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  1. 四日市市議会 2021-06-07
    令和3年6月定例月議会(第7日) 本文


    取得元: 四日市市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-09
    検索結果へ戻る 検索をやり直す (このウィンドウを閉じます) 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和3年6月定例月議会(第7日) 本文 2021-07-01 文書・発言の移動 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 57 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 午後1時開議 選択 2 : ◯議長樋口博己議員選択 3 : ◯議長樋口博己議員選択 4 : ◯予算常任委員長加納康樹議員選択 5 : ◯議長樋口博己議員選択 6 : ◯総務常任委員長山口智也議員選択 7 : ◯議長樋口博己議員選択 8 : ◯教育民生常任委員長(森川 慎議員選択 9 : ◯議長樋口博己議員選択 10 : ◯産業生活常任委員長平野貴之議員選択 11 : ◯議長樋口博己議員選択 12 : ◯都市環境常任委員長(竹野兼主議員選択 13 : ◯議長樋口博己議員選択 14 : ◯議長樋口博己議員選択 15 : ◯議長樋口博己議員選択 16 : ◯議長樋口博己議員選択 17 : ◯市長(森 智広君) 選択 18 : ◯議長樋口博己議員選択 19 : ◯議長樋口博己議員選択 20 : ◯議長樋口博己議員選択 21 : ◯議長樋口博己議員選択 22 : ◯議長樋口博己議員選択 23 : ◯議長樋口博己議員選択 24 : ◯議長樋口博己議員選択 25 : ◯総務常任委員長山口智也議員選択 26 : ◯議長樋口博己議員選択 27 : ◯産業生活常任委員長平野貴之議員選択 28 : ◯議長樋口博己議員選択 29 : ◯議長樋口博己議員選択 30 : ◯豊田祥司議員 選択 31 : ◯議長樋口博己議員選択 32 : ◯荻須智之議員 選択 33 : ◯議長樋口博己議員選択 34 : ◯議長樋口博己議員選択 35 : ◯議長樋口博己議員選択 36 : ◯議長樋口博己議員選択 37 : ◯議長樋口博己議員選択 38 : ◯産業生活常任委員長平野貴之議員選択 39 : ◯議長樋口博己議員選択 40 : ◯議長樋口博己議員選択 41 : ◯議長樋口博己議員選択 42 : ◯議長樋口博己議員選択 43 : ◯議長樋口博己議員選択 44 : ◯平野貴之議員 選択 45 : ◯議長樋口博己議員選択 46 : ◯中川雅晶議員 選択 47 : ◯議長樋口博己議員選択 48 : ◯議長樋口博己議員選択 49 : ◯議長樋口博己議員選択 50 : ◯議長樋口博己議員選択 51 : ◯議長樋口博己議員選択 52 : ◯議長樋口博己議員選択 53 : ◯議長樋口博己議員選択 54 : ◯議長樋口博己議員選択 55 : ◯議長樋口博己議員選択 56 : ◯議長樋口博己議員選択 57 : 午後2時3分散会 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                           午後1時開議 2: ◯議長樋口博己議員) これより本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員数は33名であります。  本日の議事につきましては、お手元に配付いたしました議事日程第7号により取り進めますので、よろしくお願いいたします。    ─────────────────────────── 3:  日程第1 議案第2号ないし議案第18号 ◯議長樋口博己議員) 日程第1、議案第2号令和3年度四日市市一般会計補正予算(第3号)ないし議案第18号四日市市戸籍関係手数料条例の一部改正についての17件を一括議題といたします。  本件に対する委員長の報告を求めます。  まずは、予算常任委員長にお願いいたします。  加納康樹議員。   〔予算常任委員長(加納康樹議員)登壇〕 4: ◯予算常任委員長加納康樹議員) 予算常任委員会に付託されました関係議案につきまして、当委員会における審査の経過と結果をご報告申し上げます。  審査に当たりましては、まず、総務、教育民生、産業生活、都市・環境の4分科会において、それぞれの所管に属する事項について詳細な審査が行われました。  続いて、全体会においては、各分科会における審査の経過と結果についての分科会長報告があり、それに対する質疑が行われました。  この中で、各分科会長からは、それぞれの所管部分について、いずれも別段異議なく、原案のとおり可決すべきものと決したとの報告があり、各分科会から全体会審査に送るべきとされた事項はありませんでした。  また、全体会において、委員から追加提案された事項もありませんでした。  以上の経過により、当委員会に付託されました議案第2号令和3年度四日市市一般会計補正予算(第3号)及び議案第15号令和3年度四日市市一般会計補正予算(第4号)につきましては、いずれも別段異議なく可決すべきものと決した次第であります。  これをもちまして、予算常任委員会の審査報告といたします。 5: ◯議長樋口博己議員) 次に、総務常任委員長にお願いいたします。  山口智也議員
      〔総務常任委員長(山口智也議員)登壇〕 6: ◯総務常任委員長山口智也議員) 総務常任委員会に付託されました6議案につきまして、当委員会における審査の経過と結果をご報告申し上げます。  議案第3号四日市市税条例の一部改正については、別段、質疑及び意見はありませんでした。  議案第8号工事請負契約の締結について及び議案第9号工事請負契約の締結につきましては、南消防署庁舎改築に係る建築工事及び建築電気設備工事について、工事請負契約を締結しようとするものであります。  委員からは、自家発電設備の出力と稼働時間、電力供給の優先順位について質疑があり、理事者からは、定格出力は78.5kVAであり、消防署の燃料を使用して約86時間稼働し、消防署の機能として十分な能力である。また、電力供給は消防職員の事務所と自家給油設備等を優先しているとの答弁がありました。  また、他の委員からは、スマートシティの考え方から、電気自動車の普及を見据えた仕様にすべきであり、50年、60年にわたり使用できるよう今後の技術革新を見据えて必要な設備を設置することができる仕様にすべきではないかとの質疑があり、理事者からは、今後必要に応じて電気自動車用の急速充電器の導入等の対応をしていきたい。