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令和 2年第4回定例会(第1日11月27日)
令和 2年第4回定例会(第1日11月27日)

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  1. いなべ市議会 2020-11-27
    令和 2年第4回定例会(第1日11月27日)


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    令和 2年第4回定例会(第1日11月27日)                    令和2年               いなべ市議会(第4回)定例会              令和2年11月27日(金曜日)   開会(開議)の宣告 日程第 1        会議録署名議員の指名 日程第 2        会期の決定 日程第 3        諸般の報告 日程第 4 同意第 5号 いなべ市教育委員会の委員の任命につき同意を求めるこ              とについて 日程第 5 議案第48号 いなべ市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条              例の制定について 日程第 6 議案第49号 いなべ市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制              定について 日程第 7 議案第50号 いなべ市障害者活動支援センター指定管理者の指定に              ついて 日程第 8 議案第51号 山郷重度障害者生活支援センター指定管理者の指定に              ついて 日程第 9 議案第52号 いなべ市立田農園指定管理者の指定について
    日程第10 議案第53号 いなべ市農業公園指定管理者の指定について 日程第11 議案第54号 いなべ市観光用駐車場指定管理者の指定について 日程第12 議案第55号 令和2年度いなべ市一般会計補正予算(第5号) 日程第13 議案第56号 令和2年度いなべ市介護保険特別会計補正予算(第3号) 日程第14 議案第57号 令和2年度いなべ市水道事業会計補正予算(第2号) 日程第15 議案第58号 令和2年度いなべ市下水道事業会計補正予算(第1号) 日程第16        委員長報告 日程第17 請願第 1号 旧員弁町の都市整備区域の見直しを求める請願 日程第18 発議第 9号 特別委員会の設置について 追 加 日 程 追加日程第 1 選任第 1号 いなべ市議会検証評価特別委員会委員の選任につい                て 2 出席議員     1番 西 井 真理子        10番 清 水 隆 弘     2番 篠 原 史 紀        11番 川 瀬 利 夫     3番 片 山 秀 樹        12番 水 谷 治 喜     4番 原 田 敬 司        13番 衣 笠 民 子     5番 神 谷   篤        14番 鈴 木 順 子     6番 新 山 英 洋        15番 岡   英 昭     7番 伊 藤 智 子        16番 位 田 まさ子     8番 小 川 幹 則        17番 林   正 男     9番 岡   恒 和        18番 種 村 正 已 3 欠席議員    な し 4 地方自治法第121条により出席した者の職氏名 市長          日 沖   靖   副市長         岡   正 光 教育長         小 川 専 哉   企画部長        長 﨑 十九八 総務部長        水 谷 喜 広   都市整備部長      梅 山 浩 幸 市民部長        杉 山 義 文   環境部長        二 井 真 作 福祉部長        伊 藤 俊 樹   健康こども部長     舘   康 平 農林商工部長      岡 本 浩 一   建設部長        梶   正 弘 水道部長        出 口 日佐男   会計管理者       和 波 孝 明 教育部長        小 寺 道 也   国体推進事務局長    渡 邊 真 澄 監査委員事務局長    太 田 一 秋 5 職務のため出席した者の職氏名 議会事務局長議事課長             鈴 木   訓   議事課課長補佐     寺 園 妙 子 議事課課長補佐     城 野 雅 子             (午前 9時00分 開会(開議)) ○議長(水谷治喜君)  おはようございます。本日は、令和2年第4回いなべ市議会定例会に御出席をいただき、ありがとうございます。  出席議員数が定足数に達しておりますので、令和2年第4回いなべ市議会定例会を開会いたします。  CTYから撮影の申込みがありましたので、それを許可いたしました。  傍聴人の方々に申し上げます。いなべ市議会傍聴規則を厳守くださるようお願いいたします。  本日の会議は、お手元に配付の議事日程により進めてまいります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、18番、種村正已君、1番、西井真理子君を指名いたします。  日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りします。  本定例会の会期は、本日から12月18日までの22日間といたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期は、本日から12月18日までの22日間と決定いたしました。  日程第3、諸般の報告を行います。  議長の会議等についての報告及び議員派遣に関する報告並びに監査委員からの例月出納検査の結果報告を諸報告つづりとしてお手元に配付いたしましたので、御了承願います。  