伊賀市議会 2020-09-28
令和 2年予算常任委員会( 9月28日)
8.会議の次第
(午前 10時40分 開会)
○委員長(森川 徹君)
これより、
予算常任委員会を開会いたします。
本日ただいままでの出席委員数は22名、会議は成立いたしました。
会議録署名委員に23番、
安本美栄子委員を指名いたします。
本委員会に審査を付託されておりますのは、議案第105号、令和2年度伊賀市
一般会計補正予算(第5号)、議案第106号、令和2年度伊賀市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第107号、令和2年度伊賀市
病院事業会計補正予算(第1号)の3議案であります。
ここで、審査の方法についてお諮りします。
議案第105号の
一般会計補正予算(第5号)については、歳入、歳出それぞれ一括で、他の2議案については、それぞれ会計ごとに審査をいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(森川 徹君)
御異議なしと認めます。
よって、そのように取り扱うことに決定しました。
審査における質疑に当たっては、予算書及び予算に関する説明書のページ数、及び経費名または事業名を述べてから行っていただくこととし、自己の意見を述べることなく、議案の中身の疑問点について、御発言いただくようお願いいたします。また、質疑の範囲が議題外にわたることのないよう重ねてお願いいたします。
それでは、第1項、議案第105号、令和2年度伊賀市
一般会計補正予算(第5号)を議題とします。
当局の説明を求めます。なお、説明員は役職名及び氏名を述べていただき、説明は、適切かつ簡略にお願いいたします。
財務部長。
○財務部長(百田光礼君)
財務部の百田でございます。
それでは、ただいま議題となりました議案第105号、令和2年度伊賀市
一般会計補正予算(第5号)について説明いたしますので、予算書の1ページを御覧ください。
第1条の
歳入歳出予算の補正は、既定の
歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ5億3,767万6,000円を追加し、補正後の
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ554億8,624万5,000円としています。
第2条の
債務負担行為の補正は、4ページを御覧いただき、第2
表債務負担行為補正で追加として
青山複合施設建設工事管理業務委託経費など、8業務の経費について、それぞれ期間及び限度額を設定しています。
第3条の地方債の補正は、5ページを御覧いただき、第3
表地方債補正で、1、追加として
林道整備事業、2、変更として
地区市民センター整備事業など、5事業に係る地方債の限度額の変更、また
臨時財政対策債については、国からの発行可能額の通知により減額補正をしております。
それでは、
補正予算書の
事項別明細書により、歳出の主なものからその事業に対する特定財源も合わせて説明いたしますので、18、19ページを御覧ください。
第1款総務費、第1項
総務管理費、第5目企画費では、目全体で1億8,957万9,000円を増額していますが、
複合施設整備事業の
青山複合施設整備事業では、令和3年度完成予定の
青山複合施設の整備に際し、本年度必要となる
青山複合施設建設工事費など合わせて1億8,742万4,000円を計上しています。特定財源の地方債は、
青山複合施設整備事業に充当する市債です。
第6目
文化振興費では、目全体で405万2,000円を増額していますが、多
文化共生推進事業では、現在上野東町に開設している多
文化共生センターを
ハイトピア伊賀4階に移転するための
改修工事費457万6,000円を計上しています。特定財源の
国県支出金は、国の
外国人受入環境整備交付金です。
次に、24、25ページを御覧ください。
第3款民生費、第4項児童福祉費、第1目
児童福祉総務費では、目全体で2,127万円を増額していますが、
子育て支援対策事業の病児・病後
児保育事業では、本年12月に開設予定の法人が実施する病児・病後
児保育施設の開設及び運営に係る事業費への病児・病後
児保育施設整備事業補助金など500万7,000円を計上しています。特定財源の
国県支出金は、国の
子ども子育て支援交付金、県の
地域支援子ども子育て支援事業費補助金、その他は
子育て支援基金繰入金でございます。
次に、26、27ページを御覧ください。
第4款衛生費、第1項保健衛生費、第1目
保健衛生総務費では、目全体で579万6,000円を計上していますが、特定財源として、県の
感染拡大防止等支援事業補助金などを財源に、28、29ページを御覧いただき、
地域医療対策事業応急診療所管理運営事業では、インフルエンザなどの影響により発熱患者が増加する冬季に備え、
新型コロナウイルス感染症対策として、発熱患者の振り分けを行う屋外受付を設置するための
管理用備品購入費など473万3,000円を計上しています。
30、31ページを御覧ください。
第4目斎苑運営費、
斎苑施設改修事業では、斎苑施設の電気設備及び空調設備の経年劣化に伴う更新工事を行うための
施設改修工事費3,106万5,000円を計上しています。
第2項清掃費、第1目
清掃総務費では、
伊賀南部クリーンセンターの火災における
施設復旧工事に要する本市の負担となる
伊賀南部環境衛生組合負担金8,938万5,000円を計上しています。
次に、32、33ページを御覧ください。
第7款、第1項商工費、第3目観光費、
観光戦略経費では、
東京オリパラの延期に伴う事業の精査により、観光誘客促進
事業委託料550万円の減額を行い、新たな事業として、
観光まちづくり企画塾を支援するための委託料、100万円の増額と合わせて450万円の減額を行っています。また、本年10月から新たに1名の
地域おこし企業人を雇用するための負担金として279万6,000円など、
観光戦略経費全体で159万9,000円を減額しています。
第8款土木費、第4項都市計画費、第2目
市街地整備推進費、旧
上野市庁舎利活用事業では、旧上野市庁舎の利活用に関し、
サウンディング型市場調査の結果を踏まえ、利活用の手法を検討するための
利活用最適手法検討業務委託料521万円を計上しています。特定財源は、
地域振興基金繰入金です。
次に、第9款、第1項消防費、第1目
常備消防費、
常備消防一般管理経費では627万円を計上していますが、特定財源として
ふるさと応援基金繰入金を財源に、34、35ページを御覧いただき、聴覚障がい者の方が
スマートフォンの
チャット機能を利用し、119番通報ができるようにする仕組みを運用するための
システム導入委託料99万9,000円などを計上しています。
次に、第10款教育費、第1項
教育総務費、第5目
新型感染症対策費、
一般管理経費では、
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、修学旅行の延期に係る違約金として、補償費33万3,000円を計上しています。特定財源の
国県支出金は、国の
新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金です。
