槽の設置に係る標準事業費及び分担金の額を改めようとするものであります。 審査の過程において、標準事業費の設定方法について質疑があり、当局から、国が定めている循環型社会形成推進交付金交付取扱要領の補助基準額を参考に市が定めているもので、同要領の一部改正に伴い、補助基準額が改められたことから引き上げようとするものである、との答弁があったのでありますが、これに対し、改正後の標準事業費は現在の設置費用が適切に反映されているか、との質疑があり、当局から、国の補助基準額は環境省における浄化槽の設置費用等に係る実態調査の結果が反映されており、直近で市が発注した工事費も、改正後の標準事業費と同程度となっていることから、適切に反映されているものと考えている、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第94号能代市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、能代市工業用水道事業を設置しようとするものであります。 審査の過程において、工業用水の供給見通しについて質疑があり、当局から、新たに供給を希望する事業者と、上水道から切り替えて供給を希望する事業者、合わせて4事業者に対して供給を考えている、との答弁があったのでありますが、これに対し、上水道と同じ水質となるのか、との質疑があり、当局から、工業用水道は、上水道の水質基準の適用を受けず、飲料用には使用できない、との答弁があったのであります。 また、工業用水の1立方メートル当たりの単価について質疑があり、当局から、現在、概算設計の段階であり、今後、詳細な設計を行い、事業費を積算していく中で、単価を決定したいと考えている、との答弁があったのでありますが、これに対し、水道事業会計への経理上の影響はあるか、との質疑があり、当局から、地方公営企業法を適用しても個別の事業となるため、影響はないものと考えている、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第95号能代市簡易水道事業地方公営企業法を適用する条例の制定についてでありますが、本案は、能代市簡易水道事業地方公営企業法を適用しようとするものであります。 審査の過程において、適用した場合どのように変わるのか、との質疑があり、当局から、会計処理の方式が官公庁会計による単式簿記から、公営企業会計による複式簿記へ移行することで、財務諸表を作成することとなり、財政状況がより明確になる、との答弁があったのでありますが、これに対し、能代市富根地区簡易水道事業及び能代市仁鮒地区簡易水道事業指定管理者を選定し管理しているが、管理業務への影響はあるのか、との質疑があり、当局から、複式簿記へ移行となるが、指定管理者に対して会計処理の変更を求めるものではないことから、影響はないものと考えている、との答弁があったのであります。 また、公営企業会計への移行に伴い、現在の簡易水道事業の水道料金への影響はあるのか、との質疑があり、当局から、具体的な影響について現段階では判断できる状況にないことから、財政状況が明らかになった段階で、料金改定が必要と考えられる場合は検討していきたい、との答弁があったのでありますが、これに対し、簡易水道事業水道事業の料金体系を同一にする考えはあるか、との質疑があり、当局から、当面は現在の料金体系を継続したいと考えているが、状況を見ながら判断していきたい、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第96号秋田県及び能代市における生活排水処理事業の運営に係る連携協約の締結に関する協議についてでありますが、本案は、生活排水処理事業の運営に係る連携協約を秋田県と締結することについて協議しようとするものであります。 審査の過程において、連携協約の締結により、今後どのようになるのか、との質疑があり、当局から、秋田県並びに県内市町村の生活排水処理事業において、効率的、持続的な事業運営を支援する体制を構築するため、広域的に自治体の事務を補完する組織として、官庁が51%、民間が49%出資する資本金1億円の株式会社を設立することとなる。運用開始時における組織体制は、出資した自治体及び民間会社からの出向等による職員15名程度を予定している、との答弁があったのでありますが、これに対し、協約に定期的に協議を行うことが記載されているが、具体的な協議の場はあるのか、との質疑があり、当局から、平成22年度に設立した秋田県生活排水処理事業連絡協議会を、令和元年度に下水道法に基づく法定協議会に移行しており、同協議会において定期的に協議を行うこととなる、との答弁があったのであります。 また、市で行っている業務と補完組織が行う業務はどのように分担していくのか、との質疑があり、当局から、補完組織では経営戦略やストックマネジメント計画の策定などの高度な業務と、現場の工事監督や設計積算業務などを支援する一般的な業務の2つを行うこととなる。一般的な業務は引き続き市で行うことを考えており、高度な業務の経営戦略やストックマネジメント計画の策定について依頼したいと考えている、との答弁があったのでありますが、これに対し、補完組織の運営に伴う負担金は発生するのか、との質疑があり、当局から、定期的に支出する負担金等はないが、業務を発注し、完了した際に対価を支出することとなる、との答弁があったのであります。 