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  1. 桑名市議会 2021-09-14
    令和3年決算特別委員会都市経済分科会 本文 開催日:2021-09-14


    取得元: 桑名市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-09
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2021-09-14: 令和3年決算特別委員会都市経済分科会 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 159 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  分科会長(畑 紀子) 選択 2 :  分科会長(畑 紀子) 選択 3 :  分科会長(畑 紀子) 選択 4 :  分科会長(畑 紀子) 選択 5 :  都市整備部長(西尾英哲) 選択 6 :  都市整備部次長(調整担当)兼都市管理課長(山下範昭) 選択 7 :  分科会長(畑 紀子) 選択 8 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 9 :  分科会長(畑 紀子) 選択 10 :  駅周辺整備課長(中西伸也) 選択 11 :  都市整備部次長(調整担当)兼都市管理課長(山下範昭) 選択 12 :  分科会長(畑 紀子) 選択 13 :  分科会委員(松田正美) 選択 14 :  分科会長(畑 紀子) 選択 15 :  土木課長兼伊勢湾台風記念館長(小林信幸) 選択 16 :  分科会委員(松田正美) 選択 17 :  土木課長兼伊勢湾台風記念館長(小林信幸) 選択 18 :  分科会委員(松田正美) 選択 19 :  都市整備部次長スマートインター・技術担当)(佐藤良治) 選択 20 :  分科会長(畑 紀子) 選択 21 :  分科会委員(近藤 浩) 選択 22 :  分科会長(畑 紀子) 選択 23 :  都市整備課長(高柳貴久蔵) 選択 24 :  分科会委員(近藤 浩) 選択 25 :  分科会長(畑 紀子) 選択 26 :  都市整備課長(高柳貴久蔵) 選択 27 :  分科会委員(近藤 浩) 選択 28 :  分科会長(畑 紀子) 選択 29 :  分科会委員(佐藤 肇) 選択 30 :  分科会長(畑 紀子) 選択 31 :  土木課長兼伊勢湾台風記念館長(小林信幸) 選択 32 :  分科会委員(佐藤 肇) 選択 33 :  都市整備課長(高柳貴久蔵) 選択 34 :  分科会委員(佐藤 肇) 選択 35 :  都市整備課長(高柳貴久蔵) 選択 36 :  分科会委員(佐藤 肇) 選択 37 :  分科会長(畑 紀子) 選択 38 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 39 :  分科会長(畑 紀子) 選択 40 :  駅周辺整備課長(中西伸也) 選択 41 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 42 :  駅周辺整備課長(中西伸也) 選択 43 :  分科会長(畑 紀子) 選択 44 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 45 :  都市整備部次長スマートインター・技術担当)(佐藤良治) 選択 46 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 47 :  分科会長(畑 紀子) 選択 48 :  都市整備部次長(調整担当)兼都市管理課長(山下範昭) 選択 49 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 50 :  都市整備課長(高柳貴久蔵) 選択 51 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 52 :  アセットマネジメント課長兼九華公園長兼播磨中央公園長(加藤和広) 選択 53 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 54 :  アセットマネジメント課長兼九華公園長兼播磨中央公園長(加藤和広) 選択 55 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 56 :  都市整備課長(高柳貴久蔵) 選択 57 :  分科会委員(辻内裕也) 選択 58 :  分科会長(畑 紀子) 選択 59 :  土木課用地監理室長(加古勇司) 選択 60 :  分科会委員(辻内裕也) 選択 61 :  都市整備部次長スマートインター・技術担当)(佐藤良治) 選択 62 :  分科会委員(辻内裕也) 選択 63 :  都市整備課長(高柳貴久蔵) 選択 64 :  分科会長(畑 紀子) 選択 65 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 66 :  アセットマネジメント課長兼九華公園長兼播磨中央公園長(加藤和広) 選択 67 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 68 :  アセットマネジメント課長兼九華公園長兼播磨中央公園長(加藤和広) 選択 69 :  分科会長(畑 紀子) 選択 70 :  副分科会長(成田久美子) 選択 71 :  アセットマネジメント課長兼九華公園長兼播磨中央公園長(加藤和広) 選択 72 :  副分科会長(成田久美子) 選択 73 :  アセットマネジメント課長兼九華公園長兼播磨中央公園長(加藤和広) 選択 74 :  副分科会長(成田久美子) 選択 75 :  アセットマネジメント課長兼九華公園長兼播磨中央公園長(加藤和広) 選択 76 :  分科会長(畑 紀子) 選択 77 :  分科会長(畑 紀子) 選択 78 :  分科会長(畑 紀子) 選択 79 :  産業振興部長(高橋 潔) 選択 80 :  商工課長(谷口 伸) 選択 81 :  分科会長(畑 紀子) 選択 82 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 83 :  商工課長(谷口 伸) 選択 84 :  分科会長(畑 紀子) 選択 85 :  分科会委員(近藤 浩) 選択 86 :  観光課長兼住吉浦休憩施設長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(黒田法雄) 選択 87 :  分科会委員(近藤 浩) 選択 88 :  観光課長兼住吉浦休憩施設長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(黒田法雄) 選択 89 :  分科会委員(近藤 浩) 選択 90 :  分科会長(畑 紀子) 選択 91 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 92 :  商工課長(谷口 伸) 選択 93 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 94 :  商工課長(谷口 伸) 選択 95 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 96 :  商工課長(谷口 伸) 選択 97 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 98 :  農林水産課獣害対策室長(多湖茂人) 選択 99 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 100 :  農林水産課獣害対策室長(多湖茂人) 選択 101 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 102 :  農林水産課獣害対策室長(多湖茂人) 選択 103 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 104 :  農林水産課長(筧 直樹) 選択 105 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 106 :  商工課長(谷口 伸) 選択 107 :  分科会長(畑 紀子) 選択 108 :  分科会長(畑 紀子) 選択 109 :  分科会長(畑 紀子) 選択 110 :  上下水道部長(久保康司) 選択 111 :  企画総務課長(満仲 弘) 選択 112 :  分科会長(畑 紀子) 選択 113 :  企画総務課長(満仲 弘) 選択 114 :  分科会長(畑 紀子) 選択 115 :  分科会委員(佐藤 肇) 選択 116 :  企画総務課長(満仲 弘) 選択 117 :  分科会長(畑 紀子) 選択 118 :  分科会委員(佐藤 肇) 選択 119 :  分科会委員(松田正美) 選択 120 :  分科会委員(近藤 浩) 選択 121 :  分科会委員(辻内裕也) 選択 122 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 123 :  分科会長(畑 紀子) 選択 124 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 125 :  分科会長(畑 紀子) 選択 126 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 127 :  副分科会長(成田久美子) 選択 128 :  分科会長(畑 紀子) 選択 129 :  分科会長(畑 紀子) 選択 130 :  上下水道部長(久保康司) 選択 131 :  企画総務課長(満仲 弘) 選択 132 :  分科会長(畑 紀子) 選択 133 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 134 :  企画総務課長(満仲 弘) 選択 135 :  分科会長(畑 紀子) 選択 136 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 137 :  分科会長(畑 紀子) 選択 138 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 139 :  分科会委員(辻内裕也) 選択 140 :  分科会委員(近藤 浩) 選択 141 :  分科会委員(松田正美) 選択 142 :  分科会委員(佐藤 肇) 選択 143 :  副分科会長(成田久美子) 選択 144 :  分科会長(畑 紀子) 選択 145 :  分科会長(畑 紀子) 選択 146 :  上下水道部長(久保康司) 選択 147 :  企画総務課長(満仲 弘) 選択 148 :  分科会長(畑 紀子) 選択 149 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 150 :  下水道課長(出口敏幸) 選択 151 :  分科会長(畑 紀子) 選択 152 :  分科会委員(佐藤 肇) 選択 153 :  分科会委員(松田正美) 選択 154 :  分科会委員(近藤 浩) 選択 155 :  分科会委員(辻内裕也) 選択 156 :  分科会委員(伊藤惠一) 選択 157 :  副分科会長(成田久美子) 選択 158 :  分科会長(畑 紀子) 選択 159 :  分科会長(畑 紀子) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                                     午前10時01分 開会  ○開会宣言 分科会長(畑 紀子)  出席委員が定足数に達しておりますので、ただいまから決算特別委員会・都市経済分科会を開会いたします。  私が本分科会の会長を務めることとなりましたので、よろしくお願いいたします。  仮屋武人委員から欠席したいとの連絡がありましたので、よろしくお願いいたします。  傍聴希望の申出がありますので、これを許可いたします。    ───────────────────────────────────────  ○分科会記録の署名分科会委員 2: 分科会長(畑 紀子)  本分科会の記録署名は、正・副分科会長が行いますので、御了承願います。    ───────────────────────────────────────  ○審査案件の宣言及び審査順序 3: 分科会長(畑 紀子)  ただいまから本分科会における案件の審査を行います。  本分科会の審査案件は、議案第70号 令和2年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、一般会計決算所管部門及び農業集落排水事業特別会計決算外2議案であります。  審査の流れですが、まず都市整備部の所管部門審査、次に産業振興部、最後に上下水道部の順に進めてまいります。なお、議案第70号につきましては、それぞれの所管部門が含まれておりますので、意見表明及び意見集約は上下水道部所管部門の質疑終了後に行います。また、意見集約の際に、集約が難しい場合は挙手により賛否を確認させていただきますので、あらかじめ御了承願います。  それでは、お手元に配付の日程案のとおり進めてまいります。  これより都市整備部所管部門の審査を行います。    ───────────────────────────────────────
     ○議案第70号 4: 分科会長(畑 紀子)  それでは、議案第70号 令和2年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、所管部門を議題といたします。  当局より説明を求めます。 5: 都市整備部長(西尾英哲)  おはようございます。都市整備部長の西尾でございます。  それでは、議案第70号 令和2年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、都市整備部が所管するものにつきまして御説明させていただきます。  私からは令和2年度決算成果報告書のうち、桑名駅自由通路整備事業費及び土地区画整理事業費について御説明させていただきます。着座にて失礼します。  お手元の決算成果報告書の86ページをお願いいたします。  事業名称は中事業、桑名駅自由通路整備事業費でございます。予算区分は記載のとおりでございます。  事業目的は、桑名駅自由通路及び橋上駅舎の整備により、地域住民の安全性や利便性の向上及び都市基盤や交通結節点としての機能強化を図るものでございます。  事業内容は、鉄道事業者への委託による自由通路及び橋上駅舎等整備工事、並びに新駅舎への移転に係る関連事業者への物件移転補償を行いました。  事業成果といたしましては、令和2年8月30日に桑名駅自由通路及び橋上駅舎の供用を開始いたしました。決算額は事業費が32億4,998万7,000円で、財源は国庫支出金が9億3,277万1,000円、地方債が16億6,000万円、一般財源が6億5,721万6,000円でございます。  最後に、今後の方向性でございますが、旧駅舎の解体撤去工事及び旧駅舎撤去箇所のホーム上屋の整備を進め、令和3年度に本事業の完了を予定しております。  続きまして、決算成果報告書の88ページをお願いいたします。  事業名称は、中事業、土地区画整備事業費です。予算区分は記載のとおりでございます。  事業目的は、木造密集市街地が連続するなど早急な基盤整備が望まれる桑名駅西地域において、土地区画整理事業により道路などインフラ整備を行い、良好な生活環境と円滑なアクセスの整備を図るものでございます。  事業内容は、土地区画整理事業に伴う建物などの移転補償等といたしまして、建物等調査積算51件、移転補償35件を実施いたしました。また、土地区画整理事業区域内のインフラ整備としまして、電線共同工詳細設計及び特殊道路6-1号ほか実施設計を行うとともに、主な工事といたしまして、蛎塚益生線から駅西広場をコの字型で結ぶ西口駅前線の北側の路線及び三崎跨線橋下から駅西口へ線路沿いに通る9-3号線の道路整備、並びに桑名駅自由通路供用開始に併せ駅西口の交通処理を行うため、暫定駅西広場整備工事などの各種工事を施工いたしました。そのほか道路整備に併せて埋設する上下水道やガスの工事負担金を支出するとともに、土地区画整理事業の法的手続及び進捗管理等を行うため、使用収益開始等業務委託並びに事業計画変更図書作成業務委託を実施いたしました。  事業成果といたしましては、桑名駅西口周辺を中心とした建物移転補償、宅地整備や道路整備工事を実施したことで駅西側の交通アクセスの一部が確保されてまいりました。また、事業の進捗は記載のとおりでございます。決算額は事業費が19億3,001万3,000円で、財源は国庫支出金、これが4億7,216万5,000円、地方債が10億9,656万円、その他につきましては、土地売払収入472万6,000円、一般財源が3億5,656万2,000円でございます。  