鳥栖市議会 > 2021-07-02 >
12月10日-04号

  • "総合計画前期基本計画"(/)
ツイート シェア
  1. 鳥栖市議会 2021-07-02
    12月10日-04号


    取得元: 鳥栖市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    令和3年12月 定例会1 出席議員の議席番号及び氏名  議長 松隈清之     8番 樋口伸一郎     16番 西依義規  1番 野下泰弘     9番 江副康成      17番 飛松妙子  2番 田村弘子     10番 中川原豊志     18番 久保山日出男  3番 和田晴美     11番 中村直人      20番 齊藤正治  4番 永江ゆき     12番 尼寺省悟      21番 小石弘和  5番 牧瀬昭子     13番 成冨牧男      22番 森山 林  6番 池田利幸     14番 藤田昌隆  7番 緒方俊之     15番 伊藤克也2 欠席議員の議席番号及び氏名    な   し3 説明のため出席した者の職氏名  市     長    橋 本  康 志   総務部次長      緒 方    守  副  市  長    林    俊 子   総務部次長      姉 川  勝 之  総 務 部 長    石 丸  健 一   健康福祉みらい部次長 鹿 毛  晃 之  企画政策部長     松 雪    努   上下水道局次長    古 賀  和 教  健康福祉みらい部長  岩 橋  浩 一   総合政策課長     向 井  道 宣  スポーツ文化部長   佐 藤  敦 美   スポーツ振興課長   小 川  智 裕  市民環境部長     吉 田  忠 典   市民協働推進課長   牛 嶋  英 彦  経済部長  兼上下水道局長    宮 原    信   商工振興課長     古 沢    修  建設部長       福 原    茂   建設課長       三 澄  洋 文  教育長        天 野  昌 明   教育部次長      青 木  博 美  教育部長       小 栁  秀 和4 出席した議会事務局職員の職氏名  事務局次長  兼議事調査係長    横 尾  光 晴   議事調査係主任    古 賀  隆 介  庶務係長       西 木  純 子   議事調査係主事    赤 司  和 広  議事調査係主査    大 塚  隆 正5 議事日程  日程第1 一般質問6 傍聴者数  4人  午前10時開議 ○議長(松隈清之)  これより本日の会議を開きます。           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第1 一般質問 ○議長(松隈清之)  日程第1、一般質問を行います。 一般質問通告一覧表により順次発言を許します。 まず、江副康成議員の発言を許します。江副議員。 ◆議員(江副康成)  おはようございます。自民党鳥和会の江副でございます。 今回は、鳥栖市発展の礎についてと題して一般質問をしてまいります。 総選挙、市議会議員選挙前ではありましたが、鳥栖商工会議所から2つの要望書が提出されました。 そして、今回、私の一般質問と同じタイトルの要望書の結びに、要望の実現に向けてとして、この要望は、初めて出てくるような斬新な内容はほとんどありません。 速やかに実現していただきたい項目を、商工会議所として、実現優先度が高い10項目に絞ってまとめたものであります。 当然ながら、事業の推進には、長い時間と多くの困難と多額の財源が必要となります。 であるからこそ、一刻も早く鳥栖市の総力を挙げて、実現に向けて行動を始めなければなりません。 経済界のリーダー、商工会議所の要望に対して、私は深く敬意と責任を感じる者の1人であります。 私は、今回、この要望書のタイトルに共感し、質問事項を、鳥栖市発展の礎についてとしております。 この要望書は建設経済常任委員会に付託されておりますので、そこでまた議論する機会もあると思いますが、要望にある鳥栖市の総力を挙げてという言葉には、鳥栖市は一つにならなければならないという戒めもあるのかと感じております。 議会人として、是々非々の立場は揺るぎませんが、橋本市政に対して、もっとやってほしい課題について、まだまだやれるのではないかという期待を込めた質問事項に絞りました。 鳥栖市の歴史をひもとくと、勝尾城及びその支城を拠点として筑紫氏が治めた90年、その政治的なパワーが持続すれば、もっと強力で広範囲な鳥栖市の町並み、それが形成されていたのではないかと残念にも思います。 筑紫氏は島津に追われ、その島津は豊臣に追われ、政治的に脆弱な地域に、この地はなってしまいました。 鳥栖市の今の姿があるのは、ここが原因ではないでしょうか。 鍋島藩しかり、対馬藩しかり。それぞれにとって、鳥栖市は辺境の域を、いまだもって脱していないのではないかと危惧しております。 鳥栖市は潜在能力が高いともてはやされながらも、なかなか実現しない。 こうした求心的なパワーを、ないことに原因があるように思えてなりません。 私は、鳥栖で生まれ育った子供たちが、未来の活躍の場を鳥栖市でおのずと築いていけるために、鳥栖市ならではのさらなる未来志向のまちづくりの投資、それが今こそ必要ではないかという、私の変わらぬ信念に基づき、通告に従い順次質問してまいります。 最初に、高速道路と新幹線があるまち、鳥栖市についてお尋ねいたします。 長崎街道筋に、轟木宿、田代宿、追分石により、それが小倉、博多、日田、英彦山へと通じていた時代、国道3号、34号という縦横の九州の基幹道路があるまち鳥栖。 九州自動車道長崎自動車道大分自動車道鳥栖ジャンクションを介してクロスする高速道路があるまち鳥栖。 鹿児島本線、長崎本線が、鳥栖市で分岐するまち鳥栖。 九州新幹線鹿児島ルートと、西九州ルートが新鳥栖駅で分岐するまちであろう鳥栖。 時代時代に合わせて、交通の要衝として、鳥栖市を起点として整備されてきました。 私や鳥栖商工会議所など、経済界としては、九州のクロスポイントに位置する鳥栖市のポテンシャルや、将来的な発展を考えると、高速道路に関する道路ネットワークについて、これまでの鳥栖インターチェンジを中心とした一点集中型・セントラル型道路ネットワークではなく東西南北の分散型道路ネットワークにする必要があると考えますが、鳥栖市長の見解を求めます。 以下の質問は質問席よりさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  橋本市長。 ◎市長(橋本康志)  おはようございます。 江副議員の御質問にお答えを申し上げます。 本市のインターチェンジの在り方につきまして、御提案を頂戴し、ありがとうございます。 議員御承知のとおり、本市は九州陸路交通の要衝としまして、高速道路が整備され、その中でも、鳥栖インターチェンジの導入が本市の発展に大きく寄与したものと考えております。 そして、現在、(仮称)味坂スマートインターチェンジの開業に向けまして、関係機関と一緒になって、この周辺道路等の整備にしっかり取り組んでおります。 新たなインターチェンジ鳥栖ジャンクション周辺に分散させるという議員の御提言でございますけれども、単体でのインターチェンジ整備効果だけでなく、様々な可能性や効果を考えていけるものではないかと思われます。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  江副議員。 ◆議員(江副康成)  使われる方の立場によって、いろいろだと思うんですけれども、私には熱意が伝わってこない答弁でございました。 高速道路が交差するところにある鳥栖インターチェンジ、その便利さゆえに物流等の集積が進んだが、一方で交通渋滞を招くことにもなったと。 私は、御存じのように、山浦スマートインターの必要性を説く人間なんでありますけれども、その現状を解決するために、縦横に高速道路、国道が交差するところ、そこにネットワーク型の出入口が必要だという要望書を持って、国土交通省本庁はじめ関係機関に陳情を繰り返したところでございます。 そして、そのお話、多分、国土交通省の中でも共通認識を持ってもらってるんだろうということを思って、今、静かにしているというのが現状でございます。 鳥栖インターから5キロ程度のところにインターを造る。この流れに沿って、もっと熱意を持って取り組むべきではないでしょうか。 鳥栖商工会議所の要望書にも、その具体的な提言として、速やかに実現すべき実現優先度が高い10項目の1つとして、山浦パーキングスマートインターの実現を掲げられておられます。 御答弁お願いいたします。 ○議長(松隈清之)  橋本市長。 ◎市長(橋本康志)  江副議員の御質問にお答えをいたします。 山浦スマートインターチェンジ(仮称)につきましては、令和2年3月に策定をいたしました鳥栖市都市計画マスタープランへの位置づけを行っておりまして、必要性について認識をしているところでございます。 まずは、現時点におきましては、(仮称)味坂スマートインターチェンジの開業に向けまして、周辺道路等の整備をしっかりと取り組んでまいりたいと考えておるところでございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  江副議員。 ◆議員(江副康成)  今の答弁、ここが私と市長のスタンスの違いというところだと思うんです。 担当職員の御答弁なら、まず目の前のことをしっかり取り組みなさいということは、褒められたことかもしれません。 しかし、同提言書にあるように、事業の推進には、長い時間と多くの困難と多額の財源が必要になると、好意的にも言ってもらっておりますが、それだからこそ、トップが早く道筋を示すべきだと私は思うのであります。 橋本市長が申し込まなければ何も始まらない。申し込んでも始まらないかもしれない。これは国の事業ですから。 また、申し込んでも実現するためには、周りの関係者の協力がいろんなところで必要になってくる。 本当にそういったところも分かっていただいて熱意を見せていただきたい。そう思うところでございます。 次に、鳥栖市は、高速道路のほかに新幹線があるまちでもあります。 先に完成した鹿児島ルート。その際、西九州ルートの分岐駅として位置づけられ、鹿児島中央駅、熊本駅、そして新鳥栖駅だけが、2面4線の本格的な駅として整備されました。 そして、新鳥栖駅は、西九州ルートへの分岐を視野に入れて既に造られております。 このとき、長崎方面の方々からも、新鳥栖駅を分岐駅とすべきだと協力があったと、当時を知る先人から聞いてまいりました。 橋本市長は、7月2日の定例会見で、我々鳥栖市民にとって、新幹線の鹿児島方面と長崎方面の分岐駅は新鳥栖駅しかありませんと話す一方で、乗換駅は博多駅になるとも言われております。その意味について御答弁ください。 ○議長(松隈清之)  橋本市長。 ◎市長(橋本康志)  江副議員の御質問にお答えをいたします。 九州新幹線長崎ルート、あるいは西九州ルートの分岐駅に関する私の発言についてでございます。 新鳥栖駅につきましては、鹿児島ルートに新鳥栖駅の設置計画はございませんでしたけれども、西九州ルートの計画策定に伴い、長崎方面への分岐駅ということで設置されたという経緯がございます。 そういった新鳥栖駅が設置された経緯を考えますと、新鳥栖駅が分岐駅というのは譲れませんということで申し上げたものでございます。 次に、乗換駅は博多となると申し上げたことについてでございますけれども、現在、国土交通省と佐賀県で、新鳥栖-武雄温泉間の整備方式をめぐって幅広い協議が行われております。 仮に、現行のアセスルートをフル規格で整備するとなった場合には、乗換駅が博多駅になるのではないか。そうならないよう、新鳥栖駅を目的地として来ていただけるような取組が必要だとの文脈で申し上げたものでございます。 新鳥栖駅は、九州全域を視野に入れた玄関口でございまして、鳥栖市には多くの企業の集積や、九州を代表する研究施設の立地があることから、広域的な拠点として非常に価値が高い地域となっております。 これまでも、サガハイマットといった、核となる施設の誘致や、新鳥栖駅周辺に約600台の市営駐車場の整備をするなど、新鳥栖駅が活性化する取組を行ってまいりましたが、今後も新鳥栖駅が通過駅とならないよう、鳥栖を目的地として来ていただけるような企業集積等を増やすことで、新鳥栖駅に停車するメリットがあると、鉄道事業者の皆様にも考えていただけるような取組を積み上げていくことが大変重要であると認識をしております。 整備方式を含めた詳細が未決定の状況でございますので、引き続き国土交通省と佐賀県の幅広い協議の動向を見守って、対応してまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  江副議員。 ◆議員(江副康成)  今の御答弁、橋本市長がおっしゃるとおりでございます。 しかし、その橋本市長のお気持ちとは裏腹に、新鳥栖駅の周りからの評価はまだまだ低いと感じないわけにはいけません。 今、市長が述べられた国土交通省と佐賀県の幅広い協議を見ていると、そのことが如実に感じられます。 フル規格をこれまで求めたこともなければ、現在も求めていないと佐賀県は主張される一方、フル規格で整備する場合のルート案の比較検討までは認められました。 しかし、国土交通省の検証結果について、配慮が足りないというコメントと併せて、佐賀駅には新幹線を通したくないという気持ちがにじみ出ております。 国土交通省と佐賀県の幅広い協議の動向を見守っておられるならば、そう思われるはずでございます。 しかし、不満を示したルート案の中に、新鳥栖駅を通らないルート案があることは重大でございます。 新鳥栖駅が、新幹線はもとより、乗換客数の大幅減少により、在来線との乗換えもなくなるかもしれないリスク、ないとは言えないこのリスクは肝に銘じておかなければなりません。 佐賀空港を通るルート案は、鳥栖市としては認められないということの重大性を皆さんにお話しすべきなのは、鳥栖市政の代表である橋本市長であると私は思います。 北周りルート、これは唐津地区と大陸との関係、地球的な観点から支持されているもので、今の佐賀県政にとって、こだわりがあるルートであるとは私には思えません。 ならば、佐賀県が暗に求めてるのは佐賀空港ルート、それも筑後船小屋に行くルートとなります。 フル規格を国に求めたことはない、今も求めたことはないという佐賀県。 しかし、赤字続きの佐賀空港を何とか黒字化したいという中で、新幹線を佐賀空港に通せないかと検討されていたとお聞きはします。 現在は、LCC路線をベースに黒字化も可能なところまで来ているので、その話は必要ではないのではないか。 新鳥栖駅を分岐点とした西九州ルートの整備が佐賀県にとっても望ましい。 そういうことをもっとアピールすべきところにまで追い詰められつつあるということを自覚しなければならない。 このことは大事なことなので、もっとダイレクトにお聞ききしたかった点もあるのですけれども、答弁はここまでということでございました。 橋本市長との、この点について、思いは同じであることを信じて、別の聞き方をいたします。 今でもいろいろと取り組んでいるとは思われますが、新鳥栖駅については物足りないという意見があるんだと、その意見のほうが強いと私は思っています。 今後、新鳥栖駅周辺のまちづくりをどのように考えられているのか御答弁ください。よろしくお願いいたします。 ○議長(松隈清之)  橋本市長。 ◎市長(橋本康志)  江副議員の御質問にお答えをいたします。 新鳥栖駅周辺のまちづくりにつきましては、鳥栖市都市計画マスタープランにおきまして、九州全域を視野に入れた玄関口であり、九州各地はもとより、関西方面からも多くの人が集まる広域交流拠点として、地域特性を生かした魅力ある拠点の形成を目指すこととしております。 新鳥栖駅は本市の主要交通結節点でございますので、その拠点性を生かした市街地の形成に努め、今後も佐賀県内をはじめとした九州各地はもとより、関西方面の皆様に利用していただける駅となるよう努めてまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  江副議員。
    ◆議員(江副康成)  前向きの御答弁、ありがとうございました。 当初の計画は、まさしく今、橋本市長が答弁されたようなものでございました。 その方向に進んでいない。あるいは、歩みが緩い。それが外からの評価でありますし、残念ながら、佐賀県からの評価が低い理由なのではないでしょうか。 新鳥栖駅開業時には、新鳥栖駅を起点に、縦横、特に北部九州の横のつながりを意識する取組が数多く見られました。 その後は尻すぼみというのが現実でございます。 来年秋、西九州ルートは部分開業しますが、佐賀県の主張からすると、これで終わりということさえもあることでございます。 鳥栖市はもっと盛り上げていかなければならない立場なんじゃないかと、私は痛切に思うところでございます。 新鳥栖駅周辺まちづくりが、九州全域を視野に入れた玄関口であり、九州各地はもとより、関西方面からも多くの人が集まる広域交流拠点として、地域特性を生かした魅力ある拠点の形成を目指すこととしておりますとの御答弁、それではその中身について幾つかお伺いしたいと思います。 次の項目、次世代の産業基盤をつくるためにというところに移ります。 繰り返しになりますが、鳥栖で生まれ育った子供たちが、未来の活躍の場を鳥栖市でおのずと築くことができる、そのためには、さらなる未来志向のまちづくり投資をすべきだというのが、私が議員になってから一貫した姿勢でございます。 そこで、これまで様々な角度から提案、並びに質問してまいりました。 本年3月定例会では、スマートシティーについて質問いたしました。 立派な御答弁、頂きましたので、今回、その後の進展について質問する予定ではございました。 スマートシティーと言うと大ごとのようですが、好むと好まざるとにかかわらず、その方向に進んでいるというのが実態ではないでしょうか。 QOL、クオリティー・オブ・ライフ、生活の質、市民生活の質の改善という目標に向かって、市役所のみならず、あらゆる場面で皆さん努力されております。 デジタル庁の設置、そして岸田政権のデジタル田園都市国家構想。これはまさしくスマートシティーを目指しているものと私は理解しております。 それでは、市役所は何をすべきか。そのキーワードは、データ連携であります。 データ連携、その主たるプレーヤーの一つとして、しっかりその役目を果たすということであります。 昨年、新型コロナ関連で、国民1人10万円、特別定額給付金が施行されました。 このとき、なかなか鳥栖市は頑張ったほうっていうことで、本当、職員の方、皆さん、頑張られたなというふうに率直に思ってるところなんですが、全国的に見ても、まさにこのデータ連携が未熟なために、コロナ禍で不安を抱える中で、鳥栖市においては人海戦術という試練を乗り越える場面があったものでございます。 攻めのDX、守りのPPC。私はこのバランスを保ちながら、大いに、また着実に進めていただきたい、そう願っております。 この件は、今後時期を見て、また質問したいと思いますので、準備、あるいは整理のほどよろしくお願いいたします。 市役所に求めるのは、様々なデータを管理する市役所が、そのデータ連携をどのように計画的に進めようとしているのかということであります。 それでは、こうした世の中の趨勢を見つつ、これからの経済産業政策をどのように進められようとしているのか、御答弁のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(松隈清之)  宮原経済部長。 ◎経済部長兼上下水道局長(宮原信)  おはようございます。 江副議員の御質問にお答えいたします。 本市の企業誘致の新たな取組といたしましては、令和3年4月から、工場立地法に基づく緑地等の敷地面積に対する割合を緩和する条例を施行いたしまして、企業の進出や設備の増設等促進させる取組を行っております。 また、企業誘致の呼び水となる企業立地奨励制度について、これまでの効果的な支援措置を維持しつつ、補助の対象要件や対象範囲等を拡充することによりまして、企業のさらなる投資と雇用機会の拡大を図ってまいりたいと考えております。 具体的には、これまでの製造業や流通業に対します効果的な支援措置は維持しつつ、新たに本社機能の移転や、九州支店等の立地を促進させる取組に力を入れてまいりたいと考えております。 まず、本社機能移転につきましては、通常本社が有します経営企画、総務、人事・研修、経理及び研究開発部門等の中枢機能の本市への移転を図ります。 九州支店等の立地につきましては、九州の3県以上を統括する事業所の立地を図ります。 また、IT関連企業の誘致にも積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 IT関連企業を誘致するに当たり、課題といたしまして、企業側のニーズに合ったオフィス賃貸物件が市内に数多くないことから、近年複数の引き合いはあるものの、IT関連企業の進出までには至っていない状況がございます。 そのようなことから、IT関連企業を中心とした事務系企業誘致向け賃貸オフィススペースの整備促進を図ってまいりたいと考えております。 このような取組によりまして、本市の企業誘致につきましては、企業のシステム開発部門研究開発拠点IT関連企業など、新たな産業の立地につなげてまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  江副議員。 ◆議員(江副康成)  商工振興課関係の御答弁でございました。 これまでの製造業や流通業の経験や実績に感謝申し上げるとともに、本社機能の移転やIT関連企業の誘致にも積極的に取り組んでいきたいという御答弁でございました。 また、企業のシステム開発部門研究開発拠点IT関連企業など、新たな産業の立地につなげてまいりたいという答弁まで踏み込んでいただきました。 これは、私が言うところのスマートシティーへの道と、ある種、軌を一にするものでありまして、大いに賛同するところであります。 子供たちが様々な企業がある大都市に就職先を求めることなく、地元鳥栖市で世の中を盛り上げてもらう舞台づくりに通じるものであります。 次に、量子医療推進機構についてお尋ねいたします。 量子医療推進機構が、スマートシティー化を望んでおられることを、ちょうど1年前にお話ししました。 高度な情報通信基盤の下、最先端の技術と人材で、これまで難しく実現できていなかった分野に挑戦されるという話であります。 本件につき、本市はどのように関わっているのか御答弁お願いいたします。 ○議長(松隈清之)  宮原経済部長。 ◎経済部長兼上下水道局長(宮原信)  江副議員の御質問にお答えいたします。 本市は、九州国際重粒子線がん治療センター国立研究開発法人産業技術総合研究所九州センター、そして、佐賀県立九州シンクロトロン光研究センターといった、最先端技術の研究活動に取り組む機関が、半径2キロ圏内に集中しているという全国でもまれな地域でございます。 平成29年には、最先端技術を誇る3者が本市に立地しているという強みを最大限に生かし、相互のさらなる発展を目指すため、協力可能な分野におきまして、連携・協力を効果的に実施し、学術振興及び地域社会に貢献することを目的として、本市を含めた4者の包括的な連携・協力に関する覚書の締結を行ったところでございます。 また、量子医療の推進を目指して、令和元年に設立された、一般財団法人量子医療推進機構は、九州国際重粒子線がん治療センターなどの先端的量子科学技術を生かした希少がんや小児がん、難治性がんの新しい診断・治療法の研究開発支援を目的に、様々な事業を展開されております。 量子医療推進機構では、量子医療に係る先進的な医療の状況を、広く市民や医療関係者などに周知する機会として、設立後毎年度、サンメッセにおいて講演会を開催されているところでございます。 令和元年度は、「『切らずに"がん"を治す』新しい医療を目指して」、令和2年度は、「『先端AI医療、驚きの量子の世界』~量子科学はおもしろい~」とのテーマで開催され、今年度は、「量子とゲノムが拓く未来のがん医療」とのテーマで、体への負担が少ない新しいがん治療法の量子医療とゲノム医療を分かりやすく解説されたところでございます。 本市の関わりといたしましては、4者の包括的な連携・協力に関する覚書を踏まえまして、量子医療推進機構が取り組まれている事業に対しまして、側面的支援を行うこととしております。 今後も、市報やホームページ等を使った広報での支援をはじめ、協力可能な分野におきまして、連携・協力して量子医療推進機構の発展を支援してまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  江副議員。 ◆議員(江副康成)  本市では、それに先立ち、産総研のサイエンスカフェの御支援を長くされてこられました。 私もほぼ毎回参加してきました。中学生や高校生の参加があるときもあり、科学に対する子供たちの関心と知識の深さに驚かされることもありました。 この4者の包括的な連携・協力に関する覚書は、安東元副市長が在籍中に締結されたものであります。 本年春、お会いしたときは、デジタル市場担当内閣参事官として、今は総務省国際地域課長として御活躍でございます。 この量子医療推進機構の取組、スマートシティーと似て違う枠組みのスーパーシティー、国家戦略特区というものがありますが、この国家戦略特区は国家的な様々な後押しもあり、成功する確率が高いのではないかと思うのであります。 鳥栖市は、過去、国家戦略特区で苦い経験がありますが、この量子医療推進機構をベースとしたスーパーシティー、国家戦略特区は、識者のお話をお聞きすると、成功すること間違いございません。 