また、補完組織における民間の人材と連携するメリットをどのように捉えているか、との質疑があり、当局から、高度な業務においては出向する自治体の職員のみでは対応が難しいことから、業務に対する実績がある民間の人材と共に業務を行うことで技術を身につけることができ、自治体にその知識や経験を還元することが可能になると考えている、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第97号能代市簡易水道指定管理者の指定についてでありますが、本案は、能代市富根地区簡易水道事業指定管理者を指定しようとするもので、指定しようとする団体は、能代市二ツ井町飛根字高清水391番地、富根簡易水道組合 組合長 池端勝尚、指定の期間は令和5年4月1日から令和8年3月31日までであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第98号能代市簡易水道指定管理者の指定についてでありますが、本案は、能代市仁鮒地区簡易水道事業指定管理者を指定しようとするもので、指定しようとする団体は、能代市二ツ井町仁鮒字中台62番地6、仁鮒簡易水道組合 組合長 成田政弘、指定の期間は令和5年4月1日から令和8年3月31日までであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第99号能代市簡易水道事業特別会計への繰入額の変更についてでありますが、本案は、簡易水道事業推進のため、一般会計から簡易水道事業特別会計への繰入額を変更しようとするものであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第101号令和4年度能代市簡易水道事業特別会計補正予算は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ26万4000円を追加しようとするものであります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第102号令和4年度能代市浄化槽整備事業特別会計補正予算は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ52万6000円を追加しようとするものであります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第104号令和4年度能代市水道事業会計補正予算は、収益的支出1798万8000円の追加、資本的収入2053万8000円と支出3078万6000円の減額をしようとするものであります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第105号令和4年度能代市下水道事業会計補正予算は、収益的支出1626万4000円の追加、資本的支出967万7000円の追加をしようとするものであります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、陳情について申し上げます。 初めに、整理番号第11号再生可能エネルギーを使った地方の人口減少に歯止めをかける仕組みづくりを求める意見書提出についての陳情は、まず、継続審査に付すべきであるとの意見として、本陳情は、本県沖の洋上風力発電計画の課題についても触れられている。また、県民が納得できるように計画を見直した上で計画を推進することや再生可能エネルギーを推進し、地域経済に波及できるよう要望していることについては一定の理解はするものの、自治体が株主となり出資者になることや再生可能エネルギー発電促進賦課金の徴収をやめることが実現可能なのか不明な部分が多いことから継続審査に付すべきである、との意見があったのであります。 次に、不採択とすべきであるとの意見として、本陳情の県民や自治体が株主となって事業に出資することや再生可能エネルギー発電促進賦課金の徴収をやめることは現実的に難しいと考える。また、洋上風力発電の風車の離岸距離を長くすることに関して、現在行われている港湾区域での洋上風力発電事業や一般海域での洋上風力発電の計画を推進している現状と相入れないことから不採択とすべきである、との意見があったのであります。 次に、採決について申し上げます。 まず、継続審査とすることについて採決したところ、賛成少数で否決されたのであります。 次に、採択、不採択について採決したところ、本件は出席委員全員において不採択とすべきものと決定いたしました。 次に、整理番号第12号米余りを解消し、食料自給率を高めるために水稲収穫量調査の基準見直しを求める意見書提出についての陳情は、まず、不採択とすべきであるとの意見として、現行の水稲収穫量調査の収量基準である1.70ミリメートルのふるい目幅で調査を行うことによって、加工米を含めた部分まで調査が可能となっており、現状の基準のままで不都合がないことから、不採択とすべきである、との意見があったのであります。 また、同じく不採択とすべきであるとの意見として、本陳情において、飼料用米にはくず米を優先的に仕向けることとあるが、現在、飼料用米を使用している畜産農家が、くず米を飼料米として使用してよいのか、また、畜産農家に対する影響も考慮する必要があると考えることから、不採択とすべきである、との意見があったのであります。 審査の結果、本件は全会一致で不採択とすべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(安井和則君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安井和則君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。ただいま委員長報告陳情整理番号第11号再生可能エネルギーを使った地方の人口減少に歯止めをかける仕組みづくりを求める意見書提出について、御異議がありますので、起立により、採決いたします。本件に対する委員長の報告は、不採択であります。本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(安井和則君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり決しました。 ただいま決しました案件を除き、他の各案件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安井和則君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案件は委員長報告のとおり決しました。 