36、37ページを御覧ください。
また、第2項小学校費及び第3項中学校費、第3目
新型感染症対策費では、国の
学校保険特別対策事業費補助金を財源に、感染症の拡大防止のために必要な資機材等を整備するための
管理用備品購入費など、小学校費1,635万9,000円、中学校費873万7,000円を計上しています。
以上で、歳出の説明を終わり、歳入に移らせていただきますが、特定財源以外について説明いたしますので、12、13ページを御覧ください。
第11款、第1項、第1目
地方特例交付金では、国からの内示により2,013万7,000円を増額しています。
第12款、第1項、第1目
地方交付税では、普通交付税の額が確定いたしましたので、1億4,777万1,000円を増額しています。
14、15ページを御覧ください。
第20款繰入金、第2項基金繰入金、第1目
財政調整基金繰入金では、財源調整のため、1,468万6,000円を減額しています。
第21款、第1項、第1目繰越金では、令和元年度の決算剰余金が5億8,950万円となりましたので、当初
予算計上済額5億円に対し、8,950万円を増額しています。
16、17ページを御覧ください。
第23款、第1項市債、第11目
臨時財政対策債では、この市債は
地方交付税の代替財源で一般財源となり、国からの発行可能額の通知により、8,933万4,000円を減額しています。
以上で、歳入の説明を終わります。
なお、42ページ以降に
給与費明細書、
債務負担行為に関する調書、及び地方債に関する残高調書を添付してありますので御覧いただき、よろしく御審査いただきますようお願いいたします。
○委員長(森川 徹君)
説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
第1条
歳入歳出予算の補正のうち歳出について、予算に関する説明書18ページから41ページについて御質疑ございませんか。
山下委員。
○委員(山下典子君)
33ページの第9款消防費、第1項消防費の
常備消防一般管理経費627万円について質問いたします。
これは聴覚等の障がい者が
スマートフォンの
チャット機能を利用して、119番通報をする仕組みを運用するための
システム導入委託料及び
位置情報通知システム及びネット119システムの地図情報等を
大型ディスプレーに表示することにより、指令業務の円滑化を図るための
管理用備品購入費ほかとなっておりますけれども、このネット119を、このシステムをいつから導入するのか教えてください。
○委員長(森川 徹君)
答弁願います。
消防総務課長。
○
消防総務課長(林 浩己君)
失礼します。
消防総務課の林でございます。よろしくお願いいたします。
ただいま御質問いただきましたネット119でございますけども、これを通していただけましたら、一応構築は11月ぐらいには、システムが構築ができる予定ではございますけども、このシステムを導入するときに、その対象の方に対しまして、まずは今、メール119をやっていただいてます方には十分に説明をさせていただいて、こういうのが始まりましたということを説明させていただいてから運用を開始しようと思っておるんですけども、今、関係部局とも話をしているんですが、さらにこれを、当然、広げてということになってきますので、そういう対象の方に対しまして、十分説明ができたなという時点で開始とさせていただきたいなと思いますので、少なくとも年度内導入を目指していくという状況でございます。
以上です。
○委員長(森川 徹君)
山下委員。
○委員(山下典子君)
年度内導入ということなんですけども、やはり聴覚障がい者の方ですとか、例えば中途障がい者の方とか、中途で聞こえなくなった方ですとか、そういう方に少しでも知らせるために、啓発はどのようにされますか。
○委員長(森川 徹君)
消防総務課長。
○
消防総務課長(林 浩己君)
啓発方法ですけども、まずは当然、広報とかインターネットの
ホームページ等ではさせていただくんですけども、直接まず先ほど申しましたように、まず登録をメールでいただいてる方は、直接お会いしてでも、まずは説明をさせていただきたいなというのと、そのような会合があるというふうに伺ってますので、その会合に出向きまして、さらに広げる場合は、その会合で説明をさせていただきまして、問合せに対しても1件1件丁寧に説明をさせていただいて、対応させていただきたいなと考えております。
○委員長(森川 徹君)
他に、御質疑ございませんか。
生中委員。
○委員(生中正嗣君)
予算書33ページの土木費ですね、委託料の
市街地整備推進事業旧
上野市庁舎利活用事業で、先ほど部長のほうからも御説明ございました。これは
サウンディング型市場調査を受けての業務委託料ということでございました。これ、
サウンディング調査を依頼する際に、我々聞かせてもうてる、例えば
庁舎事務所仕様には15億5,000万、図書館入れたら18億、そしていろんな過去に提案あった忍者交流館とかありました。そのときには22億3,000万というような額を、聞かせていただいたと思うんですが、その
サウンディング型調査にそういった改修、
リノベーション費用ですね、そういうの含まれての、加味されての市場調査であったのかどうか、教えていただけますか。
○委員長(森川 徹君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
中心市街地推進課、堀川でございます。
これまで行ってきた
サウンディング型市場調査の内容というか、これまでの経過につきましては、全て公開をさせていただいた上で、お話を聞かせていただきました。ただ、実施主体、改修の主体であったりが変わることによって、その金額が変更する、あるいは時期、
スケジュールが変わってくるというのは当然、あり得ることということで、今後詳細な検討が必要ということになってございます。
○委員長(森川 徹君)
生中委員。
○委員(生中正嗣君)
分かりました。そしてこの調査結果の中で、施設の整備に関する提案として、大規模改修に関して
市指定文化財建造物であることから、通常の整備に比べて期間及び費用が大きくなる可能性があるとの記述がございます。そしてまた、事業手法や文化財であることを考慮すると、完成までに5年以上の期間と6か月程度の
内装工事期間、さらに開館準備に3か月程度の準備期間を要する、約6年ということなんですけど、そういうことの記述があるんですが、市としてこの内容について、どのような見解をお持ちかどうかをお聞かせください。
○委員長(森川 徹君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
スケジュール等につきましては、
民間事業者のほうもリスクというのを踏まえて検討する必要がありますので、そういったリスクを想定する上で、これが一つ考えられるということで記載を、御意見を頂いたものというふうに考えております。ただ、この
スケジュールなり、文化財になったことによることということにつきましては、文化財の指定を一旦受けた以上、これを解除すること、あるいは取り壊すというようなことができないというふうに
教育委員会のほうから聞いておりますので、これは使うということを前提として考えていく必要があるというふうに考えております。
○委員長(森川 徹君)
生中委員。