また、将来を見越した新しい設備についても今後視野に入れて検討したいとの答弁がありました。  また、他の委員からは、落札業者の技術評価についての質疑があり、理事者からは、技術力を評価する項目として、コンクリート打設の技術と、現庁舎を使いながら国道に隣接した狭い敷地で工事を行うため周辺環境に対する配慮という2点を示しているとの答弁がありました。  議案第13号動産の取得につきましては、消防ポンプ自動車を取得しようとするものであります。  委員からは、消防車の価格が数年前からかなり上がっているが、何か消防車の機能が向上したのかとの質疑があり、理事者からは、自動車排出ガス規制の対策機器や衝突軽減ブレーキ等の設置により、ベース車両自体の価格が100万円から200万円上昇しているほか、ドライブレコーダーやデジタル無線などの積載品の追加や、それに伴う取付費用もあり、価格が高くなっているが、他都市の実績と比較しても適正な範囲の価格であると考えているとの答弁がありました。  これを受け、委員からは、現在使用するベースが3tの車では、中型免許が必要となるが、普通免許でも運転できる同程度の機能を持つ車両について今後購入を検討すべきとの意見がありました。  議案第16号四日市市個人情報保護条例の一部改正及び議案第17号四日市市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用等に関する条例の一部改正については、別段、質疑及び意見はありませんでした。  以上の経過により、当委員会に付託されました6議案につきましては、いずれも別段異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。  これをもちまして、総務常任委員会の審査報告といたします。 7: ◯議長樋口博己議員) 次に、教育民生常任委員長にお願いいたします。  森川 慎議員。   〔教育民生常任委員長(森川 慎議員)登壇〕 8: ◯教育民生常任委員長(森川 慎議員) 教育民生常任委員会に付託されました関係議案につきまして、当委員会の審査の経過と結果をご報告申し上げます。  議案第7号工事請負契約の締結につきまして、委員からは、工事契約金額が約3億円の規模であるが、令和3年2月定例月議会における当初予算審査の際に工事の説明がなかったのはなぜかとの質疑があり、理事者からは、旧笹川西小学校の解体については、令和2年12月定例月議会の予算常任委員会協議会において令和3年度に解体する旨を説明している。また、教育委員会としては、校舎改築などのように教育環境の改善や充実を行っていくための予算ではないため個別の説明は行っていないとの答弁がありました。  また、委員からは、今回の解体工事を含めた笹川西小学校跡地及び笹川西公園の再編については複数部局で協議してきたものと考えるが、その中で学校を解体すると避難所がなくなるという意識はあったのかとの質疑があり、理事者からは、今回の再編計画については、都市整備部が中心となり関係部局と協議をしており、教育委員会はその場に入っていないため回答しかねるとの答弁がありました。  また、委員からは、解体工事の延期は可能かとの質疑があり、理事者からは、延期が可能かどうかは再編計画全体に影響が出るため教育委員会で判断できないが、延期ということであれば工事現場の維持管理費の問題や建設機材、工員の手配の中断など、業者と工事延期の協議を行う必要があることから、この場で回答できかねるとの答弁がありました。  また、委員からは、コロナ禍の影響で再編計画に係る住民説明会が7月4日まで延期となっている、令和3年2月定例月議会の予算常任委員会都市・環境分科会において、都市整備部としては、地域の様々な意見を聞いて柔軟に対応するとともに、住民に全く説明がない中では計画を進めることはないと答弁しているが、住民説明会後でなければ着工しないと約束できるかとの質疑があり、理事者からは、再編計画の住民説明会で話が進まなければ解体工事に係る説明会も開催できないと考えるとの答弁がありました。  また、委員からは、住民説明会で全員が納得しなければ認めないということではなく、きちんと住民に説明をして意見を聞き、説得の努力をしてほしいと考えるがどうかとの質疑があり、理事者からは、教育委員会は笹川東小学校と笹川西小学校統合の際から時間をかけて住民と協議してきたので、住民がどのような思いを持っているかは理解している。今回の解体工事についても住民の生活に密着した問題であり、解体工事予算の所管は教育委員会であるので、住民説明会にも出席し、その後の解体工事の安全面についても説明していきたいとの答弁がありました。  これに対し、委員からは、住民は解体により避難所がなくなることに不安を持っているが、どのような対応をするのかとの質疑があり、理事者からは、西笹川中学校や笹川小学校の体育館、また、体育館が使えなければ教室等を使うと理解しており、危機管理監からもそのような考え方だと聞いているとの答弁がありました。  これに対して、委員からは、今回の解体で避難所がなくなるのであればその分を別に確保すべきだがどうかとの質疑があり、理事者からは、新たな避難所の確保については、教育委員会では回答しにくいとの答弁がありました。  また、他の委員からは、住民と合意形成してから進めるべきと考えるがどうかとの質疑があり、理事者からは、都市整備部はこの問題について真摯に受け止め、住民説明会においてしっかりと説明すると聞いている。また、避難所の問題については、危機管理監が責任を持って説明し、そして、学校の解体については、教育委員会が安全に配慮しながら行うことを説明した上で進めたいとの答弁がありました。  また、他の委員からは、令和2年度に地元説明を行い、議会にも説明した上で予算も認められ、今回契約締結に至ったのであって、他の委員から質疑があった避難所の件については、同趣旨の請願が総務常任委員会に付託されているのであるから、総務常任委員会において議論してもらえばよい。当委員会に付託された議案はあくまで解体工事の契約締結に関する議案であって、これまでも理事者はしっかりと経緯を踏まえているので、粛々と進めるべきであるとの意見がありました。  また、他の委員からは、解体工事議案を出すのであれば、関係する課題についても全て説明できるようにすべきであるとの意見がありました。  また、委員からは、議案審査に関連して都市整備部及び危機管理監に確認したい事項があるため、当委員会への出席を求めたいとの発言がありました。  一方で、他の委員から、当議案は教育委員会所管の契約議案であるため、粛々と進めるべきであるとの発言があったため、委員会で取扱いを協議した結果、議案に関係する質疑にとどめることを前提として各部局に出席を求めることとしました。