ぜひ鳥栖市の評価を上げるために、トライしてみてください。お願い申し上げます。 次に、駅みらい通りの文教スポーツゾーンとしてについて質問いたします。 新鳥栖-鳥栖駅間の通りを、公募により駅みらい通りと名づけられました。 その間、約4キロございます。ここを鳥栖市のにぎわいを演出する空間として再整備するべきというのが私の持論でございます。 鳥栖中央駅構想を打ち上げた私の一般質問の中でも、過去取り上げさせていただきました。私は、4キロ、歩いてて何ともない距離なんですが、いつでも誰でもというわけにもいきません。 中心市街地として発展させるためには、時間と労力が必要かなと思うところでございます。 そこで注目すべきなのが、駅みらい通りの中間に位置する、市民文化会館がある市民公園――文教スポーツゾーンと私は言っておりますが――なのかなと思います。 ここを核として町並みが形成されれば、ゆったりとした空間のある町並みとなり、道行く人々にも訴える力があり、鳥栖市内の魅力は増すだろうと。 そこで、今気になるのが、その隣接する産総研九州センターの敷地であります。 囲いがあったりして、何かされておりますが、どういう状況なのか御説明ください。よろしくお願いします。 ○議長(松隈清之)  宮原経済部長。 ◎経済部長兼上下水道局長(宮原信)  江副議員の御質問にお答えいたします。 国立研究開発法人産業技術総合研究所では、経済性、有効性の観点から、同研究所が保有や賃借している土地のうち研究施設等の集約化に伴って生じた、利用されていない土地について整理を進められておられます。 本市にございます産業技術総合研究所九州センターにおきましては、佐賀県から賃借している土地のうち未利用地約2万平方メートルについて、県と賃貸借契約の見直しに向けた協議が行われていると聞き及んでおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  江副議員。 ◆議員(江副康成)  研究施設等の集約化に伴って生じた利用されていない土地について、整理が進められておりますという答弁でございました。 鳥栖市民の福利厚生のために使うことができればいいなと思うのは私だけでしょうか。 私は、市民文化会館道路に面した楽屋入り口がある飛び出た部分、そこが、西側、現在の産総研の敷地に移転できれば、余裕のある空間が生まれるのにと、前々より期待しておりました。 道路は歩車分離されていて、安全に通ればいいんだとも思いません。 ゆったりとした空間があり、そこに人々が行き交い、たたずむ光景が、豊かさと潤いを与えるのではないかと、私は思うのであります。 また、約2万平米とはかなりの敷地でございます。 それが県に戻されるとするならば、ぜひ鳥栖市の文教スポーツ充実のために使わせていただきたい。 健康スポーツセンターも狭くて立て込んだところに配置せずに、ゆったりとした空間になるのではないでしょうか。 ぜひ佐賀県と、しかるべきときに御相談いただければとお願い申し上げて、次の質問に移ります。 今思い起こすのが、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭でございます。 市民文化会館を中心に、鳥栖市を挙げたお祭りでございました。 新鳥栖駅の開業を機に行われました。 橋本市長ならばできたラ・フォル・ジュルネ鳥栖音楽祭、市民の期待はまだまだ高いのかなと感じるときもございます。 新鳥栖駅周辺のまちづくりの起爆剤として有効と思われるなら、再度トライする考えはないかお尋ねいたします。 ○議長(松隈清之)  橋本市長。 ◎市長(橋本康志)  江副議員の御質問にお答えを申し上げます。 ラ・フォル・ジュルネ鳥栖音楽祭は、サガハイマットの誘致及び2011年の新幹線開業を見据えまして、広域から鳥栖を目的地として来ていただけるような取組ができないのかという思いで開催をした事業でございます。 新幹線開業の年から3年間ではありましたけれども、多くの皆様に御来場いただくことができました。 残念ながら、開催規模や経費面の問題で、事業の継続は断念せざるを得なくなりましたけれども、この音楽祭をきっかけに始まりましたアウトリーチ事業は、現在も継続をしておりまして、幼稚園、保育園、小中学校をはじめ、町なかの至るところにアーティストを派遣をしまして、質の高い生演奏を届け、演奏体験等、文化芸術に親しむことができる環境を提供しております。 江副議員御指摘いただきましたラ・フォル・ジュルネ鳥栖音楽祭の復活につきましては、今のところ予定はございませんけれども、今後もアウトリーチ事業を中心に、心の豊かさを育み、地域の活性化や文化によるまちおこしを継続して取り組んでまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  江副議員。 ◆議員(江副康成)  御答弁ありがとうございました。 サガハイマット設立時、そしてラ・フォル・ジュルネ鳥栖音楽祭開催時に当たって、共にお金集めが論点の一つとなりました。 当時なかったもので今あるものとして、ふるさと納税、ふるさと寄附金制度がございます。 過度の返礼品が問題になり、紆余曲折はあったものの、地域経営を担う地方自治体にとって重要なツールとなっております。 私は、ふるさと寄附金を募ってやってもいいのではないかと、今考えるようになりました。 それでは、最後の質問、ふるさと納税の活用と農業・農村振興についてお尋ねいたします。 ふるさと寄附金については、返礼品の扱いについてニュースでも取り上げられております。 報道を通じて、他自治体ではこんなことをやっていたのかと知ることになります。 やっていけないことは、そこで学び、鳥栖市が同じことをしては当然なりません。法令遵守がまずもって大事でございます。 しかし、多額の寄附金を集めている自治体のやり方には、率直に学ぶ姿勢が必要なのかとも思います。 鳥栖市の近隣で多額の寄附金を集めているところでは、その半分が米、さがびよりに人気が集まっているとお聞きしているところでございます。 鳥栖市内の農地を見ていると、耕作放棄地もちらほら目立つようになってきました。米価は下がる傾向にあります。 そのような中、人気の米が提供できるのなら、農業生産意欲も高まり、農業の環境もおのずといい状態に保たれるのではないか。 ふるさと寄附金の鳥栖市の現状について、併せて御答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(松隈清之)  石丸総務部長。 ◎総務部長(石丸健一)  おはようございます。 江副議員の御質問にお答えいたします。 本市のふるさと「とす」応援寄附金制度につきましては、件数約3万5,000件、金額で約6億円の寄附を頂いております。 謝礼品につきましては、本市の地理的な状況から、工場製品が主であり、実際に、寄附者の方からも、本市産の工場製品を多く選んでいただいております。 本市の農産物をふるさと寄附金の謝礼品とすることにつきましては、以前から、本市産の米を取り扱っている業者、営農組合などから、そのほか、自然薯、トマト、アスパラガスなどを、事業者、農家などから、謝礼品として御提供いただいております。 なお、農産物につきましては、保管方法の問題や、作付面積の大きさによっては、謝礼品として大量に提供していただけないことなど、課題がございますが、本市では寄附者に選んでいただいております謝礼品に占める農産物の割合は、寄附金額、件数ともに1割にも満たないため、今後、この割合を増やしていくことは、本市の農産物に注目を集めることになり、農業振興につながり、本市の寄附金を増やすことにもつながるものと考えております。 このため、本市の謝礼品管理等をお願いしております、鳥栖観光コンベンション協会と協力し、まずは農産物を謝礼品として提供していただける事業者を増やしてまいりたいと考えております。 次に、寄附の使途につきましては、各事業・施策の担当部署と協議しながら、寄附項目としてふさわしいものがあれば、適宜増やしてまいりたいと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  江副議員。 ◆議員(江副康成)  農産物につきましては、保管方法の問題や、作付面積の大きさによっては、謝礼品として大量に提供していただけないことなど、課題があるという御答弁でもございました。 ふるさと寄附金はちょうど今の時期に多く集まるとお聞きしております。 時期的なこともあり、保管方法等、クリアしなければならない問題もあるということでございます。 しかし、鳥栖市のおいしい農産物を食べていただいて、鳥栖市の地そのものを好きになっていただくチャンスなのかなと私は考えているところでございます。 もう一つ、鳥栖市のまちおこしとして道の駅を造るべきだという御意見、多数承っております。 道の駅に、その土地の産物があると、とってもうれしくなるのは私だけでしょうか。 こちらの事業は通年でございます。 道の駅をもにらんだところで、ふるさと寄附金の返礼品として使っていただく農産物、作ってもらってもいいんじゃないかと私は思うのでございます。 集落近くの農地から耕作放棄地、言い換えれば大規模農業をしにくいところから耕作放棄地が増えているように見え、憂慮しております。 そうしたとき、御答弁にもあった、都市型農園により、鳥栖ならではの特産品を栽培するということは、これから必要になってくるんじゃないかと思うのでございます。 最後に、多額の寄附金を集めているみやき町と鳥栖市の寄附の使途項目を見比べてみました。 鳥栖市は、漠としたくくりで11項目あり、そして、これまで使って充当した事業を事後報告的に列記するというスタイルでございます。 一方みやき町は多数の項目があり、特定の事業名があらかじめ明記されているやり方でございます。 寄附するほうからすると、この事業を進めてほしいからと特に思い寄附する方もいらっしゃいましょうし、そういうモチベーションも高まるのではないでしょうか。ちょっと考えていただきたいなと思うところでございます。 このためには、所管の総務課だけでなく、事業部門から働きかけがないと動かないということでもございましたので、各事業部門の方、所管の事業を盛り上げるために、できることはないのか考えていただきたいとも申し上げておきます。 そして最後になりますが、私は、量子医療推進機構の取組、事業名を明記して、ふるさと寄附金を募れば、この事業も一気に進むのではないかと思うと申し上げて、一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(松隈清之)  暫時休憩いたします。  午前10時47分休憩           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽  午前11時5分開議 ○議長(松隈清之)  再開いたします。 休憩前に引き続き一般質問を続行いたします。 次に、緒方俊之議員の発言を許します。緒方議員。 ◆議員(緒方俊之)  皆さん、こんにちは。新人の緒方でございます。初めての一般質問でございます。不慣れな点もあるとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、質問いたします。 今回、鳥栖駅周辺整備と、2番項、中高生アスリートの学生寮についてと挙げておりますが、2番項の項目、中高生アスリート学生寮については取下げいたします。 それでは、質問いたします。 鳥栖駅周辺整備について、平成30年12月に、鳥栖駅橋上駅化による鳥栖駅周辺整備事業を断念されましたが、今後、鉄道高架事業を再検討するお考えはないのか、御質問させてもらいます。 以下は質問席にて行います。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  こんにちは。 緒方議員の御質問にお答えいたします。 鳥栖駅周辺整備事業における東西連携の手法といたしましては、鉄道高架事業も含めて検討した結果、多額の事業費負担や、長期にわたる整備期間を考慮し、橋上駅がふさわしいと考えたところでございますので、改めて鉄道高架事業を検討することは考えておりません。 以上、御答弁とさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  緒方議員。 ◆議員(緒方俊之)  それでは、これまで多くの議員さんが質問されておると思いますけれども、鳥栖駅東口だけでも設置は検討できないのか御質問させていただきます。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  緒方議員の御質問にお答えいたします。 鳥栖駅周辺整備は、鳥栖駅周辺のまちづくりに寄与することを基本的スタンスと考えており、駅部、東西駅前広場及び駅前交差点につきましては、一体的に事業化を検討する必要があると考えておりますので、鳥栖駅東口設置だけでの事業化は難しいものであると考えております。 