最後に、今後の方向性でございますが、桑名駅自由通路で接続された桑名駅東口の複合施設等整備事業と桑名駅西土地区画整理事業との相乗効果による桑名駅周辺のにぎわい創出を図るため、引き続き桑名駅西口の駅前広場や幹線道路の整備を集中して進めてまいりたいと考えております。それとともに、桑名中央東員線以南につきましても幹線道路整備に係る物件移転補償を進めてまいります。  私からは以上でございます。  続きまして、一般会計決算については都市管理課長より御説明させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 6: 都市整備部次長(調整担当)兼都市管理課長(山下範昭)  都市管理課長の山下でございます。よろしくお願いします。  それでは私から、令和2年度一般会計歳入歳出決算のうち、都市整備部所管の歳出に関する事項につきまして、一括して御説明させていただきます。  初めに、決算書の120、121ページをお願いします。よろしいでしょうか。  款2.総務費、項1.総務管理費、目6.財産管理費につきまして御説明いたします。  121ページの備考欄、基金積立金のうち、一番下の行の公共施設整備基金につきましては、公共施設の今後の整備等に要する経費を基金に積み立てたものでございます。3,294万5,935円のうち、都市整備部の所管分は1,569万1,000円となっておりまして、これは今後の市営住宅等の公共施設の改修や除却に要する経費などに充てるため積み立てたものでございます。なお、財源は公営住宅使用料、公園緑地占用料、ネーミングライツによる公民連携提案収入などでございます。  1枚めくっていただきまして、122、123ページをお願いします。  123ページの備考欄の上から九つ目の桑名駅前整備基金につきましては、今後の桑名駅前の整備に要する経費を基金に積み立てたものでございます。  続きまして、かなり飛びますが、176、177ページをお願いします。176、177ページです。よろしいでしょうか。  款8.土木費、項1.土木管理費、目1.土木総務費につきまして御説明いたします。  1枚めくっていただきまして、178、179ページをお願いします。  179ページ備考欄中、境界確定事業費は、境界確認管理システムの更新業務委託料や境界確認業務に必要な事務用消耗品などでございます。  行政情報化事業費の公共工事設計積算システム事業費は、土木、上下水道、農林、都市計画等の設計業務において、データ及び図面を共有化し、設計業務の効率化・簡素化を図ったものでございます。  建築指導費のうち建築審査会運営費は、建築審査会の開催に要しました委員報酬及び旅費などの経費でございます。  建築指導事務費は、特定行政庁等建築指導及び審査などに要した費用でございます。  空家等対策推進事業費は、特定空家に対して行政代執行にて実施した建物除却や空家等対策協議会の運営、データーベースの維持管理などに要した費用でございます。  国土強靱化推進事業費のうち木造住宅耐震事業費は、木造住宅の耐震化を促進するための木造住宅耐震診断業務委託及び木造住宅耐震補強等事業に要した費用の補助金でございます。  避難路沿道建築物耐震支援事業費は、建築物の耐震改修の促進に関する法律で診断の実施が義務づけられた建築物、要安全確認計画記載建築物の耐震診断に要した費用の補助金でございます。  宅地耐震化推進事業は、大規模盛土造成地の位置の把握、安全性の確認を進めるために、宅地カルテ等を作成する費用でございます。  地籍調査事業費は、多度町御衣野地区及び福岡町地区での現地調査、測量業務委託料などでございます。  狭あい道路整備等促進事業費は、幅員4メートル未満の道路等を対象に寄附行為を行う場合の分筆測量、道路整備への助成や報償金などでございます。  急傾斜地崩壊対策事業は、県が施工している上野地区での急傾斜地崩壊対策事業に係る市負担金でございます。  一般事務費は、用地処理業務に係る委託料や旅費、消耗品費、燃料費などでございます。  次に、項2.道路橋りょう費でございますが、まず、目1.道路橋りょう総務費につきまして御説明いたします。  179ページ備考欄中、道路台帳整備費は、市道の認定、廃止、区域変更に伴います道路台帳の更新等に要した費用でございます。  賠償金は、道路瑕疵による自動車事故等に対して賠償を行ったものでございます。  次に、目2.道路維持費につきまして御説明いたします。  179ページ備考欄中、道路施設管理費は、樹木剪定、除草の維持管理業務委託料や光熱水費などでございます。  道路施設維持補修費は、道路維持に係る修繕工事や業務委託などに要した費用でございます。  スマート自治体推進事業費のICT道路調査事業費は、路面状況調査業務に係る委託料でございます。  1枚めくっていただきまして、180、181ページをお願いします。  市民満足度向上事業費のうち道路施設維持補修費は、自治会要望等による道路施設維持補修に係る修繕委託料でございます。  地域力アップ支援事業費のうち道路施設管理費は、まちづくり協議会設立準備委員会との街路樹維持管理に関する協定に基づく報償費でございます。  道路施設維持補修費(明許繰越分)の道路施設維持補修費は、道路維持に係る舗装及び道路側溝の修繕工事に要した費用でございます。  市民満足度向上事業費(明許繰越分)の道路施設維持補修費は、道路維持に係る道路側溝の修繕工事に要した費用でございます。  不用額のうち繰越明許分は、道路施設維持補修費及び市民満足度向上事業費の執行残でございます。  次に、目3.道路新設改良費につきまして御説明いたします。  181ページ備考欄中、道路新設改良事業費のうち市道改良事業費は、市道東汰上6号線の詳細設計並びに道路改良工事に要した費用でございます。  道路ストック対策事業費は、通過交通の変化が著しく舗装損傷が著しい市道坂井多度線の舗装構成レベルを上げるため、舗装改良工事に要した費用でございます。  道路老朽化対策事業費(公共施設等適正管理推進事業費)は、市道大山田星川線ほか1路線の舗装修繕に要した費用でございます。  安全対策事業費は、市道桑部東金井2号線の伊勢朝日第2号踏切において、新規歩道設置の設計業務に要した費用でございます。  スマートインターチェンジ推進事業費は、広域的な交通網の充実や整備を検討するため、大山田パーキングスマートインターチェンジの計画等作成業務に要した費用でございます。  国土強靱化推進事業費のうち森忠地区道路改良事業費は、浸水常襲地域の森忠地区において、雨水対策の排水側溝整備に要した費用でございます。  江場中野小貝須線は、市道江場中野小貝須線ほか1路線の浸水被害の軽減を図るため、排水側溝整備に要した費用でございます。  道路新設改良事業費(明許繰越分)の安全対策事業費は、さきの伊勢朝日第2号踏切の設計業務に要した費用でございます。  道路新設改良事業費(単独)(明許繰越分)の市道改良事業費は、さきの市道東汰上6号線の詳細設計、並びに市道江場中野小貝須線の工事に要した費用でございます。  道路網整備事業費は道路調査検討業務に要した費用で、不用額のうち繰越明許分は市道改良事業費及び道路網整備事業費の執行残でございます。  次に、目4.橋りょう維持費につきまして御説明いたします。  181ページの備考欄中、橋りょう管理費は、電気使用料など維持管理に要した費用でございます。  橋りょう維持補修費の橋梁長寿命化対策事業費は、橋梁の法定点検に240橋、修繕工事9橋、並びに設計積算に要した費用でございます。  橋りょう維持補修費(明許繰越分)の橋梁長寿命化対策事業費は、橋梁修繕工事に係る設計積算業務3橋に要した費用で、不用額のうち繰越明許分はこの事業の執行残でございます。  次に、目5.交通安全対策費につきまして御説明いたします。  181ページ備考欄中、交通安全対策事業費の交通安全施設設置費は、交通事故危険箇所について、路側線やガードレール、カーブミラーなど交通安全施設の整備を行ったものでございます。  市民満足度向上事業費の交通安全施設設置費は、自治会要望を基に路側線やスピード落とせの路面標示など、交通安全施設の整備を行ったものでございます。  1枚めくっていただきまして、182、183ページをお願いします。  通学路等緊急安全対策事業費(明許繰越分)の交通安全施設設置費は、通学路交通安全プログラムを基に路側線やガードレール、カーブミラーなど交通安全施設の整備を行ったもので、不用額のうち繰越明許分はこの事業の執行残でございます。  次に、項3.河川費、目1.河川総務費につきまして御説明いたします。  183ページ備考欄中、河川維持補修費は、河川を維持するために必要な修繕などに要した費用でございます。  国土強靱化推進事業費の緊急浚渫推進事業費は、河川に堆積した土砂の撤去に要した費用でございます。  一般事務費は、伊勢湾台風記念館や蟠龍櫓の施設管理に係る委託料や光熱水費などでございます。  市民満足度向上事業費の河川維持補修費は、河川の流下能力を阻害する樹木の伐採業務に係る委託料でございます。  河川維持補修費(明許繰越分)の河川維持補修費は、河川を維持するための水路修繕工事に要した費用で、不用額のうち繰越明許分はこの事業の執行残でございます。  次に、目2.河川管理費につきまして御説明いたします。  183ページ備考欄中、水門管理費は、国土交通省から委託を受けた水門及び市管理水門の操作、管理業務などに要した費用でございます。  次に、目3.河川新設改良費につきまして御説明いたします。  183ページ備考欄中、国土強靱化推進事業費の河川改良事業費は、奥赤沢川河川の改良工事に要した費用でございます。  次に、項4.都市計画費につきまして御説明いたします。  1枚めくっていただきまして、184、185ページをお願いします。  目1.都市計画総務費の185ページ備考欄中、都市計画審議会運営費は、都市計画審議会委員の報酬及び旅費などの開催運営費でございます。  都市計画推進事業費の屋外広告物事業費は、屋外広告物に関する許可事務や現地点検、違反広告物の除却等に要した費用でございます。  多度町力尾地区緊急自然災害防止対策事業は、令和元年9月、桑名市多度力尾土地区画整理事業の施行区域内において、市が管理する緑地の土砂が大雨で崩壊したため、その対策工事に要した費用でございます。  桑名駅周辺施設管理費は、桑名駅東口周辺施設の維持管理などに要した費用でございます。  開発指導費の開発指導事務費は、開発行為の指導及び審査などに要した費用でございます。  一般事務費は、旅費、消耗品費、公用車の借上料や燃料費などでございます。  都市計画推進事業費(明許繰越分)の多度町力尾地区緊急自然災害防止対策事業は、令和元年9月、桑名市多度力尾土地区画整理事業の施工区域内において、市が管理する緑地の土砂が大雨で崩壊したため、その対策工事の設計等に要した費用でございます。  次に、目2.街路事業費につきまして御説明いたします。  185ページの備考欄中、街路整備事業費の桑部播磨線は、県が実施した用地買収及び調査設計に要した事業費に係る市負担金でございます。  次に、目3.公園費につきまして御説明いたします。
     185ページの備考欄中、公園施設管理費のうち一般管理費は、公園清掃や除草、樹木剪定等の維持管理や光熱水費など、公園の管理に要した費用でございます。  施設管理運営費の公園施設管理運営費は、九華公園ほか7公園の維持管理業務に要した費用でございます。  公園施設維持補修費は公園の遊具の修繕など、維持管理に要した費用でございます。  公園整備事業費の総合運動公園は、サッカーメイングラウンド北側の園路、疎林広場の整備に要した費用でございます。  播磨2号緑地里山整備事業費は、陽だまりの丘の緑地におきまして、自然学習や健康づくりの場となるよう、散策路の整備や湧水整備を行うための費用でございます。  一般事務費は、旅費、消耗品費、複合プリンター使用料などでございます。  1枚めくっていただきまして、186、187ページをお願いします。  公園整備事業費(明許繰越分)の(仮称)堂ヶ峰公園は、公園の外構工事に要した費用で、不用額のうち繰越明許分はこの事業の執行残でございます。  次に、目4.土地区画整理事業費につきまして御説明いたします。  187ページの備考欄中、ブランド推進事業費のうち桑名駅周辺施設整備事業費は、東口駅前広場第2期整備工事に要した費用のほか、中部電力の電柱移設に伴う補償費などに要した費用でございます。  桑名駅自由通路整備事業費は、先ほど部長から御説明させていただきましたとおりでございます。  桑名駅自由通路管理運営費は、桑名駅自由通路の電気使用料、清掃及び機械保守など、維持管理に要した費用でございます。  施設管理運営費の桑名駅北駐輪場施設管理運営費は、桑名駅北駐輪場の運営委託に要した費用でございます。  桑名駅西土地区画整理事業費のうち、まちづくり推進費は、土地区画整理審議会の運営に要した費用でございます。  桑名駅西整備事務所管理運営費は、事務所の建物借上料や維持管理、消耗品などに要した費用でございます。  用地管理費は、先行取得用地等、市の管理地における除草など、維持管理に要した費用でございます。  土地区画整備事業費は、先ほど部長から御説明させていただきましたとおりでございます。  一般事務費は、旅費、消耗品費、複合プリンター使用料などでございます。  施設整備費の桑名駅北駐輪場施設改修事業費は、故障しました券売機をキャッシュレス決済に対応した券売機に更新した費用でございます。  ブランド推進事業費(継続費逓次繰越分)の桑名駅自由通路整備事業費は、先ほど部長から御説明させていただきましたとおりでございます。  ブランド推進事業費(明許繰越分)の桑名駅周辺施設整備事業費は、東口駅前広場第2期整備の設計に要した費用及び桑名駅周辺複合施設等整備事業に係る調査委託などに要した費用でございます。  桑名駅西土地区画整理事業費(明許繰越分)の土地区画整備事業費は、先ほど部長から御説明させていただきましたとおりでございます。  1枚めくっていただきまして、188、189ページをお願いします。  次に、項5.住宅費、目1.住宅管理費について御説明いたします。  189ページ備考欄中、市営住宅管理運営費は、市営住宅の施設維持管理や入退去手続など、入居者管理に要した費用でございます。  市営住宅維持補修費は、公営住宅の維持補修や退去修繕に要した費用でございます。  改良住宅維持補修費は、改良住宅の維持補修や退去修繕に要した費用でございます。  市営住宅整備費は、夕日ヶ丘市営住宅1号、2号棟30戸の屋上防水改修に要した費用でございます。  少し飛びまして、194、195ページをお願いします。194、195ページです。  一番下段になりますが、款9.消防費、項1.消防費、目6.水防費について御説明いたします。  195ページの備考欄中、水防訓練経費は、新型コロナウイルス感染症対策により、現地での水防訓練からウェブを活用した大規模水害オペレーション訓練に変更したことから、訓練敷材等の補充のための土のう作成、材料等に要した費用でございます。  一般事務費は、水防倉庫の土地賃借料並びに雨漏り修理に要した施設修繕費用でございます。  最後に、また少し飛びますが、218、219ページをお願いします。218、219ページです。よろしいでしょうか。  款14.災害復旧費について御説明いたします。  1枚めくっていただきまして、220、221ページをお願いします。  項1.公共土木施設災害復旧費、目1.河川施設災害復旧費について御説明いたします。  221ページの備考欄中、河川施設(明許繰越分)の河川施設は、令和元年度の7月豪雨の長島町地内上松白川並びに9月豪雨の多度町地内力尾川等にて被災いたしました河川復旧工事に要した費用で、不用額のうち繰越明許分はこの事業の執行残でございます。  次に、目2.道路橋りょう施設災害復旧費について御説明いたします。  221ページの備考欄中、道路施設(明許繰越分)の道路施設は、令和元年度の9月豪雨にて被災いたしました市道深谷柚井線をはじめとする道路施設が被災いたしましたことから、これの復旧に要した費用で、不用額のうち繰越明許分はこの事業の執行残でございます。  以上、令和2年度桑名市一般会計歳入歳出決算書のうち、都市整備部が所管いたします事項につきまして御説明をさせていただきました。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 7: 分科会長(畑 紀子)  ありがとうございました。  以上で説明が終わりましたので、これより本議案に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。 8: 分科会委員(伊藤惠一)  何点かありますのでお願いします。  まず、一番初めに御説明いただきました自由通路の関係なのですが、結局これ、ほぼ終わってきておると思うのですが、大体総額の見通し、それから市の分とかJR、近鉄の持分の見通しを教えていただけますかね。総額は100億円前後だと思いました。  それから、先ほど言われたのですが、残りの事業の見通し、あとどこが残っているのかとか、トータル的に同じ東口広場とかメイトとか、そこら辺の見通しも簡単に、これが終わった時点で見通しを簡単に説明していただければと思います。コロナの影響もあるのかどうかですね。  それから、自由通路ですけれども、まだ出ているか出ていないか分からないのですけど、自転車と単純な通り抜けの人数なんかが分かれば教えていただきたいのですが。