○委員(生中正嗣君)
分かりました。後、この業務委託、例えばどこかの業者へ委託するわけですけれども、入札になるのか、それとも指名競争か随契か、
プロポーザルでやられるのか、その辺についてお考えありますか。
○委員長(森川 徹君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
単に金額競争でするものではないという認識をしておりますので、全国的に公募型の
プロポーザル方式で選定したいというふうに考えております。
○委員長(森川 徹君)
生中委員。
○委員(生中正嗣君)
最後にします。これ、11月に市長選を控えられて、結果によっては、これ大きく変換する可能性も十分あるわけで、なぜこの今現在、補正予算としてこの9月議会に上程されたのとか、お考えをお聞かせください。
○委員長(森川 徹君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
この事業の前提として、幾つかございました。これまで、庁舎移転に伴いまして早くということで想定をして、行政主体でというふうに考えてまいりましたけれども、合併特例債、それからルートにのっとりました国の交付金というのが、一旦使えなくなったということも受けまして、急いでいるというお話ではありますが、もう一度見直していこうということで、
サウンディングをさせていただきました。その結果、特に庁舎の建物、それから土地を全て
民間事業者で活用していただくということができないという結果を受けました。さらに、民間業者で全ては使いませんが、一緒にやっていこう、官民連携してやっていこうと言っていただいたのが、全ての
参加事業者がそのようにおっしゃっていただきましたので、官民連携で進めていこうということが前提でございます。
ただ、これをなぜ急ぐのかということでございますが、この従来からできるだけ早くということで考えておりましたので、一つ方向性が出てまいりました。先ほども申し上げましたけれども、文化財の指定の解除、あるいは庁舎の建物の取壊しというのがあり得ないというふうに聞いておりますので、これは選択肢として、そういう選択はできないということから、これまでの流れの中で前へ進んでいこうということで、今回提案をさせていただいたものでございます。
○委員長(森川 徹君)
生中委員。
○委員(生中正嗣君)
以上です。ありがとうございました。
○委員長(森川 徹君)
他に御質疑ございませんか。
市川委員。
○委員(市川岳人君)
すみません、今の旧上野市庁舎の
利活用最適手法の続きになるんですけれども、あらゆる
官民連携手法を検討するということなんですけど、具体的にどういった手法があって、それをどれぐらい絞っていくのか、一つに絞るのか、いろいろ考え方あると思うんですけども、いかがでしょうか。
○委員長(森川 徹君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
失礼いたします。
手法といたしましては、これまで市が主体となって行ってまいりましたけれども、そういったそれぞれの事業、運営なども含めて、事業者に業務発注する手法、それから市が主体となって設計施工を行い、事業者に業務発注をする手法、それからPFI法に基づきまして、
民間事業者が主体となって事業全体を進める手法、それからPFI法に基づきませんが、事業者が主体となって事業を進め、改修なども行い、行政が必要な部分を借りる手法、これらの手法について、提案を頂いておりますので、こういった手法の中から検討して、最終的には一つ、それぞれの短所と長所あると思いますが、それらを整理して一番よい手法を選び出したいというふうに考えております。
○委員長(森川 徹君)
市川委員。
○委員(市川岳人君)
民設民営が厳しいということで
官民連携手法を検討するということ、それは理解するんですけども、
サウンディングの事業者の提案でいただいた中で、それぞれの御提案の中でおっしゃっていただいたように、PFIだったり、指定管理だったり、
リースバックだったり、いろんな形の提案があった中で、言ってしまえば、ここで手法を限定していくというようなことは、していくことによって、何て言うんですかね、今、運営に手を挙げていく、参入していこうとして考えてらっしゃる方を、かえって限定してしまうことに、言ってしまえば、手法が決まれば算入できる事業者というのは、おのずと固定されてしまうというふうになると思うんですけども、そういった算入の幅を狭めることになると思うんですけども、お考えいかがでしょうか。
○委員長(森川 徹君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
一定の方針をお示しした上で、業者を選定、最終的な実施主体を選定していく必要があるというふうに、順序としては、そのように考えております。
ただ、今回の調査の中では、その参画していただく事業者をできるだけ広く見つけていこうということで、今回、前回御参加いただけなかった事業者さんについても、新たにもう一度
サウンディングをかけていこうというような内容も含んでおりますので、たくさんの方に参画をしてやっていきたいというふうに考えております。
○委員長(森川 徹君)
市川委員。
○委員(市川岳人君)
後、図書館を中心とした提案というのが、往々皆さんが
サウンディングでいただいてたということで、図書館ということで公益性、非常に高い施設で、伊賀市が責任を持って長期的に運営していくという事業になるわけなんですけども、そうなると、この事業を設備の整備の段階からその運用に至るまで、文化財指定された古い建物ということで、これから改修するに当たって、いろんな不具合がもしかしたら出てくるかもしれない、そういったことを想定していかざるを得ないと思うんですけれども、そういったときに、やはり心配になるのがリスクの分担というか、伊賀市がどれだけ見るのか、業者さんに見てもらうかということを考えていくに当たって、この手法限定がリスクを分担することを、どういうふうに整合性を取っていくのかということ、現時点で分かっていることでいいので教えてください。
○委員長(森川 徹君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
どの手法を選択いたしましても、やはり
リスク分担というのは、きちっと把握すべきものというふうに考えております。それぞれの事業手法によって、その
リスク分担がどのように変わっていくのか、あるいは変わらないのかといったことも含めまして、この
リスク分担の整理も今回の業務の中でしていきたいというふうに考えております。
○委員長(森川 徹君)
市川委員。
○委員(市川岳人君)
すみません。今回、この補正予算では521万円、上がっております。4ページの
債務負担行為の中で1,217万円ということで、合計1,738万円という事業になってるわけなんですけれども、
債務負担行為ということで、次年度にわたる事業ですけれども、この検討業務がどういった
スケジュールで運んでいくのか教えてください。
○委員長(森川 徹君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
想定の中では、全体
