• "行財政改革課"(/)
ツイート シェア
  1. 四日市市議会 2020-06-05
    令和2年6月定例月議会(第5日) 本文


    取得元: 四日市市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-09
    検索結果へ戻る 検索をやり直す (このウィンドウを閉じます) 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和2年6月定例月議会(第5日) 本文 2020-06-18 文書・発言の移動 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 205 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 午前10時開議 選択 2 : ◯議長(早川新平議員) 選択 3 : ◯議長(早川新平議員) 選択 4 : ◯伊藤嗣也議員 選択 5 : ◯議長(早川新平議員) 選択 6 : ◯副教育長(松岡俊樹君) 選択 7 : ◯議長(早川新平議員) 選択 8 : ◯伊藤嗣也議員 選択 9 : ◯議長(早川新平議員) 選択 10 : ◯消防長(坂倉啓史君) 選択 11 : ◯議長(早川新平議員) 選択 12 : ◯伊藤嗣也議員 選択 13 : ◯議長(早川新平議員) 選択 14 : ◯消防長(坂倉啓史君) 選択 15 : ◯議長(早川新平議員) 選択 16 : ◯伊藤嗣也議員 選択 17 : ◯議長(早川新平議員) 選択 18 : ◯上下水道事業管理者(山本勝久君) 選択 19 : ◯議長(早川新平議員) 選択 20 : ◯伊藤嗣也議員 選択 21 : ◯議長(早川新平議員) 選択 22 : ◯健康福祉部長(辻 和治君) 選択 23 : ◯議長(早川新平議員) 選択 24 : ◯伊藤嗣也議員 選択 25 : ◯議長(早川新平議員) 選択 26 : ◯健康福祉部長(辻 和治君) 選択 27 : ◯議長(早川新平議員) 選択 28 : ◯伊藤嗣也議員 選択 29 : ◯議長(早川新平議員) 選択 30 : ◯健康福祉部長(辻 和治君) 選択 31 : ◯議長(早川新平議員) 選択 32 : ◯伊藤嗣也議員 選択 33 : ◯議長(早川新平議員) 選択 34 : ◯健康福祉部長(辻 和治君) 選択 35 : ◯議長(早川新平議員) 選択 36 : ◯伊藤嗣也議員 選択 37 : ◯議長(早川新平議員) 選択 38 : ◯健康福祉部長(辻 和治君) 選択 39 : ◯議長(早川新平議員) 選択 40 : ◯伊藤嗣也議員 選択 41 : ◯議長(早川新平議員) 選択 42 : ◯環境部長(田中賢二君) 選択 43 : ◯議長(早川新平議員) 選択 44 : ◯伊藤嗣也議員 選択 45 : ◯議長(早川新平議員) 選択 46 : ◯健康福祉部長(辻 和治君) 選択 47 : ◯議長(早川新平議員) 選択 48 : ◯伊藤嗣也議員 選択 49 : ◯議長(早川新平議員) 選択 50 : ◯危機管理監(服部 豊君) 選択 51 : ◯議長(早川新平議員) 選択 52 : ◯伊藤嗣也議員 選択 53 : ◯議長(早川新平議員) 選択 54 : ◯市長(森 智広君) 選択 55 : ◯議長(早川新平議員) 選択 56 : ◯伊藤嗣也議員 選択 57 : ◯議長(早川新平議員) 選択 58 : ◯森 康哲議員 選択 59 : ◯議長(早川新平議員) 選択 60 : ◯健康福祉部長(辻 和治君) 選択 61 : ◯議長(早川新平議員) 選択 62 : ◯森 康哲議員 選択 63 : ◯議長(早川新平議員) 選択 64 : 午前10時49分休憩 選択 65 : 午前10時59分再開 選択 66 : ◯議長(早川新平議員) 選択 67 : ◯小川政人議員 選択 68 : ◯議長(早川新平議員) 選択 69 : ◯総務部長(内田貴義君) 選択 70 : ◯議長(早川新平議員) 選択 71 : ◯小川政人議員 選択 72 : ◯議長(早川新平議員) 選択 73 : ◯副市長(舘 英次君) 選択 74 : ◯副市長(舘 英次君) 選択 75 : ◯議長(早川新平議員) 選択 76 : ◯小川政人議員 選択 77 : ◯小川政人議員 選択 78 : ◯議長(早川新平議員) 選択 79 : ◯小川政人議員 選択 80 : ◯議長(早川新平議員) 選択 81 : ◯上下水道事業管理者(山本勝久君) 選択 82 : ◯議長(早川新平議員) 選択 83 : ◯小川政人議員 選択 84 : ◯議長(早川新平議員) 選択 85 : ◯上下水道事業管理者(山本勝久君) 選択 86 : ◯議長(早川新平議員) 選択 87 : ◯小川政人議員 選択 88 : ◯議長(早川新平議員) 選択 89 : ◯総務部長(内田貴義君) 選択 90 : ◯議長(早川新平議員) 選択 91 : ◯小川政人議員 選択 92 : ◯議長(早川新平議員) 選択 93 : ◯副市長(舘 英次君) 選択 94 : ◯議長(早川新平議員) 選択 95 : ◯小川政人議員 選択 96 : ◯議長(早川新平議員) 選択 97 : ◯市長(森 智広君) 選択 98 : ◯議長(早川新平議員) 選択 99 : ◯小川政人議員 選択 100 : ◯議長(早川新平議員) 選択 101 : 午前11時57分休憩 選択 102 : 午後1時再開 選択 103 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 104 : ◯荻須智之議員 選択 105 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 106 : ◯財政経営部長(服部眞弘君) 選択 107 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 108 : ◯荻須智之議員 選択 109 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 110 : ◯市長(森 智広君) 選択 111 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 112 : ◯荻須智之議員 選択 113 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 114 : ◯スポーツ・国体推進部長(森 幸康君) 選択 115 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 116 : ◯荻須智之議員 選択 117 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 118 : ◯スポーツ・国体推進部長(森 幸康君) 選択 119 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 120 : ◯荻須智之議員 選択 121 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 122 : ◯副教育長(松岡俊樹君) 選択 123 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 124 : ◯荻須智之議員 選択 125 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 126 : 午後1時45分休憩 選択 127 : 午後1時59分再開 選択 128 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 129 : ◯笹井絹予議員 選択 130 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 131 : ◯教育長(葛西文雄君) 選択 132 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 133 : ◯笹井絹予議員 選択 134 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 135 : ◯教育長(葛西文雄君) 選択 136 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 137 : ◯笹井絹予議員 選択 138 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 139 : ◯教育長(葛西文雄君) 選択 140 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 141 : ◯笹井絹予議員 選択 142 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 143 : ◯教育長(葛西文雄君) 選択 144 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 145 : ◯笹井絹予議員 選択 146 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 147 : ◯教育長(葛西文雄君) 選択 148 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 149 : ◯笹井絹予議員 選択 150 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 151 : ◯教育長(葛西文雄君) 選択 152 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 153 : ◯笹井絹予議員 選択 154 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 155 : ◯教育長(葛西文雄君) 選択 156 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 157 : ◯笹井絹予議員 選択 158 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 159 : ◯教育長(葛西文雄君) 選択 160 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 161 : ◯笹井絹予議員 選択 162 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 163 : ◯政策推進部長(佐藤恒樹君) 選択 164 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 165 : ◯笹井絹予議員 選択 166 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 167 : ◯政策推進部長(佐藤恒樹君) 選択 168 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 169 : ◯笹井絹予議員 選択 170 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 171 : ◯商工農水部長(荒木秀訓君) 選択 172 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 173 : ◯笹井絹予議員 選択 174 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 175 : ◯商工農水部長(荒木秀訓君) 選択 176 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 177 : ◯笹井絹予議員 選択 178 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 179 : ◯総務部長(内田貴義君) 選択 180 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 181 : ◯商工農水部長(荒木秀訓君) 選択 182 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 183 : ◯笹井絹予議員 選択 184 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 185 : ◯総務部長(内田貴義君) 選択 186 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 187 : ◯笹井絹予議員 選択 188 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 189 : ◯商工農水部長(荒木秀訓君) 選択 190 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 191 : ◯笹井絹予議員 選択 192 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 193 : ◯商工農水部長(荒木秀訓君) 選択 194 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 195 : ◯笹井絹予議員 選択 196 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 197 : ◯商工農水部長(荒木秀訓君) 選択 198 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 199 : ◯笹井絹予議員 選択 200 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 201 : ◯政策推進部長(佐藤恒樹君) 選択 202 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 203 : ◯笹井絹予議員 選択 204 : ◯副議長(村山繁生議員) 選択 205 : 午後2時59分散会 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                           午前10時開議 2: ◯議長(早川新平議員) おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員数は34名であります。  本日の議事は、一般質問であります。    ───────────────────────────  日程第1 一般質問 3: ◯議長(早川新平議員) 日程第1、これより一般質問を昨日に引き続き行います。  順次、発言を許します。  伊藤嗣也議員。 4: ◯伊藤嗣也議員 おはようございます。政友クラブの伊藤嗣也でございます。どうかよろしくお願いいたします。  本日、私の質問は、新型コロナウイルス第二波・第三波を、保健所政令市としてどう抑え込むかということでございますので、どうかよろしくお願いをいたします。  それでは、通告に従いまして、進めさせていただきたいと思います。  (1)でございますが、新型コロナウイルスには、ものの表面に付着してから、いろいろな表面によって違うと思いますが、コロナウイルスの残存期間というものがあります。  図書館に返却された図書が、早いタイミングで他の利用者へ貸し出されることというのが非常に日常茶飯事行われておるというふうに、人気のある図書等においては見られるということを聞き及んでおります。  その残存期間中に、図書館の図書を媒介して、感染が広がるおそれがあるのではないでしょうか。  また、図書館利用者からは、新型コロナウイルスの問題がなくても、図書のページに挟まったお菓子のくずや例えば小麦粉由来等のくずがアレルギー物質として、図書を次に借りた人に影響を与えるという問題も聞き及んでおります。また、カビの問題であったり、ハウスダスト、様々なものが付着して返却されるというふうに理解をしております。  そういった意味で、図書のページに風を通してごみを飛ばしながら図書を殺菌する機器は以前から存在しており、例えば桑名市立図書館では以前から設置されております。  第2波の感染源にもなりかねないため、本市の図書館でも同様の機器を購入して、返却された図書を殺菌して、安全な本を安心して貸し出す必要があるのではないでしょうか、ご答弁、お願いいたします。 5: ◯議長(早川新平議員) 松岡副教育長。
      〔副教育長(松岡俊樹君)登壇〕 6: ◯副教育長(松岡俊樹君) おはようございます。  議員から、図書消毒機の設置についてご質問を頂きました。  新型コロナウイルス感染症により、衛生面に関する意識が非常に高まってきてございます。  図書消毒機は、機械の中に本を入れまして、紫外線を使って約30秒で殺菌消毒するものでございます。また、送風機能によりまして、本のページに挟まったごみ、ハウスダストや小麦などのアレルギー物質も飛ばすことができます。  この紫外線とは、紫外線の中で波長が100から280nm程度の短いものを指し、UV─Cとも呼ばれるものでございます。消毒の効果としましては、ノロウイルス、新型インフルエンザウイルスなどの殺菌消毒効果、そして、送風機能や消臭効果がございます。利用者の方に安心して本を借りていただくことができることから、図書消毒機を導入してまいりたいと考えてございます。  図書館ご利用の方からは、以前から図書の消毒に対するお声を頂いておりました。図書消毒器は、現在は新型コロナウイルス対策としても注目されており、導入する図書館が全国的に増加しているといった状況でございます。  図書館におきましては、再開に当たり、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に努める中で、衛生面を気にされる方に安心して本を読んでいただけるよう、設置を急ぐ必要があると考えて検討を進めさせていただいてきたところであり、この6月補正に追加上程させていただき、準備を進めてまいります。 7: ◯議長(早川新平議員) 伊藤嗣也議員。 8: ◯伊藤嗣也議員 どうもありがとうございました。  副教育長、教育長、どうかひとつよろしくお願いします。  導入していただくという言葉を聞けたことが非常に私といたしましては、保健所政令市である四日市として、先ほども副教育長の答弁にありましたように、安心して本を貸すということはとても大事なことであるということを理解していただいたと。  この6月補正に上げていただくということで、一刻も早く、一日も早く導入していただくよう、重ねてお願いして、次の質問に行きたいと思います。よろしくお願いいたします。  それでは、(2)公共施設を感染の発生源にしないため、飛沫感染防止用のビニールシートの安全性について伺います。  これが、ちょっとお持ちさせてもらったんですけれども、防炎認定のシートでございます。  通常、売られているものとか、使われているものは、防炎性がないので、大阪のほうでありましたが、ライターの火が当たったら燃えて、わっと燃えたので、石油の塊ですから、だけど、これやったらそういうことありませんので、一応、見本としてお持ちさせてもらった次第でございます。  公共施設や市役所の各窓口等において、飛沫防止、感染防止のビニールシートが多数設置されましたが、ちょっとしたきっかけで火が燃え広がることが指摘されております。  通常のビニールシートは大変燃えやすいので、何かあればたちまち火が燃え広がり、火災になりかねません。  市の公共施設や市役所、各窓口等の飛沫感染防止のビニールシートは、防炎にしていくべきではないでしょうか、ご答弁をお願いいたします。 9: ◯議長(早川新平議員) 坂倉消防長。 10: ◯消防長(坂倉啓史君) 飛沫防止用シートにつきまして、消防の観点からお答えをさせていただきます。  ご紹介ございましたけれども、先日、大阪府内の店舗におきまして、商品のライターを客が試しに点火したところ、その火がシートに着火して燃えるという火災が発生いたしました。  このことを受けまして、国から、火を使用する設備などから距離を取ること、消防用設備や避難の障害にならないこと、必要に応じて、難燃性または不燃性のものの使用を検討することが示されております。  先ほど議員からもご紹介を頂きましたけれども、現在、燃えにくい透明のシートも販売されておりますので、市公共施設におきましては、設置場所などの状況に応じまして、このような燃えにくいものを使用するように積極的に進めてまいります。  以上でございます。 11: ◯議長(早川新平議員) 伊藤嗣也議員。 12: ◯伊藤嗣也議員 ありがとうございました。  非常に前向きの答弁でありがたいと思っています。  市民の安全、職員の安全が確保できるということは大切なことでございます。  しかし、先ほど消防長がご答弁いただいた内容を、どのように庁内で進めていくのかということでございますが、その辺、各課、各施設等への進め方を再度質問させてください。 13: ◯議長(早川新平議員) 坂倉消防長。 14: ◯消防長(坂倉啓史君) この進め方でございますけれども、先ほど申し上げました火災予防上の注意点につきましては、部長会議──部長が集まる会議──とか、それから、庁内の全ての職員が見れる庁内掲示板に掲示をして周知してまいりたい、そのように考えております。 15: ◯議長(早川新平議員) 伊藤嗣也議員。 16: ◯伊藤嗣也議員 ありがとうございました。  そうやってしていただくと、全職員の方に周知できる私はすばらしい方法だと思いますので、ぜひ、一刻も早く部長会議が開かれて、周知していただくことをお願いしたいと思います。  それでは、次の質問に移ります。3番でございます。  再流行を早期に検知するために、下水道のウイルス含有検査をということでございますが、昨今、日本水環境学会のCOVID─19タスクフォースという組織がございます。活動をしておるわけですが、全国の24事業体の協力を得て、下水を採取して調査研究を行っておるわけです。  