その上で、都市整備部から解体工事を含めた住民への説明や意見聴取の在り方について、危機管理監から解体工事に伴う避難所の確保について、いずれも7月4日の住民説明会で地域の声を十分に聞き取って、可能なことであればきちんと対応していきたいとの追加説明を受けたところであります。  続きまして、議案第10号動産の取得につきまして、委員からは、指名競争入札における入札辞退の理由を問う質疑があり、理事者からは、指名した9者のうち7者が辞退し、辞退した7者中、3者については納期が間に合わないとの理由、4者については仕様を満たす物品の調達が困難である等の理由で辞退となった。また、今回の契約は、物品の購入だけでなく、各学童保育所への機器設置や使用方法の説明も含まれているので、そうした部分が対応できないことも辞退理由の一つだと聞いているとの答弁がありました。  これに対して、委員からは、入札辞退が多数とならないよう、仕様等について調達契約課とも調整するべきであるとの意見がありました。  また、他の委員からは、より良いものをより安くということを考えれば、一斉に納入させるのではなく、柔軟な納期設定にしたほうがよいのではないかとの質疑があり、理事者からは、調達契約課とも協議して改善できる部分があれば検討していきたいとの答弁がありました。  他の委員からは、今回の動産取得に伴って、学童保育所の費用負担はないのかとの質疑があり、理事者からは、学童保育所に対するICT機器整備補助として各施設に50万円の予算を計上しており、その予算内でパソコンやプロジェクターなどを購入するとの答弁がありました。  また、委員からは、小中学校においてGIGAスクール構想が進む中で、学童保育所でもICT環境をどう活用するかがポイントであるので、教育委員会とも協議しながら子供のスキルアップにつなげていくことが重要と考えるがどうかとの質疑があり、理事者からは、小中学校では、今年の夏休みは全校でタブレットの持ち帰りを実施するとのことであり、タブレットを使用した宿題も出されると聞いている。全ての学童保育所でWi-Fi環境が整っているわけではないので、7月中に学童保育所でタブレットを活用した学習ができるよう環境を整えたい。また、今回のICT環境の整備は、学童保育所指導員のリモート研修等に活用するためのものであるが、子供たちの活用という部分も教育委員会としっかり連携しながら進めたいとの答弁がありました。  これに対して、委員からは、単なる学童保育所のICT環境整備で終わるのではなく、子供たちに有効活用してもらい、購入費用以上の効果が生み出せるように施策展開してもらいたいとの意見がありました。  また、他の委員からは、学童保育所によっては既にパソコンを購入しているところもあるが、学童保育所間で予算的な公平性は保たれているのかとの質疑があり、理事者からは、オンライン研修等では同一機器をそろえないと操作方法等で不都合が生じるので、今回全ての学童保育所にパソコンを配備するものであるとの答弁がありました。  これに対して、委員からは、学童保育所間で予算的に公平性が損なわれないようにしてほしいとの意見がありました。  以上の経過により、当委員会に付託されました2議案については、いずれも別段異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。  なお、付託されました議案以外の委員会の所管事務についてでありますが、四日市市民生委員推薦会、四日市市社会福祉協議会理事会、四日市看護医療大学運営協議会及び公立幼稚園の第2次適正化計画について調査を実施いたしましたことを申し添えます。  これをもちまして、教育民生常任委員会の審査報告といたします。 9: ◯議長樋口博己議員) 次に、産業生活常任委員長にお願いいたします。  平野貴之議員。   〔産業生活常任委員長(平野貴之議員)登壇〕 10: ◯産業生活常任委員長平野貴之議員) 産業生活常任委員会に付託されました2議案につきまして、当委員会における審査の経過と結果をご報告申し上げます。  議案第4号工事請負契約の締結につきましては、四日市市文化会館第1ホール及び第2ホールの舞台照明設備及び舞台音響設備の更新工事について、工事請負契約を締結しようとするものであります。また、議案第18号四日市市戸籍関係等手数料条例の一部改正につきましては、個人番号カード再交付手数料に係る規定を削除するものであります。  これらにつきましては、いずれも別段、質疑、意見はなく、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。  なお、付託されました議案以外の所管事務についてでありますが、四日市市美術展覧会運営委員会の開催状況について調査を実施いたしましたことを申し添えます。  これをもちまして、産業生活常任委員会の審査報告といたします。 11: ◯議長樋口博己議員) 次に、都市・環境常任委員長にお願いいたします。  竹野兼主議員。   〔都市・環境常任委員長(竹野兼主議員)登壇〕 12: ◯都市環境常任委員長(竹野兼主議員) 都市・環境常任委員会に付託されました議案につきまして、当委員会における審査の経過と結果をご報告申し上げます。  まず、議案第5号工事請負契約の締結につきましては、西阿倉川62号線道路改良工事に係る工事請負契約を締結しようとするものであります。  委員からは、総合評価方式による入札が1者であったことについて、競争性が十分に確保されておらず、今後は入札方法を見直すなどの対策を講じるべきではないかとの質疑があり、理事者からは、競争性を一定程度確保していくために総務部と協議しながら総合評価方式による入札をよりよいものにしていきたいとの答弁がありました。  また、他の委員からは、当該交差点の改良工事を行うこととした理由と期待される効果について質疑があり、理事者からは、慢性的な渋滞が発生している状況の中、市民や企業から渋滞解消の要望もあり事業化した。今回、変則交差点を解消することで、信号現示が現在の3現示から2現示へと減少することから渋滞緩和に効果が期待できるとの答弁がありました。  次に、議案第6号工事請負契約の締結につきましては、追分石原線塩浜跨線橋(補助)橋梁整備工事に係る工事請負契約を締結しようとするものであります。  委員からは、多くの業者が入札を辞退した理由を確認する質疑があり、理事者からは、当該工事には鉄道に関する特別な資格が必要であること、別の鉄道関連工事に技術者が割かれていること、終電後から始発までの短い時間帯しか工事ができない箇所があることなどが原因で入札を辞退する業者が多かったのではないかとの答弁がありました。  