途中であったりとかするので分かりませんが、分かる範囲で結構です。  それから大きく2番目、予算書の121ページなのですが、121ページの先ほど一番下の公共施設整備基金ですが、市営住宅なんかのということで1,500万円ぐらいでしたか。壊していくところもあったりしたりして、新築なんかは入居者を制限しておるみたいな形で、将来的なことを、建て替えるとかどうかということなのですが、市営住宅の見通し、分かればお願いしたいと思います。どこまでの範囲か分かりませんが、取りあえず簡潔で結構ですのでお願いいたします。 9: 分科会長(畑 紀子)  ただいまの質疑に対し当局の説明を求めます。 10: 駅周辺整備課長(中西伸也)  駅周辺整備課の中西です。  伊藤惠一委員からは3点ほど御質問を頂戴いたしましたので、簡潔にお答えさせていただきたいと思います。  まず、自由通路の整備事業の見通しも含めて、また、あるいは鉄道事業者それぞれの負担の割合といいますか、どれぐらいになるかという件に関してですが、自由通路整備事業につきましては令和3年度、今年度に事業を完了予定ということで、継続費で約97.3億円の継続費を組ませていただいております。現在のところ、今年度、まだ令和3年度の事業分精算中ということでございますので、今年度の事業費が確定しておりませんけれども、おおむねこの事業費の中で事業が完了する予定ということになっておりまして、増額等の見込みは現在のところございません。まだ事業費精算中ということですので、はっきりとした大体の割合ということを、幾らになるかというところが申し上げられないところですけれども、現在のところ、負担の割合というところで御理解いただきたいなと思いますけれども、大体JRのほうで四十数%、43%ぐらいが全体事業費の中のJRのほうに払う事業費、近鉄のほうに払う事業費として大体57%ぐらいが、全体事業費の中からそれぞれの事業者に払われる予定になっております。  失礼いたしました。ちょっとお待ちください。  ごめんなさい。私の理解が間違っておりました。  国が負担する部分、市が負担する部分、あるいは鉄道事業者が負担する部分、幾らぐらいになるのかということですけれども、先ほど申し上げました97.3億円の事業費の中には鉄道事業者負担分というのが含まれておりませんので、財源の内訳ということで申し上げますと、国費が28.7%ぐらいになるかと思います。正確な数字は、見込みということですので、御理解いただきたいと思いますけど、起債事業費として、合併特例債になりますが大体57%ぐらい、一般財源で20%ぐらいの割合になるかなと思います。  続いて2点目、今後の駅前広場の整備、見通しも含めてということですけれども、現在、令和4年1月の実施協定の締結に向けて、優先交渉権者であります長島観光開発株式会社と協議を進めておるところというところで、詳細について今協議を進めておるというところでございます。  続いて3点目、自由通路の自転車の乗り入れの台数でありますとか、単純な通り抜けはどれぐらいあるかというところですけれども、単純な通り抜け、西側から東側へ、あるいは東側から西側へというところの数字については現在把握し切れておりませんけれども、自転車の乗り入れについては、平日、それから休みの日も含めて、20台前後が利用されておるというところが現状でございます。以上でございます。  失礼しました。今年度の自由通路の残りの事業ということでよろしいでしょうか。  今年度の残りの事業ということですが、今年度は旧駅舎の解体工事、それからホームの上屋、屋根ですね、ホームの屋根の設置工事と、それから、自由通路で工事中使用しました工事用の踏切であるとかというところの復旧工事等が今年度の事業予定ということになっております。以上でございます。 11: 都市整備部次長(調整担当)兼都市管理課長(山下範昭)  都市管理課長の山下でございます。  市営住宅ですけれども、建築後45年を経過しているものや今後建物の耐用年数が近づいてきているものが多くあります。住宅の今後の在り方としまして、修繕維持するのか、建て替えするのか、用途廃止していくのか、それから譲渡等につきまして、公共施設の総合管理計画、マネジメントの計画と整合を図りながら進めていきたいと思っております。  その中で、今は深谷の住宅、羽田の第1住宅、それから新築町、それから双葉につきましては、入居者がちょっと減ってきている部分から、用途廃止に向けて入居制限をかけている状況でございます。その中で羽田住宅につきましては、平成28年度から令和2年度までに6棟で24戸の解体を進めてきている状況で、今年度も予算を取っておりますけれども、引き続き入居者の状況を見ながら、需要と供給のバランスを考えて進めていきたいと考えております。以上です。 12: 分科会長(畑 紀子)  ほかの方はよろしいですか。ありませんか。  じゃ、伊藤委員、ちょっとお待ちください。 13: 分科会委員(松田正美)  松田ですが、簡単に2点確認だけさせてください。  一つ、道路維持補修費で坂井多度線をレベルアップしてもらったよね。これって道路の状態、多分厚みか何か、舗装のあれだと思うんやけど、何がどういうふうになったか教えてください。  もう1点。市民満足度調査の関係で、これ、伊勢朝日の第2踏切、これもどのぐらいかかって、もう一つ、この踏切を直すのには、多分事業者、鉄道業者に相当あれせなあかんですね、アプローチ。これを簡単でいいで教えてくれんかな。以上です。 14: 分科会長(畑 紀子)  ただいまの質疑に対し、当局の説明を求めます。 15: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(小林信幸)  土木課の小林と申します。どうぞよろしくお願いいたします。  まず1点、御質問いただいております市民満足度、道路の坂井多度線の工事につきましてですが、現状、道路表面が結構悪くなっている状況、そういったところを、道路交通量も多くなっていることもありますもので、そちらの改良の工事となるのですけれども。  そのような御回答でもよろしいでしょうか。 16: 分科会委員(松田正美)  何センチぐらい。分からんのならまた後で聞きます。 17: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(小林信幸)  坂井多度線につきましては舗装のみで2層構造、5センチと5センチというところで構成されておりますもので、また路盤が悪い部分については路盤の改良も併せて行うと、そういった内容となっております。  続きまして、踏切の事業につきましてですが、現在鉄道事業者との交渉、並びに今後の計画について協議させていただいた中で、今年度、この9月に何とか工事の契約のほうまで進むことができましたもので、今後、工事着手予定としましては10月末頃から始めさせていただいて、今年度中の完成を予定しておるところでございます。以上です。 18: 分科会委員(松田正美)  ごめんね、聞きたかったのは、鉄道事業さんにどんなお願いをして、それで、結局幾らぐらいかかってやれたよと、そこが教えてほしいんやけど。もし手元になかったら、後で個別にでも聞かせてもらえばいいですけど。  要は鉄道事業者が、近鉄とJRや何かが定期的に会議やってみえますやん。まずそこへ行くか、それか、直接事業者のほうへお願いに多分桑名市から行ってもらっているはずやんね。簡単にできやんから、あれ。そこらを分かったら教えて。 19: 都市整備部次長スマートインター・技術担当)(佐藤良治)  都市整備部の佐藤でございます。  この踏切に関しましては、危険踏切として国が指定されたという経緯がございます。そういう中で県を含めた地区協議会、対策協議会というものを立ち上げまして、この踏切に関してどういった対策をしていくかというのがまず始まりでございます。そこで改良工事が必要となれば、行政と鉄道事業者で協議という内容になってまいりまして、具体的にこれまでも鉄道事業者の運航に支障のならないような工事ということで、その辺の条件を整理した上での協議が整ったという内容でございます。以上です。 20: 分科会長(畑 紀子)  ほかにございますか。 21: 分科会委員(近藤 浩)  おはようございます。近藤です。  まず、決算成果報告書の64ページを見ていただきますと、宅地耐震化推進事業というのが令和2年度に行われまして、宅地カルテというのを作られたということで書いてもらってあるんですけれども、すみません、これを公表されておったら申し訳ないんですけれども、改めてこの宅地カルテってどういうものなのかというのを聞きたいのと、盛土造成地区を調べられたということで、市内で全体に何か所ぐらいあるのかというのが分かれば教えていただきたいと思いますのでお願いします。 22: 分科会長(畑 紀子)  ただいまの質疑に対し、当局の説明を求めます。 23: 都市整備課長(高柳貴久蔵)  都市整備課、高柳です。よろしくお願いします。
     近藤委員より2点いただいていますので、順番にお答えをさせていただきます。  工事カルテの内容でございますが、工事カルテの内容につきましては、それぞれの盛土造成の造成年度の調査等をさせていただいた基礎資料の整理と、あと現地踏査をしておりますので、そちらの現地踏査の結果、並びに今後行われます2次スクリーニングの優先順位のほうの評価を行ったものを取りまとめたものでございます。  2点目につきましては、箇所数でございますが、市内50か所ございます。以上でございます。 24: 分科会委員(近藤 浩)  近藤です。ありがとうございます。  この中で、そうすると、危険なところとか何かというのはもう分かっておって、あれば箇所数を教えていただければなと思います。 25: 分科会長(畑 紀子)  ただいまの質疑に対し、当局の説明を求めます。 26: 都市整備課長(高柳貴久蔵)  都市整備課、高柳でございます。  今年度行わさせていただいた内容は、あくまでも第2次スクリーニングの優先順位を決めるというものでございまして、危険度の評価につきましては今後行われる2次スクリーニングのほうで行いますので、現時点のほうの調査の内容で危険度がどうかというような判定はしておりませんので、御理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。 27: 分科会委員(近藤 浩)  分かりました。ありがとうございました。 28: 分科会長(畑 紀子)  ほかにございますでしょうか。 29: 分科会委員(佐藤 肇)  183ページの緊急浚渫推進事業費のこの場所を教えて。主なところで結構です。  それから185ページの、僕は記憶になかったのですけど、力尾の緊急自然災害防止対策事業の内容、明許繰越分と両方ございますね。内容を教えてくれる。 30: 分科会長(畑 紀子)  ただいまの2点の質疑に対し、当局の説明を求めます。 31: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(小林信幸)  土木課の小林です。  緊急浚渫の、まず箇所につきましてですが、まず多度地区の力尾谷川の堆積土砂の工事を行いまして、そのほか、山江川、宇路田川、古川、砂出川、長島川と6河川、ごめんなさい、古川のほうが計画は翌年度にしておりますもので、5河川を令和2年度に堆積土砂の撤去のほうを進めさせていただきました。  それで、1点目の多度の力尾川でしたでしょうか。 32: 分科会委員(佐藤 肇)  いや、この内容を教えて。1億3,000万円なのかな、両方で。 33: 都市整備課長(高柳貴久蔵)  都市整備課、高柳でございます。  先ほど2点目のほうの御質問、多度町力尾地区の緊急自然災害の工事内容ということでございますが、内容につきましては土工とのり面工になります。具体的な内容につきましては、令和元年度9月に崩れましたのり面を安定勾配とするために、切土、盛土を行いまして、安定したのり面とさせていただいて整備をしていくという内容でございます。以上でございます。 34: 分科会委員(佐藤 肇)  市の工事でやるんだった、あれ。 35: 都市整備課長(高柳貴久蔵)  都市整備課、高柳でございます。  保安林の部分につきましては、組合のほうから市のほうに権利が渡されまして市の持ち物となっております。以上でございます。 36: 分科会委員(佐藤 肇)  分かりました。ありがとう。 37: 分科会長(畑 紀子)  ほかにございますか。 38: 分科会委員(伊藤惠一)  続きまして、また数点お願いいたします。  再質疑になってしまうかもしれませんが、自由通路の関係で、別途と言ってみえたJRと近鉄の持分、これをお願いしたいと思います。  それから、自由通路の自転車の通行がオーケーというサインがないという御指摘があったのですが、それはもうできておったのでしょうか。お願いします。 39: 分科会長(畑 紀子)  ただいまの質疑に対し、当局の説明を求めます。 40: 駅周辺整備課長(中西伸也)  伊藤惠一委員の最初の御質問ということで、自由通路の部分の持分……。 41: 分科会委員(伊藤惠一)  負担やね。負担。金額や。 42: 駅周辺整備課長(中西伸也)  負担分ということで。JRと近鉄のそれぞれの鉄道事業者の負担分がどれぐらいかという御質問でよろしいですか。  大変申し訳ありません。鉄道事業者それぞれの負担分ということですけど、完全な精算が終わっておりませんけれども、JRのほうで約6,500万円程度、それから、近鉄のほうで2億3,400万円程度を見込んでおります。  それから、自由通路の自転車が通れるサインの御指摘の件でありますけれども、そちらについてはエレベーターのところ、乗り口のところに、外から見えるように表示を新たにつけさせていただいたというところでございます。以上でございます。 43: 分科会長(畑 紀子)  引き続きありますか。 44: 分科会委員(伊藤惠一)  続いて、先ほども松田委員がおっしゃられた件に関して、何ページか分かりませんけれども、道路の舗装の関係ですけど、漠然とした感覚なのですけれども、例えば坂の下の交差点から陽だまりへ行く道、横に大山田川かな、何川かな、流れておって、最近も、以前ものり面が崩れたりとか、多分結構地下水が引っ張られたりするのかなと思ったりして、損傷が結構目立つ感覚があったり、それから花広場からずっと大山田へ抜けていく道なんかは山ですよね。だからかなり、大型も通るということもあるのかもしれませんけれども、ここ最近も修理したところもあったりとか、損傷も結構激しいなと思うのですが、さっきも言われたのですけど、舗装の下のそういう地盤改良、そういうふうな地下水に対する対応とか、それから、これは技術的なことなのでまた別なのですけれども、やっぱりわだちの部分だけが、前から言っているのですけど、そこら辺がやっぱり傷むということで、そこら辺をやっぱり施工をしていく場合に、設計も含めるのだろうと思うのですけれども、強化していくとやっぱり道路も長くもつとかというようなこともあるのですけれども、そこら辺の考え方というか、全部が全部地盤改良してみえないとは思うんですけれども、そういう道路の長寿命化をしていなければ費用はかからないんですけど長くもたない、路盤を改良していけば費用はかかるけど長くはもてるとか、いろいろ考え方はあると思うのですが、そこら辺のことをトータルで、簡単で結構なのですが、答えていただけますか。 45: 都市整備部次長スマートインター・技術担当)(佐藤良治)  都市整備部の佐藤でございます。  この案件につきましては、私が前職の土木課長時代から、伊藤委員のほうから、わだち部分だけでの路盤改良とかというふうでいろいろ御提案はいただいておったわけなのですが、やはり地下水に関しては、実質造成等をした中での切土・盛土の道路の線形上で読み切れないというのがはっきり言えるかとは思います。付近の山を切った中で、そこへ流入してくる道路を伝って、その上でということで下流域のほうへ流れるというのは何となく分かるのですが、それがどこから来てどこへ抜けるというのはなかなか読み切れない。先ほど言われたような上之輪嘉例川線、大山田沿いなんかの道路については、恐らく損傷度合いについては、河川が増水した中での悪さをしてというのは結構見受けられるか、また、当路線については用水も並行して走っておりますので、その辺が悪さしておるということもある程度は分かる状況ですが、地下水がどうしてということまでは把握し切れないというのが実情でございます。  あと、わだちの強化については、わだちというか、どういうふうにレベルアップするか、それとも、舗装をそのままオーバーレーンでもたせるかというのは、やはり状況、大型の通行量とか交通量を鑑みて使い分けておるのが実情でございます。以上でございます。 46: 分科会委員(伊藤惠一)  それから、先ほどお聞きしました121ページの市営住宅の関係ですけれども、新築の住宅の見通しを、どういう形か、もう少し具体的にしゃべっていただけますか。説明していただけますか。 47: 分科会長(畑 紀子)  ただいまの質疑に対し、当局の説明を求めます。 48: 都市整備部次長(調整担当)兼都市管理課長(山下範昭)  都市管理課長の山下です。  今私が言ったのは新築町の住宅を言わさせていただいたのですけれども、今羽田と深谷の公営住宅と新築町と、それから双葉、その四つにつきましては入居者がちょっと減ってきている部分と耐用年数が切れておりますので、そこについては入居の制限といいますか、バランスを取って、ちょっと減ってきたなというところから集約する形でほかの団地への移転補償を進めて、今は羽田だけ解体のほうを進めているという状況でございます。  