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令和 4年  9月 定例会(第3回)−09月06日-01号
令和 4年  9月 定例会(第3回)−09月06日-目次

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  1. 留萌市議会 2022-09-06
    令和 4年  9月 定例会(第3回)−09月06日-01号


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    令和 4年  9月 定例会(第3回)−09月06日-01号令和 4年  9月 定例会(第3回) ──────────────────────────────────────────────                   令和4年第3回9月定例会                   留萌市議会会議録 第1日                   令和4年9月6日(火曜日) ────────────────────────────────────────────── ●議事日程   午前10時開議 日程第 1 会期の決定について 日程第 2 行政報告 日程第 3 委員会調査報告 日程第 4 認定第 1号 令和3年度留萌市各会計歳入歳出決算の認定について 日程第 5 認定第 2号 令和3年度留萌市水道事業会計決算の認定について 日程第 6 認定第 3号 令和3年度留萌市病院事業会計決算の認定について 日程第 7 報告第18号 令和3年度留萌市の健全化判断比率の報告について 日程第 8 報告第19号 令和3年度留萌市の資金不足比率の報告について 日程第 9 報告第20号 専決処分の報告について(損害賠償について) ─────────────────────── ●出席議員(13名)    1番      横 田 美 樹 君
       2番      小 沼 清 美 君    3番      海 東 剛 哲 君    4番      芳 賀 博 康 君    5番      燕   昌 克 君    6番      珍 田 亮 子 君    8番      戸 水 美保子 君    9番      小 野 敏 雄 君   10番      笠 原 昌 史 君   11番      鵜 城 雪 子 君   12番      村 上   均 君   13番      村 山 ゆかり 君   14番      野 崎 良 夫 君 ─────────────────────── ●欠席議員(1名)    7番      米 倉 靖 夫 君 ─────────────────────── ●説明員  (1)説明のため出席した者   市長       中 西 俊 司 君   教育委員会教育長 高 橋 一 浩 君   選挙管理委員会委員長            工 藤 幸 男 君   監査委員     益 田 克 己 君   農業委員会会長  中 原 耕 治 君  (2)市長の委任を受けて出席した者   副市長      渡 辺 稔 之 君   総務部長     渡 辺 剛 彦 君   地域振興部長(取扱)ふるさと納税課長            海 野   聡 君   市民健康部長コホートピア推進室長            向 井 智 仁 君   都市環境部長   大 和 俊 賢 君   総務課長     吉 田 博 幸 君   財務課長     菊 池 昭 久 君   政策調整課長   真 鍋   磨 君  (3)病院事業管理者の委任を受けて出席した者   病院事務部長   島 田 泰 美 君   病院経営管理監  江 川 雅 信 君  (4)教育委員会教育長の委任を受けて出席した者   教育部長     柴 谷 理 意 君 ─────────────────────── ●議会事務局職員   事務局長     近 藤   豊 君   事務局次長    小 林 慶 一 君   主査       小 畑 陽 子 君   書記       小 屋 菜 摘 君   書記       山 田 香 織 君 ───────────────────────  午前10時00分開会 △開会・開議宣告 ○議長(小野敏雄君) ただいまから、本日招集されました令和4年留萌市議会第3回定例会を開会いたします。  本日の出席議員は、ただいまのところ13名であります。  よって、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 ──────────────────────── △会議録署名議員の指名 ○議長(小野敏雄君) 本日の会議録署名議員として       4番   芳 賀 議 員       5番   燕   議 員 の御両名を御指名いたします。 ──────────────────────── △諸般の報告 ○議長(小野敏雄君) ここで事務局長に諸般の報告をさせます。  事務局長。 ◎議会事務局長(近藤豊君) 御報告申し上げます。  初めに、議員の欠席についてでありますが、7番、米倉議員から欠席の届出がございます。  本定例会に付議予定事件として受理しております認定第1号ほか13件及び行政報告につきましては、あらかじめ御配付のとおりであります。  また、本日、第1常任委員会委員会調査報告書をお手元に御配付いたしております。  次に、本日の議事日程及び本定例会に出席通知のありました説明員の名簿につきましては、御手元に御配付のとおりでありますので、その朗読は省略いたします。  以上で報告を終わります。 ──────────────────────── △日程1 会期の決定 ○議長(小野敏雄君) これより本日の議事に入ります。  日程1、会期の決定を議題といたします。  議会運営委員長の報告を求めます。  議会運営委員長。 ◎議会運営委員長(燕昌克君) (登壇)令和4年留萌市議会第3回定例会に対処するため、9月2日招集いたしました議会運営委員会の協議結果について御報告申し上げます。  本定例会の会期は、本日から9月16日までの11日間とすることに決定いたしました。  明日以降の日程でありますが、7日から11日までの5日間並びに13日及び15日は、各自議案調査並びに委員会審査のため休会といたします。  12日及び14日は一般質問、最終日の16日は決算認定議案及び単独議案等を審査し、本定例会を閉会することといたします。  