それが、最近、下水を100倍程度に濃縮して、それをPCR検査にかけたらコロナウイルスが検出できたという報告を新聞等でなされました。  今朝の中日新聞に載っておりましたが、それはすばらしい私は一歩、事前に第2波、第3波が予測できる、大変今後に期待できる形ではないのかなと思いますので、上下水道局のほうでこの形の仕組みに何らかの形で携わっていくということはどうなんでしょうか、ご所見をお伺いいたします。 17: ◯議長(早川新平議員) 山本上下水道事業管理者。 18: ◯上下水道事業管理者(山本勝久君) 議員のほうからご紹介があった日本水環境学会さん、これ、不顕性の感染者を発見するのにいい方法やと思いますので、これについて四日市市として協力できるチャンスが回ってきたら、これは積極的に協力してまいりたい、そのように考えております。 19: ◯議長(早川新平議員) 伊藤嗣也議員。 20: ◯伊藤嗣也議員 ありがとうございます。  既に、欧米諸国において、特にフランス等においては結果が出て、1週間前にその兆候、ウイルス量の変化が見られて、その1週間後に患者数が増えておるというのも発表されております。  日本においても、今後、未然に早くキャッチする、要は、兆候をつかむということは大切になってまいると思いますので、まだ、今の段階は研究段階かもしれませんが、四日市市としてチャンスがあれば、どんどん参加していっていただきたいということを強くお願いいたしまして、次の質問に行きたいと思います。  4番でございます。  保健所政令市として、自前でPCR検査をということでございますが、画面に映してもらっているこれが、四日市市が自前で持っておるPCR検査装置です。  衛生検査というところと食肉検査というところがありまして、リアルタイムPCR検査装置とコンベンショナルPCR検査装置という2種類がございます。  一般的に、リアルタイムPCR検査装置というのは1台の機械でできる、コンベンショナルPCR検査装置というのは、複数の機械を用いて検査する装置です。  四日市市は、コンベンショナルPCR検査装置6台とリアルタイムPCR検査装置3台、合計9台のPCR検査装置を持っておるということの資料が健康福祉部食品衛生検査所から資料として提出された次第でございます。  本市は、保健所政令市として、先ほど申しました台数のPCR検査装置を所有しております。いずれにしても、高価な検査装置でございます。しかしながら、本市において、新型コロナウイルスのPCR検査は行われておりません。三重県に検査委託費を支払って、PCR検査を行ってもらっております。  自前で保健所を持ち、自前のPCR検査機器を持っていながら、なぜ三重県に検査を委託しているのですか。ちなみに保健所を持っていない周辺自治体では、PCR検査は県の保健所の本来業務ですから、三重県に検査委託料を支払う必要はありません。  自前のPCR検査機器を使わずに三重県に検査委託するなら、何のために高い費用で検査機器を購入し、高い維持費を支払っているのでしょうか。  三重県からPCR検査をしてほしいと言われたが、本市は場所が狭いことを理由に断り、自前で持っているPCR検査機器を使わないという状況が現在の状況でございます。市民にどうして理解していただけるのか、また許されるのか、これが、私は理解できない状況でございます。  先日、5月29日に、三重県から出された命と経済の両立をめざすみえモデル、今後はみえモデルとさせていただきますが、ここには、第2ステージに、早期発見、感染拡大防止に向けたPCR検査体制の増強ということが明確にうたわれております。  我々、四日市市民も三重県民であって、県の方向性に従うべきだという理解の下、質問させてもらいます。  感染者の早期発見と拡大防止を図るために、三重県は検査機器の追加配備を行う。それから、検査実施可能数の拡大に取り組む。また、PCR検査を迅速に実施できる体制を整備する。各郡市医師会や地元自治体等ともさらに連携して、PCR検査を集中的に実施する地域外来・検査センターを県内10か所程度を目途に設置するというのが主たる内容でございます。  PCR検査機器の維持費用を税金で負担している本市の市民たち、また、第2波、第3波に備えてPCRの検査件数を引き上げたい県や国に対してどのように説明するのか、ご答弁願います。 21: ◯議長(早川新平議員) 辻健康福祉部長。 22: ◯健康福祉部長(辻 和治君) 伊藤嗣也議員からは、PCR検査についてご質問を頂きました。  今回の新型コロナウイルス感染症の分析、PCR検査のほうの分析のほうでございますけれども、国立感染症研究所から、その後、地方衛生研究所、また、医療機関等へ、大学病院と広がってきたところでございます。  議員からは、なぜ断ったのか、どう説明していくかというご質問でございます。  感染拡大の早い段階で、県において、県内で検査機器を有する機関への照会がございました。本市としては、県からの依頼を断ったという認識ではなく、現在検査を実施しております県から借用しておりますスペースが狭いなどの問題があり、これらの課題等をクリアすることにより検査が可能であるというような回答をしたものでございます。  今後におきましては、県内のPCR検査の対応状況等も踏まえつつ、借用している施設の管理者である県とも協議しながら適切に対応してまいりたい、そのように考えております。 23: ◯議長(早川新平議員) 伊藤嗣也議員。 24: ◯伊藤嗣也議員 今の時点では、そのような答弁しかできないのかなというのは、私もその検査している場所等を見に行き、職員の方と話もさせてもらいました。  非常に危険な状況で作業されています。人と人とのお尻がぶつかる、物を運んでいるときにぶつかる。そういった中で、保健所として検査をしていることすら私は非常に不思議に感じた次第です。  要は、様々な病原体を、今現在PCR検査で日常業務としてしてるわけですよね。それに一つの病原体が増える、それだけのことなのに、場所が狭いという理由で、PCR検査を、四日市で機械を9台持っていて使っていないなら、今現在もPCR検査ができないでしょう。  例えば、C型肝炎ウイルス、これでやっているじゃないですか。非常に危険ですよね。  だから、狭いことが理由で、自分のところに機械があるのに、県に金を払ってPCR検査をしていただいておること、これが、市民は理解できますか。  ほかの市は、お金払わんでもいいんですよ。自治体が払う、市が払うお金は市民の税金ですよ。  ですから、そこのところ、狭いという理由でそのように検査をしないということは、私はもうこれ3年前の一般質問でも指摘させてもらいましたが、全然改善されていない。  保健所政令市になってから10年たちます。もう今の場所が、県に賃貸のお金を払って、家賃を払って借りているところが古い、狭いのであれば、替わればいいんじゃないですか。そんな理由で、狭いから新型コロナウイルスのPCR検査はできない。  今、世界が、日本がこれと闘っておるわけですよ。2波がいつ来るか分からないのに、四日市として検査体制の確立ができないということは非常に残念ですが、その辺、再度ご答弁頂けますか。 25: ◯議長(早川新平議員) 辻健康福祉部長。 26: ◯健康福祉部長(辻 和治君) 日常の分析はやっているではないかというお話ございました。  ここだけ一つご答弁させていただきたいんですが、通常やっています既知のウイルスではございませんと、この新型コロナウイルス、まだまだ不明な点が非常に多いと、より慎重に対応すべき点もあるということだけ、ご理解を賜りたいと思います。  その上でございますけれども、昨日もご答弁申し上げましたが、この新型コロナウイルス感染症への対応、この総括が全てできておるかというとまだその途中ではございますが、その中でも、今、県から借用している施設について、市独自の施設ということについても、これは検討してみたいと、そのように考えてございます。  以上でございます。 27: ◯議長(早川新平議員) 伊藤嗣也議員。 28: ◯伊藤嗣也議員 ありがとうございました。  先ほどの最後のほうに、部長から、市独自の施設を検討していきたいと、私、いや、その言葉を待っていました。と申し上げますのは、保健所に力を入れていく絶好のチャンス、今この世界が闘っておる新型コロナウイルスに四日市も闘うんだと。それには、場所が狭いと、そういうことを言っておらずに、市独自の新しいところを検討していくという言葉を、私は信じたい。一刻も早くその体制を取っていただきたい。  このコロナ対策、2波、3波に向けての対策は、日本中の自治体が取り組んでいますが、総合計画とは全く次元の違う話でございまして、総合計画に書いてある、書いていないは別の話でございます。  市民の命を守るために、ぜひ一刻も早く、先ほど部長が答弁いただいた市独自の施設につきましては前向きに検討いただき、検査体制の制約を乗り越え、新しい技術も積極的に取り入れて、保健所政令市にふさわしい検査体制を構築されることを切に望んで、次へ行きたいと思います。  5番でございます。  資料、よろしいでしょうか。  これ、先日、桑名市さんの保健所のほうと医師会さんのほうへお邪魔してまいりました。桑名市さんは、ドライブスルー方式で新しく検体採取をすることを決めました。  右側にある赤いキャップ、テレビ等で見た方も多いと思うんですが、滅菌スピッツ管といいまして、ここへ検体を入れる管でございます。  左側にある袋をかぶったやつですが、あの中に滅菌綿棒、鼻の中へこうやって入れて、よくテレビなんかで見たことある、あれが入っているわけです。  次、お願いします。  これが、桑名市さんのPCR検査センターの場所でございますが、駐車場のほうに止めていただいて、順番にここへ行っていただくんですね。車に乗ったままです。  ここの建物の塀の中に医療従事者がおられて、横から取るということで、医療従事者が感染しにくいというふうに、そうやって説明を受けました。  次ですが、これはアップにしたところですが、車に乗ったまま、マイカーで真っすぐ行って、検体採取して、左側のほうへ出ていってもらうという施設です。  これが広い道路に面しておりますので、左側の壁も新しく造って、右側の壁も新しく造りましたと。  理由を伺いましたところ、やはり宇宙服を着たような人がうろうろしておって、それを外から見られるとやっぱりなんだとなるし、検査に来られた市民の方の顔が分かるというのはいかがなものかということで、このような対策を打ちましたというふうに説明を受けました。  それでは、質問させてもらいます。  桑名市、伊勢市、亀山市の3地域においては、ドライブスルー方式の地域外来・検査センター──以降はPCR検査センターと申し上げますが──を既に設置しております。  また、鈴鹿市、松阪市においても、PCR検査センターが整備されるとの報道がありました。  先ほどのみえモデルでございますが、県内10か所程度を目途に設置されるとされておりますが、本市は一体どうなっておるのでしょう。  ドライブスルー方式のPCR検査センターを整備することで、検体採取への市民の抵抗感を和らげるとともに、検体採取の件数を増やす効果があります。
     6月2日からは、症状が出てから9日以内の人は唾液を検体に用いることができるようになり、検査される側の負担も少なくなり、検体採取時の医療従事者の感染のおそれも少なくすることができるようになります。つまり、検体の数が増えていく可能性が非常に高いということでございます。  本市においても、ドライブスルー方式によるPCR検査センターを早期に設置すべきと考えますが、いかがでしょうか。 29: ◯議長(早川新平議員) 辻健康福祉部長。 30: ◯健康福祉部長(辻 和治君) PCR検査センターについてご質問頂きました。  これまで、四日市地域におきましては、四日市医師会、歯科医師会、薬剤師会さん等の、非常に協力を受けて、主に検体採取をやっております帰国者・接触者外来、こちらの負担軽減のために取り組んできたところでございます。  ご質問のPCR検査センターにつきましては、桑名市の例もご紹介いただきましたが、今後の増加に備えまして、申し上げました既存の帰国者・接触者外来等の医療機関に加え、医師会等に対して、PCR検査を集中的に実施する機関として運営委託ができるようになったところでございます。  これに伴いまして、先ほど、全国、そして、桑名市の例もそうですが、地域の実情に応じて検体採取を行う体制の整備が進められているところです。  先ほど申しましたように、四日市地域では医師会さん等のご協力の下、帰国者・接触者外来の負担軽減を図ってまいりましたが、今後この感染症の蔓延防止の観点から、早期に感染が疑われる方をPCR検査につなげるためには、PCR検査の需要拡大に対応できる検査体制の確保、これが必要であるというふうに認識しておりますし、医療関係者の方とも、共通認識を得たところでございます。  したがいまして、医師会さんとも既に協議を行いまして、2波、3波に備えた調整を行っておると、現時点で調整を行っておるという状況でございます。  以上でございます。 31: ◯議長(早川新平議員) 伊藤嗣也議員。 32: ◯伊藤嗣也議員 ありがとうございました。  四日市市だけでできることではないということは正直、私も理解しております。  ただ、みえモデルという中で、県内10か所、10地域の中に万が一四日市が入らんことが起こったら大変なことになる。  私、先日、桑名市さんにお邪魔したときも、桑名市さんも名古屋のほうに通勤で、同じ電車に四日市市民の方と桑名市民の方は乗る、そういうことをいろいろ心配されておられるんですよね。ですから、周辺の地域の皆様にも、やっぱり四日市がきちっとしていかないといかんというふうに痛感しておる次第でございます。  先ほど部長の答弁の中で、医師会さんと出ました。関係の調整に本当に頑張っていただいておるとは思います。  ただ、いつ2波が襲ってくるか分からない中、時間との戦いでもあるということを十分ご認識頂きまして、なるべくもう一日も早く、先ほど申し上げた自治体の中に、四日市という名前が入りますように、切に市民の命を守ると、早期発見ということに立ってご尽力いただきますよう再度、お願いをしたいと思います。  それでは、6番に移ります。  低未利用の建物の関係でございますが、軽症患者、最近は無症状患者というのも、かなりの方が増えておるというふうなマスコミ等の情報でございますが、聞いたりしておりますが、そういう軽症の患者の一時滞在施設というのは、四日市の患者さんであっても、基本的には県が宿泊療養施設を決めることとなっています。基本的でございますが。  県が定めた宿泊療養施設は、北勢地域では鈴鹿市にしかないため、四日市市の軽症患者はそこの鈴鹿市に行かざるを得ないのが現状でございます。  四日市市は保健所を持っておるのに、軽症患者の宿泊療養施設がありません。それどころか、市民に身近な保健所としてのきめ細かいサービス、これが、そういうふうにうたっておる資料がありますが、言えるのでしょうか。  基本的には、県が決めるとされておりますが、市が準備できないわけでは私はないと思うんですね。あくまでも、県の施設、六十何部屋、そこがいっぱいになったら四日市としてやっぱり対応しないといかんので、今から考えていただく必要があると思います。  本市の保健所が、軽症患者の宿泊療養施設を指定するとともに、本市内の利用度の低い建物、例えばでございますが、県のPCRの検査施設もあるICETTなどを宿泊療養施設として指定して活用すべきだと考えますが、いかがでしょうか。 33: ◯議長(早川新平議員) 辻健康福祉部長。 34: ◯健康福祉部長(辻 和治君) 宿泊療養施設についてご質問を頂戴いたしました。  議員もご指摘頂きましたけれども、この新型コロナウイルス感染症に対応した医療体制の提供につきましては、病床の確保や患者の受入れ調整など、都道府県での対応が基本とされております。その上で、都道府県内の患者の受入れを調整する都道府県に調整本部を設置すると、そういうふうにされているところでございます。  また、医療提供体制が逼迫し始めている中にありましては、病床のさらなる確保に取り組むとともに、限られた医療資源の有効活用の観点から、重症者を優先する医療体制へと移行するために、今回、議員ご質問いただきました宿泊療養を行うことは重要と言われておりまして、都道府県において積極的に宿泊療養の事前準備に着手するようにとされてきたところでございます。  県内におけます宿泊療養施設の確保につきましては、この新型コロナウイルス感染症が終息するまで、一定程度の確保が必要とされており、個別の宿泊施設と契約を結ぶという形だけではなくて、継続的に借上げではなくて、個別に借上げではなくて、複数の宿泊施設の間で予約の調整が可能とし、感染の状況に応じて速やかに宿泊施設が確保できる新たな仕組みを構築するとされているところでございます。  今後を見据えた、2波、3波に備えた無症状、軽症患者の受入れ体制につきましては、先ほど鈴鹿市の確保されている例をご紹介いただきましたけれども、この確保していただいている三重県との情報共有と連携をさらなる密にしながら対応してまいりたい、そのように考えているところでございます。 35: ◯議長(早川新平議員) 伊藤嗣也議員。 36: ◯伊藤嗣也議員 部長のおっしゃりたいこと、よく理解はしております。どこへ入りなさいということを決めるのは県でございます。  ただ、先ほど私、みえモデルを示させてもらいましたが、これが三重県議会はじめ、三重県の全てのバイブルとなっております。  5月29日にできたばっかりですが、そこの第3ステージにおいて示されておる感染状況に応じた宿泊療養施設の確保という項目がございまして、そこに、やはりきちっと、先ほど部長からも答弁あったのと重なると思いますけれども、感染症発生時には民間事業者との協力により、宿泊施設を確保する新たな制度、感染症協力宿泊施設──仮称では今のところございますが──の創設を検討するということで県は検討に入ったわけでございます。  本市としましては、保健所を持っておるわけでございますから、やはり県と速やかにこの辺の調整に入っていただき、軽症患者が、今は鈴鹿市ですが、もっと例えば県が南に施設を造ったら、四日市の市民はもっと南へ行かないといかん。  市として、施設はありますという前向きな話を、ぜひ検討していただいて、この問題を解決していただき、市民が安心しておれる、つまり、オール四日市でこのコロナウイルスと闘える環境をつくっていただきたいということを申し上げたいと思います。  私、2番のところで少し質問を飛ばしてしまって申し訳ございません。  消防長のほうからは、火災について対応していくと、周知していくというご答弁頂きましたが、あれ、ビニールシートに飛沫がつくんですね、いっぱい。そうすると、そのビニールシート自体が感染源になる可能性があります。  これは非常に危険で、私はそれを何とかしないと、ただ、今は応急的に、手段の一つとして取り付けたと思うんですけれども、取り付けた以上、それをきちっと衛生面において、消毒等を含めた管理をする人はどなたか、その辺はどうなっておるのか、今後どうしていくのか、ご答弁願いたいと思います。 37: ◯議長(早川新平議員) 辻健康福祉部長。 38: ◯健康福祉部長(辻 和治君) 議員からは、飛沫防止のために設置しておりますビニールシートについてご質問を頂戴いたしました。  少し細かい数字になりますが、先日6月2日の日ですけれども、国立感染症研究所から出された資料によりますと、現段階、あくまでも現段階ですけれども、判明しております新型コロナウイルスの残存期間、残る期間といたしましては、エアロゾル、いわゆるウイルスを含んだ空気中の粒子では約3時間、それで、プラスチックやステンレスの表面では72時間というものがあるというふうにされているところでございます。  誰もが新型コロナウイルスをうつさない、うつらないための飛沫感染対策防止としては、マスクはありますけれども、人と人が対面する場所や不特定多数の方との接触のある窓口等へのビニールシート等の設置は有効であるというふうにはされております。  しかしながら、日常的な環境整備といたしまして、先ほどのウイルス残存期間を考慮いたしますと、アルコールでありますとか、次亜塩素酸ナトリウム等による消毒、拭き取りが必要となるところでございます。  このビニールシートにつきましては、設置状況により、消毒のため、拭き取りが難しい設置状況もあろうかと思われますので、市の施設につきまして、設置後の管理についても考慮した上で設置していく、あるいは、維持管理していくことが必要であることから、先ほど消防長もご答弁申し上げましたが、庁内におきましては部長会議、庁内掲示板等において、先ほど私ご答弁申し上げましたようなことも含めて、周知をしてまいりたいと、そのように考えております。 39: ◯議長(早川新平議員) 伊藤嗣也議員。 40: ◯伊藤嗣也議員 ありがとうございました。  ぜひ、公共施設、市の施設が感染源にならないようにしていただきたい。ならないために、やっぱり消毒するしかない。  非常に拭きにくいかも分かりませんが、拭きにくいのであれば交換するとか、やっぱりきちっとしていただかないといけないということを申し上げたい。  ただ、それを、仮にもう古くなったから交換するとなったときに、そこに感染源のウイルス等が付着しておる可能性があります。それの処分方法につきましての注意点等がありましたら、この場でご説明いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 41: ◯議長(早川新平議員) 田中環境部長。 42: ◯環境部長(田中賢二君) 先ほど伊藤議員から、ビニールシートを廃棄処分する場合の注意点というお尋ねを頂きました。  このビニールシートにつきましては、産業廃棄物の廃プラスチック類として処分することとなります。  この処分に当たりまして、国のガイドラインに記載してございますが、袋に入れて、口をしっかり縛って排出する、これが求められます。  また、取扱いにつきましてでございますけれども、例えば作業後は速やかに手洗いをするなど、そうした感染の防止に努める、これが必要でございまして、また、今後そういった場合に備えまして、私どものほうでも庁内に十分に啓発してきて、周知を図っていきたいと考えております。 43: ◯議長(早川新平議員) 伊藤嗣也議員。 44: ◯伊藤嗣也議員 ありがとうございました。  どうかひとつそれを徹底して、よろしくお願いをいたしたいと思います。  (7)でございます。中核市を本市は目指しておるわけでございます。  