先ほど言いましたけれども、建築後45年過ぎている団地等がございますので、今後維持修繕して、大規模修繕をして維持補修をしていくのか、建て替えするのか、用途廃止するのかというところを今検討しているところなのですが、基本的に公共施設のマネジメントからいくと、全て建て替えというのは難しいと思いますので、いずれにしましても住んでみえる方の状況やら募集状況を見て、需要と供給のバランスを取りながら考えていこうと思っております。以上です。 49: 分科会委員(伊藤惠一)  続きまして、179ページなのですが、179ページの上から4センチぐらいですけど、空き家対策の事業費なのですが、これは除去ということで稗田の関係でしたでしょうかね。これ、除去はしたのですが、結局その後の代金なんかも徴収、所有者から頂いたりとかということなので、どのようになっておって、見通しというか、簡単で結構です、お願いします。 50: 都市整備課長(高柳貴久蔵)  都市整備課、高柳でございます。  伊藤委員の御質問の代執行した稗田の分の費用の回収状況でございますが、先ほどありましたように、一部所有者のほうから回収しております。今後の見通しにつきましては、債権管理課のほうと連携を図りながら進めてまいりたいと思いますけれども、動産とかその辺の差押えしたものを評価というか、競売にかけて、その辺で費用を回収していくような予定になっておりますので、御理解いただければと思います。よろしくお願いします。 51: 分科会委員(伊藤惠一)  それから、183ページの真ん中より上なのですが、河川維持補修費の樹木の伐採ですが、どの河川を伐採されたのか、少し説明していただきたいと思います。 52: アセットマネジメント課長兼九華公園長兼播磨中央公園長(加藤和広)  市民満足度の河川維持補修で伐採したのは、多度町の古野の川でございます。 53: 分科会委員(伊藤惠一)  この予算は古野だと思いますが、それ以外に当初予算、議会ではございません。これ、1年間でここだけですか。あとは県がやっている部分かな。市がやったのはここだけですか。県はやっていますよね。結構、ほかの県の河川は。それもちょっとだけ触れてほしい。 54: アセットマネジメント課長兼九華公園長兼播磨中央公園長(加藤和広)  昨年度は市民満足度で稗田川の伐採をさせていただきました。それで、あと県が主にやっているのは員弁川の伐採、今年はやるかやらんかは聞いていないのですが。それと、国交省は木曽三川の中で樹木を伐採したとは聞いております。 55: 分科会委員(伊藤惠一)  もう一つだけお願いしたいのですが、185ページの上のほうですが、屋外広告物の除去ですが、今どんなものを除去してみえるのか、簡単にお願いします。 56: 都市整備課長(高柳貴久蔵)  都市整備課、高柳でございます。  先ほどの屋外広告物で、どういったものを除去しているのかということでございますが、25件程度を除去しておりまして、内容としましては条例等で規制されておるようなもの、具体的にイメージしていただけるものであれば、電柱とかそういったものに貼られておるようなものを、A4サイズのものの大きさで、規制されておる地域で規制されている内容ものがあれば剥がしておるというような状況でございます。具体的には、内容的には融資の、携帯番号が入ってあって融資の内容のものであったりとか、ああいったものが多いです。 57: 分科会委員(辻内裕也)  狭あい道路整備等促進事業についてということで、以前当初予算のときも同じようなことを聞いたかもしれませんけど、これ、寄附とその後の整備というのは、これは同時ではなくて、寄附を受けたけれどもまだまだ整備がされていないところがあります。これ、寄附を受けたけれどもまだ整備に至っていないところというのは、今何か所ぐらいあるのでしょうか。 58: 分科会長(畑 紀子)  ただいまの質疑に対し、当局の説明を求めます。 59: 土木課用地監理室長(加古勇司)  土木課用地監理室、加古と申します。よろしくお願いします。  先ほど委員のほうから御説明いただきました狭隘道路の今後の残のところのお話だったかと思うんですけれども、正確には、場所というのが把握はまだしていないんですけれども、順次事業費のある予算の中で整備のほうはさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 60: 分科会委員(辻内裕也)  寄附を受ける場合というのは、当然これは測量費が要るので、そこに費用を計上することを優先しておるということだと思いますけれども、これは本当にそこを優先するべきなのか、それとも同時に整備をしていくことを優先するべきなのかというのは、これはどういうふうに考えるのか。この間、たまたま私が戸別訪問をしていたら、寄附をしたけれどもなかなか整備してくれやんとめちゃめちゃ怒られたことがあったのですよ。その辺の考え方については、どういうふうに整理をすればいいのでしょうか。 61: 都市整備部次長スマートインター・技術担当)(佐藤良治)  都市整備部の佐藤でございます。  非常に悩ましい案件かとは思うのですが、こちらの事業、まず国費を投入しておるという中で、当初要望の中で満額つくというのがなかなか難しいというのは1点ございます。  もう一つの問題としては、予算を確保した上で申請案件、申請の中で用地を寄附いただくもの、例えば工作物を除却するもの、それぞれ大なり小なりございます。それに対しての予算確保というのが、申請ありきでございますので、読み切れないというのが実情でございます。そこで、申請いただいた方のまず手を加えていただいた寄附と除却を先行的にやらせていただいて、その後で工事にかかりたいと。ただ、工事についても大なり小なりあるという中で、当然、委員御指摘のとおり、事前に寄附をいただいたら、次の年ぐらいには工事にかかるべきじゃないかという御提案かとは思うのですが、実際、今年度でほぼほぼ工事が完了するというふうに伺っております。そういう中で、来年また新たに申請件数が何件あるかというさじ加減が難しいというのが本当の実情でございますので、またよろしくお願いいたします。以上です。 62: 分科会委員(辻内裕也)
     分かりました。  ただ、せっかくこれは、寄附をいただいた部分についてはあまり間を置かず、きちんとフォローというか、その辺りの説明は必要なのかなと思います。  それと、先ほど、稗田の空き家の除却にかかった費用については一部回収で、残りの残については債権回収課と一緒に動いていくという説明だったと思いますけれども、この辺を総括した上で、今後桑名の市内で空き家、行政代執行で除却していく上での課題というのはどういうところにあるのか、教えてください。 63: 都市整備課長(高柳貴久蔵)  都市整備課、高柳でございます。  先ほど辻内委員の代執行をしていく上での課題というところでございますけれども、やはり市内全域を見ている限り、基本的に空き家というものは個人の所有物でございますので、基本的には所有者に維持管理、適正な管理をしていただくという義務があるかと思います。その中で、代執行の判断といたしましては、稗田の例で言いますと、通学路であったりとか、水路であったりとか、公共のものに危険を及ぼす、危険が切迫しておるものについてはやっていくというようなことになりますので、私どものほう、都市整備課といたしましては、あくまでも所有者のほうに維持管理していただくというところの行政指導をして、まずは所有者のほうでその問題については解決していただくというふうに考えておりますので、すぐに代執行というわけではなくて、その辺はしっかりと指導をしてまずは所有者の意識を高めていただく。大前提としては危険空き家にしないように、日頃の維持管理のところの部分が大切かと思うのですけれども、なったとしても、その辺、所有者のほうの意識、所有者のほうの責任をやっていただくというのが第一かなと考えておりますので、あくまでも危険が周りの方に及ぶようなものになったものに対してやっていくというふうに考えておりますので、現時点ではそのような考えで進めていきたいと思っております。以上でございます。 64: 分科会長(畑 紀子)  ほかにございませんか。 65: 分科会委員(伊藤惠一)  もう一つ忘れておりました、すみません。  179ページの下から二つ目ぐらいだったと思うのですが、これ、車に何か装置を積んで、補修が必要なところを自動的に検知してというシステムだったように思うのですが、かなり最近本当によく整備されていて、昔みたいに、一々指摘できないなというぐらいあったのですが、今本当になくなってきて、多分これのおかげかなと思っているのですが、私、公務員の人を担当の車に乗せてやってみえるのかなというイメージやったのですが、今委託と言われたのですけど、どこかに委託してみえるのですか。両建てでやってみえるのかということと、今言ったようにやっぱり効果はかなりあると思うのですけど、そこら辺の認識と。  それから、これは簡単なことなのですが、普通に走られるのか、やっぱり結構目視して、ひび割れとか陥没とかがあるところの上をわざと走るのか、そこら辺、教えてもらえますか。 66: アセットマネジメント課長兼九華公園長兼播磨中央公園長(加藤和広)  ICT道路調査事業について御説明させていただきますと、公用車に職員が乗った場合、公用車で出かけるとき、公用車にスマートフォンを載せさせていただきまして、そのスマートフォンによって加速度センサーによりましてその振動を把握しまして、そのデータを本部であります委託会社に送ります。そこで路面状態がどのような劣化ということで判断されて、劣化度を8段階によって検知されます。以上、調査はうちでやって、分析はその委託業者がするということになっております。  それで、効果は今年度出していきまして、修繕しなければならないところというのは上り下りを、上下なんですけれども、14キロほどの延長を舗装しなければならないという結果は出ております。 67: 分科会委員(伊藤惠一)  ありがとうございます。本当にイメージ的には結構よくなってきておるなと思っていますけど、どういう会社がそれは委託されているのですか。そういう会社はたくさんあるのですか。イメージが湧かないのですけど。どういう会社が請負っているのですか。新しいところ。 68: アセットマネジメント課長兼九華公園長兼播磨中央公園長(加藤和広)  どのような会社というんですか、調査会社なんですけれども、データ通信を主に活用しているところでございます。 69: 分科会長(畑 紀子)  他に質疑はございませんね。 70: 副分科会長(成田久美子)  今、伊藤委員のお話から私も気になっていたことがあるので、一つだけ確認なんですけれども、そのICTの道路調査事業というところで、大きな主要道路はともかく、住宅街、細々と網の目のように通っている道路もあるのですけれども、そういうところの道路もこの調査の対象になっているのか。それか、そういう道路は本当に何年に1回ぐらいの割合でしか順番が回ってこないのかとか、そういうことを教えていただけますか。 71: アセットマネジメント課長兼九華公園長兼播磨中央公園長(加藤和広)  アセットマネジメント課の加藤です。  調査路線数としましては3,266路線ございまして、うち実延長が1,083キロほどありまして、そのうち調査対象としましては1,122キロを調査対象としておりまして、令和2年度末で92.3%の調査結果を得ております。しかしながら、全体のうち舗装しているのは89.3%で、住宅街も全て調査対象としております。 72: 副分科会長(成田久美子)  ありがとうございました。でも、なかなか回ってこない、次といったらもうどれだけか先という、すごい長い期間回ってこないというのが、正直な話、現実ですかね。 73: アセットマネジメント課長兼九華公園長兼播磨中央公園長(加藤和広)  そればかりに出ておる業務じゃございませんので、出た際に走るということで、大体幹線を走ってしまいまして、住宅街をなかなか走っていないのが現状でございます。これからは調査していないところも走るようにはしますが、ほぼ走ってあると私は理解しております。 74: 副分科会長(成田久美子)  ありがとうございます。またよろしくお願いいたします。 75: アセットマネジメント課長兼九華公園長兼播磨中央公園長(加藤和広)  それと、伊藤委員が言われました伐採についてなのですけれども、市民満足度の経緯でお話しさせてもらった関係で、令和元年に蓮花寺川、令和2年に北山川ということで御理解ください。 76: 分科会長(畑 紀子)  以上で質疑を終結いたします。  以上、都市整備部の所管部門における説明と質疑が終了いたしました。  本議案につきましては、初めに御案内いたしましたとおり、後ほどの上下水道部所管部門の質疑終了後に意見表明、意見集約を行いますので、よろしくお願いいたします。  当局が入れ替わりますので、暫時休憩いたします。                                     午前11時23分 休憩                                     午前11時27分 再開 77: 分科会長(畑 紀子)  休憩前に引き続き決算特別委員会・都市経済分科会を再開いたします。  これより産業振興部所管部門の審査を行います。    ───────────────────────────────────────  ○議案第70号 78: 分科会長(畑 紀子)  それでは、議案第70号 令和2年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、所管部門を議題といたします。  当局より説明を求めます。 79: 産業振興部長(高橋 潔)  産業振興部長の高橋でございます。よろしくお願いいたします。  ただいま議題となっております議案第70号 令和2年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、産業振興部所管部門につきまして御説明申し上げます。  着座にて失礼いたします。  私からは、決算成果報告書の中から、款、農林水産業費、項、農林水産業費、目、農地総務費の土地改良事業費と、款、商工費、項、商工費、目、商工業振興費の新型コロナウイルス感染症対策事業費の2事業について御説明させていただきます。  それでは、令和2年度決算成果報告書を御用意ください。  まず54ページ、土地改良事業費について御説明申し上げます。54ページの土地改良事業費でございます。よろしいでしょうかね。  この事業は、国・県補助事業に該当しない農業施設を対象に、市単事業として用排水路、農道等の改修を主とした工事を施工する事業でございます。  事業目的といたしましては、安定的な農業経営を持続するために農業基盤を整備するものであります。  主な事業内容としましては、用排水路、農道等の農業用施設を対象に、緊急対応が必要とされる施設や、各地区により御要望をいただきました施設について現地調査を実施し、更新、改修等の方針を検討した上で、安全に、また効果的に事業を実施するものであります。  令和2年度に実施しました土地改良事業費における農業用施設の改修等に係る決算額は1,511万5,124円でございます。内訳としましては、用排水路に関する改修等20件、決算額は1,493万9,124円、農道等に関する改修等が1件、決算額は17万6,000円となっております。また、令和2年度に実施いたしました事業中には、地元と連携させていただき土地改良区などが事業主体となり実施いただきました事業に対する負担金3件、決算額で407万円を含んでおります。事業費の財源につきましては全て一般財源でございます。  今後の方向性としましては、農業用施設の改修整備によりまして、生産性の維持向上に努めてまいります。  続きまして、61ページをお願いいたします。61ページでございます。  商工業振興費の新型コロナウイルス感染症対策事業費でございます。  本事業費では、市内事業者を切れ目なく支援し、地域経済の活性化、回復を図るため5件の事業を実施しておりますので、私からは事業内容と成果を中心に御説明させていただきます。  まず1件目、プレミアム付き応援食事券でございます。  昨年3月の時点で新型コロナウイルス感染症の影響を最も強く受けておりました飲食事業者を応援するため、40%のプレミアム付食事券を事業所ごとで販売していただき、売上金を手持ち資金として有効活用していただいた事業でございます。325店舗が参加したこの事業により、市内飲食店で2億9,375万円以上の消費が発生したことになります。  2件目、新型コロナ感染拡大防止対応補助金でございます。  市内事業者が行う新しい生活様式に対応した業務改善や事業継続のための感染防止対策に係る経費を補助し、感染症の感染拡大防止を図ることを目的として実施し、1,517件、1億3,145万円を交付いたしました。補助対象物品としては空気清浄機などの空調用備品が最も多く1,051件、次いでマスクやアルコールなどの消耗品が889件でございました。  3件目としまして、キャッシュレス決済ポイント還元事業でございます。  消費喚起効果としましては、事業を実施しました昨年11月1か月間の決済額は約3億8,118万円で、直前の10月1か月間の決済額に比べて約5.43倍となりました。また、非接触のキャッシュレス決済の導入によって新しい生活様式の促進・定着を図る目的につきましても、導入店舗数が約36%以上増加したことから、大きな効果があったと考えております。  