次に、議案第11号動産の取得につきましては、南部清掃事業所及び北部清掃事業所で使用する小型一般ごみ収集車を取得しようとするものであります。  委員からは、収集車のイメージアップにつながるデザインをごみ収集車にラッピングする取組について質疑があり、理事者からは、平成29年度より、ごみ収集車の左右両面に4種類のデザインの中からそれぞれ異なる図柄をラッピングしており、新たに導入する車両についてもこれまでと同様にラッピングを行うとの答弁がありました。  また、委員からは、ごみ収集車の車両価格の推移について質疑があり、理事者からは、車両価格に大きな変化はないとの答弁がありました。  また、他の委員からは、入札金額と予定価格の差が小さいことについて質疑があり、理事者からは、これまでの購入実績から予定価格を算出しているため、結果として入札価格と予定価格の差が小さくなったものと考えているとの答弁がありました。  また、他の委員からは、本市が使用できないと判断して売却した車両が、その後に民間で使用されることはないかとの質疑があり、理事者からは、過去にそのような事例があったが、現在は通常の収集業務で使用した車両をさらに予備車として使用した上で売却しているとの答弁がありました。  これを受けて、委員からは、更新年で計画的に車両を入れ替えるだけでなく、車両の状態を十分に確認した上で使用できるものは可能な限り使用してほしいとの意見がありました。  次に、議案第12号動産の取得につきましては、南部埋立処分場での埋立作業に使用する油圧ショベルを取得しようとするものであります。  委員からは、埋立処分場の使用可能年数についての質疑があり、理事者からは、クリーンセンターで処分ができない溶融不適物の埋立てについて、計画上、今後、七十数年分の埋立容量が残っているとの答弁がありました。  また、委員からは、クリーンセンター稼働前に埋め立てたごみを掘り起こして溶融処分することで埋立処分場をさらに延命させる必要があるのではないかとの質疑があり、理事者からは、クリーンセンターの稼働により埋立量は大幅に減少したが、埋立処分場をどのように延命していくかは重要な課題であるため、今後検討していきたいとの答弁がありました。  これを受けて、委員からは、これまで海外へ輸出していたものが国際情勢の変化に伴い国内で処理する必要が生じるなど、埋立ごみの量が増加する可能性もあることから、広い視野を持って行動するべきではないかとの意見がありました。  最後に、議案第14号市道路線の認定については、道路法に基づき、開発行為による平町13号線ほか14路線の認定を行おうとするものであり、別段、質疑及び意見はありませんでした。  以上の経過により、当委員会に付託されました5議案については、いずれも別段異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。  これをもちまして、都市・環境常任委員会の審査報告といたします。 13: ◯議長樋口博己議員) 委員長の報告はお聞き及びのとおりであります。  委員長の報告に対し、ご質疑がありましたらご発言をお願いします。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 14: ◯議長樋口博己議員) 別段、ご質疑もありませんので、質疑を終結いたします。  本件につきましては、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これより、議案第2号令和3年度四日市市一般会計補正予算(第3号)ないし議案第18号四日市市戸籍関係等手数料条例の一部改正についての17件を一括して採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 15: ◯議長樋口博己議員) ご異議なしと認めます。よって、本件は可決されました。    ─────────────────────────── 16:  日程第2 議案第19号 教育長の任命について及び議案第20号 教育委員会委員の任命について ◯議長樋口博己議員) 日程第2、議案第19号教育長の任命について及び議案第20号教育委員会委員の任命についての2件を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  森市長。   〔市長(森 智広君)登壇〕 17: ◯市長(森 智広君) ただいま上程されました議案についてご説明申し上げます。  議案第19号教育長の任命につきましては、来る7月31日に任期満了となられます葛西文雄氏の後任として廣瀬琢也氏を任命したいと存じ提案するものであります。  議案第20号教育委員会委員の任命につきましては、来る10月5日に任期満了となられます豊田妙子氏につきまして、引き続き任命したいと存じ提案するものであります。  なお、各氏の経歴はお手元の経歴書のとおりでございます。  どうかよろしくご審議いただき、ご同意賜りますようお願いを申し上げます。 18: ◯議長樋口博己議員) 提案理由の説明はお聞き及びのとおりであります。  ご質疑がありましたらご発言願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 19: ◯議長樋口博己議員) 別段、ご質疑もありませんので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件は委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 20: ◯議長樋口博己議員) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 21: ◯議長樋口博己議員) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  まず、議案第19号教育長の任命について採決をいたします。  本件は同意することにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 22: ◯議長樋口博己議員) ご異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決しました。  次に、議案第20号教育委員会委員の任命について採決をいたします。  本件は同意することにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 23: ◯議長樋口博己議員) ご異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決しました。  それでは、ただいま教育長及び教育委員会委員に同意いたしました各氏からご挨拶がありますので、よろしくお願いいたします。   