以上、議会運営委員会の協議結果についての御報告といたします。 ○議長(小野敏雄君) お諮りいたします。  議会運営委員長報告のとおり、本定例会の会期は本日から9月16日までの11日間とすることに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野敏雄君) 御異議なしと認めます。  したがって、そのように決定いたしました。 ──────────────────────── △日程2 行政報告 ○議長(小野敏雄君) 日程2、行政報告について、市長の発言を求めます。  市長。 ◎市長(中西俊司君) (登壇)令和4年留萌市議会第2回定例会から今議会までの主な施策について、執行の概要を次のとおり報告いたします。  一つ目に、新型コロナウイルス感染症対応状況について。  市民の皆様や事業者の皆様、医療従事者の皆様におかれましては、留萌市の新型コロナウイルス感染症対策に多大なる御理解と御協力をいただきまして、心より感謝申し上げます。  新型コロナウイルス感染症のこれまでの発生状況につきましては、全国的にオミクロン株の派生型「BA.5」の流行による第7波により、留萌市内におきましても、7月24日から8月20日までの4週間では、1週間の感染者数が過去最高を更新する状況が続き、8月21日以降では、減少傾向が見られるものの、依然として高止まりの状況が続いているところでございます。  このような状況の中、市といたしましては、施設内設備の消毒の徹底やワクチン未接種の方への積極的な接種のお願いなど、独自にリーフレットを作成し、広報るもい9月号に折り込みを行ったほか、市内公共施設に掲示するなど、市民や事業者の皆様に周知をしてきたところでございます。  新型コロナウイルス感染症の重症化を予防するため実施している4回目のワクチン接種につきましては、3回目のワクチン接種から5か月が経過された60歳以上の高齢者を対象に7月11日から接種を開始し、8月28日現在、対象者8,754人に対し5,938人が接種し、接種率67.8%となっており、国や北海道の接種状況を上回っているところでございます。  また、基礎疾患を有する方、医師から重症化リスクが高いと認められた方、医療従事者などの対象者への接種につきましては、これまで、938人に接種をしているところでございます。  4回目のワクチン接種が順調に進んだことから、8月31日には保健福祉センターはーとふるでの集団接種を終了しましたが、希望する方が接種を受けられるよう、引き続き、市内民間医療機関において個別接種を実施しているところでございます。  なお、国からは、オミクロン株に対応したワクチンの接種を検討しているとの説明があったことから、市といたしましても、国の動向を注視しながら、方針が示された際には迅速に接種を実施することができるよう、関係機関と調整や連携を図り、準備を進めているところでございます。  新型コロナウイルス感染症に関連した経済対策事業につきましては、留萌市プレミアム商品券発行事業として、全ての市内参加店舗で使用できるプレミアム率30%の「もえトクプレミアム商品券」と、主に市内資本による地元事業者のみで使用できるプレミアム率50%の「プレミアムデラックス商品券」、さらに、市外在住者市内参加店舗で使用できるプレミアム率20%の「プレミアム商品券」を発行し、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、原油価格や物価の高騰により停滞する市内経済の活性化と市民生活の支援に取り組んでまいります。  市では、商品券の使用期間となる10月17日から令和5年1月22日までの間に、これら全ての商品券が市内に循環することで、5億円を超える額の還流を見込んでおります。
     市民や事業者の皆様におかれましては、普段から正しいマスクの着用、こまめな手洗いや手指消毒、人と人との距離の確保など、基本的な感染防止行動の実践に御理解と御協力をお願いするとともに、新型コロナウイルスは誰もが感染する可能性がありますので、引き続き、感染症を正しく御理解いただき、誹謗中傷などが行われることのないよう、冷静な判断と思いやりのある行動をお願いいたします。  以上、新型コロナウイルス感染症対応状況についての報告とさせていただきます。  二つ目に、JR留萌本線の廃止について。  JR留萌本線につきましては、平成28年11月に北海道旅客鉄道株式会社JR北海道)が、「当社単独では維持することが困難な線区」として公表して以来、平成30年3月には、北海道が北海道交通政策総合指針を公表、平成30年6月には、JR北海道が「経営再生の見通し(案)」を公表し、平成30年7月には、JR北海道国土交通大臣から、事業の適切かつ健全な運営に関する監督命令を受けたところでございます。  このような経過を踏まえまして、JR留萌本線の存続の可能性について、平成30年5月に深川市、秩父別町、沼田町及び留萌市におけるJR留萌本線沿線自治体会議を設置し、実務者会議を含め、これまで協議を重ねてきたところでございます。  そのような中、本年7月21日にJR北海道から鉄道事業廃止に向けた最終提案を受けたことから、各沿線自治体において、住民説明会等を開催しながら対応を協議し、去る8月30日に本市にて開催されました第9回JR留萌本線沿線自治体会議におきまして、沿線自治体の2市2町の各首長とJR北海道綿貫代表取締役社長がそれぞれ、「留萌線 鉄道事業廃止に係る合意書」を取り交わすに至ったものでございます。  基本的な合意事項につきましては、一つ目に「石狩沼田・留萌間は令和5年3月末まで運行し廃止する」、二つ目に「深川・石狩沼田間は令和8年3月末まで運行し廃止する」、三つ目に「深川・石狩沼田間の運行費用と折返設備の費用はJR北海道が全額負担する」、四つ目に「JR北海道は代替交通への支援を路線廃止から最大18年分行う」、五つ目に「JR北海道は各沿線自治体に対し7,000万円のまちづくり支援を行う」ことに加えまして、代替交通の確保や支援の方法、鉄道施設や用地の処理等につきましては、沿線自治体に十分な支援措置がなされるよう今後も継続的な協議を行い、速やかに覚書を締結するといった内容でございます。  顧みますと、留萌本線は、明治43年の開通以来、112年にわたる歴史があり、留萌港への石炭や木材、海産物の輸送や地域住民の交通手段となり、地域発展のための礎となってきたわけでありますが、この間、漁業・水産加工業の衰退、国鉄民営化、景気後退に起因した企業の撤退、国の出先機関の統廃合、北海道の支庁制度見直しなど、沿線地域の人口減少が進み、昭和62年には国鉄羽幌線が廃止、平成28年には留萌・増毛間が廃止となるなど、鉄道の利用者数についても減少の一途をたどってきたものと考えております。  