4件目、市内の経済3団体(桑名商工会議所、桑名三川商工会、桑名市商店連合会)が発行いたしましたプレミアム付商品券事業への補助金でございます。  中小規模事業者421店舗、大規模事業者31店舗の合計452店舗が参加をし、2億9,907万円以上の消費が発生しております。商品券の利用率は、中小規模店が約65%、大型店が約35%でございます。利用が大型店舗に偏ることなく地域の中小規模店舗で御利用いただいたことから、広く地域経済の活性化に寄与されたと考えております。  5件目、三重県と協調して交付をしました三重県新型コロナウイルス感染症拡大阻止協力金の市負担金でございます。  対象事業者は休業協力要請に全面的に協力していただいた中小企業及び個人事業主を含めた小規模事業者となっており、697事業者に交付しております。財源は新型コロナウイルス感染症緊急対策基金繰入金と総務管理費寄附金でございます。今後の方向性につきましては、この事業は新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う臨時的緊急措置として実施した事業ですので、本来単年度で終結したほうよい事業だと思いますが、一刻も早いコロナ感染症の収束を願っております。なかなか収束の兆しが見えませんので、現状ではその時々で考え得る対策を適時実行し事業者支援を行うことで、地域経済を守り抜くとしております。  私からの説明は以上でございます。  引き続きまして、歳入歳出決算書のうち、産業振興部の所管いたします事項につきまして、主管課長の商工課長より一括して御説明申し上げます。なお、御質問に対しましては、各担当所管より御答弁申し上げますので、よろしくお願いいたします。 80: 商工課長(谷口 伸)  商工課の谷口です。  それでは、産業振興部の所管事項について、私から一括して御説明いたします。令和2年度桑名市一般会計特別会計歳入歳出決算書を御用意ください。  説明の方法ですが、歳入歳出決算事項別明細書の歳出のページ、目ごとに右側のページの備考欄に沿い、主なものについて御説明申し上げます。決算額につきましては記載額のとおりでございますので、読み上げを割愛させていただきます。また、財源につきましては一般財源を省略させていただき、主な財源について御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  それでは、決算書の120、121ページからお願いいたします。120、121ページでございます。  中段の目6.財産管理費の記載でございますが、款2.総務費、項1.総務管理費でございます。備考欄基金積立金のうち、下から2行目の産業振興基金は、多度工業団地内の土地貸付料などを基金に積み立てております。  次のページ、122、123ページをお願いいたします。  一番上、備考欄、みえ森と緑の県民税市町交付金基金は、当該交付金を有効に活用するため基金に積み立てたものでございます。  次に、観光振興基金は、利子収入を基金に積み立てたものでございます。  次に、にぎわい創出基金は、サンファーレ北館土地貸付収入の一部を積み立てたものでございます。  次に、森林環境譲与税基金は、森林整備及びその促進等のため譲与されております森林環境譲与税を全額基金に積み立てたものでございます。  続きまして、少しページを進めていただき、166、167ページをお願いいたします。166、167ページでございます。  一番下です。款5.労働費、項1.労働諸費、目1.労働諸費、備考欄の雇用安定事業費のうち、勤労者持家促進対策預託金は利息を引き下げるための預託金でございます。財源につきましては、勤労者持家促進資金預託金元利収入となっております。  次に、勤労者教育資金対策預託金につきましては、教育資金等のローン利息を引き下げるための預託金でございます。財源につきましては勤労者教育資金預託金元利収入でございます。  次に、勤労者団体補助金は、桑員地区労働者福祉協議会への活動助成でございます。  1ページ進めていただき、168、169ページをお願いします。  款6.農林水産業費、項1.農林水産業費、目1.農業委員会費、備考欄、農業委員会経費のうち、運営費は農業委員会の運営費でございます。財源につきましては農業委員会交付金でございます。  次に、活動費は、農業委員会委員の資質向上を図るための活動費でございます。財源につきましては農業者年金業務委託手数料でございます。  次に、行政情報化事業費のうち農地情報システム事業費につきましては、旧システムの情報処理委託の費用でございます。  次に、農家情報システム事業費につきましては、新システム導入に係る経費でございます。  続いて、目2.農林水産業総務費、備考欄、農業関係費のうち経営所得安定対策事業費は、米の需給調整を効果的に進め、水田の有効活用を促進するための地域再生協議会への補助金等でございます。財源につきましては経営所得安定対策事業費補助金でございます。  次に、農家組合活動費は、生産調整の推進や農地の管理保全に対する農家組合長への報償金等の活動費でございます。  次に、農地中間管理事業費は、農地中間管理機構が農地を借り受け、農業経営の効率化や規模拡大を進める担い手農家等に貸し付ける制度における支援金と事務経費でございます。財源につきましては農地利用集積交付金と農地中間管理事業等推進事業委託金でございます。  次に、農林業施設等整理事業費につきましては、用地境界の確定に要した委託料でございます。
     次に、林業関係費、林業団体負担金につきましては、加入しております林業団体への負担金でございます。  次に、水産業関係費、水産業団体負担金につきましては、加入しております水産業団体への負担金でございます。  次に、行政情報化事業費、水田転作システム事業費につきましては、システムの使用料と保守管理の費用でございます。  次に、一般事務費につきましては、農政業務に要した事務経費でございます。財源につきましては多面的機能支払推進交付金でございます。  また、1ページ進めていただき、170、171ページをお願いいたします。  目3.農林水産業振興費、備考欄、農業振興費のうち、農業経営近代化促進事業費につきましては、農業機器の購入等を目的に農業経営近代化資金を借り入れた認定農業者に対し、利子補給したものでございます。  次に、有害鳥獣等対策事業費は、決算成果報告書掲載事業でございます。有害獣捕獲の委託や追い払いに使用する消耗品、保守用侵入防止柵及びジャンボタニシ駆除薬購入の経費でございます。財源につきましては、鳥獣害対策事業補助金、ふるさと応援基金繰入金でございます。  次に、アイリスパークみぞの管理運営費につきましては、ふれあい広場、ふれあい公園の維持管理の経費でございます。  次に、農業団体振興事業費につきましては、各農業団体が行う事業及び活動に対する補助金でございます。  次に、新規就農者総合支援事業費につきましては、新規就農者に対しての支援補助金でございます。財源につきましては全額新規就農者総合支援事業費補助金でございます。  次に、担い手確保・経営強化支援事業につきましては、経営基盤の強化のため、農業用機械を導入された農家に対する支援補助金でございます。財源につきましては全額担い手確保・経営強化支援事業でございます。  次に、水産業振興費のうち水産物資源対策事業費につきましては、漁業組合が取り組まれております魚介類放流やハマグリ、ノリの人工採苗事業に対する助成金でございます。  次に、漁業経営近代化促進事業費につきましては、漁業者の資本装備の高度化、近代化に必要な資本融資に対し利子補給したものでございます。  次に、水産多面的機能発揮対策事業負担金につきましては、漁村の多面的機能の発揮に資する活動に対する補助金でございます。  次に、漁業経営強化対策事業費につきましては、新たな販路開拓や付加価値向上に取り組む漁協への支援補助金でございます。財源につきましては新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金でございます。  次に、漁港管理費、漁港管理事業費につきましては、伊曽島漁港の維持管理に要した費用でございます。  次に、漁業交流センター費、施設管理運営代行費につきましては、桑名市漁業交流センター、はまぐりプラザの管理運営を指定管理者によって実施するための施設管理運営代行費でございます。財源につきましては私用光熱水費でございます。  次に、指定管理者制度導入経費につきましては、桑名市漁業交流センター、はまぐりプラザにおける指定管理者の選定委員会に係る経費でございます。  次に、SDGs推進事業費、竹資源循環創出推進事業費につきましては、決算成果報告書掲載事業でございます。竹林整備、竹林を資源とする持続可能な事業創出を図る費用でございます。財源につきましてはみえ森と緑の県民税市町交付金等でございます。  続きまして、目4.農地総務費、備考欄、農業用施設管理費のうち、揚、排水機場施設につきましては、揚、排水機場施設の維持管理の経費でございます。財源につきましては土地改良区業務受託収入でございます。  次に、水路につきましては、農業用施設の維持管理に要した費用でございます。財源につきましては農業用施設維持管理基金繰入金でございます。  次に、ため池につきましては、ため池の維持管理に要した費用でございます。  次に、農道につきましては、農道賠償責任保険料などに要した費用でございます。  次に、排水機場運転管理業務につきましては、機場運転を継続的安全に支援、管理する経費でございます。財源につきましては国及び県からの排水機場操作業務委託金でございます。  次に、県土地改良事業団体連合会等負担金につきましては、土地改良事業の適切かつ効率的な運営を確保するための県土地改良事業団体連合会への負担金でございます。  次に、土地改良区水路等維持管理費補助金につきましては、土地改良区の水路等の維持管理費に対する補助金でございます。  次に、材料支給費につきましては、農家組合等で行っていただいております農業用施設の補修に係る原材料費でございます。  1ページお進みください。172、173ページでございます。  市単事業のうち土地改良事業費につきましては、先ほど部長より報告がありましたとおり、決算成果報告書54ページに詳細な内容が記載されております。国・県補助事業に該当しない農業施設において、地元要望等により必要優先順位をつけ、市単事業として用排水路、農道等の改修の整備を行ったものでございます。  次に、農業用施設維持補修費につきましては、市単事業として、用排水路及び農道等の維持補修を行ったものでございます。  次に、除塩用水事業費につきましては、除塩用水施設の整備のための設計業務委託料等でございます。財源につきましては、全額土地改良施設の整備及び維持管理基金繰入金でございます。  次に、土地改良施設維持管理適正化事業費につきましては、決算成果報告書掲載事業でございます。排水機場等において、整備、補修工事などを行ったものでございます。財源につきましては土地改良施設維持管理適正化事業交付金でございます。  次に、多面的機能支払交付金事業費につきましても、決算成果報告書掲載事業でございます。農用地を適切に管理することを目的に、地元組織が行う農業用施設の維持管理活動や農村環境保全活動に対しての推進交付金でございます。財源につきましては、多面的機能支払交付金、多面的機能支払推進交付金でございます。  次に、国土強靱化推進事業費のうち、湛水防除事業費につきましても決算成果報告書掲載事業でございます。大島排水機場の工事に係る事業負担金及び下深谷、福豊排水機場における事業計画の作成等でございます。財源につきましては災害関連事業債等でございます。  次のため池等整備事業費につきましても、決算成果報告書掲載事業でございます。蛎塚大ため池の整備に係る事業負担金及び馬の頭新ため池等における事業計画の作成等でございます。財源につきましては防災・減災・国土強靱化緊急対策事業債等でございます。  次に、用水施設管理費負担金につきましては、農業用水関係団体への負担金でございます。財源につきましては土地改良区業務受託収入でございます。  次に、土地改良区水路等維持管理費負担金につきましては、土地改良区が施工する農業用施設の整備補修への負担金でございます。財源につきましては土地改良施設の整備及び維持管理基金繰入金でございます。  次に、特別会計繰出金につきましては、農業集落排水事業特別会計への繰出金でございます。  次に、市単事業(明許繰越分)林業復旧事業費につきましては、古野林道の復旧工事を行ったものでございます。  次に、団体営事業(明許繰越分)のうち湛水防除事業につきましては、下深谷、福豊排水機場における事業計画の作成を行ったものでございます。財源につきましては農村地域防災減災事業費補助金でございます。  次に、ため池等整備事業費につきましては、馬の頭新ため池における更新事業計画作成費用でございます。財源につきましては農村地域防災減災事業費補助金でございます。  次に、ため池ハザードマップ作成費(明許繰越分)につきましては、ため池のハザードマップを作成した費用でございます。財源につきましては農村地域防災減災事業費補助金でございます。  次に、不用額のうち繰越明許分につきましては、先ほど御説明させていただきました古野林道の復旧工事等の事業精査によるものでございます。  次に、目5.輪中の郷費、備考欄、施設管理運営費につきましては、輪中の郷施設の運営及び維持管理に係る経費でございます。財源につきましては、輪中の郷使用料、輪中の郷物品売払収入等でございます。  次に、各種体験事業費につきましては体験農園の管理経費でございます。  続きまして、また1ページ進めていただき、174、175ページをお願いいたします。商工費に参ります。  款7.商工費、項1.商工費、目1.商工総務費でございます。備考欄の一般事務費は事務用消耗品等の一般事務に要した経費でございます。  次に、目2.商工業振興費、備考欄のブランド推進事業費のうち物産振興事業費は、桑名市の特産品を紹介し、物産振興を図るための委託事業費などでございます。  次に、サンダル履物見本市開催事業費でございます。例年桑名サンダル履物協同組合が見本市に出店等を行う際に要する経費への補助金として支出しておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響により昨年度は直前に出店を見合わせましたため、旅費等を除く会場設営費等の負担を補助しております。  次に、商工業振興事業費のうち鉄工技術振興費につきましては、桑名鉄工協同組合に対する補助金でございます。  次に、企業等誘致奨励金につきましては、決算成果報告書掲載事業でございます。市内に一定条件を満たす工場建設など、新たな投資をした企業に対する奨励金でございます。  次に、創業支援補助金につきましては、創業塾、創業相談などを実施します桑名商工会議所への補助金でございます。財源は産業振興基金からの繰入金でございます。  次に、中小事業者支援事業費は、商工会議所内に開設しておりますビジネスサポートセンターの設置、運営管理に対する委託料でございます。財源はにぎわい創出基金繰入金等でございます。  次に、MICE等誘致推進事業費は決算成果報告書掲載事業でございます。リモートを活用した産業観光ツアーの誘致と桑名市産業観光まちづくり協議会の運営に要した経費でございます。運営は国際化推進基金繰入金でございます。  次に、商工団体育成事業費のうち商工会議所等補助金は、桑名商工会議所と桑名三川商工会への補助金でございます。  次に、商店街連合会等補助金は桑名市商店連合会への補助金でございます。  次に、各業界青年部補助金は桑名鉄工協同組合青年部への補助金でございます。  次に、商店街活性化助成事業費はイベント助成事業費でございます。  次に、雇用対策事業費の中小企業労働対策助成事業費は、勤労者福祉の向上に資するため桑員労働対策協議会への補助金でございます。  続きまして、また1ページ進めていただき、176、177ページをお願いします。  地場産業振興費の鋳物生産技術向上事業費は、地場産業である鋳物の振興を図るための補助金で、鋳物生産技術協議会事業に対する補助金でございます。  次に、消費生活事業費の消費生活啓発事業費につきましては、消費者トラブルの未然防止を図るとともに、解決に向けた助言、あっせんをするための事業に要する諸経費でございます。  次に、発明工夫展等事業費は、発明クラブ事業等に要する諸経費でございます。  次に、企業誘致環境整備費につきましては、商工課所管施設の修繕に要した費用でございます。  次に、中小企業関係資金利子補給等につきましては、運営資金、設備資金の融資に係る利子補給金でございます。  次に、加入団体負担金につきましては、三重県産業支援センターや三重県職業能力開発協会などへの会費でございます。  次に、新型コロナウイルス感染症対策事業費につきましては、先ほど部長より報告ありましたとおり、決算成果報告書61ページに詳細な内容が記載してされております。私からは、実施いたしました五つの事業それぞれの決算額を御説明いたします。  1件目、プレミアム付き応援食事券の決算額、1億327万3,249円でございます。2件目、新型コロナウイルス感染症拡大防止対応補助金は1億3,559万7,706円でございます。3件目キャッシュレス決済ポイント還元事業は7,462万9,536円でございます。