以上、御答弁とさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  緒方議員。 ◆議員(緒方俊之)  続きまして、スタジアム、体育館周辺の整備について、ただいま駅東側で体育館建設が進んでおりますが、それに合わせて、周辺道路の整備等はどう考えてあるのかお聞かせください。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  緒方議員の御質問にお答えいたします。 鳥栖スタジアムと新たに建設される久光スプリングス練習拠点施設間の交差点部につきましては、4車線と2車線の道路が交差する変則的な交差点となっていることや、交差点南側の市道鳥栖駅東6号線の屈曲部では、大型車が通行すると対向車が通行できないといった交通安全上の課題があることから、これらの課題を改善するために、交差点部の道路改良工事を実施する予定といたしております。 以上、御答弁とさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  緒方議員。 ◆議員(緒方俊之)  ありがとうございます。 安全面確保できるよう道路改善工事、よろしくお願いいたします。 また、体育館周辺について、久光スプリングスの練習拠点の体育館ですけれども、ちょうど、つばさとマンションの辺が物すごく暗い感じで今なっておるんですけれども、体育館周辺、街路灯を用意して、ジョギングコース等を造ったらどうかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(松隈清之)  佐藤スポーツ文化部長。 ◎スポーツ文化部長(佐藤敦美)  こんにちは。 緒方議員の御質問にお答えいたします。 現在、鳥栖スタジアム第4駐車場に建設中の久光スプリングス練習拠点施設につきましては、市民開放のサブアリーナが併設されますことなどから、完成後は、市民の新たなスポーツの拠点となり、市民のスポーツへの関心もより高まるものと考えております。 また、本市のジョギングコースにつきましては、比較的交通量の少ない市道や河川敷、河川堤防を活用するような形で、沼川ジョギング・サイクリングロード、秋光川ジョギングロードの2か所を整備しているところでございます。 議員御提案の久光スプリングス練習拠点施設周辺の歩道をジョギングコースとすることにつきましては、交通量や歩行者も多く、安全等を考慮すると、難しいものと考えます。 しかしながら、久光スプリングス練習拠点施設は、既存の鳥栖スタジアムと隣接しておりますことから、今後はこれらの施設を最大限に活用し、市民が気軽にスポーツを楽しめる新たな施策の展開が必要であるものと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  緒方議員。 ◆議員(緒方俊之)  ありがとうございます。 鳥栖駅東側にスタジアムと体育館等ございます。鳥栖駅東側をスポーツをできる拠点としていくことは、いいのかなと思っております。 鳥栖駅東側にスケートボードをする広場がございました。現在、そのスケートボードをする広場が使用できないということになっております。 現状をお聞かせください。 ○議長(松隈清之)  佐藤スポーツ文化部長。 ◎スポーツ文化部長(佐藤敦美)  緒方議員の御質問にお答えいたします。 鳥栖駅東広場においてのスケートボード利用につきましては、平成15年より、広場内の一部に場所を限定し、暫定的な使用許可を行ってきたところでございます。 利用に当たっては、広場内に掲示しております使用上の注意を守り、整理整頓を行うことといたしておりますが、以前より、指定した場所以外での利用や、夜間に騒ぐなどの利用マナーに対する苦情が寄せられており、その都度、利用者への指導や注意を行うなどの対応を行ってまいりました。 そのような中、鳥栖スタジアム第4駐車場への久光スプリングス練習拠点施設の建設に伴い、駐車場確保の必要性から、本年9月1日より、鳥栖スタジアムで開催されます大型イベントの際の駐車場として使用することといたしております。 なお、サガン鳥栖ホームゲーム開催時におきましては、主にバス駐車場として利用いたしているところでございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  緒方議員。 ◆議員(緒方俊之)  サガン鳥栖ホームゲーム時においてバスの駐車場として使われておるということですけれども、サガン鳥栖ホームゲームもそう度々あるわけでもないし、バスの駐車場だけでしたら、線路沿いの奥の砂利のところに、バスは止めていただいてもらったらいいのかなと思います。 また、スケートボードをされておる若者たちは、広場で路面が物すごくがたがたして、滑れる状況じゃないということで、その広場以外の歩道や車道でスケートボードをされておるということでした。 そのスケートボードを今まで利用されていたところを、きれいに路面整備することで、そこでしっかりと子供たちはルールを守って、スケートボードをする環境でいけるのかなと思いますので、再検討をお願いしたいところでございます。 また、駅東側をスポーツの拠点としたいということで、この前ありました、オリンピックでも、スケートボードが、特にオリンピックで話題になりましたけれども、市営でスケートボードパークを運営されてある市等もございますので、その辺も含めて検討いただけたらなというところでございます。 九州中から、スケートボードパーク利用者が鳥栖に訪れるのかなと思いますので、御検討いただけたらと思います。 続きまして、質問いたします。 鳥栖駅の西側の整備についてどのようにお考えなのか、お聞かせください。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  緒方議員の御質問にお答えいたします。 平成30年12月に断念した鳥栖駅周辺整備事業では、橋上駅、自由通路及び東西駅前広場の一体的な整備により、歩行者の東西連携・交流を促進し、鳥栖駅を起点とした鳥栖駅西側の商業エリアへの回遊性を高めることで、鳥栖駅西側中心市街地の活性化を図ることを目指しておりましたが、財政上の理由で事業が断念となったことから、実現可能な方策の検討が必要であると考えております。 なお、先行取得した鳥栖ビル跡地を事業再開まで暫定的に活用するため、広場の整備を進めており、来年度の供用開始を予定しております。 あくまで暫定的なものにはなりますが、鳥栖駅西側における回遊性強化に多少なりとも寄与できるのではないかと考えております。 以上、御答弁とさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  緒方議員。 ◆議員(緒方俊之)  鳥栖駅西側に、鳥栖ビル跡に広場を造るということですけれども、その広場を造るだけで、それほど回遊性が、多少なりとも寄与できるのかというところはどうなのかなと思うところですけれども、今後の鳥栖駅西側の広場について、どのような、今後、活用法等を示していただければと思います。 続きまして、駅西側にございます中央公園の整備について御質問いたします。 鳥栖駅周辺整備事業と一体となって整備すると伺っておりますが、平成30年12月に、財政上を理由に、公園整備もされないままのが現状となっております。 中央公園は市の中心部にあり、市を代表する山笠やまつり鳥栖などイベント等を開催しておる場所でございます。 老朽化した施設等の改修を早急に実施すべきと思いますが、市の見解をお聞かせください。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  緒方議員の御質問にお答えいたします。 中央公園につきましては、議員御指摘のとおり、鳥栖駅前周辺整備事業とともに一体的に公園リニューアル事業を行う予定でしたが、事業を断念したことにより、中止をしているところでございます。 しかしながら、中央公園につきましては、隣接する商店街及び大型商業施設、近隣にはマンションも次々に建設され人口も増加しており、市の代表的な祭りや、数多くのイベントなども行われている本市中心部の公園でございます。 また、遊具や柵などの施設も老朽化していることから、今後、関係団体等と協議を行い、公園リニューアル事業を国の補助制度等も活用しながら、市民の皆様に親しんでいただける公園となるよう取り組んでまいりたいと考えております。 以上、御答弁とさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  緒方議員。 ◆議員(緒方俊之)  ありがとうございます。 これまで駅周辺の質問を、西と東に分けてさせていただきましたけれども、駅周辺整備事業、一体的に事業化していかなければならないということでございました。 鉄道高架事業、再検討する考えがないということ。 また、鳥栖駅東口だけでの単独での事業化はできないということでしたら、平成30年、断念いたしました鳥栖駅橋上駅、一体的な鳥栖駅周辺整備事業を再検討するお考えはないのか、御質問させていただきます。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  緒方議員の御質問にお答えいたします。 平成30年12月に、鳥栖駅周辺整備事業につきましては、橋上駅、自由通路及び東西駅前広場の一体的な整備により、歩行者の東西連携、交流を促進し、鳥栖駅を起点とした鳥栖駅西側商業エリアへの回遊性を高めることで、鳥栖駅中心部、市街地の活性化等を目指しておりましたので、財政上の理由で事業が断念になったことから、再検討の予定はしておりません。 以上でございます。 ○議長(松隈清之)  緒方議員。 ◆議員(緒方俊之)  鉄道高架事業の再検討ではなく、周辺整備、西と東を、東西連携を含めた鳥栖駅周辺の整備の再検討はしないのかという御質問をさせていただきます。 鳥栖駅東口単独での事業が難しいということですので、鳥栖駅東口、また、西の道路等の一体的な検討はされないのかという質問でございます。 ○議長(松隈清之)  暫時休憩いたします。  午前11時25分休憩           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽  午前11時38分開議 ○議長(松隈清之)  再開いたします。 休憩前に引き続き、一般質問を続行いたします。福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  答弁整理のため時間を頂き、申し訳ございません。 緒方議員の御質問にお答えいたします。 鳥栖駅周辺の東西の再整備は検討できないのかという御質問でございましたが、財政上の理由で断念した経緯などを十分に踏まえた上で、慎重に進める必要があると考えておりますので、現時点では検討できておりません。 以上、お答えさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  緒方議員。 ◆議員(緒方俊之)  お時間取っていただきまして申し訳ございません。 駅の東西連携、また、駅部、駅の東部、西部、周辺整備は大変重要なことと考えております。引き続き御検討いただければと思います。 以上をもちまして、私の一般質問を閉じさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(松隈清之)  暫時休憩いたします。  午前11時40分休憩           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽  午後1時10分開議 ○議長(松隈清之)  再開いたします。 休憩前に引き続き、一般質問を続行いたします。 次に、西依義規議員の発言を許します。西依議員。 ◆議員(西依義規)  皆さん、こんにちは。新風クラブの西依義規です。よろしくお願いします。 改選後初めてでございますので、一言御挨拶っていうか、ちょっとお話をさせていただきます。今回も皆様方の負託を頂きありがとうざいます。新風クラブとして、無所属の議員4人で会派を組みました。私たちは、市民の声、地域の声を大切にします。私たちは市民の視点に立って市政を進め、生活の質と向上と、鳥栖市のさらなる発展に向けた具体的な政策を提言しますという基本理念の下、私、藤田議員、伊藤議員、そして和田議員、4人で頑張ってまいります。よろしくお願いします。 それでは質問に入ります。 選挙期間中に、いろいろ市民の方に訴えることがありました。大きく3つを訴えてまいりました。 1つは、子育て家族を全力で応援、子育て教育環境づくり、そして2つ目は、地域資源を生かし魅力発信、鳥栖ならではのまちづくり、そして3つ目は、推進センターを地域の拠点に、安全安心な地域づくりという3点を訴えてまいりました。 