この際、休憩いたします。午前11時10分、会議を再開いたします。                        午前11時02分 休憩-----------------------------------                        午前11時10分 開議 △予算委員長報告 ○議長(安井和則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第31、議案第100号令和4年度能代市一般会計補正予算を議題といたします。予算委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。予算委員長 菅原隆文さん。     (予算委員長 菅原隆文君 登壇)(拍手) ◆7番(菅原隆文君) ただいま議題となりました案件に対する予算委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 議案第100号令和4年度能代市一般会計補正予算は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7億5190万円を追加しようとするものであります。 まず、各分科会における質疑の概要について、順次申し上げます。 初めに、総務企画分科会において、財政調整基金残高の状況について質疑があり、当局から、令和3年12月補正後との比較では約8億7000万円の減少となっている。4年度に整備している工業団地の土地の売払い収入が約3億円で、これは5年度の収入となる見込みである。このほか、4年8月の大雨被害の復旧経費や物価高騰対策経費等が影響しており、こうした特殊事情については、国に対し特別交付税の要望をするなど一般財源の確保に努めていきたい、との答弁があったのであります。 また、総体的な質疑として、光熱水費全体における追加の要因について質疑があり、当局から、電気料金の値上げが最大の要因である。電気料の補正額は総額で6090万9000円、4年度当初予算から30%程度の増となっている、との答弁があったのでありますが、これに対し、今後の値上げも見込んだ補正額か、との質疑があり、当局から、一定の上昇を見込んだ上での算定としている、との答弁があったのであります。 また、県議会議員選挙費について、イオンタウン能代に期日前投票所を設置する経費等を追加しているが、これまで設置していた、いとく能代ショッピングセンター内の投票所はどのような取扱いになるのか、との質疑があり、当局から、設置する考えである、との答弁があったのであります。 以上で総務企画分科会を終わり、次に文教民生分科会において、保育所等物価高騰対策事業費及び放課後児童クラブエネルギー価格高騰対策事業費の補助対象経費について質疑があり、当局から、保育所等は光熱費及び給食費、放課後児童クラブは光熱費が対象となっている、との答弁があったのでありますが、これに対し、保育所等に対する補助金の積算内訳について質疑があり、当局から、県から示された補助単価である、光熱費7,100円、給食費3,240円に、市内14の私立保育所及び認定こども園の10月1日現在における利用児童数961人を乗じた額を計上したものである、との答弁があったのであります。 また、子ども・子育て支援事業費(施設型給付費・委託費)の内容について質疑があり、当局から、保育士等の賃金を3%程度引き上げるための措置を4年2月から実施しており、9月分までは補助金として交付したが、10月以降分については施設型給付費として給付することとなっていたため、5年3月までの14施設分を計上したものである、との答弁があったのであります。 また、生活保護費に関し、3年12月では補正をしなかったが、4年度では補正に至った理由について質疑があり、当局から、医療扶助のうち入院に係る費用において見込みを上回っていることから追加しようとするものである。世帯類型別に見る5年前との比較では、高齢世帯が5ポイント程度増加していることから、高齢化に伴う入院の増加が影響しているのではないかと考えている、との答弁があったのであります。 また、保健衛生総務費における過年度国庫負担金等返還金について、新型コロナウイルスワクチン接種件数が見込みより少なかったことによる返還か、との質疑があり、当局から、国庫負担金等については、対象者全員の接種を見込んでの交付となったものであるが、回数を重ねるごとに接種率の減少が見られた。接種件数のほか、会場使用状況や人件費などを含む実績に基づき、交付額との差額を返還しようとするものである、との答弁があったのであります。 また、図書購入費寄附金100万円の振り分けについて質疑があり、当局から、小学校7校に10万円ずつ、能代図書館に20万円、二ツ井図書館に10万円とし、中学校に関しては、11月に別途、約70万円相当の図書の寄贈があったため対象から除いたものである、との答弁があったのであります。 また、中学校管理費に関し、修繕料の内容について質疑があり、当局から、能代第二中学校及び能代南中学校の体育館の雨漏りに対する応急措置などを行おうとするものである、との答弁があったのであります。 以上で文教民生分科会を終わり、次に産業建設分科会において、農林水産業費に関し、県営ほ場整備事業費における県の事業計画の変更内容について質疑があり、当局から、主なものとしては、8月の大雨被害に伴う下田平地区における整備の追加及び河戸川・浅内地区における軟弱地盤への対応となっている、との答弁があったのであります。 また、令和4年8月大雨被害による農地及び農業用施設災害復旧事業費補助金に関し、今回の追加補正分で復旧のめどが立ったものと考えているか、との質疑があり、当局から、今回の補正は国庫補助災害分の工事費について、2つの土地改良区に補助しようとするものである。8月の専決処分による各団体への補助分も含め、これで復旧できるものと考えている、との答弁があったのであります。 