地域の発展とともに歩み刻んできたこの鉄路が留萌管内から姿を消すこととなり、私自身も一抹の寂しさを覚えるところではございますが、沿線自治体として最終合意したことを踏まえ、本市といたしまして、まずは、利便性の高い代替交通の確保や廃線イベントの開催を検討するとともに、将来的に、道の駅るもいと一体となった駅周辺のにぎわい創出に向けた新たな公共施設整備などに取り組んでまいりますので、御理解を賜りますよう、お願い申し上げます。  以上、留萌本線の鉄道事業廃止に係る合意についての報告とさせていただきます。 ○議長(小野敏雄君) 以上で行政報告を終わります。  ──────────────────────── △日程3 委員会調査報告 ○議長(小野敏雄君) 日程3、委員会調査報告を行います。  閉会中に、第1常任委員会による委員会調査が実施され、委員長から報告書が提出されております。  第1常任委員会の報告を求めます。  第1常任委員長。 ◎第1常任委員長(村山ゆかり君) (登壇)第1常任委員会行政視察報告を行います。  令和4年7月14日、留萌市観光グランドデザインの策定を踏まえ、株式会社モンベルと連携したアウトドア拠点整備としての先進地である高知県本山町モンベルアウトドアヴィレッジ本山を、全委員7名が視察しました。  人口3,307人の本山町は、四国の中央に位置する好立地であること、高速道路からのアクセスのよさを生かし、自然資源を活用したアウトドア体験や自然環境を活用した「全町アウトドアの里づくり」を進めており、アウトドア総合メーカー株式会社モンベルの監修を受けた施設としてアウトドアヴィレッジ本山を整備し、年間6万人超の観光誘致を目指していました。  施設には、ビジターセンター棟、モンベルストア、レストラン棟シャワー棟温浴施設棟コテージ棟団体宿泊棟があり、総事業費は8億5,961万2,000円、財源は、過疎対策事業債、高知県交付金が主で、本山町の負担は7%ということでした。  本山町が施設整備全般を担い、株式会社モンベルへの指定管理による施設運営となっています。  留萌市が展開する場合、施設整備に係る予算、運営経費など、慎重に調査・検討し、持続可能な施設運営を見据えることが重要と考えます。  「アウトドアの里づくり」が始動していることは、川を生かした各種体験が大きな力となっており、留萌市でのアウトドア展開には実績が乏しいですが、海をキーワードとしたアクティビティーの充実が必要不可欠と考えました。  観光グランドデザインが机上の構想にならないためにも、地元住民のアウトドア体験を積極的に展開していくことが大切だと実感しました。  施設利用においては、モンベルアウトドアヴィレッジ本山がオープンした翌年から、新型コロナウイルス感染症拡大による影響が出たものの、コテージの利用は順調、しかし、温浴施設とレストランが低迷、当初は観光客ばかりでなく、地元住民の利用を期待しておりましたが、特に温浴施設は利用者が少なく、気軽に利用できる憩いの場づくりが課題となっていました。  ただ、大人数に対応できるようシャワー台数を設置することで合宿などにも対応できていることは、参考にしたいところでした。  また、廃校舎を利活用した団体宿泊施設体育館研修施設は、合宿や修学旅行などに活用され、トレーニングルームも設置し、地域住民の健康維持・増進に利用されていました。  また、近郊の修学旅行にも利用され、地元の魅力再発見につながっていたことは大いに参考としたいところでした。  さらに、本山町がパートナーとして株式会社モンベル社員と連携し、しっかりと事業を進めていること、「株式会社モンベルには会員が100万人いるので、株式会社モンベルのブランド、集客力を生かさない手はない」ということも言われ、留萌の観光振興に大きな期待を感じました。  大きな課題と感じたのは、地元住民の利用が少ないことから、住民の交流と憩いの場づくりに力を入れたいと話していたことでした。  観光客にスポットを当てつつも、地元市民が愛せる施設を目指したいと思いました。  また、留萌市職員担当者のみならず、オール留萌でつくり上げていくことが大切であることを実感しました。  以上、第1常任委員会行政視察報告といたします。 ○議長(小野敏雄君) 以上で、委員会調査報告を終わります。 ──────────────────────── △日程4 認定第1号から日程6 認定第3号 ○議長(小野敏雄君) 日程4、認定第1号 令和3年度留萌市各会計歳入歳出決算の認定について、日程5、認定第2号 令和3年度留萌市水道事業会計決算の認定について、日程6、認定第3号 令和3年度留萌市病院事業会計決算の認定について、以上3件を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(渡辺剛彦君) (登壇)日程4、認定第1号 令和3年度留萌市各会計歳入歳出決算のうち、一般会計の決算につきまして御説明を申し上げます。  令和3年度各会計歳入歳出決算書により御説明させていただきます。  決算書の1ページをお開きいただきたいと思います。  一般会計におきましては、予算現額が165億4,842万円となったところであり、これにつきましては、当初予算額137億7,286万1,000円に、新型コロナウイルス感染症対策関連予算を中心に24億1,009万6,000円を補正し、令和2年度からの繰越し事業費3億6,546万3,000円を合わせたものであります。  この予算額に対しまして、歳入決算額は164億1,646万6,844円、歳出決算額は158億3,153万3,460円であります。  次に、6ページをお開きいただきたいと思います。  下段に記載しておりますとおり、歳入歳出差引き額5億8,493万3,384円のうち、翌年度に繰り越すべき財源が1,246万4,700円ありますので、実質、5億7,246万8,684円の黒字決算となったところであります。  この黒字の主な要因といたしまして、歳入では地方消費税交付金で約4,600万円のほか、市税や法人事業税交付金などにおいて予算額を上回って収入しており、歳出では生活保護や障害自立支援児童扶養手当、保育実施などに係る扶助費で約1億2,200万円、除雪関連経費で約1億4,600万円の不用額が生じたほか、新型コロナウイルス感染症対策関連事業などにおきましても、不用額が生じたことによるものであります。  