それには、この難局を乗り越えて、見事に中核市になる、そういう意味での試練だと思いますので、質問させていただきます。  今般の新型コロナウイルスの有事に対して、本市も頑張っていると思いますが、鈴鹿市は独り暮らしの高齢者8800人に対してマスクを配布しました。  マスクはかなり出回るようにはなりましたが、マスクを買いに行けない独り暮らしの高齢者の方もたくさんおられるというふうに聞き及んでおります。  そのような高齢者の方に対して、医者に行ったり、買物に行ったり、様々な家から出る場合等において、必ずやはりマスクというものが必要になってまいります。  まずは、家から出ることができるような基本的な条件を整えていただきたいというふうに思うわけでございます。  高齢者にマスクを鈴鹿市は配布しました。四日市といたしましても、ぜひそのような形を取っていただきたいわけですが、本市としてはどのように考えておられますか。 45: ◯議長(早川新平議員) 辻健康福祉部長。 46: ◯健康福祉部長(辻 和治君) 議員からは、鈴鹿市の例をご紹介いただいて、四日市の対応はということでございました。  私、保健と福祉担当しております健康福祉部でございますが、私どもの部では、これまで、医療機関はもとより、特に感染すると重症化するおそれのある、高い方等がご利用いただいている入所、デイサービス、訪問系のサービスの維持や、そこから感染拡大防止に注力してきたところでございます。  今後、まだまだ第2波、第3波に対する備えが必要であると私も考えておりますし、また、その先を見通し、どのように対応していくかということにつきましては、十分に検討していくべき課題の一つであると考えております。  この検討に当たりましては、先ほど議員ご指摘のように、マスクを買いに行くことが困難な方々、これも視野に入れる必要がありますので、例えばそういう方々の情報、在宅介護支援センターでありますとか、一律ということではなく、真に必要とする対象者の把握に努め、二重の見守りの中でマスクをはじめとした必要な支援について取り組んでまいりたいというふうに考えております。  以上です。 47: ◯議長(早川新平議員) 伊藤嗣也議員。 48: ◯伊藤嗣也議員 当然、医療従事者の関係とかの方であったり、様々な必要とする方に配布していただいておる、それは結構なことです。  高齢者の方も、やはり命をつなぐために食品の購入とか、様々なことで必要になってまいります。  マスクを配布していただくということを、今、健康福祉部長からご答弁頂いたことに関しては、感謝申し上げたいと思います。  私が本年2月定例月議会の一般質問で質問させてもらったときは、市民へのマスクの配布は考えていないとの危機管理監の答弁がありました。  実は、5月開会議会の補正予算でも、マスクを四日市市はたくさん購入されておるわけですが、そのときはもうこの緊急事態ですから、私は何も言いませんでした。  しかしながら、危機管理監がマスクを購入して市民に配らないというように公式見解をこの場で述べたということに対しては、ぜひ、この場において撤回をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 49: ◯議長(早川新平議員) 服部危機管理監。 50: ◯危機管理監(服部 豊君) ご答弁申し上げます。  2月定例月議会の会議録を確認してまいりましたが、当時の答弁といたしましては、災害用のマスクにつきましては、備蓄数につきましても、各防災倉庫に1箱から2箱、合計8500枚という少ない状況でございまして、当時の議員からご提案のありました、対象者を限定した配布等につきましても、真に必要な方の特定が困難でありますことから、現時点ではマスクの無償配布については行わないという方針でございますという答弁をさせていただきまして、また、健康危機の場合の予防のためのマスクにつきましては救急薬品同様、各個人で備蓄していただくよう、市民の皆さんに呼びかけを行っていくと、私から答弁をさせていただいており、また、市の在庫が限られており、現時点で市民の皆様にお配りできる状況にないことはご理解いただきたいと、市長からも答弁をさせていただいております。  その後、マスクにつきましては、5月開会議会でお認めをいただきました補正予算で購入したもののほか、企業や個人の皆様からたくさんのご寄贈をいただき、感染症の緊急事態においても事業の継続が求められる医療や福祉施設の従業者用として、また、感染防止に最大限の配慮が求められる教育の分野を中心に配分を行ってまいりました。  その中で、それぞれの部局において、必要な場面でマスクをご用意頂けなかった施設利用者などに提供を行うことは、事業運営していく上で必要な対応であると考えております。  健康危機の場合の予防のためのマスクは各個人での備蓄を呼びかけていくという方針に変わりはございませんので、ご理解をいただくよう、お願い申し上げます。 51: ◯議長(早川新平議員) 伊藤嗣也議員。 52: ◯伊藤嗣也議員 男らしくはっきり撤回と一言言ってくれたらいいのに、ごちゃごちゃ言い訳の理由を述べましたけれども、非常に私としては情けないというふうに申し上げておきます。  今般、新型コロナウイルスに関しまして、四日市市が、保健所を持つとこんなにすばらしいことができることを市民に信じてもらえる絶好の機会だと私は思って、今のことも伺った次第です。  新型コロナウイルスへの対応において、保健所政令市といたしまして、すばらしい成果を収めて中核市へ移行、市民の期待感を高めていくべきだと考えておる次第でございます。  中核市移行を見据えた保健所政令市らしく、オール四日市で新型コロナウイルス、第2波、第3波へ対応していくとの心意気を市長からお伺いできればと思います。 53: ◯議長(早川新平議員) 森市長。 54: ◯市長(森 智広君) 本市は、三重県唯一の保健所政令市ということで、市が保健所を有しております。  保健所職員一丸となって、今回の新型コロナウイルスの対応に全力で当たっております。今後もその思いは変わりはありません。  そういった意味で、保健所政令市であることのメリットを非常に強く感じております。  国からの通知や指針が直接、本市に届くわけであります。そういった情報を共有して、市の施策にスピーディーに反映できているというところもあります。  また、市民にとって一番身近な自治体である市が、感染者やPCR検査の段取り等を含めて、関われるということは非常に有用であると思っております。  窓口も、市が行っておりますので、市民に寄り添った形で、今回の新型コロナウイルスに対応できていると思っております。  まだまだ課題はありますけれども、やはり整理していきながら、第2波、第3波にしっかりと備えていきたいと思っております。  市として、市民の命を守るために全力で行ってまいります。 55: ◯議長(早川新平議員) 伊藤嗣也議員。 56: ◯伊藤嗣也議員 市長、どうもありがとうございました。  どうか市長、陣頭指揮を執って、オール四日市でこの新型コロナウイルスと闘う、市民を守るという決意が籠もっておったというふうに理解をさせていただきます。
     新型コロナウイルスに罹患してお亡くなりになられた方に哀悼の意を表しますとともに、今なお、闘病を続けてみえる方、治癒されたものの、治療の過程で大変な思いをされた方にお見舞いを申し上げます。  また、治療に従事してみえる医療関係の方々、蔓延防止のためにふだん以上の業務に対応してみえる医療福祉関係や子育て関係、教育関係等の方々、ご商売等で大変な思いをして耐え忍んでいただいている全ての方々に感謝を申し上げまして、私の質問を終わります。どうもありがとうございました。   〔「関連質問」と呼ぶ者あり〕 57: ◯議長(早川新平議員) 関連質問を認めます。  森 康哲議員。 58: ◯森 康哲議員 伊藤議員に関連して、新型コロナウイルスの公共施設を感染源にしないためにというところなんですけれども、理事者のほうからはるるいろいろな対策の説明がありました。  マスクや消毒液またはフェースシールドやビニールシート、いろいろな対策を講じて防いでいただいて、本当に感謝を申し上げたいと思います。  また、先ほど市長のほうからも強い決意を感じました。ぜひ、この四日市をコロナウイルスから守っていただくように、私からもお願いしたいと思います。  そこで、一つお尋ねしたいんですけれども、先日、奈良県立医科大学のほうから、オゾンが新型コロナウイルス不活性化に効果があるという学会での発表がありました。  オゾンや光触媒というものが、以前から、インフルエンザやSARS、こういうコロナウイルスに対しての効果が認められ、もう製品化も既にされております。  この新型コロナウイルスにおいても、ある一定の条件の下、効果が認められたという発表がありましたが、この不活性化に関するいろいろな対策は、四日市市としてどのように考えているのか、お尋ねしたいと思います。 59: ◯議長(早川新平議員) 辻健康福祉部長。 60: ◯健康福祉部長(辻 和治君) 森議員からは、新型コロナウイルスに対する不活性化ということでご質問を頂戴いたしました。  このオゾンを使った不活性化、報道等で承知はいたしております。  ただ、まだ、消毒なども含めて、公式にもちろん学会でありますとか、大学、この辺りの研究成果、いろいろ出ておるのも承知をいたしておるところでございますけれども、この辺り、やはり全体として有効性評価をきちっとされた上で導入すべきだと、非常に慎重な発言になってしまっている面で恐縮ではありますけれども、この辺り、きちっと公的なところでエビデンスを持って評価していただいた上で、それを判断して導入をしたいなと。  少し慎重ではありますけれども、やはりこういう新たなウイルス感染症につきましては、慎重にも慎重を期し、ただ、決断すべきときは決断すべきではありますが、そのように考えておるところでございまして、このオゾンの不活性化についても、非常に濃い濃度で不活性化の効果があるという研究成果だと理解をしておりますけれども、まだ、汎用的なものということで厚生労働省からの示しというのは、まだ少なくとも私は目にしておりませんので、その辺り、アンテナを高くして情報収集に努めながら、これこそ遅れることなく対応してまいりたい、そのように考えております。 61: ◯議長(早川新平議員) 森 康哲議員。 62: ◯森 康哲議員 ぜひこの不活性化、今いろいろな対策を講じていただいている背景には、今日、職員さんの人的な労力、これが物すごく負担になっているということも聞いております。  特に、小中学校の教職員、これはトイレ掃除まで教職員が今現在やられているかなというところもありますので、ぜひいろいろな安全対策を講じる検討をぜひ続けていただいて、一番効果あるような、そして、この四日市が本当に守られるようなことを祈念して関連質問を終わりたいと思います。 63: ◯議長(早川新平議員) 暫時、休憩いたします。休憩時間は10分程度といたします。 64:                         午前10時49分休憩    ─────────────────────────── 65:                         午前10時59分再開 66: ◯議長(早川新平議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  小川政人議員。 67: ◯小川政人議員 政友クラブの小川政人です。通告に従いまして、質問をさせていただきます。  まず、第1問目、舘副市長の採用試験での学科試験免除について、特別扱いだというふうに聞いていますけど、その辺をお尋ねします。 68: ◯議長(早川新平議員) 内田総務部長。   〔総務部長(内田貴義君)登壇〕 69: ◯総務部長(内田貴義君) 議員からは、舘副市長が四日市市職員として任用された際の採用試験における学科試験の免除についてご質問をいただきました。  当時、本市といたしましては、今後のまちづくりにおきまして、快適で潤いのある生活のまちづくりのため、都市空間の総合的かつ計画的な整備を行っていかなければならないという行政課題がございまして、特に都市部の活性化や都市機能の高度化を図ることが急務となっておりまして、そうした中で、都市整備や都市機能の知識と経験を有する専門職員を確保する必要性が高まってございました。  また、当時は現在と異なり、中央集権の意識も強く、事業を推し進めるためには国とのパイプといったことも意識する必要もございまして、国等の機関で活躍する人材を確保する動きを行ってございました。  その中で、本市出身者で、国の関係機関に勤務する舘副市長より、本市勤務の意思表示がなされ、対象者が特定されていることから、選考試験を実施し、採用したところでございます。  この選考試験では、ご本人のそれまでの経歴から、四日市市が必要とする専門性を有する人物であると判断いたしまして、学科試験を免除し、面接試験と小論文試験の実施によって志望動機や表現力などを確認することで、四日市市職員として、適正な人物であるかどうかを判定して採用したものでございます。  地方公共団体の職員の採用の方法につきましては、地方公務員法第17条の2、第2項の規定に基づきまして、不特定多数の者に同一の試験を課し、その中から適格者を選抜する競争試験または特定の候補者について、任用しようとする職にふさわしい能力があるか否かを確認する選考によるものとされてございます。  選考による採用につきましては、地方公務員法第21条の2に規定されておりますけれども、逐条解説によれば、選考の方法は実施する機関に委ねられており、面接によって職員としての適性を有するかどうかを判定して採用することも可能とされておるところでございます。  以上のことから、これまでの経歴に加え、面接試験と小論文試験の実施によって採用したところでございます。  以上です。 70: ◯議長(早川新平議員) 小川政人議員。 71: ◯小川政人議員 面接試験、それから、小論文という部分があるんですけど、それは、現実には記録がないと私は聞いていますけれども、間違いであったらまたそれは教えてください。  私の記憶では、舘副市長は、家庭の事情で四日市へ戻ってくるということで、四日市市役所に入りたいということだったというふうに思っていますので、決して、市がスカウトに行って入れたという部分はないのかなというふうに思っています。  特に、国とか県の公務員なら出向という形とか、いろいろあるというふうに思っていますけれども、これは私は誰かの力が働いたのかなというふうに思っています。  その人に尋ねました。例えば、名前をNさんとしますね。Nさんに、どうして舘君が戻ってきたんだというふうに尋ねました。そうしたら、このまま伝聞、伝聞ね。お父さんが不幸にあったときに休暇が取れなかった。それで、本人は、今勤めておるところに嫌気が差して、四日市市役所に入りたいと。  そういうことだったので、家に呼んだと。家に呼んで、いろいろ話を聞いて、市の幹部と相談をして、国や県からもらってくるのはできるわけだから、無試験で採用してもらったというふうに私は聞いています。  ちょっと後先が違うんじゃないかな、後づけの部分があるのかなというふうに思っています。  まず、最初に、四日市市役所に入りたいという意思があって、それから、後からいろんな理屈がついたのかな、今、部長がおっしゃられたような理屈がついたのかなというふうに思っていますが、その辺、違いますか。 72: ◯議長(早川新平議員) 舘副市長。 73: ◯副市長(舘 英次君) 非常に私の個人的なところのお話で、どこまでこういう公の場でプライベートのことをお答えするのかなという、ちょっと疑問はございますけれども、今、議員がおっしゃったところにたくさんの間違いというかお聞き違いもあったので、そこはきちんと、そこだけは訂正をさせていただくのがいいかなと思います。ちょっとご答弁をさせていただきます。  私は、最初、四日市市の方とお会いしたのは霞が関というか、私が地域振興整備公団におるときに、霞が関で活躍というかいろいろ仕事をしておる方々が集まる四霞クラブというのがあるんですけれども、そこに招待を受けました。それは、市役所に入る二、三年前だったと思います。  そのときに、東京事務所の所長にお誘いを受けて、一度こういうのがあるので来ないかということで、その懇親会に出席をさせていただきまして、そこで当時の市長や幹部の方々とお会いをさせていただきました。  その場で、今こういうことを四日市は考えているんだと、特に印象深かったのは鈴鹿山麓研究学園都市、これがちょうどSOR、それを誘致する頃でしたが、まだ昭和六十二、三年の頃だと思いますので、そういうお話を伺って、そのときのパンフレットもたしか拝見をして、こういった国の研究機関を誘致して、研究学園都市をつくっていくんだということをちょっと私、印象に残っておるんですけれども、そういったことをお伺いして、当時私は地域振興整備公団で地方の都市開発整備と、それから、中核工業団地といいまして、地方で大きな工業団地をつくる業務に携わってございました。  そこで、私はこういった大規模な都市開発であるとか、地方の開発というのが私の今の仕事であり、こういう話を聞くと心躍るものでございますというような自己紹介もしたような記憶がございます。  そこが、市の幹部の方々との初めての接点でございます。  その後、私は建設省の都市局へ出向になりました、1年間。これは都市局の都市政策課というところでございまして、都市政策のいろいろな法律をつくるところでございます。1年間、そこで勉強もさせていただいて、その後、中津川市というところございますが、中津川市の中核工業団地、これは工業団地をつくるところなんですが、そこの現場に配属になりました。  それが、市役所へ入れていただく前年でございます。  その頃に、私は多くの地方都市の開発に携わってきた、公団の本部のほうでいろいろ関わっている中で、当時、地方の時代と言われながらなかなか地方の活性化が進まない、それは非常に、これを解決するいい公団だということで当然入ったわけでございますけれども、地方の都市開発に携わっている中で、やはり自分がそういう地方の都市開発に携わるのであれば、自分の故郷である四日市、あるいは四日市周辺、三重県でもいいんですけれども、そういったところでそういう都市開発みたいなことに携わりたいなという思いがその頃からしておりました。  特に、中津川市へ転勤になって、地元で、中津川市役所の人とか、岐阜県庁の方々と一緒にプロジェクトをやっておったわけですけれども、それをやっておる中で、さらにそういった気持ちも深まってまいりました。  そういった中で、今ちょっと個人的なことをおっしゃっていただきましたけれども、もうこの際、もうきちっと包み隠さず言いますが、私の実の親が、私が中津川市におるときに亡くなりました。  これは、私は今、こっちに、四日市におりますのは、いわゆる養子という形で来ております。これはちっちゃいときから来ておるんですけれども、ほぼ1歳、2歳の頃から育っております。   〔発言する者あり〕 74: ◯副市長(舘 英次君) だけど、それは今、議員がおっしゃったから言っているんです。間違いだから、おっしゃったことが。  そういった中で、やはり実の親が亡くなったときに、やはり今の親のところの近くで仕事をしたいなというのもまたあったと。  それらが重なって、一度、四日市市役所というところで、以前、こういう開発計画もあるし、いろんな都市開発が進んでいるので、そういったところで私自身が活躍することができないかということを市役所のほうに打診をさせていただいたら、このような、今、総務部長が申しましたような形で採用いただいたという経緯でございますので、非常にちょっとプライベートなことで申し訳ございませんけれども、正確にきちんとお話をすべきだと思いまして、お時間を頂戴しました。  以上でございます。 75: ◯議長(早川新平議員) 小川政人議員。 76: ◯小川政人議員 Nさんの言うこと、間違っているとは思えませんね。  あなたのお父さんに不幸があって、それで休暇か何かが取れなくてという形でいくと、ほぼ合っている話です。  そのことから、市役所で働きたいということで、そのNさんが市の幹部に話をして、こういう段取りで就職して、無試験でやったんやという話をされていましたので、私はその場で、それってちょっとルール違反と違うかという話をしたんですけど、あなたと私の行き違いになるのかも分かりませんけど、私があなたに何を言いたいかというと、富田の人たちは、あなたに一生懸命期待して応援しておるの。お父さんの話をしたのもそうや。ちょっと期待に応えていないのかなというのが私の思い、だから、言っているんや、いろいろ。  私は、このNさんの話を信用してということよりも、実は、ほかの、飲み屋であなたの親戚の人と偶然お会いすることがあって、そういう話が出た。   〔発言する者あり〕 77: ◯小川政人議員 本当の話やもん、聞いておればええやないか。 78: ◯議長(早川新平議員) 小川議員に申し上げます。  発言の内容は個人のプライバシーにわたっていますので、注意をいたします。  続けてください。 79: ◯小川政人議員 プライバシーにわたっているという話にはならん。採用試験の問題を言っているわけ。  ですから、そのいきさつについて、きちっとする必要がある。  先日のテレビを見ていると、ラグビーの福岡選手というのかな、お医者さんになるために、来年のオリンピックは出ない、断念をしたと。  テレビを見ていると、いろんな大学から、医学部から推薦入学の話があったけれども、きちっと試験を受けたという、さすがスポーツマンだなというふうに思っていますから、その辺のスポーツマンらしさが欠けていたと、そういうふうに私は思っている。  まかり間違えると不正採用になる可能性もあったわけですから、その辺は危ない判断をしたなというふうに思って、次の質問に移っていきますけれども、きちっと富田の人たちの期待に応えてほしいということです。  私の質問に対して、市議会モニターさんからいろいろ意見を頂きました。  毎回、全く同じ質問をしているんだと。これは確かにそうです。私、毎回同じ質問をする必要も私はないというふうに思っています。  以前にも話ししたように、河川工学でいけば、大学で学んだ人たちは、ネック点から先で水があふれないということは、誰でも知っていますよという話なの。  だから、これ、きちっと水害が起こったときに間違わずに調査をすれば、私の出る幕はないの。それを、土木の人たちは怠ったわけ。  分かりやすく説明すると、1秒間にこれだけ、このいっぱいの雨が降ったとして、流れてきたと。120mmの雨が降って、1秒間に流れる量をこれだけとすると、十四川のネック箇所というのは、比較ね、これだけの水しか通さない。そうすると、流れてきた水は全部こぼれてしまう。これだけの水だけが下へ流れていくわけです。ネック箇所の容量からね。  そうすると、十四川の水門を開けているとこれだけ通す、約倍近い水を、ネック箇所の水を通すわけです。そうすると、あふれる訳がないわけ。十分、水を流す能力がある。潮位の問題があることはあるけれども、潮位は当時2.4mですから、水が少なくても2.4mしかならないわけ。  そして、じゃ、なぜその日にあふれたのかという話ですね。  そうすると、それは、ネック箇所よりも少ない6tのポンプで水を排出していたと。ですから、当然6t以上の水が流れて、ネック箇所の水が、流れてきた水でもそこであふれて、そして、ポンプや水門が使うことができなくなる。  それで、その後は流れてきた水を全部せき止めて流してしまったと、平成15年12月の都市整備部長の答弁を分かりやすく言うと、そういう話ですよね。それ、間違っていますか。 80: ◯議長(早川新平議員) 山本上下水道事業管理者。   〔上下水道事業管理者(山本勝久君)登壇〕 81: ◯上下水道事業管理者(山本勝久君) 小川議員のほうから、先ほどコップを示されて、この議場でも何度かご説明いただいておりますが、コップの説明は、水理学の基本としては正しいご説明だと思います。  そして、平成15年12月の当時の塚田都市整備部長のご説明についても、そうでございます。  水理学の基本のところではございますが、それは、単水路を紙上にモデル化して説明させていただくときには、そのようなところでございます。  ただ、私どもが裁判所に出させていただいた乙16号証、乙17号証というのは、浸水シミュレーション、もっとコンピューターを使った複雑な解析を行う手法でさせていただくと、小川議員のお考えとの差が出るところでございます。  以上でございます。 82: ◯議長(早川新平議員) 小川政人議員。 83: ◯小川政人議員 舘副市長も、去年の6月定例月議会で、私とは議論しませんと。一般的に、ネック箇所からあふれた水は流れていきます。ただ、シミュレーションというんですか、シミュレーションは合っていますという話をした。  シミュレーションは、途中でこぼれた水も低いところを流れて、水はまた下流に流れていきますという話をされた。  これは、ちょっとかまぼこを買ってきて、十四川の堤防の地形を再現します。ちょっとオーバーですけれども、一番高いところに堤防がある。川がこの下を流れているわけですね。  そうすると、こぼれた水がもう一回川へ入ってこようとすると、かなり堤防より高く、堤防と同じ高さにならなくてはならないわけですから、周りの家はみんな大きく浸水をしている。