4件目、市内の3団体の経済団体が発行しました商品券事業でございますが、6,200万円でございます。5件目、休業要請協力金負担金は1億7,034万8,212円でございます。財源としましては新型コロナウイルス感染症緊急対策基金繰入金と総務管理費寄附金でございます。  次に、目3.観光費、備考欄、ブランド推進事業費のうち観光振興事業費は、主に桑名市観光協会の管理運営と事業委託に要した経費や長島地区の景観整備に要した経費のほか、三重県観光連盟等各種加入団体への会費が主なものでございます。  次に、水辺のやすらぎパーク管理運営費は施設の運営及び維持管理経費でございます。財源はやすらぎパーク使用料及び販売手数料等でございます。  次に、物産観光案内所管理運営費の施設管理運営費は物産観光案内所の管理運営費で、桑名市観光協会への委託料でございます。  次に、施設管理運営費、住吉浦休憩施設管理運営費は、観光客の方に観光案内等を行う住吉浦休憩施設の管理運営費で、社会福祉法人桑名市社会福祉協議会への委託料でございます。財源は敷地占用料、住吉浦休憩施設事業収入及び私用光熱水費等でございます。  次に、多度山上公園等管理運営費は、山上公園の芝刈り、除草や樹木の剪定等の管理運営費でございます。財源は敷地占用料、土地貸付収入及び寄附金等でございます。  次に、観光施設維持補修費は市内6か所のWi-Fi施設の管理運営費及び街路灯撤去等に要した経費が主なものでございます。  次に、多度峡天然プール設置等事業費でございます。多度町観光協会において、新型コロナウイルス感染症による感染拡大防止のため、天然プールを中止したことに伴いまして、休憩施設を利用できないようにベニヤ板で覆いをするために要した経費等でございます。財源は多度峡天然プール駐車料金等収入などでございます。  次に、一般事務費は観光振興に係る事務費でございます。財源は刊行物等売払収入等でございます。  次に、観光振興事業費の新しい生活様式に基づく誘客多角化等実証事業費は、感染症対策を行った上で全国産業観光フォーラムやバスツアー、市民が企画するイベントを開催したことに要した経費等でございます。財源は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金及び新型コロナウイルス感染症緊急対策基金等でございます。  それでは、少しページを進めていただきまして、220、221ページをお願いします。220、221ページでございます。  中段の款14.災害復旧費、項2.農林水産業施設災害復旧費、目1.農林水産業施設災害復旧費、備考欄、農業用施設(明許繰越分)につきましては、令和元年9月の豪雨により被災した農道、用排水路等の農業用施設の災害復旧を行ったものでございます。財源につきましては災害復旧農林水産事業費国庫補助金等でございます。  次に、林業施設(明許繰越分)林業につきましても、令和元年9月の豪雨により被災した林道の災害復旧を行ったものでございます。財源につきましては、災害復旧農林水産事業費国庫補助金等でございます。  次に、農地(明許繰越分)につきましては、同じく令和元年9月の豪雨により被災した農地の災害復旧を行ったものでございます。  次に、不用額のうち繰越明許分につきましては、先ほど御説明させていただきました復旧工事費の事業精査によるものでございます。  以上、令和2年度一般会計歳入歳出決算のうち、産業振興部の所管事項について概要を説明いたしました。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 81: 分科会長(畑 紀子)  ありがとうございました。  以上で説明が終わりましたので、これより本議案に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。 82: 分科会委員(伊藤惠一)  まず、成果報告書の説明をしていただきました61ページでプレミアム付き応援食事券、325店舗参加していただきまして、対象は1,000店舗ぐらいですか、1,100店舗ぐらいでしたでしょうか。 83: 商工課長(谷口 伸)  商工課、谷口です。  予算を計上させていただいたときに説明させていただいたのが、三重県のオープンデータで紹介されておりました許可を取っていただいている事業者、それが1,100店舗。そこから、コンビニであったりとかで少し絞り込んでいきましたので、実際に対象になったのは少し減りましたけれども、1,100店舗という説明をさせていただいております。 84: 分科会長(畑 紀子)  ほかにございますか。 85: 分科会委員(近藤 浩)  近藤です。よろしくお願いします。  決算成果報告書の60ページをお願いしたいと思いますけれども、事業がMICE等誘致推進事業費ということで上げてもらってあります。令和2年度、新型コロナウイルス感染拡大ということで、移動制限の中で、リモートでやられるということが記入をしていただいてありますけれども、具体的にどういうふうにリモートというのはやられたのかというところを教えていただきたいと思います。 86: 観光課長兼住吉浦休憩施設長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(黒田法雄)  観光課の黒田です。  Zoom等を活用しまして会社の概要や視察内容の説明をまずさせていただいています。それで、工場内のいつもの視察につきましては、カメラのついた別の端末を持ち込んで工場内の視察をしたというような形で使わさせていただきます。以上です。
    87: 分科会委員(近藤 浩)  近藤です。分かりました。どうもありがとうございます。  それと、ここの中に記載してあることでお聞きするのですけれども、件数が15件で参加人数が7,400人、収益が137万5,000円あったということの記入があります。事業成果ですけれども。まず、その15件というのはどこを見られたというふうなことと、それと7,400人というのは、これは確認ですけれども、1件に複数人の方が視察というか、リモートされたということの理解でいいのかということと、あと、この金額、視察の収益の金額について、もう少し詳しく分かれば教えていただきたいと思います。  以上です。お願いします。 88: 観光課長兼住吉浦休憩施設長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(黒田法雄)  まず、視察件数15件ですが、市内の企業、今回のリモートにつきましては3社の企業を見られております。  それから、参加者数の7,400人につきましては、一般的には、これまでの現地の視察の場合、30人ぐらいを一つの限度としておったのですが、リモートということでかなり人数も増えてまいりまして、1回の視察が50人から100人ぐらいの視察があったというような状態です。ただ、中国の企業なんかにつきましては2,000人ぐらい、1回で視察されたというようなケースもあったということで聞いています。  それから、視察の収益につきましては、視察される企業によって金額が異なりますので、5万円ぐらいから12万円ぐらい、幅はありますけど、それぞれで設けておりますその金額で視察料金を頂戴したというところでございます。以上でございます。 89: 分科会委員(近藤 浩)  近藤です。  分かりました。ありがとうございます。 90: 分科会長(畑 紀子)  ほかにございますでしょうか。  じゃ、なかったら、どうぞ。 91: 分科会委員(伊藤惠一)  続いて、先ほどの61ページの成果報告書の上から2番目の新型コロナの感染拡大防止対応補助金、これは上限は10万円の事業でよかったでしょうか。 92: 商工課長(谷口 伸)  商工課、谷口です。  おっしゃるとおりです。10万円で10分の10という補助でございます。 93: 分科会委員(伊藤惠一)  続きまして、決算書の167ページの一番下なのですが、毎年されてみえる勤労者への補助金ですよね。利子補給ですか。最近これらの預託なんかをして、利子がどのくらい入ってきて、対象の人によって当然金額は違うと思うのですが、1件当たりどのくらい補助していらっしゃるのですか。借りるにしても、利子は最近はかなり低額になってきておるとはいえ、どのような程度か、簡単にお願いします。 94: 商工課長(谷口 伸)  商工課、谷口です。  今おっしゃられたのが持家促進対策預託金と教育の預託金ということだと思いますけれども、1件ずつの金額という資料を持ち合わせておりませんけれども、現在融資の残額ということでお知らせできる数字はありますけど、その数字を今お話しさせてもらってよろしいですか。  持家促進事業費につきましては、融資額の残額1億8,700万円程度、教育資金につきましては、これは1件でございまして、27万9,000円程度というような残額になっております。 95: 分科会委員(伊藤惠一)  ありがとうございます。  その持家は無利子になるぐらいの融資というか、補助してみえるのか、簡単にお願いします。 96: 商工課長(谷口 伸)  無利子というわけではないのですけれども、利子が下がるということですね。今、年額で、年間の利子が最大0.75%引き下がるといった制度でございます。 97: 分科会委員(伊藤惠一)  ありがとうございます。  続いて、同じく決算書の171ページなのですが、171ページの有害鳥獣の関係、最近あまり聞かないのですけど、どのような状況になっているか簡単にお願いできますか。かなり改善されておるのか、現状維持的なことなのか。簡単で結構です。 98: 農林水産課獣害対策室長(多湖茂人)  獣害対策室長、多湖でございます。よろしくお願います。  捕獲頭数とかの関係……。 99: 分科会委員(伊藤惠一)  ざっと、大分被害が大きくなっているのか、下がっておるのか、現状維持なのか。 100: 農林水産課獣害対策室長(多湖茂人)  捕獲頭数の状況でございますが、今年度の8月末でイノシシが84で、1年前の8月末で49。鹿のほうが本年度8月末で209で、1年前の8月末で120ということで、イノシシのほうが昨年度ブタ熱の関係で著しく減っておったのですけれども、ワクチン散布等の対策によりまして頭数のほうが戻ってきているというような状況でございます。以上でございます。 101: 分科会委員(伊藤惠一)  その数は分かりましたのですけど、農家なんかの実質の被害というのは増えているのですか、減っているのですか、現状維持なのですか。その捕獲によって。 102: 農林水産課獣害対策室長(多湖茂人)  被害の数字、3年間の数字のほうをつかんでおりまして、順に言いますと、30年度が2,442アールの4万9,702キロ、金額が1,313万8,000円、元年度、2,614アール、4万3,606キログラムの金額が1,214万9,000円。令和2年度が2,580アール、4万9,476キログラム、金額のほうが1,002万4,000円ということで、若干の増減があるという状況でございます。以上でございます。 103: 分科会委員(伊藤惠一)  もう一つ、同じページなのですが、そのちょっと下の新規就農者の関係ですが、どのような作物を作ってみえて、年齢は幾らぐらいの方がやっていらっしゃるのか。簡単で結構です。 104: 農林水産課長(筧 直樹)  農林水産課、筧です。  まず作物につきましては、イチゴ農家が2名、それから施設野菜、それが、そういうふうな栽培されている方が1名です。年齢は30代、40代でございます。 105: 分科会委員(伊藤惠一)  もう1点だけお願いします。  労働の関係の部署ですので会計年度任用職員のことでお尋ねしたいのですけれども、前年度がその以前の給料でやっておった、アルバイト料というか、給料でやっておったのか、この会計年度任用職員の給料のみでやっておったのか、混在しておるのか、はっきりしていませんけれども、これ、同じような方が同じように1年間働いた場合に、会計年度任用職員の給料というか、そのお金というのはどのぐらい増えていますか、減っていますか。あまり変わっていないような状況ですか。フルでアルバイトやった場合は大体30万ぐらい増えると聞いていたのですが、実際はどんなのか、分かれば。 106: 商工課長(谷口 伸)  商工課、谷口です。  例えば私どもの所管しております消費生活の指導員の方、あの指導員の方たちというのは、令和元年度までは非常勤職員という扱いで給料をお支払いしておりました。先ほど御指摘いただいたように、今年度からは会計年度任用職員という形で決算を上げさせてもらっていますけれども、額で言いますと2万4,000円下がりましたけれども、年間のいわゆる報酬、200万円ぐらいの中での2万4,000円ですので、基本的には大きく変更はないというようになっております。 107: 分科会長(畑 紀子)  ほかにございませんですか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。  以上で、産業振興部の所管部門における説明と質疑が終了いたしました。  本議案につきましては、初めに御案内したとおり、後ほどの上下水道部所管部門の質疑終了後に意見表明、意見集約を行いますので、よろしくお願いいたします。  当局が入れ替わります。暫時休憩いたします。                                     午後0時13分 休憩                                     午後1時13分 再開 108: 分科会長(畑 紀子)  休憩前に引き続き決算特別委員会・都市経済分科会を再開いたします。  これより上下水道部所管部門の審査を行います。    ───────────────────────────────────────  ○議案第70号 109: 分科会長(畑 紀子)  初めに、議案第70号 令和2年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、所管部門を議題といたします。  まず、議案第70号の一般会計決算について、当局より説明を求めます。 110: 上下水道部長(久保康司)  皆さん、こんにちは。上下水道部長の久保でございます。着座にて失礼します。  上下水道部所管部門の各議案につきまして、よろしくお願いいたします。  まず、議案第70号の所管部門につきまして、企画総務課長から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 111: 企画総務課長(満仲 弘)  企画総務課長の満仲でございます。座って失礼させていただきます。  それでは、議案第70号 令和2年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定のうち、上下水道部が所管いたします事項につきまして御説明申し上げます。  令和2年度桑名市一般会計特別会計歳入歳出決算書の令和2年度一般会計歳入歳出決算事項別明細書及び実質収支に関する調書の歳入の部、68ページを御覧ください。  款15.国庫支出金、1枚おめくりいただき、70、71ページを御覧ください。  項2.国庫補助金、目2.衛生費国庫補助金3,818万8,242円の、備考欄を御覧ください、2行目、循環型社会形成推進交付金100万円は、合併処理浄化槽への転換に係る国庫補助金でございます。  少し飛びまして、76ページを御覧ください。  款16.県支出金、1枚おめくりいただき、78ページ、79ページを御覧ください。項2.県補助金、1枚おめくりいただき、80、81ページを御覧ください。目3.でございます衛生費県補助金493万2,000円の備考欄を御覧ください。2行目の合併処理浄化槽設置整備事業補助金100万円は、合併処理浄化槽への転換に係る県補助金でございます。  次に、歳出の部でございます。158ページを御覧ください。  款4.衛生費、項1.保健衛生費でございますが、次に、少し飛びますが、162、163ページを御覧ください。目3でございます、環境衛生費の備考欄、下から5行目のところでございますが、合併処理浄化槽設置整備事業補助金308万4,560円は、既設の単独浄化槽及びくみ取り便槽から合併処理浄化槽への転換に係る補助金で、国・県の補助事業となっております。なお、令和2年度の実績は8基でございました。  続きまして、168ページを御覧ください。  款6.農林水産業費でございますが、項1.農林水産業費、少し飛びまして173ページを御覧ください。170のところで目4になっているのですが、173ページの備考欄でございます。下から9行目、特別会計繰出金1億868万7,966円は農業集落排水事業特別会計への繰出金でございます。  続きまして、また少し飛びますが、218、219ページを御覧ください。  款12.諸支出金、項1.公営企業会計繰出金20億29万4,220円は備考欄を御覧ください。退職手当負担金2,464万2,220円は、退職手当に係る一般会計在職時分の負担金を繰り出していただいたものでございます。  水道事業会計繰出金2億7,565万2,000円は、児童手当、水道基本料金減収分、それから新型コロナウイルス感染症対策として、また下水道事業会計繰出金17億円は、地方公営企業の繰出基準に基づき下水道事業の経営安定化のために繰り出していただいたものでございます。  以上、一般会計のうち上下水道部の所管いたします事項でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 112: 分科会長(畑 紀子)  以上で説明が終わりましたので、これより本議案に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。  次に、議案第70号の農業集落排水事業特別会計決算について、当局より説明を求めます。 113: 企画総務課長(満仲 弘)  企画総務課、満仲でございます。よろしくお願いいたします。