なお、この黒字額には、生活保護などの扶助費や新型コロナウイルス感染症対策関連事業に対する国や北海道の支出金の精算として、令和4年度に返還を予定しています金額約1億円が含まれております。  それでは、歳入の概略につきまして御説明させていただきますので、3ページをお開きいただきたいと思います。  3ページと4ページにありますとおり、歳入の調定額合計164億9,290万8,407円に対し、収入済額164億1,646万6,844円、不納欠損額1,509万3,908円、収入未済額6,134万7,655円であります。  令和2年度決算と比較しまして、8億1,700万3,161円の減額となっておりますが、その主な増減内訳といたしましては、地方交付税で約6億1,500万円、留萌市応援寄附金で約2億8,800万円増加となった一方、新型コロナウイルス感染症対策関連の交付金など、国庫支出金で約13億3,100万円の減となっております。  次に、歳出の概略につきまして御説明させていただきますので、5ページをお開きいただきたいと思います。  5ページと6ページにありますとおり、予算現額165億4,842万円に対し、支出済額158億3,153万3,460円、翌年度繰越額1億3,525万6,700円、不用額5億8,162万9,840円であります。  令和2年度決算と比較して、11億986万3,926円の減額となっておりますが、その主な増減内訳といたしましては、特別定額給付金給付事業約20億6,500万円の減など、新型コロナウイルス感染症対策関連事業全体で約15億2,500万円、留萌中学校整備事業の終了に伴い約4億1,100万円が減となったほか、屋内交流・遊戯施設「ちゃいるも」の建設など、道の駅るもい整備事業で約5億2,000万円、留萌市応援寄附金の増加に伴う返礼品や留萌市応援基金への積立金など、ふるさと応援推進事業で約3億2,600万円の増となっております。  決算額の詳細につきましては、24ページから71ページまでの歳入歳出決算事項別明細書に記載しております。  また、各基金の運用の状況を示す書類といたしまして、118ページに各基金運用状況を記載しておりますので、御審議の参考にしていただきたいと思います。  なお、健全化判断比率や第2期留萌市中期財政計画における財政規律の状況など、本市の財政運営の状況や各会計の事業ごとの予算執行結果をまとめました各会計に係る施策の実績報告書のほか、第6次留萌市総合計画に関連します主要施策に関する実績報告書、施策評価結果、施策別事務事業一覧につきましては、御審議の参考資料として、別に提出させていただいております。  留萌市では、令和3年度から令和7年度までの第2期留萌市中期財政計画に取り組んでおり、第1期計画より引き継いだ五つの財政規律に基づき、健全で持続可能な財政運営を進めていくこととしております。  第2期留萌市中期財政計画の初年度であります令和3年度決算における五つの財政規律の状況につきましては、連結実質赤字比率は黒字を維持、実質公債比率は最終年度に設定している目標値の達成に向けて前年度の比率から改善が図られており、将来負担比率につきましても、前年度の比率から改善し引き続き目標値を下回っているところであります。  一方、市債発行額につきましては、投資事業など単年度の発行目安であります9億円に対して1,880万円上回る結果となりましたが、今後、主要となる公共施設の整備や更新が控えていることから、これらベースとなる市債について、計画期間内で発行総額以内となるよう、財政運営を進めてまいりたいと考えているところでございます。  また、財政調整基金の残高につきましては13億7,628万円となり、前年度と比較して1億4,497万円増加しましたが、目標であります標準財政規模の20%に対しては、2億558万2,000円下回ったところであります。  長期化する新型コロナウイルス感染症ウクライナ情勢などの影響により、世界的に原油価格をはじめとした物価高騰が続いており、先行きの不透明感が増し、市民生活への影響も懸念されております。  留萌市といたしましては、国の動向等も注視しながら、引き続きワクチン接種をはじめとする感染症予防対策や、地域経済対策等の施策を着実に実施していくとともに、第2期留萌市中期財政計画の財政規律に基づき、健全で持続可能な財政運営を進めてまいりたいと考えております。  以上、認定第1号 令和3年度留萌市一般会計決算の説明とさせていただきますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(小野敏雄君) 市民健康部長。 ◎市民健康部長(向井智仁君) (登壇)日程4、認定第1号のうち、令和3年度留萌市国民健康保険事業特別会計の決算状況につきまして、御説明申し上げます。  令和3年度各会計歳入歳出決算書の8ページから9ページに記載されております。  歳入歳出ともに当初予算額19億6,890万3,000円に3,710万4,000円を増額補正し、最終予算額は20億600万7,000円となったところであります。  この予算額に対しまして、歳入決算額は19億9,061万5,171円、歳出決算額は19億6,517万4,603円となり、歳入歳出差引き2,544万568円の残額をもちまして、決算を終了したところであります。  この残額につきましては、翌年度繰越金となります。  決算額の詳細につきましては、73ページから80ページまでの歳入歳出事項別明細書に記載しております。  また、令和3年度の主な施策の成果につきましては、御手元に配付しております令和3年度各会計に係る施策の実績報告書の136ページから152ページに記載されておりますので、御審議の参考としていただきたいと思います。  以上、簡単ではございますが、令和3年度留萌市国民健康保険事業特別会計の決算状況につきまして御説明申し上げましたので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。  続きまして、令和3年度留萌市後期高齢者医療事業特別会計の決算状況につきまして、御説明申し上げます。  令和3年度各会計歳入歳出決算書の11ページから12ページまでに記載しております。  歳入歳出ともに当初予算額3億8,177万7,000円から216万2,000円を減額補正し、最終予算額は3億7,961万5,000円となったところであります。  この予算額に対しまして、歳入決算額は3億7,540万5,553円、歳出決算額は3億7,460万2,353円となり、歳入歳出差引き80万3,200円の残額をもちまして、決算を終了したところであります。  