日程第4、同意第5号から、日程第15、議案第58号までの12議案を一括議題といたします。  日程第4、同意第5号、いなべ市教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについてから、日程第15、議案第58号、令和2年度いなべ市下水道事業会計補正予算(第1号)までの12議案の提案理由の説明を求めます。  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  皆さん、おはようございます。本日ここに、令和2年第4回いなべ市議会定例会を招集しましたところ、議員の皆さんには御参集いただきありがとうございます。  それと、コロナ禍ではありますけれども、議員、そして市民の皆さんが御協力いただいておりますことに、厚く御礼を申し上げたいと思います。  それでは、提案をさせていただきます。  まず、同意第5号、いなべ市教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて、資料1ページ、議案の2ページでございます。  いなべ市教育委員会員5名のうち、伊藤典明委員が、令和3年1月29日をもって任期満了となるため、引き続き、同氏を任命させていただきたいと思います。  経歴、その他は資料1ページでございます。よろしくお願いします。  次に、議案第48号、いなべ市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、令和2年の人事院の給与改定に関する勧告に鑑み、国家公務員における一般職員の給与が改正されました。これに準じていなべ市職員の給与、特別職の議員の皆さんの給与、そして、市長、副市長、教育長の給与を、期末手当を0.05か月分を引き上げしようとするものでございます。  資料2、3ページに詳細が載っておりますので、御参照ください。  次に、議案第49号、いなべ市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。  資料4ページを見てください。  地方税法施行令の改正により、個人所得課税の見直しに伴う軽減判定所得基準が見直され、国民健康保険税を改正しようとするものでございます。  資料4ページを見ていただきますと、具体的には、基礎控除額相当分の基準額を33万円から43万円に引き下げること、それと公的年金の支給を受ける者の数の合計数から1を減じた数に10万円を乗じて得た金額を加える改正でございます。  趣旨は、低所得者に対する保険税の負担を軽減するための措置でございます。よろしくお願いしたいと思います。  続きまして、議案第50号、いなべ市障害者活動支援センター指定管理者の指定について、今、晴山会バンブーハウス指定管理をお願いしております。そのバンブーハウスに令和3年4月から5年間、引き続きお願いしようとするものでございます。現在の定員数54名で利用していただいておりますので、引き続き、お願いしたいと思います。  続きまして、資料6ページ、議案第51号、山郷重度障害者生活支援センター指定管理者の指定について、あじさいの家に、令和3年4月1日から、引き続き、5年間お願いしようとするものでございます。  続きまして、議案13ページ、資料7ページです。  議案第52号、いなべ市立田農園指定管理者の指定について、立田農園指定管理者立田地区秀真ふるさと農園に、引き続き、向こう5年間、指定管理をお願いしようとするものでございます。  続きまして、議案第53号、いなべ市農業公園指定管理者の指定について、一般社団法人サンパークいなべに、引き続き、3年間お願いしようとするものでございます。  続きまして、議案第54号、いなべ市観光用駐車場指定管理者の指定について、藤原岳もみじの会に、引き続き、向こう3年間、お願いしようとするものでございます。資料につきましては、9ページでございます。  続きまして、令和2年度いなべ市一般会計補正予算(第5号)に移らせていただきます。  歳入歳出それぞれ9億4,758万円を追加いたしまして、291億1,471万1,000円としようとするものでございます。  5ページを開いていただいて、債務負担行為を説明させてもらいます。  5ページ、第2表、債務負担行為補正で、三重県情報ネットワーク負担金629万5,000円につきましては、三重県が構築しますいなべ市と県を結ぶネットワークの回線の利用について、三重県と5年間の利用協定を締結しようとするものでございます。  その下、市民温水プール建設設計業務8,000万円につきましては、場所と機能が少し変わることによりまして、45ページで、一般会計の中で5,200万円の設計費を減額しまして、新たに8,000万円の債務負担行為を起こさせていただいて、プロポーザルの入札を実施していきたいと思っております。  続きまして、19ページの歳出予算から説明させていただきます。  予算書19ページの中ほど、総務管理費文書管理支援事業182万円につきましては、公文書の廃棄の際、密を避けるため、少ない人数で効率的に作業ができるよう、あらかじめ移動可能なボックスの中に廃棄書類を入れておくと、密にならずに作業ができますので、コロナ対策臨時交付金を利用させていただき、整備をしていきたいと思っております。  次に、21ページを見ていただきますと、中ほどの企画費、行政運営の充実で、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策事業7,666万9,000円につきましては、農業公園空き施設を使用して、新型コロナウイルス感染者が避難するためのトレーラーハウスと、犬連れの新型コロナウイルス感染者が避難するための避難所を整備させていただきたいと思います。  これにつきましては、資料をつけさせていただきました。