スケジュールとして業務期間が9か月ぐらいかかるというふうに想定をさせていただいております。ですので、8月頃には業務が完了して、その結果こういった点が望ましいというか、こういうメリット、デメリットがそれぞれの事業手法でございますということを、議会のほうへ御説明できるというふうに考えております。
○委員長(森川 徹君)
市川委員。
○委員(市川岳人君)
来年度の8月ということで、すみません、もう初歩的な質問で申し訳ないんですけれども、今年度分と次年度分ということで、521万と1,217万ということで分かれてるんですけど、今年度の事業と、何て言うんですか、この割合が521万円、1,217万というふうになってる理由というか、内容を教えてください。
○委員長(森川 徹君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
年度をまたがりますので、それぞれの年度の区分が必要でございます。御指摘のとおりでございます。本年度分につきましては、契約金額の3割分、前金払い分というのが決められておりますので、本年度分につきましては、前金払い分の3割分を計上させていただいてございます。
○委員長(森川 徹君)
市川委員。
○委員(市川岳人君)
今年度分の521万が前金着手金ということで、単純に、こう何て言うんですか、時間と成果で分けてるとか、そういうわけではないということですか。
○委員長(森川 徹君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
成果というのは、最終的には本来、最終報告をしていただいたときにお支払いするというのが原則でございますが、前金払いということで計上させていただいて、内容につきましては、業者さん決定されましたら、打ち合せて進めていきたいと思いますが、まずもっては現状の整理、あるいはそれぞれの事業で進める場合の事業計画といったものを想定していく必要があるというふうに考えております。
○委員長(森川 徹君)
他に御質疑ございませんか。
田中委員。
○委員(田中覚君)
同じく関連して確認をさせてください。
つまり500万円余りの予算で業者を決めて、年度をまたいで1,200万円余り、そのままその業者に委託していって、来年の8月ぐらいに成果品をもらうということなのか。
それとも、本年度はある業者に委託をし、そして、一定の成果品をもらいながら、次年度に改めて1,200万円分ぐらいの、より具体的な調査をしていただくのか。つまり、今の御説明では前渡金、前渡金という言い方ならば、本年度中にある業者に業務を発注し、年度をまたいで来年の8月ぐらいにその成果品を頂戴するというふうに聞こえてしまったんですが、その辺りいかがでしょうか。
○委員長(森川 徹君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
この業務はそれぞれの事業手法の抽出から始まりまして、抽出した事業手法ごとの事業の流れというものを組み立てていく必要があると思います。そういった中で、最終それぞれの事業についての短所、長所を明確にして評価するという一連の流れがございますので、どこかで業者さんを入れ替えて区切るというようなことは、現在想定をしておりません。
○委員長(森川 徹君)
田中委員。
○委員(田中覚君)
この旧上野庁舎については、何回も何回も何回も議論があって、予算が凍結なったり削除されたりしてきた経緯がある。今までの調査、検討では何らか可能性はあるやんか、
民間事業者も参入してくれる可能性があるやんかというのは、今までつかめていただいたと思う。
そうするならば、単純にこの庁舎を、旧上野庁舎を家賃何ぼで貸しますので、どうぞ参画してください、どんな提案か、総合評価のような形で、それをその事業者の方にクリエイティブな提案を頂いて、より伊賀市の発展のために、中心市街地の発展のためになるような提案を採択したらいいだけの話であって、さらに年度をまたいで、ある事業者に委託業務として、この補正予算で決めてしまうというのは、実は先ほど生中委員のお話にもありましたように、ずっと揉めてきた案件でありますから、実は市長選挙終わって直ちに臨時議会でも開催し、そこで行っても私はそんなに時間は労しないと思うんですけれども、今なぜここの場所で、補正で500万余りを急いでしなあかんのか。可能性があるということが分かれば、別の手法で事業者に総合評価で求めたらいいと思いますが、あえてまだそのリスクを整備をする、事業者の整理をする、もしくは中に入っていただく、もしくは入れようとするものを整理する必要があるのか。
○委員長(森川 徹君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
失礼します。
先ほど少し御説明させていただきましたように、この建物を全て
民間事業者さんに、例えば市のほうから貸し付けて使っていただくというようなことも、
サウンディングの中で聞かせていただきましたけれども、そういったことはないと、できないというような回答でございました。それが前提になって、次の段階として
官民連携手法でいこうというふうな流れになっているということでございますので、御理解いただきますようお願い申し上げます。
○委員長(森川 徹君)
田中委員。
○委員(田中覚君)
最後にですね、という表現ならば、市場価値がないということで
民間事業者が判断されてるんじゃないですか。そうすると、あの庁舎の、旧上野庁舎そのもの単体のその市場価値、もしくは中心市街地の市場価値が非常に低いと民間の事業者が認定されてるところに、今、堀川課長がおっしゃっていただくのは官民連携といって、官の持ち出しをしてでも、あそこを利活用しようというふうなことしか受け止められませんが、その辺りの微妙なニュアンスはどのようにお考えでしょうか。
○委員長(森川 徹君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
あの庁舎につきましては、文化財になったということで、市の責任としては建物を維持管理していくという責任が一つございます。また、もう一つはこの庁舎移転に伴うその後のにぎわい創出といったところも、この庁舎移転に伴う課題の一つであったということ。この二つの前提の中で、今日の議論が出てきているというふうに認識をさせていただいておりますので、特にこの急いでということは、今回改めて急いだというわけではなく、本来もう早くからしようとしてきたということで、御理解いただきたいというふうに思います。
○委員長(森川 徹君)
田中委員。
○委員(田中覚君)
市が指定している文化財は、この伊賀管内にたくさん、たくさんあるけれども、ほったらかしの文化財がほとんどである。しかし、その文化財だから市が急いでやらなくちゃならないという理論にはならないということを申しといて、質問を終わります。
○委員長(森川 徹君)
他に御質疑ございませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
19ページの総務費、企画費の
複合施設整備事業青山複合施設整備事業についてお尋ねをいたします。
8月18日の全協で、建設予定地が洪水ハザードマップ上の浸水想定地域なので、浸水想定を考慮して床を50センチ上げて、施設の浸水対策を施しますという説明があったわけなんですけれども、この浸水想定地域という認識は場所の選定段階からあったのですか。