今回、そのうちの2点、子育てと地域資源に関して一般質問を行わせていただきます。 まず初めに1項目です。 子育て家族応援ということで、国が現在5万円の現金と5万円のクーポン支給、メディアでも話題になっております。 本市での現金給付は可能かどうかについて、市長の見解を教えてください。お願いします。 ○議長(松隈清之)  橋本市長。 ◎市長(橋本康志)  西依議員の御質問にお答えを申し上げます。 令和3年度子育て世帯等臨時特別支援事業の子育て世帯への臨時特別給付における5万円相当のクーポン給付につきましては、国の施策といたしまして、令和3年11月19日に閣議決定されました、コロナ克服新時代開拓のための経済対策の中の、子ども・子育て支援推進として位置づけられています。 新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、その影響により苦しんでいる子育て世帯を支援する観点から、高校生までの子供がいる世帯に対し、子供1人当たり10万円相当の給付を行うもののうち、令和4年春の卒業、入学、新学期に向けて、子育てに係る商品やサービスに利用できるクーポンを基本として給付を行うとされております。 詳細は示されておりませんけれども、国が令和3年12月3日に行いました事業の説明では、地方自治体の実情に応じ、現金による給付も可能とすると記されていることから、本市といたしましては、国の動向を注視しながら、現金給付も選択肢の一つと捉え、事業実施に向けて作業を進めてまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  西依議員。 ◆議員(西依義規)  ですよね。現金給付も選択肢の一つとして。 ただ、なかなか国のほうが示していないので、分からないという部分が多いと思います。 ちょっと資料をつけさせていただいております。すいません。 クーポン給付と現金給付事務費の想定ということで、国が、今報道であってる967億円を、令和元年の統計がありましたんで、人口で割ってみますと、1人頭の経費が4,887円となると。現金給付だと1,415円と。これ私の計算ですよ、あくまで。これぐらいになると。 それを鳥栖市に置き換えた場合、鳥栖市が令和3年10月現在の人口が18歳までで1万4,559人。事務費として、国が言ってるとおりの掛け算したら7,114万円なんですよね。経費が。現金給付は2,060万円ということで。 鳥栖市の財源じゃないんで、国からくれるっていうのであれば、それは7,000万円、国のお金やけんと思って使うのは、それもありかなと思いますけど、新聞とかテレビ見てて、やっぱりおかしいなあと思って、通常、国のことなんで、国会議員さんに言えばいいんでしょうけど、これとなると、自治体任せの報道が結構あってますんで、果たしていかがなもんかという気がしております。 7,000万円もかからんだろうっていうことがございましたんで、令和3年4月に補正予算で応援クーポン券を発行したとき、これが、事務経費が1,424万円かかってまして、これを1,000単位で割り返して82.3円。それを、この5万円クーポン券の掛け算すると、5,900万円というふうになるんですね。 7,000万円、5,900万円、もっと5,000万円ぐらいとしても、まあまあもったいないなあという気がしております。 毎日変わってるんですよね、報道も結構、僕も注視して見てまして。 それで12月8日の、お隣の長崎県の記事をちょっと紹介したいと思いますけど。 松野官房長官が地方自治体の判断で、全額現金での給付も可能との見解を示したことや、大阪市の松井市長が、年内に全額を現金で一括給付すると言い出したことによって、長崎文化放送さんが、長崎県内の21市町村でアンケートっていうか、調査されてるんですよね。 現時点では、長崎県内に、大阪市のような、年内に全額、例えば年内に10万円するところはないらしいですね。もちろん予算が、予備費と補正予算で、違うと何とあってましたんで、それはないと。 ただ一方、5万円を現金でっていうところもちょっとあって、大村市は、給付のスピードや、クーポンで給付するコストや事務的な負担などを総合的に判断し、現金での給付を進めてますと。 島原市は現金での給付を希望し、同じく松浦市、西海市、川棚市、波佐見町も現金での給付を検討してます。 長崎市、佐世保市は未定ということでございました。 佐賀県の、ちょっと調査されたのかが分かんなかったんで、ちょっと長崎県、御紹介したんですけど。 市長が、例えば子育て世代の気持ちになってとか、職員さんの気持ちになって、現金給付とクーポン、どっちがいいのか、個人的に。 国から、何かいろいろペナルティーとか何かあるとは別にして、まず個人的にどっちがいいのか。 国の動向を注視しながらですよね。 例えばさっき言った、5,000万円経費がかかると、5,000万円全部、鳥栖市で持ってくださいよと。それでも現金なのか。 いや、5,000万円だったらちょっともう、もったいないんで、クーポンにしましょう。 いや、じゃあ半分国が出して、半分市が出したら、2,500万円だったら、現金がいいか。 いろいろ多分あると思うんですよね。 6月までに、クーポン無理なら10万円みたいな報道もあってまして、いろいろあると思いますけど、先ほどの答弁にもう一回聞きますけど、市長としては、実際どっちがいいのか。 何かそういう、現金とクーポン、どっちがいいのかっていう御質問させていただきます。お願いします。 ○議長(松隈清之)  橋本市長。 ◎市長(橋本康志)  西依議員の質問にお答え申し上げます。 様々御指摘いただいてありがとうございます。 お前が親として、要るならどっちがいいのかという御質問だろうと思います。 今回の制度の趣旨からすると、18歳以下の方にお配りをするときに、ほとんどやっぱり親の管理下に行くんだろうというふうに思います。 制度の趣旨から考えて、やはりできるだけ早くお届けするということがまず大事。 それから、お届けをする担当側とすると、やっぱり手間ができるだけ簡単でないと、早くお届けできないということと、できるだけコストも抑えてやるということが、やっぱり望ましいんではないかというふうに考えております。 国が指針、制度の詳細を示すというふうにおっしゃっておりますので、そこを注視しながら、示されたら、できるだけ素早く対応ができるように準備をしてまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  西依議員。 ◆議員(西依義規)  お答え頂きました。 僕は、ちょっとチャンスだと思うんですよね。 今、多分あちこちの市長さんが、私はこうする、いやいや現金だという市長さんも結構全国出てきてて、もちろん国から財源措置をしませんみたいな、ペナルティーを承知でされてると思うんですよね。 ただ、僕は、それにも増しての効果がとても高いと思って、この北部九州一円で、まだそういった表明をされてるまちはありませんし、もし鳥栖市として、やっぱり子育て世代をしっかりと応援していくんだというメッセージ性は、やっぱり私は現金でというものを1回発信され、国からむちゃくちゃな、財源は見ないよと言うならば、しょうがないなっていう方法もあるかなと思いますんで、経済対策とかいろいろ言わずに、子育て世代を応援という気持ちで、ぜひそっちのほうも前向きに検討いただければと思います。 次の子育て世代で、今度は保育士ですね。保育士も結構、言われてます。 今回この質問をしようとしたきっかけが、佐賀市さんが、11月25日の記事ですけど、市内の幼稚園や保育施設の保育士確保を支援するために、来年4月から新規就職予定の保育士に対して、10万円の就職支援金を給付する方針を決めたと。待機児童削減に向けた施策の一環で事業費が1,000万円と。 市保育・幼稚園課などによると、市内の保育所など110か所に4月から就職する、主に新卒保育士が対象。保育士の住所に制限はないと。1年以上常勤予定であることが条件で、1年に満たず退職すれば、一部返還してもらうと。100人分ということが記事に出ました。 1,000万円ぐらいでしょうね。1,000万円としては、僕はえらい効果がある発表だなと思ったんで、鳥栖市においても、例えば保育士不足の解消策として、この同じような来春予定者の新人保育士に対して、支援金を給付する方針はないのかどうかお尋ねをします。 ○議長(松隈清之)  岩橋健康福祉みらい部長。 ◎健康福祉みらい部長(岩橋浩一)  西依議員の御質問にお答えします。 本市における保育所の利用申込みは年々増加していることから、保育利用定員の拡充を計画的に進め、入所待ち児童の解消に努めているところでございます。 しかしながら、定員を拡充するためには、より多くの保育士が必要であり、保育士の確保が喫緊の課題となっております。 そのため、保育士確保と業務負担軽減を目的として、保育補助者の雇用費用を助成する保育補助者雇上強化事業を平成29年度から継続して実施するとともに、令和2年度は、保育所等ICT化推進事業に取り組み、市内公私立保育所全園に保育業務支援システムが導入されております。 また、令和3年度からは、新たに清掃や園外活動の見守り等を行う保育支援者の配置費用を助成する保育体制強化事業の取組を始めております。 これらの事業実施によって、働きやすい職場環境を、それぞれの保育施設にて整えていただくことで、保育士の確保や離職防止に一定の効果があるものと考えているところでございます。 また、鳥栖市保育会と連携して、令和2年度に1回、令和3年度に2回のお仕事案内会を開催いたしました。 これにつきましても、毎回、新たな雇用につながっており、成果が現れているものでございます。 しかしながら、フルタイムでの就労が可能な常勤保育士の雇用が進展しておらず、入所待ち児童の解消のためには、さらなる雇用が必要な状況でございますので、国の補助制度等を活用した、新たな支援策に取り組むことができないか検討しているところでございます。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  西依議員。 ◆議員(西依義規)  支援金を給付するといったお言葉はなかったですね。 国の補助制度を活用した新たな支援策に取り組むということでございます。 本当、3歳児以上は足りてるんですよね。特に0歳、1歳、2歳が足りてない。 もちろんその原因は、施設がないからじゃなくて、保育士さんがいないから。もうこれは分かってるんですよ、原因も。 だから、私は前回、前々回やったかな、保育士さんのもう、要は給料を上げてくれっていうお話をしました。 それには年間何千万円かかるんで、5年間で幾らで、ちょっと難しいみたいなお答えがあったんで、もう事務的な、こういう軽減とかは多分しっかりやられてるんですよ。後はもうお金しかないんですよ。 ぜひ本当、当初予算とか期待しておりますんで、ぜひお願いいたします。 では3つ目です。子育ての3つ目として、今度、公園ですね。 子育ての方々からよく本当言われたのが、やっぱり公園のことですね。 公園がない、公園、いや、田代公園出来たんですよ、リニューアルしたんですよ、いや公園がない、うちの近所にも公園が欲しい。 公園は本当に要望が多くて、本当に多くの議員の皆さんも要望等を受けてると思います。 もちろん公園といっても、僕は、1回、天野教育長にも言ったかもしれんけど、弥生が丘小学校が出来たときに、娘が4年生だったかなあ、校長先生で、あの緑の芝生と、屋上のプールと平屋の校舎。もう本当すばらしいというか、もう環境がいいというふうに思って、芝生化の質問は大分したんですけれども、もう大体駄目って言われて、管理が大変。 もうみんな、鳥栖スタジアムみたいな芝をイメージしてるんで、もう駄目駄目しかないんで、分かったと。じゃあもう公園の遊具広場ぐらい芝生化してくれと。 例えば単純に、この間も、昨日ちょっと田代公園行ってみたんですけど、やっぱり車がもう全部埋まってたんですよね。6台ぐらい。 来てるのは、昨日平日なんで、やっぱり1歳、2歳ぐらいのよちよち歩きの子なんですよね。 その子たちが遊具に行くまでにこけたら、小石があったりで、やっぱりけがするんで、やっぱり芝生だったら、ちょっといいんじゃないかなと思って、もちろん芝生にしたデメリットもいっぱいあると思います。 芝生のメリットということで、これ鳥取県がよく言ってるんで、鳥取県のホームページからちょっと持ってきました。 芝生化のメリットとしては、まず公園利用者の安全性や快適性の向上を図ることができる。 そうですね、安全、けがしないとか。快適、快適の向上。 子供たちが野外で遊ぶ機会等の増加が期待でき、運動意欲や運動能力の向上を図れる。 3つ目に、地域住民の憩いの場として活用が進み、地域コミュニティーの形成や活性化が期待できる。 さらに都市緑化を推進することは、地球温暖化防止や市街地のヒートアイランド現象の抑制の一助となるというふうな、これ鳥取県のホームページなんですけど、そういったことがあるんで、鳥栖市の公園の芝生化について、市の見解をお尋ねします。 