この残額につきましては、翌年度繰越金となります。  決算額の詳細につきましては、82ページから85ページまでの歳入歳出事項別明細書に記載しております。  また、令和3年度の主な施策の成果につきましては、御手元に配付しております令和3年度各会計に係る施策の実績報告書の154ページから160ページに記載されておりますので、御審議の参考にしていただきたいと思います。  以上、簡単ではございますが、令和3年度留萌市後期高齢者医療事業特別会計の決算状況につきまして御説明申し上げましたので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。  続きまして、令和3年度留萌市介護保険事業特別会計の決算状況につきまして、御説明申し上げます。  令和3年度各会計歳入歳出決算書の14ページから15ページまでに記載されております。  歳入歳出ともに、当初予算額21億9,495万7,000円に5,942万2,000円を増額補正し、最終予算額は22億5,437万9,000円となったところであります。  この予算額に対しまして、歳入決算額は22億7,418万7,479円、歳出決算額は21億9,596万3,561円となり、歳入歳出差引き7,822万3,918円の残額をもちまして、決算を終了したところであります。  この残額につきましては、翌年度繰越金となります。  決算額の詳細につきましては、87ページから96ページまでの歳入歳出事項別明細書に記載しております。  また、令和3年度の主な施策の成果につきましては、御手元に配付しております各会計に係る施策の実績報告書の162ページから180ページに記載されておりますので、御審議の参考にしていただきたいと思います。  以上、簡単ではございますが、令和3年度留萌市介護保険事業特別会計の決算状況につきまして御説明申し上げましたので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(小野敏雄君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(海野聡君) (登壇)日程4、認定第1号のうち、令和3年度留萌市港湾事業特別会計の決算状況につきまして、御説明を申し上げます。  令和3年度各会計歳入歳出決算書17ページ及び18ページに記載されております、当初予算額1億4,452万5,000円に368万5,000円を増額補正し、最終予算額は1億4,821万円となったところであります。  この予算額に対しまして、歳入決算額歳出決算額ともに1億4,551万2,709円となり、同額をもって決算を終了したところでございます。  決算額の詳細につきましては、歳入歳出事項別明細書98ページ及び99ページに記載しております。  また、令和3年度の主な施策の成果につきましては、御手元に配付しております令和3年度各会計に係る施策の実績報告書の181ページから187ページまでに記載しておりますので、お開き願います。  留萌港の現況についてでございますが、令和3年の留萌港外国貿易実績の取扱輸入貨物量につきましては23万2,299トンと、前年と比較いたしまして8万6,001トン、27%の減少となったところでございます。  主な要因といたしましては、奈井江火力発電所休止の影響や王子マテリア株式会社名寄工場の閉鎖に伴い取扱量が制限されたことから、石炭の取扱貨物量が21万30トンとなり、前年と比較いたしまして7万7,940トンの減少となったところでございます。  また、前年は取扱いがなかった取扱輸出貨物量につきましては2,773トンとなり、前年と比較いたしまして、皆増となったところでございます。  要因といたしましては、前年は取扱いのなかった道産材でございますが、ウッドショック等の影響により需要が増加いたしまして、当該年度は中国に向けた輸出1件の実績となったところでございます。
     港湾事業特別会計といたしましては、港湾施設の維持や引船運行事業、船舶給水事業、施設用地及び小麦倉庫など、港湾の利活用中心の事業を進めているところでございますが、今後も留萌港の利活用促進に向け、積極的なポートセールスなどに努めてまいります。以上、簡単ではございますが、令和3年度留萌市港湾事業特別会計決算状況の説明とさせていただきますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(小野敏雄君) 都市環境部長。 ◎都市環境部長(大和俊賢君) (登壇)日程4、認定第1号のうち、令和3年度留萌市下水道事業特別会計の決算状況につきまして御説明申し上げます。  令和3年度各会計歳入歳出決算書20ページ及び21ページに記載されております。  歳入歳出とも当初予算額18億9,233万6,000円、繰越明許1億3100万円、合計20億2,333万6,000円から2億6,695万8,000円を減額補正し、最終予算額は17億5,637万8,000円となったところでございます。  この予算額に対しまして、歳入歳出決算額はともに17億4,167万4,501円となり、同額をもって決算を終了したところでございます。  決算額の詳細につきましては、101ページから104ページまでの歳入歳出事項別明細書に記載されております。  ここで、令和3年度末の水洗化普及事業の状況について、簡単に御説明申し上げます。  令和3年度末の供用開始区域内人口は1万7,136人で、そのうち水洗化人口は1万4,923人となり、下水道普及率は87.9%、供用開始区域内の水洗化率は87.1%となったところでございます。  令和3年度における主な施策の成果につきましては、御手元に配付しております各会計に係る施策の実績報告書の189ページから201ページに記載されておりますので、御審議の参考にしていただきたいと思います。  以上、簡単ではございますが、令和3年度留萌市下水道事業特別会計の決算状況につきまして御説明申し上げましたので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。  次に、日程5、認定第2号 令和3年度留萌市水道事業会計の決算状況につきまして、御説明申し上げます。  留萌市水道事業会計決算書2ページの、令和3年度留萌市水道事業決算報告書をお開き願います。  初めに、収益的収入及び支出につきまして、御説明申し上げます。  