     議案第70号のうち、令和2年度農業集落排水事業特別会計につきまして御説明申し上げます。  それでは、令和2年度農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算事項別明細書及び実質収支に関する調書の252、253ページを御覧ください。一般会計の太いやつのほうでございます。  歳入の部。款1.分担金及び負担金、項1.分担金、目1.農業集落排水事業費分担金11万1,210円は汚水ますの設置に係る分担金で、令和2年度は1件でございました。  款2.使用料及び手数料、項1.使用料、目1.農業集落排水施設使用料4,076万6,899円は、農業集落排水施設の使用料でございます。  款3.繰入金、項1.繰入金、目1.一般会計繰入金1億868万7,966円は一般会計の繰入金、目2.基金繰入金82万3,000円は、備考にございますように、農業集落排水整備支援事業基金からの繰入金でございます。  款4.諸収入、項1.雑入、目1.雑入、預金利子7,633円は歳計現金に係る預金利子、雑入19万9,800円は全国市有物件災害共済会からの保険金でございます。  254、255ページを御覧ください。  歳出の部でございます。款1.事業費、項1.業務費、目1.管理費は、備考欄を御覧ください。施設維持管理費5,442万9,076円は、汚水処理場及び管路の施設維持管理費でございます。  次の基金積立金2,032円は農業集落排水整備支援事業基金への積立金、その下の一般管理事務費953万2,919円の主なものは消費税でございます。  次の項2.建設改良費、目1.建設改良費39万4,191円は、備考欄のとおり施設整備費で、公共汚水ます及び取付管設置工事に係る工事請負費でございます。  続きまして、款2.公債費、項1.公債費、目1.元金7,380万5,701円及び目2.利子1,243万2,589円は、施設建設に係る地方債の元利償還金でございます。  款3.予備費につきましては、支出はございませんでした。  続きまして、258ページを御覧ください。実質収支に関する調書でございます。  歳入総額、歳出総額ともに1億5,059万6,508円で、歳入歳出差引額及び実質収支額はともにございません。  以上、農業集落排水事業特別会計の御説明でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 114: 分科会長(畑 紀子)  以上で説明が終わりましたので、これより本議案に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。 115: 分科会委員(佐藤 肇)  253ページの全国市有物件災害共済会保険金というのは何か、どんなことがあって保険金を入れたのか。 116: 企画総務課長(満仲 弘)  企画総務課、満仲でございます。  建物総合損害共済災害共済金でございまして、ちょっと古くなるのですが、平成29年の台風18号による立田太平地区の汚水処理場の屋根の破損修理の分の、そこの。 117: 分科会長(畑 紀子)  よろしいでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。  以上で議案第70号における本分科会の所管部門について、説明と質疑が全て終了しました。  ここで、意見表明及び意見集約のため、産業振興部長と都市整備部長に入室していただきます。               (産業振興部長、都市整備部長入室)  これより、それぞれの所管部門を含め、議案第70号に対しまして賛成または反対の意見表明を行っていただきます。  それでは、佐藤 肇委員から順にお願いをいたします。 118: 分科会委員(佐藤 肇)  特段何もございません。賛成です。 119: 分科会委員(松田正美)  賛成します。 120: 分科会委員(近藤 浩)  賛成です。 121: 分科会委員(辻内裕也)  賛成いたします。 122: 分科会委員(伊藤惠一)  理由もちょこっと言うのですか。 123: 分科会長(畑 紀子)  構いません。どうぞ。 124: 分科会委員(伊藤惠一)  私、今までいろいろ討論をずっとしていますので、例えば不認定という部分ですよね。ネーミングライツの収入とか。例えば産業でも非常にコロナ対策とか、事業は非常にありがたいのですけど、ペイペイとか、デジタルもいいのですけれども、やっぱり誰一人取り残さないというということで、デジタルだけでは取り残されていくということもありますし、それから会計年度任用職員の給料、アルバイト料、これも同一労働・同一賃金ということで、先ほども聞いたのですけど、そういうふうに全くなっていませんし、それから、スマートインターチェンジなんかでも3、4キロにもう一個ということで、それは要らないだろうというようなこと。その他はもうあまり言いませんけれども、そういうことでいろいろ修正されていくことを期待しつつ、不認定という部分がございます。以上です。 125: 分科会長(畑 紀子)  反対ということですね。 126: 分科会委員(伊藤惠一)  そうです。 127: 副分科会長(成田久美子)  賛成です。 128: 分科会長(畑 紀子)  以上で全委員の意見表明が終了しました。  本分科会の意見集約の結果といたしまして、賛成意見が多数であったことを全体会へ報告させていただきます。  ここで、産業振興部長と都市整備部長に退出していただきます。ありがとうございました。               (産業振興部長、都市整備部長退室)    ───────────────────────────────────────  ○議案第71号 129: 分科会長(畑 紀子)  次に、議案第71号 令和2年度桑名市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてを議題といたします。  当局より説明を求めます。 130: 上下水道部長(久保康司)  上下水道部長の久保でございます。  議案第71号 令和2年度桑名市水道事業会計利益の処分及び決算の認定につきまして、お手元にお配りしております資料1、令和2年度決算の概要に基づき、私から御説明の後、詳細につきましては企画総務課長から御説明をさせていただきます。  それでは、令和2年度水道事業会計の決算の概要を御覧ください。  1、総括でございますが、令和2年度の水道事業につきましては、安全な水を安定的に供給するための管網整備及び施設整備に努めたところでございます。また、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、水道基本料金を2期4か月分無料化することで、市民の暮らしや地域経済を支える取組を行ったところでございます。  次に、業務量でございますが、給水戸数は6万4,475戸、前年度末より約203戸、0.32%の増加となりましたが、給水人口は14万1,025人で昨年度末より656人、0.46%減少しております。有収水量は1,676万718立方メートルで、前年度末より4万3,287立方メートルの減少となり、有収率は84.21%で0.58%低下しております。  3、収益的収支(税抜)でございますが、まず(1)の水道事業収益は、水道基本料金を2期4か月分無料化したこと等により、前年度と比較して給水収益が2億6,048万円余、11.2%減少しております。しかし、無償化により減益した分については、一般会計からの繰出金により補填したことに伴い、他会計補助金が2億7,381万円余、1万4,881%増加しており、全体としては前年度と比較して2,094万円余、0.8%増加しております。  次に(2)水道事業費用は、委託料、修繕費及び資産減耗費等が増加したことにより、前年度と比較して1億4,380万円余、6%増加しております。  次に、(3)この結果ということで、当該年度につきましては1億9,323万円余の純利益となっております。  4、資本的収支、これは税込みでございますが、(1)の収入につきましては企業債が1億5,400万円、負担金で3,721万円余増加しておりますので、加入金で1,279万円余減少はあるものの、昨年度と比較して17%増の12億4,197万円余となっております。  (2)の支出につきましては、建設改良費が1億2,924万円余増加しておりますので、前年度と比較して8%増の17億7,569万円余となっております。この企業債残高でございますが、62億8,149万円余となっております。  水道事業の決算の概要につきましては以上でございます。  引き続き、詳細につきましては企画総務課長より御説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 131: 企画総務課長(満仲 弘)  企画総務課の満仲でございます。  それでは、議案第71号 令和2年度桑名市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について御説明申し上げますので、令和2年度桑名市水道事業会計決算書の1、2ページを御覧ください。  1、令和2年度桑名市水道事業決算報告書でございますが、消費税を含んだ金額となっておりますので、よろしくお願いいたします。  1、収益的収入及び支出の収入の部、上の表でございますが、決算額の欄でございます。  第1款水道事業収益は29億4,251万4,982円でございます。内訳として、第1項営業収益22億8,666万4,549円の主なものは水道料金22億6,780万円余で、営業収益の約99%を占めております。  第2項営業外収益6億5,468万6,552円の主なものは、長期前受金戻入2億8,827万円余及び基本料金2期4か月分の無料化などに伴います一般会計からの他会計補助金2億7,565万円余でございます。  第3項特別利益116万3,881円の主なものは、建物総合損害共済の災害共済金でございます。  次に、支出の部、下の表でございます、決算額の欄でございます。  第1款水道事業費用は26億5,019万9,696円でございます。内訳として、第1項営業費用25億7,279万4,910円の主なものは、減価償却費8億3,503万円余のほか、受水費4億9,731万円余や委託料4億4,372万円余などでございます。  第2項営業外費用7,647万4,767円は企業債利息などでございます。  第3項特別損失93万19円の主なものは、漏水による水道料金の減免や生活保護による減免などでございます。  第4項予備費の支出はございません。  次に、3、4ページを御覧ください。  2、資本的収入及び支出の収入の部。上の表の決算額の欄でございます。  第1款資本的収入は12億4,197万2,614円でございます。内訳として、第1項企業債9億5,530万円は建設改良のための起債でございます。  第2項負担金1億2,286万4,814円は、駅西土地区画整理事業に伴う配水管布設替工事負担金などとして1億14万円余、消火栓設置に伴う他会計負担金などとして2,272万円余などでございます。  第3項加入金6,380万7,800円は、給水装置の新設分432件及び口径変更分78件に伴う加入金でございます。  第4項投資回収金1億円は下水道事業会計からの貸付金の返還でございます。  次に、支出の部、下の表でございますが、決算額の欄でございます。  第1款資本的支出は17億7,569万6,134円でございます。内訳として、第1項建設改良費13億4,880万8,314円の主なものは、多度中部送水場ほか電気設備等更新工事、元赤須賀配水管布設替工事などでございます。翌年度繰越額3億6,333万2,700円の主なものは、配水管布設替工事、上野浄水場桑名地区監視操作盤更新工事ほか建設改良工事でございます。  第2項企業債償還金3億2,688万7,820円は起債の償還金、第3項投資1億円は下水道事業会計への貸付金でございます。  なお、資本的収入額が資本的支出額に不足する額5億3,372万3,520円は、欄外に記載のとおり補填しております。  5ページ、6ページを御覧ください。  2、令和2年度桑名市水道事業損益計算書でございます。この損益計算書及び後ほど御説明いたします10、11ページの貸借対照表は税抜き金額となっております。
     再度5ページのほうを御覧ください。  1、営業収益と2、営業費用の差引きである営業収支は、基本料金2期4か月分の無料化を行ったこともあり、3億5,651万4,491円の営業損失、赤字計上となっております。この営業収支に、3、営業外収益と、6ページの4、営業外費用を含めた経常収支は1億9,291万8,462円の経常利益となっております。  さらに、5、特別利益と、6、特別損失を含めた事業収支では1億9,323万3,699円の純利益でございます。  次に、7ページ、8ページを御覧ください。  3、令和2年度桑名市水道事業剰余金計算書でございます。資本金は前年度未処分利益剰余金2億9,030万2,724円を資本金に繰り入れたため、当年度末残高86億3,669万9円となっております。  資本剰余金の受贈財産評価額と工事負担金の合計4億3,842万9,575円は土地などが非償却財産分であり、当該資産を処分または滅失のときまで残存いたします。  利益剰余金は、損益計算書で御説明したとおり、純利益1億9,323万3,699円が発生したこと及び前年度未処分利益剰余金2億9,030万2,724円を資本金へ繰り入れたことから10億1,432万7,721円となっております。  9ページを御覧ください。  4、令和2年度桑名市水道事業剰余金処分計算書(案)でございます。  令和2年度決算において、未処分利益剰余金2億9,030万2,724円を資本金に組み入れましたが、資本的支出額に不足する場合の補填に充てていないこと、また当年度純利益1億9,323万3,699円を、欄外注釈のとおり、地方公営企業法第32条の規定に基づく桑名市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例第6条の規定により減債積立金に積み立てるため、本処分をお願いするものでございます。  10ページを御覧ください。  5の令和2年度桑名市水道事業貸借対照表でございます。  まず、資産の部。1、固定資産、(1)の有形固定資産、(2)無形固定資産、(3)投資を合わせた固定資産合計は200億9,440万5,004円となっております。  次に、2、流動資産の(1)現金預金、(2)未収金、(3)貯蔵品、(4)短期貸付金、(5)前払金を合わせた流動資産合計は31億3,337万8,536円で、このうち(2)未収金3億4,050万8,529円の主なものは給水収益2億9,000万円余でございます。  その下の貸倒引当金1,488万6,298円は、水道料金未収金の将来の貸倒れに備えて計上しており、差引き未収金合計は3億2,562万2,231円となっております。  以上、資産合計は232億2,778万3,540円で、昨年度と比較し3億9,465万円余の増加となっております。  次に、11ページを御覧ください。  負債の部でございます。3、固定負債の(1)企業債、(2)引当金を合わせた固定負債合計は61億6,165万4,881円となっております。  4、流動負債の(1)企業債、(2)未払金、(3)未払費用、(4)預り金、(5)引当金を合わせた流動負債合計は9億4,959万5,562円となっております。  5、繰延収益の(1)長期前受金、(2)収益化累計額を合わせた繰延収益合計は60億2,708万5,792円となっております。  以上、負債合計は131億3,833万6,235円で、昨年度と比較し2億141万円余の増加となっております。  次の資本の部、6、資本金、(1)資本金のア、固有資本金、イ、出資金、ウ、組入資本金を合わせた資本金合計は、昨年度より2億9,030万2,724円増加の86億3,669万9円で、7、余剰金の(1)資本余剰金、(2)利益剰余金を合わせた剰余金合計は14億5,275万7,296円で、資本合計は100億8,944万7,305円となっており、負債合計と資本合計を合わせた負債資本合計は232億2,778万3,540円でございます。  12ページ、13ページは会計処理に係る注記表、14ページ以降は決算の附属書類でございます。  ここで、21ページを御覧ください。  21ページ、3の業務でございます。(1)業務量、(ク)有収水量は4万3,287立方メートル減の1,676万718立方メートル、(ケ)有収率は0.58%減の84.21%でございました。  以上、令和2年度水道事業会計決算の説明でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 132: 分科会長(畑 紀子)  以上で説明が終わりましたので、これより本議案に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。 133: 分科会委員(伊藤惠一)  前から聞いてある程度分かっているのですけど、1億円を下水に貸しているのですが、この計画に基づいて何年か先まで行くということはよく分かっているのですが、これはなぜこういうことになったかという理由は分かりますか。