〔各氏入場、挨拶、退場〕    ─────────────────────────── 24:  日程第3 委員会報告第1号 請願の審査結果について ◯議長樋口博己議員) 日程第3、委員会報告第1号請願の審査結果について議題といたします。  本件に対する委員長の報告を求めます。  まず、総務常任委員長にお願いいたします。  総務常任委員長、山口智也議員。   〔総務常任委員長(山口智也議員)登壇〕 25: ◯総務常任委員長山口智也議員) 総務常任委員会に付託されました請願第2号笹川地区内の避難所確保を求めることにつきまして、当委員会の審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本請願につきましては、請願者から請願趣旨説明の申出がありました。  これに対し、当委員会では6月18日に委員会を開催し、請願者の趣旨説明の機会を設けることといたしました。  審査におきましては、請願者から次のような請願趣旨の説明がありました。  旧笹川西小学校の校舎解体に伴い、近隣の避難所がなくなることについて、地元説明や住民との意見交換がなされておらず、地域住民は不信感を抱いている。また、校舎解体後、新施設が完成するまでの間、収容人数303名の避難所がなくなることに対する住民の不安は大きいが、市から具体的な代替避難所は明示されていない。  以上のような理由から、笹川地区内に避難基準に適合した避難施設を確保すること、また、避難所等に関する住民説明会を開き、十分に意見交換、協議を行うことをお願いしたいとのことでした。  次に、請願者に対する質疑において、委員からは、請願趣旨の笹川地区という記述について、四郷地区と読み替えて差し支えないかと確認する質疑があり、請願者からは、四郷地区と考えて問題ないとの説明がありました。  また、他の委員からは、請願者が代表を務める会の名前が今回の請願の趣旨とは異なっているが、請願事項はあくまでこの請願文書に記載されている内容のとおりと理解してよいかと確認する質疑があり、請願者からは、記載のとおりであるとの説明がありました。  また、他の委員からは、昨年度、都市・環境常任委員会で、旧笹川西小学校解体工事に係る審査を行った。住民説明をしっかり行い、地域の理解を得た上で進めるという議論をした経緯があるが、市の説明が全くなかったという理解でよいかとの質疑があり、請願者からは、令和3年1月13日の自治会長等に対する説明で初めて内容を知った。一般の住民には回覧板で4月1日に周知された。校舎解体についての住民説明会が5月30日に開催される予定であったが、新型コロナウイルス感染症の影響により延期となったとの説明がありました。  また、他の委員からは、例えば、南海トラフ地震が発生した場合は、沿岸部の市民が内陸部に避難してくることが想定されるが、そうした避難者の受入れも念頭に入れることは今回の願意に含まれているのかとの質疑があり、請願者からは、当然地区外からの避難者の受入れも必要であるとの説明がありました。  次に、理事者に対する質疑において、委員からは、人数、面積等の避難所の設置基準について確認する質疑があり、理事者からは、指定避難所の設置については法律で定められているものの、人数、面積等の具体的な設置基準はないとの答弁がありました。  また、委員からは、旧笹川西小学校を解体すると笹川周辺の避難所が減ることになるが、それに対する代替案は用意しているのかとの質疑があり、理事者からは、基本的に代替案は持ち合わせていないものの、現在、指定避難所となっている他の学校の体育館だけではなく、特別教室等も活用して充足していく必要があると考えているとの答弁がありました。  また、他の委員からは、現在、旧笹川西小学校跡地は303名を収容できる避難所となっているが、今後、この避難所が解体された後はどのように対応するのかとの質疑があり、理事者からは、旧笹川西小学校の解体が決定した際には、避難所としての指定の取消しを行うが、指定避難所の収容人員については、地区ごとではなく市全体で一定数を確保していくこととしており、先日も他の地区で指定避難所を一つ増やしたところであるとの答弁がありました。  また、他の委員からは、請願者から市に提出された質問書に対する回答をすべきではないか。また、この請願が採択された場合に、本市から地元住民に対して説明をすることができるのかとの質疑があり、理事者からは、質問書は都市整備部を通じて危機管理室に届いている。5月に開催予定だった都市整備部の住民説明会が7月4日に開催されるので、危機管理室も同席し、避難所についてしっかり説明をする考えであるとの答弁がありました。  これを受け、委員からは、地域住民との信頼関係が大切であり、説明会が延期になった際の対応や文書への回答など、丁寧な対応を行い、信頼回復に努めてほしいとの意見がありました。  以上の経過により、当委員会において採決を行ったところ、本請願につきましては全会一致で採択すべきものと決した次第であります。  これをもちまして、総務常任委員会の審査報告といたします。 26: ◯議長樋口博己議員) 次に、産業生活常任委員長にお願いいたします。  産業生活常任委員長、平野貴之議員。   〔産業生活常任委員長(平野貴之議員)登壇〕 27: ◯産業生活常任委員長平野貴之議員) 産業生活常任委員会に付託されました請願第1号選択的夫婦別姓制度に対しては慎重なる検討を求める意見書の提出につきまして、当委員会における審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本請願につきましては、請願者から請願趣旨説明の申出があり、6月15日に委員会を開催し、請願者の趣旨説明の機会を設けることといたしました。  審査におきましては、請願者から次のような請願趣旨の説明がありました。  今般、選択的夫婦別姓制度を盛り込んだ民法改正が検討されているところだが、夫婦別姓の制度化は本来家族が持つ心理的安全性の低下を招き、家族をばらばらにする可能性が懸念されることから、制度の導入に際しては子供への心の影響を第一に考慮するべきではないかと考える。未来を担う次世代の子供たちが安心して家庭の中で成長していくためにも夫婦・親子同氏制度の意義を深く考慮し、閣議決定された第5次男女共同参画基本計画に定められたように、婚姻により改姓した人が不便さや不利益を感じることのないような運用については進めていただき、引き続き旧姓の通称使用の拡大や、その周知に取り組むなどの施策を進めることを強く要望する。  以上の理由により、四日市市議会から政府に対して選択的夫婦別姓制度に対しては慎重なる検討を求める意見書を提出してほしいとのことでした。  