また、田代公園・市民公園・中央公園の遊具広場、市民公園も今度遊具広場造りますよね。中央公園も、緒方議員がおっしゃったように、多分これからされると思いますけど。そこの芝生化ができんかどうかお尋ねをいたします。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  西依議員の御質問にお答えいたします。 現在、芝生を敷設している公園は、主に弥生が丘地区や蔵上地区などの大規模開発により整備を行った地区について、公園景観やのり面保護の観点から、芝生の敷設を行っているところでございます。 公園全体に対する芝生化の見解との御質問でございますが、児童の遊び場として遊具が設置されている公園及び幼稚園、学校遠足等に活用されている公園については、公園の景観及び児童等のけが防止などになることから、今後、公園リニューアル化を行う際に、芝生の敷設を行っていきたいと考えております。 また、議員御指摘の、既に芝生の敷設されている公園で、児童の遊びなどにより、芝生が一部剥がれている場合がございますが、状況を把握し、補修が必要な場合は、適宜補修を行っていきたいと考えております。 次に、田代公園・市民公園・中央公園遊具広場の芝生の敷設についてでございますが、田代公園につきましては、本年6月議会の一般質問でも御答弁いたしましたが、今後、適切な時期に芝生の敷設を検討し、快適な遊び場としたいと考えております。 市民公園につきましては、現在、令和6年度開催予定の佐賀国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会に向け、順次、各会場及び園路、駐車場及び遊具広場の大規模改修を行っており、特に遊具広場には幼児用遊具を配置する予定であることから、適切な箇所に芝生の敷設を進めてまいります。 中央公園につきましては、各施設が老朽化していることから、リニューアルする際に、遊具広場を中心に芝生の敷設を考えていきます。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  西依議員。 ◆議員(西依義規)  おおむね前向きな御答弁で、ありがとうございます。ぜひ進めていただきたいと思います。 後は、もうスピードですね。スピードをぜひ早めていただければと、中央公園にですね。お願いします。 では、2つ目の地域資源を生かし魅力発信ということで、鳥栖ならではのまちづくりとして3つを聞かせていただきます。 一応資料をつけさせていただいております。山浦スマートインターチェンジです。 先ほど、江副議員の一般質問でも、山浦に焦点が当たっておりました。 私の質問は、山浦を造ることの整備効果が、もっと高めんといかんちゃないかなと思って、ちょっと考え、これも前回、前々回、江副議員がつないだ地図がいいなと思ったんで。それで、こういう図をつけております。 この発端は、ちょうど選挙の前、期間中かな、弥生が丘のアウトレットでセールがあってまして、とんでもない渋滞が、あそこのところ起きてまして、もう動けなくて、いやあ、これはやっぱりまちの課題としては大事なんじゃないかなと。 けど、もう、あの道路、もちろん県道、駅の3号線からの結ぶ道路。 そして、田代公園、田代・今泉線の道路、下手したら北向き地蔵から何からの道路、全て車入ってきて、もう本当大変なことだったんで、山浦スマートインターチェンジを造るんであれば、アウトレットから田代公園を抜けて上の車まで行く道路が県道で、九千部まであるんですけど、あの道路を何とか山浦パーキングのほうまで延ばして行けんかなあということです。 いろいろ考えてまして、本当大変なんですよね。まず標高が200メートル、180メートルとかも高低もすごいし。 ここ四阿屋の裏側、国史跡がだっとあって、もうここは手出せん。真ん中の、この間の山に、ここにも1個、鏡城っていう国史跡があるんで、ここも手出せないっていう、もう本当大変な。 もちろん、これ素人が描いた絵なんで、イメージと思ってしていただきたいんですけど。 山浦の、やっぱり整備効果のためには、南だけじゃやっぱりいかんと思うんですよね。何とか北もどうにかならんかということで、ちょっとこれつけてないんですけど。3キロの輪を書いてみました。 もちろん、まず鳥栖インターチェンジから3キロ以内。大体、鳥栖工業ぐらいまで行くんですよね。 山浦から3キロも大体それぐらいで、味坂からも大体それぐらいで、整備効果が、この高速より北を丸無視すると、やっぱり、ちょっと少ないかなと思うんで。 もちろん味坂の場合は小郡市さんも、鳥栖市さんも両方あるんで、整備効果があると思うんで、この上を何とかできんかということで、この道路を考えました。 もちろん鳥栖市の市道として、すぐに通せと思わんけど、まず検討してみて、例えば四阿屋とか河内ダムとか、その先のそういう遊具施設とか、この隣接の産業誘致に標高がどれぐらいが限度か分かりませんけど、そういったことを考えてみましたんで、ちょっと質問させていただきます。 山浦スマートインターチェンジの整備効果を高めるために、市として、(仮称)市道神辺・山浦線の整備を検討する必要があるのではっていうことで、市長の見解をお尋ねいたします。 ○議長(松隈清之)  橋本市長。 ◎市長(橋本康志)  西依議員の御質問にお答えをいたします。 山浦スマートインターチェンジ(仮称)、これにつきましては、江副議員にもお答えをしましたように、令和2年3月に策定をいたしました、鳥栖市都市計画マスタープランへ位置づけを行っておりまして、必要性については認識をしております。 このインターチェンジにつきましては、幹線道路網の整備状況及びまちづくりの方向性等を踏まえつつ、本市が進めております各種事業の進捗状況や財政状況、将来見通しを見極めながら検討していく必要があるというふうに認識をしておりまして、現時点において、事業化の時期は未定でございますけれども、事業化を見据え、引き続き国をはじめとした関係機関との情報共有等に取り組んでまいりたいと考えております。 議員から御指摘をいただきました神辺町上の車地区と、山浦スマートインターチェンジ(仮称)をつなぐ道路についてでございますが、アクセス道路の検討につきましても、今後の状況等を踏まえて、必要な時期に検討することとなってくると思います。 また、アクセス道路の検討につきましては、今議員から御指摘をいただきましたように、災害がよく発生する場所であったりとか、勝尾城、かなり大きな範囲であそこにございますし、文化財等への配慮も必要になってまいります。そういうことで、かなり慎重な検討を要するだろうというふうに想定をしております。 そういうことで、必要な時期に検討をする際には、慎重を期してやっていく必要があると考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  西依議員。 ◆議員(西依義規)  慎重に検討ということで、検討は、まだ段階ではないというお答えでございました。 ただ、お答えが1個気になったのがあって、このインターチェンジにつきましては幹線道路の整備状況及びまちづくりの方向性を踏まえつつなんですよね。 まちづくりって誰がする?国がするんですか。県がする? 多分鳥栖市がするんですよね、まちづくりっていうのは。 だから、例えば県とか国が言ってきたときに踏まえて、鳥栖市として、こういう北部の周遊エリアとか、文化財、レジャー、下手したらこの山、そういうIT産業の誘致とか、そうやって、要はまちづくりとして鳥栖市がビジョンを描いて、この山浦スマートインターチェンジをもっと整備効果を高める方策っていうか、構想を今から練らんと。 いや、今のままでは、ちょっと申し訳ないけど、山浦スマートインターチェンジは、この南側の、もちろん田んぼとかいっぱいあるんで、そちらが、もう許可して開発できればいいんでしょうけど。 今のままじゃ、ちょっと僕は弱いかなと思ったんで、そういうまずまちづくりの絵を描いてほしいということでございます。 もちろん僕らで描く必要もあると思いますんで、ぜひその辺を、商工会議所さんの要望書にも、本当書いてあったのが、3番に山浦スマートインターの設置とあって、山浦スマートインターチェンジ構想は以前から提起されており、佐賀県においても、鳥栖市が行動すれば、支援を惜しまないと言われておりますと。しかしながら、肝腎の鳥栖市においては、地元の要請にもかかわらず、検討が進んでいません。 おっしゃるとおり。だから、どういうまちづくりの可能性が、山浦スマートインターチェンジ付近に可能性があるのかを、僕は構想を含めて検討する必要があるのかなと思ったんで、質問させていただきました。ぜひよろしくお願いします。 2つ目です。2の2つ目で、今度、鳥栖ならではのまちづくりっていうことで、鳥栖にはプロスポーツチームが2チームもある。本当に恵まれたまちでっていうお話を、街頭とかでしゃべってたんです。 だから、鳥栖市にはスポーツ都市宣言というのがありましたけど、それ以来、そういう方向性や方針を示されたものがございません。 質問の前に、参考資料をちょっと用意して、私が言いたいのは、これ例えば、前橋市のスポーツ推進条例を、ちょっと皆さん、議員の皆さんのタブレットに入ってますけど、書いてあることは、スポーツ基本法とかにうたわれたことが書いてあるんですけど。 色的には、ない部分として、やっぱり障害者のある人の、障害者スポーツの項目をしっかり基本理念に入れることと、定義ですね。ホームタウンチームという定義があるということかなと思っております。 もちろんホームタウンチームがないまちもあろうですけど、うちには2チームも、今現在あるという認識でございますんで。 今から久光さんが体育館を造って、市民とともにやっていこうと。もちろんサガン鳥栖もスタジアムと一緒にやっていこう。 じゃあ、あそこの東側、スポーツエリアでやっていこうというときに、指針がないんですよね、今鳥栖市に。 だから、さっき言ったような、スケートボードはさせないとかいう意味が分からんことになるんですよ。 だから、スポーツの基本理念をしっかり置いて、スケートボードだろうがバレーだろうがバスケットだろうが、市民にしっかり議論してもらって、そこをしていくためには整備は整うべきと思いますんで、そういったスポーツの基本理念や役割、施策等を定めたスポーツ推進条例やスポーツ推進計画が必要だと思いますけど、鳥栖市の見解をお尋ねします。 ○議長(松隈清之)  佐藤スポーツ文化部長。 ◎スポーツ文化部長(佐藤敦美)  西依議員の御質問にお答えいたします。 本市におきましては、平成3年度に、スポーツを通して市民の健康・体力づくり、地域のコミュニティーづくり、青少年の健全育成などを行い、21世紀に向けたスポーツ振興を図ることを目的に、スポーツ都市宣言を行っております。 このスポーツ都市宣言以降は、するスポーツに重きを置いた取組を進めてまいりましたが、一方で、プロサッカーチームの誘致やスタジアム建設などにより、プロスポーツを見る機会が増加いたしました。 本市は、議員お話のように、プロスポーツチームのサガン鳥栖、久光スプリングス、ホームタウンでございます。 サガン鳥栖は、市民をはじめ、サポーターの支えもあり、来期もJ1で11シーズン目を迎えることが決定し、久光スプリングスは、練習拠点施設の建設を来年度の完成に向け進められております。 今後は、ホームタウンとして2つのプロスポーツチームとの連携による、スポーツの振興がより重要になってくるものと考えております。 また本年は、東京2020オリンピック・パラリンピックが開催されたこともあり、市民のスポーツやパラスポーツへの関心はより高まっているものと考えております。 さらに、3年後に開催予定のSAGA2024国スポ・全障スポにおきましては、一人一人がスポーツをする、見る、支えることにより、「新しい大会へ。すべての人に、スポーツのチカラを。」のメインメッセージの下、本市においても開催へ向けた準備を進めているところでございます。 このように、スポーツを取り巻く環境及びその社会的価値は大きく変化し、スポーツは単にするだけのものではなく、見る、支えるなど、その目的は多岐にわたるものとなっております。 議員御提案のスポーツ推進条例やスポーツ推進計画は、スポーツ推進のための基本理念、市民、行政、プロスポーツチーム、スポーツ関係団体の役割及び施策等を明文化することにより、スポーツの振興のための、より具体的な指針となることから、本市におきましても、その意義は十分認識いたしております。 一方で、スポーツ推進条例やスポーツ推進計画策定のためには、市民やプロスポーツチーム及び関係団体などからの幅広い意見を頂戴することはもとより、時間をかけた丁寧な議論を行い、その策定の目的について共通理解を深め、また、それぞれの役割について、当事者意識を持っていただくことが最も重要であると考えております。 