別紙の資料が届いているかと思いますので、農業公園クラインガルデンの一画を利用させていただき、トレーラーハウス4台分、車中泊エリアとして芝のスペースつきのところ、それとクラインガルデンの8棟を改修させていただき、その南にドッグランエリアをつけさせていただきたいと思います。こういった改修で7,666万9,000円を見込んでおります。  その下、バス交通の整備198万9,000円の減額でございますが、福祉バス購入事業の精査でございます。996万5,000円で予算化しておりましたけれども、実際、入札差金ができましたので減額でございます。  その下、防犯灯事業179万2,000円につきましては、自治会要望によりまして、防犯灯の追加整備でございます。  続きまして、その下、新型コロナウイルス感染症対策事業の減額226万9,000円につきましては、テレビ会議システムとパソコンの整備を予算化させていただいておりましたけど、入札差金ができましたので、整備の精査により1,081万3,000円だったところが、226万9,000円減額できました。  続きまして、22、23ページを見ていただきますと、上から二つ目の賦課徴収費市税収納事務20万5,000円につきましては、コンビニ交付事案が増えてまいりましたので、その収納手数料増額補正させていただいております。できるだけコンビニを利用させていただいて、収納業務証明書発行業務をお願いしております。それがだんだんと浸透してきました。政府も密を避けるのと、よりリモートでという話になってますので、推進していきたいと思っております。  その下、戸籍住民基本台帳費マイナポイント活用促進プレミアムポイント付与事業1,500万円の増加につきましては、前回の補正で国が5,000円、市が5,000円、イオンが2,000円で1万2,000円のマイナポイントの付与という形で1万人分を計上させていただきました。それがだんだん増えてまいりましたので、3,000人分追加をさせていただきたいということです。  資料の中でマイナンバーカードの交付率、申請率を御提示させていただきました。その中で10月末現在、いなべ市が実際にマイナンバーカードを交付した率は27.6%で、県下2位でございます。申請しても今は2か月待ちになりますが、申請ベースでいきますと、いなべ市は39.5%で県下1位でございます。政府もできるだけ短い期間に国民全員に普及させるということでございますので、促進をしていきたいと思います。それも含めまして、3,000人分、1,500万円追加をさせていただきたいと思います。  続きまして、24、25ページを開いていただきますと、社会福祉総務費の戦傷病者・戦没者遺族等援護追悼事業40万円のマイナスにつきましては、慰霊祭の中止によります減額でございます。
     その下、生活困窮者自立支援事業208万2,000円のプラスにつきましては、事業精査による過年度還付金でございます。  その下、老人福祉費地域介護基盤整備事業3,988万円につきましては、治田の東村にグループホームいなべの憩という施設があるんですが、そこの施設の居室の気圧を低くすることによって、感染防止対策をする事業があります。県補助100%の事業でございますけども、それに当たりましたので、グループホームいなべの憩の施設を改修させていただきたいと思います。  続きまして、その下、障害者福祉費地域生活支援事業118万3,000円につきましては、障がい福祉サービスに対する報酬改定に対応するためのシステム改修でございます。2分の1、国費補助でございます。  その下の障害者自立支援福祉サービス事業8,545万2,000円の補正額につきましては、重度訪問介護生活介護就労継続支援などの利用者の増加に対応するため、増額補正を行っております。この事業は国が2分の1、県が4分の1、市が4分の1の事業でございます。  次に、26、27ページを開いていただきますと、人権啓発費140万円のマイナスは、イベントの中止でございます。メシェレいなべの映画祭や様々な事業が中止になったことによる減額でございます。  児童福祉総務費放課後児童健全育成事業委託料62万6,000円につきましては、小学校の臨時休業に対応する放課後児童クラブに対する交付金について、要綱改正があったために増額補正を行うものでございます。国費3分の1、残り3分の2は地方創生臨時交付金を充当させていただきます。  次に、28、29ページを開いていただきますと、保育園費でございます。私立保育園公立保育園が別になっておりますけど、私立保育園整備補助事業737万8,000円の減額でございます。事業精査と返還金でございます。  その下、公立保育園新型コロナウイルス対策事業マイナス344万8,000円につきましては、治田保育園空調設備公立保育園5園分の空調清掃機購入の差金が出ましたので、全体の事業は4,316万4,000円ございましたけども、344万8,000円減額しようとするものでございます。  続きまして、その下、地域子育て支援事業25万円の入でございますが、株式会社神戸製鋼所様から寄附金を頂きまして、子育て支援センターにおもちゃを購入させていただきたいと思います。  下のほう、生活保護費79万2,000円につきましては、日常生活支援居住施設の施行に伴いますシステム改修の費用です。2分の1は国費です。  次に、31ページを見ていただきますと、過年度返還金3,655万1,000円ございます。  その下、保健衛生費でございます。感染症予防事業626万7,000円につきましては、インフルエンザの予防接種者の増加が見込まれることによる増加でございます。  続きまして、操出金、水道事業会計に対して1,200万円出資したいと思います。これにつきましては、後で水道事業会計で出てきますけども、大安インターチェンジに向かってのアクセス道路という形で、いなべ総合学園高校の東側に県事業で橋の建設をやっていただいてます。国道421号バイパスという位置づけで、着々と進んでおります。