     例えば、あなたが通っておった富田小学校のところの堤防は校庭よりも大分高い。それから、富田地区市民センターも堤防より大分低い。だから、堤防の高さに水が行こうとすると、富田地区市民センターも富田小学校もびたびたになってしまうわけです。ですから、そういうことは、残念ながらあり得ない。  それから、もう一つ、山本事業管理者は、排水がつながっているから、排水の水が入っていくというような答弁をされた。それは9月かな。  だけれども、残念ながらそれも入っていかない。十四川の水位が上がると、逆にサイフォンの原理で、高いところから低いところへ流れるから、下水に逆流していく可能性がある。そういうことで流れない。  それから、河川計算がやられていないんや。君と舘君を呼んで、シミュレーションの議論をしたときに、シミュレーションは正しいんです。これは、管渠の計算をしていますから、河川の計算とは違いますよという話を私にされたと思う。  そのときに、私は、川は管渠と違うから、そんな計算しても無理やないかと。管渠であれば、出口ではあふれない。入り口で入らなくなって、あふれるのが普通であるからね。  もう一つ、シミュレーションが正しい正しいと言われるんだけど、私は専門家でないから、ここの質問に、あなたは専門家かという問いかけがあるけど、私は専門家ではない。水のことは、じゃ、なぜ知っているんやというと、実は、四日市市の職員が全部教えてくれた。職員以外の人で、教えてくれた人はいない。  4年前から、四日市港管理組合議会に行っている。四日市港管理組合議会でも、県の職員にいろいろ尋ねている。もちろん、乙16号証、乙17号証のシミュレーションも県の職員に見てもらっている。  前にも言ったけど、こんなもの違いますよねと、それだけですわ。これ、あふれるところであふれずに、1か所しか氾濫、出口で氾濫するわけがないのに、出口で氾濫を起こしている。本来なら、管渠であれば入り口で氾濫をしなくてはならない。  これはどういうふうに、いろいろ裁判に使う資料で作っているから、多分いろんな途中で作り直しを何度かして、こういうわけの分からないシミュレーションになった。  市議会モニターさんは、このシミュレーションも間違っておるというのはおかしいやないかと言いますけれども、これも何度もここで見せているんやけど、前にも言ったように、ある部分、一番多分ネック箇所と思われる北星高校辺りで越水しておるんやわな。ここで越水をしている。だから、越水している部分は、放流をしなくちゃならないのに、放流していない。  ここの計算は、このシミュレーションは、滞留という言葉を使っている。川で滞留させよう思うと、調整池を造って、そこでためておくということが一つ考えられるけど、残念ながら、あの日は調整池は造っていなかった。  もう一つ言うと、このシミュレーションは、川の上にためておるというシミュレーションになっているわけ。  ですから、全然違うのと、現実に当日、四日市市は調整池の計算で72mmの雨で、ネック箇所で6t近い余分の水が来る、調整池で6t近い水を、毎秒6t近い水をためて、池にためておる。  ここの水位は、120mmの水を、北消防署で降った雨を降らせているから、120mm、物すごく余るわけ。15tも毎秒、放流していかなならない。  そうすると、あの日に物すごい水害が北星高校辺りで、何度も言うけれども、起きているんや。それが全然起きていない。起きてないから、都市整備部長は、北消防署で降った雨は、十四川の流域では降っておりませんという答弁をされておるわけ。  あなたが、防災対策課か、危機管理室の前は。よく私はこの雨量に疑問を持っていたから、ウェザーニュースに当日の雨量実測を、レーダーで測った雨量実測はないかということを何度もあなたに頼んだわな。覚えておるやろう。  そうしたけど、ないんですわと。もうすぐ破棄してしまっていますから、ウェザーニュースにも残っていないということ。だから、これが正しいというのは、県の土木の職員は誰も思っていない。これは違うと言っておる。あなたが正しいと思いたいだけ。  だから、もう一つ言うけれども、当時の後藤部長は、はっきりここの会社の西沢さんに、高さが違っておるやないかという話をしています。それから、したけれども、返事は返ってこなかった。  それから、もう一つ、ここでこのシミュレーションをつくったのは、素人か素人でないかという話が、市議会モニターさんから来ておる。  実は、このシミュレーションを発注したのは素人や。下水道部の下水施設課で、水理工学の分からない人たち、それから、課長は当時、事務屋さんかな、あとは、ポンプ技師の人たちが発注をしているわけ。素人や。  私は、村岡さんが技術部長のときに、一遍これ、作り直してくれたほうがええのと違うという話をした。話をして、村岡さん、そのとき何て言うたかというと、ど素人が作りましたでねと。一遍、作り直してみますわという話があったんだけど、これも議場でしたと思う。話があったんだけど、塚田さんが上下水道事業管理者になったときに、私に、ごめん、井上さんを守る人が上下水道事業管理者になったで、約束を守れません。作り直すことができませんという話やった。  だから、うちの職員も、これ、おかしいと思っておる人いっぱいおるんや。  発注したときに、下水道部には、部長も事務屋さんやったんやわな。前川さんが次長をしておった。この人は土木技師やで、前川さんも西沢さんに、これはおかしいという話はしている。  私は、前川さんと、当時、下水道部の中に治水対策監が前川さんで、河川課長が後藤さん、後の後藤部長に呼ばれて、調整池の計画が正しかったら、このシミュレーションは間違えている、シミュレーションが正しかったら、調整池の計画は間違えている、どっちかやという話をして、いや、調整池のこれはこぼしてないんですわ、違うんですという話や。  まだ頑張るか。 84: ◯議長(早川新平議員) 山本上下水道事業管理者。 85: ◯上下水道事業管理者(山本勝久君) ご質問ですのでお答えすべきだと思いますが、まず、河川工学のお話でございましたが、今の管理職で4年制大学を出てきたとしても、シミュレーションについては、大学ではほぼ学んでいないと思います。  若い職員のほうであれば、コンピューターを使った新しい技術のほうはやっておりますが、今の管理職あたりのところでやるのは、このシミュレーションを職務としてやった者が説明できるレベルに到達していると思います。  私は、正直言って、部下から教えを請うてやっているところでございます。  その中なんですが、小川議員おっしゃられましたけど、一部、ちょっとご訂正はいただきたいとは思うんですが、私も四日市港管理組合におられる県職員さんとお話ししておりますが、小川議員のおっしゃっておられるのと違うお答えを頂いております。  その辺がちょっと合わないなとは思いますが、それを議論する必要もありませんが、やはりシミュレーションを私はもう合っている、そのように思っています。  流出解析モデルというのは、国のほうが推奨している。このシミュレーション技術自身は、今の危機管理における様々なハザードマップが出されて、市民の危機意識を持っていただくために利用されている技術でございますので、それの手法と同じものをして、再現して、樋門を閉めていたとき、樋門を開けていたときの、両方の状況を再現させていただいて、あふれたという答えが出ておりますので、やはり、裁判所の言われるような、やはり複合的な災害として発生したものと言われるのが答えであるというふうに思っております。 86: ◯議長(早川新平議員) 小川政人議員。 87: ◯小川政人議員 インフォワークスというシミュレーションは、内水氾濫のためのシミュレーション。内水が管渠を通じていっぱいになって、どういうふうに地上に出てきて、地上をどういうふうに水たまりをつくるか、浸水区域をつくるかというのがインフォワークスという。  インフォワークスCSとか、河川の総合的なシミュレーション、河川と内水の氾濫の両方を兼ねるシミュレーションは、河川は河川の河道のシミュレーションをやって、どこでどれだけこぼすか、ネック箇所でどれだけこぼすか、それから、その上流でどれだけこぼすかということをして、こぼした水が地上に落ち、地上というか川からこぼれた水が地上をどう流れていくかとするのが本来の複合的な、この前見せたように、こういうような川からの水と、それから、内水の氾濫の水と、そういうふうにやるのが普通なんだけれども、実は、さっき見せたシミュレーションでは、川の堤防よりも水が高くなっても氾濫を起こしていない、水をこぼしていない。だから、間違いだと言っている。  県の職員が正しいと言ったという話だけど、これは、常勤副管理者が、小川議員から資料ももらいましたけど、あれは違いますという議場での答弁をしている、私、今、ちょっと探せないけれども、そういう答弁をきちっとしている。  これは、隣に見える今の上下水道局の管理部長が四日市港管理組合の次長のときに、そういう答弁がなされている。調べたら、すぐ出すことはできますけれども、今持ち合わせがないから、ちょっとできない。  ですから、そういうことをきちっと、我々、今度、このことで、最近、公務員とはどういうものだ、公務員試験というのはどういうものだというところの、ネットで調べていたらあって、公務員というのは、究極的には、最終的には、市民のために働く、市民に使用されている、市民のために働いているというのが一番大事なんと違う。肝やなというふうに私は思っている。  そこでいくと、君は本当に市民のために仕事をしているのかな。  確かに、公務員制度が変わって、定年になってから5年間、年金をもらうまでの5年間の仕事の仕方、これをきちっとルールをつくってやらんとあかんなと思うんやけど、幹部職員の裁量によってはいろんなところへ飛ばされる可能性がある、なかなかいい職に就けないという部分もあって、ちょっと職員が自由に物が言えなくなっているところがある。上に対して、自由に物が言えなくなっているところがあるというふうに私は思っている。  ですから、そういうふうなことを抜きにして、確かに、上下水道事業管理者になれば、普通の再雇用の職員よりも4年間で退職金が出て2000万円ぐらい増えるんやわな、収入が。  そりゃ、おいしい仕事やで、一生懸命しがみつきたい気持ちも分かるけれども、市民に対して何をするかということをきちっと考えるべきと違うのか。  誰が答えてくれるのや、総務部長ですか。 88: ◯議長(早川新平議員) 内田総務部長。 89: ◯総務部長(内田貴義君) 公務員としての使命、今おっしゃられたように全体の奉仕者ということで、市民のためにしっかりやることが我々の使命と思っております。  ここの議場におります理事者の者は、その仕事の中でその成果をご説明させて、しっかり説明責任を果たすことで、その一翼も担っておると思っておりますので、今、議員おっしゃられたように、いろいろおっしゃられておりますけれども、ここに出席しておる職員はそういう気持ち、全体の奉仕者という気持ちを強く持って臨んでいることには間違いないと思っております。  以上です。 90: ◯議長(早川新平議員) 小川政人議員。 91: ◯小川政人議員 だからそういうことをやってくれないと駄目なの。  今日、コピーで3部あるのを渡した。  四日市市議会の市議会だよりに載せたコピーで、この都市整備部長というのは、あなたの1代前の伊藤勝都市整備部長やな。  きちっとネック箇所で流れた水は、海にまで流れていくというふうに言っている。ネック箇所は、雨の量では変わらないということも言っている。  それから、5と振ってある部分のところに塚田副市長の答弁が、あの塚田副市長でも、今の都市整備部長の発言は、私の平成15年の答弁と同じである。ネック箇所を流れた水は、下流へ流れていくということである。下流であふれるということは、一度も言ったことがない。言っておるけどな、ほかのときに。  だから、こういうことなんや。  シミュレーションを大学で習ったというふうに私は言ってない。ネック箇所で流れた水は、必ず断面の広いところを通って海まで流れていくということは、伊藤勝都市整備部長の話では、これは舘君も聞いておったと思うであれだけれども、大学を出た人はみんな分かっていますよという話。  そうすると、若い人たちはこのことは知っているわけ。あなたは、上下水道事業管理者として、べらべら違うことを言っているけれども、若い人たちはどう思うのかな。偉くなるためには、あれだけでたらめなことを言わなあかんのかなと思うのか、さすがうちの事業管理者は上手にだますなというふうに言うのか、どちらかやわな。  それから、もう一つ言うけれども、私は、いろいろ君の先輩達に話を聞いているから、そのことでだまされない。あなたがだまそうとしているのは、ほかの議員とか、それから、市民をだまそうとしているわけです。  この人は、うそをつくな、うそをつくなと言うなという話だけど、私は、国の役人も、地方の役人も、自分たちがしたことが正しいという考え方に立って物事を決めているところがある。  そうすると、議案なんかをつくってしまって、成案して、提出してしまったら、一歩も引かないよな。たとえ間違っておろうが、間違いを指摘しようが、一歩も引かない。  昔、10年ぐらい前かな、国民健康保険の保険料の過徴収があって、その返還方法が、市側に過失があったときと過失がなかったときで返還の仕方が、1割か2割、市が過失があったときは余計に返還しなくてはならない。  それが、そういうことがなされていなかったので、当時の健康福祉部長と保険年金課長を呼んで、これは違うやろうと、中間申告というけれども、本人が自主的に中間申告をしたわけではなく、あなた方が中間申告の想定をしながらした、後で調整できるからしただけだから、これは本人の間違いじゃなくて市の過失による間違いだから、計算方法を変えて返しなさいよという話をした。  そんなこと分かるのは小川さんしかおらへんのやで、ええやないですかみたいなことを言ったで、それはそういう問題ではないやろうと、きちっとしたほうがいいよと言って、返した。  でも、全然、議案は変わってこなかったわな、松岡副教育長。  そういうものなの。  習性、私はよく言うんやけど、職員の習性として、出したものが間違っていてもなかなか変えることができないということがある。  それから、富田の期待の星の舘副市長に、きちっと富田の市民に対して説明をすることが大事なんと違うかな。  私と、ネック箇所からあふれるか、あふれないかではもう議論をしませんと、一般的にあふれませんとはっきり答えたんだから、それは私に対して答えるべきじゃなくて、富田の人たちが、あなたに期待をしているんだから、あなたがきちっと答える必要がある。  シミュレーション、正しいですよと言って、また流れていくというから、私はどんなものを使ってみんなに分かりやすく説明したほうがいいのかなということで、ちょうどあの十四川の地形は一番高いところが堤防になっていて、ずっと両側が低くなっているから、このかまぼこを使って説明、あなたの言う、もう一回下流に戻ってくるということが間違いだということを言うために、これを持ってきたの。違いますか。 92: ◯議長(早川新平議員) 舘副市長。 93: ◯副市長(舘 英次君) 何度も申しますが、河川工学におきまして、ネック箇所を流れたところは、その後、流れていくと、これはもう河川工学上、そのとおりでございます。これはもう言うまでもございません。  ただ、今回のシミュレーションは、今回の豪雨によって、面的にどのような広がりで浸水が起こったのか、それを、樋門を上げているときと、閉めているときとで比較をしたのが乙16号証、乙17号証ですよね。  ですから、それをつくる、実際に浸水はどういうふうな形で起こったのかということをするときには、河川工学だけではできないんです。  これは、ほとんどが内水、ほとんどが下水管であの地域は排水しておるわけでございますので、ですからインフォワークスという、当時、最も、国土交通省が、当時は建設省かもしれませんが、推奨する、そういう内水氾濫のやつでやったんだということだと思うんですね。  ですから、それを証拠として当時提出されたんだということだと私は認識をしております。  その証拠を持って、その証拠の中身の一部を多分、議員は、シミュレーションというのは、前も申しましたように、たくさんの仮定がその中にあります。モデルをつくるのもあります。議員がいつも問題にされます雨の降らし方もそうです。  それから、地形もメッシュで切って、どれぐらいのメッシュで切るかということも、これはそれぞれのときによって違います。  非常に複雑な地形の中で、さらに管路網の中で、さらにその中に水路や河川がある中で、それを再現するという形のシミュレーションでございますので、いろんな仮定が入ってくる。  その仮定の中の一部が、確かに、議員がおっしゃられるようなところがあります。当然、河川を管路として仮定しておるところもあるわけでございますので、それは、そういうことだと思うんですけれども、全体として、あのときの雨が降ったときの浸水状況をこのシミュレーションは非常に再現性があったということで、合理的なシミュレーションであったと。それが正しいとか、真実であるとかということじゃなくて、合理的かどうかだと思うんですね。その合理的な、シミュレーションであったということを私は裁判所は判断したんだと思います。  ただ、それの部分、部分を見れば、確かにどこかにそごが生じてくるところもあるかもしれませんが、結果としては、どういった浸水が起こったかというところだと思うんですね。  ですから、私はそういう意味で、正しいというか、前も申しましたように、合理的なものであったということで裁判所は判断をされて、結果的に、今回の、当時、富田地区の浸水被害は記録的な豪雨により、河川及び下水道からの溢水など、複合的な原因によるものと認められると。豪雨は通常の予想外の猛烈のもので、それにより生じた洪水は想定外の自然現象により、不可抗力によるものであったと言わざるを得ないというふうに判断をされたということで理解をしております。  以上でございます。 94: ◯議長(早川新平議員) 小川政人議員。 95: ◯小川政人議員 もう一回映してもらおうかな。  あなたが言う合理的なものというのは、違うんや、明らかに。  これが合理的だというのであれば、当然、樋門を開けていたときは、この樋門を閉めていたときの浸水状況が全然違うわけや。  それも分かっておったら、その辺を説明する。  ただ、私はこれちょっと浸水区域が大きいと思っておる、私は。あなたはこれが合理的だというんやけど、私はこれ、大矢知のほうの水も流れてきておることを考えると、北消防署で降った雨だけのインフォワークスではあかんなとは思っているけれども、現実にはこういう、あなたの地元の東富田の水害はなくなっている。浜元町もなくなっている。  これは、部分、部分と言うけれども、不定流計算という形でやっているわけやな。時間経過もずっと、その日の時間を計算に入れて、潮の流れも計算に入れて、結果、午後5時頃はこういう状況ですよ。それ以降は、もう水が減っていくわけですから、だんだん浸水区域が少なくなっていくと。  だから、このこともきちっと含めて説明をする必要がある。  私は、うちの会派の代表に、一遍、舘君とこの辺の話をしたいから呼んでくれやんかと言ったけど、代表は呼んでくれなかった。行ったのか、行かないのか分からんけど、そのときの返事が、舘さんを食い殺す気ですかとか言うもんで、私はそんなつもりはさらさらないもんで、これはきちっと、私もあなたも含めて、地域住民に説明していく必要がある。なんなら、一緒に富田地区市民センターでも、富田小学校の体育館でも、一緒に行って議論しますに。いろんな人たちは、まだ生きていますから、これが間違っていると言った人も生きていますし、県の職員もおりますし、きちっと来てもらって解析することもできるんや。だから、議論、いつでもしますに。  裁判所の話が出たけれども、裁判所が正しいなら、あの調整池の計画は間違っておるという話をすると、河川課長が、顧問弁護士の森川弁護士に、尋ねていって、いや、あのシミュレーションなんか、証拠書類は効力ありませんにと。あの裁判の中だけの効力ですから、一般的にこれが正しいという効力は、いや、なりませんという話をされた。  私にも、名古屋高裁で別件でお会いしたときに、小川さん、あの証拠は別段拘束力がある、既判力のあるものではないんですよということはきちっと言われている。  ただ、井上さんはごまかそうとしたもんで、あれで、あの裁判で全部が終わったというような言い方をしてしまったんやわな。全部終わったから、もうこのことについては何も言うなというような言い方をしてきたわけだけれども、それは違う。もう、今、誰もそんなこと思っていないやろう。  それから、もう一つ、市議会モニターの人に答えるけど、うそというか前に倉田意見書というのがあったんやわな。これの前、シミュレーションの前に。  あれも、津の弁護士の倉田嚴圓さん、あの人にでたらめの意見書を作らせて、これが正しいんですよということをやってきた。  私は、それを見て、これは間違えておるというのがはっきり分かったから、これもでたらめやという訴訟を起こした。起こしたけど、裁判所は、それは、資料は四日市市が倉田さんに渡したんだから、間違えておっても弁護士料だけは払ってやってくださいよという話やったで、それはそれで仕事をしてもらったのかなということで、本来、でたらめな、弁護士なら、きちっと自分でも調査をして、鑑定書を書くべきやという思いでおります。  そのことについては、あなたは僕にこう言ったわな、諸元が違うというのはおかしいですよねと。  ポンプ場のポンプ能力を測るときの流出係数と、十四川へ流れてくるときの流出係数が、0.5と0.74、そういう違いがあったから、たしかそういうふうに言われたと思う。  首、振るな。  それもこれも、みんな一緒にどこでも話ししてあげるやないか。