また、商工費に関し、地元企業人材育成支援事業費を追加する要因について質疑があり、当局から、補助金の交付対象とする業種について、3年度までは対象を限定していたが、4年度から限定しない取扱いに変更したことなどにより、当初想定していた申請件数よりも増える見込みにあることから追加しようとするものである、との答弁があったのであります。 また、能代工業団地拡張事業費(工業団地東側)に関し、用地取得に伴う補償費の内容について質疑があり、当局から、取得する土地にあるパイプハウスや井戸、果樹等に対する補償をしようとするものである、との答弁があったのであります。 また、災害復旧費に関し、林道災害復旧事業費の工事費の追加内容について質疑があり、当局から、8月の大雨による災害復旧工事費の追加であり、国の災害査定に基づき、工事費が確定したことなどから追加しようとするものである、との答弁があったのであります。 以上で各分科会における質疑の概要を終わります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手) ○議長(安井和則君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安井和則君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。ただいま委員長報告の案件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安井和則君) 御異議なしと認めます。よって、以上の案件は、委員長報告のとおり決しました。----------------------------------- △日程第32 議会議案第8号安全・安心の医療・介護実現のため人員増と処遇改善のための意見書提出について △日程第33 議会議案第9号医療・介護・保育・福祉などの職場で働く全ての労働者の大幅賃上げのための意見書提出について △日程第34 議会議案第10号学校部活動の地域移行に関する意見書提出について △日程第35 議会議案第11号介護保険制度の改善を求める意見書提出について ○議長(安井和則君) 日程第32、議会議案第8号安全・安心の医療・介護実現のため人員増と処遇改善のための意見書提出について、日程第33、議会議案第9号医療・介護・保育・福祉などの職場で働く全ての労働者の大幅賃上げのための意見書提出について、日程第34、議会議案第10号学校部活動の地域移行に関する意見書提出について、日程第35、議会議案第11号介護保険制度の改善を求める意見書提出について、以上の4案を一括議題といたします。提出者の説明を求めます。     (「説明省略」の声あり) ○議長(安井和則君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安井和則君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 お諮りいたします。以上の4案は、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安井和則君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安井和則君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。以上の4案は、原案どおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安井和則君) 御異議なしと認めます。よって、以上の4案は原案どおり決しました。----------------------------------- △議会改革調査特別委員会の設置について ○議長(安井和則君) この際、お諮りいたします。議会改革調査特別委員会の設置についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安井和則君) 御異議なしと認めます。よって、議会改革調査特別委員会の設置についてを日程に追加し、直ちに議題といたします。 お諮りいたします。市民の負託に応える議会を実現することを目的とし、議会改革を進めるため、タブレット端末の活用、政治倫理の確立の2事項の付議事件については、7人の委員をもって構成する議会改革調査特別委員会を設置し、これに付託の上、議会閉会中の継続調査にいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安井和則君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。ただいま設置されました議会改革調査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において、1番安井英章さん、2番相場未来子さん、5番大高 翔さん、9番阿部 誠さん、13番小野 立さん、15番安岡明雄さん、18番針金勝彦さん、以上の7人を指名いたします。 この際、議会改革調査特別委員会の委員長及び副委員長互選のため、暫時休憩いたします。                        午前11時24分 休憩-----------------------------------                        午前11時40分 再開 ○議長(安井和則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 この際、御報告いたします。委員会条例第9条第2項の規定により、議会改革調査特別委員会において、委員長及び副委員長互選の結果、委員長に安岡明雄さん、副委員長に阿部 誠さんが選任されましたので、御報告いたします。----------------------------------- ○議長(安井和則君) 本定例会は、提出議案全部議了いたしましたので、これをもって閉会いたします。                        午前11時40分 閉会 議長    安井和則 副議長   渡辺優子 署名議員  菅原隆文 署名議員  武田正廣...