(仮称)いなべ大橋に水道管をあらかじめかけておき、員弁町分と大安町分の配水事業を共有できるような形に持っていこうという事業と、石榑北の配水池の増強工事の2件ございますので、この2件に対する出資という形で1,200万円、一般会計の事業債、債権を付しながらやらせていただこうと思っております。  その下、健康推進事業41万円につきましては、健診申込書の返信郵送料を市負担、要は料金後納郵便に変えると。利用者が市役所に持ってきていただくか、切手を貼らなければいけないのを改正して、料金後納で市負担に変えていきたいと思います。利便性を高めるために41万円補正でございます。  続きまして、33ページを見ていただきますと、農林水産業費の中の有害鳥獣対策の推進493万円の報償費につきましては、イノシシは減っているんですが、鹿と猿が物すごく増えております。そのために増額をしたいと思っております。  内訳は鹿成獣が430頭を見込んでいたのが687頭の駆除を考えております。257頭掛ける2万円です。鹿の幼獣30頭分は25頭のマイナスです。幼獣ですから1万円で、5頭で5万円のマイナスです。イノシシについては成獣が100頭から29頭で71頭のマイナスです。これも成獣が2万円で、幼獣につきましては30頭を8頭に減額です。22頭のマイナスで、これが1万円です。それと猿につきましては、45頭を119頭、74頭のプラスです。これが単価2万円でございます。合わせますと493万円の増額補正でございます。これにつきましては、鳥獣被害防止総合対策事業費という県補助が37%ございますので、それを入として使わせていただきます。  その下、林道改良事業250万円でございます。宇賀に以前ヤマギシがありました、神社からヤマギシに行く道が昨年の豪雨で相当荒れております。そこの林道宇賀線の側溝整備をしたいと思います。これは県補助が50%、地元負担金が20%の事業です。県事業ですので、県に対する負担金250万円です。  続きまして、35ページを見ていただきますと、二つ目、商工振興費300万円のマイナスは、商工会等イベントが中止になりましたので、精査によるマイナスでございます。  その下、新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金支給事業37万6,000円のマイナスにつきましては、県が緊急対策で、お店に休業してくださいという、休業補償の形で県が1件当たり最大で25万円、市も半分出せということですので25万円、50万円の補償ということで始めました。それに対して、最後の精算で161事業3,962万3,214円が支出されました。この事業は終わりましたので、精算の過程でマイナス37万6,000円だったということでございます。これは事業精算終わりましたので、最終精算でございます。  その下、観光施設整備事業1億円につきましては、宇賀渓のキャンプ場リニューアル工事に併せまして、観光案内所駐車場等の整備に対して補助を行っていきたいと思います。財源は地域活性化事業債を採択いただき、90%充当して、交付税措置率30%、全体事業の27%は交付税で返ってくるという形です。  この事業の図は添付させていただきました。宇賀渓の入り口の、昭和レトロの観光地のような形ですから、鉄塔であったり、いろんなところを解体していきたいと。解体するところが赤の丸です。七大字森林組合の倉庫であったり、旧清竜亭であったり、旧まる栄の裏の棟、入り口の左が観光案内所になってます。それも解体させていただきたい。観光駐車場の鉄塔などを撤去させていただいて、緑色になっているところを駐車場として整備をさせていただきます。そして、入場ゲート、フェンスの設置をさせていただいて、旧まる栄は市が買わせていただきましたので、まる栄を新たな観光案内所の機能を持たせる感じにしていけたらと。そして、水道施設移設工事をさせていただこうと。全部で1億円の事業でございます。それをお願いしていきたいと思います。  続きまして、道路橋梁総務費80万円につきましては、県単道路改良事業の負担金でございます。これは昨年9月、豪雨によりまして、市之原と梅戸地区で崖崩れが発生いたしました。それで民家に近いところまで崖崩れになっておりますので、急傾斜の災害対策という形で、県の事業の負担金として80万円を追加するものでございます。もともとは900万円の負担金でしたけども、それに80万円追加して、980万円が市の負担金でございます。  続きまして、37ページの生活道路網の整備、道路橋梁維持補修事業1,800万円は、自治会要望で提出された道路の舗装、側溝の補修、河川の護岸補修を行っていきたいと。今、予定しているのは60か所で、単費です。  次に、道路除草事業1,000万円につきましては、自治会から要望が上がっており、道路に覆ってきております樹木を伐採しようとするものですが、県が災害からライフラインを守る事前伐採事業を、みえ森と緑の県民税を使いながらするということになってきました。ですから、できる限りこの事業に乗せて、送電線を切らないように、昨年、樹木の管理がされていないので、台風で倒れて架線を破壊した。復旧作業が非常に遅れ、停電が長引きました。国とかいろいろな事情もありますので、そこで、三重県が提案して、県民税を利用して、ライフラインを抱えている事業者である中部電力が2分の1、県が4分の1、これは県民税を使います。そして市が残り4分の1、これについては単費でもよろしいし、県民税の市町村分を使ってもいいということです。そういった事業に、できれば巻き換えていけたらなと思います。今回計上させていただくのは単費です。市の単独事業として1,000万円上げておりますけれども、組替えも視野に入れながら御審議いただけるとありがたいと思っております。  その下、雪害対策事業、雪の季節になりましたので、2,000万円計上させていただきたいと思います。  その下、災害に強いまちづくり市単独河川維持改良事業1,500万円につきましては、藤原町坂本地区の馬落川の護岸工事と員弁町東一色の茶屋川河床整備を考えております。