     それから、森市長に聞くけれども、去年の6月の四日市港管理組合議会で、舘君の1年先輩の山田という建設課長がおったんだけど、その人と私は十四川ずっと歩いて回って、あふれるか、あふれやんか、どうやとという話をして、あふれないという結論やったんや、自然災害ではありませんというね。  そのことは報告を受けているんやろう。受けていないのかな。 96: ◯議長(早川新平議員) 森市長。 97: ◯市長(森 智広君) 四日市港管理組合の副管理者として務めておるわけでありますけれども、そういった報告は受けておりません。 98: ◯議長(早川新平議員) 小川政人議員。 99: ◯小川政人議員 受けていない割に、あの日、もう顔色が真っ青で、顔がゆがんでいた。  私が質問すると、山本里香議員も言うんやけど、市長、顔が真っ青で、病気ですか、もう顔ゆがんでいますにという話をする。  あなた、すぐ顔に出るから、多分もう知っていたんやなというふうに私は理解をしたわけですけれども、これは、あなたの選挙公約は、市民の側に立って、市民目線で仕事をしていくという、これまでの役所のやり方、変えるんやというのがあなたの公約の一つかなというふうに私は思っている。  そのことに賛同して、若い市長を市民はつくったんやなというふうに思っているから、これはきちっとやらんとあかん。  四日市港管理組合の副管理者であるなら、きちっと四日市港管理組合の職員にも聞くことができるから、それはきちっと聞いてもらって、市民のためにどうなるか、政治家が市民のためにどう動くんやということをきちっと分別をつけて、政治家としてやっていってもらわんと、なかなか市長として難しいのと違うかなというふうに私は今思ってるところや。  きちっと議論、いつでもするから議論したらいいんや。それが、富田の人たちの期待に添えることになるというふうに私は思っているから、ぜひ舘副市長、富田で一遍、議論やろうに。  もう時間が参りましたので、ここで質問は終わりにします。 100: ◯議長(早川新平議員) 暫時、休憩いたします。再開は午後1時からといたします。 101:                         午前11時57分休憩    ─────────────────────────── 102:                           午後1時再開 103: ◯副議長(村山繁生議員) 早川議長に代わりまして議長の職務を行いますので、よろしくお願いいたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  荻須智之議員。 104: ◯荻須智之議員 こんにちは。政友クラブ、3番手を務めさせていただきます荻須です。  新型コロナウイルス感染症では、被害を被られた方々に深くお悔やみを申し上げます。  また、市立四日市病院、消防署をはじめ、保健所、健康福祉部、危機管理室、政策推進部の新型コロナウイルス感染症対策室の皆様には、迅速で丁寧な対応、それによって感染拡大を阻止していただきましたことを深く感謝します。  その他の部署、本庁のみならず、清掃作業に至るまで、職員の皆様には、生命の危険もある中、大きなトラブルもなく、第1波を乗り越えるための職務を粛々と履行していただきましたことを総務常任委員長としてこの場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございます。  終息までの道のりはまだ描けておりませんが、今後も一丸となって頑張っていただきますようお願いします。  それでは、質問に入らせていただきます。  前回も見出しを出したんですが、質問できませんでしたが、最初に当市の公会計改革の進捗状況について伺います。  森市長が就任されてから取組を強化された公会計改革の3年間の取組について、その内容を伺います。  私は、森市長は前回の選挙戦で、いろいろとマニフェスト等で掲げられた施策の中で、中学校の移転を止めるというようなことは大きく出さずに、素直にこれを一番の目玉にしていただくべきだったかなと。  今でも、この4年間でやっていただきたい一番最大のお仕事ではないかなと、今でも期待はしております。  当然、すぐにはできません。後でほかの市町の例も出しますけれども、長い時間もかかることですので、すぐ結果が出るとは思えておりませんが、平成30年2月定例月議会の加藤清助議員の代表質問に市長が答えてみえますが、専門的知見の活用との言葉の連発では、一体何をやっていただくのかよく分からないんです。  それで、あえて伺います。  東京都町田市等の先進事例があるんですが、公会計を複式簿記に変更するメリットが一般市民には理解しづらく、質問させていただきます。  質問は四つ、まとめてさせていただきます。  一つ目ですが、当市の3年間の取組を伺います。  この改革を進めるに当たり、人員的な補填、会計ソフト等の更新、導入が必要と考えられますが、費用対効果も含めて、これまでの成果と期待される効果にどのようなものがあるのでしょうか。  二つ目ですが、公認会計士の採用目的と受け持つ業務内容は何でしょうか。  民間企業では、公認会計士は、一般的には監査業務を行います。市役所には、監査事務局、監査委員が存在し、公認会計士が監査業務を行うわけではありません。  では、就任されてから1年間の公認会計士の業務はどのようなものでしたでしょうか。  三つ目です。部局別の業績評価について伺います。  市役所行政の業績評価にどのような基準、尺度を用いるのでしょうか。また、その年度の施策の達成度、市民の満足度等をどのように評価に反映させるのでしょうか。  民間企業では、各月、会計年度ごとに集計する利益によって評価されますが、行政サービスをいかなる基準で評価するのか、市民には分かりにくいのが現状です。  四つ目です。これまでの進捗状況を市としてどう評価されますか。また、今後、具体的な計画があればお示しください。  以上、四つを伺います。 105: ◯副議長(村山繁生議員) 服部財政経営部長。   〔財政経営部長(服部眞弘君)登壇〕 106: ◯財政経営部長(服部眞弘君) 本市の公会計改革の進捗状況についてご質問頂きました。順次、お答えさせていただきます。  本市においては、地方公会計制度のより一層の活用を目指し、平成29年4月に公会計・行財政改革推進室を設置し、平成28年度決算について、統一的な基準による財務書類の作成、議会への提出を行いました。  さらに、平成30年4月には室を行財政改革課に改組することで体制を強化し、平成29年度決算について、統一的な基準による財務書類の作成に加え、新たに施設別行政コスト計算書の作成、議会への提出を行いました。  本市は、平成25年度から一部の施設について、施設別行政コスト計算書を作成、公表しておりましたが、より一層、地方公会計から得られる情報を施設のマネジメントに活用することを目的とし、58の公の施設について、網羅的に作成したものです。  これにより、官庁会計では把握できない減価償却費等のコストも含めて、施設に係る全てのコストを明らかにすることにより、それぞれの施設について詳細なコスト把握を行うことができるようになりました。  算出した施設別行政コスト計算書の数値を、本市が所有する公共施設について、コストや利用状況などの施設の情報を集約、一元化した施設カルテに反映させることで、施設評価の活用につなげました。  また、これらの財務書類については、他都市の多くが例年、翌年の2月から3月に財務書類を公表している中、本市は、決算の数字を施策に生かすために、全国トップクラスのスピードで作成し、8月の決算議会に提出しております。  この財務書類の作成に当たっては、多額な費用をかけたシステムの大規模な改修は行っておらず、会計ソフトの導入により担当職員で行っております。  次に、公認会計士の採用についてでございますが、平成31年2月に、財務書類作成のための専門的な知見を活用するため、公認会計士の資格を有する会計専門監を採用し、行財政改革課に配属しております。  会計専門監がその専門的な知見を生かし、効率的に財務書類の作成を行うとともに、会計専門監を講師とする公会計に関する勉強会や作成した財務書類の活用に向けた職員研修を実施しております。  さらに、施設別行政コスト計算書の数値などの算定過程を含めた共通認識を目指し、施設所管課に対してヒアリングを行っております。  部局別の業績評価についてでございますが、ご質問頂いたような施策の達成度を図るまでには至っておりませんが、施設別行政コスト計算書を作成するに当たっては、行政コストを住民基本台帳人口で除した、割り算した住民1人当たりの行政コストや施設ごとの利用者数などの測定単位によって除した測定単位当たり行政コストを算出しております。  それを基準にした単位費用当たりのコスト分析、経年的なコストの推移あるいは他都市の同様の施設との比較などにより、それらのコスト面からの特徴を捉え、今後の効果的、効率的な施設運営につなげていく効果が期待できます。  本市のように、施設別行政コスト計算書を作成している自治体は全国的にもまだ少数で、今後、他都市においても、コスト計算書の作成が増えてきましたら、他都市の同様の施設との比較もできるようになると考えております。  公会計への本市の取組は、総務省から、財務書類の早期作成に関して、先進的な取組事例として高く評価され、他都市の参考事例として取り上げられ、本年9月に全国の自治体職員が集まって東京で開催される自治体大学校の研修に本市の会計専門監を講師として派遣し、本市の公会計への取組について講義を行う予定となっております。  今後も市民に対して分かりやすい資料作成について研究するとともに、効率的な財務書類の作成や施設別行政コスト計算書の活用を通じて、職員のコスト意識向上に努めてまいりたいと考えております。 107: ◯副議長(村山繁生議員) 荻須智之議員。 108: ◯荻須智之議員 ありがとうございました。  まだまだ評価するには至らないということですが、書画カメラをお願いします。  これは、今、部長がご紹介されました施設別のコスト計算書でございます。  四日市市とほかのもありますので、これはちょっと見にくいんですが、拡大しますと、一番上のピンクのアンダーバーを入れてあるところですが、図書館、博物館、運動施設、四日市ドームと、割となじみのある施設を58施設のうちから抜き出して、このページを取り上げましたが、分かりやすくできております。  経常費用、左端の項目でいきますと、その下に、業務費用として人件費、物件費、その他の業務費用、移転費用等もあります。  それから経常収益、図書館等は当然収益がほとんどありません。純経常行政コスト、それから、この辺、先ほどの住民1人当たりの純経常行政コスト、それから、測定単位当たり純経常行政コスト、これが何かといいますと、先ほどの説明をちょっと補わせていただきますが、下のピンクのアンダーバーの測定単位内容というところに、図書館の場合、貸出し冊数となっていますね。  それ当たりのコストが253円、1人当たりは747円とか、施設によってそれぞれ変わってくるということが分かります。  全体的に見て、これが企業でいう損益計算書に当たるものになっていくんだろうなと思うんですが、ここまでされるのに相当な苦労があったであろうことは自営業主として理解できます。  それで、町田市を先進事例として挙げさせていただきたいんですが、東京都の町田市なんですが、こういう公会計改革では東京都、市町では町田市というのは非常に進んでいまして、もう10年以上前から取り組んでみえています。  高校生評価人大募集とあるんですが、これは町田市市民参加型事業評価キックオフミーティング、この実施報告書というのがあるんですが、キックオフは、サッカーの試合でいう、試合を始めるという意味だそうですけれども、高校生にこういう評価をさせてみようということで、ちょうど当市が高校生議会をやっている、それの議会をこういう評価人という形で18名募って、実際に市の行政に対する評価、意見を出させるということをしてみえます。  よく使う、字が大きいものほど、そういう意見が多かったというやつですが、子供、駅、治安、公園、店、映画とかセンターとかございますが、そういう内容の中で、高校生に興味のあるものが何かというのも見えてくるんですが、高校生はじき、すぐ納税者になって、市民として一番大切な世代でもあるわけですが、下の赤丸では、治安とか、駅の周辺のまちづくりとか、公民館とか、図書館とか、生涯学習館というものに興味があるんですが、私がピンクでつけている商業、農業とか、健康づくり、医療、これは、高齢者にはすごく関心事なんですが、ちょっとこの山が違うなというのも分かったりします。  これを、実際に改善ポイントとして集計して、文書として出し、それで、行政の評価に結びつけていこうという施策をします。これは、全てがこの高校生の評価だけで決まるわけでは当然ございません。  その中で、これは町田市の、生涯学習センター、図書館、これの2018年度の課別行政評価シート、先ほどの四日市のは施設別でしたが、課別になっていますが、生涯学習部として取りまとめたもので、生涯学習センター、図書館なんですが、利用者数とか、あと、この成果の説明というところに、やはり改修等で閉館している時期があったりとかということが注釈が加えられ、行政コスト計算書、先ほどの四日市市が今、取りまとめているもの、最後に、その計算書の特徴的事項というのを指し示しています。  そういうことをやりながら、これがそれに伴う貸借対照表でございます。  私のほう、商売やっている者ですと、もう貸借対照表を見ると、なんせ、この一番右下の端っこの下から2行目、純資産の合計と、これが増えていかないと会社も大きくなっていかないということ、それから、利益はここには反映されていませんが、一般企業ですと利益ということで、その中でも、資産の内容をいろいろ把握するのには非常に有効な表ではございます。  人件費とか物件費、補助費等、いろんな比率が年度ごとにどう推移したか。  四日市も、これで2年目の行政コスト計算書ができますと、年度の推移というのが測れるようになりますから、これからますます活用できるんじゃないかなと思って活用します。  こういうことに対し、町田市の課別の事業別行政評価、そういうシートを出しておりまして、それのダイジェスト版の中で、例えば学童保育所について言いますと、これは行政コスト計算書から抜き出してあります。  コストが十四億何がし、収入が8億円、これは、親御さんの負担と国、東京都の支出、その他収入となっていますね。  それから、貸借対照表、下は資産がどうなっているか、負債が二億何がしで、純資産が10億円もありますよということでございます。  最終的に入会児童1人当たりのコストということで、一番下の四角には、年間38万3000円なんですが、月間3万2000円で、3660人通っていると。それが、こういうコストがかかっているということが、可視化されております。  それとは別に、これ全部町田市のホームページから焼いたものでございまして、すぐググっていただければ出てくるものなんですが、町田市の財務諸表として、概要、解説、当市も非常に分かりやすい冊子を作っていただいているんですが、財務4表として、貸借対照表、行政コスト計算書、キャッシュフロー計算書、純資産変動計算書、これで、さらに財務情報を理解するために、加えて、有形、無形の固定資産についての文書がついております。  貸借対照表等について、市民は、私も含めて素人ですので、分かりやすくするために、流動負債がどうであるか、固定負債がどうであるか、どういうものか、退職金手当とか、リース負債もあると。それから、繰延収益、純資産、それを、分かりやすく市民1人当たりにというふうにしますと、町田市の場合ですが、2017年度は資産385万円で負債が61万円、純資産324万円でしたと。今年は、負債が60万円で純資産が325万円、385万円の資産ということで、負債が1万円減ったということが分かるというふうに、1人当たりで分かりやすくしてあります。  行政コスト計算書となっておりますが、これも、行政コスト計算書とはということで、分かりやすく、行政収支から始まって、金融収支、通常収支差額、特別収支、当期収支差額というふうに、分かりやすく示していただいております。  その中で、ここら辺が難しいと思うんですけれども、1年間の市民の負担と役所が提供したサービスとの関係となっておるんですが、費用に対して、右側は収入、収入は市民の負担なんですが、市の収入は市民の負担です。税金、使用料、手数料ですね。それに対して、左側が、市が支出した費用でございます。  収支差額が、マイナスが赤字かとすぐ一般人は思ってしまうんですが、これがちょっと理解がしにくいところでございまして、ピンクのアンダーバーをつけましたが、単年度の収支差額がプラスだからよいとかマイナスだから悪いと解釈するのでなく、中長期的にサービスと負担のバランスを分析していくことが必要。要は、とんとんとか、もうかっておるからいいじゃないかというので、果たして、その行政サービスは市民にとってよかったか、悪かったかというのは皆目見当がつかないんですね。  ですので、町田市はたくさんアンケートも取っておりまして、そういう市民の満足度とか、どう評価されているかという数値化しにくい部分の可視化に努めています。  キャッシュフロー計算書というのも入っておりますが、これはキャッシュフロー、字の読んでごとく、現金の流れでございます。これは、数値が出てくるだけですので難しいところはないんですけれども、ということで、もう一度、四日市市に戻りますと、当市としてはもうこの基礎になるコスト計算ができておりますので、あと、実質的に、どういうふうに評価をしていくのかというあたりなんですけれども、ここが肝になると思います。  実際、質問の事項には入れてありませんが、もしよかったら、市長、何かおつもりがあったらとか、あれば、一言いただけませんかと思いまして。 109: ◯副議長(村山繁生議員) 森市長。 110: ◯市長(森 智広君) 本市の公会計の取組についてご紹介いただきまして誠にありがとうございます。  実は、私も町田市の取組には非常に関心を示しておりまして、議員時代には視察にも行ったことがあります。  町田市がすごく先駆けた取組をしているので、ぜひとも四日市も追いつきたいなという思いで今頑張っております。  行政コスト計算書等を各部署、また施設別に作ってきているわけでありますけれども、議員がおっしゃるとおり、やはり経年比較ができていかないと、なかなか分析も深まっていかないということで、今、徐々にデータが蓄積されてきている段階ですので、それがたまった段階で、どういう流れがあるのか、どういう推移をしているのかというところを見定めていきながら、これからの行財政改革にもしっかりと生かしていきたいとも思っていますし、市民の皆様にどう発信していくのかというところも非常に重要なポイントですので、分かりやすくかみ砕いた形で発信できるような体制も整えていきたいと思っています。 111: ◯副議長(村山繁生議員) 荻須智之議員。 112: ◯荻須智之議員 ありがとうございます。  確かに注目していただいているということで、町田市は本当に先進事例としてはいい例だとは思います。  ということで、引き続きやっていただきたい。