次に、請願者に対する質疑におきましては、委員からは、選択的夫婦別姓制度を導入することで考えられる、精神的なものではなく、物理的な不利益として具体的に挙げられるものはあるかという質疑があり、請願者からは、子供の福祉という面を考えると多様性や自由、権利といった事柄に対しての理解が難しい小学生等の間で、親子間、兄弟姉妹間の姓が異なることに起因するいじめの問題が考えられる。また、別姓が一般的になることで、軽微なものであったとしても、現在より本人確認等の手間が増えてしまう手続が増加する。個人情報の扱いにより一層注意が必要になることが予想されるとの回答がありました。  次に、討論におきまして、委員からは、女性の社会進出が進む中で夫婦別姓を望む人が増加しているのも事実であり、同姓も別姓も選択できる同制度の導入に問題はないと考えるため、本請願には反対するとの意見がありました。  また、他の委員からは、多様性社会である現代において、同姓であることを強要する仕組みによって不利益を被る人を救済するためにも選択的夫婦別姓制度の導入に賛成であることから、本請願には反対するとの意見がありました。  これに対し、他の委員からは、同姓となることに強制力があることによって日本社会が成り立っている側面もあるのではないかとの意見がありました。  また、他の委員からは、選択的夫婦別姓制度の導入に際しては、様々な影響が考えられる中でも、特に子供の心に与える影響に関しては考慮する必要があり、制度導入についての賛成、反対を問わず慎重なる検討を求めることに関しては異を唱えるものではなく、本請願には賛成するとの意見がありました。  以上の経過の後、当委員会において採決を行ったところ、請願第1号につきましては賛成多数により採択すべきものと決した次第であります。  これをもちまして、産業生活常任委員会の審査報告といたします。 28: ◯議長樋口博己議員) 委員長の報告はお聞き及びのとおりであります。  委員長の報告に対して、ご質疑がありましたらご発言願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 29: ◯議長樋口博己議員) 別段、ご質疑もありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  順次、発言を許します。  豊田祥司議員。   〔豊田祥司議員登壇〕 30: ◯豊田祥司議員 こんにちは。日本共産党、豊田祥司です。  私は、請願第1号選択的夫婦別姓制度に対しては慎重なる検討を求める意見書の提出について、反対の立場で討論いたします。  夫婦同姓を定める民法第750条は明治時代から続く規定ですが、時代は変化し、男女の役割、家族の形は多様化しています。女性の社会進出が進み、通称使用も広がっていますが、通称と戸籍名の使い分けに苦労する方は少なくありません。また、夫婦の96%が夫の姓を選んでおり、実質的に男女平等とはかけ離れた結果にもなっています。  選択的夫婦別姓制度は、同姓を選びたい夫婦の意見も尊重するものであり、個人の尊重と両性の平等に合う制度だと考えます。夫婦同姓を法律で義務づける国はほとんどなく、世論調査で選択的夫婦別姓制度への賛成が反対を上回っていることも事実としてあります。社会での男女の役割と家族の在り方の変化と、婚姻する場合に姓の変更を事実上強いられる女性、両性の実質的平等と個人の尊重の観点から、制度変更は必要なものと考えます。  今回の請願では、夫婦同姓は歴史的に日本の伝統的な家族観に沿うものということや、夫婦が共有して子供を育てていく家族の一体感につながることなど歴史観や精神論を理由にしています。実際に姓が変わることにより結婚を諦める方、事実婚を選び不利益を被っている方、歴史観、精神論も分かりますけれども、単純に不利益をなくすために選択的夫婦別姓制度を進める必要があると考えます。  よって、選択的夫婦別姓制度は進めるべきと考え、今回の請願には反対いたします。皆様方のご賛同をよろしくお願いいたします。 31: ◯議長樋口博己議員) 荻須智之議員。   〔荻須智之議員登壇〕 32: ◯荻須智之議員 こんにちは。政友クラブ、荻須は、請願第1号選択的夫婦別姓制度に対しては慎重なる検討を求める意見書の提出について、賛成討論をいたします。  夫婦別姓については、日本古来の家制度、戸籍制度を破壊するのではと危惧する方も多くみえます。中国、朝鮮の文化、習慣では女性の地位が低く、嫁ぎ先の名字がもらえないという女性蔑視の野蛮な制度を日本が模倣する結果となり、日本文化に対する理解の足りない帰化人の国会議員等によって他国の制度を日本に強要する動きと捉えることができます。大変危険な動きであり、女性が配偶者と同じ名字を名のれないような遅れた文化を日本が今さらまねる必要はありません。  女性の社会進出については、我が国では、古来より8人10代の男系女性天皇をいただき、11世紀初頭には世界最古の随筆である枕草子、長編小説源氏物語を女性が著しましたが、アジアはもとより西洋で本格的な小説が女性により著されたのは19世紀以降で、日本のほうがはるかに進んでいるのです。この平安時代に女性には名字がなかったではないかとのご意見はありますが、鎌倉期以降の家制度の中では、家族全員が同一の名字を名のり、女性の家庭での地位は低いものではなく、江戸時代の庶民の家庭では財布は妻が握るものとされ、決して男尊女卑社会ではありませんでした。明治以降は、庶民も名字を同じくする家族、家庭を一つの単位にして、自治活動、地方自治体、国家を形成する仕組みがこの国で受け継がれてきたのです。後世の子供たちにこのすばらしい国の形を伝えるためにも、安易な利便性のみを強調して伝統を見失うことのないように求めるこの請願に賛成します。  もちろん共産主義的唯物史観では、理論的裏づけのない伝統や精神論、宗教観は否定されますから、この請願に反対されることはごもっともと考えます。この点では、自分と異なる意見を受入れ、許容するリベラルと呼ばれる態度も大切であります。あえてダイバーシティー社会という多様性を強調する未来像よりも、ジェネロシティー社会、何事もおおらかに許容する寛容な社会という未来像を私は提案します。共存できますから。  では、なぜ夫婦別姓に慎重になるのかと問われれば、寛容であることと社会秩序の維持とは別の問題であると答えます。  父母がそれぞれ何度も再婚する米国社会では、せめて家族の名字だけでも共有しないと家族という一つの集団のアイデンティティー、これは身元とか訳される言葉ですが、自分の身のあかしが保てないという本質的な理由があるのです。名前から家族であること、親子、兄弟姉妹であることが物理的に示されることこそが重要なのです。もちろん多様性社会の米国ですから、これに異を唱えるご意見も多いのですが、ミドルネーム等で旧姓を示す方法もあり、賢く対応しているのが現状です。  