この財源としては、緊急自然災害防止対策事業債という地方債を発行することが認められておりますので、100%充当、交付税措置率70%ですから、実質70%の補助という形で整備をしていきたいと思います。  39ページをお開きいただけると、消防費、消防団事業327万円の減額は事業精査でございます。操法大会やいろんな事業が中止になりましたので、そのためのマイナスでございます。  その下、備品購入費872万8,000円も、同じように操法大会の備品を考えておりましたが、なくなりましたので、減額しようとするものでございます。  その下、消防水利整備事業396万2,000円につきましては、各自治会の消防用ホースや格納庫を、古くなって劣化しているものから、要望に応じて増額で整備をしていきたいと思います。これにつきましては、県互助会の助成事業を活用していきたいと思います。歳入がございます。  そしてその下、危機管理体制の整備、災害対策費で災害対策用備蓄資材購入224万7,000円につきましては、災害時の新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、発熱外来の受付などに活用できるエアーテントを購入していきたいと思います。今、一つあって、いなべ総合病院で使っていただいておりますけども、もう1基、これは国と県の補助金100%で、224万7,000円で整備をしていきたいと思います。  続きまして、自主防災活動事業44万1,000円につきましては、災害時要配慮者避難支援事業としまして、要支援者の名簿更新を行うために、登録意向確認をするための郵送料を増額補正していきたいと思います。  その下、地域おこし企業人140万円につきましては、災害対策費の中で、いなべエフエムは、もともとNHKアイテックに設計業務や保守管理をお願いしておりますので、定期的にメンテナンスが入っております。NHKアイテックが会社名をNHKテクノロジーズと変わりましたけど、NHKテクノロジーズから職員を地域おこし企業人で派遣いただいて、メンテナンスをやっていただこうということで、緊急時の発信方法の習得をしていただくとか、東海総合通信局への提出書類の作成助言などの支援を行っていただきたいと思っております。特別交付税で戻ってきます。地域おこし企業人は年間最大560万円ですので、その3か月分で4分の1ですから140万円です。  続きまして、41ページ、事務局費、外部人材の協力による移住交流促進で地域おこし企業人につきましては、教育委員会関係で、全員協議会でも説明させていただきました、冒険を利用した体験、株式会社冒険の森から職員1名、3か月派遣いただく予算と、日本航空から接遇や外国語教育という立場で2名入っていただきたいということで、今、交渉をしております。冒険の森1名、日本航空2名、3か月分で420万円を計上させていただきました。  一番下、学校管理費の需用費300万円につきましては、夏休みの短縮により、学校の電気使用量が増加したことによる増額補正でございます。  43ページを開いていただきますと、教育振興費、修学旅行事業は修学旅行のキャンセル代18万6,000円です。校外活動費は、中止になりましたので、75万円の減額でございます。  次に、45ページを開いていただきますと、保健体育総務費の三重とこわか国体推進事業1億661万7,000円の減額につきましては、プレイベントが中止になりましたので、減額でございます。  その下、スポーツ施設運営の充実、温水プールの設計費でございますけれども、設計委託として5,200万円減額でございます。今回、場所が変更になりましたので、一回、全部マイナスにすべきと御指示をいただきましたので、全てマイナスにして、債務負担行為8,000万円を新たに計上させていただいております。  次に、47ページ、財政調整基金として、新型コロナウイルス感染症の影響などでイベントが中止になりました。そういったもろもろの関係の精査に対する余剰金を財政調整基金として積み立てたいと思います。7億4,184万4,000円、新たに積み増しでございます。  以上が一般会計でございます。  次に、57ページ、令和2年度いなべ市介護保険特別会計補正予算(第3号)でございます。  歳入歳出それぞれ16万円を減額しまして、43億4,796万8,000円としようとするものでございます。  69ページ、71ページを見ていただきますと、71ページの施設介護サービス給付費7,000万円の増額は、施設介護サービス費が、特別養護老人ホームや老健などの利用が高まっております。逆に、地域密着型介護サービス給付費4,000万円のマイナス、69ページは、居宅介護サービス給付費が3,000万円のマイナスで、介護の需要が変わってまいりました。7,000万円を減額して7,000万円を追加する形を取っていきたいと思います。  あとは人事異動と給料の減額に伴う事業精査でございます。  続きまして、75ページ、令和2年度いなべ市水道事業会計補正予算(第2号)につきまして、83ページを見ていただきますと、先ほどちょっと申しましたが、大安インターチェンジが開通したことによって、国道421号のバイパスという形でアクセスをよくしなさいという国のお達しがございます。それで県事業として橋をかけて、新しいバイパスをつくっていただく計画で進んでおります。それにあらかじめ水道管を橋にかけて、送水可能な配水管をかけて、共有できる形にということです。一番上は企業債、水道事業債という形の借入れを行いますので、1,200万円が歳入です。その下、一般会計の出資金という形で1,200万円の歳入を受けた工事費の配水管布設工事970万円の増額でございます。  あとは人事院勧告に伴う減額と事業精査に伴うものでございます。  続きまして、91ページ、令和2年度いなべ市下水道事業特別会計補正予算(第1号)でございます。  46万8,000円の減額は、人事異動と人事院勧告に伴います職員の人件費の減額補正でございます。  以上でございます。