     それで、この施設別行政コスト計算書については、当市としては非常にもう力を入れてやっていただいているということですので、できれば、今年のが出てきたら、2年間の推移というので評価というのをしたいなと思っております。  先ほどのお答えの中にありましたように、他都市が大体2月に決算について審議するのに対して、本市は、昨年8月定例月議会で政策サイクルシステムの中にあるように、それを評価するところまで議会が突っ込んでやるようになりました。  図らずも、今年それの2回目をやらせていただくことになって、結果を出さないかんなと思って責任を感じておりますけれども、こういうのがうまくリンクしていくと、非常に市民にとって市の財務内容とか、四日市市は頑張っているんだなということが分かりやすいと思いますので、ぜひとも進めていただきたいと思います。  それと、もう一つ、大きなお仕事の中に会計士が講師、ヒアリング等、達成度の評価はまだ会計士のお仕事にはなっていないんですけれども、職員の意識改革ということ、これが一番大きいお仕事かなと思います。  そういう点では、まだまだ雲をつかむような改革ではあるんですけれども、従来の予算主義では見えてこない減価償却やコストを認識するという、職員のそういう感覚、それをより深めていっていただきたいなと思って、お願いして、この質問を終わります。  続きまして、プロスポーツチームの誘致について伺います。  当市のみんなのスポーツ応援条例では、観るスポーツも市が支える対象になっていますが、市民が一つになって地元のチームを応援することで、シビックプライド、市民としての誇りとも申しましょうか、これを醸成することにつながります。  プロスポーツでは、昨日の樋口龍馬議員のご質問で、三重女子ラグビーチームのPEARLS、彼女らは中央緑地公園内のフットボール場で練習はしておりますが、大会、試合は通常、三重交通Gスポーツの杜鈴鹿の鈴鹿スポーツガーデンサッカー・ラグビー場でしか開催できません。  一方、テニスについては、四日市テニスセンターにて、既に国際大会が開催されており、今後の大会誘致が期待されております。  野球場は、霞ヶ浦緑地に集約され大変便利になりましたが、プロ仕様の球場を整備するのはなかなか難しいそうです。  先月には、中央緑地新体育館がいよいよオープンしましたが、この体育館に限らず、新たに整備した施設において、どんなプロ種目の大会誘致プランがありますか、伺います。 113: ◯副議長(村山繁生議員) 森スポーツ・国体推進部長。   〔スポーツ・国体推進部長(森 幸康君)登壇〕 114: ◯スポーツ・国体推進部長(森 幸康君) 議員からは、新たに整備したスポーツ施設におけるプロスポーツ等の大会誘致についてご質問をいただきました。  本市では、多くの市民がトップレベルのプレーを見る機会として、積極的に大規模スポーツイベントの誘致に取り組むこととしております。  今年4月には、決算常任委員会からの提言も踏まえ、トップレベルのスポーツ大会の開催に係る支援制度を制定し、プロスポーツに限らず、トップアスリートの集う大会や全国規模の大会、合宿の誘致に取り組んでおります。  今年5月に中央緑地にオープンした総合体育館は、アリーナ面積が3300m2、3000席を超える観覧席を有するほか、選手や審判控室などの諸室やプロリーグ全国大会基準の備品も完備しており、プロスポーツをはじめとするトップアスリートの集う大会を開催できる東海地区有数の施設となっております。  また、平成30年5月にオープンした四日市テニスセンターは、全米オープンや東京2020オリンピック会場と同様のコート面を使用したハードコート16面を備えた国内有数のテニスコートです。  こうした施設の特徴や新たな支援制度を強みとして誘致活動を行い、今年度は、バレーボールの国内トップリーグであるV1リーグの女子リーグ戦を10月に、そして、V2リーグの男子リーグ戦を12月に開催する予定です。  また、昨年度から、テニスの国内外のトッププレーヤーが集う男子プロテニスツアーの四日市チャレンジャーや全豪オープンジュニア本戦の出場権が与えられる選手権など、国際大会を開催しております。  今年は四日市チャレンジャーのほか、ソフトテニス、軟式野球等の国際大会や全国規模の大会で、新型コロナウイルス感染症の影響により中止した大会もございますが、新たに開催が決定した全日本学生テニス選手権は、当初8月の開催の予定を11月開催に向けて現在再調整を進めていただいております。  今後につきましても、それぞれの施設の市民利用とのバランスも考慮しながら、四日市市スポーツ協会や各競技団体と連携し、プロスポーツをはじめとする大会の誘致に努めてまいります。 115: ◯副議長(村山繁生議員) 荻須智之議員。 116: ◯荻須智之議員 ありがとうございます。  プロテニスの試合、ゲームがこの四日市テニスセンターで見れる、それと、オムニコートですが、隣の四日市ドームも利用すれば、こんな1か所にテニス場が集中しているまちがあるのかなと。  50mの温水プールはございませんが、そういう点では非常にスポーツ施設として充実してきたかな。それに加えて、今回この立派な体育館ができました。  女子V1リーグ等はもう本当に期待しておりますので、私もヴィアンティン三重のサポーターでございますので、ぜひとも応援にやっていただきたいなと思っております。  それで、ちょっとサッカーのほうに触れたいんですが、Jリーグのチームを育成する可能性ということについて伺います。  過去に、森川議員がJリーグのチーム育成についてご質問されてみえますが、令和2年5月現在、全国で三重県を含む8県だけがサッカーのJリーグチームが所在しない県です。  当市の高校のサッカーのレベルからして、プロ選手として活躍できる選手が大勢いるのに、Jリーグのチームがありません。彼らは仕方なく、他県のチームに就職しています。国外に行かれている方もみえます。  森市長が進められる定住人口の増大に対して、就職先を整備してあげられないのは、大変残念です。  もたもたしている間に、JFL所属のヴィアティン三重は、お隣の東員町の競技場を整備してホームスタジアムとすることになってしまいました。  Jリーグ百年構想クラブという、クラブに認定をこの2月に受けております。  書画カメラをお願いします。  これが今のプロサッカーからアマチュアのピラミッドの形で表されていますが、一番上がJ1、J2、J3、ここまでがプロです。その下の日本フットボールリーグ、JFLは、アマチュア最高峰ということで、ここに三重県からでは鈴鹿のチームとヴィアティン三重と二つ、鈴鹿のチームはアンリミテッドからちょっと名前が変わりましたが、ポイントゲッターズかな、そのような名前になったと思うんですが、その下にたくさんあります。  ここの中から、J3に上がるために、非常に厳しい条件をつけられております。  現在、当市には、TSVと書いて、テーエスファー1973四日市がアマチュアサッカーチームとして頑張っていただいています。  先ほど述べましたように、三重県内ではJリーグ百年構想クラブに認定されたヴィアティン三重だけが、逆に言いますと、唯一Jリーグに昇格することを認められており、プロ化する可能性がある唯一のチームなんです。  今後、Jリーグ入りするには、現在所属のJFLで4位以内、年間事業収入が1億5000万円を超えることが見込めること、平均観客動員数が2000名という厳しい条件があります。  今、大体1000名ぐらいですね。1億5000万円はどうもクリアできそうな感じになっておりますが、これをクリアし、勝ち続ければ、来期にでも、うまくいけばJリーグ入りは可能なんです。  しかし、どんなに強いアマチュアチームでも、Jリーグ百年構想クラブの認定を受けない限りプロチームにはなれません。  当然、三重県民であれば、ヴィアティン三重に限らず、いずれのチームについてもできるだけ試合を観戦してあげて、この動員数を増やすべきだと思います。先ほどの体育館種目もそうです。  アマチュアクラブがJリーグに昇格するためには、スタジアム等の施設整備が必要条件なんでしょうか。また、ヴィアティン三重が東員町の競技場をホームとして、フィールドや諸室、控室等が要るんですね。この整備を始めましたが、2億8000万円かかるこの改修費はクラブ負担なんです。  市として負担がないのに、なぜ、四日市市はこのクラブを誘致しなかったのでしょうか、伺います。 117: ◯副議長(村山繁生議員) 森スポーツ・国体推進部長。 118: ◯スポーツ・国体推進部長(森 幸康君) 議員からはJリーグ昇格のための条件とヴィアティン三重の誘致に係ることについてご質問を頂きました。  まず、Jリーグに昇格するためには、スタジアム等の施設整備が必要条件なのかというところでございますが、議員からもご紹介ございましたように、ヴィアティン三重が所属するアマチュアの日本フットボールリーグ、JFLからプロリーグのJリーグに昇格するためには、まず、Jリーグ百年構想クラブに認定され、Jリーグクラブライセンスを取得した上で、成績や入場者数といった条件をクリアする必要がございます。  そのJリーグ百年構想クラブに認定されるためには、Jリーグ基準を満たすスタジアムをホームスタジアムとして使用または使用できる見込みが条件となっております。そのため、Jリーグに昇格するには、成績よりも前に、スタジアムの条件を満たすことが必要となります。  次に、ヴィアティン三重が自己負担で東員町が所有する陸上競技場をホームスタジアムとして改修したことを紹介いただき、本市に誘致しなかったことについてご質問をいただきました。  ヴィアティン三重は桑名市で誕生したチームですが、本市の中央陸上競技場においてもリーグ戦を開催し、市内の小学校等でサッカーの巡回指導を実施するなど、本市においてスポーツを通じた地域振興につながる活動を行っております。  市としましても、リーグ戦の会場確保や広報誌での試合情報の周知などの支援を行い、市民のチームに対する応援機運の醸成を図ってきたところです。  しかしながら、チームの事務所や練習場所の活動拠点が桑名市にあり、本市のサッカー協会にも所属はしておりません。また、3シーズン前の平成29年までは、本市の中央陸上競技場のほか、鈴鹿スポーツガーデンサッカー・ラグビー場、上野運動公園陸上競技場を含めた4か所でホームゲームを開催しておりましたが、平成30年の途中からは東員町スポーツ公園陸上競技場に絞って開催をしておりました。  その東員町スポーツ公園陸上競技場は、平成29年度に公認陸上競技場としての公認を継続するための更新を行わず、利用者が減少しており、また、逆に公認陸上競技場でなくなったことで、Jリーグ基準のフィールドや諸室への改修がしやすい状況となっておりました。  こうした中、ヴィアティン三重は、自費でのJ3基準を満たす施設改修とホームスタジアムとしての利用を東員町に提案し、その提案が認められたと伺っております。  一方、本市の中央陸上競技場は、第2種公認でかつ本市の唯一の陸上競技場であり、陸上競技やサッカー、ラグビーの大会でも多く利用されております。  このことから、各競技団体との利用調整や十分な芝生養生期間の確保が難しいなど、Jリーグのホームスタジアムとしての優先利用は困難であると考えております。  また、ホームスタジアムを将来的にJ2以上の基準にするには、観覧席の増設や電光掲示板設置などの大規模な改修も必要になることから、Jリーグチームの誘致、育成に向けては、新たなサッカー専用スタジアムが必要であると考えております。  そのような施設を市単独で整備することは困難であり、プロスポーツ興行専用の施設や広域的な施設の整備につきましては関係機関に働きかけ、誘致に努めていくこととしており、今後も情報収集に努めてまいりたいと考えております。 119: ◯副議長(村山繁生議員) 荻須智之議員。 120: ◯荻須智之議員 ありがとうございます。  今のご説明で、当市の陸上競技場をサッカーのスタジアムとして改修するのは、陸上の利用度が高いということもあって、もう難しいということはよく理解できました。  であれば、ほかにスタジアムを造るという発想を持っていただきたいなということで、当市としては、鈴木知事が過去に県営サッカースタジアムの建設を断念されているんですね。  その後、三重県サッカー協会は、Jリーグ仕様の1万5000人収容のスタジアムを菰野町と当市の富双緑地公園の辺りということで、一旦、二つの案を出したんですが、現在はこの2か所に建設される可能性は低い様子なんです。  一方、平成25年度には、当会派の森 康哲議員が四日市ドーム西の羽津古新田にスタジアムを建設するご意見を、一般質問で出されてみえます。  現在では、これ、すごく現実的な案だと思います。この候補地も念頭に、県営スタジアムはぜひ当市に建設していただくよう、働きかけていただくことを要望します。  人口2万5690人の東員町ですらJ3規格のスタジアムを整備してみえる。たまたま陸上の規格が外れたということもあったんでしょうけれども、せっかくですから、ぜひ子育てするなら四日市ですので、子供たちにも夢を与えて、プロ志望の子供たちもたくさん見えますので、頑張っていただきたいと思います。  これで、この質問を終わります。  続きまして、市立小中学校のガスヒートポンプエアコンの熱源についてなんですが、今年度から市内の全小中学校に燃料ガスでエンジンを回して、冷凍機を駆動する形式であるガスヒートポンプ方式のエアコンが駆動し始めました。  熱源のガスが、リキファイドナチュラルガス、液化天然ガスを原料とするエタン原料の都市ガスとLPG、リキファイドプロパンガス、すなわち液化プロパンガスとの2種類の燃料で駆動するタイプが混在することになりました。  書画カメラをお願いします。  小中学校の普通教室の空調の都市ガス、左端が熱源二つで、小学校、中学校で、要は都市ガスが34校、LPガスが25校でございます。  海沿いが大体都市ガスということでございます。  このガスですが、値段を比較していきますと、いろいろあるんですが、年間でコストを割って、単位出力当たりの年間ガス量で比較しますと、都市ガスは、量はLPGの倍以上要るんです。というのは、単位重量当たりのカロリー数が、LPGが2万4000で都市ガスが1万2000ですので、ですが、最終的に価格でいくと、都市ガスのほうが安いということにはなっております。  ただ、これはプロパンガスの価格が、当市の同業者協会さんからの、従来の1m3308円という上限価格で計算してもらっています。実際にはこれより安い価格で流通しているはずなんですが、ということで、市内全域をLPGにしたりとか、ここのLPガスの25校、全部をLPにしたらどうかというような値段の取り方はしてみえていないので、将来的に調達方法を見直すこともちょっと考えていただきたいなと思いました。  このLPGとLNGの輸入価格なんですが、いつも、都市ガスが絶対に安いのかといえば、右端の黄色へ落ち込んでいるのがLPGでございまして、瞬間的にこの4月、5月は、都市ガスよりも安くできるという業者も見えます。  ですが、年間通じてずっと安定してというわけにはいかないらしくて、若干、都市ガスのほうが安いということだそうです。  それであっても、LPGと都市ガスが混在しているという状態で不公平は生じないのかなということで、伺います。  書画カメラ、ありがとうございます。  教育委員会はいつも学校間は公平にと言われるんですが、今回熱源である燃料ガスが2種類になったことは公平と言えますのでしょうか、伺います。 121: ◯副議長(村山繁生議員) 松岡副教育長。   〔副教育長(松岡俊樹君)登壇〕 122: ◯副教育長(松岡俊樹君) 普通教室空調設備整備事業でございますが、これは、近年、これまでに例を見ないほどの猛暑が発生していることから、学習環境が良好に保てないという課題がございまして、この状況を改善し、快適な学習環境を整えるために整備を行ってまいりました。  令和2年度から、全校一斉に供用開始できるようPFI事業方式により取り組みまして、当初の予定どおり、全校一斉に空調設備を稼働することができました。  この事業の中では、空調設備の熱源については、PFI事業者から、各学校において、ライフサイクルコストを比較検討し、最も有利となる熱源の提案を受け、その結果、都市ガスが34校、プロパンガスが25校となったというところでございます。  今回、空調設備を整備するに当たりまして、熱源が都市ガスであってもプロパンガスであっても、冷暖房の性能に差異はなく、学校間における児童生徒の学習環境に違いはないものと考えてございます。 123: ◯副議長(村山繁生議員) 荻須智之議員。 124: ◯荻須智之議員 ありがとうございます。  もう一回、書画カメラをお願いします。  予想どおりのご答弁でしたんですが、じゃ、災害時にどうかなということで、地震のP波を拾って、都市ガスの本社から電波を飛ばして受信機が受信しますと、この自動遮断弁が、停電していたら、もう火薬か何かを使って遮断するらしいんですね。  これが都市ガスが地震のときに安全だという、これは担保する機械なんですけれども、問題はこの復旧が、今までいろいろ震災があったんですが、阪神・淡路大震災で94日、新潟中越地震で39日、東日本大震災で54日、熊本地震で15日、最近の大阪北部地震で7日、止まっております。  そういう点で、避難所として使う場合、それと、授業がすぐ再開される場合にも教室は動かないわけなんです。  それに際して、プロパンガスを薄めて、都市ガスと同じカロリー数にして供給するという機械がございます。これ、もう販売はされているんですが、災害時に、じゃ、これを持ってきて、都市ガスの代わりにLPGでガスヒートポンプを動かそうと思っても、工事をする時間も機械もないということですので、これを、常設、特に市立四日市病院等には必要だと思います。  それから、これは、それをしながら発電もする、電気が要らない自立型のガスヒーポンというのがございますので、これを、また、考えていただきたい。  当然、今回の整備で、機械が入れ替わるのは20年後になるかも分かりませんが、これからは避難所という観点を思っていただいて、こういうガス器具の整備に当たっていただきたいなということで要望をさせていただきます。  危機管理監にもお言葉を求めたかったんですが、時間がなくなりましたので、今日のところはこういう要望ということでお願いさせていただきます。  これにて、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 125: ◯副議長(村山繁生議員) 暫時、休憩いたします。休憩時間は15分程度といたします。 126:                         午後1時45分休憩    ─────────────────────────── 127:                         午後1時59分再開
    128: ◯副議長(村山繁生議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  笹井絹予議員。 129: ◯笹井絹予議員 こんにちは。政友クラブの笹井絹予です。本日ラストとなりましたが、よろしくお願いします。  新型ウイルスで感染された方々にお見舞いを申し上げるとともに、医療従事者の方や対応していただいた職員の皆様、そして、行政の職員の皆様に心より御礼申し上げます。  昨年6月に初めて市議会議員となって、一般質問をさせていただきました。今年で2年目を迎えますが、よろしくお願いいたします。  では、通告に従いまして、質問させていただきます。  本日は、コロナ禍による新しい社会への取組み、地域経済を守れ、デジタル化加速へで質問をさせていただきます。  まず、最初ですが、情報教育の充実と教育のICT活用についてご質問をさせていただきます。  新型ウイルスの感染拡大は、経済や社会をどう変えていくのでしょうか。  ここ数か月、オンラインという言葉がコロナ禍で一つのキーワードとなりました。オンラインと検索しても、数多くの言葉がヒットしてきます。  また、コロナの感染防止で、外出規制は世界中に広がり、壮大な社会実験を強いられた結果、前例のない取組は多方面で始まっております。  インターネットと社会が共存する時代、その必要性を、このコロナ禍で感じた方は多いのではないでしょうか。  新型ウイルスの影響で、オンラインによる活動の幅が広がりました。  新型ウイルス感染症の拡大の影響によって休業が長期化し、教育課程の実施に支障が生じる事態となりました。  教育も大学を中心にオンライン授業が急速に広がり、今回のコロナ禍で多くの児童生徒、学生が遠隔授業を受けることになり、新しい教育スタイルを試すまたとない機会となりました。  このような事態にも対応可能な新しい社会の実現を加速していくことが急務となっており、国は、小中学校のデジタル基盤を整備する児童生徒1人1台端末の整備と通信環境の整備を加速することで、GIGAスクール構想を前倒しして実現することとなりました。また、長期の休校中、各地でオンライン授業やオンライン学習の取組が始まりました。  私の地元でもあります日永の四日市工業高校のものづくり創造専攻科も4月20日より、休校中、オンライン授業を開始しました。  資料をお願いします。  こちらが四日市工業高校さんなんですけれども、この休業中の間にオンライン授業を実施したと言われております。そして、こちらですが、生徒たちの自宅と学校をネットで結んで、教室と同様の対面授業を実現させました。  この休校中、このように実施されていたということですが、また、そのオンライン授業を始めた結果、先生方からは、ICTの得意な方や不得意な方も、次の第2波に備えて、教師のスキルがいち早く向上したということです。また、設備の充実やプロジェクター、ヘッドセットが必要に感じたということです。  資料、ありがとうございます。  政府が1人1台にこだわるのは、ICT、情報通信技術教育で海外に遅れを取っているという危機感があるということです。  そこでご質問ですが、本市四日市もオンライン学習、学んでE─net!を既に昨年、数校で実施したと言われております。  河原田小学校と内部東小学校の2校で展開したと言われておりますが、具体的にどのような形で実施されたのでしょうか。お願いします。 130: ◯副議長(村山繁生議員) 葛西教育長。   〔教育長(葛西文雄君)登壇〕 131: ◯教育長(葛西文雄君) 笹井議員からは、令和元年度の学んでE─net!のモデル校における取組についてご質問頂きました。  学習習慣の定着及びその充実が全国的な課題となっていることから、家庭学習において、児童が意欲的に取り組むための支援となるよう、平成30年度に、研究テーマを、ICTを活用した家庭学習についてとし、調査研究をスタートさせました。  令和元年度は、研究テーマを、オンライン学習を活用した個別最適化学習と家庭学習支援の可能性とし、河原田小学校と内部東小学校の2校でモデル的に実施いたしました。  具体的な展開としては、令和元年4月に、教職員に対する研修会や職員会議の中で説明し、パソコン室を使いながら授業等で児童へオリエンテーションを行いました。  まず、初めは、学校の授業において学んでE─net!の子供たちの取扱いや授業での学習内容との連携がスムーズにできるよう習慣化を図りました。  6月には教育委員会から家庭へ協力依頼の案内を出し、7月からは家庭学習での運用を開始しました。授業において、導入時やまとめ時などで動画を用いて、学習内容の補完や定着につなげたり、家庭学習において、事前の予習や授業後の復習、時間を置いての振り返りの学習などで学習内容の定着を図ったりして、学校と家庭での取組を並行して行いました。  