日本では、現在、職場で旧姓を名のったり、離婚後に元の名字に改姓せずにみえる方も多くいますが、これが法的に処罰されたり問題とされることはなく、通名として問題なく生活されている方も多くみえます。これこそが周囲が寛容であるジェネロシティー社会の表われです。  委員会で請願者は、主に女性が不利益を被るとされる学術論文等では、既に夫婦同姓でも問題なくなっていること、郵便配達では家族が同姓でないと大変不便であったというご自身の経験を陳述されました。また、当請願は夫婦別姓を禁止するというのではなく、前述のように日本では既に旧姓の併記、通名使用ができるとの麗澤大学の八木秀次教授のお考えに基づいており、臨床心理学者の亀口憲治先生の言われる日本の家庭崩壊の加速への危惧、また、米国での研究では家族が別姓だと共有できる関係性に不安が生じ、子供たちに影響が出るとの説も示されました。  夫婦別姓は一見男女平等にはかないますが、女性の旧姓を名のることも認められている日本社会において、安易な理由でこの国の歴史と文化を失うことのないように皆様の賢明なご判断を期待します。 33: ◯議長樋口博己議員) これより採決に入ります。  なお、電子採決システムによる表決の際、採決の確定時にいずれのボタンを押していないときには、反対ボタンを押したものとみなしますので、念のため申し上げます。  まず、請願第1号選択的夫婦別姓制度に対しては慎重なる検討を求める意見書の提出についてを電子採決システムにより採決いたします。  本件に対する委員長の報告は採択であります。  本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。  それでは、採決を開始いたします。   〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 34: ◯議長樋口博己議員) 押し忘れはございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 35: ◯議長樋口博己議員) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。  採決の結果を申し上げます。  賛成24名、反対8名。  賛成多数であります。よって、本件は採択されました。  次に、請願第2号笹川地区内の避難所確保を求めることについてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は採択であります。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 36: ◯議長樋口博己議員) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり決しました。    ─────────────────────────── 37:  日程第4 発議第4号 ◯議長樋口博己議員) 日程第4、発議第4号核兵器禁止条約の実効性を高めるための主導的役割を果たすことを求める意見書の提出についてを議題といたします。  本件に対する委員長の報告を求めます。  産業生活常任委員長、平野貴之議員
      〔産業生活常任委員長(平野貴之議員)登壇〕 38: ◯産業生活常任委員長平野貴之議員) 産業生活常任委員会に付託されました発議第4号核兵器禁止条約の実効性を高めるために主導的役割を果たすことを求める意見書の提出につきまして、当委員会における審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本件につきましては、政府に対し核兵器禁止条約の署名と批准に向けた安全保障環境を創出する取組を推進することを要望する意見書を提出しようとするものであります。  討論におきまして、委員からは、核兵器は廃絶すべきであるとの主張には賛同するが、戦後、日本がアメリカの核の傘に守られてきた背景があり、現在においても様々な脅威にさらされている中で日本が核兵器そのものを否定する立場を取ってしまうと日米安保が成り立たなくなってしまうことから本件に反対するとの意見がありました。  また、他の委員からは、同様に、現在の日本は核抑止力によって守られており、主導的に核兵器禁止条約の署名と批准を推進するには時期尚早であると考えることから本件に反対するとの意見がありました。  また、他の委員からは、日本が今すぐに核兵器禁止条約に署名と批准をすることが難しい立場にあることは否めないが、唯一の戦争被爆国として締約国会合にオブザーバー参加をすることや、締約国会合の長崎や広島での開催を求めることで、核兵器禁止条約の署名と批准に向けた環境構築に取り組んでいくことは必要だと考えることから、本件に賛成するとの意見がありました。  以上の経過の後、当委員会において採決を行ったところ、発議第4号につきましては賛成多数により可決すべきものと決した次第であります。  これをもちまして、産業生活常任委員会の審査報告といたします。 39: ◯議長樋口博己議員) 委員長の報告はお聞き及びのとおりであります。  委員長の報告に対し、ご質疑がありましたらご発言願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 40: ◯議長樋口博己議員) 別段、ご質疑もありませんので、質疑を終結いたします。  本件につきましては、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これより、本件を電子採決システムにより採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。  本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。  それでは、採決を開始いたします。   〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 41: ◯議長樋口博己議員) 押し忘れはございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 42: ◯議長樋口博己議員) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。  採決の結果を申し上げます。  賛成26名、反対6名。  賛成多数であります。よって、本件は可決されました。    ─────────────────────────── 43:  日程第5 発議第5号 選択的夫婦別姓制度に対しては慎重なる検討を求める意見書の提出について及び発議第6号 四日市市議会会議規則の一部改正について ◯議長樋口博己議員) 日程第5、発議第5号選択的夫婦別姓制度に対しては慎重なる検討を求める意見書の提出について及び発議第6号四日市市議会会議規則の一部改正についての2件を一括議題といたします。  まず、発議第5号選択的夫婦別姓制度に対しては慎重なる検討を求める意見書の提出について、提案理由の説明を求めます。  平野貴之議員。   〔平野貴之議員登壇〕 44: ◯平野貴之議員 ただいま議題となっております発議第5号選択的夫婦別姓制度に対しては慎重なる検討を求める意見書の提出について、発議者を代表いたしまして、提案理由の説明を申し上げます。  近年、夫婦が別々の姓を名のることもできる選択的夫婦別姓制度を盛り込んだ民法改正の動きがあります。夫婦の氏の在り方については、昨年12月の政府の第5次男女共同参画基本計画の策定に当たっても議論となり、同計画では夫婦の氏に関する具体的な制度の在り方に関し、戸籍制度と一体となった夫婦同氏制度の歴史を踏まえ、また、家族の一体感、子供への影響や最善の利益を考える視点も十分に考慮すると記載されております。  平成29年の内閣府の世論調査では、別姓は子供にとって好ましくないという声は62.6%にも上り、子供への心の影響を第一に考えるべきです。同世論調査では、同姓を名のるのがよいと考える方が53.7%、別姓導入賛成は42.5%と意見が分かれており、夫婦別姓の導入は国民世論の賛同を得ているとは言い難く、その中で自ら別姓を希望する人は1割にも達していません。  また、夫婦別姓は選択制だからよいのではないかとの声もありますが、選択制であっても、それが導入されると姓は個人の呼称に過ぎなくなります。それはファミリーネームの否定となり、社会の基盤である家族とその制度に重大な問題を引き起こすことが想定されます。  よって、選択的夫婦別姓制度の導入を検討するに当たっては、夫婦・親子同氏制度の意義を考慮し、第5次男女共同参画基本計画に定められたように、婚姻により改姓した人が不便さや不利益を感じることのないような運用を進め、引き続き旧姓の通称使用の拡大やその周知に取り組むといった施策を求めるべく、政府に対して意見書を提出しようとするものであります。  どうか議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 45: ◯議長樋口博己議員) 次に、発議第6号四日市市議会会議規則の一部改正について、提案理由の説明を求めます。  中川雅晶議員。   〔中川雅晶議員登壇〕 46: ◯中川雅晶議員 ただいま議題となっております発議第6号四日市市議会会議規則の一部改正について、発議者を代表いたしまして、提案理由の説明を申し上げます。  本件につきましては、本会議や委員会への欠席事由を明文化するとともに、産前・産後期間に配慮した規定について整備しようとするものであります。  どうかよろしくご審議いただき、ご賛同賜りますようお願い申し上げて、提案理由の説明とさせていただきます。 47: ◯議長樋口博己議員) 提案理由の説明はお聞き及びのとおりであります。  ご質疑がありましたらご発言願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 48: ◯議長樋口博己議員) 別段、ご質疑もありませんので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件は委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 49: ◯議長樋口博己議員) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 50: ◯議長樋口博己議員) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  まず、発議第5号選択的夫婦別姓制度に対しては慎重なる検討を求める意見書の提出についてを電子採決システムにより採決いたします。  本件は原案のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。  それでは、採決を開始いたします。   〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 51: ◯議長樋口博己議員) 押し忘れはございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 52: ◯議長樋口博己議員) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。  採決の結果を申し上げます。  賛成24名、反対8名。  賛成多数であります。よって、本件は可決されました。  次に、発議第6号四日市市議会会議規則の一部改正について、採決いたします。  本件は原案のとおり決することにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 53: ◯議長樋口博己議員) ご異議なしと認めます。よって、本件は可決されました。    ─────────────────────────── 54:  日程第6 休会について ◯議長樋口博己議員) 日程第6、休会について、議題といたします。  お諮りいたします。明日7月2日から8月26日までは休会といたしたいと存じますが、ご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 55: ◯議長樋口博己議員) ご異議なしと認め、明日7月2日から8月26日までは休会とすることに決定いたしました。    ─────────────────────────── 56: ◯議長樋口博己議員) 以上で、6月定例月議会の日程は全部終了いたしました。  次回は、8月27日に会議を開きます。  本日は、これをもって散会いたします。  連日にわたり、ご苦労さまでございました。 57:                         午後2時3分散会    ─────────────────────────── 地方自治法第123条第2項の規定に基づき署名する。   四日市市議会議長    樋  口  博  己   四日市市議会副議長   樋  口  龍  馬   署  名  議  員  太  田  紀  子   署  名  議  員  笹  井  絹  予 発言が指定されていません。 Copyright © Yokkaichi City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...