それから、床を50センチ上げるというその50センチにした根拠というのを教えてください。
○委員長(森川 徹君)
青山支所振興課長。
○青山支所振興課長(稲森真一君)
青山支所振興課、稲森です。よろしくお願いいたします。
まず、50センチの、当初から場所の選定に当たりましては、当初から想定は分かっておりました。ただ、場所の選定に当たりましては、50センチの水没といいますか、水につかるという判断と、あと、阿保の町の中心のにぎわいを考えたときに、どちらを採るかという想定があったそうです。その中で、駅に近くて、利便性のよい土地で新しい施設を建てようじゃないかと。今の青山支所もそうなんですけども、万が一のことが起これば、その次の行動というのを消防署と一緒に考えながら想定をしておりますので、例えば、浸水をするようなことがあれば、どの段階でどういう行動をしようというのはもう決めておりますので、新しい施設についてもそれを運用していく、それで職員も含めて命を守っていくという、そのような動きをしようということでございます。
○委員長(森川 徹君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
50センチの床のかさ上げの根拠ですね。それはまだ。
○委員長(森川 徹君)
青山支所振興課長。
○青山支所振興課長(稲森真一君)
これもハザードマップに示された数字がそのようになっておるということでございます。
○委員長(森川 徹君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
これ最初から浸水地域という認識はあったということと、その消防と一緒に万が一の浸水の危険があるときには行動するということですが、その行動というのは、どういうようなことを考えているのかということと、それからハザードマップの想定、50センチなんですけども、これ100年に1度の降雨によるものだと思うんですね。ハザードマップの見直しを、さらに全国的にもこういう豪雨災害が起こっている中でやろうとしていまして、その想定は1000年に1度の雨量も含めて想定をしているということで、これ支所の答弁になるかどうか分かんないですけど、そういう中で、今のハザードマップの100年に1度の降雨によるものが50センチだということで決定をされてるわけですが、それには問題がないと考えるんですか。
○委員長(森川 徹君)
青山支所振興課長。
○青山支所振興課長(稲森真一君)
まず、消防と一緒に行動するという話なんですけども、これは一昨年に南分署と丸山分署と合わせまして、それぞれの基準点の川の水位が、ある程度一定の基準を超えたときに行動を開始するというのは、内々で決めておりまして、それぞれ支所前が何メートルで、比土の何メートルということが想定すれば行動を開始して、高台にあります、今現在、青山福祉センター、保健センターというところになってるんですけども、そちらへまず消防車両等持って上がって、万が一、消防車両が使えなくなると大変でございますので、そういったものとか、あるいはそういった関係するような備品であるとか、装備品を高台へ持って上がる。次にはどういう行動する、次にはどういう行動すると決まったものをつくっておりますので、それに基づいて行動するというような決めがございます。
あと、100年に1度の話なんですけども、現在一番新しいやつが1000年に1度というのを見せていただきますと、一番それが50センチというふうに見せていただきましたので、それを超えてくるようなことがあれば、もちろんないとは言えませんけども、現在50センチで床上げして、底上げしておけばいいのかなというふうに考えております。
○委員長(森川 徹君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
じゃあ確認ですけど、1000年に1度の雨量による想定も、同じように50センチになっている。その資料というのは、どのこと、出典根拠は何ですか。
○委員長(森川 徹君)
答弁願います。青山支所振興課長。
○青山支所振興課長(稲森真一君)
すみません、今手元にはないんですけど、県の資料やというふうに伺ってます。
○委員長(森川 徹君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
後でその資料を頂けたらという、議会のほうに頂きたいというふうに思っています。
それから、もう1点、先ほどの浸水が危険性が高まると、行政側としての消防署車両や機能、機材などを上に上げるというようなことは聞いたんですけども、そこは言ったら、もう一つは住民が日常的に活動する拠点施設でもありますし、また住民、公共施設はやはりそういう災害のときには、もしかしたら避難してくるようなことも想定される場であると思うんですが、その住民に対しての、そういうことになったときの対応とかは何か考えておられますか。
○委員長(森川 徹君)
青山支所振興課長。
○青山支所振興課長(稲森真一君)
この話につきましては、阿保の地域であるとか、各区長様に、こういう状態なれば支所なり消防署はこういう動きをしますというような、住民の方には御説明をさせていただいておりますので、すみません、住民というか代表の方に御説明をさせていただいております。もちろん、万が一のことが起こって、消防署なり支所の機能を移転させるようなときがあれば、まずもっては地域の住民の方々の避難へ誘導するような動きをして、最後には支所、現在ですと支所の所に職員が残って、逃げ遅れの方の収容とかそういったことをしていきます。新しい施設につきましても、同じように支所の職員は最後まで残って、逃げ遅れた方の最後の行動を見守って一緒に上に上がるとか、そのほか、ほかの、例えば別の施設へ案内するとか、そういったことはしていくというふうなことでございます。
○委員長(森川 徹君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
大体、今の考えということは分かりました。だから、浸水するということがその周りも浸水してるということになるので、今の答弁でちょっと想像ができないんですけれども。いいです。聞きたいことは、そういったことをお聞きしたかったので、確認をいたしました。
それで、住民の代表ということですので、代表ということは、この内容については、最後ですけど、このことについては。特に阿保の地域の皆さん、もちろん青山の人たちも含めてだと思うんですけど、そういうことをお知らせというか、そういう説明というのはされていないんですか。
○委員長(森川 徹君)
青山支所振興課長。
○青山支所振興課長(稲森真一君)
現在、まず今、先ほど申し上げましたように、青山福祉センター、青山保健センターにそういった機能を上げたときに、どういう間取りをどういった利用するかとか、今現地の調査をしておりまして、大体それが出来上がってきましたので、今度各広報であるとか、そういった周知のほうは、これからしていくというようなことになると思います。
○委員長(森川 徹君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
分かりました。しかし、もうこれも