モデル校でのアンケート集計結果では、児童に対する回答で、もっと受けてみたいと思う84.7%、学習したことがしっかりと身につくと思うが86.5%、オリジナル動画が面白いと思うが81.1%となっており、多くの児童が肯定的な回答をしております。  肯定的な回答の理由としましては、児童がパソコン、タブレット等の端末から個人用IDでログインすることで、教科書の内容に準拠したアニメーション解説や課題が入手できるなど、自分でICT機器を使って学習ができることが面白い、自分のペースで学習を進めることができるからよいなどの感想があり、興味を持って個別に対応した家庭学習を進める点が好評価だったと考えております。  また、保護者に対するアンケートの回答でも、この家庭学習の取組について、よいと思うと回答した保護者が92.6%と、肯定的な回答となっており、児童、保護者とも、学んでE─net!に対して大きな期待を寄せられていると感じております。  しかしながら、課題として、パソコン、タブレット等の端末機器がなかったり、インターネット環境がなかったりするご家庭への対応が挙げられました。  保護者の意見、要望の中にも、全ての家庭でこのようなオンライン教材を活用して学習することが可能となるよう、早急な環境の整備が必要であるとの声がありました。  モデル校の取組は、全ての子供たちが学習できるように、学校で印刷した課題を渡したり、パソコン室で授業を実施し、自分でその日の宿題となる課題を印刷して持ち帰ったり、環境の有無に関わらず、パソコンやタブレット等の画面を見ながらノートで学習をすることを推奨することで対応しました。  また、こういったハード面の課題に加えて、教科書に準拠した学習システムという特性を生かし、授業とよりリンクさせた効果的な家庭学習サイクルを構築することが大切だということも検証しております。  今後、国のGIGAスクール構想における補助制度を活用し、1人1台環境の整備を進めていく中で、ICTを活用したよりよい家庭学習支援についても検討してまいります。 132: ◯副議長(村山繁生議員) 笹井絹予議員。 133: ◯笹井絹予議員 ご答弁、ありがとうございます。  学んでE─net!は、以前ちょっとお伺いしたときに、3年前から実証を何か取り組んでいるというふうにちょっと聞いたと思うんですけれども、この学んでE─net!と、ほかにも何か比較したアプリ、そういうシステムはあるんでしょうか。これの決め手となったのは何なんでしょうか。 134: ◯副議長(村山繁生議員) 葛西教育長。 135: ◯教育長(葛西文雄君) これは、平成30年度から研究を開始したわけですけれども、当時いろいろ調べたんですけれども、本市では、そういう教材を提案していただけるという、そういうふうなところがなかったと。ここのところが先行的にやっていたと。  それは、神戸市がこれを活用してやっていたという、そういうふうな情報がございまして、それで、ここのところで研究を開始したと。  そのときに、四日市独自の動画作成、これも、やっていこうということで、何本か入れております。本年度に入って、英語の動画、これを、YEFと指導主事、教員が一緒になって作っていると。これを、今どんどん続けていきたいというふうに考えております。  そういうふうなことを総合的に考えて、昨年度、令和元年度にプロポーザル審査をしました。そうしたときにこの1社が応募したという、そういうふうな経緯でございます。 136: ◯副議長(村山繁生議員) 笹井絹予議員。 137: ◯笹井絹予議員 ありがとうございました。  続きまして、私、昨年も6月に、一般質問のときにプログラミング教育が今年度から始まるというふうに言ったんですけれども、今年度から、プログラミング教育は開始されていると思うんですけれども、現状のほうをお聞かせ願いたいんですが。 138: ◯副議長(村山繁生議員) 葛西教育長。 139: ◯教育長(葛西文雄君) 本市におきましては、小学校におけるプログラミング教育カリキュラムに基づき、全ての小学校でプログラミング教育を実施しております。  あわせて、本年度は、JAXAと授業連携したプログラミング授業やNPOによる出前授業、これを希望する学校、延べ12校の小学校がやりたいというふうなことで、実施予定となっております。  また、今年度からは、教育委員会で授業におけるICT機器の活用を支援し、学校と連携した効果検証を行うために、ICT活用実践推進校を新たに設置しました。水沢小学校、それから、河原田小学校、大矢知興譲小学校と、この3校でございます。  その中で、水沢小学校では、プログラミング教育の研究も行い、今年度の2月には授業の公開を実施し、実践事例を市内に広げていく予定です。  あわせて、各校のプログラミング教育の進捗状況についても把握をしてまいります。  また、現在の中学校のプログラミング教育では、技術科の情報の技術における計測と制御の内容で、センサーやモーターを用いてロボットを自動制御するプログラムについて実施しております。  また、来年度から改訂される教科書では、双方向性のあるコンテンツのプログラミングについての内容が充実されております。  内容としては、チャットシステムなど、お互いにメッセージを送受信できるようにする、こういうプログラムを作成する等の例が示されております。  今後、中学校の実践例等を紹介して、小学校での学びが中学校に確実につながっていくよう準備を進めてまいります。 140: ◯副議長(村山繁生議員) 笹井絹予議員。 141: ◯笹井絹予議員 ありがとうございました。  GIGAスクール構想で1人1台の時代が近づいてきておりますが、先日のご答弁にもありましたように、本年度に3分の1ぐらい、端末のほうはある程度導入予定と言われていたと思うんですが、まず、1人1台の端末の選考の基準というのは何かということと、そして、OSの基準は何を選択するのでしょうか。2点、お願いします。 142: ◯副議長(村山繁生議員) 葛西教育長。 143: ◯教育長(葛西文雄君) まず、選考の基準、これは、どの機種を用いるかという、そういうことでございますか。  これは、私どもとしましては、一つは、Windowsをずっと使ってきております。これは教職員の公務パソコン、職員室で実際使うパソコン、これがWindowsでございます。それから、パソコン室、ここで使っている40台のパソコン、これもWindowsになっております。ですから、環境自体が既にWindows仕様というふうなことになっております。  それに加えまして、私どもとしましては、将来的にどういう授業を実施していくのか、すなわち、ただタブレットを持ち込んで、そこで、それを、箱だけの考え方ではなくて、これを使ってどういう授業を実現していくかということを考えております。  その中で、やはり個人の個人学習、一斉学習、それからパソコン、タブレットを使っての共同学習、いわゆる先生と生徒がやり取りをしながら一緒になってやっていくと、そのときには、SKYMENUのそういうソフトが必要となってきます。そういうソフトを、私どもはもう既に導入もしてきています。  そして、そのSKYMENUのソフトとWindows、これの相互の関係性も非常にいいという、そういうふうなことから、私たちがやりたい授業に向けて、このWindowsが一番いい、そういうふうなことから、現在はその方向で検討をしております。 144: ◯副議長(村山繁生議員) 笹井絹予議員。 145: ◯笹井絹予議員 ご答弁、ありがとうございました。  ちょっと私も、心配ではないんですけれども、従来、Windowsのほうをやっていたと思うんですけど、iPadOSとか入ってくると、OSがちょっと不均等になってくるか、両方やってもいいと思うんですけど、ちょっとその辺を気にしておりましたので、ちょっと今回質問させていただきました。  タブレット端末は軽量で持ち運びとか、アプリの導入なんかもいいとは思うんですけど、やはり将来、児童たちが仕事につくと思うと、やはりパソコンの習得も必要となると思いますので、複雑で細かい作業をしようと思うと、パソコンのほうの設定も要るかと思いますので、ちょっと、質問のほうをさせていただきました。ご答弁、ありがとうございます。  次に、資料をお願いします。  学校外での子供たちのデジタル機器の利用状況ということなんですけれども、日本の子供たちは学習にICTを活用していないというのがちょっと出ているんですが、左側が、コンピューターを使って宿題をするとか、そういう勉強に関してはあまり使っていないというような結果が出ておりますし、右側は、これはネットでチャットをするとか、ゲームをするとか、これは非常に青い帯の伸びが多いということで、日本の子供たちは勉強というよりは、そういうネットとか、趣味の部分で活用しているというのがうかがえます。  それから、こちら、大阪府なんですけれども、フェイスブックジャパンと6分野における包括連携協定を2月5日に締結したということになっております。締結内容が情報リテラシー向上であるとか、魅力発信、中小企業振興及び起業家支援、地域コミュニティ活性化、青少年、防災など、6項目です。  私は、まず、青少年に関することなんですが、大阪府では府内の中高生を対象に、正しく安全なSNSの使用方法についての教育を推進しますというふうになっております。  資料、ありがとうございます。  ご質問なんですが、近年はSNSの利用も多くなっております。先ほどのように、勉強に対してというよりは、むしろそういうゲームとか、ネット、チャットとか、そういうものに使っている方が多いと思うんですけれども、反面、最近いろんな事件も社会問題となったように、インターネット上のトラブルも発生しております。  情報モラルの向上が必要と思いますが、その対策について、お願いします。 146: ◯副議長(村山繁生議員) 葛西教育長。 147: ◯教育長(葛西文雄君) 議員からは、SNSトラブル、こういうトラブルを防ぐため、何が大事かというふうな対策についてお尋ねをいただきました。  学校においても、SNS等のトラブルを防ぐために、教科、道徳、それからPTA活動でも情報モラルの指導を行っておりますが、やはり、近年インターネットやスマートフォンの普及により、家庭への啓発が重要になってきているというふうにして感じております。  そこで、教育委員会とこども未来部青少年育成室が連携し、本年度は7月下旬に、家庭向けの啓発リーフレットを学校、園を通じて配布します。  そのリーフレットにおいては、メディアの使い方についての家庭のルールづくりの重要性やルールについて月1回確認する必要性を紹介し、啓発をしております。  また、四日市市PTA連絡協議会や小中校長会等で情報モラルの重要性を伝えるとともに、出前講座を積極的に活用頂くよう依頼してきました。  青少年育成室では、昨年度、ネットトラブル関係の出前講座を学校、園、地域も含めて50講座実施し、家庭への啓発を行いました。  本年度も引き続き出前講座の積極的活用を依頼し、家庭のルールづくりの重要性、これについて啓発を続けてまいります。 148: ◯副議長(村山繁生議員) 笹井絹予議員。 149: ◯笹井絹予議員 ありがとうございました。  いろいろ誹謗中傷等、いろいろネットなんかで騒がれておりますので、ぜひ対策のほう、お願いいたします。  続きまして、四日市市の総合計画の基本目標に、最初に、子育て・教育安心都市と掲げられております。  資料、お願いします。  最初に、この子育て・教育安心都市が掲げられているんですけれども、これは県のホームページです。左側に、三重県教育委員会というバナーが設けられております。そして、こちら鈴鹿市。鈴鹿市も左側に鈴鹿市教育委員会というバナーが設けられております。そして、桑名市。桑名市もこちらに教育委員会と、リンクが貼られております。  四日市市。四日市市のトップページにちょっと私見つけることができなかったんですけれども、これ、入園・入学教育というところ、ここからたどっていくと、次の項目に教育委員会と出ているんですけれども、せっかく子育て・教育安心都市としてふうに最初に掲げているのであれば、やっぱり四日市のホームページのトップにも、左側でもどこでも構わないんですけれども、教育委員会さん、今後いろいろ教育についても変革は起きていますので、どこかに設けられてもいいのではないかと思って提案をさせていただきました。ご答弁、お願いします。 150: ◯副議長(村山繁生議員) 葛西教育長。 151: ◯教育長(葛西文雄君) ありがとうございます。  今、そのようなご意見いただきましたので、私ども、中でも検討して、どういう方法が一番よいのか、市民の皆様にどうすれば分かりやすいのか、そういう観点で検討したいと思っております。 152: ◯副議長(村山繁生議員) 笹井絹予議員。
    153: ◯笹井絹予議員 ありがとうございました。  資料、お願いします。  これは、熊本市教育センターさんなんですけれども、四日市も教育支援課さんのホームページがあったと思うんですけれども、このように結構、オンライン授業なんかも積極的に取り組んでおりまして、アプリの使い方であるとか、オンライン授業のモデルであるとか、いろいろと活用方法が掲げられておりますので、これは事例ということでご紹介をさせていただきます。  続きまして、次の項目に入りたいと思いますが、ICT利用における健康対策に入ります。  子供への、健康への影響を心配する人は46%に上り、インターネット依存や視力への影響などを懸念しています。  使用時間を制限するなど、適度な利用環境を整えることが重要だと言われておりますが、本市もこれからGIGAスクール構想が入ってきておりますし、ICT利用における健康対策への取組について、お答え願いたいと思います。 154: ◯副議長(村山繁生議員) 葛西教育長。 155: ◯教育長(葛西文雄君) 議員からは、ICT利用における健康対策についてご質問いただきました。  ご指摘頂きましたとおり、1人1台タブレット端末の導入に伴い、児童生徒の健康面への配慮についても一層留意をしていかなければならないと認識しております。  このような子供たちの健康面の影響等に関する配慮について、文部科学省から、児童生徒の健康に留意してICTを活用するためのガイドブック、これが示されております。  このガイドブックは、文部科学省が実施した学びのイノベーション事業で、実験校における事例調査を基に、専門家の知見などを踏まえ作成されたもので、具体的な対応策等が分かりやすく解説されております。  このガイドブックによりますと、例えば、タブレット端末を使う際の指導のポイントとして、タブレットの置き方を工夫し、姿勢がよくなるように指導すること、机と椅子の高さを児童生徒の成長も考慮して調整すること、画面に照明が反射しないように、児童生徒が自分でタブレットの角度を調整するように指導すること、長時間にわたり、タブレットの画面を注視しないように授業の方法を工夫することなどがポイントとして示されております。  今後、ICT機器を活用した授業が子供たちの学びの中心となっていくことが見込まれます。  教育委員会としましても、文部科学省が策定したこのガイドブックを、これから全校で実施するICT活用指導力向上講座、この中でこのようなものを示しながら、留意点、これらを全ての学校に周知してまいりたいと思っております。 156: ◯副議長(村山繁生議員) 笹井絹予議員。 157: ◯笹井絹予議員 ご答弁、ありがとうございました。  次、ちょっとスクリーンの切替えをお願いします。  続いて、同じ健康対策の一つで、私はもうちょっと以前から気になっていたんですけど、これはスマホの保有率が80%以上と、ライフスタイルにもスマホが浸透しており、手軽でいつでもどこでも活用できます。  近年、スマホ首という言葉をよく耳にするようになりました。スマホ首というのは、スマートフォンが原因の首や肩の痛みやしびれが起こった状態のことです。正式には、ストレートネックと言われる症状の一つです。  長時間の勉強やスマホ、ゲームのやり過ぎでストレートネックになる子供が増えているということです。  ストレートネックとは、正常な首の骨がくの字ようにカーブしているのに対し、首の骨が真っすぐストレートになってしまった状態を言います。  近年ストレートネックが増えている原因は、スマートフォンです。スマホを使用する場合は、うつむいたままの状態が続きがちです。うつむいた状態は、頭を支える首に大きな負担をかけ、首のカーブが次第に失われていくということなんですけれども、この右側が正常な首の状態です。左側は、ストレートネックになった形の状態です。  こちらなんですけれども、このように、うつむく角度が零度の場合は、4kgから6kg首に負担がかかります。15度であれば12kg、そして、30度であれば18kg、45度であれば22kg、60度であれば27kgと、特にこの最も悪い姿勢のところが60度ということなんですが、これは60度の悪い姿勢で見ているということは、10kgのお米の袋を3袋分も首に乗せている状態と変わらないという、結果が出ております。  このストレートネックの原因は、長時間のパソコン操作、デスクワークであるとか、同じ姿勢の読書、あと、高過ぎる枕などです。  また、ストレートネックが引き起こす身体への影響というのは、肩凝りや首の凝り、頭痛、吐き気、目まい、いらいら、不眠など、手のしびれや腕のしびれ、ヘルニアと言われております。  そこで、ちょっとご質問なんですが、ストレートネック対策、このスマホ首に対して、本市のご回答をお願いします。 158: ◯副議長(村山繁生議員) 葛西教育長。 159: ◯教育長(葛西文雄君) 議員にご指摘いただきましたように、タブレットやスマートフォンを使う場合、うつむいたままで画面を見ることで、頭と首を突き出してしまう姿勢となり、ストレートネックを助長する一因になるとも言われております。  児童生徒が学校でICT機器を使う際の姿勢は、将来にわたって影響を及ぼすこともあることから、早い段階で適正な姿勢での利用を習慣にしていくことが、将来的な姿勢の悪化防止につながるものと考えております。  今回、議員にご指摘頂いたストレートネックを含め、タブレットやスマートフォンが健康に与える影響について、教育委員会から学校に資料を提供し、学校の保健だより等で、各家庭に向けての情報提供や啓発をしていけるような、そのような働きかけをしてまいります。 160: ◯副議長(村山繁生議員) 笹井絹予議員。 161: ◯笹井絹予議員 大人も含めですが、特に成長期の子供たちには骨格にも影響を与えてしまいますので、対応のほう、よろしくお願いします。  続きまして、次の項目に入っていきたいと思います。  特別定額給付金、公的な資金援助についてです。  新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として、給付対象1人につき10万円を支援するという本市の特別定額給付金の給付状況は、先日、6月17日で97%か98%ぐらいになるというふうにお聞きしたんですけど、現在、18日の時点で、いかがでしょうか。  それと、もう一つ、住民登録に記載されていない方や銀行口座を持ってない方の件数なんか把握しているのでしょうか、お願いします。 162: ◯副議長(村山繁生議員) 佐藤政策推進部長。 163: ◯政策推進部長(佐藤恒樹君) 特別定額給付金の本日現在の現状ということですけれども、申し訳ございませんが、ちょっと昨日現在のところしかちょっとまとめてございませんので、それでご勘弁願いたいと思います。  先日もご答弁させていただきましたけれども、昨日6月17日の時点で、対象世帯の14万1000件に対しまして、12万8670件、91.2%の方のほうへ受給のほうが終わってございます。金額にいたしますと全部で292億60万円、全体の支給総額の93.7%が支給済みでございます。  なお、これまでに申請のあった方に対する給付のほうというのは、97.3%済んでおるというところでございます。  続きまして、住民登録が難しい人の数はということでございますけれども、この住居を持たない人など、特別定額給付金の基準日である4月27日時点で住居がないということでございますけれども、こういった方々には、住民登録の窓口でございます、まず、市民課のほうをご案内させていただきまして、そこでまず相談してもらいます。  そこで居住の実態があれば、改めて住民登録を行っていただいた上で、特別定額給付金の申請を頂いているということでございます。  現実的に、なかなかこの人数確認というのは難しいところはあるんですけれども、相談とか来庁があれば、今申し上げたような対応をやらせていただいているというところでございますし、また、ホームレスの方なんかにつきましても、できる限り保護課さんなんかとも情報共有を図りながら、相談に応じていると、そういった実態でございます。  ちなみに、ホームレスの方、今、2件ほどはご相談に来ていただいてございます。  以上です。 164: ◯副議長(村山繁生議員) 笹井絹予議員。 165: ◯笹井絹予議員 ありがとうございました。  なかなか受け取れない方というのが一番必要なのかなと思いましたので、迅速な対応のほう、よろしくお願いします。  続きまして、特別定額給付金の件で、先日、ご答弁の中で、ちょっとどなただったか、オンライン申請のときに、サーバーがダウンしたという発言のほう、ご回答のほうをされていたと思うんですけれども、このサーバーがダウンをしたという場合、復旧にどのぐらい時間がかかったのでしょうか。  それから、他の部署に影響はなかったのでしょうか。 166: ◯副議長(村山繁生議員) 佐藤政策推進部長。 167: ◯政策推進部長(佐藤恒樹君) そのサーバーのほうというのは、私どもの市のサーバーということではなしに、全国統一でやっております地方公共団体情報システム機構というところなんですけど、そこの全国の市町村からのマイナンバーの再登録の申請等が集中したということで、そちらがダウンしたということでございます。  ちょっと、いつ、何日に復旧したかまでは、ちょっと私、今、資料を持ち合わせてございませんけれども、1週間か10日ぐらいの間までには十分回復しておると思います。 168: ◯副議長(村山繁生議員) 笹井絹予議員。 169: ◯笹井絹予議員 ちょっとはっきり聞き取れなかったので、本市なのかなと思いまして、報道なんかではサーバーがダウンしたというのは、三重県のいなべ市さんなんかも出ておりまして、四日市市は出ていないので大丈夫かなと思っていましたので、ちょっとそういう発言をちょこっと耳にしましたので、ちょっとご質問のほうさせていただきました。  そして、次に、資料をお願いします。  