慎重な御審議、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(水谷治喜君)  市長の説明が終わりましたが、補足説明がありましたら、それを許可いたします。               (「ありません」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  以上で、提案理由の説明を終わります。  これより、同意第5号、いなべ市教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについての質疑を許します。  質疑はございませんか。                (「質疑なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  お諮りします。  同意第5号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  異議なしと認めます。  よって、同意第5号は委員会付託を省略することに決しました。  同意第5号の人事に関する件につきましては、以上をもって本日の審議を終了いたします。  次に、日程第5、議案第48号、いなべ市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についての質疑を許します。  質疑はございませんか。  9番、岡 恒和君。 ○9番(岡 恒和君)  9番議員、日本共産党、岡 恒和です。この条例案については、これまでも一般職の人事院勧告に基づく給与改定と、市長等特別職、議員報酬については、それぞれ別の議案とすべきというふうにしてきましたが、今回、一本化されているわけですが、その理由は何でしょうか。 ○議長(水谷治喜君)  総務部長、水谷喜広君。 ○総務部長(水谷喜広君)  繰り返すことにはなりますが、理由といたしましては、平成22年11月以来、議員報酬条例、特別職の給与条例、職員の給与条例を一本の議案として提出しておるわけでございますが、この考え方のベースにありますのが、平成17年11月に出されましたいなべ市特別報酬審議会の答申でございます。特別職も議員報酬も人事院勧告に基づき改定することが適当であるという答申を受けて、人事院勧告に基づく期末手当などの改定がある場合は、同一の提案理由であるがために3本の条例を1本の条例として庁内で協議し、例年どおり1本の議案として提出することに至りました。繰り返しにはなりますが、そういった事情でございます。 ○議長(水谷治喜君)  岡 恒和君。 ○9番(岡 恒和君)  それは執行部側のこれこれの理由でということなんですが、これも前回も確認させてもらいましたが、県内の市町で同じように一本化しているところは、ほかにあと一つの市だけだと思うんですが、その状況は変わってないんでしょうか。 ○議長(水谷治喜君)  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  ほかの市町のことについてここで議論する必要はないと思います。  以上です。 ○議長(水谷治喜君)  いや、それは答えて。よその市町の状況は答えてほしいと思います。分からんなら分からんという答弁はしてほしいです。  総務部長、水谷喜広君。 ○総務部長(水谷喜広君)  以前の折には県内で1市あったことは把握しておりましたが、今の段階で、コロナ禍ということがありまして、国の人事院勧告が10月7日に、県の人事院勧告が11月9日に、議案提出まで期間がなかったということでございまして、それ以後の他市町の調査は行っていないのが実情でございます。 ○議長(水谷治喜君)  質疑を終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第48号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  異議なしと認めます。  よって、議案第48号は委員会付託を省略することに決しました。  ここで、暫時休憩いたします。                午前  9時54分 休憩                午前 10時10分 再開 ○議長(水谷治喜君)  再開いたします。  これより、議案第48号の討論、採決を行います。  念のために申し上げます。  電子採決システムによる表決の際、採決の確定時にいずれのボタンも押していないときは、反対のボタンを押したものとみなします。  それでは、議案第48号に対する討論を行います。  討論はございませんか。  9番、岡 恒和君。 ○9番(岡 恒和君)  9番議員、日本共産党、岡 恒和です。議案第48号、いなべ市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、反対の立場で討論します。  私たち日本共産党いなべ市議団は、昨年も一昨年も、人事院勧告に基づく市職員の給与改定については、市長等特別職と議員報酬については別々の条例として提案されるべきであるとしてきました。それは、人事院勧告は一般職についてのものであり、人事院勧告の対象とならない特別職や議員報酬は一括できないからです。  先ほどの質疑でも確認しましたが、まだ県内で一括して提案されているのは、いなべ市以外では1市だけとなっています。今回の条例改正案は、今、申し上げた理由とともに、本来、個々に判断すべき議案が一本化されることで、議員の議決権が十分に保障されない、そういう側面も持っています。  なお、一般職の期末手当の引下げについては、コロナ禍での対応に時間外勤務をいとわず、これは全て承知しているわけではありませんが、特別定額給付金事業については、申請の勧奨、援助など、訪問をするなどに表れていますが、そういう点を上げても行うべきではないと考えます。  以上、反対討論とします。 ○議長(水谷治喜君)  賛成討論はございませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  討論を終結いたします。