債務負担行為を含めて、ここで補正、もうカロウが決定すると、とにかく工事は進めていくということでの判断だというふうに思いました。それから後、だからまだまだ十分な安全対策が取られてるのかということでは、ちょっと疑問残ったなと思ったわけですが、それ置いときまして、もう1点は診療所、衛生費になりますね、だから。応急診療所の衛生費のところだと思うんですけれども、すみません、29ページです。
保健衛生費の応急診療所管理運営事業です。先ほど、発熱された方々が応急診療所に来られたときに、振り分けをするため、そういう言葉でもごめんなさい、そういうことだったのでは、説明されまして、その屋外受付を作るための費用ですということでしたが、これについて、もうちょこっと市民の皆さんが利用される場所でもありますので、受付、発熱をされた方が行った後、どのような形で受付をし、受診に至るまでの過程について説明をしてください。
○委員長(森川 徹君)
医療福祉政策課長。
○
医療福祉政策課長(中川雅尋君)
医療福祉政策課の中川でございます。ありがとうございます。
ただいま頂きました御質問でございますけれども、応急診療所の駐車場に、コンテナハウスを設置をいたしまして、そこで受付を行うということでございます。そこでは検温と、それから簡単な問診をさせていただくということでございます。
委員の皆様、御存じのとおり応急診療所、非常に小さい建物でございまして、待合室も狭うございます。発熱のある方がそこで待っていただいてると、ほかの患者さんに、例えばインフルエンザであったりとかコロナの疑いのある方もお見えになりますので、そういったときに感染をさせると具合が悪いということで、動線を分けるということはできませんので、取りあえずその駐車場で一旦検温と問診をさせていただくと。発熱ある方については、お車でお越しいただく方が90%以上、もうほとんどでございますので、そういった方には一旦お車でお待ちいただくと。現在も実際のところ発熱があるという方についても、それ以外の方についても、玄関入る前に一旦はお電話を頂くという形を取らせていただいております。
そういったことから、例えば、徒歩で見えた方とかタクシーで見えた方の待合がないということも出てきたら困りますので、その待合も兼ね備えたそのようなコンテナハウスを設置したいというふうに考えております。
○委員長(森川 徹君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
今の説明で、いろいろな想定はそのとおりだと思うんですけれども、コンテナハウスってコンテナハウスですよね。その広さもそれで限られていると思うですけども、まさにその自転車、自転車というか徒歩で来られた方も含めて、そういったことができるのかということと、職員体制を1人増やすということでしたが、それはそれでちゃんと回っていくもんなんでしょうかということ、お尋ねしときます。
○委員長(森川 徹君)
医療福祉政策課長。
○
医療福祉政策課長(中川雅尋君)
コンテナハウス、小さな物で9.9平米ほどのものでございまして、受付とそれから中でカーテンを仕切りを設けまして、診察できる、あるいは待っていただく場所を確保したいというふうに考えております。
それと、受付の職員でございますけれども、現在1名、医療事務のほうを委託しておる業者がございまして、月、火、水、金につきましては、1名の体制でございます。それから木曜日、それから土曜日、日曜日、祝日につきましては、2名体制で受付をさせていただいております。その1名の体制の日だけ、1名増員をいたしまして、外の受付と中の受付ということで配置をしたいというふうに考えております。
○委員長(森川 徹君)
ほかに。
先ほどの百上委員よりのハザードマップに関する資料の請求がありましたので、後刻、全員に対して資料の提供をお願いします。
他に、御質疑ございませんか。
宮﨑委員。
○委員(宮﨑栄樹君)
33ページ、先ほどもありましたけれど、旧
上野市庁舎利活用事業委託料521万というところです。何点か基本的なことの確認になります。
要は、先ほども
プロポーザルでやっていくという話がありましたけど、その募集要項とか仕様書にどういうふうに書いていくのかという視点から、質問させていただきたいです。
これは委託ということで、市のミッションをノウハウがある民間の方にやってもらう、代わりに担ってもらうということですから、当然、市として何を目指しているのかということは、100%共有した上でやっていく必要があって、何かふわっと伝えてふわっとしたものができたら、もう絶対あかんので、それやったら、やる意味がまずないということですので。実際に確認したいのは、この事業によってどういう課題、この南庁舎を整備することで、にぎわい創出といいますけれども、実際どういう課題解決するかとか、どういう価値をつくっていくか、どういう町にしていきたいということを、どういうふうに持ってるのかということ、各種計画とかそういう話なってくるかと思いますけど、それを具体的に
プロポーザル契約するときに、どういうふうに盛り込んでいくのかという確認をさせてください。
○委員長(森川 徹君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
庁舎の整備によるビジョンということかなというふうに思います。現在、市街地が抱える主な課題でございますが、市全体の人口減少率を上回る減少、人口の減少、あるいは高齢化、それから地域商業の衰退といいますか、空き店舗が増加している、あるいは観光も伸び悩んでいるといったような課題がございます。これらを解決するために、総合計画にも位置づけてございますし、3月に策定をいたしました中心市街地活性化基本計画の中にも、達成すべき目標を定めてございます。この庁舎移転後の市街地のにぎわい創出という事業名で考えてございますが、目指す姿といたしましては、にぎわい創出という抽象的な言葉になっておりますけれども、中心市街地活性化基本計画の基本方針にもございますように、定住人口、交流人口の増加、あるいは商店、観光の活性化といいますか、そういったことによりまして、それぞれ目指しまして、これらによりまして市街地及び市全域の地価の維持、あるいは向上、上昇、それからこの市街地エリア、あるいは市全体の価値の向上を目指していきたいというふうに考えております。
○委員長(森川 徹君)
宮﨑委員。
○委員(宮﨑栄樹君)
ありがとうございます。これ、実際にそういう考えてることを、どういうふうに伝えていくのかということです。
○委員長(森川 徹君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
失礼いたしました。
この
プロポーザルの評価の項目の中に、そういった伊賀市の基本的な方向性、あるいは課題を十分理解をしていただいて、業務を進めていただく必要があると考えておりますので、こういった点につきましても、その
プロポーザルを評価する項目の一つとして加えまして、参加、手を挙げていただく業者さんにそれが十分理解していただいてるのかといったところを評価の一つに加えて採点をしていきたいというふうに考えております。
○委員長(森川 徹君)
宮﨑委員。
○委員(宮﨑栄樹君)
理解しました。もう一つが、やっぱりこの