本市におきましては、まず、昨年度策定いたしました、第7次鳥栖市総合計画前期基本計画における基本目標6、活力とにぎわいあふれるまちを実現するための施策の一つであり、市民一人一人が身近なところでスポーツに親しめる環境づくりを推進し、する、見る、支えるという視点に立ったスポーツ振興に取り組んでまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  西依議員。 ◆議員(西依義規)  条例や計画が必要だと思うけど、市の見解としては、その意義は十分認識しておりますが、いろいろと市民やプロスポーツチームの幅広い意見を頂戴することが――それはそうですよね、もちろん。 書いてあることは、市民の役割、プロスポーツチームの役割とか書いてありますんで、勝手に、その人たちに意見も聞かずにつくることはできないと思います。 ただ、やっぱり、今しかないと思うんですよね、タイミングとしては。 例えば、もうスタジアム出来た、久光さんの体育館はまだ出来ない。健康スポーツも出来てないときに造るってなったら、何で今頃造るとってなるんですけど、今からもう出来ようとする体育館、アリーナで、国スポ・全障スポーツが来るの分かってる。 ひょっとしたら、市民の共通認識として、あの東側をスポーツのエリアにするんだっていうコンセンサスも取れてない。方針出してないけんですね。 そういうのを加味すると、例えば、そういうのをしっかり条例、理念に唱えて、久光さんに、あそこで30年無償貸与が、もちろん反対する方もおると思うんですよ、今のところ。 ただ、そういう理念で、市民とともに行くっていう方針さえあれば、それが、私は鳥栖市のスタンスを証明することになると思うんで。 もう条例つくるの大変と思いますけど、これ前橋市は議員提案条例だったんですよね。だから、議員、我々も提案できますんで。 もし市がやらないんであれば、我々も検討して、もし賛同いただける議員がいらっしゃれば、スポーツ推進条例、つくっていきたいなと、個人的に思ってますんで。これはこっちの話でございますんで。 ただ、そういったことがないと、もうさっきの繰り返しますけど、スケートボードはあまりにも僕は除外され過ぎかな。 鳥栖駅、今度条例つくりますよね、鳥栖駅広場の条例。あの中にスケートボード禁止ってなってるんですよ。 いや、それは、まだ条例、通ってませんのであれですけど。 そこまで、やっぱりけげんするスポーツなのかなと思うんで。 そこは、こういった条例をしっかり基本理念の下、基本理念にそのスケートボードさんが沿えないのであれば、それはもちろん排除していいでしょうけど。 まず基本理念をしっかり固めて、鳥栖市がどういうスポーツ都市にするんだということは、やっぱり今しかないかなと思ってますんで、ぜひよろしくお願いします。 最後です。最後、また資料がございますんで、賀島兵介公を題材にした漫画と、裏は、本を持ってきたんですよね。 これが賀島兵介公の漫画ですよね。対馬の方が企画・監修されて、ロータリーなんで、よくお会いすることあるんですけど。 鳥栖のことをほぼ、賀島兵介公が、ほとんど鳥栖、田代での功績で、対馬でよりも鳥栖での功績で、こういうふうな偉人とされておりますんで、こういった漫画も出来てると。 もう一枚のやつが、この鳥栖を支えた3つの産業という本で、これは教育委員会じゃなくて、明治維新150周年の記念実行委員会で作られたもので、このページかな、この辺ですね。田代代官所とここか、この辺には、賀島兵介公のやってきたことが使われております。 中身読んでると、漫画もそうですけど、私も田代生まれなんであれですけど、まあまあ、ちょっと先祖としては堕落しとったみたいなこと書かれてるんで、何とか心苦しいんですけど。 けど、それを乗り越えて、しっかりと、その後も、ずっと賀島、このお祭りがあってるってことは、やっぱりそれだけ慕われてたということでございますんで、質問としては、これ教育長ですよね。 教育長に、賀島兵介公を題材とした漫画を活用して、賀島兵介の功績をもっと知ってもらう取組ができないかお尋ねをいたします。 ○議長(松隈清之)  天野教育長。 ◎教育長(天野昌明)  西依議員の御質問にお答えをします。 記録によりますと、賀島兵介成白は、正保2年、1645年、対馬に生まれ、30歳のとき、対馬藩田代領の副代官として着任をし、通常二、三年の任期であるところ、領民からの強い慰留で、10年間、その任を務め、当時の田代領の領民の暮らしに大きく貢献をしました。 その後、元禄10年、1697年、対馬において53歳で亡くなっております。 寛政6年、1794年には、田代領民の願いにより、田代本町の安生寺境内に顕彰碑が建立され、現在も、命日であります4月9日には、碑の前で賀島兵介の遺徳をしのぶ賀島祭が約200年以上にわたって執り行われております。 対馬では、これらの功績から、近年、対馬3聖人の1人に数えられております。 議員御紹介の賀島兵介を題材にしました「マンガ 賀島兵介 領民に愛された稀代の副代官」は、対馬市の賀島恕軒顕彰会が企画・監修されたものであり、大変分かりやすいものです。 この漫画は、鳥栖市内の小中学校、並びに市立図書館などに寄贈されております。 次に、鳥栖市では、小学3年生の小学校社会科副読本「わたしたちの鳥栖市」で、賀島兵介を郷土の発展に尽くした人として取り上げられ、副代官として田代の人々に親しまれる人物として学んでおります。 また、田代小学校、鳥栖小学校では、対馬の小学校との交流事業の中で、鳥栖と対馬を結ぶ偉人として賀島兵介を紹介しております。 さらには、長崎街道まつりなどを通して、ボランティアガイドの皆さんが、賀島兵介の人となり、功績などに触れられており、田代まちづくり推進協議会で発行されております冊子「田代雑学ものしり帖」にも記載が見られます。 このような形で、子供たちや地域の方々に賀島兵介の功績が伝えられているところでございます。 今後も、賀島兵介の功績を後世に伝えていくため、様々な機会を通して紹介していきたいと考えております。 以上、御答弁とさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  西依議員。 ◆議員(西依義規)  賀島兵介公の功績をもっと知ってもらう取組ということで御紹介をいただきました。 なかなか鳥栖市に在住の方でも、田代の安生寺のことをあまり知らないという方もいらっしゃると思いますけど、この貝原益軒という方が、顔子、孟子に比すべき人物であるというふうに評されております。このときの書物も残っておりまして。 僕は、今回、地域資源を生かし魅力発信というテーマで質問させていただきました。 多分、地域資源なんですよね。こういった賀島兵介公。 もちろん対馬に行って、家老の方々とか、監査、お目付け役になって、いろいろ厳し過ぎて、罪に問われたということで、後から、その復権は、亡くなった後に、もちろん復活じゃないけど、対馬の人たちに見直されるんですけど。 やっぱりこういった地域資源を生かして、私は、いや、大河ドラマに出る人ばっかりじゃないと思うんですよね、偉人って。 もちろんこのほかにも、いろいろ教育委員会でもありましたね、5人ぐらいの方々。 言っちゃ悪いけど、物語をしっかり作れば、だんだん、やっぱり江戸時代なら江戸時代に入り込んでいけるんですよね、あそこ。長崎街道、もちろん歩いていって、もちろん町並みはほとんど変わってませんので。道路はですね。 やっぱり引き込まれていく、そういったところを、鳥栖市としても、もちろん交通の要衝はいいですけど、そういった文化面でも、歴史面でも、鳥栖市として、やっぱり地域ブランディングをする必要があるんじゃないかなと思っております。 賀島兵介のお酒はあるんですよね、今ね。兵介、鳥栖の米を使って対馬の酒蔵さんが造った。 もちろん兵介公の功績をしっかり勉強して、それなら、もっと親しんだ、いろんなものに波及していって、これが鳥栖ならではのまちづくりの一つになればと思って質問させていただきました。 ちょっと6項目全部ばらばらの、すいませんテーマで、なかなか飛んで飛んでになりましたけど、以上をもって私の質問とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(松隈清之)  暫時休憩いたします。  午後1時55分休憩           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽  午後2時15分開議 ○議長(松隈清之)  再開いたします。 休憩前に引き続き、一般質問を続行いたします。 次に、田村弘子議員の発言を許します。田村議員。 ◆議員(田村弘子)  こんにちは。立憲民主党議員団の田村弘子です。 このたびは、11月21日に行われました鳥栖市議会議員選挙にて、多くの方の応援や支えがあり、初当選させていただきました。ありがとうございました。私に託された声をしっかりと鳥栖市政に届け続けてまいります。よろしくお願いいたします。 今まで私に伝えていただいた声の中から、子育て支援についてと、安全で安心な暮らしの中から質問をさせていただきたいと思います。 一番多く届けていただいた声は、放課後児童クラブのことについてでした。 以前よく言われていた保活の壁は、保育園の新設など、保育園入所者数の増減、こども園の設立により、解決までの道のりは長いと思いますけれども、以前より環境が整ってきている印象です。 3歳の壁などの言葉もありますが、今回は、小学校に進学後の小1の壁の原因と言われる放課後児童クラブのことについて質問いたします。 鳥栖市にある放課後児童クラブの令和4年度の受入れ可能人数をお尋ねいたします。 以降の質問は質問席よりさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  小栁教育部長。 ◎教育部長(小栁秀和)  田村議員の御質問にお答えいたします。 現在、本市の放課後児童クラブ運営は5団体あり、鳥栖市放課後児童クラブ運営協議会が運営するなかよし会が17クラブ、社会福祉法人が運営するクラブが4法人、4クラブ、合計21クラブございます。 また、令和4年度の利用申請におきまして、各団体で申請時期は多少異なりますが、鳥栖市放課後児童クラブ運営協議会では、令和3年11月19日から申請書等の配付を開始され、申請受付期間を令和3年12月13日から令和4年1月13日までとされております。 議員御質問の令和4年度受入れ可能人数でございますが、指導員数及び各施設の規模等で変動することもありますが、現時点において、5団体が運営する21クラブで、令和4年度も運営されると考えており、今年度と同様の通年利用児童が約750人、長期休業(次ページで「長期休暇」に訂正)のみの利用児童が約150人の計900人前後になるものと考えているところでございます。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  田村議員。 ◆議員(田村弘子)  ありがとうございました。 今年度と受入れ状況はあまり変わらないというようなお答えでしたけれども、今現在、待機児童数、長期利用のみの利用者を含めて何人ぐらいになるのかお尋ねいたしたいと思います。 ○議長(松隈清之)  小栁教育部長。