収入につきましては、第1款水道事業収益は最終予算額5億9,500万9,000円に対しまして決算額は5億9,507万967円となり、6万1,967円の増収となったところでございます。  収入の内訳といたしましては、第1項の営業収益の決算額が5億4,616万7,508円で、予算額に対しまして45万1,508円の増収となったところでございます。  第2項営業外収益の決算額は4,823万9,438円で、予算額に対しまして38万9,562円の減収となったところでございます。  第3項特別利益の決算額は66万4,021円で、予算額に対しまして21円の増収となったところでございます。  支出につきましては、第1款水道事業費用は最終予算額5億3,056万8,000円に対しまして決算額は5億1,750万5,928円となり、1,306万2,072円の不用額が生じたところでございます。  支出の内訳といたしましては、第1項営業費用の決算額が4億7,173万551円で、予算額に対しまして405万1,449円の不用額が生じました。  第2項営業外費用の決算額は4,577万5,377円で、予算額に対しまして101万623円の不用額が生じたところでございます。  第3項特別損失につきましては支出はなく、不用額500万円が生じたところでございます。  第4項予備費につきましては充当がなく、不用額300万円が生じたところでございます。  続きまして、3ページの資本的収入及び支出につきまして、御説明申し上げます。  収入につきましては、第1款資本的収入は最終予算額4億5,288万6,000円に対しまして決算額は4億4,811万8,761円となり、476万7,239円の減収となったところでございます。  収入の内訳といたしましては、第1項企業債の決算額は4億170万円であり、水道事業債でございます。  第2項他会計出資金の決算額は2,643万2,600円で、水道管路耐震化事業などに伴う一般会計からの繰入金でございます。  第3項他会計負担金の決算額は157万3,000円で、消火栓更新に伴うものであります。  第4項国庫補助金は、見晴通関連の補助対象事業が未実施となったため、収入はありませんでした。  第5項補償金の決算額は1,839万3,482円で、見晴通道路整備事業に伴う水道管移設による北海道からの負担金であります。  第6項固定資産売却代金の決算額は1万9,679円で、見晴通道路整備事業に伴う土地の売却代金であります。  支出につきましては、第1款資本的支出は最終予算額6億9,718万1,000円に対しまして決算額は6億9,515万6,374円で、202万4,626円の不用額が生じたところでございます。  支出の内訳といたしましては、第1項建設改良費の決算額は4億3,768万4,972円で、配水管網整備事業、配水施設整備事業、浄水場整備更新事業及び幌糠地区上水道整備事業であります。  第2項企業債償還金の決算額は2億5,747万1,402円となっております。  第3項予備費につきましては、補正にて全額減額しております。  なお、資本的収入額が資本的支出額に対しまして不足する額2億4,703万7,613円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額3,819万5,288円、当年度分損益勘定留保資金1億7,187万2,271円及び減債積立金取崩額3,697万54円をもって補填したところでございます。  収益的収支及び資本的収支の決算内容につきまして御説明申し上げましたが、5ページの損益計算書右下段に示してあるとおり、3,741万4,945円が当年度分純利益として計上されたことにより、これに前年度繰越利益剰余金7億3,554万5,709円を加え、その他未処分利益剰余金変動額5,196万6,435円を除いた当年度未処分利益剰余金は、7億2,099万4,219円となったところでございます。  以上、令和3年度の決算につきましてそれぞれ関係資料を添えて説明させていただきましたが、水道事業は、有収水量が減少し続ける中、老朽化した施設の更新や地震などによる自然災害対策など、多くの課題を抱えております。  今後とも安定した経営基盤を確立し、水道事業の安定供給に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(小野敏雄君) 病院事務部長。 ◎病院事務部長(島田泰美君) (登壇)日程6、認定第3号 令和3年度留萌市病院事業会計決算の状況につきまして、御説明申し上げます。  決算書の2ページ、決算報告書をお開きください。  初めに、収益的収入及び支出について御説明申し上げます。  まず、収入でございますが、第1款病院事業収益は、最終予算額63億4,755万3,000円に対しまして決算額は64億2,814万210円で、8,058万7,210円の増収となったところでございます。  内訳といたしましては、第1項医業収益の決算額は42億1,421万998円で、予算額に対し7,873万6,998円の増収となったところでございますが、これは新型コロナウイルス感染症の冬季間の感染拡大などを考慮し、患者数を抑制して業務の予定量を補正したところですが、見込みより落ち込みが少なかったことに伴う診療収益の増収が主な要因でございます。  第2項医業外収益の決算額は21億7,858万4,400円で、予算額に対し110万7,400円の増収となったところでございます。  第3項特別利益の決算額は3,534万4,812円で、予算額に対し74万2,812円の増収となったところでございます。  一方、支出でございますが、第1款病院事業費用は、最終予算額62億2,390万4,000円に対しまして決算額は60億3,393万2,135円となりまして、1億8,997万1,865円が不用額となったところでございます。  内訳といたしましては、第1項医業費用の決算額は58億2,572万2,491円で、予算額に対し1億8,281万1,146円が不用額となったところでございますが、これは、職員給与費の減や、医薬材料費の減及び診療委託料、医療用機械リースなどの経費の減が主な要因でございます。  第2項医業外費用の決算額は2億390万6,284円で、予算額に対し668万9,383円が不用額となったところでございます。  第3項特別損失の決算額は430万3,360円で、予算額に対し13万1,440円が不用額となったところでございます。  第4項予備費につきましては、予算額33万9,896円が不用額となったところでございます。  続きまして、3ページをお開きください。  