サウンディングやってる中で、新型コロナ感染拡大ということがあって、今、始めたときと今って社会情勢が大きく変わっています。完成まで後4年とか6年とかかかるという話で、その先って全く見えないと言ってもいいぐらいなんですけれど、そういう先を見通せる力というのも、今回の委託業者には必要なのかなと思いますけれど、この辺りも、どういうふうに判断をしていくのか教えてください。
○委員長(森川 徹君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
この事業の最終的な目標というのは、長期的な持続的な地域の活性化というのが、一つ目標になってきております。そういった意味では、10年後20年後のこの地域をどのようにしていくのが一番いいのかといった、これは最初の計画段階での業務になると思いますが、そういったところもこの業務の中に入れておりますので、20年後30年後、この地域がこうなっていったら、持続化、持続してにぎわいができてくるといったことも、一つの事業手法選択の一つの観点、評価点としたいと思っておりますので、そういう意味で、この事業を通して10年後の姿も見据えていきたいと考えております。
○委員長(森川 徹君)
宮﨑委員。
○委員(宮﨑栄樹君)
はい、分かりました。もう一つは図書館についてなんですけれど、これも
サウンディングの結果で、図書館の運営方法として指定管理が望ましいというふうに出ていました。けど、これもそう言われたから、何となく指定管理でやっていくということでは絶対駄目で、まず
教育委員会としてこの図書館、社会教育施設でありますから、にぎわい、さっきもありましたけれど、交流型図書館、にぎわい創出していくというところとは、若干そぐわないところも出てきます。そういうところもちゃんと整理しなければならないですし、直営がいいのか指定管理がいいのか、その他の方法がいいのかということも、ちゃんと持った上で今回の調査をしてもらわなければ、調査のしようがないのかなというふうに思うんですけど、この辺りもどう考えてるというか、実際にこの
プロポーザルの契約で、どう反映させていくのかという辺りは確認させてください。
○委員長(森川 徹君)
答弁願います。教育
委員会事務局長。
○教育
委員会事務局長(中林靖裕君)
教育委員会の中林でございます。よろしくお願いいたします。
ただいま質問のございました新図書館の運営ということでございますが、現図書館では26年に新図書館建設計画検討委員会というところが、こういう本を出しておりまして、それを受けまして、市
教育委員会といたしまして、図書館の運営の基本計画というものをつくってございます。それから28年度にはそれを受けまして、図書館協議会というところが運営につきましての提言といいますか、こういう考え方で進めるのが望ましいということで、直営という形を、今のところ進めているところでございます。
ただ、28年にその提言を頂きましたときとは、大分いろんな課題の解決とか社会情勢も変わっておりますので、
教育委員会といたしましては、早急にその運営方針、今委員がおっしゃいました直営とするのか、指定管理とするのか、その辺を含めまして早速協議したいと思っております。多分それをある程度どういう方向に図書館を進めていくのかというのを踏まえて、計画を立てていったほうが前へ進む速度も、それから内容につきましても、好ましいと考えているところでございます。
○委員長(森川 徹君)
宮﨑委員。
○委員(宮﨑栄樹君)
分かりました。ありがとうございます。
最後にすごく大事なのが、住民の皆さんへの周知というか、声を聞かせていただくということが、この事業に関しては、南庁舎整備事業に関しては不足しているというふうに思うんです。私、これもう前に進めていくという話でありましたけど、進めていってもいいと思うんですけど、少しだけ立ち止まって声を聞く、そういう機会というのが本当は必要だと思うんです。それは、本来はこういう予算を上程する前に、聞いて理解をしてもらった上でとか、そういう声を反映させた上で予算計上が必要だったのかなと思いますけれど、その辺り、これもう予算出てますから、この後、住民の皆さんに周知をする、声を聞く、そういう機会はどういうふうに設けていくのかということを教えてください。
○委員長(森川 徹君)
答弁願います。
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
先ほど申し上げました中心市街地活性化基本計画の内容につきましては、なかなかコロナの関係で、住民の方に説明させていただく機会がなかったんですけれども、夏の間に市街地の3つの自治協さんには行かせていただいて、御説明をさせていただきました。特にこの庁舎の問題でございますけれども、まだまだこの課題というか、庁舎をどうするのかという議論をしているということは理解をしていただいているんですけれども、こういった
サウンディングの結果であったり、それから今の情勢であったりというのが、あるいはまた文化財指定のその意味というか、そういったものを理解していただいてない、なかなか説明が行き届いてないというような状況もございます。そういったことでございますので、もう一度、中心市街地の自治協さん、それからそれ以外の自治協さんでも、御説明に回らせていただきたいというふうに考えております。
○委員長(森川 徹君)
宮﨑委員。
○委員(宮﨑栄樹君)
もう終わりますけれど、その住民の皆さんに、市民の皆さんに伝える手段として自治協さんだけじゃなくて多様な手段があると思います。説明会しても、説明会行くまでもないなと思ってくれてる方もいますし、説明会開いたら本当にいつも同じ顔ぶれやったりとかするようなこともあるかと思いますから、そういういろんな手段を検討していただく必要があるなということを申し添えて、これで終わります。
○委員長(森川 徹君)
他に御質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(森川 徹君)
御質疑なしと認めます。
以上で、歳出の質疑を終了します。
次に、歳入について審査願います。
予算に関する説明書、12ページから17ページについて御質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(森川 徹君)
御質疑なしと認めます。
よって、歳入の質疑を終了します。
以上で、第1条、
歳入歳出予算の補正についての質疑を終了します。
次に、予算書4ページ、第2条
債務負担行為の補正、5ページの第3条地方債の補正及び予算に関する説明書42ページ以降の給与明細書等について御審査願います。
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(森川 徹君)
御質疑なしと認めます。
以上で、議案第105号の質疑は終了しました。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
議案第105号の
一般会計補正予算についてなんですけども、ちょっとやはり青山の複合施設の整備事業についての予算が入ってることによって、反対をしたいと思いました。