    ◎教育部長(小栁秀和)  先ほど、私の答弁で、長期休暇と申すべきところを長期休業と申し上げました。訂正しておわび申し上げます。 田村議員の御質問にお答えいたします。 現在の待機児童数につきましては、12月1日現在で、通年利用児童が30人、長期休暇のみの利用児童が37人の計67人の児童が待機となっているところでございます。 その内訳は、放課後児童クラブなかよし会は、通年利用児童が20人、長期休暇のみの利用児童が25人の計45人で、社会福祉法人が運営する放課後児童クラブでは、通年利用児童が10人、長期休暇のみの利用児童が12人の計22人でございます。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  田村議員。 ◆議員(田村弘子)  通年利用希望者が20人と10人、計30人、長期休みのみの利用希望者が25人と12人の計37人、全員で67名。私は、この数字を聞いて、率直に多いなという感想です。 鳥栖市内で、今現在67人の子供さんと保護者の方が困っている状況であるということです。 大人が不在時の子供の居場所探し、とても難問です。この問題は、行政の手助けや柔軟な対応が必要であると感じます。 私は、放課後児童クラブの受入れ人数は、利用を希望したいライフスタイルの変化や、転入してきてもスムーズに新生活を送ることができるように、常に空きがある状況が望ましいのではないかと思っております。 今の現状を踏まえた上で、受入れ可能人数を増やすために、今後の鳥栖市の取組をお尋ねしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(松隈清之)  小栁教育部長。 ◎教育部長(小栁秀和)  田村議員の御質問にお答えいたします。 放課後児童クラブの受入れ人数を増やすためには、既存団体において、指導員の確保及び施設の確保の2つの課題への対応が重要と考えているところでございます。 また、新たな運営団体の新設によるクラス増も受入れを増やす要因となります。 例えば、放課後児童クラブなかよし会では、指導員確保の課題解決に向けた取組として、随時ハローワークに募集依頼を行うなど、指導員を希望される方が常時申し込める環境をつくられ、申込みがあった場合には、個別に面談を行われております。 今後も工夫を凝らしながら、指導員確保に向けた取組を実施されるものと考えているところです。 また、施設確保につきましては、来年度は、鳥栖北小学校なかよし会B・Cクラス新設工事及び若葉小学校なかよし会改修工事を計画しており、受入れ人数の増加に努めてまいりたいと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  田村議員。 ◆議員(田村弘子)  ありがとうございました。 施設の確保、指導員の確保、急務だと思います。 施設の確保のために、新設による受入れは、早くて令和5年度とのことですが、今現在も待機児童が67人いらっしゃる状況です。 放課後児童クラブの問題は、家庭内や地域において、二次的な問題を引き起こす要因にもなっております。 鳥栖市の取組や環境整備の努力は理解できましたが、今まさに67名の子供の受入れ先を探し、目前に迫った冬休みの段取りに頭を悩まし、結果、働き方の選択を迫られている保護者さんが存在するという危機感を常に持ちながら、新設による受入れが始まる間も、一人でも多くの待機児童が減るように、対応、対策を求めていきたいと思います。 ありがとうございました。 続いて、母子包括支援センターの時間延長のことについて質問させていただきたいと思います。 次の質問も、子育て世代の方からよく耳にした声です。 子育て世代の大人は、働くのが当たり前である世の中であります。 勤務形態も多様化している中で、子育てに関する手続や相談のため、市役所に行きたくても、開庁時間に行くことが難しいと、多くの声がありました。 今回は特に、妊娠、出産、新生児育児、入園、入所までの母親の環境が目まぐるしく変わる変化していく時期に主に携わる、母子包括支援センターの窓口業務の時間延長についてお尋ねしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(松隈清之)  岩橋健康福祉みらい部長。 ◎健康福祉みらい部長(岩橋浩一)  田村議員の御質問にお答えいたします。 母子健康包括支援センターは保健センター内に開設し、妊娠届出、不妊治療費用助成の申請、育児相談や予防接種に関することなど、母子保健に関する申請や相談を受け、必要時に関係機関との連絡調整等を実施しております。 開庁時間は8時30分から17時15分ですが、妊娠届出や不妊治療費用の助成申請などの手続をされる方の中には、仕事などで開庁時間に来庁することが困難な方もおられます。 そのような場合には、開庁時間以降に対応したり、来庁することが困難な方については、その方の希望される時間帯に家庭訪問で対応するなど、個別の対応をいたしております。 近年、働く方の勤務形態も多様化しているため、母子健康包括支援センターでは、窓口の時間延長ではなく、今後も利用者に合わせた個別の対応をしてまいりたいと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  田村議員。 ◆議員(田村弘子)  利用しやすい環境を模索してあるということが分かりました。 子育て世帯の利用者からは、時間延長をとの声がとても多かったです。 勤務形態の多様化、コロナ等の突発的な状況下では、今の利用者の希望に合わせての個別の対応の取組など、柔軟な対応を行っているように感じるのですが、なぜ時間延長をとの声が多かったことについて考えておりますと、個別の対応をしていただけると気づけない環境にあったのではないかと思います。 個別の対応をしていただけることを広くアナウンスを行い、開庁時間内での手続等のやりくりに頭を悩ませないでよい環境を周知していただけると、仕事と家事と育児と忙しい子育て世代の心のゆとりが生まれるのではないかと思います。 今後も子育て世代の声に寄り添いながら、どのような環境が時代のニーズに合っているのかを届け続けてまいりたいと思っております。 物事を進めていく中で、よりよいものをつくることは、変化や見直しが必要であると考えます。 鳥栖市の窓口は、相談や手続がしやすかったと、利用者の方が満足が得られる環境の整備を、利用者の視点に立って取り組み続けていきたいと思いますので、今後とも、ぜひともよろしくお願いいたします。 次に行かせていただきます。 このことも、活動中に、高齢の親を心配する市民の方から頂いた声でした。 寒くなってきたこの時期に、突然死のリスクとして急増するヒートショック、急激な温度変化による心筋梗塞や脳卒中を引き起こすヒートショックですが、対策はおのおの家庭内で行っているということですけれども、心筋梗塞を起こしたときの最後のとりでとしてのAEDを、住宅地、特に救急車の到着まで比較的時間のかかる地域の安心のお守りとして設置することはできないでしょうか。お尋ねいたします。 ○議長(松隈清之)  岩橋健康福祉みらい部長。 ◎健康福祉みらい部長(岩橋浩一)  田村議員の御質問にお答えいたします。 一般社団法人日本救急医療財団によるAEDの適正配置に関するガイドラインによりますと、多くの人が集まる駅や大規模な商業施設、市役所、公民館などの公共施設、心停止の発生頻度が高いスポーツ施設、学校等がAEDの設置が望ましい施設として、例に挙げられています。 本市におきましても、市役所、市民文化会館、スポーツ施設等の公共施設、各地区まちづくり推進センター、小中学校、保育所等にAEDを設置しております。 設置場所につきましては、ふだんから目に入る場所、多くの人が通る場所、AED設置を示すステッカーの掲示等、分かりやすい場所への設置が望ましいとされ、誰でもすぐに持ち出せる状態になっている必要があります。 また、定期的な機器の点検や、パッドやバッテリー等消耗品の交換を行い、いつでも使用できる状態にしておくことが必要です。 AEDの導入につきましては、設置場所や維持管理、操作訓練など、考慮すべき点もございますが、条件が整えば、町区の公民館など独自に設置されているところもあるようでございます。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  田村議員。 ◆議員(田村弘子)  ありがとうございました。 AEDの設置には、設置場所や維持管理、操作訓練など、クリアしないといけない課題が多くあり、条件を整えても、公民館等への設置は地区独自の判断であると理解いたしました。 地区独自の判断になると、ヒートショックを心配している世帯が多い地区への設置の壁は、とても高いものになるのではないでしょうか。 そこに、行政の協力や手助け等により、少しでも設置しやすい環境を模索していただきたいなと思っております。 次は、運転免許証を返納した後など、交通弱者の方の移動手段の一つとして、ミニバスの運行を行ってありますが、利用状況とルート決定や、バス停を設置する際の考え方はどうなっていますでしょうか。よろしくお願いいたします。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  田村議員の御質問にお答えいたします。 鳥栖市ミニバスの利用者数の状況についてでございますが、直近の令和2年10月から令和3年9月までの1年間の状況で申し上げますと、ミニバス4路線の総利用者数1万4,367人。その内訳としまして、鳥栖地区循環線3,322人、田代地区循環線4,877人、基里地区循環線4,088人、旭地区循環線2,080人となっております。 総利用者数につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、感染拡大前と比べ約4,000人減少している状況でございます。 次に、ミニバスの運行ルート及びバス停を設置する際の考え方についてでございますが、令和2年3月に策定いたしました、鳥栖市地域公共交通網形成計画の前身となる鳥栖市地域公共交通総合連携計画を平成21年3月に策定いたしておりますが、その中で、バス停から半径300メートル及び鉄道駅から半径500メートルを超える区域で、集落の集積が認められる一帯のエリアを交通空白地域として設定し、その解消を目指し運行ルートを設定いたしております。 運行ルートの設定に際しましては、利用者や地域のお声をお聞きしながら、関係機関との協議を行いまして、鳥栖市地域公共交通会議で御議論をいただいているところでございます。 バス停の設定につきましては、車道部及び歩道部の安全・円滑の確保や、運行ルート沿道の状況等に配慮し設定いたしております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  田村議員。 ◆議員(田村弘子)  ありがとうございました。 平成21年の策定の計画を基に整備してあるとのことですが、交通弱者になりやすい高齢者の方に配慮した対応はとても必要だと感じますので、利用をされてある高齢者の方に寄り添った策定だったり、計画だったりを、今後行っていただけたらなと思っております。 次に、ミニバスのバス停までが遠いとの声も多かったんですけれども、その対応について質問させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  田村議員の御質問にお答えいたします。 ミニバスのバス停が遠い場合の対応につきましては、鳥栖市ミニバスでは、利用者の利便性の向上を図るため、運行ルート上であれば、バス停がない場所でも好きなところで乗り降りすることができる、乗り降り自由区間を一部区間に設けておりますので、乗り降り自由区間の設定を含むバス停位置の見直しにより対応することになるものと考えております。 それでも解消されない場合につきましては、運行ルートの見直しにより対応することになるものと考えております。 ミニバスの運行ルートの見直しにつきましては、利用者や地域のお声をお聞きしながら、鳥栖市地域公共交通会議で御議論をいただき、適宜実施いたしているところでございますが、公共の交通機関は長期的かつ安定的に維持していくことが重要でありますので、利用者の増加を図り効率的な運行が求められます。 今後につきましても、利用者や地域のお声をお聞きしながら、少しでも利用しやすいルート等の検討を行うなど、利用促進に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  田村議員。 ◆議員(田村弘子)  ありがとうございました。 常に市民の声を聞きながら、利用しやすい環境を整えていくという意向であると分かりました。 しかし、今度、運転免許の講習のはがきが来た、車がないと生活に不安しかない、講習に行ってほっとして帯状疱疹が出来たなど、講習に行ったけれど免許はもうもらえないそうだという高齢者の方が、たくさんいらっしゃって、車という移動手段があってからこその生活は、高齢者の運転免許証の返納・継続は人生を左右する一大事です。 ですので、返納しやすい環境が整い、鳥栖市全てに交通空白地帯がなくなり、気軽に行きたいところに行くことのできる環境整備が急務だと実感しました。 ミニバスがあって、とても助かっているという声もあるんですけれども、でも、もっと利用しやすくはならないだろうかという市民の声があるのは事実です。 効率的な運行も大切ですが、ミニバスの利用者の困ったの声を一つでも解消できるように対応し続けていただけたらなと思います。 今回、私が、私に届けていただいた声を、この場で質問させていただいて、初めての質問なんですけれども、いろんな意見を聞きながら、そして、たくさん親切に職員の方たちが教えてくださり、鳥栖市の努力・取組など、たくさんのことが分かってまいりました。 それでも、もっと住みやすい、安全に暮らしたいと思う気持ちでいらっしゃる住民の方、鳥栖市民の方の思いを、一つでも解消していけるように、今後もこの場で市民の方の声を届け続けてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ありがとうございました。           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ ○議長(松隈清之)  お諮りいたします。本日の一般質問はこの程度にとどめ、残余の質問は来週13日に続行したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、残余の質問は来週13日に続行することに決しました。 本日はこれをもって延会いたします。  午後2時41分延会...