資本的収入及び支出について御説明申し上げます。  まず、収入でございますが、第1款資本的収入は、最終予算額7億8,871万2,000円に対しまして決算額は7億8,688万3,771円で、182万8,229円の減収となったところでございます。  収入の内訳といたしましては、第1項企業債の決算額は1億4,230万円で、これは、医療機械整備事業債及び附帯施設整備事業債でございます。  第2項他会計出資金の決算額は2億6,416万8,000円で、これは、病院建設事業債元金償還に係る一般会計からの繰入金でございます。  第3項他会計補助及び負担金の決算額は1億453万1,000円で、これは、医療用機械整備事業債元金償還に係る一般会計からの負担金及び新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源とした一般会計からの補助金でございます。  第4項固定資産売却代金の決算額は、75万871円で、これは、旧医師住宅用地売却代金でございます。  第5項貸付金償還金の決算額は120万円で、これは修学資金貸付金等の返還金でございます。  第6項寄附金は、本年度は実績がございません。  第7項補助金の決算額は2億7,393万3,900円で、これは、施設設備整備に伴う新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金及び財団助成金でございます。  一方、支出でございますが、第1款資本的支出は、最終予算額10億3,320万9,000円に対しまして決算額は10億2,855万3,110円で、465万5,890円が不用額となったところでございます。  内訳といたしましては、第1項建設改良費の決算額は4億2,834万9,200円で、これは医療用機械の更新、自動火災報知機の更新及び新型コロナウイルス感染症患者に対する診断、治療、病棟の感染防止等に使用する医療用機械や設備などの整備費でございます。  第2項企業債償還金の決算額は5億6,426万8,110円でございます。  第3項投資の決算額は3,593万5,800円で、これは修学資金貸付金でございます。  第4項予備費につきましては、予算額100万円全額不用額となったところでございます。  なお、この結果発生する資本的収支不足額2億4,166万9,339円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び、当年度分損益勘定留保資金で補填しております。  以上が、収益的収支及び資本的収支の決算内容でございますが、5ページの損益計算書にお示ししておりますように、当年度は3億9,179万283円の純利益を計上したところでございます。  また、8ページの貸借対照表にお示ししておりますように、項目2流動資産の合計が15億9,658万7,399円となり、項目5流動負債の合計14億1,503万8,432円から翌年度償還の企業債5億6,274万5,701円を除いて算出する年度末の資金残高は7億4,429万4,618円となったところでございます。  以上、令和3年度病院事業会計決算の状況の説明といたしますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小野敏雄君) この際、監査委員の審査報告を求めます。  監査委員。 ◎監査委員(益田克己君) (登壇)令和3年度決算審査報告。  ただいま説明のありました令和3年度留萌市一般会計、各特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況並びに水道事業会計及び病院事業会計決算について審査いたしましたので、その結果を御報告申し上げます。  まず、一般会計及び特別会計の決算審査は、所定の方式に基づき、去る7月8日から8月23日までの間に執行いたしました。  各会計歳入歳出決算書及び附属書類は、いずれも法定の様式を備え、表示された計数は、関係部局が所管する諸帳簿と照合したところ、適正に算定されており、予算の執行につきましても良好と認められました。  また、基金運用状況につきましては、奨学基金、母子福祉修学基金の定額資金を運用するために設けられた基金の運用実績について、基金運用状況調書により総括的な審査を行ったほか、関係帳簿、証書類を審査した結果、各基金はそれぞれ適正に運用されており、また、計数についても正確に表示されていると認められました。  次に、水道事業及び病院事業会計の決算審査につきましては、6月1日から8月23日までの間に執行いたしました。  決算報告書及び財務諸表が両事業の経営内容及び財務状況を適正に表示しているかどうかを検証するため、関係帳簿、証書類との照合検算を行ったほか、必要と認める審査手続を実施したところ、決算報告書、財務諸表に表示された計数は正確であり、両事業の経営成績及び財務状況が適正に表示されていると認められました。  また、決算書などは関係法令に正しく準拠し、企業会計の諸原則を遵守した公正妥当な会計処理によって作成されていることが認められました。  なお、細部につきましては、審査意見書を提出しておりますので御覧いただきたいと存じます。  以上、簡単でございますが審査結果の報告といたします。 ○議長(小野敏雄君) お諮りいたします。  認定第1号から第3号までの3件は、議員選出の監査委員を除いた全議員によって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに審査を付託したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野敏雄君) 御異議なしと認めます。  したがって、そのように決定いたしました。 ──────────────────────── △日程7 報告第18号及び日程8 報告第19号 ○議長(小野敏雄君) 日程7、報告第18号 令和3年度留萌市の健全化判断比率の報告について、日程8、報告第19号 令和3年度留萌市の資金不足比率の報告について、以上2件を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(渡辺剛彦君) (登壇)日程7、報告第18号 令和3年度留萌市の健全化判断比率の報告について、御説明を申し上げます。  本報告は、令和3年度決算に基づく健全化判断比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定に基づき報告するものであります。  実質赤字比率は、一般会計決算が黒字決算となり、赤字額がないことから該当しておりません。  連結実質赤字比率は、留萌市全体で黒字となっていることから該当しておりません。  実質公債費比率は10.9%と健全水準であります。  中期財政計画の規律に基づいた地方債の発行を進めてきたことから元利償還金が減少し、比率は前年度に対して1.6ポイント改善しております。  将来負担比率は35.0%と健全水準であります。