     それでは、議案第48号、いなべ市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。  本案の賛否について、表決ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  なしと認め、確定いたします。  賛成13、反対4であります。  よって、本案は可決することに決しました。  本日、説明のありました日程第6、議案第49号、いなべ市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてから、日程第15、議案第58号、令和2年度いなべ市下水道事業会計補正予算(第1号)までの10議案につきましては、12月9日の本会議において総括質疑を行います。  よって、質疑の発言希望者は、質疑通告書を12月1日の正午までに議会事務局へ提出くださるようお願いいたします。  次に、日程第16、委員長報告を行います。  令和2年第3回定例会において、都市教育民生常任委員会に付託をいたしました請願第1号の継続審査が終了しております。  よって、委員長より審査結果の報告を求めます。  委員長報告は登壇して行ってください。  なお、討論、採決は、委員長に対する質疑が終了した後で行います。  それでは、都市教育民生常任委員長、林 正男君。 ○17番(林 正男君)  都市教育民生常任委員会の審査結果を報告申し上げます。  令和2年第3回定例会において、都市教育民生常任委員会が付託を受けた請願第1号、旧員弁町の都市整備区域の見直しを求める請願について、閉会中の継続審査としました。  閉会中の審査では、本請願について、現状の把握及び請願の趣旨について議員間討議を活発に行うなど、慎重に審査をいたしました。  審査の結果、請願第1号、旧員弁町の都市整備区域の見直しを求める請願については、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。  以上、都市教育民生常任委員会が付託を受けました請願第1号の審査結果の報告を終わります。 ○議長(水谷治喜君)  都市教育民生常任委員長の報告が終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を許します。  質疑はございませんか。                (「質疑なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  質疑なしと認めます。  これをもちまして、都市教育民生常任委員長の報告に対する質疑を終わります。  ここで、暫時休憩いたします。                午前 10時17分 休憩                午前 10時20分 再開 ○議長(水谷治喜君)  再開いたします。  日程第17、請願第1号、旧員弁町の都市整備区域の見直しを求める請願についての討論を行います。  初めに、請願に賛成者の討論を許可いたします。  10番、清水隆弘君。 ○10番(清水隆弘君)  10番議員、創風会、清水隆弘でございます。請願原案に賛成の立場で討論をさせていただきます。  員弁町は、私も初めて知ったんですけれども、昭和44年に桑名の都市計画区域に指定されました。そして、その次の年に中部圏開発整備法に基づく都市整備区域に指定されています。  御存じのように、藤原、北勢、大安の三つの町は非線引き都市計画区域、あるいは都市計画区域外となっております。いなべ市という一つの行政区域に複数の都市計画区域が混ざっている状況であります。これはやはり一行政区域に一都市計画区域という都市計画法の理念に反するものであると思います。一体の本市の総合的な整備、あるいは開発の妨げになっているのではないでしょうか。  中部圏開発整備法第13条に基づく都市整備区域は、中部圏の地域内において産業の開発の程度が高く、さらに経済の発展が予想される地域に指定されるとありますが、員弁町の大部分が市街化調整区域として指定されているため、逆に産業の開発や経済の発展が阻害されています。  さらに、市内初の高速道路のインターチェンジ、大安インターが開通しまして、今まさに周辺の土地利用の多様化の機運が高まる中、先ほども(仮称)いなべ大橋のお話もありましたけれども、この昭和45年当時の線引きが、現在は逆に負の遺産となっておりまして、自由な経済活動の妨げとなっているのが現状です。  当時の員弁町市街化調整区域は優良農地の保全が主な目的であったと思われますが、線引き以降の圃場整備事業により、保全すべき優良農地のほぼ全てが農業振興地域の整備に関する法律による農用地と指定されているため、調整区域の悪い面だけが残っているのが現状です。  以上の理由から、一議員としてではなく、本市議会としてこの課題を共有し、取り組んでいただきたく、そんな思いで紹介議員をさせていただきました。議員各位におかれましては、どうか御賛同願います。 ○議長(水谷治喜君)  次に、反対の討論を許可いたします。  ございませんか。  15番、岡 英昭君。 ○15番(岡 英昭君)  請願第1号、旧員弁町の都市整備区域の見直しを求める請願について、会派いなべ未来を代表して、反対の立場で討論いたします。  これまでの請願の趣旨説明などにより、請願者が困っていることは十分理解できました。  また、閉会中の継続審査の中でも、いなべ市の都市計画の現状と今後について慎重な議論をしてまいりました。  その中で、市民が所有する土地の中に市街化調整区域により土地を開発することができないのか、農業振興地域の整備に関する法律に定められた農振農用地のため開発することができないのか、一部混同されているケースがあることが分かりました。  また、いなべ市の都市計画マスタープランの中では、現在、3本に分かれている都市計画区域を統合して、将来的には線引き都市計画区域に一本化することの検討が必要であると書かれております。