雇用調整助成金の件なんですけれども、6月12日の実績で、累計支給件数が16万4000件で、累計支給決定件数が9万2616件となっております。  この雇用調整助成金は、新型コロナウイルスの影響で売上げが下がり、従業員を休業させた場合、企業に対して、その費用を一部助成する制度で、雇用調整助成金は提出書類の多さが壁となり、申請を諦める事例も出ているということですが、本市としての対応はいかがでしょうか。  それから、現在の支給決定件数についてもご回答をお願いします。 170: ◯副議長(村山繁生議員) 荒木商工農水部長。 171: ◯商工農水部長(荒木秀訓君) 議員からは、国の雇用調整助成金に関しましてご質問いただきました。  この制度でございますが、新型コロナウイルス感染症に対応するために、本年1月24日から、雇用保険被保険者としての期間が6か月未満の労働者も助成対象とするなど、特例措置を設けておりまして、全国におけます、先ほどスライドで、議員からも紹介ございましたが、私も6月16日時点ということでご紹介させていただきたいと思うんですが、累計申請件数が18万4537件、累計決定件数、交付決定の件数でございますが、10万9700件というふうになってございまして、申請から決定まで事務的に時間を要しますが、最近では手続の簡素化が図られたこともございまして、時間が短縮されているというふうに伺ってございます。  また、三重県でございますが、三重県労働局管内におきましては、同じ6月16日時点でございますが、累計申請件数が2777件、累計決定件数が1769件というふうになってございます。四日市管内ということでは把握できてございません。  本助成金につきましては、当初から手続の煩雑さや、1人1日当たりの支給の上限額8330円でございますが、これが低いなどの課題が取り上げられていることから、国において手続の簡素化が実施されるとともに、上限額の引上げや助成率の見直しということで国会に提出されまして、6月12日に予算が成立したところでございます。  本市の取組でございますが、従来から、市のホームページで、雇用調整助成金のご案内をするとともに、市内企業からの問合せに、制度概要の説明でございますとか、申込み窓口の案内などを行っているところでございます。  さらに、6月1日から、市独自の制度といたしまして、国の雇用調整助成金に上乗せで支援する制度を設けまして、より一層、市内中小企業の雇用の維持に努めているところでございます。  以上でございます。 172: ◯副議長(村山繁生議員) 笹井絹予議員。 173: ◯笹井絹予議員 ご答弁、ありがとうございました。  緊急事態ということですので、国のほうもそうなんですけれども、なかなかいろんな方から書類が煩雑で、結局もう面倒くさいからやめてしまうとか、そういう声も聞いておりますので、市のほうもいろいろと、また大変だと思うんですけれども、いろいろ迅速な対応のほうお願いいたします。  続いて、本市の雇用の取組についてなんですけれども、東京都では、新型コロナウイルス感染症の影響により、企業から内定を取り消された方及び雇い止めになった方を対象に、職員採用の募集を行いました。  また、大阪府でも新型コロナ感染症の拡大により、アルバイト先の休業や家計年収の減少など、経済状況が悪化した大学生を対象に、非常勤職員などの募集を行いました。  コロナの影響で解雇や雇い止めが、見込みを含めて2万人以上になったと言われておりますけれども、本市は、解雇や雇い止めの人数というのは把握しているのでしょうか、お願いします。 174: ◯副議長(村山繁生議員) 荒木商工農水部長。 175: ◯商工農水部長(荒木秀訓君) 議員からは、新型コロナウイルス感染症による雇用への影響ということでご質問いただきました。  新型コロナウイルス感染症に係ります雇用調整による解雇でございますとか、雇い止めの労働者数につきましては、厚生労働省で、データが1週間ごとに発表されてございまして、それによりますと、6月12日時点の──最新が6月12日時点ということでございますが──集計分によりますと、全国で2万4660人というふうになってございまして、そのうち、非正規雇用労働者数は6944人というふうになってございます。  また、三重県内の解雇や雇い止めの見込み労働者数は、正規、非正規の内訳、これについては分かりませんけれども、合わせまして259人というふうになってございます。  以上でございます。 176: ◯副議長(村山繁生議員) 笹井絹予議員。 177: ◯笹井絹予議員 ご答弁、ありがとうございます。  例えば、本市は一時的に解雇とか雇い止めになった方を対象に、期間限定で職員採用の募集を行う予定はありますでしょうか。  そして、本市の雇用の取組について、ご答弁をお願いします。 178: ◯副議長(村山繁生議員) 内田総務部長。 179: ◯総務部長(内田貴義君) 議員からは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により解雇や雇い止めになった方を対象とした職員採用についてのご質問がございました。  ご紹介ありましたように、東京都や大阪府などでは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により離職を余儀なくされた方でありますとか、内定取消しになった方などを対象にした職員採用試験が実施されてございます。  それらの採用試験の内容を見てみますと、多くは任用期間を本年度末までとする、期間を限定した、会計年度任用職員のパートタイムの募集となってございまして、いわゆる緊急の雇用対策となってございます。  今回、新型コロナウイルス感染拡大への対策として実施しております特別定額給付金における体制では、職員の人事異動による選任及び兼務の職員体制に加えまして、人材派遣などの外部人材の活用も図ってきたところではございますけれども、今後も、こうした緊急でかつ短期間に集中しての対応が必要となった場合には、その実施体制についても職員による対応だけではますます厳しくなり、大変懸念しているところでございます。  こうしたことを思いますと、離職を余儀なくされた方とか、内定を取り消された方などを対象とすることも含めまして、短期間の職員採用といった緊急的な対応についても検討してまいりたいと、このように考えております。 180: ◯副議長(村山繁生議員) 荒木商工農水部長。 181: ◯商工農水部長(荒木秀訓君) 私からは、市役所以外と申しましょうか、その他の雇用に対する取組につきましてお答えさせていただきます。  先ほどもご答弁させていただいたところでございますが、本市といたしましては、市内事業主が雇用を維持していただけるよう、これまでのスキルアップ支援でございますとか、資格取得支援、こういったこれまでの取組に加えまして、市独自の政策として、国の雇用調整助成金への上乗せ支援、これを行っているところでございまして、このような取組を通じまして、市内中小企業の雇用の維持を図ってまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 182: ◯副議長(村山繁生議員) 笹井絹予議員。 183: ◯笹井絹予議員 企業さんのほうに働きかけのほう、よろしくお願いします。  あわせて、いざというときに、短期間でもいいので、募集のほう、やっぱり困ってみえる方とかもたくさんいらっしゃると思いますので、本市の対応のほう、よろしくお願いします。  それから、東京都では、昨年に、民間からIT企業、元ヤフーの社長を副知事に選任して、次世代通信規格5Gの推進に重点を置く方針で、情報通信技術、ICT施策を担当しているということなんですが、そのコメントでは、東京都のデジタル化は世界的に遅れている、がむしゃらに取り組まなければならないと語っているということなんですけれども、都庁でもICT人材の採用を進めるなど、新たな具体策を強力に実施していく考えということですが、本市は、将来的に民間からICT施策の人材の採用については考えていますでしょうか。 184: ◯副議長(村山繁生議員) 内田総務部長。 185: ◯総務部長(内田貴義君) ICT人材の採用ということでご質問頂きました。  私どものほうも、ICT戦略課ということで機構も改正させていただいて、職員のほうでいろんな企画をさせていただいて、本市のスマート自治体の実現に向けて取り組んでおるところでございます。  ただ、民間も含めた、全市的な展開ということになれば、当然専門家のご意見も頂戴しながらやっぱり進めていく必要があると思っておりますので、職員の採用ということではないんですけれども、やはり民間の力もお借りして事業を進めていくと、そういった姿勢で臨みたいと思います。
     以上です。 186: ◯副議長(村山繁生議員) 笹井絹予議員。 187: ◯笹井絹予議員 これから、いろいろとデジタル化が進んでいくと思いますのでまた民間の方のお力も、一緒に官民でやってくことも必要ではないかと思いまして、ちょっとご質問のほうさせていただきました。  続きまして、次に移りますが、企業立地と企業誘致についてです。  新型コロナウイルスの影響で、多くの企業が業績不振に陥る中、米巨大IT企業、情報技術企業が肥大化を続けています。  また、この数か月に2年間分のデジタルシフトが進んだとも言われております。  また、人々の暮らしに不可欠なライフラインとしてのデジタルサービスの役割は、この10年で急速に高まりました。  将来のパンデミックにも備えるためにも、デジタルライフラインを超え、社会全体で生かす努力が必要であります。  そして、ちょっと資料をお願いします。  これ、GAFAMというんですが、これは世界のIT市場を今牽引しているGAFAMと呼ばれる5社があります。まず、米国の巨大IT企業の5社、グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト、この5社の頭文字を取ってGAFAMと呼ばれております。  5月にこの5社、GAFAMの時価総額が、東証一部の時価総額を初めて超えました。東証一部は、約2170社あります。金額でいうと、GAFAMの時価総額は約560兆円、東証一部の時価総額が約550兆円です。  続いて、日経平均株価なんですけれども、1月に、コロナ禍になる前は、2万4000円ぐらいまでつけておりました。コロナになってからは、二万二、三千円ぐらいですかね、まだ、コロナ禍の前の2万4000円まで回復をしておりません。  次、ダウ平均株価、アメリカの株式市場なんですけれども、これは2月に2万9000円まで来ています。約3万円近くまで来ておりますが、まだ6月の近日でも、二万五、六千円というところで、もともとのコロナ禍の前の2万9000円までは戻っておりません。  そして、次、ナスダック総合指数、これはベンチャー企業とか、IT企業とか、ハイテク企業とか、そういうものが参加している市場になるんですけれども、ナスダックの総合指数が、2月で9800円、約1万円、9800円までつけておりますが、6月の時点で1万円を超えました。そして、上場来高値を更新しました。  そういう結果が出ております。  この結果から分かりますように、今コロナ禍の逆風の中でも、IT企業というのがやはりすごく躍進しているなと思うんですが、昨日、小林議員からの一般質問でもあったんですけれども、本市は、近年、インターネット関連の企業に対して、どのように取り組むかとか、例えば数年先に何社企業誘致するとか、雇用を何倍に増やすとか、そういう数値的な目標はありますでしょうか、ご答弁をお願いします。 188: ◯副議長(村山繁生議員) 荒木商工農水部長。 189: ◯商工農水部長(荒木秀訓君) IT企業の誘致の取組についてご質問いただきました。  本市におきましては、これまで製造業を中心として企業誘致を実施してまいりました。  しかしながら、今後、AI、IoT、ビックデータを活用するIT企業の必要性が高まるということから、今年度から、IT企業の誘致に向けた施策を展開してございます。  昨年度におきましては、東京に本社を有しますIT企業が、同年7月、昨年の7月でございますが、市内に同社の事業所を開設していただいてございます。  議員のお尋ねになった具体的な件数あるいはその雇用人数といったようなことは目標として掲げてございませんが、今現在はこういった背景にございまして、IT企業の誘致、一生懸命取り組んでいるというところでございます。  以上でございます。 190: ◯副議長(村山繁生議員) 笹井絹予議員。 191: ◯笹井絹予議員 ありがとうございます。  昨日もニュースで、政府のほうも、ITに力を入れていくというふうにちょっと言っておりましたので、ぜひ、四日市はやっぱり何でかというと、産業都市なんですね。やっぱり今コロナ禍で逆風のところ、強いというのは人に接触しなくてもいい、ITも含めてなんですけど、やっぱりその辺の強いところをもっと伸ばしていくほうがいいかと思いますので、ぜひともよろしくお願いします。  あと、IT企業のやっぱり強みというのは、資産をそれほど必要としていないかなと思います。オフィスと、情報機器が必要であればいいかと思いますので、また今後の対策としてお願いします。  それから、もう一つですが、日本もコロナ禍のこの逆風の中で、日本は、DXとか5G、そして、医療や健康、巣籠もりという消費が日本の経済を牽引しております。  このコロナ禍の中で、各企業も採算が悪化していることで人員を削減して、国内拠点の再編も検討中という企業も増えていると思いますが、本市四日市で、例えばマスクとか、消毒液とか、防護服とか、そういう医療関係を製造できる企業というのはあるのでしょうか、お願いします。 192: ◯副議長(村山繁生議員) 荒木商工農水部長。 193: ◯商工農水部長(荒木秀訓君) 四日市市内の企業のそういった取組をしている企業ということで、私どもの把握しておる範囲内でご答弁させていただきます。  実際の状況につきましては、縫製会社におきまして、水着素材のマスクの製造、これをやっておるということでございますとか、あるいは酒造会社におきまして、代用品として、手指消毒用のエタノールを製造していることは承知しております。その他、もろもろについては把握できておりません。  しかしながら、本市は素材産業が多く立地してございます。本市の企業立地奨励制度を受けた企業の中には、政府からの要請を受けまして、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により不足する医療用ガウン、これの原料となる不織布の製造を始めた事業所もあるということで伺ってございます。  以上でございます。 194: ◯副議長(村山繁生議員) 笹井絹予議員。 195: ◯笹井絹予議員 今回のコロナ禍でも、マスクが欲しいときとか、消毒液が欲しいときには、必要なときにないという状況ですので、またそういう機会があればぜひ取り組んでいただきたいなと思います。  続きまして、次に行きます。  テレワークの活用についてですけれども、総務省でも新型コロナウイルス感染症対策としてのテレワークの積極的な活用に提言されております。  通勤ラッシュや人混みを回避し、在宅での通勤も可能となるテレワークは、その有効な対策の一つです。  4月中旬の正社員のテレワーク実施率は全国平均で28%ぐらい、名古屋圏、愛知県、岐阜県、三重県では、4月時点では17.8%です。  新型コロナウイルス感染症の基本方針の重要事項にも、患者、感染者との接触機会を減らす観点から、企業に対して、発熱等の風邪症状が見られる職員等への休暇取得の勧奨、テレワークや時差出勤の推進等を強力に呼びかけると記載されております。  テレワークの関連なんですけれども、最近やっぱり大手企業もテレワークを使って在宅勤務を続けていくという企業が約六、七割となってきています。  本市では、テレワークを実施している企業の件数、ちょっと、どなたか聞いたかも分かりませんが、再度、お答え願いたいのと、あと、もう一つは、最近では学生の就職活動もウェブ面接が主流になっているようですが、三重県では新型ウイルス感染症の発生に伴う環境の変化に起因して、業績が悪化し、経営の維持向上に支障を来している中小企業、小規模企業が今回の難局を乗り越えるために、三重県経営向上支援新型コロナ危機対応補助金の申請が、第1弾と第2弾と行われていました。  本市のテレワークを実施している企業の件数と、そういうテレワークなんかを支援する助成金というのはありますでしょうか、ご答弁をお願いします。 196: ◯副議長(村山繁生議員) 荒木商工農水部長。 197: ◯商工農水部長(荒木秀訓君) テレワークを導入している本市の市内企業、これでございますが、まず件数、詳細については、申し訳ございません。把握できておりませんが、コンビナートなど、大企業におきましては比較的導入が進んでおるものというふうなことと、中小企業の多くではまだ導入が進んでいないという状況であると認識してございます。  それと、本市の支援制度でございますが、もう現状、今年度から、テレワークに対する支援につきましては、平野議員からのご質問にもお答えさせていただきましたが、従来の制度を拡充して、テレワークも対象となるように、中小企業の競争力が図られるよう、今後、取り組んでまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 198: ◯副議長(村山繁生議員) 笹井絹予議員。 199: ◯笹井絹予議員 ありがとうございました。  いろいろと、以前、私、去年の一般質問でも、補助金について、たしか四つぐらいしかないと言われていたと思うんですけど、ぜひテレワーク、いろんなパソコンなんか結構高いですので、そういう支援のほうもよろしくお願いします。  それから、次に、ネットトラブルについてご質問させていただきたいと思います。  各都道府県では、特別定額給付金を間違って二重に振り込んだりという事例が幾つかあったようなんですけれども、この誤入金対策はどうしているのかということと、あと、もう1件、ほかの都道府県でもありましたが、新型コロナウイルスの感染者の氏名が数百人分、ホームページのほうにちょっと掲載されてしまったというのがあったと思うんですけれども、このメールの、本市もちょっと1件あったと思うんですけれども、本市の今後のメールの送信のやり方について、ご答弁を願いたいんですが。 200: ◯副議長(村山繁生議員) 佐藤政策推進部長。 201: ◯政策推進部長(佐藤恒樹君) 議員のほうから、メールの誤送信等についてご質問を頂いたわけですけれども、こちらのほう、5月上旬でございましたけれども、特別定額給付金についてのメールの問合せ、これに回答させていただく際に、その方の個人情報を付記したまま、別の方に誤送信してしまったというものでございまして、改めましてご心配をおかけして申し訳ございません。  本市の場合、市のホームページに掲載されておりますお問合せというところからメールに入っていただきますと、対象となります所管課のほうにメールが自動的に転送されるということになってございます。  ただし、このメールにはセキュリティー確保の観点から、外部環境と遮断しておりますので、そのまま返信するということができません。  改めまして相手先のメールアドレスを再入力して送信するということが必要になってまいりますので、その点について、そのアドレスの入力したときに間違ってしまったというふうなことでございます。  この件につきましては、返信に対しては回答文のみ送信するということと、それから、返信の際のアドレスを複数職員で確認すると、そういったことを今徹底してございまして、意識を持って、それぞれの職員が対応しておりますので、ご理解をお願いしたいなと思います。  それから、二重給付のほうでございますけれども、こちらのほうは、郵送、オンライン申請共に、データベースのほうは共有してございまして、既に支給済みの方が再度申請された場合でも、実際に支払いの審査段階でエラーが、チェックがかかるということになってございますので、二重給付はございませんので、ご安心いただきたいと思います。  以上です。 202: ◯副議長(村山繁生議員) 笹井絹予議員。 203: ◯笹井絹予議員 ありがとうございます。  本当に大変なところにいろいろとあるかと思うんですけど、メールの件は、私も以前、メールなんかを送信するときに、ポップアップというのを出して、本当に送信しますかというメッセージを出すことによって、うっかりしていた間違いに気づくことができたんですね。  なので、ちょっと今回どういう状態なのかなと思いまして、ポップアップなんかを1回出すことによって再度確認できるという、急いで迅速に、丁寧に対応したいという部分はあると思うんですが、その辺ちょっと踏まえて、ご質問させていただきました。  本当に大変なところだったと思うんですけれども、今後の対応のほう、よろしくお願いします。  ちょっと、あと残りは、次回のほうにしたいと思うんですけれども、今回のコロナ禍によって、社会全体に影響を及ぼしました。ここ数か月で急激に変革への転換期となりました。  新しい社会生活を強いられる中、百年に一度と言われたこの事態に今後どう変化していくのか、どう進むべきかと考えさせられるときであったと思います。  そして、社会一人一人が今、手探りで歩んでいます。  四日市は産業都市という強みがあります。コロナ禍で、見えなかったものや突出したものが現れたと思います。  IoT時代は、今後数百年続くと聞いたことがあります。そして、世界もその争奪戦が始まっており、まだ序章にすぎません。  日本を代表するような企業、人材、強みを生かした地域をつくり上げていく必要があると思います。  地域経済がしっかりとしていれば、そこから雇用が生まれ、人が流入してきます。財政基盤も安定し、いざというときに大きな財政出動が可能となります。  夢をつくる、未来へつなげる、四日市はそれができるまちだと私は思っております。  以上で一般質問を終わります。ありがとうございました。    ─────────────────────────── 204: ◯副議長(村山繁生議員) 本日はこの程度にとどめることにいたします。  次回は、明日10時から会議を開きます。  本日は、これをもって散会いたします。 205:                         午後2時59分散会 発言が指定されていません。 Copyright © Yokkaichi City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...