先ほどの説明で、浸水想定地域を分かってたけれども、そこに場所を設定したということでしたが、やはり1000年に一度のシミュレーション、本当に県はしたのかというのが、私はまだちょっと確信を持てないというか分からないですね。今、伊賀市のホームページを見ますと、ハザードマップの説明は、おおむね100年に1回程度起こる大雨が降ったことを想定をしているのと、このハザードマップには、内水氾濫とか、それから今よく言われてる本流から支流への逆流であったりとか、そういったことは一切考慮していないということを伊賀市のホームページで挙げているわけです。この間の被害を見てますと、まさに想定を超える降雨量であったりとか、局地的な豪雨がありまして、そんな所にあえて公共施設を新築するということは、私にとってはやはり考えられないわけです。先ほどの説明で十分に住民の命、また職員の命が守られるかどうかとか、あと、そのことによって支所、いわゆる行政の機能などが止まるということも大丈夫だというふうには、ちょっとやっぱり今の説明では私は十分思えませんでしたので、反対をしたいというふうに思います。
○委員長(森川 徹君)
他に御意見ございませんか。
市川委員。
○委員(市川岳人君)
議案105号、令和2年度
一般会計補正予算について、おおむね賛成はさせていただくんですけれど、一部につきまして疑義がございますので、最終日にまた何らかの行動、御提案をさせていただきたいと思います。
○委員長(森川 徹君)
他に御意見ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(森川 徹君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
議案第105号に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(森川 徹君)
起立多数であります。
よって、議案第105号は原案どおり可決すべきものと決しました。
当局説明員入れ替えのため、暫時休憩します。
(午前 11時44分 休憩)
―――――――――――――――
(午前 11時46分 再開)
○委員長(森川 徹君)
会議を再開します。
次に、第2項、議案第106号、令和2年度伊賀市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を議題とします。
当局の説明を求めます。
健康福祉部長。
○健康福祉部長(田中 満君)
健康福祉部の田中でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
ただいま議題としていただきました議案第106号、令和2年度伊賀市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について説明いたします。予算書の1ページを御覧ください。
第1条、第1項では、事業勘定の既定の
歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ200万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ93億4,821万9,000円としています。
それでは、歳入から説明いたしますので、8、9ページをお開きください。
第3款県支出金、第2項県補助金、第1目保険給付費等交付金は歳出において、一般被保険者保険税還付金を見込み、還付金相当額の特別調整交付金200万円を増額し、補正後の額を68億9,784万5,000円としています。
次に、歳出について説明いたしますので、10、11ページをお開きください。
第3款国民健康保険事業費納付金、第1項医療給付費分、第1目一般被保険者医療給付費分では300万円を減額し、16億3,039万6,000円としています。これは県からの通知によるものでございます。
第6款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金、第1目一般被保険者保険税還付金は500万円を増額し、補正後の額を1,500万円としています。一般被保険者に係る過年度分還付金に充てるものでございます。
以上で、議案第106号、令和2年度伊賀市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)の説明を終わります。よろしく御審査いただきますようお願いいたします。
○委員長(森川 徹君)
説明が終わりました。
本会計補正予算全般について審査願います。
御質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(森川 徹君)
御質疑なしと認めます。
よって討論に入ります。御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(森川 徹君)
御意見なしと認めます。
よって採決に入ります。
議案第106号に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(森川 徹君)
全会一致であります。
よって議案第106号は原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、第3項、議案第107号、令和2年度伊賀市
病院事業会計補正予算(第1号)を議題とします。
当局の説明を求めます。
市民病院副院長。
○市民病院副院長(松田克彦君)
ただいま議題としていただきました議案第107号、令和2年度伊賀市
病院事業会計補正予算(第1号)について御説明します。予算書の1ページを御覧ください。
今回の補正予算(第1号)は、今年度で契約期間が満了となる賃貸借契約及び業務委託契約について、新たに
債務負担行為を設定するものです。予算書に第11条を加え、その事項、期間及び限度額を設定しています。内容は、タオル、術衣、検診着賃貸借経費が1,119万8,000円、寝具設備賃貸借経費が2,920万9,000円、手術室、リユースリネン賃貸借経費が1,282万8,000円、所有衣類等洗濯業務委託経費が885万7,000円、ベッドメイクリネン管理業務経費が2,494万8,000円、清掃業務委託経費が1億8,862万3,000円です。
3ページ以降には、補正予算に関する説明書として、
債務負担行為に関する調書を添付しております。よろしく御審議くださいますよう、お願いいたします。
○委員長(森川 徹君)
説明が終わりました。
本会計補正予算全般について審査願います。
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(森川 徹君)
御質疑なしと認めます。
よって討論に入ります。御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(森川 徹君)
御意見なしと認めます。
よって採決に入ります。
議案第107号に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(森川 徹君)
全会一致であります。
よって議案第107号は原案どおり可決すべきものと決しました。
以上で、当委員会に付託された議案の審査は全て終了いたしました。本日の委員会報告書及び委員長報告の作成については、私に御一任願いたいと思います。
予算常任委員会はこれをもって閉会します。慎重審査、御苦労さまでございました。
(午前11時51分 閉会)
―――――――――――――――...