     地方債の発行の抑制による地方債残高の減少や、基金残高の増加に伴い、比率は前年度と比較して21.3ポイント改善しております。  引き続き、日程8、報告第19号 令和3年度留萌市の資金不足比率の報告について、御説明を申し上げます。  本報告は、公営企業会計の令和3年度決算に基づく資金不足比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定に基づき、報告するものであります。  港湾事業特別会計、下水道事業特別会計、水道事業会計、病院事業会計の全ての会計において、資金不足がないことから該当しておりません。  以上、報告第18号及び第19号の説明とさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(小野敏雄君) この際、監査委員の審査報告を求めます。  監査委員。 ◎監査委員(益田克己君) (登壇)健全化判断比率及び資金不足比率審査報告。  ただいま報告がありました令和3年度留萌市健全化判断比率及び資金不足比率につきまして審査いたしましたので、その結果を御報告申し上げます。  この審査は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、市長から提出された健全化判断比率資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として、去る8月18日から8月23日までの間に執行いたしました。  その結果、まず、健全化判断比率につきまして、令和3年度の決算数値に基づき算定された実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の各指標及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、法令等に従って行われており、いずれも適正に作成されているものと認められました。  また、資金不足比率につきましても、令和3年度の決算数値に基づき算定された資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められました。  なお、細部につきましては、審査意見書の中でお示ししてありますので、御覧いただきたいと存じます。  以上、簡単でございますが審査結果の報告といたします。 ○議長(小野敏雄君) 質疑に入ります。   〔発言する者なし〕 ○議長(小野敏雄君) 特に発言がなければ、報告第18号及び第19号の2件はいずれも了とすることに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野敏雄君) 御異議なしと認めます。  したがって、そのように決定いたしました。 ──────────────────────── △日程9 報告第20号 ○議長(小野敏雄君) 日程9、報告第20号 専決処分の報告について(損害賠償について)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  市民健康部長。 ◎市民健康部長(向井智仁君) (登壇)日程9、報告第20号 専決処分の報告について(損害賠償について)、御説明申し上げます。  本件は、令和4年4月14日午後2時50分頃、留萌市東雲町2丁目のアパート居住者への新生児訪問終了後、職場に戻る際、運転していた公用車の前面がそのアパートの外壁に接触し、装飾金具とサイディング等を破損させたものであります。  このたび、破損した部分の修理費である11万4,000円を、アパートの所有者である北都物産株式会社に支払うものとして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、議会の議決により指定された市長において専決処分することのできる事項により、令和4年7月13日をもって専決処分し、同日、示談書を取り交わしましたので、同条第2項の規定により御報告申し上げるものでございます。  なお、損害賠償金につきましては、全国市有物件災害共済会より全額補填されるものであります。  市といたしましては、これまでも公用車運転に携わる職員に対して、安全運転の励行と事故防止に努めるよう指導してきたところでございますが、今後につきましては、より一層徹底した安全運転への指導に取り組むなど、再発防止に努めてまいります。  以上、報告第20号の説明とさせていただきます。 ○議長(小野敏雄君) 質疑に入ります。   〔発言する者なし〕 ○議長(小野敏雄君) 特に発言がなければ、報告第20号は了とすることに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野敏雄君) 御異議なしと認めます。  したがって、そのように決定いたしました。 ─────────────────────── △休会の議決 ○議長(小野敏雄君) お諮りいたします。  各自議案調査及び委員会審査のため、明日7日から11日までの5日間並びに13日及び15日は休会にしたいと思いますが御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野敏雄君) 御異議なしと認めます。  したがって、そのように決定いたしました。 ─────────────────────── △散会宣告 ○議長(小野敏雄君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。             午前11時14分散会 ───────────────────────    地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。       令和  年  月  日         留萌市議会議長   小  野  敏  雄         署 名 議 員   芳  賀  博  康         署 名 議 員   燕     昌  克...