つまりは、現在、非線引き都市計画区域である大安町と北勢町と藤原町についても、員弁町と同じ線引き都市計画区域となるよう考えなければならないということであります。  この状況下で、いなべ市議会の総意として、国に対し都市計画法に定める市街化調整区域から員弁町だけを除外してほしいという意見書を提出したとしても、国全体で考える法律である以上、実現性はなく、むしろいなべ市として市街化調整区域を統一する方向に指導される危険性が大きくあります。そうすれば、今、員弁町で困っていることがいなべ市全域で起きかねないということになります。  前段で述べましたが、請願者を初め、困っている員弁町の市民がおられることは重々承知しております。しかし、今、困っている人以上に、いなべ市にとっても、いなべ市民にとっても不利益になる可能性がある以上、国に対し意見書を提出することについては慎重にすべきと考えます。  現行の都市計画法の規定による開発行為の許可等の基準に関する条例では、建築物が連担となれば建築は可能です。ゆえに、現時点ではこの現状を維持していくことが、いなべ市として見た場合の対策になると考えます。  ゆえに、いなべ市及び市民全体の利益を考え、本請願を採択することについては反対いたします。 ○議長(水谷治喜君)  次に、賛成者の討論を許可します。  ございませんか。  2番、篠原史紀君。 ○2番(篠原史紀君)  2番議員、創風会、篠原史紀でございます。本請願を採択すべきという賛成の立場で討論をさせていただきます。  この旧員弁町だけに存在する市街化調整区域の課題については、今までも規制の緩和を求めるよう国や県に働きかけてほしいとの住民の声を受けて、市議会でも度々議論になりました。  しかし、緩和されないまま時だけが流れ、土地所有者も高齢となり、今後の土地相続や土地活用の話が現実的な課題になる現在、再度、住民より強い願いでこの請願が提出されたものと認識しております。  委員会での継続審査中、請願者、旧員弁町住民の方と10回以上、私もお話をさせていただきました。その中、自分たちの土地の規制を緩和してほしい、旧員弁町のみ規制があるのは理不尽なので解消してほしいという強い思いに加えて、この現状を広くいなべ市民及び議員各位に知ってほしいとの気持ちが大変強いことを実感しました。  地方第一、規制緩和を掲げる菅内閣を初め、関係機関に市議会として住民の声を届ける意義は十分にあると思います。  旧員弁町だけの課題ではなく、いなべ市全体の課題であると再認識し、この地方創生の時代に、50年以上も前に施行された法律での時代遅れの規制の緩和に向けて、市議会は当事住民の声や思いに寄り添い、しっかり意思を示す必要があると考え、本請願の採択に賛成いたします。議員各位の御賛同を心よりお願いいたします。  以上です。 ○議長(水谷治喜君)  これにて、討論を終わります。  これより、採決に入ります。  本請願に対する委員長の報告は不採択であります。  したがって、採決は委員長報告に対してではなく、請願第1号に対して行います。  本請願の賛否について、表決ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  なしと認め、確定いたします。  反対13、賛成4であります。  よって、不採択と決しました。  次に、日程第18、発議第9号、特別委員会の設置についてを議題といたします。  発議第9号、特別委員会の設置について、次のとおり、特別委員会を設置するものとする。  令和2年11月27日提出。              いなべ市議会議長 水谷治喜。  配付いたしました発議案のとおり、議会基本条例の検証及び議会議員活動の評価に関する調査を行うため、議員6人で構成する議会検討評価特別委員会を設置し、調査事項を付託の上、閉会中も継続して調査することにいたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  異議なしと認めます。  よって、発議第9号は原案のとおり可決されました。  ここで、暫時休憩いたします。                午前 10時32分 休憩                午前 10時45分 再開 ○議長(水谷治喜君)  再開いたします。  お諮りします。  選任第1号、いなべ市議会検証評価特別委員会委員の選任についてを日程に追加し、追加日程第1として議題といたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  異議なしと認めます。  それでは、追加日程第1、選任第1号、いなべ市議会検証評価特別委員会委員の選任についてを議題といたします。  お諮りします。  いなべ市議会検証評価特別委員会委員の選任については、議長において、お手元に配付いたしましたいなべ市議会検証評価特別委員会名簿のとおり指名いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました各議員を、いなべ市議会検証評価特別委員会委員に選任することに決しました。  暫時休憩いたします。                午前 10時49分 休憩                午前 10時50分 再開
    ○議長(水谷治喜君)  再開いたします。  委員会の正副委員長が互選されましたので、ここに報告いたします。  議会検証評価特別委員会委員長、清水隆弘君。副委員長、衣笠民子君。以上のとおりであります。  以上で、本日の日程は全て議了いたしました。  次回の本会議は、12月2日午前9時に再開し、一般質問を行います。  それでは、これをもちまして散会といたします。               (午前10時50分 散会)         地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。                いなべ市議会議長                いなべ市議会署名議員                いなべ市議会署名議員...