名張市議会 1995-12-06 12月06日-02号
私が小学生のころの漢字を覚えるのと、今の子供たちが漢字を覚えるのでは、かなり数が違っておりますし、掛け算では、私は4年生で習っておりましたが、今の小学生は、何と2年生からというような状況です。こんな詰め込み教育でいいんでしょうか。子供たちがついていける教育でしょうか。本来、学習指導要領は、子供たちにわかる教育をしなくてはならないのに、かなり無理が生じています。
私が小学生のころの漢字を覚えるのと、今の子供たちが漢字を覚えるのでは、かなり数が違っておりますし、掛け算では、私は4年生で習っておりましたが、今の小学生は、何と2年生からというような状況です。こんな詰め込み教育でいいんでしょうか。子供たちがついていける教育でしょうか。本来、学習指導要領は、子供たちにわかる教育をしなくてはならないのに、かなり無理が生じています。
ただ、平常の学習活動の中で、これは非常に難しい問題でございますが、一般論として、例えば漢字を例にとりましたとき、その子供の読める漢字を100といたしますと、書ける漢字は80%、使える漢字になると50%しかないと通常言われております。
また、教育費全般にかかわって、創造性に富み心豊かにたくましく生きる幼児児童生徒を育てると教育方針にはあるが、予算が減額されている、学校建設やコンピュータの購入ばかりでなく、教育研究所の充実あるいは漢字離れが進んでいる中、図書の購入、中・小学校の理科関連などソフト面の予算が少ないのではないかとの指摘に対し、教育委員会からは、南が丘小・中学校の建設が終わったため減額したものであり、また教育研究所の予算は
現指導要領でも、わからない子がふえ、落ちこぼされているのに、四月から実施される新指導要領は、高学年で習っていた漢字を低学年で覚えさせたり、六年生で習っているミリリットルを小学校二年生におろしたり、細かくなりますが、不等号を中一から小学校四年生へ、確率を高校一年から小学校六年へと、低く教え、大人でもわからないような状況も考えられるような、ひどい内容になっております。