分からなんだら分からないでもいいのですけど。  それで、一般会計でも100億円以上、かなり積立金があるのですけど、そこら辺から持ってきて1億円、水道料金の値下げに使っていただいたりということでお願いしたりして、検討しますというような返答もいただいているのですけど。答えれるところでお願いしたいと思います。 134: 企画総務課長(満仲 弘)  企画総務課、満仲でございます。  下水道会計の1億円の繰入れの件でございますが、経営戦略、計画では2024年まで繰り入れる計画でございまして、それまでの間、下水道事業の会計が非常に厳しいということと、水道事業のほうで貸出しをすることで少しでも利子収入等を得られるということで、このような形で処理をさせていただいております。以上でございます。 135: 分科会長(畑 紀子)  ほかにございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。  次に、本件に対して、賛成または反対の意見表明等を行っていただきます。  それでは、伊藤惠一委員から順にお願いいたします。 136: 分科会委員(伊藤惠一)  おいしい安全な水、それから耐震とかいろいろ、それから、昨年度は2期4か月無料にしていただいた、非常に評価するところは多々あるのですが、今申し上げたように、一般会計もたくさんの積立てがあるわけですから、その辺りをぜひ。水道料金も上げるという話もあるのですけれども、1億円、それ以上、水道料金を値下げして市民の皆様に奉仕していただければということを期待して、不認定ということでございます。 137: 分科会長(畑 紀子)  不認定。 138: 分科会委員(伊藤惠一)  はい。 139: 分科会委員(辻内裕也)  賛成いたします。 140: 分科会委員(近藤 浩)  賛成です。 141: 分科会委員(松田正美)  賛成。 142: 分科会委員(佐藤 肇)  賛成です。 143: 副分科会長(成田久美子)  賛成です。 144: 分科会長(畑 紀子)  ありがとうございます。  以上で、全員の意見表明が終了いたしました。  本分科会の意見集約の結果として、賛成意見が多数であったことを全体会へ報告させていただきます。    ───────────────────────────────────────  ○議案第72号 145: 分科会長(畑 紀子)  次に、議案第72号 令和2年度桑名市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてを議題といたします。  当局より説明を求めます。 146: 上下水道部長(久保康司)  上下水道部長の久保でございます。  議案第72号 令和2年度桑名市下水道事業会計につきまして、先ほどの水道事業と同じく、お手元にお配りしております資料2、令和2年度決算の概要に基づき御説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  1、総括でございますが、令和2年度の下水道事業につきましては、汚水管路の普及拡大及び雨水浸水対策の取組に努めたところでございます。  コストキャップ型下水道は第1期分が完了するとともに、第2期について、高塚町ほかにおいて未普及地域の解消に向けた取組を進めております。  雨水施設では、令和元年度に着手した城之堀ポンプ場の沈砂池設備改築工事が完成しました。さらに香取ポンプ場の調査設計を行い、令和3年度の施工に向け事業を進めております。  2、業務用でございますが、汚水につきましては北勢沿岸流域下水道及び長島浄化センターにおきまして1,281万3,830立方メートルの汚水を処理しており、前年度より1万516立方メートル、0.08%増加しています。また、処理区域内人口は前年度より167人増加しており、下水道普及率は78.05%となっております。雨水につきましては、ポンプ場8施設の排水能力の機能維持に努めております。  次に、3の収益的収支、税抜きでございますが、(1)下水道事業収益は、有収水量の増加に伴い、前年度と比較して下水道使用料が2,288万円余、1.1%増加しておりますが、長期前受金戻入が4,942万円余、2.4%、他会計補助金が631万円余を減少したことにより、全体として前年度と比較して4,264万円余、0.8%の減少となっております。  (2)の下水道事業費用は、企業債支払利息、委託料及び動力費等が減少した結果、前年度と比較して6,415万円余、1.4%減少しております。  (3)この結果によりまして、当年度は4億8,566万円余の純利益となっております。  次に、4、資本的収支は、税込みでございます、(1)収入は、企業債が4,260万円減少しておりますが、国庫補助金等が1億3,344万円余増加したことにより、前年度と比較して3%増の29億4,840万円余となっております。  (2)支出は建設改良費が1億2,241万円余減少しており、企業債償還金等が2,437万円余増加しておりますが、前年度と比較して2%減の41億4,226万円余となっております。  5、企業債残高でございますが、269億2,796万円余となっております。  下水道事業の決算の概要につきましては以上でございます。  引き続き、詳細につきましては企画総務課長より御説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 147: 企画総務課長(満仲 弘)  企画総務課の満仲でございます。  それでは、議案第72号 令和2年度桑名市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について御説明申し上げますので、令和2年度桑名市下水道事業会計決算書の39、40ページを御覧ください。  1、令和2年度桑名市下水道事業決算報告書でございます。消費税を含んだ金額となっておりますので、よろしくお願いいたします。  1、収益的収入及び支出の収入の部、上の表の決算額の欄でございますが、第1款下水道事業収益は52億5,307万3,990円でございます。内訳といたしまして、第1項営業収益30億9,598万9,134円の主なものは、下水道使用料23億7,242万円余や他会計負担金6億9,862万円余などで、この負担金の主なものは雨水処理に係る一般会計からの繰入金でございます。  第2項営業外収益21億5,589万6,699円の主なものは、長期前受金戻入20億3,741万円余や他会計補助金1億1,272万円余などで、この補助金の主なものは汚水処理に係る一般会計からの繰入金でございます。  第3項特別利益118万8,157円の主なものは、建物総合損害共済の災害共済金でございます。  次に、支出の部、下の表の決算額の欄でございます。  第1款下水道事業費用は47億4,086万1,560円でございます。内訳といたしまして、第1項営業費用41億8,747万4,457円の主なものは、減価償却費28億4,904万円余や流域下水道の維持管理負担金6億13万円余などでございます。  第2項営業外費用5億5,243万3,596円の主なものは、企業債利息4億6,498万円余でございます。  第3項特別損失95万3,507円の主なものは、下水道使用料のうち、漏水による減免や生活保護減免に伴う過年度分還付金などでございます。  なお、第4項予備費の支出はございません。  41ページ、42ページを御覧ください。  2、資本的収入及び支出の収入の部でございます。  上の表の決算額の欄でございますが、第1款資本的収入29億4,840万6,369円でございます。内訳といたしまして、第1項企業債11億5,340万円は建設改良等のための起債でございます。  第2項他会計借入金1億円は、下水道普及拡大に伴う資金不足を補うため、水道事業会計からの借入金でございます。  第3項他会計負担金3,987万5,881円は雨水処理に係る一般会計からの繰入金、第4項他会計補助金8億4,876万9,383円は汚水処理に係る一般会計からの繰入金などでございます。  第5項国庫補助金6億5,845万6,735円は、補助事業に係る国費補助でございます。  第6項負担金1億4,790万4,370円は、受益者負担金及び工事負担金でございます。
     次に、支出の部でございます。  下の表の決算額の欄でございますが、第1款資本的支出41億4,226万1,317円でございます。内訳といたしまして、第1項建設改良費16億427万5,038円、翌年度繰越額6億8,858万5,704円の主なものは、西桑名幹線雨水管路工事において地下埋設物の移設協議に時間を要したことなどから繰り越したものでございます。  第2項企業債償還金24億3,798万6,279円は起債の元金償還額、第3項他会計借入金償還金1億円は水道事業会計からの借入金の償還でございます。  資本的収入額が資本的支出額に不足する額11億9,385万4,948円は、欄外注釈のとおり補填しております。  43、44ページを御覧ください。  2、令和2年度桑名市下水道事業損益計算書でございます。この損益計算書及び48、49ページの貸借対照表は税抜き金額となっております。  43ページを改めて御覧ください。  1、営業収益と2、営業費用の差引きであります営業収支は11億9,840万287円の営業損失、赤字計上となっております。  営業収支に、3、営業外収益と、44ページの4、営業外費用を含めた経常収支は4億8,535万598円の経常利益となっております。  さらに5、特別利益、6、特別損失を含めた事業収支では4億8,566万7,166円の純利益となり、その他未処分利益剰余金変動額4億6,416万3,411円と合わせた9億4,983万577円が当年度未処分利益剰余金でございます。  45、46ページを御覧ください。  3、令和2年度桑名市下水道事業剰余金計算書中、資本金は、昨年度減債積立金3億8,786万5,923円を取り崩し資本金へ組み入れたため、当年度末残高は44億9,770万2,595円となっております。  資本剰余金は、受贈財産評価額、他会計負担金、工事負担金、その他資本剰余金の合計7億6,754万3,132円で、土地など非償却財産分であることから、当該資産が処分または滅失のときまで残存いたします。  利益剰余金は減債積立金4億6,416万3,411円を取り崩し、先ほど損益計算書のところで申し上げましたように、純利益4億8,566万7,166円が発生しておりますことから、利益剰余金合計は9億4,983万577円となっております。  47ページを御覧ください。  4、令和2年度桑名市下水道事業剰余金処分計算書(案)でございます。  令和2年度の未処分利益剰余金は、減債積立金4億6,416万3,411円を取り崩しましたことから、議会の議決による処分として資本金への組入れを行い、当年度純利益4億8,566万7,166円を、欄外注釈のとおり、地方公営企業法第32条の規定に基づく桑名市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例第6条の規定により減債積立金に積み立てようとするものでございます。  48ページを御覧ください。  5、令和2年度桑名市下水道事業貸借対照表でございます。  まず、資産の部、1、固定資産は、(1)有形固定資産、(2)無形固定資産、(3)投資を合わせた固定資産合計801億9,084万981円となっております。  次に、2の流動資産、(1)現金預金、(2)未収金、(3)前払金を合わせた流動資産合計は18億9,623万9,703円で、このうち(2)未収金3億3,722万1,319円の主なものは下水道使用料3億992万円余でございます。  その下の下水道使用料未収金等の将来の貸倒れに備えて計上した貸倒引当金1,762万7,120円を差し引いた未収金合計は3億1,959万4,199円となっております。  以上、資産合計は820億8,708万684円で、昨年度と比較し17億1,010万円余の減少となっております。  次に、49ページを御覧ください。49ページ、負債の部でございます。  3、固定資産の(1)企業債、(2)他会計借入金、(3)引当金を合わせた固定負債合計は247億4,246万1,851円でございます。  次の4、流動負債の(1)企業債、(2)他会計借入金、(3)未払金、(4)未払費用、(5)預り金、(6)引当金を合わせた流動負債合計は35億9,272万2,812円でございます。  次に、5、繰延収益の(1)長期前受金、(2)収益化累計額を合わせた繰延収益合計は475億3,681万9,717円でございます。  以上、負債合計758億7,200万4,380円で、昨年度と比較し21億9,577万円余の減少となっております。  次に、資本の部でございますが、6、資本金の(1)資本金、ア、固有資本金、イ、出資金、ウ、組入資本金を合わせた資本金合計は44億9,770万2,595円。  次の7、剰余金は、(1)資本剰余金、(2)利益剰余金を合わせた剰余金合計が17億1,737万3,709円で、資本合計は62億1,507万6,304円となっており、負債合計と資本合計を合わせた負債資本合計は820億8,708万684円でございます。  50、51ページは会計処理に係ります注記表、52ページからは決算附属書類でございます。  ここで、58ページを御覧ください。  58ページ、3、業務、(1)業務量、(ア)行政区域内人口は令和元年度と比較し656人の減となっておりますが、(イ)処理区域内人口は供給開始区域の拡大により167人の増となり、処理区域内人口を行政区域内人口で割った(カ)普及率は78.05%で、令和元年度と比較し0.48ポイントの増となっております。  以上、令和2年度下水道事業会計決算の説明でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 148: 分科会長(畑 紀子)  ありがとうございました。  以上で説明が終わりましたので、これより本議案に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。 149: 分科会委員(伊藤惠一)  下水の普及に御努力いただいて御苦労さまでございます。  先ほど普及率が、計算にもよるのですけど、78%余ということなのですが、大体目指しておるのはどこまでですか。コストキャップで90を超えていくというような、それから、100%まで行くのか、いつ頃になるのか、そこら辺の見通しだけ簡単に教えていただけますか。 150: 下水道課長(出口敏幸)  下水道課の出口でございます。  下水道人口普及率につきましては、今、未普及対策としまして、令和8年度までに重点的に整備を行いまして、おおむね普及率90%という数字を目標にしております。市全体で下水道計画区域というのはまだまだ残されておりまして、その後の見通しについては今後の事業展開でまた明らかになっていくかと思います。以上でございます。 151: 分科会長(畑 紀子)  ほかにございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。  次に、本件に対して、賛成または反対の意見表明を行っていただきます。  それでは、佐藤 肇委員からお願いいたします。 152: 分科会委員(佐藤 肇)  賛成です。 153: 分科会委員(松田正美)  賛成です。 154: 分科会委員(近藤 浩)  賛成いたします。 155: 分科会委員(辻内裕也)  賛成いたします。 156: 分科会委員(伊藤惠一)  先ほど上水道のところで言いましたように、上水に負担をかけて、1億円ほどかけておりますので、ぜひ、企業会計にとらわれることなく一般会計からどんどん入れていただいて、市民の生活が楽になるようにこれからも御努力いただきたいなと思っておりますので、そういう意味で不認定ということになります。ほかにも理由はありますけど、取りあえずそれを。 157: 副分科会長(成田久美子)  賛成です。 158: 分科会長(畑 紀子)  ありがとうございました。  以上で全委員の意見表明が終了いたしました。  本分科会の意見集約の結果としまして、賛成意見が多数であったことを全体会へ報告させていただきます。  これで本分科会の審査案件は全て終了いたしました。    ───────────────────────────────────────  ○分科会審査報告書及び分科会長報告について 159: 分科会長(畑 紀子)  最後に、本分科会の分科会審査報告書及び分科会長報告につきましては正・副分科会長に御一任いただきたいと思いますが、御異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認め、そのように決定いたします。  以上で決算特別委員会・都市経済分科会を閉会いたします。                                     午後2時17分 閉会  以上、会議の顛末を録しここに署名する。       分 科 会 長       畑   紀 子       副分科会長         成 田 久美子 発言が指定されていません。 Copyright (c) KUWANA CITY ASSEMBLY MINUTES All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...